JP2000069508A - バス・スター接続切換装置 - Google Patents

バス・スター接続切換装置

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JP2000069508A
JP2000069508A JP10249193A JP24919398A JP2000069508A JP 2000069508 A JP2000069508 A JP 2000069508A JP 10249193 A JP10249193 A JP 10249193A JP 24919398 A JP24919398 A JP 24919398A JP 2000069508 A JP2000069508 A JP 2000069508A
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patch cord
port
connection
terminal
connection port
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JP10249193A
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Masaru Sakamoto
勝 坂本
Takao Funazuka
隆男 船塚
Takahiko Niki
孝彦 仁木
Yasuo Morimoto
康雄 森本
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KAGATSUU KK
Suncorporation
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
KAGATSUU KK
Daiwa House Industry Co Ltd
Sun Electronics Co Ltd
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Publication date
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個の情報端末を接続するために先行配線
された通信ケーブルのバス接続とスター接続の切換えを
可能にした回線切換装置を提供する。 【解決手段】 回線制御器10を備えた分岐配線盤1
と、同数の送り側芯線と戻り側芯線とを備えた信号ケー
ブル6で分岐配線盤1に接続された複数の端末接続口5
と、各信号ケーブルの分岐配線盤側端部に接続された送
り側接触子と戻り側接触子とを備えたパッチコード接続
口21と、回線制御器10のスター接続ポート15とパ
ッチコード接続口21とを一対一で接続する第1のパッ
チコード23と、回線制御器のバス接続ポート14とパ
ッチコード接続口の送り側接触子を接続しそのパッチコ
ード接続口の戻り側接触子と他のパッチコード接続口の
送り側接触子とを接続しかつパッチコード接続口の戻り
側接触子と終端抵抗を接続したパッチコード接続口22
とを接続する第2のパッチコード24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接続される1個
または複数個の端末に対する通信ケーブルのバス接続と
スター接続の切換えを可能にした情報端末の回線切換装
置に関するもので、先行配線された通信ケーブルに接続
される機器がたとえばアナログ電話端末であるか、IS
DN端末であるか、LAN端末であるかの相違に応じて
先行配線されている通信ケーブルをアナログ電話回線
用、ISDN回線用またはLAN接続回線用に切り換え
ることを可能にした装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ISDN、インターネット及びパソコン
の急速な普及により、小規模な事業所や一般家庭におい
ても、複数台のパソコンでISDN経由でインターネッ
トを利用したり、複数台のパソコンをLANで接続する
ことが広く行われるようになってきている。さらに電話
回線1本当たりの電話機の接続個数の増加や、ISDN
対応のG4ファクシミリ装置の普及などにより、1本の
アナログ回線やISDN回線に複数の通信端末が接続さ
れる例も多くなってきている。
【0003】これらの通信端末の接続形態には、バス接
続とスター接続とがあり、かつ接続に使用されるケーブ
ルもそれぞれ異なっている。通常、アナログ端末の接続
には2本の芯線を必要とし、スターまたはバスで接続さ
れる。ISDN回線を使用する場合のアナログ端末の接
続先は、ターミナルアダプタ(TA)のアナログポート
(APポート)である。接続用のモジュラージャック
(MJ)は、デジタル用のものより若干小さいRJ−1
1と呼ばれるジャックが用いられる。
【0004】ISDN端末の接続には、4芯を用い、バ
ス接続で接続される。接続先はTAのデジタルポート
(STポート)である。接続用のMJには、RJ−45
と呼ばれるものが用いられる。
【0005】またLAN接続のプロトコル(物理プロト
コル)には、いくつか種類があるが、ほとんどが10B
ase−Tかそれより高速の100Base−Tと呼ば
れるプロトコルを用いており、この場合は8芯ケーブル
を用いてハブやルータないしこれらを内蔵したTA等に
スター接続される。接続に用いるMJはISDN用と同
じRJ−45であるが、ケーブルとの接続形態が異なる
ので、共用はできない。
【0006】このような状況のもとで、複数台のアナロ
グ端末、ISDN端末及びLAN端末を使用するとき
は、それぞれの端末に対応する通信ケーブルを配線して
やらなければならない。TAやハブを複数台用いて数珠
繋ぎにしてやれば、通信ケーブルの総長さを短くできる
が、コスト高になるので、通常は1台のTA等(回線制
御器)にできるだけ多くの端末を接続しようとする。そ
うすると結局1台の回線制御器からアナログケーブル、
ISDNケーブル及びLANケーブルが、各端末の設置
箇所に向けて個別に引き出されることになる。
【0007】図11はDSU及びルータ内蔵型の1台の
TA10に複数のアナログ端末73・・・、ISDN端
末72・・及びLAN端末71・・・を接続した例を示
したものである。TA10の内蔵DSU11は、保安器
3を経て公衆ISDN回線4に接続されている。TA1
0は、複数のAPポート13とSTポート14とを備え
ており、通常、APポート13はRJ−11型MJ、S
Tポート14はRJ−45型MJである。TA10の内
蔵ルータ12は、複数個のLANポート15を備えてい
る。LANポート15は、STポートと同じRJ−45
型MJである。
【0008】一般電話機やG3ファクシミリなどのアナ
ログ端末73・・・は、APポート13にバスまたはス
ター接続され、ISDN電話機、G4ファクシミリ、I
SDN回線に直接接続されるパソコン等は、STポート
14にバス接続される。LAN接続されるパソコン71
は、LANポート15にスター接続される。
【0009】TAとこれらの端末を接続する通信ケーブ
ル6を露出状態にしておくと、見苦しいばかりでなく、
通信中に誤ってケーブルが脱落したり引き抜かれたりす
るおそれがあるから、予め床下や壁内に先行配線してお
くことが望ましい。通信ケーブル6を先行配線するとき
は、それらの芯線の一端を分岐配線盤1に設けた端子板
8のU字形圧着端子に接続し、他端を端末接続口のMJ
のU字形圧着端子に接続する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、通信ケ
ーブルの種類の異なる複数の端末を用いるときには、当
然ながらそのそれぞれの接続形態に合った配線を行って
やらなければならない。しかし設置された端末は、設置
箇所が変更されたり増設されたりする可能性がある。通
信ケーブルを先行配線しておく場合には、そのような将
来の端末の移動や増設に対応できるようにしておく必要
があるが、予測できない将来の事態に完全に対応させた
先行配線を行うのは事実上不可能である。現実には、配
線の敷設コストを考慮して将来起こり得る事態にできる
だけ対応できるように各端末の接続箇所をできるだけ多
く設けておく以外に方法がない。
【0011】この場合上述した従来のような配線形態で
あると、将来端末の増設や移転が予想される箇所には、
アナログポート、ISDNポート及びLANポートをそ
れぞれ個別に設けておかなければならない。たとえば将
来LAN端末が設置されることを予想してLANポート
のみを設けた箇所に、実際にはISDN端末が設置され
ることになった場合、このISDN端末は折角設置され
ているLANポートを使うことができない。従って安全
を考えれば、できるだけ多くの箇所にアナログ、ISD
N及びLANの各ポートを配置しておく必要があり、そ
れらのポートがそれぞれ別の通信ケーブルで接続される
ので、先行配線の量が厖大なものになり、かつ現実には
そのうちの多くが使用されないままになるので、経済的
なロスが非常に大きい。
【0012】そこでこの発明は、TAのような回線制御
器と端末間に配設された通信ケーブルを少なくともIS
DN端末接続用とLAN端末接続用とに相互変更可能に
すること、さらにケーブル端のMJを交換するか、ある
いは一端にデジタルモジュラプラグを接続し他端にアナ
ログモジュラプラグを接続したアナログ端末接続用の補
助ケーブルを用いることによって、デジタル配線をアナ
ログ配線に切り換えて使用することも可能な、バス・ス
ター接続切換装置を得ることを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明のバス・スター
接続切換装置は、バス接続ポート14とスター接続ポー
ト15とを有する回線制御器10を備えた分岐配線盤1
と、同数の送り側芯線と戻り側芯線とを備えた信号ケー
ブル6で分岐配線盤1にそれぞれ接続された複数の端末
接続口5と、上記信号ケーブルのそれぞれの分岐配線盤
側端部に送り側芯線及び戻り側芯線を送り側接触子及び
戻り側接触子に接続して装着したパッチコード接続口2
1と、回線制御器10のスター接続ポート15とパッチ
コード接続口21とを一対一で接続する第1のパッチコ
ード23と、回線制御器のバス接続ポート14と一のパ
ッチコード接続口の送り側接触子を接続する基端コード
24a及び一のパッチコード接続口の戻り側接触子と他
のパッチコード接続口の送り側接触子とを接続する中間
コード24b及びパッチコード接続口の戻り側接触子と
終端抵抗を接続したパッチコード接続口22とを接続す
る終端コード24cを備えた第2のパッチコード24と
を備えている。
【0014】上記により、デジタル端末のバス接続とス
ター接続の切り換えが可能である。バス・スター接続の
切り換えを可能にしたデジタル配線にアナログ端末を接
続するときは、アナログポート13を備えた回線制御器
10を用い、そのアナログポート13とパッチコード接
続口21とを接続する第3のパッチコード25を準備す
る。
【0015】請求項3及び4の発明は、請求項1の発明
をより具体化したものである。請求項3に係るバス・ス
ター接続切換装置は、APポート13、STポート14
及びLANポート15を備えた回線制御器10と、複数
のパッチコード接続口21を備えたケーブル接続ユニッ
ト2と、一端が回線制御器のLANポート15に接続さ
れ他端にケーブル接続ユニットのパッチコード接続口に
挿抜されるモジュラープラグ26、27を備えた第1の
パッチコード23と、基端が回線制御器のSTポートに
接続され中間にケーブル接続ユニットのパッチコード接
続口に挿抜される複数の中間モジュラープラグ26a〜
26e、27を備えかつ終端に中間のモジュラープラグ
と同一形状の終端モジュラープラグ26f、27を備え
た第2のパッチコード24と、ケーブル接続端子に終端
抵抗を接続した終端モジュラージャック22とを備えて
いる。各パッチコード接続口の接触子はそれぞれ対応す
る端末接続口5に信号ケーブル6で接続される。
【0016】また請求項4に係るバス・スター接続切換
装置は、複数のモジュラージャック21を配置したケー
ブル接続ユニット2と、一端にLAN接続用モジュラー
プラグ26を備え他端にケーブル接続ユニットのモジュ
ラージャック21に接続されるモジュラープラグ26、
27を備えた8芯ケーブルからなる第1のパッチコード
23と、基端にISDN接続用モジュラープラグ27を
備え中間及び終端にケーブル接続ユニットのモジュラー
ジャック21に接続されるモジュラープラグ26、27
を備えた第2のパッチコード24と、ケーブル接続ユニ
ットのモジュラージャックと同形の終端抵抗を接続した
モジュラージャック22とを備えている。
【0017】
【発明の実施の形態】図1ないし図6は、この発明の第
一実施形態を示したものである。以下の説明において、
N極ジャック、2N極ジャック、N芯ケーブル、2N芯
ケーブルなどと言う時のNは、バス端末の接続に必要な
端子数より大きく、かつスター端末の接続に必要な端子
数が2Nを超えない整数を意味する。N極ジャック及び
2N極ジャックは、それぞれ接触子の数がN個及び2N
個以上のジャックであり、N芯ケーブル及び2N芯ケー
ブルは、それぞれ芯線数がN本及び2N本以上のケーブ
ルである。現在使用されている代表的な端末、ケーブル
及び接続具(主にMJ)を考慮すれば、現在のところ、
Nを4とするのが実際的である。
【0018】図1において、1は分岐配線盤である。分
岐配線盤1は、DSU11及びルータ12を内蔵したT
A(回線制御器)10と、ケーブル接続ユニット2とを
備えている。内蔵DSU11は、保安器3を経て公衆I
SDN回線4に接続される。TA本体は複数のAPポー
ト13とSTポート14とを備え、内蔵ルータは複数個
のLANポート15を備えている。現在の代表的なTA
では、APポート13はRJ−11型MJ、STポート
14及びLANポート15はRJ−45型MJである。
【0019】以上の現状から、この実施形態では、2N
極ジャックとしてRJ−45型MJを用い、N極ジャッ
クとしてRJ−11型MJを用いている。RJ−45型
MJは8極、RJ−11型MJは6極で、そのうちの2
極を用いる。
【0020】通信端末が配置される箇所には、端末接続
口5(5a〜5e)を配置する。端末接続口5はRJ−
45型MJである。
【0021】分岐配線盤1のケーブル接続ユニット2に
は、各端末接続口5a〜5eに1対1で接続するパッチ
コード接続口21a〜21eと、終端抵抗を接続した終
端ジャック22が設けられている。パッチコード接続口
21及び終端ジャック22は、いずれもRJ−45型M
Jである。
【0022】ケーブル接続ユニット2の各パッチコード
接続口21と端末接続口5を形成している2N極ジャッ
ク(いずれもRJ−45型MJ)とは、N極ずつに区分
して、2N芯の通信ケーブル6で接続する。これらの2
N極ジャックとして用いるRJ−45型MJの背面のケ
ーブル接続端子は、U字形圧着端子である。2N極ジャ
ック21及び5の2N個の接触子のうち、N個を送り
側、他のN個を戻り側と定め、送り側接触子に接続した
ケーブルの芯線を送り側芯線、戻り側接触子に接続した
芯線を戻り側芯線と定める。
【0023】端末接続口5a〜5eに接続するバス端末
の2N極プラグは、送り側端子と戻り側端子とを内部的
に短絡しておく。端末メーカがそのようなプラグを設け
てくれないときは、スター接続とバス接続とを変換する
とき、端末接続口の背面のU字形圧着端子の所で、通信
ケーブルの芯線の接続替え作業が必要になる。すなわ
ち、バス接続端末を接続する端末接続口は、U字形圧着
端子の所で送り側芯線と戻り側芯線とを短絡する。また
スター接続端末を接続する端末接続口は、両者を短絡し
ないで送り側芯線と戻り側芯線とをそれぞれ対応する送
り側端子と戻り側端子に接続する。端末接続口5は、壁
面や床面に取り付けられた情報コンセントに設けられる
ので、この作業は、情報コンセントを固定しているネジ
を外して通信ケーブルを少し引き出してやれば、容易に
できる。
【0024】分岐配線盤1内のTA10とケーブル接続
ユニット2を接続するコードとして、両端に2N極プラ
グ26を取り付けた2N芯ケーブルからなる第1パッチ
コード23と、基端にN極プラグ27を取り付け、中間
と終端に2N極プラグ26a〜26eと26fを取り付
けた第2のパッチコード24とを用意する。第2のパッ
チコードの中間の2N極プラグ26a〜26eの数は、
バス接続される端末の最大数にしておく。この第2のパ
ッチコードはN芯ケーブルで、基端のN極プラグ27と
最初の中間プラグ(2N極)26aの送り側接触子とを
基端コード部分24aで繋ぎ、以下中間プラグ同士が上
流側(回線制御器側)中間プラグの戻り側接触子を下流
側中間プラグの送り側接触子に接続するように中間コー
ド部分24bで接続してゆき、最後の中間プラグ26e
の戻り側接触子を終端プラグ26fの送り側接触子に終
端コード部分24cで接続する。
【0025】終端プラグの戻り側接触子には何も接続し
ない。終端プラグ26fはN極しか用いないのに2N極
のプラグを用いているのは、任意の中間プラグ及び終端
プラグを終端ジャック22に接続可能にするためであ
る。
【0026】以上のような先行配線状態において、端末
接続口5aないし5eのうちの5aと5cとにスター接
続端末(LAN端末)71を繋ぎ、残りの5b、5d及
び5eにバス接続端末(ISDN端末)72を繋ぎたい
とする。このときは端末接続口5a〜5eに対応するパ
ッチコード接続口21a〜21eのうち、21aと21
cとを第1のパッチコード23でそれぞれ個別にTAの
LANポート15に接続する。そしてケーブル接続ユニ
ットの残りのパッチコード接続口21b、21d及び2
1eには、基端のN極プラグ27をTAのSTポート1
4に接続した第2のパッチコードの中間プラグ26a〜
cを順次挿入し、パッチコード接続口21eに挿入され
た中間プラグの次の中間プラグ26dを終端ジャック2
2に接続する。残った中間プラグ26e及び終端プラグ
26fは、どこにも接続しない。
【0027】この状態でスター接続端末71がTA10
にスター接続されることは明らかである。一方バス接続
端末72相互は、これらを接続する端末接続口5b、5
d及び5eがそこに挿入されるプラグ又は端末接続口内
で送り側端子と戻り側端子とが短絡されているから、端
末接続口5とケーブル接続ユニット2とを繋ぐ2N芯ケ
ーブル6の送り側と戻り側及び第2のパッチコード24
の中間プラグの間(この部分はN芯である)を経由しな
がらバス接続されることになる。各端末接続口のスター
接続とバス接続の切換えは、それぞれに対応するケーブ
ル接続ユニットの2N極ジャック21aないし21eを
第1のパッチコード23で個別に回線制御器のスター接
続ポート15に接続するか、あるいは第2のパッチコー
ド24の中間プラグ26a〜eに接続するかによって変
更できる。
【0028】たとえば端末接続口5aをバス接続用に切
り換えたいときは、ケーブル接続ユニットの2N極プラ
グ26aから第1のパッチコード23を抜き取り、終端
ジャックに接続されている中間プラグ26dを2N極ジ
ャック21aに差し込み、次の中間プラグ26eを終端
ジャック22に差し込んでやればよい。5つの端末接続
口をすべてスター接続用にすることもバス接続用にする
ことも可能にするためには、TA10側に5つのスター
接続用ポートがあることと、第1のパッチコード23を
5本と、5つの中間プラグを備えた第2のパッチコード
24が1本あることとが必要である。それだけのものを
準備すれば、ケーブル接続ユニット2と各端末接続口5
aないし5eの間の通信ケーブル6を変更することな
く、どの端末接続口をスター接続用にし、どの端末接続
口をバス接続用にするかは自由に選択できる。
【0029】デジタル用として設けた端末接続口5にア
ナログ端末を接続するときは、第3のパッチコード25
を用意する。第3のパッチコード25は、基端側にTA
のAPポートに接続するためのRJ−11型プラグ27
を接続し、他端にRJ−45型プラグ26を接続した2
芯コードである。なお端末接続口のRJ−45型MJに
アナログ端末を接続するには、第3のパッチコード25
と同じものを逆にして用いる。
【0030】図7ないし図10は、第2実施態様を示し
たものである。現在多く用いられている通信ケーブル
は、LANケーブルが8芯であり、ISDNケーブルが
4芯であり、アナログケーブルが2芯である。
【0031】図7に示す実施形態のものは、ケーブル接
続ユニット2に配置するパッチコード接続口21として
RJ−11型MJを用いている。これに8芯のLANケ
ーブルを接続するときは、隣接する2個のパッチコード
接続口を並列で使用する。第1のパッチコード23は、
TAに接続される基端にRJ−45型プラグ26を取り
付け、他端にRJ−11型プラグ27を2個取り付けて
いる。
【0032】各端末接続箇所には、RJ−45型MJ5
とアナログ端末接続用のRJ−11型MJ52とを設
け、各アナログ接続用MJ52相互は、従来の接続構造
でTAのAPポート13に接続する。各端末接続箇所の
RJ−45型MJ5は、2本の4芯ケーブルまたは1本
の8芯ケーブルで、ケーブル接続ユニットの2個のRJ
−11型MJに繋ぐ。
【0033】配線をバス接続にするための第2のパッチ
コード24は、両端にRJ−11型プラグを取り付けた
複数本のコードで形成される。ケーブル接続ユニット2
の隣接する二つのRJ−11型MJはバス端末の接続を
考慮して、一方を送り側、他方を戻り側と定める。複数
本の第2のパッチコード24は、基端コードとして用い
る1本24aでTAのSTポート14とバス接続にする
端末接続口に対応するRJ−11型MJの送り側のもの
に接続し、以下中間コード24bとして使用するコード
で順次上流側のRJ−11型MJの戻り側のものと下流
側のRJ−11型MJの送り側のものとを繋いでゆき、
終端コードとして用いる1本24cで最後のRJ−11
型MJの戻り側のものと終端抵抗を接続したRJ−11
型MJ22とを接続する。
【0034】さらに各端末設置箇所に配置したデジタル
端末用のRJ−45型MJをアナログ機器接続用にした
いときは、その端末接続口に対応するケーブル接続ユニ
ット上の送り側のRJ−11型MJ21とTAのAPポ
ート13とを第3のパッチコード(両端にRJ−11プ
ラグを取り付けた2芯ケーブル)で接続し、その端末接
続口に対応する戻り側のRJ−11型MJには何も接続
しない。
【0035】図7の実施形態のものは、ケーブル接続ユ
ニットに設けた2個一組のRJ−11型MJを端末接続
口の1個のRJ−45型MJと対応させるので、ケーブ
ル接続ユニット2が大型になるが、MJやケーブルの単
価の点で、コスト的に有利になる場合もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のブロック図
【図2】ケーブル配線ユニットとケーブル接続状態を示
す模式的な正面図
【図3】第1実施形態の第1パッチコードを示す図
【図4】第1実施形態の第2パッチコードを示す図
【図5】第1実施形態の第3パッチコードを示す図
【図6】終端ジャックの模式的な斜視図
【図7】第2実施形態のブロック図
【図8】ケーブル配線ユニットとケーブル接続状態を示
す模式的な正面図
【図9】第2実施形態の第1パッチコードを示す図
【図10】第2実施形態の第2パッチコードを示す図
【図11】従来の配線状態を示すブロック図
【符号の説明】
1 分岐配線盤 2 ケーブル接続ユニット 5 端末接続口 6 通信ケーブル 10 ターミナルアダプタ 11 DSU 12 ルータ 13 APポート 14 STポート 15 LANポート 21 パッチコード接続口 22 終端ジャック 23 第1パッチコード 24a 基端コード 24b 中間コード 24c 終端コード 25 第3パッチコード 26 2N極プラグ 26a 〜e 中間プラグ 26f 終端プラグ 27 N極プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 303 H04L 11/20 B 5K101 (72)発明者 坂本 勝 石川県河北郡津幡町字太田ニ140番地 か がつう株式会社金沢工場内 (72)発明者 船塚 隆男 石川県河北郡津幡町字太田ニ140番地 か がつう株式会社金沢工場内 (72)発明者 仁木 孝彦 東京都新宿区西新宿4−3−12 サン電子 株式会社内 (72)発明者 森本 康雄 大阪府大阪市西区阿波座1丁目5−16 大 和ハウス工業株式会社内 Fターム(参考) 5K027 BB15 CC02 JJ03 KK04 KK06 KK07 5K030 GA05 HC04 HD03 HD06 5K032 AA04 AA09 DA06 5K033 AA04 AA09 DA05 DA13 DA15 DB18 5K073 AA06 AA07 CC35 GG01 JJ14 JJ15 5K101 LL01 LL03 LL05 MM04 MM06 NN40 PP01 QQ11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス接続ポート(14)とスター接続ポート
    (15)とを有する回線制御器(10)を備えた分岐配線盤(1)
    と、同数の送り側芯線と戻り側芯線とを備えた信号ケー
    ブル(6) で分岐配線盤(1) にそれぞれ接続された複数の
    端末接続口(5) と、上記信号ケーブルのそれぞれの分岐
    配線盤側端部に送り側芯線及び戻り側芯線を送り側接触
    子及び戻り側接触子に接続して装着したパッチコード接
    続口(21)と、回線制御器(10)のスター接続ポート(15)と
    パッチコード接続口(21)とを一対一で接続する第1のパ
    ッチコード(23)と、回線制御器のバス接続ポート(14)と
    一のパッチコード接続口の送り側接触子を接続する基端
    コード(24a) 及び一のパッチコード接続口の戻り側接触
    子と他のパッチコード接続口の送り側接触子とを接続す
    る中間コード(24b) 及びパッチコード接続口の戻り側接
    触子と終端抵抗を接続したパッチコード接続口(22)とを
    接続する終端コード(24c) を備えた第2のパッチコード
    (24)とを備えている、バス・スター接続切換装置。
  2. 【請求項2】 回線制御器(10)がアナログポート(13)を
    備え、当該アナログポート(13)とパッチコード接続口(2
    1)とを接続する第3のパッチコード(25)を備えている、
    請求項1記載のバス・スター接続切換装置。
  3. 【請求項3】 APポート(13)、STポート(14)及びL
    ANポート(15)を備えた回線制御器(10)と、複数のパッ
    チコード接続口(21)を備えたケーブル接続ユニット(2)
    と、一端が回線制御器のLANポート(15)に接続され他
    端にケーブル接続ユニットのパッチコード接続口に挿抜
    されるモジュラープラグ(26,27) を備えた第1のパッチ
    コード(23)と、基端が回線制御器のSTポートに接続さ
    れ中間にケーブル接続ユニットのパッチコード接続口に
    挿抜される複数の中間モジュラープラグ(26a〜26e,27)
    を備えかつ終端に中間のモジュラープラグと同一形状の
    終端モジュラープラグ(26f,27)を備えた第2のパッチコ
    ード(24)と、ケーブル接続端子に終端抵抗を接続した終
    端モジュラージャック(22)とを備え、各パッチコード接
    続口の接触子はそれぞれ対応する端末接続口(5) に信号
    ケーブル(6) で接続されることを特徴とする、バス・ス
    ター接続切換装置。
  4. 【請求項4】 複数のモジュラージャック(21)を配置し
    たケーブル接続ユニット(2) と、一端にLAN接続用モ
    ジュラープラグ(26)を備え他端にケーブル接続ユニット
    のモジュラージャック(21)に接続されるモジュラープラ
    グ(26,27) を備えた8芯ケーブルからなる第1のパッチ
    コード(23)と、基端にISDN接続用モジュラープラグ
    (27)を備え中間及び終端にケーブル接続ユニットのモジ
    ュラージャック(21)に接続されるモジュラープラグ(26,
    27) を備えた第2のパッチコード(24)と、ケーブル接続
    ユニットのモジュラージャックと同形の終端抵抗を接続
    したモジュラージャック(22)とを備えている、バス・ス
    ター接続切換装置。
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CN107748728A (zh) * 2017-10-09 2018-03-02 南京云悦欣自动化工程有限公司 一种串口通讯分配装置及其通讯方法
CN107748728B (zh) * 2017-10-09 2020-06-19 南京云悦欣自动化工程有限公司 一种串口通讯分配装置及其通讯方法

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