JP2000072364A - エレベータかごの敷居 - Google Patents
エレベータかごの敷居Info
- Publication number
- JP2000072364A JP2000072364A JP10241905A JP24190598A JP2000072364A JP 2000072364 A JP2000072364 A JP 2000072364A JP 10241905 A JP10241905 A JP 10241905A JP 24190598 A JP24190598 A JP 24190598A JP 2000072364 A JP2000072364 A JP 2000072364A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sill
- car
- door
- elevator car
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータかごの敷居の交換時において、か
ご敷居全てを交換するのではなく部分交換を可能にし、
かつかご敷居製作時間を短くし安価でコスト面に優れた
エレベータかごの敷居を提供する。 【解決手段】 エレベータかごの敷居を、ドアの開閉移
動ストローク全長にわたり複数の分割した角材を並列に
配列し床部に取付けた複数の支持部材により前記角材を
固定したことによりドアの案内溝を構成した。 【効果】 エレベータかごの敷居の交換時において、か
ご敷居全てを交換するのではなく部分交換を可能にし、
交換作業時間も大幅に短縮でき、かつかご敷居製作時に
おいても、製作が容易で安価にすることができ、以上に
より大幅に原価低減を図ることができるという効果があ
る。
ご敷居全てを交換するのではなく部分交換を可能にし、
かつかご敷居製作時間を短くし安価でコスト面に優れた
エレベータかごの敷居を提供する。 【解決手段】 エレベータかごの敷居を、ドアの開閉移
動ストローク全長にわたり複数の分割した角材を並列に
配列し床部に取付けた複数の支持部材により前記角材を
固定したことによりドアの案内溝を構成した。 【効果】 エレベータかごの敷居の交換時において、か
ご敷居全てを交換するのではなく部分交換を可能にし、
交換作業時間も大幅に短縮でき、かつかご敷居製作時に
おいても、製作が容易で安価にすることができ、以上に
より大幅に原価低減を図ることができるという効果があ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータかごの
敷居に関する。
敷居に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータかごの敷居は、図3に
示すようなものがある。図3はエレベータかご出入口の
敷居部断面図を示す。
示すようなものがある。図3はエレベータかご出入口の
敷居部断面図を示す。
【0003】エレベータかご出入口は、かごドア11が
上端部を図示しないドアハンガー装置と下端部をドアシ
ュー12により支持されて開閉駆動可能に設けられてい
る。このかごドア11の下端部に設けられたドアシュー
12を案内すべく敷居13がかご床枠14の前面部に取
付けボルト15により取付けられている。この敷居13
を取付けたことによる床面14aの段差を、高さ調整用
耐水ベニヤ16および床タイル17等で調整していた。
上端部を図示しないドアハンガー装置と下端部をドアシ
ュー12により支持されて開閉駆動可能に設けられてい
る。このかごドア11の下端部に設けられたドアシュー
12を案内すべく敷居13がかご床枠14の前面部に取
付けボルト15により取付けられている。この敷居13
を取付けたことによる床面14aの段差を、高さ調整用
耐水ベニヤ16および床タイル17等で調整していた。
【0004】前記敷居13は、一般にアルミニウム押出
し型材、またはステンレスの切削加工によりなる一体構
造品であった。
し型材、またはステンレスの切削加工によりなる一体構
造品であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エレベータ
のかご敷居は荷物の運搬および乗客の乗降等で破損およ
び傷が付き交換が必要となる場合がある。従来かご敷居
交換時においては、かご敷居が一体構造であるため部分
的に傷が付いた場合においても全て交換が必要でありコ
ストが割り高となり、かつ交換作業時間も多大に発生し
ていた。また製作においても、かご敷居はアルミニウム
やステンレス材の切削加工品または押出し型材であり製
作時間が多大にかかっているという問題点があった。
のかご敷居は荷物の運搬および乗客の乗降等で破損およ
び傷が付き交換が必要となる場合がある。従来かご敷居
交換時においては、かご敷居が一体構造であるため部分
的に傷が付いた場合においても全て交換が必要でありコ
ストが割り高となり、かつ交換作業時間も多大に発生し
ていた。また製作においても、かご敷居はアルミニウム
やステンレス材の切削加工品または押出し型材であり製
作時間が多大にかかっているという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、エレベータかごの敷居の
交換時において、かご敷居全てを交換するのではなく部
分交換を可能にし、かつかご敷居製作時間を短くし安価
でコスト面に優れたエレベータかごの敷居を提供するこ
とにある。
交換時において、かご敷居全てを交換するのではなく部
分交換を可能にし、かつかご敷居製作時間を短くし安価
でコスト面に優れたエレベータかごの敷居を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、エレベータかごの床前面側に支持部材を介
してかご敷居を取付け、前記かごの出入口ドアの下端部
を案内するエレベータかごの敷居において、前記かご敷
居を、ドアの開閉移動ストローク全長にわたり複数の分
割した角材を並列に配列するとともに、床部に取付けた
複数の支持部材により前記角材を固定する構成としたも
のである。
するために、エレベータかごの床前面側に支持部材を介
してかご敷居を取付け、前記かごの出入口ドアの下端部
を案内するエレベータかごの敷居において、前記かご敷
居を、ドアの開閉移動ストローク全長にわたり複数の分
割した角材を並列に配列するとともに、床部に取付けた
複数の支持部材により前記角材を固定する構成としたも
のである。
【0008】前記の如く本発明によるエレベータかごの
敷居は、ドアの開閉移動ストローク全長にわたり複数の
分割した角材を並列に配列したことからなる分割構造と
されていることから、荷物の運搬および乗客の乗降等で
部分的に破損および傷が付いた場合、破損部のみの交換
が可能となる。さらに交換作業時間も破損部のみの交換
であるため大幅に軽減できる。またかご敷居製作におい
ても角材としたため製作が容易で安価にすることができ
る。
敷居は、ドアの開閉移動ストローク全長にわたり複数の
分割した角材を並列に配列したことからなる分割構造と
されていることから、荷物の運搬および乗客の乗降等で
部分的に破損および傷が付いた場合、破損部のみの交換
が可能となる。さらに交換作業時間も破損部のみの交換
であるため大幅に軽減できる。またかご敷居製作におい
ても角材としたため製作が容易で安価にすることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
により説明する。
【0010】図1は本発明の一実施形態によるエレベー
タかごの敷居を示す分解斜視図、図2はエレベータかご
の敷居部断面図である。
タかごの敷居を示す分解斜視図、図2はエレベータかご
の敷居部断面図である。
【0011】図1において、エレベータかご床部は、か
ご床枠4の上面に高さ調整用耐水ベニヤ6とタイル7等
が貼付けられている。こうしたエレベータかごの床枠4
の前面側には、タイル7と面一となる高さでかご敷居3
a、3b、3cが水平に間口方向に長く設けられてい
る。このかご敷居3a、3b、3cは図示しない出入口
ドアの開閉移動ストローク全長分の長さとなるもので長
手方向で3分割構造とした角材を並列に配列した構成と
されている。
ご床枠4の上面に高さ調整用耐水ベニヤ6とタイル7等
が貼付けられている。こうしたエレベータかごの床枠4
の前面側には、タイル7と面一となる高さでかご敷居3
a、3b、3cが水平に間口方向に長く設けられてい
る。このかご敷居3a、3b、3cは図示しない出入口
ドアの開閉移動ストローク全長分の長さとなるもので長
手方向で3分割構造とした角材を並列に配列した構成と
されている。
【0012】またこうした分割構造のかご敷居3a、3
b、3cの下部に、かご敷居支持部材5を、かご敷居3
a、3b、3cと垂直方向に複数配列し取付けボルト8
と取付けナット9にてかご床枠4に固定されている。こ
のかご敷居支持部材5により前記のかご敷居3a、3
b、3cを並列に配列し図示しない出入口ドアシュー可
動時の案内溝ができるよう取付けボルト10により固定
する構成となっている。
b、3cの下部に、かご敷居支持部材5を、かご敷居3
a、3b、3cと垂直方向に複数配列し取付けボルト8
と取付けナット9にてかご床枠4に固定されている。こ
のかご敷居支持部材5により前記のかご敷居3a、3
b、3cを並列に配列し図示しない出入口ドアシュー可
動時の案内溝ができるよう取付けボルト10により固定
する構成となっている。
【0013】一般にエレベータかごの敷居は、乗場から
の荷物の運搬および乗客の乗降等で先端部のかご敷居3
aが破損する場合が多く、このかご敷居3aのみが破損
した場合上記構成としたことにより取付けボルト10の
取外しのみで破損部のかご敷居3aの脱着ができる。こ
れにより破損部のかご敷居3aのみを新製品と交換しか
ご敷居3b、3cは既設品の流用が可能となる。
の荷物の運搬および乗客の乗降等で先端部のかご敷居3
aが破損する場合が多く、このかご敷居3aのみが破損
した場合上記構成としたことにより取付けボルト10の
取外しのみで破損部のかご敷居3aの脱着ができる。こ
れにより破損部のかご敷居3aのみを新製品と交換しか
ご敷居3b、3cは既設品の流用が可能となる。
【0014】このように本実施形態では部分交換が可能
となり交換作業時間も大幅に短縮できる。さらに、かご
敷居製作時においても角材としたため製作が容易で安価
にすることができる。
となり交換作業時間も大幅に短縮できる。さらに、かご
敷居製作時においても角材としたため製作が容易で安価
にすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればエ
レベータかごの敷居の交換時において、かご敷居全てを
交換するのではなく部分交換を可能にし、交換作業時間
も大幅に短縮でき、かつかご敷居製作時においても、製
作が容易で安価にすることができる。以上により大幅に
原価低減を図ることができる。
レベータかごの敷居の交換時において、かご敷居全てを
交換するのではなく部分交換を可能にし、交換作業時間
も大幅に短縮でき、かつかご敷居製作時においても、製
作が容易で安価にすることができる。以上により大幅に
原価低減を図ることができる。
【図1】本発明の一実施形態によるエレベータかごの敷
居を示す分解斜視図である。
居を示す分解斜視図である。
【図2】図1のエレベータかごの敷居部断面図である。
【図3】従来のエレベータかご出入口の敷居部断面図を
示す。
示す。
【符号の説明】 3a、3b、3c かごの敷居 4 床枠 5 かご敷居支持部材 6 耐水ベニヤ 7 タイル 8 取付けボルト 9 取付けナット 10 取付けボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベータかごの床前面側に支持部材を
介してかご敷居を取付け、前記かごの出入口ドアの下端
部を案内するエレベータかごの敷居において、前記かご
敷居を、ドアの開閉移動ストローク全長にわたり複数の
分割した角材を並列に配列するとともに、床部に取付け
た複数の支持部材により前記角材を固定してドアの案内
溝とすることを特徴とするエレベータかごの敷居。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10241905A JP2000072364A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | エレベータかごの敷居 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10241905A JP2000072364A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | エレベータかごの敷居 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000072364A true JP2000072364A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17081306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10241905A Pending JP2000072364A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | エレベータかごの敷居 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000072364A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011011903A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-20 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの敷居装置 |
CN103879868A (zh) * | 2014-03-13 | 2014-06-25 | 苏州市华威电梯部件有限公司 | 一种货梯三槽铁地坎 |
JP2015048206A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗りかごのリニューアル方法 |
-
1998
- 1998-08-27 JP JP10241905A patent/JP2000072364A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011011903A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-20 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの敷居装置 |
JP2015048206A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗りかごのリニューアル方法 |
CN103879868A (zh) * | 2014-03-13 | 2014-06-25 | 苏州市华威电梯部件有限公司 | 一种货梯三槽铁地坎 |
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