JP2000070325A

JP2000070325A - 汚物洗浄吸引装置

Info

Publication number: JP2000070325A
Application number: JP24446998A
Authority: JP
Inventors: Ryosuke Satake; 良祐佐武
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1998-08-31
Filing date: 1998-08-31
Publication date: 2000-03-07

Abstract

(57)【要約】【課題】介護者が汚物を拭き取る場合、介護者にとっ
て非介護者の陰部に触れるため精神的負担となり、また
直接汚物に触れる可能性があるため非衛生的であり、か
つ臭気のため不快感を伴う作業となる。【解決手段】洗浄水供給口（１）のついた吸引カップ
（２）から汚物を汚水及び空気と共に吸引し、導管部
（３）、吸引力調節弁（４）と洗浄水弁（５）を持つ操
作部（６）、フレキシブル管（７）をへて、気液分離タ
ンク（８）に汚物及び汚水を収集する、動力源として家
庭用電気掃除機または外付けの吸引動力源に接続して使
用する汚物洗浄吸引装置

Description

【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】

【０００１】本発明は、病人や寝たきり老人など介護を
要する人の股間部に付着した汚物やあるいは建物の床面
などに付着したペットその他の汚物を吸引して除去し、
洗浄する汚物洗浄吸引装置に関する。

【従来の技術】

【０００２】病人や寝たきり老人など介護を要する人の
股間部に付着した汚物が付着した場合、介護者がティシ
ュペーパーで直接拭き取った後、濡れたティシュペーパ
ーあるいは濡れたタオルで拭き取っていた。

【０００３】また、装置を用いる方法としては身体に洗
浄水を噴射させ汚水を吸引する方法などがある。（例え
ば実開平０７−００１９３０参照）

【発明が解決しようとする課題】

【０００４】介護者が汚物を拭き取る場合、介護者にと
って非介護者の陰部に触れるため精神的負担となり、ま
た直接汚物に触れる可能性があるため非衛生的であり、
かつ臭気のため不快感を伴う作業となる。一方、本人も
介護者に迷惑をかけるという意識を持ち負担を感じるこ
とが多いという問題点があった。

【０００５】洗浄装置を用いる場合、本人が通常ベッド
の上に仰臥しているため、よほど汚水がもれないように
大きな汚水受けを用いるか、防水性材料のシーツカバー
を使用するなどの方策を採らないと水漏れによるシーツ
の汚損が避けられないという問題点があった。また、吸
引動力源を用いる場合、電気掃除機などでは吸引力が強
すぎて皮膚が損傷する危険性もある。

【０００６】また、家庭のペットの糞を掃除する場合、
電気掃除機では吸引管に汚物が付着するため衛生的でな
く、通常の掃除機では汚水を吸引できないため、直接手
で拭き取ることを余儀なくされている。

【０００７】本発明は、介護者が非介護者の陰部や汚物
に触れずに排泄物等の汚物を吸引・除去し、また、室内
の床面等に付着した汚物については直接手を触れずに吸
引・除去し、洗浄の際に汚水の漏れによる汚損をなくす
ことを目的としている。

【課題を解決するための手段】

【０００８】上記目的を達成するために、本発明の汚物
洗浄吸引装置においては、気液分離タンクに併設した洗
浄水タンクより洗浄水を洗浄水チューブで吸引カップに
導き、吸引カップ内において汚物を洗浄水及び空気と共
に混合しながら洗浄、吸引し、導管部、吸引力調節弁と
洗浄水弁を持つ操作部、フレキシブル管をへて、気液分
離タンクに汚物及び汚水を収集するものであり、動力源
として家庭用電気掃除機または外付けの吸引動力源に接
続して使用する。吸引カップ内において、洗浄時に汚
物、洗浄水及び空気の混合状態の形成と、吸引時の汚水
の吸引には、吸引カップ内の洗浄水供給量と吸引風量の
二因子を制御して行うが、両者とも吸引カップの洗浄対
象面への押し付け力を加減し、吸引隙間の大きさを変え
ることによって行う。すなわち、洗浄時には、吸引隙間
を小さくして吸引カップの負圧を強くして洗浄水量の供
給量を増し、一定量の洗浄水を吸引カップ内に吸引後、
洗浄水弁を閉じる。このとき吸引風量は小さくなるた
め、吸引カップ内では洗浄水がその水量を変えずに気液
混合状態が維持される。次に、洗浄後に汚水を吸引する
際は、吸引隙間を大きくしてゆくと、吸引カップ内の風
量を増し、汚水が吸引される。吸引終了時には吸引力調
節弁を指で閉じて、さらに風量を増し、残液を吸い尽く
す。これらの操作は、吸引カップ、導管部が透明である
ため透視して進捗状況を確認しながら行う。

【０００９】吸い込み部の構造は吸引カップの周囲に柔
軟性フードを取りつけ、洗浄水を内部の空間に滞留さ
せ、柔軟性フードと洗浄対象面の吸引隙間からの流入気
流により、気液混合状態の乱流を形成し、汚物が付着す
る面の境界層をなくして汚物を剥離させ洗浄するもので
ある。

【００１０】また、人体の股間部は３次曲面を構成して
おり、そのような部位においては曲面状に湾曲させた吸
い込み部を用いる。

【００１１】複数のスリットを持つ柔軟性フードを備
え、スリットからの流入空気により、吸引カップ内に旋
回流を生じさせ吸引力を増すこともある。

【００１２】また、汚物の付着の強度に応じて吸引力を
調整する必要があり、柔軟性材料で構成された吸引カッ
プを備え、導管部を洗浄対象面に押し付ける事により、
吸引カップの変形により吸引口と洗浄対象面との間の距
離が小さくなる用にして吸引力を増すこともある。

【００１３】吸引力の操作や洗浄水の供給は微妙な調節
を必要とし、かつ介護者は被介護者の衣類や身体をささ
える必要があるため、洗浄水弁、吸引力調節弁、吸い込
み部全体を同時に操作するため、前記三者を一体化して
いる。

【００１４】吸引力の調節は、予め、気液分離タンクの
一次吸引力調節弁により流入空気量の調節を行い、次に
作業時に導管の一部に親指で流入空気を調整することに
より操作できる吸引力調節弁を用いて行う。

【００１５】汚物を含む液体と気体の分離は気液分離タ
ンクで行い、側面上部のフレキシブル管接続部より、気
液混合流体を導入し、タンク内部に旋回流を発生させ、
サイクロンの原理で汚水と汚物のみをタンク下部に捕集
し、空気を上部の吸引動力源接続管より放出する。ま
た、気液分離タンクの流入管と流出管には、それぞれ流
入側逆止弁と流出側逆止弁を備える。タンクの容器は透
明材料であるため、内部を透視しながら液面を確認す
る。

【発明の実施の形態】

【００１６】図１は、本発明の汚物洗浄吸引装置の基本
モデルの実施例であり、洗浄水供給口（１）を持つ吸引
カップ（２）に導管部（３）、操作部（６）、フレキシ
ブル管（７）をへて、気液分離タンク（８）を接続し動
力源として家庭用電気掃除機または外付けの吸引動力源
に接続して汚物及び汚水を収集する。洗浄水は気液分離
タンク（８）に併設した洗浄水タンク（９）より洗浄水
チューブ（６４）を経由して、吸引カップ（２）の負圧
を利用して同カップに導かれる。吸引カップ（２）では
汚物と洗浄水、吸引した空気と混合し吸引する。吸引力
調節弁（４）と洗浄水弁（５）は導管部（３）を中心と
して逆対称の位置にある。吸引カップ（２）、導管部
（３）、気液分離タンク（８）の材質は、いずれも透明
なプラスチックである。

【００１７】図２において示される実施例では、透明な
プラスチック製の吸引カップ（１１）の周囲に柔軟性フ
ード（１２）を取りつけ、柔軟性フード（１２）と洗浄
対象面の間にできる１〜５ｍｍの吸引隙間（１３）から
の流入気流毎分約０．１５m³により、毎分約０．５リッ
トルで供給される洗浄水を漏らすことなく内部の空間に
滞留させ、気液混合状態の乱流を形成し、汚物が付着し
た面の粘性底層をなくし、剥離しやすくしている。

【００１８】図３において示される実施例では、人の肛
門を中心とする股間部の曲面状に湾曲させた吸引カップ
（２１）と柔軟性フード（２２）をもつ吸い込み部とな
っており、吸引隙間が小さくなり、吸引カップ内の液が
漏れにくい。

【００１９】図４に示される実施例では、柔軟性材料で
構成され吸引カップ（３１）を備えた吸い込み部の構造
を示しており、図４（ａ）は通常の状態、図４（ｂ）は
導管部（３）を洗浄対象面に押し付けた状態を示す。洗
浄対象面に押し付けた場合、吸引カップ（３１）の変形
により吸引口（３４）と洗浄対象面との間の距離が小さ
くなり、通常約８m／Ｓの導管部入り口下部の流入流速
が約１５m／Ｓ程度に大きくなり剥離力が増す。

【００２０】図５に示される実施例は、複数のスリット
を持つ柔軟性フード（４２）を備えた吸い込み部の構造
を示しており、スリット（４３）からの流入空気によ
り、吸引カップ（４１）内に気液混合流体の旋回流を発
生し、向心力により中心に汚物が集まり、洗浄力を増し
ている。

【００２１】図６に示される実施例は、片手で導管部を
保持し操作可能な操作部（１０）を示しており、同操作
部は中指、薬指、小指と手のひらで握る握り部（６）
と、人差し指で操作する導管下側の洗浄水弁（５）、親
指で操作する導管上側に位置する吸引力調節弁（４）の
３者からなる。洗浄水弁は導管下側、吸引力調節弁
（４）は導管上側に位置し導管を中心として逆対象の位
置となっている。吸引力調節弁（４）は、親指で流入空
気を調整し、全開から全閉状態で吸引カップ内圧力を−
１００ｍｍＡｑ〜−３００ｍｍＡｑに調整できる。ま
た、吸引力調節弁（４）は中空構造となっており、親指
で操作する穴から中空部（６４３）をへて、導管部にあ
る穴（６４２）に空気を流入させる。吸引カップ内での
圧力は−１００〜−３００ｍｍＡｑでは人体の皮膚、粘
膜にに対して苦痛を与えない範囲である。

【００２２】洗浄及び吸引の方法は、洗浄水タンクの底
面を洗浄場所と同一レベルとした場合、吸引カップを洗
浄対象面に押し付けて洗浄水弁（５）を開いて吸引カッ
プ（２）内での圧力を−１００ｍｍＡｑ以下にすると、
洗浄タンク（９）から負圧によって洗浄水が吸い上げら
れ、吸引カップ（２）に流入し気液混合状態が形成され
て洗浄を開始する。さらに吸引カップを押し付けて吸引
隙間を小さくすると同カップ内圧力が約−３００ｍｍＡ
ｑとなり、洗浄水が漏れなくなり、安定的に気液混合状
態が形成される。この操作は吸引カップ（２）内の状況
を透視して確認しながら行う。次に、洗浄水弁（５）を
閉じて吸引カップ（２）を押し付ける力をゆるめて吸引
隙間（１３）を大きくすると、同カップ内圧力が約−１
００ｍｍＡｑ程度となる一方、流入空気量が増し、吸引
カップ（２）内に滞留している汚水が吸引される。吸引
終了時には吸引力調節弁（４）を親指で１、２秒閉じ
て、瞬間的に風量を増し、残液を吸い尽くす。汚物の有
無を吸引カップ（２）内を透視して確認し、汚物が残っ
ている場合には洗浄を繰り返す。

【００２３】洗浄水の調節は洗浄水弁（５）を人差し指
で開放して行うが、ばねによって押しつけられる可動突
起（６２）と固定突起（６１）によって、洗浄水チュー
ブ（６４）ははさまれ、常時は閉となっている。

【００２４】図７に示される実施例は、気液分離タンク
（８）の構造を示しており、円筒形の上面に流入空気量
調節による一次吸引力調節弁（８６）を取りつけ、側面
上部にはフレキシブル管（８１）を接続し、タンク下部
は汚水と汚物たまり（８７）となっている。タンク内の
空気の流れは、タンク内壁に沿った旋回流となってお
り、サイクロンの原理で汚水と汚物のみをタンク下部に
捕集し、空気を上部の吸引動力源接続管（８８）より放
出する。たまった汚水は、気液分離タンク（８）が透明
材料なので液面を確認し、汚水排出弁（８５）より放出
する。

【００２５】また、気液分離タンクの流入管と流出管に
は、ばねにより常時は閉じ、本装置の動作時の圧力によ
って開放する流入側逆止弁（８２）と流出側逆止弁（８
４）がそれぞれついており、停止時に転倒しても汚水は
容器内に保持される。

【発明の効果】

【００２６】本発明は以上説明したように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。動力源
として家庭用電気掃除機または外付けの吸引動力源に接
続して使用するため、家庭にあるものを活用でき、簡易
な装置で衛生的かつ快適に汚物の吸引・洗浄ができる。
また主要部が透明であるため洗浄の進捗状況を確認する
と共に、つまりが生じた際の場所が確認できる。

【００２７】吸い込み部は吸引カップの周囲に柔軟性フ
ードが取りついた構造となっており、周囲の柔軟性フー
ドと洗浄対象面の吸引隙間から中央に向かう流れが生じ
る事により洗浄水を内部の空間に滞留させ、傾斜面や垂
直面においてももれが生じない。

【００２８】吸い込み部においては、気液混合状態の乱
流が形成され、汚物が付着する面の粘性底層がなくなる
事によって、汚物が剥離しやすくなる。

【００２９】また、吸い込み部として、人体の股間部に
近似した曲面を構成する吸引カップを用いると、そのよ
うな部位において周囲からの漏れをさらに少なくでき
る。

【００３０】また、柔軟性材料で構成された吸引カップ
とした場合、導管部を洗浄対象面に押し付ける事によ
り、吸引カップの変形により吸引口と洗浄対象面との間
の距離が小さくなる用にして吸引力を増し、こびりつい
た汚物や粒径の大きい固形物などを吸引する事ができ
る。

【００３１】吸い込み部の吸引フードに複数のスリット
を設けた場合、スリットからの流入空気により、吸引カ
ップ内に旋回流が生じ、向心力によって吸引、洗浄力を
増すことができる。

【００３２】本発明の操作部は、洗浄水弁、吸引力調節
弁、吸い込み部の握り部の三者を一体化しているため、
介護者は片手で吸引力の操作、洗浄水供給及び吸引カッ
プを洗浄対称面に押し付ける力などの微妙な調節をしな
がら、他の一方の手で被介護者の衣類や寝具を取り扱い
ながら身体を介護できる。

【００３３】本発明の装置では吸引力の調節が重要であ
るが、気液分離タンクの一次吸引力調節弁の流入量によ
り一次調整し、操作部に設けられた吸引力調節弁からの
漏入空気量により二次調整する。吸引力調節弁は単純な
構造ながら、吸引カップの圧力を親指先の感覚で細かく
調節可能であり、しかも吸引動力源のブロアの回転数を
操作する方法よりはるかに応答が速く、洗浄作業におい
て素早い操作が可能である。

【００３４】気液分離タンクにおいては、タンク内部に
発生した旋回流によってサイクロンの原理で汚水と汚物
のみをタンク下部に捕集し、空気を上部の吸引動力源接
続管より放出できる。

【００３５】また、気液分離タンクの流入管と流出管に
は、圧力によって動作する弁があり、停止時に転倒して
も汚水が漏れることはない。また、タンクの容器は透明
材料なので、汚物量がわかり、洗浄や消毒時に状態の確
認がしやすい。

【図面の簡単な説明】

【図１】汚物洗浄吸引装置全体の斜視図である。

【図２】吸引カップの縦断面図である。

【図３】股間部に対応した吸引カップの斜視図である。

【図４】柔軟性のある吸引カップの縦断面図である。

【図５】旋回流を発生する吸引カップの斜視図と吸引カ
ップ伏せ図である。

【図６】操作部の縦断面図である。

【図７】気液分離タンクの縦断面図である。

【符号の説明】

１洗浄水供給口２吸引カップ３導管部４吸引力調節弁５洗浄水弁６握り部７フレキシブル管８気液分離タンク９洗浄水タンク１０操作部１２柔軟性フード１３吸引隙間２１吸引カップ２２柔軟性フード３１吸引カップ３４吸引口４１吸引カップ４２柔軟性フード４３スリット６１固定突起６２可動突起６４洗浄水チューブ８１フレキシブル管８２流入側逆止弁８４流出側逆止弁８５汚水排出弁８６一次吸引力調節弁８７汚水と汚物たまり８８吸引動力源接続管６４２導管部側開口６４３中空部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】気液分離タンク（８）に併設した洗浄水タ
ンク（９）より洗浄水を洗浄水チューブ（６４）で吸引
カップ（２）に設けた洗浄水供給口（１）に同カップの
負圧力によって導き、透明材料製の吸引カップ（２）内
において汚物を洗浄水及び空気と共に混合しながら洗
浄、吸引し、その混合物を透明材料製の導管部（３）を
通し、吸引力調節弁（４）、洗浄水弁（５）および握り
部（６）からなる操作部（１０）を経て、フレキシブル
管（７）を通して、気液分離タンク（８）に導き、同タ
ンクに汚物と汚水だけを収集する、動力源として家庭用
電気掃除機または外付けの吸引動力源に接続して使用す
る汚物洗浄吸引装置
【請求項２】吸引カップ（１１）の周囲に柔軟性フード
（１２）を取りつけ、洗浄水を内部の空間に滞留させ、
柔軟性フード（１２）と洗浄対象面の吸引隙間（１３）
からの流入気流により、気液混合状態の乱流を形成し汚
物付着面の流体のせん断力を増し、汚物が付着する面の
粘性底層をなくして汚物を洗浄しながら剥離させる請求
項１記載の汚物洗浄吸引装置
【請求項３】人体の肛門を中心とする股間部の形状に近
似する３次曲面状に湾曲させた吸引カップ（２１）と柔
軟性フード（２２）をもち、肛門の洗浄において水漏れ
を少なくした請求項目１記載の汚物洗浄吸引装置
【請求項４】柔軟性材料で構成され吸引カップ（３１）
を備え、導管部（３）を洗浄対象面に押し付ける事によ
り、吸引カップ（３１）の変形により吸引口（３４）と
洗浄対象面との間の距離が小さくなり吸引力を増すこと
を考慮した請求項１記載の汚物洗浄吸引装置
【請求項５】複数のスリット（４３）を持つ柔軟性フー
ド（４２）を備え、スリットからの流入空気により、吸
引カップ（４１）内に気液混合流体の旋回流を生じさせ
向心力により洗浄力を増した請求項１記載の汚物洗浄吸
引装置
【請求項６】中指、薬指、小指と手のひらで握る握り部
（６）と人差し指で操作する導管下側の洗浄水弁
（５）、親指で流入空気を調整することにより操作する
導管上側に位置し、かつ握り部（６）を中心として洗浄
水弁（５）と対称の位置にある吸引力調節弁（４）を備
えた操作部（１０）をもつ片手での操作を可能とする請
求項１記載の汚物洗浄吸引装置
【請求項７】上面に流入空気量調節による一次吸引力調
節弁（８６）を備え、側面上部のフレキシブル管接続部
（８１）より、気液混合流体を導入し、タンク内部に旋
回流を発生させ、サイクロンの原理で汚水と汚物のみを
タンク下部に捕集し、空気を上部の吸引動力源接続管
（８８）より放出し、流入側逆止弁（８２）と流出側逆
止弁（８４）を備えた透明材料容器で構成された気液分
離タンク（８）、洗浄水タンク（９）を持つ請求項１記
載の汚物洗浄吸引装置