JP2000065662A - 圧力センサおよびその製造方法 - Google Patents

圧力センサおよびその製造方法

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JP2000065662A
JP2000065662A JP10250511A JP25051198A JP2000065662A JP 2000065662 A JP2000065662 A JP 2000065662A JP 10250511 A JP10250511 A JP 10250511A JP 25051198 A JP25051198 A JP 25051198A JP 2000065662 A JP2000065662 A JP 2000065662A
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reinforcing plate
diaphragm
pressure sensor
groove
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Masaru Kanai
勝 金井
Yasushi Orimo
康司 織茂
Atsushi Jingu
敦 神宮
Goji Matsumoto
剛司 松本
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極パッドを補強板の周縁よりも外側に位置
した基板の表面に配置したから、電極パッドにボンディ
ングワイヤを接続するとき、その接続作業を容易に行う
ことができる。 【解決手段】 シリコン材料からなる基板12の表面側
には検出用凹溝15、ピエゾ抵抗素子18、配線部1
9、電極パッド20を形成し、裏面側には検出用凹溝1
5を形成する。また、強化ガラス材料からなる補強板2
2の裏面側には、凹陥部23を形成し、補強板22は基
板12の表面形状と比較して小さな形状に形成する。基
板12に補強板22を接合すると、電極パッド20は補
強板22の周縁に位置した基板12表面に配置されるか
ら、ボンディングワイヤ21を電極パッド20に接続す
る作業を容易に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力を検出するの
に用いて好適な圧力センサおよびその製造方法に関し、
特に圧力によるダイヤフラム部の撓みを検出する撓み検
出素子を有したシリコン材料からなる基板とガラス材料
により形成した補強板とを陽極接合してなる圧力センサ
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダイヤフラム式の圧力センサと
して、シリコン等の半導体材料からなる基板上にエッチ
ング等の半導体製造技術を用いて形成したものが知られ
ている(例えば、特開平2−132337号公報、特開
平7−221324号公報等)。
【0003】そこで、図11に基づき、特開平7−22
1324号公報に示されたダイヤフラム型の圧力センサ
について説明する。
【0004】1は圧力センサを構成するシリコン材料に
よって形成された基板で、該基板1は、その表面と裏面
とがシリコン結晶の(100)面とほぼ一致するように
形成されている。
【0005】2は基板1の裏面側に略四角形状に凹設さ
れた受圧凹溝で、該受圧凹溝2により基板1の表面側に
薄肉のダイヤフラム部3が形成されている。また、ダイ
ヤフラム部3上には該ダイヤフラム部3に生じる撓みを
検出するピエゾ抵抗素子4が設けられている。また、基
板1の表面側には該ピエゾ抵抗素子4で検出された信号
を外部に導出する配線部5が形成されている。
【0006】6は基板1の表面側に略四角形状に凹設さ
れた検出用凹溝で、該検出用凹溝6の底面は、受圧凹溝
2の底面とほぼ等しい面積となっている。
【0007】7は基板1の表面に陽極接合によって設け
られた補強板で、該補強板7は強化ガラスによって板状
に形成され、補強板7には縦方向に延びる貫通孔8,8
が穿設されている。さらに、補強板7は基板1の表面に
接合されているから、ダイヤフラム部3の周囲の機械的
な強度を補強している。
【0008】ここで、陽極接合とは、基板1と補強板7
とを300〜400°付近まで加熱した上で、補強板7
に数百Vの負電圧の電源Eに接続することにより、基板
1と補強板7との間に静電引力を発生させ、界面で化学
結合を起こし両部材を結合するものである。
【0009】さらに、補強板7の裏面に、陽極接合時に
ダイヤフラム部3が補強板7に不用意に接合してしまう
のを防止するための金属層9と誘電体層10が成膜され
ている。
【0010】ここで、金属層9は補強板7の表面から各
貫通孔8を通して補強板7の裏面にまで延びて成膜さ
れ、誘電体層10は補強板7の裏面のうちダイヤフラム
部3に対向した位置で金属層9の表面に成膜されてい
る。
【0011】このように、従来技術による圧力センサ
は、ダイヤフラム部3の表面側に加わる圧力と、該ダイ
ヤフラム部3の裏面に加わる圧力との差に応じてダイヤ
フラム部3が撓み、この撓み量は撓み検出素子により電
気信号として出力される構成となっている。
【0012】また、圧力センサでは、図11中に実線で
示すように、ダイヤフラム部3の周囲の機械的な強度を
高めるために、基板1の表面に補強板7を設けている。
しかし、このダイヤフラム部3は、図11中に二点鎖線
で示すように、陽極接合時に発生する基板1と補強板7
との間の静電引力によってダイヤフラム部3′のように
図示した如く変形し、このダイヤフラム部3′が補強板
7に接合してしまう場合がある。
【0013】そこで、従来技術では、ダイヤフラム部3
に対向する位置に誘電体層10を形成し、この誘電体層
10は金属層9を通して負電圧の電源Eに接続されてい
る。これにより、陽極接合時にダイヤフラム部3が補強
板7に引き付けられる静電引力の発生をなくし、この不
具合を解消している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による圧力センサでは、ダイヤフラム部3に設け
たピエゾ抵抗素子4から出力される信号を外部に導出す
るため、基板1の表面側に配線部5を形成している。し
かし、基板1と補強板7とは陽極接合しているため、間
に配線部5が介在すると、基板1と補強板7とを高い接
合強度で接合することができない。しかも、配線部5は
補強板7によって覆われているから、配線部5の端部に
ボンディングワイヤを接続する作業が煩わしいという問
題がある。
【0015】また、従来技術による圧力センサでは、陽
極接合時にダイヤフラム部3が補強板7に不用意に接合
してしまうのを防止するために、補強板7の裏面のうち
ダイヤフラム部3に対向した面に金属層9、誘電体層1
0を成膜している。このため、部品点数が増えるという
問題がある。
【0016】また、金属層9を補強板7の表面側に導出
させるために補強板7には貫通孔8を穿設しなくてはな
らず、補強板7を加工するときの加工工程が複雑になる
という問題がある。
【0017】さらに、金属層9、誘電体層10等を形成
しないと、陽極接合時にダイヤフラム部3が補強板7に
接合してしまうという不具合が発生し、製造時の歩留が
悪化してしまうという問題がある。
【0018】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は電極パッドへのボンディングワ
イヤの接続作業を容易にできる圧力センサおよびその製
造方法を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明では、シリコン材料からなる基
板と、該基板の裏面側に受圧凹溝を形成することにより
該基板に設けられたダイヤフラム部と、該ダイヤフラム
部に設けられダイヤフラム部に生じる撓みを検出する撓
み検出素子と、前記基板の表面側に設けられ該撓み検出
素子と接続されてなる電極パッドと、ガラス材料からな
り前記基板の表面に設けられ該基板の強度を補強する補
強板とからなる圧力センサにおいて、前記補強板は前記
基板の表面形状と比較して小さな形状に形成し、前記電
極パッドは前記補強板の周縁よりも外側に位置して前記
基板の表面上に配置したことを特徴とする。
【0020】このように構成したことにより、電極パッ
ドは補強板の周縁よりも外側に位置した基板の表面上に
配置されているから、該電極パッドにボンディングワイ
ヤ等を接続するとき、その接続作業を容易に行うことが
できる。
【0021】請求項2の発明では、補強板の裏面側また
は基板の表面側のうち少なくともいずれか一方にはダイ
ヤフラム部に対向した位置に凹陥部を形成したことにあ
る。
【0022】このような構成としたことにより、例えば
補強板の裏面側に凹陥部を形成したとき、ダイヤフラム
部と凹陥部の底部との間には隙間が形成される。そし
て、補強板と基板とを陽極接合するとき、この隙間によ
ってダイヤフラム部が補強板に引き付けられるのを防止
し、ダイヤフラム部と補強板とは非接合状態とすること
ができる。
【0023】請求項3の発明では、基板の表面側に凹陥
部を形成し、撓み検出素子を該凹陥部内に設け、ダイヤ
フラム部を凹陥部と受圧凹溝との間に形成する構成とし
たことにある。
【0024】このような構成としたことにより、ダイヤ
フラム部に圧力が作用したときに、撓み検出素子によっ
てダイヤフラム部の撓み変形を検出し、圧力を検出する
ことができる。
【0025】さらに、請求項4の発明が採用する圧力セ
ンサの製造方法は、予め用意した1枚のシリコンウエハ
に受圧凹溝、ダイヤフラム部、撓み検出素子、電極パッ
ドからなる複数個のセンサを形成するセンサ形成工程
と、別途に用意した1枚のガラス板の裏面のうち、前記
各電極パッドに対向した位置に複数個の電極逃げ溝を形
成するガラス板加工工程と、前記シリコンウエハの表面
とガラス板の裏面とを陽極接合する接合工程と、前記ガ
ラス板のうち電極逃げ溝の溝底部分を切削する切削工程
と、前記シリコンウエハをセンサ単位に切断する切断工
程とから構成している。
【0026】このように構成することにより、別途に加
工したシリコンウエハとガラス板とを陽極接合すると
き、ダイヤフラム部は凹陥部によって該ダイヤフラム部
が補強板に接合してしまうのを防止し、電極パッドは電
極逃げ溝によって補強板に接触するのを防止し、シリコ
ンウエハをガラス板に接合することができる。しかも、
切削工程、切断工程では、接合されたシリコンウエハと
ガラス板とセンサ単位で切断するから、多数個の圧力セ
ンサを一度に製造することができる。またこのとき、電
極パッドは、補強板の周縁よりも外側に位置して前記基
板の表面に配置される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
圧力センサを、図1ないし図10による添付図面に従っ
て詳細に述べる。
【0028】まず、本発明による第1の実施の形態を、
図1ないし図7に基づいて説明する。なお、実施の形態
では、前述した従来技術と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとする。
【0029】11は後述するシリコンウエハ31とガラ
ス板32により多数個形成されるダイヤフラム式の圧力
センサで、該圧力センサ11は、図1、図2に示す如く
に形成されている。
【0030】12は圧力センサ11の基台をなす基板
で、該基板12はシリコンウエハ31の一部により構成
された四角形状に形成され、その表面と裏面とはシリコ
ン結晶の(100)面とほぼ一致するように形成されて
いる。
【0031】13は基板12の裏面側に凹設された受圧
凹溝で、該受圧凹溝13は、従来技術による受圧凹溝2
とほぼ同様に裏面側に略四角形状に凹設されている。ま
た、受圧凹溝13は奥部が底面13Aとなっている。
【0032】14は受圧凹溝13によって基板12に設
けられたダイヤフラム部で、該ダイヤフラム部14は受
圧凹溝13に対応して略四角形状をなしている。そし
て、ダイヤフラム部14は後述する検出用凹溝15の内
側では撓み変形部16を形成し、検出用凹溝15の外側
には周枠部17を形成している。
【0033】15は基板12の表面側に位置してダイヤ
フラム部14に対向した位置に形成された凹陥部として
の検出用凹溝で、該検出用凹溝15は、受圧凹溝13に
対向して表面側に略四角形状に凹設されている。ここ
で、検出用凹溝15は、奥部に受圧凹溝13の底面13
Aの面積よりも小さい面積の凹面部15Aが形成されて
いる。
【0034】また、検出用凹溝15の内側には撓み変形
部16が形成され、該撓み変形部16はダイヤフラム部
14に圧力が作用したときに、その圧力に応じて撓み変
形する。さらに、検出用凹溝15の外側には厚肉な周枠
部17が形成され、該周枠部17は撓み変形部16の外
側を取囲み、略四角形に形成されている。
【0035】18,18,…は検出用凹溝15の凹面部
15Aに撓み検出素子として設けられた例えば4個のピ
エゾ抵抗素子で、該各ピエゾ抵抗素子18は撓み変形部
16内の外周側に位置して前,後方向と左,右方向に離
間した位置に配設されている。また、ピエゾ抵抗素子1
8は、例えばイオン注入法等を用いてホウ素等の不純物
を基板12の表面に注入、拡散し、その一部を正方形状
のピエゾ抵抗化することによって形成されている。そし
て、各ピエゾ抵抗素子18は、ダイヤフラム部14の撓
み量を圧力として検出するものである。
【0036】19,19,…はピエゾ抵抗素子18に接
続された配線部で、該各配線部19は基板12の表面に
不純物を注入、拡散することにより、一端が中央の検出
用凹溝15内に位置したピエゾ抵抗素子18に接続さ
れ、他端が中央から前,後方向と左,右方向の4方向に
延びて形成されている。
【0037】20,20,…は基板12表面の周縁部に
位置して設けられた電極パッドで、該電極パッド20は
配線部19の他端に位置した部分にアルミニウム等の金
属を設けることにより形成されている。また、各電極パ
ッド20はボンディングワイヤ21によって外部に位置
した回路(図示せず)に接続されている。
【0038】22は基板12の表面形状と比較して小さ
な形状に形成された補強板で、該補強板22は例えば強
化ガラス等からなり、陽極接合法等を用いることによっ
て周枠部17の表面に接合されている。そして、補強板
22は、周枠部17の機械的な強度を補強し、ダイヤフ
ラム部14に圧力が作用したときに、周枠部17が撓む
のを防止するものである。
【0039】また、補強板22は、後述する切削工程に
よって電極逃げ溝33の部位を切削することにより、該
補強板22の四辺は、基板12の表面形状よりも小さな
形状に加工されている。従って、補強板22の各辺の周
縁よりも外側部位は、基板12の表面が露出した状態と
なっている。
【0040】このように、補強板22は基板12の表面
形状よりも小さな形状に形成されているから、基板12
の周縁外側に位置して設けられた電極パッド20は、該
基板12の表面上に配置されている。
【0041】23は補強板22の裏面側に凹設された底
部23Aを有する凹陥部で、該凹陥部23は基板12の
ダイヤフラム部14に対向した位置で、検出用凹溝15
とほぼ同形に形成されている。そして、補強板22を周
枠部17に接合することにより、凹陥部23と検出用凹
溝15によって基準圧室Sとなる密閉空間を形成してい
る。このため、受圧凹溝13に圧力が加わるとき、ダイ
ヤフラム部14の撓み変形部16に受圧凹溝13側と基
準圧室Sとの差圧が作用すると共に、撓み変形部16が
撓み変形する。
【0042】本発明による圧力センサ11は上述の如き
構成を有するもので、次に図3ないし図7を参照しつつ
その製造方法について説明する。
【0043】まず、図3に示すセンサ形成工程では、予
め用意した1枚のシリコンウエハ31を用いて、図2に
示す複数個の基板12を形成する。
【0044】ここで、シリコンウエハ31の表面31A
と裏面31Bとの両面にエッチング処理を施すことによ
り、シリコンウエハ31の表面31A側には複数個の検
出用凹溝15、裏面31B側には複数個の受圧凹溝13
を形成する。このとき、検出用凹溝15と受圧凹溝13
によってダイヤフラム部14の撓み変形部16と周枠部
17とが形成される。
【0045】この後、表面31A側にイオン注入法等を
用いて不純物を注入、拡散することにより、ピエゾ抵抗
素子18と配線部19とを形成し、該各配線部19の端
部には電極パッド20を設ける。
【0046】次に、図4に示すガラス板加工工程では、
別途に予め用意した強化ガラス等のガラス板32を用い
て、図2に示す複数個の補強板22を形成する。
【0047】まず、ガラス板32の表面32A側は加工
せず、裏面32B側のみの加工を行う。該裏面32Bの
うちダイヤフラム部14に対向した位置に底部23Aの
浅い凹陥部23をエッチング処理により形成し、電極パ
ッド20に対向した位置に溝底33Aの深い電極逃げ溝
33をダイシングによって形成する。
【0048】さらに、図5に示す接合工程では、シリコ
ンウエハ31の表面31Aにガラス板32の裏面32B
を重ねて、陽極接合を行う。この陽極接合では、両部材
を300〜400°付近まで加熱した上で、ガラス板3
2に数百Vの負電圧の電源Eに接続することにより、シ
リコンウエハ31とガラス板32との間に静電引力を発
生させ、界面で化学結合を起こし両部材を結合する。
【0049】また、シリコンウエハ31の表面31Aに
形成した検出用凹溝15と、ガラス板32の裏面32B
に形成した凹陥部23とによって、該凹陥部23の底部
23Aと検出用凹溝15の凹面部15Aとの間には隙間
が形成されているから、陽極接合時に静電引力によって
ダイヤフラム部14がガラス板32に引き付けられるの
を防止する。
【0050】さらに、電極逃げ溝33は各電極パッド2
0を隙間をもって覆っているから、該各電極パッド20
がガラス板32と接触するのを防止している。
【0051】次に、切削工程では、刃幅の厚いバイド3
4を用いて、図5に示すガラス板32のうち電極逃げ溝
33の溝底33Aを切削し、図6の状態とする。
【0052】さらに、切断工程では、刃幅の薄いバイド
35を用いて、図5に示すシリコンウエハ31のうち隣
り合う電極パッド20間の部分を切断し、図7に示す状
態とする。これにより、接合した基板12と補強板22
とからなる多数個の圧力センサ11を製造することがで
きる。
【0053】かくして、前述した製造方法のように、シ
リコンウエハ31の表面31A,裏面31Bにエッチン
グを施して受圧凹溝13、検出用凹溝15を形成するセ
ンサ形成工程、ガラス板32の裏面32Bを加工して凹
陥部23、電極逃げ溝33を形成するガラス板加工工
程、シリコンウエハ31とガラス板32とを陽極接合す
る接合工程、ガラス板32のうち電極逃げ溝33の溝底
33A部分を切断する切削工程、シリコンウエハ31の
うち隣り合う電極パッド20間の部分を切断する切断工
程を行うことにより、多数個の圧力センサ11を製造す
ることができる。
【0054】また、本実施の形態では、ガラス板加工工
程でガラス板32に形成した電極逃げ溝33を、切削工
程で切削することにより、補強板22は基板12の表面
形状と比較して小さな形状とすることができる。そし
て、基板12のうち補強板22の周縁よりも外側に位置
した部分に電極パッド20を容易に配置することができ
る。
【0055】この結果、各電極パッド20は、基板12
のうち補強板22の周縁よりも外側の位置に配置してい
るから、該各電極パッド20にボンディイグワイヤ21
を接続するときの作業性を高めることができる。
【0056】さらに、基板12の表面側に検出用凹溝1
5を凹設し、ダイヤフラム部14に対向する位置で補強
板22の裏面側に凹陥部23を形成したから、ダイヤフ
ラム部14と凹陥部23の底部23Aとの間に隙間を形
成することにより、陽極接合時に発生する静電引力によ
ってダイヤフラム部14が凹陥部23の底部23Aに不
用意に接合してしまうのを防止することができる。この
結果、圧力センサ11を製造するときの歩留を高めるこ
とができる。
【0057】これにより、従来技術のようにダイヤフラ
ム部3に対向する面に金属層9、誘電体層10等を設け
る必要がなくなり、部品点数を削減することができる。
【0058】次に、本発明の第2の実施の形態による圧
力センサを、図8に基づいて説明する。
【0059】ここで、本実施の形態の特徴は、基板の表
面側に検出用凹溝を複数個形成し、前記基板の裏面側に
は該各検出用凹溝全体よりも大きい面積をもって受圧凹
溝を形成したことにある。なお、前述した第1の実施の
形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を
省略するものとする。
【0060】41は圧力センサで、該圧力センサ41
は、後述の基板42と、該基板42の表面側に設けられ
た補強板55とから大略構成されている。
【0061】42はシリコン材料によって形成された基
板で、該基板42の裏面側には受圧凹溝43を凹設する
ことにより基板42にダイヤフラム部44が形成され、
表面側には凹陥部となる検出用凹溝45,46が形成さ
れ、該検出用凹溝45,46は、その凹面部45A,4
6Aを合計した面積が受圧凹溝43の底面43Aの面積
よりも小さくするように形成され、検出用凹溝45の凹
面部45Aは検出用凹溝46の凹面部46Aよりも大き
な面積となっている。
【0062】また、ダイヤフラム部44のうち、検出用
凹溝45,46の内側には撓み変形部47,48をそれ
ぞれ形成し、検出用凹溝45,46の外側には周枠部4
9を形成している。
【0063】さらに、検出用凹溝45の凹面部45Aに
は4個のピエゾ抵抗素子50、検出用凹溝46の凹面部
46Aには4個の形成された4個のピエゾ抵抗素子51
がそれぞれ形成され、基板42の表面には、各ピエゾ抵
抗素子50,51に接続された配線部52が形成されて
いる。また、配線部52の端部には電極パッド53が設
けられ、該電極パッド53にはボンディングワイヤ54
が接続されている。
【0064】次に、55は基板42の表面形状と比較し
て小さな形状に形成された補強板で、該補強板55は周
枠部49の表面に接合されている。また、補強板55の
裏面側には凹陥部56,57が凹設され、補強板55を
周枠部49に接合することにより、凹陥部56,57と
検出用凹溝45,46によって基準圧室S1 ,S2 を画
成している。
【0065】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用
効果を得ることができるが、特に本実施の形態では、受
圧凹溝43に対向して検出用凹溝45,46を設けたか
ら、基板42に2つの撓み変形部47,48を形成する
ことができる。このため、ダイヤフラム部44に圧力が
作用したとき、2つの撓み変形部47,48をそれぞれ
変形させることができ、撓み変形部47,48に設けた
ピエゾ抵抗素子50,51によって、圧力を検出するこ
とができる。
【0066】また、各検出用凹溝45,46の凹面部4
5A,46Aの面積をそれぞれ相違させることによっ
て、各撓み変形部47,48毎に検出可能となる圧力の
範囲を相違させることができる。即ち、大きな面積とな
る撓み変形部47ではより低い圧力の検出を行うことが
でき、小さい面積となる撓み変形部48ではより高い圧
力の検出を行うことができる。このため、2つの撓み変
形部47,48を用いて圧力センサ41を構成すること
によって、より大きい範囲の圧力を検出することができ
る。
【0067】しかも、各電極パッド53は、基板42の
うち補強板55の周縁よりも外側に位置して配置されて
いるから、該各電極パッド53にボンディイグワイヤ5
4を接続するときの作業性を高めることができる。
【0068】次に、本発明の第3の実施の形態による圧
力センサを、図9に基づいて説明する。なお、本実施の
形態の特徴は、基板の表面側にのみ凹陥部となる検出用
凹溝を形成したことにある。さらに、本実施の形態で
は、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一
の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0069】61は本実施の形態に適用される圧力セン
サで、該圧力センサ61は、後述する基板62と補強板
72とを接合することにより形成されている。
【0070】62は圧力センサ61の基台をなす基板
で、該基板62には、裏面側から凹設された受圧凹溝6
3によってダイヤフラム部64が形成され、表面側から
は凹陥部としての検出用凹溝65が凹設されている。ま
た、ダイヤフラム部64は検出用凹溝65の内側では撓
み変形部66を形成し、検出用凹溝65の外側には周枠
部67を形成している。
【0071】さらに、検出用凹溝65の底面65Aには
例えば4個のピエゾ抵抗素子68が設けられ、基板62
の表面には該各ピエゾ抵抗素子68に接続される配線部
69が形成されている。また、該配線部69の他端には
電極パッド70が形成され、該電極パッド70にはボン
ディングワイヤ71が接続されている。
【0072】72は基板62の表面形状と比較して小さ
な形状に形成された補強板で、該補強板72は陽極接合
法等を用いることによって周枠部67の表面に接合され
ている。そして、該補強板72は、周枠部67の機械的
な強度を補強し、ダイヤフラム部64に圧力が作用した
ときに、周枠部67が撓むのを防止するものである。ま
た、検出用凹溝65と補強板72との間に基準圧室Sと
なる密閉空間を形成している。
【0073】このように、本実施の形態による圧力セン
サ61では、基板62の表面側にのみ溝深さ寸法の深い
検出用凹溝65を形成したから、基板62に撓み変形部
66を形成することができる。このため、ダイヤフラム
部64に圧力が作用したとき、撓み変形部66を変形さ
せることができ、撓み変形部66に設けたピエゾ抵抗素
子68によって、圧力を検出することができる。
【0074】しかも、各電極パッド70は、補強板72
の周縁から外側に位置した基板62の表面に配置されて
いるから、該各電極パッド70にボンディイグワイヤ7
1を接続するときの作業性を高めることができる。
【0075】また、圧力センサ61では、検出用凹溝6
5の溝深さ寸法を第1の実施の形態による検出用凹溝1
5の溝深さ寸法よりも深くしたから、第1の実施の形態
で述べた圧力センサ11のように、補強板22の裏面側
に形成した凹陥部23をなくしたとしても、基板62に
補強板72を陽極接合するときにダイヤフラム部64が
補強板72に接合してしまうのを防止し、歩留を高める
ことができる。
【0076】次に、本発明の第4の実施の形態による圧
力センサを、図10に基づいて説明する。なお、本実施
の形態の特徴は、補強板の裏面側にのみ凹陥部を形成し
たことにある。さらに、本実施の形態では、前述した第
1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、
その説明を省略するものとする。
【0077】81は本実施の形態に適用される圧力セン
サで、該圧力センサ81は、後述する基板82と補強板
89を接合することにより形成されている。
【0078】82は圧力センサ81の基台をなす基板
で、該基板82の裏面側には受圧凹溝83を形成するこ
とによりダイヤフラム部84が形成され、該ダイヤフラ
ム部84の表面側には、例えば4個のピエゾ抵抗素子8
5が形成され、該ピエゾ抵抗素子85には基板82の表
面上に形成した配線部86が接続されている。また、該
配線部86の端部には電極パッド87が形成され、該電
極パッド87にはボンディングワイヤ88が接続されて
いる。
【0079】89は基板82の表面形状と比較して小さ
な形状に形成された補強板で、該補強板89の裏面側に
は凹陥部90が形成され、該凹陥部90は第1の実施の
形態で述べた凹陥部23の溝深さ寸法よりも深く形成さ
れている。そして、補強板89を基板82の表面に接合
することにより、ダイヤフラム部84と凹陥部90によ
って基準圧室Sとなる密閉空間を形成している。
【0080】かくして、このように構成される圧力セン
サ81では、補強板89の裏面側にのみ凹陥部90を形
成したから、基板82のダイヤフラム部84を撓み変形
させることができる。このため、ダイヤフラム部84に
圧力が作用したとき、該ダイヤフラム部84が撓み変形
し、ピエゾ抵抗素子85によってこの撓み変形を測定す
ることにより、圧力を検出することができる。
【0081】しかも、各電極パッド87は、基板82の
うち補強板89の周縁から外側に配置されているから、
該各電極パッド87にボンディイグワイヤ88を接続す
るときの作業性を高めることができる。
【0082】また、補強板89の裏面側に形成した凹陥
部90の溝深さ寸法を、第1の実施の形態による凹陥部
23の溝深さ寸法よりも深くしたから、第1の実施の形
態で述べた圧力センサ11のように、基板12の表面側
に形成した検出用凹溝15をなくしたとしても、基板8
2に補強板89を陽極接合するときにダイヤフラム部8
4が補強板89に接合してしまうのを防止し、歩留を高
めることができる。
【0083】なお、各実施の形態では、各ピエゾ抵抗素
子18(50,51,68,85)をイオン注入により
基板12(42,62,82)に形成した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば多結晶シリコ
ンや金属膜等によりピエゾ抵抗素子を形成するようにし
てもよい。
【0084】また、各実施の形態では、撓み検出素子と
して各ピエゾ抵抗素子を用いるものとして述べたが、静
電容量型素子や圧電素子等を用いて圧力を検出する構成
としてもよい。
【0085】また、検出用凹溝15(45,46,6
5)を四角形状に形成するものとして述べたが、これに
限らず、他の多角形状、円形、楕円形等に形成してもよ
い。
【0086】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の本発明に
よれば、補強板を基板の表面形状と比較して小さな形状
に形成し、電極パッドを基板のうち補強板の周縁から外
側の位置に配置したから、電極パッドにボンディングワ
イヤ等を接続するとき、その接続作業を容易に行うこと
ができる。
【0087】請求項2の発明では、補強板の裏面側また
は基板の表面側のうち少なくともいずれか一方にはダイ
ヤフラム部に対向した位置に凹陥部を設けたから、凹陥
部によってダイヤフラム部と補強板との間に隙間を形成
する。これにより、補強板と基板とを陽極接合すると
き、ダイヤフラム部が補強板に引き付けられるのを防止
し、ダイヤフラム部と補強板とを非接合状態とすること
ができ、製造時の歩留を高めることができる。
【0088】請求項3の発明では、基板の裏面側に凹陥
部を形成し、撓み検出素子を該凹陥部に設け、ダイヤフ
ラム部を前記凹陥部と受圧凹溝との間に形成したから、
ダイヤフラム部に圧力が作用したときに、ダイヤフラム
部に圧力が作用したときに、撓み検出素子によってダイ
ヤフラム部の撓み変形を検出し、圧力を検出することが
できる。
【0089】請求項4の発明では、別途に加工したシリ
コンウエハとガラス板とを陽極接合するとき、ダイヤフ
ラム部は凹陥部によって該ダイヤフラム部が補強板に接
合してしまうのを防止し、電極パッドは電極逃げ溝によ
って補強板に接触するのを防止し、シリコンウエハをガ
ラス板に接合することができる。しかも、切削工程、切
断工程では、接合したシリコンウエハとガラス板とをセ
ンサ単位で切断することにより、多数個の圧力センサを
一度に製造することができる。しかも、補強板に設けた
凹陥部によって接合工程時に、ダイヤフラム部が補強板
に接合してしまうのを防止しているから、圧力センサを
製造するときの歩留を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による圧力センサを示す平面
図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた縦断面図であ
る。
【図3】圧力センサの製造方法において、シリコンウエ
ハに、受圧凹溝、ダイヤフラム部、検出用凹溝、撓み検
出素子、電極パッド等を形成するセンサ形成工程を示す
断面図である。
【図4】ガラス板に、凹陥部、電極逃げ溝等を形成する
ガラス板加工工程を示す断面図である。
【図5】シリコンウエハにガラス板を陽極接合する接合
工程を示す断面図である。
【図6】ガラス板のうち電極逃げ溝の溝底部分を切削す
る切削工程を示す断面図である。
【図7】シリコンウエハのうち隣り合う電極パッド側の
部分を切断する切断工程を示す断面図である。
【図8】第2の実施の形態による圧力センサを示す縦断
面図である。
【図9】第3の実施の形態による圧力センサを示す縦断
面図である。
【図10】第4の実施の形態による圧力センサを示す縦
断面図である。
【図11】従来技術による圧力センサを示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
11,41,61,81 圧力センサ 12,42,62,82 基板 13,43,63,83 受圧凹溝 14,44,64,84 ダイヤフラム部 15,45,46,65 検出用凹溝(凹陥部) 18,50,51,68,85 ピエゾ抵抗素子(撓み
検出素子) 19,52,69,86 配線部 20,53,70,87 電極パッド 22,55,72,89 補強板 23,56,57,90 凹陥部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神宮 敦 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 松本 剛司 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB20 CC02 DD05 EE14 FF23 FF43 GG01 GG12 HH11 4M112 AA01 BA01 CA02 CA11 CA16 DA16 DA18 EA02 EA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン材料からなる基板と、該基板の
    裏面側に受圧凹溝を形成することにより該基板に設けら
    れたダイヤフラム部と、該ダイヤフラム部に設けられダ
    イヤフラム部に生じる撓みを検出する撓み検出素子と、
    前記基板の表面側に設けられ該撓み検出素子と接続され
    てなる電極パッドと、ガラス材料からなり前記基板の表
    面に設けられ該基板の強度を補強する補強板とからなる
    圧力センサにおいて、 前記補強板は前記基板の表面形状と比較して小さな形状
    に形成し、前記電極パッドは前記補強板の周縁よりも外
    側に位置して前記基板の表面上に配置したことを特徴と
    する圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記補強板の裏面側または前記基板の表
    面側のうち少なくともいずれか一方には前記ダイヤフラ
    ム部に対向した位置に凹陥部を形成してなる請求項1記
    載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記基板の表面側に凹陥部を形成し、前
    記撓み検出素子は該凹陥部内に設け、前記ダイヤフラム
    部は前記凹陥部と受圧凹溝との間に形成する構成として
    なる請求項1記載の圧力センサ。
  4. 【請求項4】 予め用意した1枚のシリコンウエハに受
    圧凹溝、ダイヤフラム部、撓み検出素子、電極パッドか
    らなる複数個のセンサを形成するセンサ形成工程と、別
    途に用意した1枚のガラス板の裏面のうち、前記各電極
    パッドに対向した位置に複数個の電極逃げ溝を形成する
    ガラス板加工工程と、前記シリコンウエハの表面とガラ
    ス板の裏面とを陽極接合する接合工程と、前記ガラス板
    のうち電極逃げ溝の溝底部分を切削する切削工程と、前
    記シリコンウエハをセンサ単位に切断する切断工程とか
    らなる圧力センサの製造方法。
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