JP2000066623A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2000066623A JP25333998A JP25333998A JP2000066623A JP 2000066623 A JP2000066623 A JP 2000066623A JP 25333998 A JP25333998 A JP 25333998A JP 25333998 A JP25333998 A JP 25333998A JP 2000066623 A JP2000066623 A JP 2000066623A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置において、バックライトからの
光と外光との双方を同時に利用して表示を行っても、液
晶表示パネルの画面輝度を常に好適とする。 【解決手段】 液晶表示パネル1の一対のガラス基板
2、3のうち裏面側のガラス基板3の所定の辺部は表面
側のガラス基板2から突出されている。この裏面側のガ
ラス基板3の突出部の上面には外光照度検出センサ41
が設けられている。そして、外光照度検出センサ41に
よる検出照度に基づいてバックライト11からの出射光
の輝度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば液晶表示
パネルのような非発光型の表示パネルを備えた表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば液晶表示パネルのような非発光型
の表示パネルを備えた表示装置には、大別すると、透過
光を利用して表示する透過型のものと、反射光を利用し
て表示する反射型のものとがあるが、この両者を兼ねた
反射兼透過型のものもある。反射兼透過型の表示装置の
場合には、図示していないが、一般的に、非発光型の表
示パネルの裏面側に半透過半反射板を配置し、その裏面
側にバックライトを配置した構造となっている。そし
て、透過型として使用する場合には、バックライトを点
灯させ、バックライトからの光を半透過半反射板及び表
示パネルを透過させて表示パネルの表面側に出射させ、
これにより表示を行っている。一方、反射型として使用
する場合には、バックライトを点灯させず、表示パネル
の表面側から入射された外光を表示パネルを透過させて
半透過半反射板で反射させ、この反射光を表示パネルを
透過させて表示パネルの表面側に出射させ、これにより
表示を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
表示装置では、バックライトからの光と外光との双方を
同時に利用して表示を行うこともできる。しかしなが
ら、外光のみで十分な画面輝度が得られる環境下におい
て、バックライトからの光と外光との双方を同時に利用
して表示を行うと、液晶表示パネルの画面輝度が高くな
りすぎて見ずらくなることがあるという問題があった。
この発明の課題は、バックライトからの光と外光との双
方を同時に利用して表示を行っても、表示パネルの画面
輝度を常に好適とすることができるようにすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、非発光型の
表示パネルと、該表示パネルの裏面側に配置され、光を
前記表示パネルの裏面に向けて出射するとともに、前記
表示パネルの表面側から入射されて前記表示パネルを透
過した外光を前記表示パネルの裏面に向けて反射する反
射兼光出射手段と、前記表示パネルに一体的に形成され
た外光照度検出センサと、該外光照度検出センサによる
検出照度に基づいて前記反射兼光出射手段からの出射光
の輝度を制御する出射光輝度制御手段とを具備したもの
である。この発明によれば、表示パネルに一体的に形成
された外光照度検出センサによる検出照度に基づいて出
射光輝度制御手段により反射兼光出射手段からの出射光
の輝度を制御することになるので、反射兼光出射手段か
らの光と外光との双方を同時に利用して表示を行って
も、表示パネルの画面輝度を常に好適とすることができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態を適
用した反射兼透過型の液晶表示装置の要部を示したもの
である。この液晶表示装置は、データラインと各画素電
極との間に薄膜トランジスタ等のスイッチング素子を有
するアクティブマトリクス型の液晶表示パネル1を備え
ている。液晶表示パネル1は、詳細には図示していない
が、一対のガラス基板2、3がほぼ枠状のシール材4を
介して貼り合わされ、シール材4の内側における両ガラ
ス基板2、3間に液晶が封入され、各ガラス基板2、3
の表面に偏光板5、6が貼り付られたものからなってい
る。
【0006】液晶表示パネル1の裏面側には反射機能を
備えたバックライト(反射兼光出射手段)11が配置さ
れている。バックライト11は、液晶表示パネル1の裏
面に設けられた光学シート12と、この光学シート12
の裏面に設けられた光拡散層13と、この光拡散層13
の裏面に設けられた光学部材14と、この光学部材14
の裏面側に設けられた導光体15と、この導光体15の
所定の一端面側に設けられた光源16とを備えている。
光源16は、直線状の蛍光管17と、この蛍光管17か
らの光を導光体15の一端面に向けて反射させるための
リフレクタ18とからなっている。
【0007】導光体15は、図2にも示すように、アク
リル樹脂等によって形成されたものであって、裏面を平
坦面とされ、裏面に垂直な所定の一端面を光入射面21
とされ、表面を光入射面21側から他端面側に向かうに
従って漸次薄肉となる階段状とされた構造となってい
る。この場合、階段状の表面は、裏面に平行な複数の段
面22と、これらの段面22に垂直な段差面(光出射
面)23とからなっている。各段面22上には、酸化シ
リコンからなる下地膜(図示せず)を介してアルミニウ
ムの蒸着膜等からなる反射膜24が設けられている。導
光体15の裏面には反射板25が設けられている。そし
て、導光体15は、その裏面を液晶表示パネル1に対し
て適宜に傾斜された状態で、液晶表示パネル1の裏面側
に配置されている。
【0008】光学部材14は、図2にも示すように、ア
クリル樹脂等によって形成されたものであって、表面を
平坦面とされ、裏面に複数の断面三角形状の突状部31
が一定のピッチで形成された構造となっている。この場
合、突状部31の一方の側面と空気との界面は第1の光
学界面32となっており、突状部31の他方の側面と空
気との界面は第2の光学界面33となっており、各突状
部31間における光学部材14の裏面と空気との界面は
第3の光学界面34となっている。そして、光学部材1
4は、その突状部31の頂点を反射膜24に近接または
当接された状態で、導光体15上に配置されている。こ
の状態では、第1の光学界面32は、導光体15の段面
22に対する角度(第1の光学界面32の段差面23と
対向する側の角度)が90°以下であって、段差面23
とほぼ平行する面またはそれに近い傾斜面となってい
る。第2の光学界面33は、光学部材14の表面の垂線
に対する角度が当該垂線と第1の光学界面32とのなす
角度よりも大きい傾斜面となっている。第3の光学界面
34は、導光体15の段面22とほぼ平行する面または
それに近い傾斜面となっている。なお、光学部材14の
突状部31のピッチは、液晶表示パネル1の画素ピッチ
とほぼ同じか、あるいは同画素ピッチの整数分の1とな
っている。また、導光体15の段面22のピッチは、光
学部材14の突状部31のピッチよりもやや大きくなっ
ている。
【0009】光拡散層13は、例えば、光散乱用微粒子
が分散された透明な粘着剤を光学部材14の表面に塗布
したものからなっている。そして、光学シート12は、
この光拡散層13を介して光学部材14の表面に貼り付
けられている。また、液晶表示パネル1は、光学シート
12の表面に透明な粘着剤または両面粘着シート35を
介して貼り付けられている。光学シート12は、図3に
示すように、互いにほぼ直交する透過軸P及び反射軸S
を有し、透過軸Pに沿った偏光成分(P偏光成分)の光
を透過させ、反射軸Sに沿った偏光成分(S偏光成分)
の光を反射するようになっている。すなわち、この光学
シート12の裏面側から、透過軸Pに沿ったP偏光成分
の光と反射軸Sに沿ったS偏光成分の光との双方を含む
光が入射されると、この入射光のうち透過軸Pに沿った
P偏光成分の光は光学シート12を透過し、反射軸Sに
沿ったS偏光成分の光は光学シート12で反射される。
このような半透過半反射特性は、光学シート12の表面
側からの入射光に対しても同様である。
【0010】さて、この液晶表示装置を透過型として使
用する場合には、蛍光管17を点灯させる。すると、蛍
光管17からの光及びリフレクタ18によって反射され
た反射光は導光体15の光入射面21に入射される。こ
の入射光は、例えば図2において実線の矢印で示すよう
に、反射膜24や反射板25で反射されながら導光体1
5内を横方向に進行し、各段差面(光出射面)23から
出射される。この出射光は、同じく図2において実線の
矢印で示すように、光学部材14の第1の光学界面32
に入射され、第2の光学界面33で全反射され、光学部
材14の表面から出射され、光散乱層13に入射されて
散乱される。この散乱光のうちP偏光成分の光は光学シ
ート12を透過して液晶表示パネル1の裏面に入射さ
れ、S偏光成分の光は光学シート12で反射される。し
かし、光学シート12で反射された光は、反射膜24で
反射され、光散乱層13で再度散乱される。この散乱光
のうちP偏光成分の光は光学シート12を透過して液晶
表示パネル1の裏面に入射され、S偏光成分の光は光学
シート12で反射される。そして、このようなことが繰
り返されることにより、各段差面23から出射された光
のほとんどが液晶表示パネル1の裏面に入射される。な
お、光学シート12の透過軸と液晶表示パネル1の裏面
側の偏光板6の透過軸とは互いにほぼ平行となってい
る。そして、液晶表示パネル1の裏面に入射された光
は、液晶表示パネル1を透過して液晶表示パネル1の表
面側に出射され、これにより表示が行われることにな
る。
【0011】一方、この液晶表示装置を反射型として使
用する場合には、蛍光管17を点灯させず、外光を利用
することになる。すなわち、液晶表示パネル1の表面側
から入射された外光(直線偏光光)は液晶表示パネル1
を透過する。この透過光は、例えば図2において点線の
矢印で示すように、光学シート12、光拡散層13及び
光学部材14を順に透過し、反射膜24で反射される。
この反射光は、光学部材14を透過し、光拡散層13で
拡散される。この拡散光のほとんどは、上記の場合と同
様にして、光学シート12を透過して液晶表示パネル1
の裏面に入射される。この入射光は、液晶表示パネル1
を透過して液晶表示パネル1の表面側に出射され、これ
により表示が行われることになる。
【0012】次に、この液晶表示装置において、光源1
6からの光と外光との双方を同時に利用して表示を行う
場合について説明する。ところで、液晶表示パネル1の
好適な画面輝度(使用環境下で表示を充分な明るさで観
察することができる輝度)は使用環境の照度(以下、環
境照度という。)によって異なり、同じ画面輝度でも、
環境照度によっては画面が眩しすぎたり暗すぎたりす
る。例えば、夏期の直射日光下のような10万ルクスを
越える高照度の使用環境下では、眩しすぎることにな
る。
【0013】そこで、この液晶表示装置では、夏期の直
射日光下のような10万ルクスを越える高照度の使用環
境下でも、眩しすぎない好適な画面輝度が得られるよう
にするために、主として反射膜24による外光の反射率
と液晶表示パネル1の光の透過率とによって決まる装置
全体としての反射率(液晶表示パネル1の表面側から入
射する外光の強度と反射膜24によって反射されて液晶
表示パネル1の表面側に出射される外光の強度との比)
を、外光のみを利用する通常の反射型液晶表示装置に比
べて低く設定している。
【0014】また、光源16からの光の輝度を環境照度
等に応じて制御することにより、光源16からの光と外
光との双方による液晶表示パネル1の画面輝度が環境照
度に応じた好適な画面輝度となるようにしている。すな
わち、この液晶表示装置では、環境照度等に応じて光源
16からの光の輝度を制御するために、光源輝度制御手
段が備えられている。次に、この光源輝度制御手段につ
いて説明する。
【0015】まず、図4はこの液晶表示装置の一部の概
略構成を示したものである。液晶表示パネル1の一対の
ガラス基板2、3のうち裏面側のガラス基板3の所定の
辺部は表面側のガラス基板2から突出されている。そし
て、この裏面側のガラス基板3の突出部の上面には外光
照度検出センサ41が設けられている。また、図1に示
すシール材4の外側における裏面側のガラス基板3の上
面において表面側のガラス基板2と対向する部分の所定
の箇所にはバックライト照度検出センサ42が設けられ
ている。この場合、表面側のガラス基板2の下面にはク
ロム等の金属からなるブラックマスク43が設けられ、
このブラックマスク43によって外光がバックライト照
度検出センサ42に入射されないようになっている。そ
して、バックライト11からの光がブラックマスク43
で反射されてバックライト照度検出センサ42に入射さ
れるようになっている。バックライト照度検出センサ4
2は、蛍光管17の照度が経時変化により徐々に低下し
ていくので、これを検出するためのものである。
【0016】次に、図5はこの液晶表示装置の回路の要
部を示したものである。液晶表示パネル1の裏面側のガ
ラス基板3の上面の所定の箇所には外光照度検出部51
が一体的に形成され、他の所定の箇所にはバックライト
照度検出部52が一体的に形成されている。両照度検出
部51、52は同じ構造となっている。すなわち、照度
検出部51、52は、後述するダブルゲート型光電変換
薄膜トランジスタからなる照度検出センサ41、42
と、薄膜トランジスタからなる第1のスイッチング素子
53、54と、照度検出センサ41、42と第1のスイ
ッチング素子53、54との間に設けられた抵抗55、
56及びキャパシタ57、58と、照度検出センサ4
1、42と抵抗55、56との間に接続された薄膜トラ
ンジスタからなる第2のスイッチング素子59、60と
を備えている。
【0017】そして、分周器61、62から予め設定さ
れた時間だけ出力される信号が第2のスイッチング素子
59、60に入力されている間に、照度検出センサ4
1、42から検出照度に応じた電流がキャパシタ57、
58に流れ、キャパシタ57、58に電荷が蓄積され
る。そして、所定のタイミングで第1のスイッチング素
子53、54がオンすると、キャパシタ57、58に蓄
積された電荷に応じた光検出信号がレベルシフト調整器
63、64に入力される。レベルシフト調整器63、6
4は、例えばA/D変換器からなり、入力された光検出
信号をパラレル信号に変換し、このパラレル信号をパラ
レルシリアル変換器65、66に出力する。パラレルシ
リアル変換器65、66は入力されたパラレル信号をシ
リアル信号に変換し、このシリアル信号を加算器67に
出力する。加算器67は入力された両シリアル信号を加
算し、加算信号を調光用制御信号発生器68に出力す
る。調光用制御信号発生器68は入力された加算信号に
応じた調光用制御信号を調光機能付きインバータ69に
出力する。調光機能付きインバータ69は、光源16
(図1参照)が調光用制御信号発生器68からの調光用
制御信号に応じた輝度の光を発光するように、光源16
(蛍光管17)を駆動する。
【0018】次に、光源輝度制御手段により光源16か
らの光の輝度を環境照度等に応じて制御することについ
て、具体的な数値を挙げて説明する。まず、図6はこの
場合の液晶表示パネル1の画面輝度と環境照度との関係
を示したものである。前提条件として、環境照度に応じ
た液晶表示パネル1の好適な画面輝度は、夜間の街灯下
のような50ルクスの環境照度では20〜200ニッ
ト、室内照明を点灯させたときの室内のような1000
ルクスの環境照度では30〜300ニット、晴天時の木
陰のような30000ルクスの環境照度では400〜4
000ニットであるとし、より好ましくは、50ルクス
の環境照度では20〜60ニット、1000ルクスの環
境照度では60〜200ニット、30000ルクスの環
境照度では1000〜3000ニットであるとする。
【0019】さて、液晶表示パネル1の画面輝度L(ニ
ット)は、環境照度をI(ルクス)、光源16からの光
の輝度をB(ニット)、液晶表示パネル1の光の透過率
をT(%)、上述の装置全体としての反射率をR(%)
としたとき、次の式(1)から求められる。 L=I×R/400+B×T/100……(1)
【0020】そこで、第1に、液晶表示パネル1の画面
輝度Lが、50ルクスの環境照度で20〜200ニッ
ト、1000ルクスの環境照度で30〜300ニット、
30000ルクスの環境照度で400〜4000ニット
の範囲をそれぞれ満足する二次関数で表わされる輝度と
なるように、光源輝度制御手段により光源16からの光
の輝度を環境照度等に応じて制御する。すなわち、この
場合の光源16からの光の輝度の制御条件は、上記式
(1)から求められ、次の式(2)のようになる。 −2×10-8×I2+0.015×I+20≦L≦−3×10-7×I2+0.0113×I+150…(2)
【0021】そして、図6において、曲線M1、M2は上
記式(2)から求められる画面輝度Lの最大値と最小値
を示す。すなわち、曲線M1、M2は次の式(4)、
(5)によってそれぞれ表わされる曲線である。 L(M1)=−3×10-7×I2+0.0113×I+150…(4) L(M2)=−9×10-8×I2+0.0453×I+20……(5) したがって、この両曲線M1、M2間の範囲Mは、環境照
度等に応じた液晶表示パネル1の好適な画面輝度の範囲
である。
【0022】次に、第2に、液晶表示パネル1の画面輝
度Lが、50ルクスの環境照度で20〜60ニット、1
000ルクスの環境照度で60〜200ニット、300
00ルクスの環境照度で1000〜3000ニットの範
囲をそれぞれ満足する二次関数で表わされる輝度となる
ように、光源輝度制御手段により光源16からの光の輝
度を環境照度等に応じて制御する。すなわち、この場合
の光源16からの光の輝度の制御条件は、上記式(1)
から求められ、次の式(3)のようになる。 −9×10-8×I2+0.0453×I+20≦L≦−2×10-7×I2+0.0871×I+50…(3)
【0023】そして、図6において、曲線N1、N2は上
記式(3)から求められる画面輝度Lの最大値と最小値
を示す。すなわち、曲線N1、N2は次の式(6)、
(7)によってそれぞれ表わされる曲線である。 L(N1)=−2×10-7×I2+0.0871×I+50 …(6) L(N2)=−9×10-8×I2+0.0453×I+20……(7) したがって、この両曲線N1、N2間の範囲Nは、環境照
度等に応じた液晶表示パネル1のより好適な画面輝度の
範囲である。
【0024】以上のように、この液晶表示装置では、光
源輝度制御手段により光源16からの光の輝度を環境照
度等に応じて制御することにより、液晶表示パネル1の
画面輝度を曲線M1、M2間の範囲M、より好ましくは曲
線N1、N2間の範囲Nとすることができる。これによ
り、低照度から高照度の広い環境照度において、液晶表
示パネル1の画面輝度を好適もしくはより好適とするこ
とができる。
【0025】なお、図6における二点鎖線は、比較のた
めに、外光のみを利用する通常の反射型液晶表示装置の
画面輝度を表わしたものである。この二点鎖線で示す画
面輝度は、環境照度の変化に対して直線的に変化してい
る。そして、この通常の反射型液晶表示装置では、曲線
1、M2間の範囲Mに対応する環境照度が約300〜約
5000ルクスの範囲であり、曲線N1、N2間の範囲N
に対応する環境照度が約500〜約2000ルクスの範
囲である。したがって、それ以上の環境照度では、液晶
表示パネルの画面が明るくなりすぎ、例えば夏期の直射
日光下のような10万ルクスを越える高照度の使用環境
下では、液晶表示パネルの画面が眩しすぎて表示が見え
にくくなってしまう。一方、それ以下の環境照度では、
液晶表示パネルの画面が暗くなりすぎ、例えば夜間の屋
外のような暗い使用環境下では、表示を視認できる程度
の画面輝度が得られなくなってしまう。
【0026】ところで、図6から明らかなように、一例
として、環境照度が1000ルクス以下の場合には、液
晶表示パネル1の画面輝度が最低40ニットあると、好
適な画面輝度とすることができる。したがって、この場
合には、光源16の輝度を液晶表示パネル1の画面輝度
が最低40ニットとなるある値で一定としても、外光の
照度が上昇するとともに図1に示す反射膜24による反
射光量が増大するだけであるので、好適な画面輝度とす
ることができる。
【0027】また、環境照度が1000〜10000ル
クスの場合には、液晶表示パネル1の画面輝度が最低2
00ニットあると、好適な画面輝度とすることができ
る。したがって、この場合には、光源16の輝度を液晶
表示パネル1の画面輝度が最低200ニットとなるある
値で一定としても、外光の照度が上昇するとともに図1
に示す反射膜24による反射光量が増大するだけである
ので、好適な画面輝度とすることができる。
【0028】さらに、環境照度が10000ルクス以上
の場合には、蛍光管17を消灯しても、液晶表示パネル
1の画面輝度を約300ニット以上の好適な画面輝度と
することができる。すなわち、この場合には、蛍光管1
7を点灯させる必要のない高照度の使用環境下であり、
外光のみを利用して表示することになる。ただし、この
場合も、外光の照度が上昇するとともに図1に示す反射
膜24による反射光量が増大するが、上述したように、
装置全体としての反射率を外光のみを利用する通常の反
射型液晶表示装置に比べて低く設定しているので、好適
な画面輝度とすることができる。
【0029】このように、第1に、光源16の輝度を液
晶表示パネル1の画面輝度が最低40ニットとなるある
値で一定とし、第2に、光源16の輝度を液晶表示パネ
ル1の画面輝度が最低200ニットとなるある値で一定
とし、第3に、蛍光管17を消灯する、という3種類の
制御(調整)によっても、低照度から高照度の広い環境
照度において、液晶表示パネル1の画面輝度を好適とす
ることができる。
【0030】ところで、この場合の光源16に対する制
御は3種類であるので、外光照度検出センサ41を3個
設置するようにしてもよい。すなわち、例えば、図5に
示す分周器61、62から信号を出力する時間やキャパ
シタ57、58の容量が異なるものを3種類設け、それ
ぞれ異なるある外光照度以上でオン状態となるように
し、光源16に対して3種類の制御を行うようにしても
よい。この場合、この3種類の制御を手動で行うように
してもよい。なお、外光照度検出センサ41を4個以上
設置し、光源16に対する制御を4種類以上としてもよ
い。また、バックライト照度検出センサ42を複数個設
置するようにしてもよい。
【0031】次に、照度検出センサ41、42の具体的
な構造について、図7を参照して説明する。裏面側のガ
ラス基板3の上面にはアルミニウム等の遮光性電極から
なるボトムゲート電極71が設けられ、その上面全体に
は窒化シリコンからなるボトムゲート絶縁膜72が設け
られている。ボトムゲート絶縁膜72の上面においてボ
トムゲート電極71に対応する部分にはアモルファスシ
リコンやポリシリコンからなる半導体層73が設けられ
ている。半導体層73の上面中央部には窒化シリコンか
らなるブロッキング層74が設けられている。ブロッキ
ング層74の上面両側及びその両側における半導体層7
3の上面にはn+シリコン層75、76が設けられてい
る。n+シリコン層75、76の上面にはアルミニウム
等の遮光性電極からなるソース電極77及びドレイン電
極78が設けられ、その上面全体には窒化シリコンから
なるトップゲート絶縁膜79が設けられている。トップ
ゲート絶縁膜79の上面において半導体層73に対応す
る部分にはITO等の透明電極からなるトップゲート電
極80が設けられ、その上面全体には窒化シリコンから
なるオーバーコート膜81が設けられている。そして、
この照度検出センサ41、42では、その下面側から入
射された光がボトムゲート電極71によって遮光されて
半導体層73に直接入射しないようになっている。
【0032】この照度検出センサ41、42では、ボト
ムゲート電極(BG)71、半導体層73、ソース電極
(S)77及びドレイン電極(D)78等によってボト
ムゲート型トランジスタが構成され、トップゲート電極
(TG)79、半導体層73、ソース電極(S)77及
びドレイン電極(D)78等によってトップゲート型ト
ランジスタが構成されている。すなわち、この照度検出
センサ41、42は、半導体層73の下側及び上側にそ
れぞれボトムゲート電極(BG)71及びトップゲート
電極(TG)79が配置されたダブルゲート型光電変換
薄膜トランジスタによって構成され、その等価回路は図
8のように示すことができる。
【0033】次に、この照度検出センサ41、42の動
作について説明する。まず、図9(A)に示すように、
ソース電極(S)−ドレイン電極(D)間に正電圧(例
えば+5V)が印加された状態において、ボトムゲート
電極(BG)に正電圧(例えば+10V)が印加される
と、半導体層73にチャネルが形成され、ドレイン電流
が流れる。この状態で、トップゲート電極(TG)にボ
トムゲート電極(BG)の電界によるチャネルを消滅さ
せるレベルの負電圧(例えば−20V)が印加される
と、トップゲート電極(TG)からの電界がボトムゲー
ト電極(BG)の電界によるチャネル形成に対してそれ
を妨げる方向に働き、チャネルがピンチオフされる。こ
のとき、トップゲート電極(TG)側から半導体層73
に光が照射されると、半導体層73のトップゲート電極
(TG)側に電子−正孔対が誘起される。この電子−正
孔対は半導体層73のチャネル領域に蓄積され、トップ
ゲート電極(TG)の電界を打ち消す。このため、半導
体層73にチャネルが形成され、ドレイン電流が流れ
る。このドレイン電流は半導体層73への入射光量に応
じて変化する。そして、このドレイン電流により、図5
に示すキャパシタ57、58に電荷が蓄積されることに
なる。
【0034】次に、この照度検出センサ41、42をリ
セットする場合について、図9(B)を参照して説明す
る。ボトムゲート電極(BG)に正電圧(+10V)が
印加された状態において、トップゲート電極(TG)を
例えば0Vにすると、半導体層73とトップゲート絶縁
膜79との間のトラップ準位から正孔を吐き出させてリ
フレッシュ、つまりリセットすることができる。すなわ
ち、連続して使用されると、半導体層73とトップゲー
ト絶縁膜79との間のトラップ準位が光照射により発生
する正孔とドレイン電極(D)から注入される正孔とに
よって埋められていき、光無入射状態でのチャネル抵抗
が小さくなり、光無入射時にドレイン電流が増加する。
そこで、トップゲート電極(TG)を0Vとし、この正
孔を吐き出させてリセットする。
【0035】ところで、この照度検出センサ41、42
のドレイン電流が外光照度に対して1μAに達するまで
の反応時間を調べたところ、一例として、図10に示す
結果が得られた。この図から明らかなように、照度検出
センサ41、42のドレイン電流が1μAに達するまで
の反応時間は、外光照度が高くなるほど短くなる。この
結果、反応時間から環境照度及びバックライト照度を求
めることができる。そこで、例えば図5に示す第1のス
イッチング素子53、54をオンするタイミングとし
て、照度検出センサ41、42から1μA以上の電流が
流れた時点とすることもできる。なお、ドレイン電流が
0.1μAに達するまでとした場合には、反応時間は約
10分の1となり、10μAに達するまでとした場合に
は、反応時間は約10倍となる。
【0036】次に、照度検出センサ41、42の形成方
法の一例について、アクティブマトリクス型の液晶表示
装置におけるスイッチング素子としてのMIS型薄膜ト
ランジスタの形成方法と併せ、図11を参照して説明す
る。裏面側のガラス基板3の上面の薄膜トランジスタ等
形成領域にアルミニウム等からなるゲート電極91を形
成するとともに、同上面の照度検出センサ形成領域にア
ルミニウム等からなるボトムゲート電極71を形成す
る。次に、上面全体には窒化シリコンからなるボトムゲ
ート絶縁膜72を形成する。次に、ボトムゲート絶縁膜
72の上面の薄膜トランジスタ等形成領域にアモルファ
スシリコンやポリシリコンからなる半導体層92を形成
するとともに、同上面の照度検出センサ形成領域にアモ
ルファスシリコンやポリシリコンからなる半導体層73
を形成する。次に、半導体層92、73の上面中央部に
窒化シリコンからなるブロッキング層93、74を形成
する。次に、ブロッキング層93、74の上面両側及び
その両側における半導体層92、73の上面にn+シリ
コン層94、95、75、76を形成する。次に、n+
シリコン層94、95、75、76の上面にアルミニウ
ム等からなるソース電極96、ドレイン電極97、ソー
ス電極77、ドレイン電極78を形成する。次に、上面
全体には窒化シリコンからなるトップゲート絶縁膜79
を形成する。次に、トップゲート絶縁膜79の上面の薄
膜トランジスタ等形成領域にITO等の透明電極からな
る画素電極98を形成するとともに、同上面の照度検出
センサ形成領域にITO等の透明電極からなるトップゲ
ート電極80を形成する。この場合、画素電極98は、
トップゲート絶縁膜79に形成されたコンタクトホール
99を介してソース電極96に接続される。次に、画素
電極98の所定の部分を除く上面全体に窒化シリコンか
らなるオーバーコート膜81を形成する。かくして、薄
膜トランジスタ等形成領域にMIS型薄膜トランジスタ
及び画素電極98が形成され、照度検出センサ形成領域
にMIS型薄膜トランジスタからなる照度検出センサが
形成される。このように、照度検出センサをスイッチン
グ素子としてのMIS型薄膜トランジスタ及び画素電極
98の形成と同時に形成することができるので、製造工
程数が増加しないようにすることができる。
【0037】なお、上記実施形態では、図4に示すよう
に、外光照度検出センサ41を裏面側のガラス基板3の
突出部の上面に形成した場合について説明したが、これ
に限定されるものではない。例えば、図11に示すよう
に、図1に示すシール材4の外側における裏面側のガラ
ス基板3の上面において表面側のガラス基板2と対向す
る部分の所定の箇所に外光照度検出センサ41を形成す
るようにしてもよい。このようにした場合には、外光が
表面側のガラス基板2(このガラス基板2の下面に顔料
入りの樹脂等からなるカラーフィルタが形成されている
場合には、ガラス基板2及びカラーフィルタ)及びブラ
ックマスク43に形成された開口部43aを透過して外
光照度検出センサ41に入射されることになるので、外
光の光量が数十%程度低下することになる。したがっ
て、図4に示す場合と比較して、外光照度検出センサ4
1の外光に対する反応時間を少し長めとすることができ
る。そこで、図4に示す場合と図11に示す場合の2種
類の外光照度検出センサ41を設置した場合には、感度
範囲を広くすることができる。
【0038】また、上記実施形態では、照度検出センサ
41、42としてダブルゲート型光電変換薄膜トランジ
スタを用いた場合について説明したが、これに限らず、
スイッチング素子としての薄膜トランジスタの形成と同
時に形成することができるpn型光ダイオード等を用い
てもよい。また、上記実施形態では、蛍光管17を用い
た場合について説明したが、これに限らず、直線状の発
光ダイオードアレイ等を用いてもよい。また、上記実施
形態では、階段状の段面22上に反射膜24を有する導
光体15等からなるバックライト11を用いた場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではない。例え
ば、図示していないが、液晶表示パネルの裏面側に光学
シートを配置し、その裏面側にEL等からなるバックラ
イトを配置するようにしてもよい。さらに、上記実施形
態では、この発明を液晶表示装置に適用した場合につい
て説明したが、これに限らず、他の非発光型の表示パネ
ルを備えた表示装置にも適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、表示パネルに一体的に形成された外光照度検出セン
サによる検出照度に基づいて出射光輝度制御手段により
反射兼光出射手段からの出射光の輝度を制御しているの
で、反射兼光出射手段からの光と外光との双方を同時に
利用して表示を行っても、表示パネルの画面輝度を常に
好適とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を適用した液晶表示装置
の要部の側面図。
【図2】液晶表示装置の一部における光の進行を説明す
るために示す図。
【図3】光学シートを説明するために示す斜視図。
【図4】液晶表示装置の一部の概略構成を示す側面図。
【図5】液晶表示装置の要部の回路図。
【図6】液晶表示パネルの画面輝度と環境照度との関係
を示す図。
【図7】照度検出センサの具体的な構造を示す断面図。
【図8】図7に示す照度検出センサの等価回路図。
【図9】(A)、(B)は照度検出センサの動作を説明
するために示す図。
【図10】照度検出センサのドレイン電流が外光照度に
対して1μAに達するまでの反応時間を示す図。
【図11】照度検出センサの形成方法の一例を説明する
ために示す断面図。
【図12】外光照度検出センサの他の設置例を示す側面
図。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 2、3 ガラス基板 11 バックライト 41 外光照度検出センサ 42 バックライト照度検出センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月12日(1998.10.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態を適
用した反射兼透過型の液晶表示装置の要部を示したもの
である。この液晶表示装置は、データラインと各画素電
極との間に薄膜トランジスタ等のスイッチング素子を有
するアクティブマトリクス型の液晶表示パネル1を備え
ている。液晶表示パネル1は、詳細には図示していない
が、一対のガラス基板2、3がほぼ枠状のシール材4を
介して貼り合わされ、シール材4の内側における両ガラ
ス基板2、3間に液品が封入され、各ガラス基板2、3
の表面に偏光板5、6が貼り付られたものからなって
いる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】そこで、第1に、液晶表示パネル1の画面
輝度Lが、50ルクスの環境照度で20〜200ニッ
ト、1000ルクスの環境照度で30〜300ニット、
30000ルクスの環境照度で400〜4000ニット
の範囲をそれぞれ満足する二次関数で表わされる輝度と
なるように、光源輝度制御手段により光源16からの光
の輝度を環境照度等に応じて制御する。すなわち、この
場合の光源16からの光の輝度の制御条件は、上記式
(1)から求められ、次の式(2)のようになる。 −2×10−8×I+0.015×I+20≦L≦−3×10−7×I0.113 ×I+150…(2)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】そして、図6において、曲線M、M
上記式(2)から求められる画面輝度Lの最大値と最小
値を示す。すなわち、曲線M、Mは次の式()、
)によってそれぞれ表わされる曲線である。 L(M)=−3×10−7×I0.113×I+150…() L(M)=−×10−8×I0.015×I+20……() したがって、この両曲線M、M間の範囲Mは、環境
照度等に応じた液晶表示パネル1の好適な画面輝度の範
囲である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】次に、第2に、液晶表示パネル1の画面輝
度Lが、50ルクスの環境照度で20〜60ニット、1
000ルクスの環境照度で60〜200ニット、300
00ルクスの環境照度で1000〜3000ニットの範
囲をそれぞれ満足する二次関数で表わされる輝度となる
ように、光源輝度制御手段により光源16からの光の輝
度を環境照度等に応じて制御する。すなわち、この場合
の光源16からの光の輝度の制御条件は、上記式(1)
から求められ、次の式()のようになる。 −9×10−8×I+0.0453×I+20≦L≦−2×10−7×I +0.0871×I+50…(
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】そして、図6において、曲線N、N
上記式()から求められる画面輝度Lの最大値と最小
値を示す。すなわち、曲線N、Nは次の式(6)、
(7)によってそれぞれ表わされる曲線である。 L(N)=−2×10−7×I+0.0871×I+50…(6) L(N)=−9×10−8×I+0.0453×I+20……(7) したがって、この両曲線N、N間の範囲Nは、環境
照度等に応じた液晶表示パネル1のより好適な画面輝度
の範囲である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】この照度検出センサ41、42では、ボト
ムゲート電極(BG)71、半導体層73、ソース電極
(S)77及びドレイン電極(D)78等によってボト
ムゲート型トランジスタが構成され、トップゲート電極
(TG)80、半導体層73、ソース電極(S)77及
びドレイン電極(D)78等によってトップゲート型ト
ランジスタが構成されている。すなわち、この照度検出
センサ41、42は、半導体層73の下側及び上側にそ
れぞれボトムゲート電極(BG)71及びトップゲート
電極(TG)80が配置されたダブルゲート型光電変換
薄膜トランジスタによって構成され、その等価回路は図
8のように示すことができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】なお、上記実施形態では、図4に示すよう
に、外光照度検出センサ41を裏面側のガラス基板3の
突出部の上面に形成した場合について説明したが、これ
に限定されるものではない。例えば、図12に示すよう
に、図1に示すシール材4の外側における裏面側のガラ
ス基板3の上面において表面側のガラス基板2と対向す
る部分の所定の箇所に外光照度検出センサ41を形成す
るようにしてもよい。このようにした場合には、外光が
表面側のガラス基板2(このガラス基板2の下面に顔料
入りの樹脂等からなるカラーフィルタが形成されている
場合には、ガラス基板2及びカラーフィルタ)及びブラ
ックマスク43に形成された開口部43aを透過して外
光照度検出センサ41に入射されることになるので、外
光の光量が数十%程度低下することになる。したがっ
て、図4に示す場合と比較して、外光照度検出センサ4
1の外光に対する反応時間を少し長めとすることができ
る。そこで、図4に示す場合と図12に示す場合の2種
類の外光照度検出センサ41を設置した場合には、感度
範囲を広くすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C094 AA07 AA15 AA51 BA03 BA43 CA19 DA13 DB04 EA05 EB02 EB04 ED01 ED11 ED14 FA01 FA02 FB02 FB12 FB14 GB10 5G435 AA01 BB12 BB15 BB16 CC09 DD10 DD11 EE11 EE27 FF02 FF03 FF04 FF05 FF08 GG03 GG08 GG21 HH02 HH12 HH13 KK05 KK07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非発光型の表示パネルと、該表示パネル
    の裏面側に配置され、光を前記表示パネルの裏面に向け
    て出射するとともに、前記表示パネルの表面側から入射
    されて前記表示パネルを透過した外光を前記表示パネル
    の裏面に向けて反射する反射兼光出射手段と、前記表示
    パネルに一体的に形成された外光照度検出センサと、該
    外光照度検出センサによる検出照度に基づいて前記反射
    兼光出射手段からの出射光の輝度を制御する出射光輝度
    制御手段とを具備することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記外光
    照度検出センサは前記表示パネルの外部に一体的に形成
    されていることを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明において、前記外光
    照度検出センサは前記表示パネルの内部に一体的に形成
    されていることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記外光照度検出センサは、裏面側に遮光性を
    有する材料からなる第1ゲート電極が配置され、表面側
    に透光性を有する材料からなる第2ゲート電極が配置さ
    れた光電変換薄膜トランジスタによって構成されている
    ことを特徴とする表示装置。
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