JP2000072343A - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

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JP2000072343A
JP2000072343A JP24703298A JP24703298A JP2000072343A JP 2000072343 A JP2000072343 A JP 2000072343A JP 24703298 A JP24703298 A JP 24703298A JP 24703298 A JP24703298 A JP 24703298A JP 2000072343 A JP2000072343 A JP 2000072343A
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JP24703298A
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Sueo Okabe
季生 岡部
Toshiaki Ishii
敏昭 石井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数のかごの全てを終端階に停止
させるとともに、輸送効率を向上させることを目的とす
るものである。 【解決手段】 循環路31の上昇用及び下降用昇降路3
2,33内に、かご30A〜30Fを支持して昇降され
る複数のかご輸送台38A〜38D,42A〜42Dを
設けた。これらのかご輸送台38A〜38D,42A〜
42Dのかご支持部は、支持位置と非支持位置との間で
往復動可能とし、かご支持部が非支持位置にあるときに
は、かご輸送台38A〜38D,42A〜42Dが昇降
路32,33内でかご30A〜30Fとすれ違えるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、昇降路内に複数
のかごが設けられているエレベータ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、小さい昇降路スペースで輸送力を
高めるため、1つの昇降路内に複数のかごを配置する方
法が提案されている。図9は例えば特開平7−1727
16号公報に示された従来のワンシャフトマルチカー方
式のエレベータ装置を示す構成図である。図において、
3台の巻上機3a〜3cの綱車4a〜4c及びそらせ車
5a〜5cには、それぞれ主索2a〜2cが巻き掛けら
れている。
【0003】主索2a〜2cの一端部には、それぞれか
ご1a〜1cが吊り下げられている。主索2a〜2cの
他端部には、それぞれ釣合重り6a〜6cが吊り下げら
れている。かご1a〜1c及び釣合重り6a〜6cは、
巻上機3a〜3cの駆動力により昇降路7内を昇降され
る。
【0004】次に、図10は例えば特開平9−1651
49号公報に示された従来のダブルデッキ方式のエレベ
ータ装置を示す構成図である。第1のダブルデッキフレ
ーム11は、第1の巻上機12により下部昇降路13内
を昇降される。第2のダブルデッキフレーム14は、第
2の巻上機15により中間昇降路16内を昇降される。
第3のダブルデッキフレーム17は、第3の巻上機18
により上部昇降路19内を昇降される。
【0005】中間昇降路16の下端部は、下部昇降路1
3の上端部に隣接している。上部昇降路19の下端部
は、中間昇降路16の上端部に隣接している。第1のか
ご21は、ダブルデッキフレーム11,14,17の上
部に搭載され、昇降路13,16,19内を昇降され
る。また、第2のかご22は、ダブルデッキフレーム1
1,14,17の下部に搭載され、昇降路13,16,
19内を昇降される。
【0006】また、第1及び第2のかご21,22は、
下部昇降路13と中間昇降路16との連通部、及び中間
昇降路16と上部昇降路19との連通部において、押圧
装置23a〜23hにより押圧されることにより、第1
及び第2のダブルデッキフレーム11,14間、及び第
2及び第3のダブルデッキフレーム14,17間で移動
される。即ち、第1及び第2のかご21,22は、ダブ
ルデッキフレーム11,14,17を乗り換えることに
より、3つの昇降路13,16,19内を昇降される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9に示された従来の
エレベータ装置においては、上下の終端階で3台のかご
1a〜1cが重なるので、最上部の終端階にはかご1a
しか停止できず、最下部の終端階にはかご1cしか停止
できない。このため、例えばかご1a,1bの乗客は、
最下部の終端階まで何らかの手段で移動する必要があっ
た。また、これを避けるためには、昇降路7を上下に延
ばして余計なスペースを確保する必要があった。
【0008】また、例えばかご1cが上昇されていると
きには、かご1aを下降させることができない(すれ違
いができない)ため、その分だけ輸送効率が低下してし
まう。さらに、昇降路7内に配置されたかご1a〜1
c、主索2a〜2c及び釣合重り6a〜6cが相互に干
渉するのを避けるように、レイアウトを工夫する必要が
あり、実際には3台以上のかご1a〜1cの設置は困難
であった。
【0009】さらにまた、図10に示された従来のエレ
ベータ装置においても、第1のかご21が最下階に停止
できず、第2のかご22が最上階に停止できず、これら
を可能とするためには、下部昇降路13を下方へ延長し
上部昇降路19を上方へ延長する必要があった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、複数のかごの
全てを終端階に停止させることができるとともに、輸送
効率を向上させることができるエレベータ装置を得るこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るエ
レベータ装置は、昇降路と、この昇降路内に設けられ、
かつかご支持部をそれぞれ有しており、昇降路に沿って
昇降される複数のかご輸送台と、これらのかご輸送台に
支持されて昇降路内を昇降される複数台のかごとを備
え、各かご支持部は、かごの垂直投影面内に突出してか
ごを支持する支持位置と、垂直投影面外へ退没した非支
持位置との間で往復動可能になっており、かご支持部が
非支持位置にあるときには、かご輸送台が昇降路内でか
ごとすれ違い可能になっているものである。
【0012】請求項2の発明に係るエレベータ装置は、
上昇用昇降路、下降用昇降路、上昇用昇降路と下降用昇
降路とを連通する上部連絡路、及び上部連絡路の下方で
上昇用昇降路と下降用昇降路とを連通する下部連絡路を
有する循環路と、上昇用及び下降用昇降路内にそれぞれ
設けられ、かつかご支持部をそれぞれ有しており、上昇
用昇降路に沿って上昇されるとともに、下降用昇降路に
沿って下降される複数のかご輸送台と、これらのかご輸
送台に支持されて上昇用昇降路内を上昇されるととも
に、下降用昇降路内を下降される複数台のかごと、上部
連絡路に沿ってかごを移送する上部移送装置と、下部連
絡路に沿ってかごを移送する下部移送装置とを備え、各
かご支持部は、かごの垂直投影面内に突出してかごを支
持する支持位置と、垂直投影面外へ退没した非支持位置
との間で往復動可能になっており、かご支持部が非支持
位置にあるときには、かご輸送台が上昇用及び下降用昇
降路内でかごとすれ違い可能になっているものである。
【0013】請求項3の発明に係るエレベータ装置は、
かごの重心位置を中心とした対称の位置でかごを支持す
るようにかご輸送台を配置したものである。
【0014】請求項4の発明に係るエレベータ装置は、
上部移送装置をクレーン装置で構成したものである。
【0015】請求項5の発明に係るエレベータ装置は、
下部移送装置を自動走行台車で構成したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるエ
レベータ装置を示す構成図、図2は図1のII−II線
断面図である。図において、循環路31は、垂直に延び
る上昇用昇降路32、この上昇用昇降路32に平行な下
降用昇降路33、上昇用昇降路32の上部と下降用昇降
路33の上部とを連通する上部連絡路34、及び上昇用
昇降路32の下部と下降用昇降路33の下部とを連通す
る下部連絡路35から構成されている。
【0017】上昇用昇降路32及び下降用昇降路33に
は、それぞれ最上階乗場32a,33aと最下階乗場3
2b,33bとが設けられている。第1ないし第6のか
ご30A〜30Fは、循環路31に沿って図1の反時計
回りで循環される。
【0018】上昇用昇降路32の上部には、上昇用昇降
路32に沿ってかご30A〜30Fを上昇させるための
第1ないし第4の上昇側巻上機36A〜36Dが設置さ
れている。上昇用巻上機36A〜36Dのシーブには、
それぞれロープ37A〜37Dが巻き掛けられている。
【0019】ロープ37A〜37Dの一端部には、かご
30A〜30Fを支持するかご輸送台38A〜38Dが
吊り下げられ、ロープ37A〜37Dの他端部には、釣
合重り39A〜39Dが吊り下げられている。図1で
は、かご30Aがかご輸送台38A,38Dにより支持
され、かご30Fがかご輸送台38B,38Cにより支
持されている。上昇用昇降路33内には、かご輸送台3
8A〜38D及び釣合重り39A〜39Dの昇降を案内
する複数の輸送台用ガイドレール47及び複数の重り用
ガイドレール48が設置されている。
【0020】下降用昇降路33の上部には、下降用昇降
路33に沿ってかご30A〜30Fを下降させるための
第1ないし第4の下降側巻上機40A〜40Dが設置さ
れている。下降用巻上機40A〜40Dのシーブには、
それぞれロープ41A〜41Dが巻き掛けられている。
【0021】ロープ41A〜41Dの一端部には、かご
30A〜30Fを支持するかご輸送台42A〜42Dが
吊り下げられ、ロープ41A〜41Dの他端部には、釣
合重り43A〜43Dが吊り下げられている。図1で
は、かご30Cがかご輸送台42A,42Dにより支持
され、かご30Dがかご輸送台42B,42Cにより支
持されている。下降用昇降路33内には、図2と同様
に、かご輸送台42A〜42D及び釣合重り43A〜4
3Dの昇降を案内する複数の輸送台用ガイドレール47
及び複数の重り用ガイドレール48が設置されている。
【0022】かご輸送台38A〜38D,42A〜42
Dは、図2に示すように、かご30A〜30Fの重心位
置Gを中心とした対称の位置でかご30A〜30Fを支
持するように配置されている。従って、かご輸送台38
A〜38D,42A〜42Dによりかご30A〜30F
が安定して支持される。
【0023】上部連絡路34には、上部連絡路34に沿
ってかご30A〜30Fを移送する上部移送装置として
のクレーン装置44が設けられている。クレーン装置4
4は、上部連絡路34に沿って設置されているレール4
5と、かご30A〜30Fの上部の吊り輪30aに係合
してか30A〜30Fを吊り下げレール45に沿って移
動する複数のフック46とを有している。
【0024】下部連絡路35には、下部連絡路35に沿
ってかご30A〜30Fを移送する下部移送装置として
の自動走行台車49が設けられている。
【0025】図3は図1の第1のかご30Aを示す正面
図である。全てのかご輸送台38A〜38D,42A〜
42Dには、かご30A〜30Fを支持するかご支持部
51がそれぞれ設けられている。各かご支持部51は、
昇降路32,33内に位置するかご30A〜30Fの垂
直投影面内に突出してかご30A〜30Fの枠30bに
係合する支持位置と、垂直投影面外へ退没した非支持位
置との間で往復動可能になっている。かご支持部51が
非支持位置にあるときには、かご輸送台38A〜38
D,42A〜42Dが昇降路32,33内でかご30A
〜30Fとすれ違い可能になっている。
【0026】図4は図3のかご輸送台38Dを示す構成
図、図5は図4のかご支持部51が非支持位置にある状
態を示す構成図であるが、他のかご輸送台38A〜38
C,42A〜42Dの構造もこれと同様である。かご輸
送台38Dは、輸送台枠52と、この輸送台枠52にロ
ープ37Dを接続するためのロープ接続部53と、輸送
台枠52内に設けられているモータ54と、このモータ
54により回転されるねじ棒55と、輸送台枠52に出
没可能に設けられているかご支持部51とを有してい
る。
【0027】かご支持部51には、ねじ棒55が螺着さ
れるねじ穴51aが設けられている。モータ54により
ねじ棒55が回転されると、かご支持部51が前進又は
後退され、図4に示す支持位置と図5に示す非支持位置
との間で移動される。
【0028】図6は図3のかご輸送台38A,38Dの
昇降速度の制御方法を示す説明図である。かご輸送台3
8A,38Dを昇降させる巻上機36A,36Dは、制
御装置61A,61Dにより制御される。巻上機36
A,36Dには、シーブの回転速度を検出するエンコー
ダ等の速度検出器62A,62Dが設けられており、こ
れら速度検出器62A,62Dからの検出信号は、制御
装置61A,61Dにフィードバックされる。
【0029】制御装置61A,61Dには、制御装置6
3から同一の速度信号が送られており、巻上機36A,
36Dは、それらのシーブが同一速度で回転するように
制御されている。かご輸送台38B,38C、かご輸送
台42A,42D及びかご輸送台42B,42Cの昇降
速度についても同様に制御される。
【0030】次に、動作について説明する。かご30A
〜30Fのうち、例えばかご30Aは、かご輸送台38
A,38Dに支持され、巻上機36A,36Dにより上
昇用昇降路32内を最上階乗場32aまで上昇される。
この後、クレーン装置44のフック46が吊り輪30a
に係合され、かご輸送台38A,38Dのかご支持部5
1が非支持位置まで移動される。
【0031】フック46に吊り下げられたかご30A
は、クレーン装置44により上部連絡路34に沿って下
降用昇降路33の最上部まで移送される。この後、かご
輸送台42A,42D又は42B,42Cによりかご3
0Aが支持され、フック46の吊り輪30aへの係合が
解除される。
【0032】この後、かご30Aは、巻上機40A,4
0D又は40B,40Cにより下降用昇降路33内を最
下階乗場33bまで下降される。次に、かご30Aは、
自動走行台車49上に受け渡され、自動走行台車49に
より上昇用昇降路32の最下部まで移送される。そし
て、かご輸送台38A,38D又は38B,38Cによ
り上昇用昇降路32内を上昇される。
【0033】このように、かご30Aは、循環路31内
を循環される。他のかご30B〜30Fについても、か
ご30Aと同方向に循環路31内を循環される。
【0034】また、例えばかご輸送台38A,38Dの
かご支持部51は、かご30Aがクレーン装置44に受
け渡された後、非支持位置に退没されるため、かご輸送
台38A,38Dは、図7に示すように、上昇用昇降路
32内に位置するかご30Fとすれ違って最下部まで移
動させ、次のかご30Eを受けることができる。他のか
ご輸送台38B,C,42A〜42Dについても、かご
支持部51が非支持位置にあるときには、昇降路32,
33内でかご30A〜30Fと干渉せずにすれ違うこと
ができる。
【0035】従って、循環路31内に配置された6台の
かご30A〜30Fをスムーズに循環させることがで
き、例えばかご30Aが上昇用昇降路32内を上昇して
いるときに、下降用昇降路33に沿ってかご30Cを下
降させることもでき、乗客の輸送効率を向上させること
ができる。また、かご30A〜30Fは、循環路31内
を循環されるため、全てのかご30A〜30Fを最上階
乗場32a,33a及び最下階乗場32b,33bにそ
れぞれ停止させることができる。
【0036】さらに、各かご輸送台38A〜38D,4
2A〜42Dを昇降させるシステムか垂直投影面内で互
いに重ならないように配置されているため、互いに干渉
することがなく、レイアウトが容易である。さらにま
た、かご30A〜30Fがそれぞれ独立して移動される
ため、輸送効率を向上させることができる。
【0037】実施の形態2.なお、実施の形態1では、
上昇用昇降路32及び下降用昇降路33にそれぞれ2組
ずつのかご輸送台を設けたが、例えば図8に示すよう
に、かご輸送台38E,38Fを追加して3組としても
よく、かごの台数をさらに増加させて、輸送効率を向上
させることができる。
【0038】また、実施の形態1では、循環路31に沿
ってかごを循環させたが、1本の昇降路に沿ってかごを
昇降させるものにもこの発明は適用でき、かご輸送台が
かごとすれ違い可能であるため、例えば昇降路の上下に
かごを待機させるスペースを設けておき、2組のかご輸
送台により3台以上のかごを効率よく昇降させることが
できる。
【0039】さらに、実施の形態1では、上部移送装置
としてクレーン装置44を、下部移送装置として自動走
行台車を示したが、上部及び下部移送装置はこれらに限
定されるものではない。また、かご30A〜30Fは、
循環路31に沿って時計回りに循環するものであっもよ
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
エレベータ装置は、かごを支持して昇降される複数のか
ご輸送台を昇降路内に設け、これらのかご輸送台のかご
支持部を支持位置と非支持位置との間で往復動可能と
し、かご支持部が非支持位置にあるときには、かご輸送
台が昇降路内でかごとすれ違えるようにしたので、複数
のかごの全てを終端階に停止させることができるととも
に、輸送効率を向上させることができる。
【0041】請求項2の発明のエレベータ装置は、複数
台のかごを循環路に沿って循環させるようにし、上昇用
及び下降用昇降路内には、かごを支持して昇降される複
数のかご輸送台を設け、これらのかご輸送台のかご支持
部を支持位置と非支持位置との間で往復動可能とし、か
ご支持部が非支持位置にあるときには、かご輸送台が昇
降路内でかごとすれ違えるようにしたので、複数のかご
の全てを終端階に停止させることができるとともに、輸
送効率を向上させることができる。
【0042】請求項3の発明のエレベータ装置は、かご
の重心位置を中心とした対称の位置でかごを支持するよ
うにかご輸送台を配置したので、かごを安定して昇降さ
せることができる。
【0043】請求項4の発明のエレベータ装置は、上部
移送装置をクレーン装置で構成したので、簡単な構成で
上部連絡路に沿ってかごを移送することができる。
【0044】請求項5の発明のエレベータ装置は、下部
移送装置を自動走行台車で構成したので、簡単な構成で
下部連絡路に沿ってかごを移送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエレベータ装
置を示す構成図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1の第1のかごを示す正面図である。
【図4】 図3のかご輸送台を示す構成図である。
【図5】 図4のかご支持部が非支持位置にある状態を
示す構成図である。
【図6】 図3のかご輸送台の昇降速度の制御方法を示
す説明図である。
【図7】 図2の1組のかご輸送台がかごとすれ違う状
態を示す平面図である。
【図8】 この発明の実施の形態2によるエレベータ装
置の要部を示す平面図である。
【図9】 従来のワンシャフトマルチカー方式のエレベ
ータ装置の一例を示す構成図である。
【図10】 従来のダブルデッキ方式のエレベータ装置
の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
30A〜30F かご、31 循環路、32 上昇用昇
降路、33 下降用昇降路、34 上部連絡路、35
下部連絡路、38A〜38F,42A〜42Dかご輸送
台、44 クレーン装置、49 自動走行台車、51
かご支持部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路と、 この昇降路内に設けられ、かつかご支持部をそれぞれ有
    しており、上記昇降路に沿って昇降される複数のかご輸
    送台と、 これらのかご輸送台に支持されて上記昇降路内を昇降さ
    れる複数台のかごとを備え、上記各かご支持部は、上記
    かごの垂直投影面内に突出して上記かごを支持する支持
    位置と、上記垂直投影面外へ退没した非支持位置との間
    で往復動可能になっており、上記かご支持部が上記非支
    持位置にあるときには、上記かご輸送台が上記昇降路内
    で上記かごとすれ違い可能であることを特徴とするエレ
    ベータ装置。
  2. 【請求項2】 上昇用昇降路、下降用昇降路、上記上昇
    用昇降路と上記下降用昇降路とを連通する上部連絡路、
    及び上記上部連絡路の下方で上記上昇用昇降路と上記下
    降用昇降路とを連通する下部連絡路を有する循環路と、 上記上昇用及び下降用昇降路内にそれぞれ設けられ、か
    つかご支持部をそれぞれ有しており、上記上昇用昇降路
    に沿って上昇されるとともに、上記下降用昇降路に沿っ
    て下降される複数のかご輸送台と、 これらのかご輸送台に支持されて上記上昇用昇降路内を
    上昇されるとともに、上記下降用昇降路内を下降される
    複数台のかごと、 上記上部連絡路に沿って上記かごを移送する上部移送装
    置と、 上記下部連絡路に沿って上記かごを移送する下部移送装
    置とを備え、上記各かご支持部は、上記かごの垂直投影
    面内に突出して上記かごを支持する支持位置と、上記垂
    直投影面外へ退没した非支持位置との間で往復動可能に
    なっており、上記かご支持部が上記非支持位置にあると
    きには、上記かご輸送台が上記上昇用及び下降用昇降路
    内で上記かごとすれ違い可能であることを特徴とするエ
    レベータ装置。
  3. 【請求項3】 かご輸送台は、かごの重心位置を中心と
    した対称の位置で上記かごを支持するように配置されて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエ
    レベータ装置。
  4. 【請求項4】 上部移送装置は、クレーン装置で構成さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のエレベータ装
    置。
  5. 【請求項5】 下部移送装置は、自動走行台車で構成さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のエレベータ装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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