JP2000069031A - Rsvpにおける代理フロー構築システムおよび方法 - Google Patents

Rsvpにおける代理フロー構築システムおよび方法

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JP2000069031A
JP2000069031A JP23594198A JP23594198A JP2000069031A JP 2000069031 A JP2000069031 A JP 2000069031A JP 23594198 A JP23594198 A JP 23594198A JP 23594198 A JP23594198 A JP 23594198A JP 2000069031 A JP2000069031 A JP 2000069031A
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JP23594198A
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English (en)
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Takeshi Sato
壮 佐藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノードが閉塞している時間を利用して、一時
的に使用する代理フローを探索し、この代理フローを使
用してデータ転送を開始することにより、長時間ノード
の帯域が空かない場合のリソース予約の効率悪化を解消
する。 【解決手段】 データを送信する送信手段と、送信手段
から送信されたデータを受信する受信手段と、送信手段
と受信手段の間に設置され、相互接続された複数のノー
ドと、を有し、複数のノードは、送信手段から受信手段
に到達する複数のフローが構築可能であり、複数のフロ
ーのうち送信手段から受信手段に到達する最短のフロー
を通常のフローとして使用し、残りのフローを通常のフ
ローを構成するいずれかのノードに障害が発生したと
き、障害が発生したノードを迂回する代理のフローとし
て使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを経
由したデータ転送時にネットワークを構成するノードに
障害が発生したとき、RSVP(Resource Reservation
Protocol)をサポートしているネットワークにおける
代理フローを経由してデータを転送する代理フローの構
築装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CPU、バッファ、帯域などの通信に関
するハードウェアやソフトウェア資源であるリソースの
利用帯域とネットワークが提供するサービス品質QOS
(Quality Of Service)のサービス品質を提供するRS
VPをサポートしているベストエフォート型サービス
(受信側へのデータ転送は保証しないが、最大限の努力
は行うサービス)のネットワークにおいては、ノードか
らノードへのエンドツーエンドのデータパス上のリソー
ス確保、維持、およびコネクションレスIP(Internet
Protocol)網でのQOSを確保したサービスが可能と
されている。また、リソース不足によるリソース予約失
敗時のAdmission Controlエラーに対し、各ノードに常
駐している予約プログラムを抹消する“killer reserva
tion program”に対する対策も考えられており、リソー
ス予約の効率化も行われていた。
【0003】ここで、RSVPとは、インターネット上
でデータを送受信する際のリソースを確保し、ネットワ
ークが提供するQOSサービス品質を保証するためのプ
ログラムである。中継システム内には、システムがQO
Sサービスを確保できる十分な容量があるかどうか判断
するAdmission Controlと、ユーザがQOSサービスの
確保が許可されているかどうかを判断するPolicy Cont
rolの2つの決定モジュールが存在する。Admission Co
ntrolエラーは、この中継システムにリソース確保要求
の問い合わせをしたときに、要求されたQOSサービス
を確保できるだけの十分な容量がないために発生するエ
ラーのことである。
【0004】従来の通信ネットワークのオペレーティン
グ方法としては、特開平9−247190号公報に記載
されている方法がある。これは、通信端末で用いられる
アプリケーションのタイプに応じてネットワークリソー
スを割り当てる方法とそのアーキテクチャを提供し、非
同期転送モード(ATM:Asynchronous Transmission
Mode)RSVPと一体となって、アプリケーションに
よってネットワークリソースの割り当てが可能な必要な
構成要素を有し、インターネットプロトコル/非同期転
送モードを介してリソース予約プロトコルを実行するア
ーキテクチャを提供するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した技術のうち、
あるフローに対しリソース予約の失敗時に、“killer r
eservation program”への対策が行われる方法の場合に
は、予約失敗時のエラーメッセージを受信したノードは
閉塞状態になってしまう。これにより、エラーを検出し
たノードの帯域が空かない限りリソースが確保できない
ため、長期にわたって閉塞状態が継続する可能性があ
り、リソース予約の効率を大きく悪化させる問題があっ
た。これは、RSVPにおいてリソース予約を行うフロ
ーは、送信者から受信者に対して送信されるパスメッセ
ージにより、1つに決定され、複数存在しないからであ
る。
【0006】また、上述した特開平9−214504号
公報に記載されている方法は、ATM通信網を介したデ
ータパケットの配送時、受信側端末から送信される資源
予約メッセージによりIPレベルのサービス要求があっ
た場合、ATM通信網上の仮想コネクションのリソース
予約は行っているが、リソース予約が失敗したときのこ
とはいっさい考慮されていない。従って、いったんリソ
ース予約が失敗すると、いくら仮想コネクションを利用
しているといっても、仮想コネクションを張り直さない
限り、確実にネットワークの閉塞状態に陥ってしまうと
いう問題点があった。
【0007】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、ノードが閉塞
している時間を利用して、一時的に使用する代理フロー
を探索し、この代理フローを経由してデータ転送を開始
することにより、長時間ノードの帯域が空かない場合の
リソース予約の効率悪化を解消することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、データを送信する送信手段と、送信手段から送信
されたデータを受信する受信手段と、送信手段と受信手
段の間に設置され、相互接続された複数のノードと、を
有し、複数のノードは、送信手段から受信手段に到達す
る複数のフローが構築可能であり、複数のフローのうち
送信手段から受信手段に到達する最短のフローを通常の
フローとして使用し、残りのフローを通常のフローを構
成するいずれかのノードに障害が発生したとき、障害が
発生したノードを迂回する代理のフローとして使用する
ことを特徴とする。
【0009】また、複数のノードのそれぞれは、複数の
ノードのいずれかに障害が発生したとき障害が発生した
ノードから隣接する下流側のノードに障害の発生を通知
する機能および複数のノードのいずれかのノードに障害
が発生したとき障害が発生したノードを迂回して送信手
段から受信手段に到達するフローを探索する機能を有す
ることを特徴とする。
【0010】また受信手段は、送信手段と受信手段との
間に設置された複数のノードの予約したいリソースを有
するいずれかのノードにリソースを予約するためのメッ
セージを送信して、ノードのリソースを予約することを
特徴とする。
【0011】また、送信手段は、通常のフローを構成す
るいずれかのノードに障害が発生したとき、障害が発生
したノードを迂回する代理のフローが複数存在する場
合、複数の代理のフローのうち、送信手段から受信手段
に到達する最短の代理のフローを選択することを特徴と
する。
【0012】また、送信手段は、障害が発生したノード
のリソース予約が成功した場合、リソースを重複して予
約しないようにすべく、障害が発生した隣接する上流側
のノードにおいて、障害が発生したノードを経由して送
出されたリソースを予約するためのメッセージのフロー
識別子と障害が発生したノードを迂回するフローを経由
して送出されたリソースを予約するためのメッセージの
フロー識別子とを比較し、一致した場合は、障害が発生
したノードを迂回するフローを構成する各ノードに対し
リソースの予約を解除するためのメッセージを送出し
て、リソースの予約を解除することを特徴とする。
【0013】また、送信手段は、障害が発生したノード
の障害が解消されると、障害が発生したノードを迂回す
るフローから障害が解消されたノードを経由するフロー
に切り替わることを特徴とする。
【0014】また、複数のフローを構築可能な複数のノ
ードから構成される送信手段と受信手段を備えたリソー
ス予約システムで行われるリソース予約方法であって、
複数のフローのうちのいずれかのフローを構成するノー
ドが有するリソースを予約する第1のステップと、第1
のステップでリソースの予約が成功すると、送信手段か
ら受信手段にフローを経由してデータを転送する第2の
ステップと、第1のステップでノードのリソースの予約
が失敗すると、障害が発生した隣接する上流側のノード
が閉塞状態になる第3のステップと、第3のステップ
で、障害が発生した隣接する上流側のノードが閉塞状態
になったとき、障害が発生したノードを含むノードから
構成されるフローを迂回する代理のフローが存在する場
合、代理のフローを探索し代理のフローの確立が成功す
ると、代理のフローを経由して送信手段から受信手段に
データを転送する第4のステップと、第3のステップで
発生したノードの障害が解消されると、障害が発生した
フローを迂回するフローから障害が解消されたノードか
ら構成される本来のフローに移行し、本来のフローを経
由して送信手段から受信手段にデータを転送する第5の
ステップと、を含むことを特徴とする。
【0015】上記のように構成される本発明において、
リソース予約が失敗した場合には、ネットワークが閉塞
状態になった期間を利用して、一時的に使用する代理フ
ローが検索され、検索された代理フローを使用してデー
タ転送が開始されるので、長時間閉塞状態が継続して帯
域が空かない場合のリソース予約の効率悪化を防止でき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を参照し
て説明する。
【0017】本実施例は、ネットワークを経由したデー
タ転送時にネットワークを構成するノードに障害が発生
したとき、RSVPをサポートしているネットワークに
おける代理フローを経由してデータを転送するものであ
る。ネットワークを経由してデータを転送するには、詳
述したように、ネットワークを構成する各ノードが有す
るリソース(CPU、バッファ、帯域などの通信に関す
るハードウェアやソフトウェア)をあらかじめ予約して
おく必要がある。
【0018】ところが、もし、リソース不足によりリソ
ースの予約が失敗すると、そのノードを経由するデータ
の転送ができなくなる。そこで、そのエラーが発生した
ノードを迂回してデータの転送を行おうというのが本実
施例の主旨である。
【0019】図1は、本発明のシステム構成を示す図で
ある。図1に示すように、本実施例は、データを送信す
る送信手段10と、送信手段10から送信されたデータ
を受信する受信手段11と、送信手段10と受信手段1
1の間に設置され、相互接続された複数のノードN
[1]12〜N[9]20と、から構成される。
【0020】なお、図1において、ネットワークを構成
しているノードN[1]12〜N[9]20は上述した
RSVPをサポートしており、“killer reservation p
rogram”への対策も行われているとする。
【0021】送信手段10と受信手段11間のノードN
[1]12〜N[4]15を接続する太い実線で示すル
ートがデータを転送する通常の通常のフロー30、ノー
ドN[1]12,N[5]16,N[8]17,N
[6]18,N[7]19,N[4]15を接続する細
い実線で示すルートが通常のフロー30が閉塞状態にな
ったとき通常のフロー30に代わってデータを転送する
代理フロー31。同様に、N[2]13,N[6]1
8,N[7]19,N[4]15を接続する細い実線で
示すのが第2の代理フロー32である。図中、送信手段
10から受信手段11間において、送信手段10側に近
い方を上流側、受信手段11側に近い方を下流側とす
る。
【0022】なお、本実施例における複数のノードは、
複数のノードにいずれかのノードに障害が発生したと
き、障害が発生したノードから隣接する下流側のノード
に障害の発生を通知する機能と、複数のノードのいずれ
かのノードに障害が発生したとき障害が発生したノード
を迂回して送信手段から受信手段にデータを転送する機
能とを有している。
【0023】図2は、実際の各ノード間の接続を示す図
である。一般に、ノードとは、通信ネットワークにおい
て、大型コンピュータ、交換機、端末、プリンタなどの
総称を指すものが、図においては、大型コンピュータ5
0,55、端末51,52,54、交換機53が示され
ている。
【0024】図3は、通常のフロー30にリソース不足
によるAdmission Controlエラーが発生した場合を示す
図である。
【0025】図3を参照しながら本実施例の動作を簡単
に説明する。
【0026】図3の通常のフロー30を構成している各
ノードN[1]12〜N[4]15に対し、送信手段1
0から受信手段11に通常のフロー30のパスを設定す
るメッセージPath Message40を送出する。Path Mes
sage40が上記のノードを経由して送信手段10から受
信手段11に無事到着すれば、Path Message40が通
過した各ノードから構成されるルートがリソース予約フ
ローになるため、このフローに従って通常のフローを構
成する各ノードに対してリソース予約を行うメッセージ
ResvMessage41を通常のデータ転送とは逆の受信手段
11から送信手段10に送出する。これで、何もエラー
が発生しなければ、通常のフローを構成する各ノードに
対するリソース予約を完了したことになるが、ここで、
例えば、図3に示すように、通常のフロー30のノード
N[3]14でリソース不足によるAdmission Control
エラーが発生した場合、エラーが発生したノードN
[3]14は、上流側のノードN[4]15にリソース
予約エラーメッセージResv Err Message42を送出す
る。ノードN[3]14からResv Err Message42を
受信するとノードN[4]15は閉塞状態になり、これ
と同時にエラーが発生したノードN[3]14を迂回し
て送信手段10まで到達できる代理ルートの探索を開始
する。
【0027】ノードN[4]15は、このとき、2つの
代理フロー31,32のいずれか1つを選択する。どの
代理ルートを選択するかその選択基準となるのは、各ノ
ード間の接続関係を示す経路情報に基づいており、エラ
ーが発生したノードの上流側のノードから複数のフォー
ワーディングルートを検索して、送信手段10から目的
のノードまで最も近い最短フローを選択する。
【0028】本実施例においては、図4に示すように、
2つの代理フロー31,32を真っ直ぐに延ばしてみる
と、フロー32の方が短いことがわかる。従って、この
場合は、ノード(N[1]12→N[2]13→N
[6]18→N[7]19→N[4]15)から構成さ
れる代理フロー32が選択される。図3に戻り、ノード
N[4]15から選択された代理フロー32の各ノード
に対してリソースを予約するメッセージProxy Resv M
essage43を送出して、代理フローの予約を行う。こう
して、代理フロー上32の各ノードに対するリソース予
約を完成する。
【0029】送信手段10は、図5に示すように、代理
フロー32を経由したProxy ResvMessage43を受信し
た時点で、代理フロー32の存在を認識し、代理フロー
32を経由したデータ60の転送を開始する。
【0030】その後、図6に示すように、ノードN
[3]14に発生したAdmission Controlエラーが解消
され、N[4]15の閉塞状態が解除されると、送信手
段10が受信手段11からResv Message41を受信し
た時点で代理フロー31を経由したデータ60の転送を
中止して代理フロー31を解除し、通常のフロー30に
切り替えて通常のフロー30を経由したデータ転送を行
う。
【0031】ここで、代理フローの確立や解除に用いら
れる各メッセージの機能と用途を簡単に説明しておく。
なお、各メッセージのフォーマットの説明は省略する。
【0032】(1)Path Message 通常のフローのパス設定メッセージ。リソース予約を行
う通常のフローのパスを張るメッセージで、リソース予
約の開始の最初に送信手段10から受信手段11に送出
される。
【0033】(2)Resv Message リソース予約メッセージ。送信手段10から送出されたP
ath Message40を受信し、このメッセージに対する応
答として受信手段11から送信手段10に返されるメッ
セージ。通常のフローを構成する各ノードのリソース予
約が可能になる。
【0034】(3)Proxy Resv Message 代理フロー確立メッセージ。通常のフローを構成するノ
ードのリソース予約時にAdmission Controlエラーが発
生したとき、代理フローを確立するための通常のフロー
にエラーが発生したノードの下流側のノードから代理フ
ローを構成する各ノードに送出される。Proxy Resv M
essage43は、代理フローに対するリソース予約の開始
指定、エラーが発生したノードのIPアドレスの内容を
含むProxy Resv Message43を複数のインタフェース
に送出するノードが存在する場合に、候補としてあげら
れた複数の代理フローを識別するためのIPアドレスの
保持エリア(以降、代理識別子と呼ぶ)を持つ点が異な
るだけでその他はResv Message41と同じである。
【0035】(4)Teardown Message 通常のフロー予約取り消しメッセージ。Resv Message
41により予約された通常のフローの予約を取り消すた
め通常のフローを構成する各ノードに対して送出され
る。
【0036】(5)Proxy Teardown Message 代理フロー予約取り消しメッセージ。Proxy Resv Mes
sage43により代理フローのリソースを重複して予約す
るのを防止するため送信手段10から代理フローに送出
される。Teardown Message44と同じ内容であるが、
代理識別子エリアの内容が含まれ、代理フローの解除を
示すProxyEndBitが用意されている点が異なる。
【0037】(6)Resv Err Message Admission Controlエラー発生通知メッセージ。リソー
ス不足による通常のフローのノードにAdmission Contr
olエラーが発生したノードから上流側のノードに送出さ
れる。
【0038】(7)Non-Search Message 代理フロー探索禁止メッセージ。ノードが閉塞状態にな
って、ResErrMessageを受信しても代理ノードの探索を
行わないことをエラーが発生したノードの上流側のノー
ドに送出される。
【0039】こられのメッセージうち、特に、Proxy R
esv Message43にはIPアドレス(サブフロー識別子
(図示せず)として使用)が設定され、代理フローの予
約に使用される。 また、Proxy Teardown Message4
6にはProxyEndBitが用意され、代理フローのリソース
の予約解除に使用される。
【0040】図7は、本実施例の状態の移行を示す状態
遷移図である。
【0041】本実施例の代理フロー探索装置は、状態の
変化に応じて以下のように状態が移行する。まず、リソ
ース予約を開始し(状態70)、リソース予約が成功す
ると、通常のフローを経由して目的のノードにデータを
転送する(状態72)。リソース予約が失敗すると、ノ
ードが閉塞状態になる(状態71)。状態71で、ノー
ドの閉塞状態が解除されれば、代理フローの探索に移行
せずに再びリソース予約ができる状態70になる。ノー
ドが閉塞状態になったとき、代理フローが存在する場合
は、ノード間の接続関係等を含むノードの経路情報を基
に代理フローの探索を開始する。探索の結果、代理フロ
ーの確立が成功すると(状態73)、代理フローを経由
して目的のノードにデータを転送する。こうして、リソ
ースの予約が成功すると、代理フローを解除し通常のフ
ローにルートを切り替えて、通常のフローを経由したデ
ータの転送を開始する。
【0042】また、本実施例の動作は、以下の3つのフ
ェーズから成る。各フェーズのデータやメッセージの流
れを示す各フロー制御の説明を以下に示す。
【0043】図8は、通常のフローを経由したリソース
予約時のフロー制御を示す図である。図8において、ノ
ードN[1]12〜N[7]19が送信手段10から受
信手段11の間に配置されているが、このうちノードN
[1]12〜N[4]15が通常のフロー、ノードN
[5]16〜N[8]19が代理フローを構成するノー
ドである。また、各ノードから下に延びている線が太い
実線で示されているときは、それらのノードがその時点
でメッセージやデータの送受信に関与していることを示
し、細い点線で示されているときは関与していないこと
を示す。
【0044】(1)通常のフローを経由したリソース予
約 それでは、図8のフロー制御の流れに従って順に説明し
ていく。送信手段10から受信手段11に通常のフロー
の各ノードN[1]12〜N[4]15を経由してPath
Message40が送出される。 Path Message40が受
信手段11に無事に到着すると、Path Message40が
通過したノードN[1]12〜N[4]15から構成さ
れる通常のフロー30がリソース予約を行うフローにな
り、このフローに従って受信手段11から信手段10に
Resv Message41を送出し、通常のフロー30を構成
する各ノードに対しリソース予約を開始する。
【0045】しかし、図8のように、例えば、ノードN
[3]14でリソース不足によるAdmission Controlエ
ラーが発生した場合、エラーが発生したノードN[3]
14からノードN[4]15にエラーの発生を通知する
Resv Err Message42が送出される。そして、ノード
N[3]14はこのメッセージを受信して閉塞状態にな
ると同時に、ノードN[3]14からノードN[2]1
3,N[1]12,送信手段10に閉塞状態になっても
これらのノードから構成される代理フローの探索を禁止
するNon-Search Message43を送出する。こうして、N
on-Search Message43を受信したノードN[1]1
2,N[2]13、送信手段10は代理フローの探索を
行わない。このように、ノードN[1]12,N[2]
13に代理フローの探索を禁止するNon-Search Messag
e43を送出するのは、ノードN[1]12とN[2]
13がノードN[3]14に対し受信手段11に至るフ
ォーワードルートでなく、送信手段10に至るバックワ
ードルートであるからである。
【0046】なお、ここでいう閉塞状態とは、一定時間
経過後のリトライ失敗も含めた状態のことをいう。
【0047】(2)代理フローの確立 図9,図10は、代理フローの確立を示すフロー制御を
示す図である。
【0048】続いて、通常のフロー30にAdmission co
ntrolエラーが発生したとき、代理フローを探索し、こ
のうち最短の代理フロー32を選択する場合を例にとり
説明する。Admission Controlエラーが発生したノード
N[3]14の上流側のノードN[4]15から代理フ
ロー32を構成するN[7]19,ノードN[7]19
からN[6]18,およびノードN[6]18からN
[8]17にProxy Resv Message44を送出して、代
理フローの探索を開始する。
【0049】ノードN[4]15からProxy Resv Mes
sage44を受信した代理フローのノードN[7]19
は、2つの代理フロー31,32が存在することを探索
した時点で、ノードN[3]14がAdmission Control
エラー発生ノードであることをProxy Resv Message4
4から認識して、ノードN[6]18にのみProxy Res
v Message44を送出する。Proxy Resv Message44
を受信したノードN[6]18は、ノードN[2]13
とN[8]13が共にAdmission Controlエラーが発生
したノードではないので、Proxy Resv Message44を
この2つのノードに送出する。この際、Proxy Resv M
essage44の代理識別子エリアに送信先の宛先となるノ
ードN[2]13およびN[8]17のIPアドレス
(サブフロー識別子として使用)を格納して送出する。
ノードN[8]17の上流側のノードN[1]12,N
[2]13,N[5]16,N[8]17も同様に送信
先のIPアドレスを格納してノードN[1]12から送
信手段10,ノードN[2]13からN[3]14,N
[5]16からN[1]14,ノードN[8]17から
N[5]16にそれぞれProxy Resv Message44を送
出するので、送信手段10には、1つまたは複数のProx
y Resv Message44が到着することになる。
【0050】その結果、ノードN[1]12では、通常
のフロー30および代理フロー32を経由したProxy R
esv Message44を2方向から受信することになるが両
方のフロー識別子が同じであれば、ネットワークの過負
荷を防ぐためリソースを重複して予約しないようにす
る。送信手段10は、最初に受信したProxy Resv Mes
sage44を送信手段10→N[1]12→N[2]13
→N[6]18→N[7]19→N[4]15→受信手
段11を経由する代理フロー32からのものと認識し、
後から受信したすべてのProxy Resv Message44に対
し、代理フローの予約取り消しを行うためProxy Teard
own Message46、代理フローのノードN[5]16と
N[8]17に送出する。そして、以上により確立され
る代理フロー32を経由し、最終ホップを使用してデー
タ転送を開始する。
【0051】データ通信分野において、ホップとは、通
常送信先から送信元へのルータ間のデータの転送をい
う。すなわち、ここでは、ルータ間の最後のデータ転送
を意味する。
【0052】(3)代理フローの解除および通常のフロ
ーへの切り替え 図11は、代理フローの解除と通常のフローへの切り替
えを示すフロー制御を示す図である。
【0053】ノードN[3]14のAdmission Control
エラーが解消されリソース予約が成功すると、ノードN
[1]12,N[2]13は、通常のフロー30および
代理フローを経由した2方向からResv Message41を
受信する。そこで、受信した両方のResv Message41
のフロー識別子とProxy Resv Message43のフロー識
別子とを比較して、一致した場合は、リソースを重複し
て予約しないように代理フローのリソース予約を解除す
る。送信手段10はResvMesage41を受信すると、代理
フローに対し、Proxy Teardown Message46にProxyE
ndBitを立てて送出する。これにより、代理フローを構
成している各ノードN[1]12,N[2]13,N
[6]18,N[7]19,N[4]15のリソース予
約が解除される。しかし、ノードN[1]12,N
[2]13,N[4]15については、Resv Message
41によってリソースが予約されているため予約状態を
変えない。ノードN[4]15は、ProxyEndBitが立っ
ているProxyTeardowmMessage46を受信してから、本来
の通常のフロー30を経由したデータ転送を開始する。
【0054】以上により、代理フローから通常のフロー
への切り替え処理が終了する。
【0055】代理フローを解除する際、フロー識別子だ
けでなく代理識別子エリア(図示せず)も参照して、該
当フローに対しProxy Teardown Message46を送出す
る。通常、最終ホップを使用して本メッセージを送出す
ることにより、Proxy ResvMessage43の送出を開始し
たノードN[4]15まで本メッセージが到達すること
になるが、複数のインタフェースに対し、 Proxy Resv
Message43を送出したノードN[6]18(代理識
別子エリアに格納されたIPアドレスと送信元アドレス
が一致するノード)は、 Proxy Resv Message43に
よる代理フローに対するすべてのProxy Teardown Mes
sage46が戻ってこない場合には、Proxy Resv Messa
ge43の送出を停止する。なお、リソースを解放する際
は、Proxy Teardown Message46を受信するノード
は、フロー識別子および代理識別子エリアを参照して、
該当する代理フローのみ解除する。つまり、ノード内に
代理フローに対するリソース予約が存在する限り、リソ
ース予約を解除しないでResv Message41で設定され
た帯域と同じ帯域を予約し続ける。
【0056】なお、代理フローを構築する前に、Resv
Message41による通常のフローが確立されていた場合
には、通常のフロー30を構成している各ノードは、Pr
oxyResv Message43を受信した時点で、代理フローの
識別子を既に確立されている通常のフロー30のフロー
識別子と比較して、一致した場合には、Proxy Resv M
essage43に対して、すぐにProxy Teardown Message
46を送出して、代理フローのリソース解除を行う。
【0057】図12〜14は、本実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
【0058】次に、本発明の一実施例を図12〜15を
参照して詳細に説明する。
【0059】まず、送信手段10から通常のフロー(N
[1]12,N[2]13,N[3]14,N[4]1
5)30を通過して受信手段11にPath Message40
を送出する(ステップS100)。受信手段11がPath
Message40を受信したかどうか判断し、Path Messa
ge40を受信していない場合は、ステップS100に戻
ってPath Message40の送出を続ける(ステップS1
01)、ステップS101で、受信手段11がPath Me
ssage40を受信した場合は、受信手段11から送信手
段10にResv Message41を送出する(ステップS1
02)。そして、通常のフロー30を構成する各ノード
のリソースの予約が成功したかどうか判断し(ステップ
S103)、リソースの予約が成功した場合は、送信手
段10から受信手段11にデータを転送して、終了する
(ステップS104)。
【0060】以上が図8に示した通常のフロー30を経
由したリソース予約処理である。
【0061】ステップS103で、リソースの予約が失
敗した場合は、リトライするかどうか判断し、リトライ
する場合は、ステップS102に戻って、Resv Messag
e41を再送する(ステップS105)。リトライしな
い場合は、リソース予約失敗の原因が、例えば、ノード
N[3]14でリソース不足によるAdmission Control
エラーが発生したかどうか判断し(ステップS10
6)、ノードN[3]14でエラーが発生した場合は、
エラーが発生したノードN[3]14を迂回して送信手
段10に到達する代理フローが存在するかどうか判断す
る(ステップS107)。代理フローが存在しない場合
は、もう一度通常のフロー30を構成する各ノードの予
約を試みるためリトライするかどうか判断し、リトライ
する場合には、ステップS100に戻って、Path Mess
age40を再送し、リトライしない場合は、終了する
(ステップS108)。代理フローが存在する場合は、
ノードN[3]14の上流側のノードN[4]15に通
常のフロー30の予約失敗を通知するメッセージResv
Err Message42を送出する(ステップS109)。そ
して、ノードN[3]14からノードN[1]12,N
[2]13,送信手段10にバックワードルートの探索
の禁止を通知するメッセージNon-Search Message43
を送出する(ステップS110)。続いて、ノードN
[4]15から代理フローのノードN[7]19,ノー
ドN[7]18からN[6]19,ノードN[6]19
からN[2]13とN[8]17,ノードN[5]16
からN[1]12,ノードN[2]13からN[1]1
2,ノードN[1]12から送信手段10にProxy Res
v Message44を送出する(ステップS111)。代理
フローを構築する前に、Resv Message41による本来
のフロー30を確立していた場合、本来のフロー30を
構築している各ノードは、ProzyResvMessage442を受
信した時点で、代理フローの識別子を、既に完成してい
る本来のフローのフロー識別子と比較して、一致した場
合は、Proxy Resv Message44に対して即時にProxy
Teardown Message46を送出して、代理フローのリ
ソース解除を行う。
【0062】以上のようにノードN[1]12,送信手
段10には、1つまたは複数のResvMessage44が到達
することになるので、送信手段10で複数のProxy Res
vMessage44を受信したかどうか判断する(ステップS
112)。送信手段10が複数のProxy Resv Message
44を受信した場合は、2方向からProxy ResvMessage
44のフロー識別子と代理識別子とを比較して、代理フ
ローかどうかチェックする(ステップS113)。2方
向から受信したフロー識別子と代理識別子が同じであれ
ば、送信手段10は最初に受信したProxy Resv Messa
ge44を代理フロー22からのものと認識し、リソース
を重複して予約しないように、代理フロー32以外の代
理フロー31の各ノードN[5]16,N[8]17に
送信手段10からProxy Teardown Message46を最終
ホップを使用して送出する(ステップS114)。この
ように該当するフローのみ解除する。つまり、ノード内
に代理フローに対するリソース予約が存在する限り、Re
sv Message41で設定されるべき帯域と同じ帯域を予
約し続ける。そして、ノードN[6]18で、Proxy T
eardown Message46を受信したかどうか判断する(ス
テップS115)。通常、最終ホップを使用して本メッ
セージを送出することにより、Proxy Resv Message4
4の送出を開始したノードN[4]15まで本メッセー
ジが到達するが、代理識別子エリアに格納されたIPア
ドレスと送信元アドレスが一致するノードN[8]18
は、Proxy Resv Message44に対するProxyResvTeard
ownMessage46が戻ってこない場合は、Proxy Resv M
essage44の送出を停止する。ノードN[6]18でPr
oxy Teardown Message46を受信した場合は、Proxy
Resv Message44の送出を停止する(ステップS1
16)。代理フローが確立されたかどうか判断し(ステ
ップS117)、代理フローが確立されていない場合
は、上述したステップS111に戻る。代理フローが確
立された場合は、送信手段10から受信手段11に代理
フローを経由してデータを転送する(ステップS11
8)。
【0063】以上が図9,図10に示した代理フローの
確立処理である。
【0064】ノードN[3]14のAdmission Control
エラーが解消され、ノードN[3]14のリソース予約
が成功したかどうか判断し、失敗した場合は、ステップ
S118に戻り(ステップS119)、成功した場合
は、ノードN[2]13,ノードN[1]12,送信手
段10が受信手段11からResv Message41を受信す
る(ステップS120)。この際、代理フロー32を経
由したリソースが既に予約されていた場合は、ノードN
{1}12とN[2]13は受信したResv Message4
1のフロー識別子とProxy Resv Message44のフロー
識別子とを比較して、一致した場合は、リソースを重複
して予約しないようにするため、ノードN[1]12と
N[2]13で、Proxy Resv Message44のフロー識
別子とResvMessage41のフロー識別子とを比較する
(ステップS121)。一致した場合は、代理フローを
構成する各ノードN[1]12,N[2]13,N
[4]15,N[6]18,N[7]19にProxyEndBi
tを立ててProxy Teardown Message46を送出し、リ
ソースの二重予約を防止する(ステップS122)。た
だし、N[1]12,N[2]13,N[4]15につ
いては、Resv Message41によりリソース予約がなさ
れているため予約状態を変えない。ProxyTeardownResvM
essage46のフロー識別子とResv Message41のフロ
ー識別子が一致しない場合は、ノードN[4]15がPr
oxy Teardown Message46を受信したかどうか判断す
る(ステップS123)。ノードN[4]15がProxy
Teardown Message46を受信した場合は、代理フロ
ー32から通常のフロー30に切り替えて、送信手段1
0から受信手段11に通常のフロー30を経由してデー
タを転送する(ステップS124)。
【0065】以上が図11に示した代理フローの解除お
よび通常のフローへの切り替え処理である。
【0066】以上のように、リソース不足が発生した場
合に、本来の通常のフローとは別に代理フローを構築
し、代理フローを経由したデータの転送を行ってリソー
ス予約の効率化を可能にする。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、リソー
ス不足からリソース予約に失敗した場合は、予約失敗の
メッセージを受信したノードはエラーを検出したノード
のリソース予約が成功するまで閉塞状態で待ち続けるこ
とになるが、この期間を利用して、本来のフローとは別
に一時的に使用する代理フローを検索して、代理フロー
が存在する場合は、パスメッセージにより指定されたフ
ローのリソース予約が完成するまでの間、代理フローを
経由してデータを送出して、リソース予約における効率
化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成を示す図である。
【図2】ネットワークを構成する各ノードの接続とノー
ドの構成要素を示す図である。
【図3】代理フローの探索を示す図である。
【図4】最短フローパスを示す図である。
【図5】代理フローを経由したデータの転送を示す図で
ある。
【図6】代理フローから通常のフローに切り替えた後の
データ転送を示す図である。
【図7】本実施例の状態遷移図を示す図である。
【図8】通常のフローを経由したリソース予約のフロー
制御を示す図である。
【図9】代理フロー確立のフロー制御を示す図である。
【図10】代理フロー確立のフロー制御を示す図であ
る。
【図11】代理フロー解除および通常のフローへの切り
替えのフロー制御を示す図である。
【図12】本実施例の動作を示すフロ−チャートであ
る。
【図13】本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図14】本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 送信手段 11 受信手段 12,13,15,16,,17,18,19,20,
50,51,52,53,54,55 ノード 40 Path Message 41 Resv Message 42 Resv Err Message 43 Non-Search Message 44 Proxy Resv Message 45 Teardown Message 46 Proxy Teardown Message 60 リソース予約状態 61 ノード閉塞状態 62 リソース予約成功状態 63 代理フロー確立状態

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを送信する送信手段と、 前記送信手段から送信されたデータを受信する受信手段
    と、 前記送信手段と前記受信手段の間に設置され、相互接続
    された複数のノードと、を有し、 前記複数のノードのそれぞれは、前記送信手段から受信
    手段に到達する複数のフローを構築可能であり、該複数
    のフローのうち前記送信手段から受信手段に到達する最
    短のフローを通常のフローとして使用し、残りのフロー
    を該通常のフローを構成するいずれかのノードに障害が
    発生したとき、該障害が発生したノードを迂回する代理
    のフローとして使用することを特徴とする代理フロー構
    築システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の代理フロー構築システム
    において、 前記複数のノードのそれぞれは、該複数のノードのいず
    れかに障害が発生したとき該障害が発生したノードから
    隣接する下流側のノードに障害の発生を通知する機能お
    よび前記複数のノードのいずれかのノードに障害が発生
    したとき障害が発生したノードを迂回して前記送信手段
    から受信手段に到達するフローを探索する機能を有する
    ことを特徴とする代理ノ−ド構築装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2項記載の代理フロー構
    築システムにおいて、 前記受信手段は、前記送信手段と受信手段との間に設置
    された複数のノードの予約したいリソースを有するいず
    れかのノードにリソースを予約するためのメッセージを
    送信して、該ノードのリソースを予約することを特徴と
    する代理フロー構築システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3項のいずれか1項に記
    載のリソース予約システムにおいて、 前記送信手段は、前記通常のフローを構成するいずれか
    のノードに障害が発生したとき、該障害が発生したノー
    ドを迂回する代理のフローが複数存在する場合、該複数
    の代理のフローのうち、前記送信手段から受信手段に到
    達する最短の代理のフローを選択することを特徴とする
    代理フロー構築システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4項のいずれか1項に記
    載のリソース予約システムにおいて、 前記送信手段は、前記障害が発生したノードのリソース
    予約が成功した場合、リソースを重複して予約しないよ
    うにすべく、前記障害が発生した隣接する上流側のノー
    ドにおいて、前記障害が発生したノードを経由して送出
    されたリソースを予約するためのメッセージのフロー識
    別子と前記障害が発生したノードを迂回するフローを経
    由して送出されたリソースを予約するためのメッセージ
    のフロー識別子とを比較し、これらが一致した場合に
    は、前記障害が発生したノードを迂回するフローを構成
    する各ノードに対しリソースの予約を解除するためのメ
    ッセージを送出して、リソースの予約を解除することを
    特徴とするリソース予約システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5項のいずれか1項に記
    載のリソース予約システムにおいて、 前記送信手段は、前記障害が発生したノードの障害が解
    消されると、前記障害が発生したノードを迂回するフロ
    ーから前記障害が解消されたノードを経由するフローに
    切り替えることを特徴とするリソース予約システム。
  7. 【請求項7】 複数のフローを構築可能な複数のノード
    から構成される送信手段と受信手段を備えたリソース予
    約システムで行われるリソース予約方法であって、 前記複数のフローのうちのいずれかのフローを構成する
    ノードが有するリソースを予約する第1のステップと、 前記第1のステップでリソースの予約が成功すると、前
    記送信手段から受信手段に前記フローを経由してデータ
    を転送する第2のステップと、 前記第1のステップで前記ノードのリソースの予約が失
    敗すると、該障害が発生した隣接する上流側のノードが
    閉塞状態になる第3のステップと、 前記第3のステップで、障害が発生した隣接する上流側
    のノードが閉塞状態になったとき、障害が発生したノー
    ドを含むノードから構成されるフローを迂回する代理の
    フローが存在する場合、該代理のフローを探索し該代理
    のフローの確立が成功すると、該代理のフローを経由し
    て前記送信手段から受信手段にデータを転送する第4の
    ステップと、 前記第3のステップで発生したノードの障害が解消され
    ると、前記障害が発生したフローを迂回するフローから
    障害が解消されたノードから構成される本来のフローに
    移行し、該本来のフローを経由して前記送信手段から受
    信手段にデータを転送する第5のステップと、を含むこ
    とを特徴とする代理フロー構築方法。
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Cited By (3)

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WO2011043312A1 (ja) * 2009-10-06 2011-04-14 日本電気株式会社 ネットワークシステムとコントローラ、方法とプログラム

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