JP2000072652A - 納豆菌化粧料 - Google Patents
納豆菌化粧料Info
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- JP2000072652A JP2000072652A JP10274221A JP27422198A JP2000072652A JP 2000072652 A JP2000072652 A JP 2000072652A JP 10274221 A JP10274221 A JP 10274221A JP 27422198 A JP27422198 A JP 27422198A JP 2000072652 A JP2000072652 A JP 2000072652A
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- JP
- Japan
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- skin
- cosmetic
- natto
- bacillus natto
- extract
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】近来、日本女性の多くは食生活、生活環境の変
化によって、肌荒れ・くすみが生じやすい、老化が早ま
るなどの状態が多くなっている。このような事情のもと
で本発明の目的は、納豆菌のもとで生成される納豆エキ
ス配合の化粧料をを提供することによって問題の解決を
はかるものである。 【構成】本発明における構成成分は、ダイズを発酵させ
て納豆を作るときに納豆菌から分泌された各種の酵素を
含み、構成的にはグルタミン酸のポリペプチドと果糖の
ポリマーの混合物からなる納豆エキスを含む。
化によって、肌荒れ・くすみが生じやすい、老化が早ま
るなどの状態が多くなっている。このような事情のもと
で本発明の目的は、納豆菌のもとで生成される納豆エキ
ス配合の化粧料をを提供することによって問題の解決を
はかるものである。 【構成】本発明における構成成分は、ダイズを発酵させ
て納豆を作るときに納豆菌から分泌された各種の酵素を
含み、構成的にはグルタミン酸のポリペプチドと果糖の
ポリマーの混合物からなる納豆エキスを含む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、様々な原因によって生
ずる肌荒れやくすみを改善し、若々しくみずみずしい美
肌効果をもつ化粧料を提供するものである。
ずる肌荒れやくすみを改善し、若々しくみずみずしい美
肌効果をもつ化粧料を提供するものである。
【０００２】
【発明の背景】近来、日本では男女平等の意識の広がり
と共に、社会生活も変化し、野外スポーツへの女子の参
加の機会も多くなっており、それに伴って女性が皮膚の
トラブルなど身体的に順応しきれない状況も発生してい
る。食や生活環境の変化によって、皮膚は傷つきやすく
肌荒れや、くすみ等の発生原因となっている。日本化粧
品工業連合会のコスメチックレポートによると、日本人
女性の「皮膚のくすみ・肌荒れ」についての意識調査に
おいて、８０％の人が「肌のくすみ・肌荒れ」を感じた
と報告されており、このことは前記の生活環境の変化の
影響が現代の日本女性にとっていかに大きいかを物語っ
ている。特に最近では若い女性のスポーツ熱の高揚によ
り日光紫外線の被射の機会が多く、加えて西洋食偏重の
食生活定着化に伴う過剰な脂肪分の摂取により体内過酸
化脂質が増加するなど、肌荒れ、くすみ、老化の原因と
なる外的環境が普遍化している。このような状況下にお
ける化粧料の役割はますます大きくなりつつあり、様々
な原因によって起こる肌荒れ、くすみ、老化等の改善に
十分答えうる化粧料の提起が待たれるところである。
と共に、社会生活も変化し、野外スポーツへの女子の参
加の機会も多くなっており、それに伴って女性が皮膚の
トラブルなど身体的に順応しきれない状況も発生してい
る。食や生活環境の変化によって、皮膚は傷つきやすく
肌荒れや、くすみ等の発生原因となっている。日本化粧
品工業連合会のコスメチックレポートによると、日本人
女性の「皮膚のくすみ・肌荒れ」についての意識調査に
おいて、８０％の人が「肌のくすみ・肌荒れ」を感じた
と報告されており、このことは前記の生活環境の変化の
影響が現代の日本女性にとっていかに大きいかを物語っ
ている。特に最近では若い女性のスポーツ熱の高揚によ
り日光紫外線の被射の機会が多く、加えて西洋食偏重の
食生活定着化に伴う過剰な脂肪分の摂取により体内過酸
化脂質が増加するなど、肌荒れ、くすみ、老化の原因と
なる外的環境が普遍化している。このような状況下にお
ける化粧料の役割はますます大きくなりつつあり、様々
な原因によって起こる肌荒れ、くすみ、老化等の改善に
十分答えうる化粧料の提起が待たれるところである。
【０００３】
【従来の技術】従来、多くの植物成分が美肌、整肌のた
めの化粧料成分として用いられてきた。しかし、身近な
存在である納豆の製造過程の中で重要な要素である納豆
菌の働きに注目し、化粧料としたものはなかった。
めの化粧料成分として用いられてきた。しかし、身近な
存在である納豆の製造過程の中で重要な要素である納豆
菌の働きに注目し、化粧料としたものはなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の事情に鑑み本発明
者は、鋭意研究を重ねたところ、納豆エキス精製の課程
で重要な働きをする納豆菌にそのポイントがあることを
知り、この発明をなすに至った。
者は、鋭意研究を重ねたところ、納豆エキス精製の課程
で重要な働きをする納豆菌にそのポイントがあることを
知り、この発明をなすに至った。
【０００５】本発明の納豆エキスは、ダイズ（Ｇｌｙｃ
ｉｎｅ ｍａｘ ｍｅｒｒｉｌｌ）の種子を納豆菌（Ｂ
ａｃｉｌｌｕｓ ｎａｔｔｏ ｓａｗａｍｕｒａ）で発
酵して作った納豆の２０％エタノール溶液エキスに無水
エタノールを加えて析出する塊状粘質物を１０％エタノ
ール溶液に分散させることにより得られる。
ｉｎｅ ｍａｘ ｍｅｒｒｉｌｌ）の種子を納豆菌（Ｂ
ａｃｉｌｌｕｓ ｎａｔｔｏ ｓａｗａｍｕｒａ）で発
酵して作った納豆の２０％エタノール溶液エキスに無水
エタノールを加えて析出する塊状粘質物を１０％エタノ
ール溶液に分散させることにより得られる。
【０００６】
【発明の構成】本発明における納豆エキスはダイズを発
酵させて納豆を作るときに納豆菌から分泌された各種の
酵素を含み、構成的にはグルタミン酸のポリペプチドと
果糖のポリマーの混合物からなる。
酵させて納豆を作るときに納豆菌から分泌された各種の
酵素を含み、構成的にはグルタミン酸のポリペプチドと
果糖のポリマーの混合物からなる。
【０００７】本発明においては、化粧料組成物としての
納豆エキス０．００１〜１０％，好ましくは０．０１〜
１％の構成比をもって配合される。また、本発明におい
て適用する化粧料としては、クリーム、化粧水、乳液の
ほか化粧料としての剤形如何を問わない。
納豆エキス０．００１〜１０％，好ましくは０．０１〜
１％の構成比をもって配合される。また、本発明におい
て適用する化粧料としては、クリーム、化粧水、乳液の
ほか化粧料としての剤形如何を問わない。
【０００８】
【発明の効果】このようにして得られた本発明の化粧料
は、肌荒れ、肌のくすみに対して顕著な改善の効果を示
すとともに若々しくみずみずしい肌にするなどの効果を
有する。
は、肌荒れ、肌のくすみに対して顕著な改善の効果を示
すとともに若々しくみずみずしい肌にするなどの効果を
有する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の化粧料がクリームとして用い
られた場合の実施例を次に示す。ただし、これは単なる
例示であり、この発明がこれらによって限定されるもの
ではない。
られた場合の実施例を次に示す。ただし、これは単なる
例示であり、この発明がこれらによって限定されるもの
ではない。
【００１０】実施例１ 納豆エキス ０．１ ステアリン酸 ５．０ ベヘニールアルコール ２．０ サンソフト ３．０ 流パラ ５．０ Ｔ．Ｏ．Ｇ． １０．０ ＮＩＫＫＯＬ ０．５ パラベン ０．１ シリコーンＴＳＦ ０．５ イーミックス ０．４ エコーガム ５．０ カンゾウエキス ０．１ フェノキシエタノール ０．３ 精製水 ５９．０
【００１１】（実施例の使用効果）日常、肌荒れ、くす
み、しみのある女性２０名を選んでこのクリームを一日
２回朝と就寝前に使用してもらい、１ヶ月後にその効果
について調査した。試験結果を表１に示す。
み、しみのある女性２０名を選んでこのクリームを一日
２回朝と就寝前に使用してもらい、１ヶ月後にその効果
について調査した。試験結果を表１に示す。
【００１２】評価基準は症状の程度に応じて次の５段階
に分け、改善度は使用前後の評価段階の上昇の程度によ
り判断し、表２に示した。
に分け、改善度は使用前後の評価段階の上昇の程度によ
り判断し、表２に示した。
【００１３】（評価基準） 肌荒れ ５．皮膚の色がくらく沈んだように見えて化粧がのらな
い。 ４．皮膚につやがなくて化粧のりもあまりよくない。 ３．皮膚のつやは特に良くも悪くもない。 ２．皮膚の色つやも化粧のりもよくなってきた。 １．皮膚にはりがみえ、顔の色が明るくなり化粧のりも
よく、よくのびる。 くすみ ５．肌や顔全体に暗くクスミが広がってはっきりと見え
る。 ４．肌や顔にハリがなく、ところどころがくぼんで暗く
クスミがある。 ３．顔、特に目の周りにクスミが残っているのが気がか
りな状態。 ２．目の周りや顔の所々にクスミがあるがよく見ないと
分からない。 １．肌や顔にクスミはほとんど見えない。
い。 ４．皮膚につやがなくて化粧のりもあまりよくない。 ３．皮膚のつやは特に良くも悪くもない。 ２．皮膚の色つやも化粧のりもよくなってきた。 １．皮膚にはりがみえ、顔の色が明るくなり化粧のりも
よく、よくのびる。 くすみ ５．肌や顔全体に暗くクスミが広がってはっきりと見え
る。 ４．肌や顔にハリがなく、ところどころがくぼんで暗く
クスミがある。 ３．顔、特に目の周りにクスミが残っているのが気がか
りな状態。 ２．目の周りや顔の所々にクスミがあるがよく見ないと
分からない。 １．肌や顔にクスミはほとんど見えない。
【００１４】
【実施例における発明の効果】以上の実施例でも明らか
なごとく、本発明による納豆エキスを必須成分として配
合した化粧料は、肌荒れ肌のくすみ等の改善に顕著な効
果を奏するものである。
なごとく、本発明による納豆エキスを必須成分として配
合した化粧料は、肌荒れ肌のくすみ等の改善に顕著な効
果を奏するものである。
Claims (2)
- 【請求項１】納豆菌による蛋白質分解物を含有する納豆
エキスを必須成分として配合してなる納豆菌化粧料。 - 【請求項２】前記納豆エキスが納豆菌から分泌された各
種の酵素を含み、構成的にグルタミン酸のポリペプチド
と果糖のポリマーの混合物を含む成分である請求項１の
化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10274221A JP2000072652A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 納豆菌化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10274221A JP2000072652A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 納豆菌化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000072652A true JP2000072652A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17538722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10274221A Pending JP2000072652A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 納豆菌化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000072652A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002080862A1 (fr) * | 2001-04-06 | 2002-10-17 | Toyo Hakko Co., Ltd. | Materiaux cosmetiques et leur procede de production |
| KR100425015B1 (ko) * | 2001-08-29 | 2004-03-27 | 윤성순 | 콩을 발효한 유산균 영양식의 제조방법 |
| KR100776441B1 (ko) | 2006-02-15 | 2007-11-28 | 이진희 | 메주의 용도와 미용팩용 파우더 및 이를 이용한 미용팩용화장료 조성물 |
| KR100810006B1 (ko) | 2004-02-06 | 2008-03-07 | 오중산 | 대두 발효 추출물 및 이를 함유하는 화장료 조성물 |
| US7887851B2 (en) * | 2004-06-07 | 2011-02-15 | Kao Corporation | Aromatase activator |
| WO2014041703A1 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | 高野 友梨 | コラーゲン産生促進懸濁液の製造方法 |
| US8927236B2 (en) | 2006-02-03 | 2015-01-06 | Kochi University | Process for producing poly-γ-glutamic acid having high optical purity |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP10274221A patent/JP2000072652A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002080862A1 (fr) * | 2001-04-06 | 2002-10-17 | Toyo Hakko Co., Ltd. | Materiaux cosmetiques et leur procede de production |
| JPWO2002080862A1 (ja) * | 2001-04-06 | 2004-07-29 | 株式会社東洋発酵 | 美容化粧品素材及びその製造方法 |
| KR100425015B1 (ko) * | 2001-08-29 | 2004-03-27 | 윤성순 | 콩을 발효한 유산균 영양식의 제조방법 |
| KR100810006B1 (ko) | 2004-02-06 | 2008-03-07 | 오중산 | 대두 발효 추출물 및 이를 함유하는 화장료 조성물 |
| US7887851B2 (en) * | 2004-06-07 | 2011-02-15 | Kao Corporation | Aromatase activator |
| US9222079B2 (en) | 2004-06-07 | 2015-12-29 | Kao Corporation | Aromatase activator |
| US8927236B2 (en) | 2006-02-03 | 2015-01-06 | Kochi University | Process for producing poly-γ-glutamic acid having high optical purity |
| KR100776441B1 (ko) | 2006-02-15 | 2007-11-28 | 이진희 | 메주의 용도와 미용팩용 파우더 및 이를 이용한 미용팩용화장료 조성물 |
| WO2014041703A1 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | 高野 友梨 | コラーゲン産生促進懸濁液の製造方法 |
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