JP2000066266A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2000066266A
JP2000066266A JP10237701A JP23770198A JP2000066266A JP 2000066266 A JP2000066266 A JP 2000066266A JP 10237701 A JP10237701 A JP 10237701A JP 23770198 A JP23770198 A JP 23770198A JP 2000066266 A JP2000066266 A JP 2000066266A
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aperture
value
digital camera
ccd
control
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Daisuke Hata
大介 畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な絞りを使用した場合において、モニタ
リング中に画像にケラレが発生するのを防止可能なデジ
タルカメラを提供すること。 【解決手段】 本発明に係るデジタルカメラは、撮像し
た画像を表示部122に連続的に表示するモニタリング
モードを備え、当該モニタリングモードでは、CPU1
21は、絞り102の絞り値の変更をCCD電荷掃捨パ
ルス出力期間内に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカメラ
に関し、詳細には、絞り機能を備えたデジタルカメラに
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、撮像した画像を記録媒体に記録し
たり、撮像した画像をモニタに表示することが可能なデ
ジタルカメラが実用化されている。上記デジタルカメラ
の中には、撮影以外の場合でも電源が投入されている限
り、撮像された画像を連続的にモニタに表示するモニタ
リング機能を備えたものも普及している。
【0003】モニタリング中のAE制御を行うものとし
ては、例えば、特開平10−84502号公報に記載さ
れた「デジタルカメラ」のように、モニタリング中に電
子シャッタの量子化誤差をAGCなどで補正するものが
知られている。かかる「デジタルカメラ」においては、
CCDに過大な光が照射されるとスミアが発生し、輝度
信号に基づき測光を行う場合に測光精度が悪くなるとい
う問題がある。
【0004】かかる問題は、モニタリング中に、スミア
が発生しない程度に絞りを変更することにより解決でき
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コスト
の安いターレット状に配置された絞り等を用いた場合に
は、絞り変更時に一時的に画像にケラレが生じるという
問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、安価な絞りを使用した場合において、モニタリング
中に画像にケラレが発生するのを防止可能なデジタルカ
メラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係るデジタルカメラは、撮像した画像を
表示手段に連続的に表示するモニタリングモードを備え
たデジタルカメラにおいて、光学系を介して入力される
被写体像を画像データとして出力するCCDと、前記画
像データの輝度信号に基づき測光値を算出する測光手段
と、前記光学系を介して入力される被写体像の光量を制
限する絞りと、前記測光手段の測光値に基づき前記絞り
の絞り値を設定する絞り制御手段と、を備え、前記モニ
タリングモードでは、前記絞り制御手段は、前記絞りの
絞り値の変更をCCD電荷掃捨パルス出力期間内に行う
ものである。
【0008】また、請求項2に係るデジタルカメラは、
請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、前記モニタ
リングモードでは、前記絞り制御手段は、前記絞りの絞
り値の変更が1のCCD電荷掃捨パルス出力期間内に終
了しない場合には、複数の垂直同期信号期間に亘って絞
り値の変更を段階的に行うものである。
【0009】また、請求項3に係るデジタルカメラは、
請求項1又は請求項2に記載のデジタルカメラにおい
て、前記絞りは、段階的に絞り値の変更が可能に構成さ
れているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るデジタルカメラの好適な実施の形態を詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明に係るデジタルカメラの構
成を示すブロック図である。同図において、100はデ
ジタルカメラを示しており、このデジタルカメラは、レ
ンズ系101、オートフォーカス等を含むメカ機構10
2、CCD103、CDS回路104、可変利得増幅器
(AGCアンプ)105、A/D変換器106、IPP
107、DCT108、コーダー109、MCC11
0、DRAM111、PCカードインタフェース11
2、CPU121、表示部122、操作部123、モー
タドライバ125、及びSG(制御信号生成)部12
6、ストロボ127、バッテリ128及びDC−DCコ
ンバータ129を具備して構成されている。また、PC
カードインタフェース112を介して着脱可能なPCカ
ード150が接続されている。
【0012】レンズユニットは、レンズ系101や、オ
ートフォーカス(AF)・絞り・フィルター部・メカシ
ャッタを含むメカ機構102等からなる。レンズ系10
1は、結像レンズやフォーカスレンズ等を備えている。
上記絞りは、ターレット状になっており、ターレットを
回転させることで、F2.8、F5.6、F9.5、F
16の4つの絞り値が設定可能となっている。モータド
ライバ125は、CPU121から供給される制御信号
に従って、パルスモータ(不図示)を駆動して、フォー
カスレンズを光軸方向に移動させる。また、モータドラ
イバ125は、CPU121から供給される制御信号に
従って上記ターレット状の絞りを回転駆動して絞り値を
設定する。
【0013】CCD(電荷結合素子)103は、レンズ
ユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画
像データ)に変換する。CDS(相関2重サンプリン
グ)回路104は、CCD型撮像素子に対する低雑音化
のための回路である。
【0014】また、AGCアンプ105は、CDS回路
104で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補
正する。更にA/D変換器106は、AGCアンプ10
5を介して入力したCCD103からのアナログ画像デ
ータをデジタル画像データに変換する。即ち、CCD1
03の出力信号は、CDS回路104及びAGCアンプ
105を介し、またA/D変換器106により、最適な
サンプリング周波数(例えば、NTSC信号のサブキャ
リア周波数の整数倍)にてデジタル信号に変換される。
【0015】また、デジタル信号処理部であるIPP
(Image Pre-Processor )107、DCT(Discrete C
osine Transform )108、及びコーダー(Huffman En
coder/Decoder )109は、A/D変換器106から入
力したデジタル画像データについて、色差(Cb、C
r)と輝度(Y)に分けて各種処理、補正および画像圧
縮/伸長のためのデータ処理を施す。DCT108は、
例えばJPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過程である直
交変換、並びに、JPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過
程であるハフマン符号化・復号化等を行う。
【0016】更に、MCC(Memory Card Controller)
110は、圧縮処理された画像を一旦蓄えてPCカード
インタフェース112を介してPCカード150への記
録、或いはPCカード150からの読み出しを行う。
【0017】CPU121は、ROM(不図示)に格納
されたプログラムに従ってRAM(不図示)を作業領域
として使用して、操作部123からの指示、或いは図示
しないリモコン等の外部動作指示に従い、上記デジタル
カメラ内部の全動作を制御する。具体的には、CPU1
21は、撮像動作、自動露出(AE)動作、AF動作等
の制御を行う。また、カメラ電源はバッテリ128、例
えば、NiCd、ニッケル水素、リチウム電池等から、
DC−DCコンバータ129に入力され、当該デジタル
カメラ内部に供給される。
【0018】表示部122は、LCD、LED、EL等
で実現されており、撮影したデジタル画像データや伸長
処理された記録画像データに応じた画像の表示を行う。
操作部123は、機能選択キー、撮像される画像の記録
を指示するレリーズキー(RL)や、その他の各種設定
を外部から行うためのキー等を備えている。上記レリー
ズキー(RL)は、中程まで押した状態でRL1がオン
状態となりAF動作の実行を指示する。また、レリーズ
キー(RL)は、完全に押した状態でRL2がオン状態
となり画像の記録を指示する。
【0019】上記したデジタルカメラ100(CPU1
21)は、撮像した画像を連続的に表示部122に表示
するモニタリング機能(モニタリングモード)と、被写
体を撮像して得られる画像データをPCカード150に
記録する画像記録機能(画像記録モード)と、PCカー
ド150に記録された画像データを表示する再生機能
(再生モード)等を備えおり、これらモードは操作部1
23の操作により設定される。
【0020】つぎに、上記デジタルカメラの電子シャッ
タ動作の制御について説明する。電子シャッタ動作の制
御は、CPU121からの制御信号con1の指示に基
づきSG(制御信号生成)部126よりCCD103に
供給される制御信号群c1により行われる。ここで、制
御信号群c1には、垂直同期信号(パルス)Vd、水平
同期信号HD、CCD電荷読出パルスXSG1、連続可
変シャッタコントロール信号TRIG、CCD電荷掃捨
パルスsub、シャッタモード選択信号及びシャッタ速
度制御信号の各種信号が含まれる。
【0021】図2は、その制御信号群c1に含まれる垂
直同期信号Vd、水平同期信号HD、CCD電荷読出パ
ルスXSG1、連続可変シャッタコントロール信号TR
IG、及びCCD電荷掃捨パルスsubの各信号のタイ
ミングチャートを示したものである。
【0022】通常シャッタを行う場合には、連続可変シ
ャッタコントロール信号TRIGの端子はオープンまた
は電源の電位とされるが、連続可変シャッタを行う場合
には、連続可変シャッタコントロール信号TRIG端子
にはクロックパルスが入力される。つまり、シャッタ速
度は、CCD電荷読出パルスXSG1と連続可変シャッ
タコントロール信号TRIGのパルスの立ち下がりとの
時間内におけるCCD電荷掃捨パルスsubのパルスを
抜き取り、連続可変シャッタコントロール信号TRIG
のパルスの立ち下がりと次のCCD電荷読出パルスXS
G1との時間内におけるCCD電荷掃捨パルスsubの
パルスを停止させることにより、決定される。電子シャ
ッタの速度設定は、CCD103の電荷掃捨パルスsu
b単位で行なわれている。
【0023】シャッタ速度は、CPU121によりEv
値(測光値)や絞り値に基づき算出される。CPU12
1が、シャッタ速度に応じたシャッタデータをIPP1
07に設定すると、計算されたシャッタ速度でCCD1
03が露光される。
【0024】次に、上記構成のデジタルカメラのAE
制御とAF制御について説明する。
【0025】AF制御としては、例えば山登りサーボ
法を用いることができる。具体的には、フォーカスレン
ズを1VD期間、所定ステップ間隔で移動させ、この移
動の間に、IPP107内で得られた画像データが処理
されて輝度信号が得られる。この輝度信号の高周波成分
を積分してAF評価値が求められ、このAF評価値のピ
ーク位置が合焦位置となる。
【0026】AE制御においては、測光された測光値
Evに基づきCCD103のシャッタ速度や絞りの絞り
値等を設定する。より具体的には、CPU121は、A
E動作の制御においては、IPP107から入力され
る、画像データの輝度信号が積分がされたAE評価値に
基づいて測光値Evを算出し、対応する適正なシャッタ
速度や絞り値等を演算して、CCD103のシャッタ速
度やモータドライバ135を制御して絞りの絞り値等を
設定して適正な露出(AE)を行う。
【0027】つぎに、上記モニタリングモードの処理
(絞り処理)について、図3〜図5を参照して説明す
る。
【0028】ここで、Ev線図について説明する。Ev
線図は、一般に、目的の露出値Ev(Exposure Value)
にするための開口値AV(Aperture Value)と時間値T
V(Time Value)の組み合わせを表す図であり、これら
露出調整における露出値Ev、開口値AV及び時間値T
Vの間には、Ev=AV+TVの関係がある。また、輝
度値Lv(Light Value )は測光値であり、適正露出で
はEv=Lvである。尚、1/Tは2のTV乗に等し
く、また、FNo.の2乗は2のAV乗に等しいという
関係がある。
【0029】図3はモニタリングモード時のAE制御に
使用されるEv線図の一例を示す図であり、この図3に
示すEv線図の特性データは、データ化されてCPU1
21のROM(図示せず)に格納されるている。CPU
121は、このEv線図を参照して、測光値Evに基づ
き、シャッタ速度(電子シャッタ速度)と絞りの絞り値
(F2.8、F5.6、F9.5、F16)を決定す
る。なお、本実施の形態においては、メカシャッタの最
高速度は、1/500秒に設定されているので、シャッ
タ速度(電子シャッタ速度)が1/500秒以下となる
ように、F2.8、F5.6、F9.5、F16の4値
から絞り値を選択する。
【0030】図4は、CPU121の制御により実行さ
れるモニタリングモードの処理(絞り処理)を説明する
ためのフローチャートである。図4において、デジタル
カメラの本体電源が投入されると、モニタリングモード
となり、被写体像が撮像されて表示部122に表示され
る。なお、かかるモニタリングモードでは、常時AE制
御が行われるものとする。
【0031】図4に示すように、モニタリング時には、
まず、CPU121は、測光値Evを測光してモニタリ
ング時のシャッタ速度、およびAGCアンプ105のゲ
インを設定する(ステップS100)。次いで、CPU
121は、設定されたシャッタ速度が1/500秒以上
であるか否かを判断する(ステップS101)。
【0032】シャッタ速度が1/500秒以上でない場
合には、ステップS100に戻る。すなわち、シャッタ
速度が1/500秒以上でない場合には、適正なシャッ
タ速度であるので、後述する絞り変更制御を行う必要が
ないからである。他方、シャッタ速度が1/500秒以
上である場合には、CPU121は、レリーズキーのR
L1が御されたか否かを判断する(ステップS10
2)。RL1がオンされた場合には、ステップS104
に移行する一方、RL1がオンされていない場合にはス
テップS103に移行する。
【0033】ステップS103では、所定時間が経過し
たか否かを判断し、所定時間が経過した場合には、ステ
ップS104に移行する一方、所定時間が経過していな
い場合には、ステップS100に戻る。
【0034】そして、ステップS104以降の処理(ス
テップS105〜ステップS110)により絞り変更制
御が行われる。まず、ステップS105では、現在設定
されているシャッタ速度、絞り値から1/500秒以下
のシャッタ速度にするためには絞り値をいくつに設定制
御するかを、図3のEv線図を参照して演算する。
【0035】ついで、現在設定されているシャッタ速度
での垂直同期期間(1Vd)のCCD電荷掃捨パルス
(sub)出力時間を求める(ステップS106)。そ
して、現在の絞り値と求めた絞り値から絞り値の変更量
(制御時間)を求め、1Vdで制御が完了しない場合
は、複数の垂直同期期間(Vd期間)に絞り値変更量を
分割設定する(ステップS107)。これは、本実施の
形態の絞りではターレット状の絞りを使用しているた
め、絞り値を段階的(F2.8→F5.6→F9.5→
F16)にしか変更できない、すなわち連続的に変更で
きないので、例えば、絞り値をF2.8からF9.5に
変更する場合には、F2.8→F5.6に変更し、つぎ
に、F5.6→F9.5に変更するという2ステップを
経なければならないためである。
【0036】そして、Vd信号(垂直同期パルス)を検
出して、CCD電荷掃捨パルス(sub)出力期間中に
各Vd期間に分割された絞り変更値の制御を行う(ステ
ップS108)。つづいて、絞り値の変更に伴い、シャ
ッタ速度、AGCアンプ105のゲインの変更を行う
(ステップS109)。
【0037】そして、絞り制御が終了した場合には(ス
テップS110)、ステップS100に戻る一方、絞り
制御が終了していない場合にはステップS108に戻
り、絞り制御が終了するまで同じ処理を繰り返す。
【0038】上記処理の具体例を図5を参照して説明す
る。図5は、モニタリング時の絞り値およびシャッタ速
度の変更を説明するためのタイミングチャートの一例で
ある。同図(A)は垂直同期パルス(Vd)、(B)は
CCD電荷掃捨パルス(sub)を示す。
【0039】ここでは、現在の設定値(シャッタ速度1
/4000、絞り値F2.8)をシャッタ速度1/35
0、絞り値F9.5に変更する場合を例に挙げて説明す
る。
【0040】同図において、まず、最初の1Vd期間T
1においてCCD電荷掃捨パルス(sub)が出力され
ている間に、絞り値を2.8からF5.6に変更する
(絞り制御1)。そして、シャッタ速度は1/4000
のままとする。
【0041】つづいて、次の1Vd期間T2においてC
CD電荷掃捨パルス(sub)が出力されている間に、
絞り値を5.6からF9.5に変更する(絞り制御
2)。そして、シャッタ速度を1/1000に変更す
る。そして、その次の1Vd期間T3にシャッタ速度を
1/350に変更する。
【0042】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、モニタリングモードでは、絞り値の変更をCCD
電荷掃捨パルス出力期間内に行うこととしたので、CC
D電荷掃き捨てパルスの出力時に絞りの変更を行うこと
により、CCD積分時間中のケラレをなくすことにより
画像にケラレが生じなくなり、また、絞り変更に伴うA
E制御上の誤差の発生、駆動ノイズでの画像の乱れも防
止できる。
【0043】また、本実施の形態では、モタリングモー
ドでは、絞り値の変更を複数の垂直同期信号期間に亘っ
て段階的に行うことにしたので、すなわち、絞り変更制
御時間が1のCCD電荷掃捨パルス出力期間を越える場
合には、目標絞り値となるまで、複数の垂直同期信号期
間に亘って分割して絞り値の変更を行うこととしたの
で、多少の時間を要しても、CCD積分時間中のケラレ
をなくすことにより画像にケラレが生じなくなり、ま
た、絞り変更に伴うAE制御上の誤差の発生、駆動ノイ
ズでの画像の乱れも防止できることになる。
【0044】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
適宜変更して実施可能である。
【0045】
【発明の効果】請求項1に係るデジタルカメラによれ
ば、モニタリングモードでは、絞りの絞り値の変更をC
CD電荷掃捨パルス出力期間内に行うこととしたので、
CCD積分時間中のケラレをなくすことができ、画像に
ケラレが発生するのを防止することが可能となる。
【0046】また、請求項2に係るデジタルカメラによ
れば、請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、モニ
タリングモードでは、絞りの絞り値の変更が1のCCD
電荷掃捨パルス出力期間内に終了しない場合には、複数
の垂直同期信号期間に亘って絞り値の変更を段階的に行
うこととしたので、多少の時間を要しても、CCD積分
時間中のケラレをなくすことができ、画像にケラレが発
生するのを防止することが可能となる。
【0047】また、請求項3に係るデジタルカメラによ
れば、請求項1又は請求項2に記載のデジタルカメラに
おいて、絞りは、段階的に絞り値の変更が可能に構成さ
れていることとしたので、絞り値を連続的に変更できな
い絞りを採用した場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデジタルカメラの構成図で
ある。
【図2】電子シャッタ制御を説明するためのタイミング
チャートである。
【図3】モニタリング時のAEに使用されるEv線図の
一例を示す図である。
【図4】モニタリングモードの処理(絞り処理)を説明
するためのフローチャートである。
【図5】モニタリング時の絞り値およびシャッタ速度の
変更を説明するためのタイミングチャートの一例であ
る。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ 101 レンズ系 102 オートフォーカス等を含むメカ機構 103 CCD(電荷結合素子) 104 CDS(相関2重サンプリング)回路 105 可変利得増幅器(AGCアンプ) 106 A/D変換器 107 IPP(Image Pre-Processor) 108 DCT(Discrete Cosine Transform) 109 コーダー(Huffman Encoder/Decoder) 110 MCC(Memory Card Controller) 111 DRAM 112 PCカードインタフェース 121 CPU 122 表示部 123 操作部 125 モータドライバ 126 SG部 127 ストロボ 128 バッテリ 129 DC−DCコンバータ 130 フラッシュメモリ 150 PCカード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像した画像を表示手段に連続的に表示
    するモニタリングモードを備えたデジタルカメラにおい
    て、 光学系を介して入力される被写体像を画像データとして
    出力するCCDと、 前記画像データの輝度信号に基づき測光値を算出する測
    光手段と、 前記光学系を介して入力される被写体像の光量を制限す
    る絞りと、 前記測光手段の測光値に基づき前記絞りの絞り値を設定
    する絞り制御手段と、 を備え、 前記モニタリングモードでは、前記絞り制御手段は、前
    記絞りの絞り値の変更をCCD電荷掃捨パルス出力期間
    内に行うことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、前記モニタリングモードでは、前記絞り制御手段
    は、前記絞りの絞り値の変更が1のCCD電荷掃捨パル
    ス出力期間内に終了しない場合には、複数の垂直同期信
    号期間に亘って絞り値の変更を段階的に行うことを特徴
    とするデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のデジタル
    カメラにおいて、前記絞りは、段階的に絞り値の変更が
    可能に構成されていることを特徴とするデジタルカメ
    ラ。
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