JP2000065452A - 冷風供給装置 - Google Patents

冷風供給装置

Info

Publication number
JP2000065452A
JP2000065452A JP10235346A JP23534698A JP2000065452A JP 2000065452 A JP2000065452 A JP 2000065452A JP 10235346 A JP10235346 A JP 10235346A JP 23534698 A JP23534698 A JP 23534698A JP 2000065452 A JP2000065452 A JP 2000065452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air supply
cold air
supply device
flow rate
cool air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10235346A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3217030B2 (ja
Inventor
Tsuyoshi Matsuda
強 松田
Mitsuyasu Nishizawa
三泰 西沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orion Machinery Co Ltd
Original Assignee
Orion Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Orion Machinery Co Ltd filed Critical Orion Machinery Co Ltd
Priority to JP23534698A priority Critical patent/JP3217030B2/ja
Publication of JP2000065452A publication Critical patent/JP2000065452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3217030B2 publication Critical patent/JP3217030B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工作加工機に冷風を供給する冷風供給装置に
おいて、工作加工機の一時停止後の再運転時における予
冷準備時間を短縮化すること。 【解決手段】 冷風供給装置1は、冷却器51と冷風ノ
ズル6の間の冷風供給路に流量制御弁8を備え、工作加
工機Mの一時停止時には弁駆動回路91により、流量制
御弁8は全開状態から僅かに開いた状態に切り換わり、
微小流量で冷風が流れる待機動作になる。冷風が継続し
て流れているので、工作加工機Mの運転再開時に必要な
予冷準備時間を短縮化でき、その分、全体の稼働効率を
改善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷風加工を行うた
めの加工対象物に対して冷風を吹き付けるために用いる
冷風供給装置に関し、特に、一時的な停止状態後の運転
再開時に必要な予冷準備時間の短縮化を図った冷風供給
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械による切削加工、研削加工等
は、ワークに対して冷風および油を供給しながら行われ
る。冷風をワークに吹き付けるために使用される冷風供
給装置は、機械式冷凍機を用いて圧縮空気を冷却・除湿
することにより冷風を形成し、この冷風をノズルからワ
ークの加工部位に吹き付ける構成となっている。このよ
うな工作機械の冷風加工に使用される冷風供給装置は、
例えば、特開平10−86036号公報に開示されてい
る。
【0003】ここで、冷風加工作業は、図6に示すよう
に、工作機械および冷風供給装置を起動操作した後に
(時点T11)、冷風供給装置から吹き出される冷風が
所定の温度まで冷却されるのを待ってから(時点T1
2)、開始する必要がある。かかる冷風供給装置の予冷
準備時間(t)に起因する作業の無駄時間を削減するた
めには、例えば、ウイークリタイマにより、予め操業時
間より前の時点で冷風供給装置のみを先に起動させてお
けばよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷風供
給装置の予冷準備時間は、操業時あるいは始業時以外に
も必要である。例えば、昼食時間等の休憩時間の間は加
工が一時的に停止されるので、冷風が不要となるため、
冷風供給装置も同時に停止する(図6の時点T13)。
また、ワークの段取り替えや、工作機械の保守点検のた
めに、加工を一時的に停止させる場合にも、冷風供給装
置が停止する。従って、ウイークリータイマを用いた予
冷準備のみでは、このような一時的な停止後の運転再開
時に必要な予冷準備に対応できない。
【0005】タイマ設定をより細かにして定期的な一時
停止後の予冷準備に起因した無駄時間を抑制することも
考えられる。しかし、消耗品である刃物、砥石等の不意
の損傷・破損や、工作機械そのものの故障等による予測
できない不定期な一時的停止(図6の時点T15)に対
してはタイマを用いた予冷準備では対処できない。
【0006】勿論、冷風供給装置を停止させることなく
連続運転すれば、一時的な停止に伴う予冷準備時間は不
要となるが、それでは、冷風が無駄に消費され、エネル
ギーロスとなるので実用的でない。
【0007】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
一時的な停止に伴う予冷準備時間を短縮することによ
り、加工作業の無駄時間を低減できる冷風供給装置を提
案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、除湿した圧縮空気を冷却する冷凍機
と、この冷凍機で冷却された圧縮空気を冷却対象に向け
て吹き出す冷風吹き付け部とを有する冷風供給装置にお
いて、前記冷風吹き付け部から吹き出される冷風流量
を、待機動作時に、零あるいは通常動作時の流量よりも
少ない待機動作流量となるように制限する流量調節手段
を有することを特徴としている。
【0009】本発明の冷風供給装置では、冷風が不要と
なる一時的な停止時である待機動作時には、流量調節手
段によって、冷風吹き付け部からの冷風の吹き出しが阻
止される。あるいは、吹き出される冷風の流量が、加工
時である通常動作時の冷風流量よりも絞られる。
【0010】流量調節手段によって冷風の吹き出しを停
止した場合においては、冷凍機の圧縮空気冷却部には圧
縮空気が流れない、即ち、冷凍機は無負荷運転となる。
従って、従来のように冷風供給装置が完全に停止する場
合に比べて、運転再開時に必要な予冷準備時間を短縮で
きる。また、単に冷風を一時停止させることなく連続運
転している場合に比べて、冷風の無駄およびそれに伴う
エネルギーロスを回避できる。
【0011】一方、流量調節手段によって冷風の吹き出
し流量を絞った場合においては、冷風供給が完全に停止
する場合とは異なり、冷風供給路には微量ではあるが継
続して冷風が流れる状態が維持される。よって、冷風供
給路を構成している配管等の部分が周囲温度まで上昇し
てしまうことがなく、ある程度の冷却状態に保持され
る。従って、かかる待機動作後の運転再開時には、ある
程度の冷却状態にある冷風を所定の冷却温度まで低下さ
せればよいので、予冷準備時間を短縮でき、その分、加
工時間の無駄を抑制できる。また、待機動作時における
冷風の流量は少ないので、単に冷風を一時停止させるこ
となく連続運転している場合に比べて、冷風の無駄およ
びそれに伴うエネルギーロスを極力抑制できる。
【0012】ここで、冷風の吹き出しを停止する場合に
は、前記流量調節手段は、前記冷凍機の圧縮空気冷却部
と前記冷風吹き付け部とを連通する冷風供給路に配置し
た開閉弁を備えた構成とすることができる。
【0013】この場合、前記冷凍機の無負荷運転に伴っ
て、その冷媒回路の膨張弁が閉止すことに起因する弊害
を回避するためには、当該冷媒回路に、前記圧縮空気冷
却部および、当該圧縮空気冷却部の上流側に接続されて
いる膨張弁をバイパス可能なバイパス路を付設してお
き、前記開閉弁の閉じ動作に連動させて前記バイパス路
を開くようにすることが望ましい。
【0014】一方、冷風の吹き出し流量を絞る場合に
は、前記流量調節手段は、前記冷凍機の圧縮空気冷却部
と前記冷風吹き付け部とを連通する冷風供給路に配置し
た流量制御弁を備えた構成とすることができる。
【0015】また、この場合においても、流量制御弁の
代わりに開閉弁を配置し、当該前記開閉弁における開閉
周期および開閉一周期における開閉時間比率のうちの少
なくとも一方を制御することにより、前記待機動作流量
を規定してもよい。
【0016】なお、一時的な停止時において冷風供給装
置を待機動作に切り換えるための指令としては、冷却対
象の工作加工機の側で発生する当該工作加工機の状態信
号を利用することができる。この代わりに、手動操作入
力により、待機動作に切り換えるようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した冷風供給装置を説明する。
【0018】(第1の実施例)図1は、本例の冷風供給
装置を用いた冷風供給系の系統図である。本冷の冷風供
給装置1は、コンプレッサ等から構成される圧縮空気源
2と、この圧縮空気源2から供給される圧縮空気を除湿
するドレイン付きエアドライヤ3と、除湿後の圧縮空気
を更に除湿する吸着式除湿器4と、この吸着式除湿器4
で除湿された後の圧縮空気を冷却する冷凍機5の冷却器
51と、この冷却器51を介して得られる冷風を、加工
機械Mにより加工されるワークWの加工部分に吹き付け
るための冷風ノズル6とを備えている。かかる構成は、
一般的に使用されている冷風供給装置と基本的に同一で
ある。
【0019】本例の冷風供給装置1は、上記の構成に加
えて、冷却器51と冷風ノズル6との間を連通している
冷風供給路7に、流量制御弁8が介挿されている。この
流量制御弁8は例えばモータバルブであり、装置制御回
路9に含まれている弁駆動回路91からの駆動信号91
Sに応じて駆動され、冷風供給路7を通過する冷風流量
を調節する。本例では、通常動作時には、全開状態に保
持され、後述の待機動作時には通常動作時に比べて大幅
に少ない微小流量の冷風が流れるように絞られる。
【0020】本冷の弁駆動回路91には、工作加工機M
の側で発生する、工作加工機を一時停止状態に切り換え
る一時停止信号を含む状態信号S1が入力されるように
なっている。この一時停止信号S1には、工作加工機M
の異常、段取り替え中、準備中等を示す状態信号が含ま
れる。また、操作盤92には待機モード切り換えスイッ
チ93が配置されており、このスイッチ93を操作する
と、一時停止信号93Sが弁駆動回路91に供給される
ようになっている。
【0021】図2には冷風供給装置1の冷風供給動作を
示すタイミングチャートである。この図も参照して冷風
供給動作を説明する。運転停止状態にある工作加工機M
が時点T1において起動すると、それに連動して、冷風
供給装置1も起動する。起動時においては、冷風供給装
置1の冷風ノズル6、冷風供給路7等の各部分は常温状
態(例えば摂氏25度)になっている。
【0022】冷風供給装置1の起動時においては、その
冷風ノズル6から吹き出される冷風は、未だ常温のまま
であり、時間経過と共に、冷凍機5によって冷却され
て、目標とする温度(例えば摂氏マイナス30度)に低
下していく。起動後においては、流量制御弁8は全開状
態に保持されており、従って、100パーセントの流量
の風が冷風ノズル6から吹き出される。
【0023】時点T1の起動時から所定の予冷準備時間
tが経過した時点T2において、冷風ノズル6から吹き
出される冷風の温度が目標温度に到達する。従って、こ
の時点T2から実際の加工作業が開始されることにな
る。
【0024】この後、時点T3において、例えば、昼食
により工作加工機Mが一時停止すると、冷風供給装置1
は連動して一時停止状態に切り換わる代わりに、待機動
作のモードに切り換わる。すなわち、工作加工機Mの一
時停止状態を示す状態信号S1が弁駆動回路91に入力
され、弁駆動回路91が流量制御弁8を駆動して、冷風
の供給流量が微小流量(図2におけるx%流量)に切り
換わる。
【0025】この待機動作のモードでは、冷風供給装置
1の冷風供給経路には微小流量ながら継続して冷風が流
れているので、冷風ノズル6等の部分の温度が常温状態
にまで上昇することはなく、所定の冷却状態に保持され
る。
【0026】次に、時点T4において工作加工機Wが一
時停止状態から再運転状態に切り換わると、この切り換
わりを示す状態信号S1が弁駆動回路91に供給され
て、流量制御弁8は全開状態に切り換わり、冷風供給装
置1は待機状態から通常動作状態に復帰する。この時、
冷風供給装置1の冷風ノズル6等の各部分は微小に流れ
ていた冷風によってある程度冷却された状態にあるの
で、常温状態から目標の冷却状態に到る予冷準備時間t
に比べて、短かい予冷準備時間taの間に、冷風ノズル
6からの冷風の吹き出し温度が目標とする温度(摂氏マ
イナス30度)まで冷却することができる。
【0027】従って、本例の冷風供給装置1において
は、工作加工機Mが一時停止後の再運転時に、予冷準備
時間を従来の装置に比べて短縮でき、その分、一時停止
後の加工作業の開始時点を早めることができ、作業効率
を改善できる。また、一時停止時に吹き出される冷風は
微小流量であるので、不必要な冷風の吹き出しに伴うエ
ネルギーロスも最小限にくい止めることができる。
【0028】なお、必要に応じて手元操作スイッチ93
を操作すれば、任意の時点で、冷風供給装置1を待機動
作に切り換えることができる。
【0029】(第2の実施例)図3および図4には、本
発明の第2の実施例に係る冷風供給装置の概略構成およ
び、その動作のタイミングチャートを示してある。本例
の冷風供給装置10は、待機動作時において微小流量の
冷風を流すために、流量制御弁の代わりに、開閉弁を開
閉するようにしている点が異なっており、それ以外の基
本的な構成は、第1の実施例の冷風供給装置1と同様で
ある。よって、対応する部分には同一の符号を付し、そ
れら共通部分の説明は省略する。
【0030】本例の冷風供給装置10は、上記の流量制
御弁8および弁駆動回路91を備えた制御回路9の代わ
りに、電磁式等の開閉弁18と、この開閉弁18を駆動
する弁駆動回路191を備えた制御回路19とを備えて
いる。
【0031】開閉弁18の弁駆動回路191は、開閉弁
18を全開状態に保持可能であると共に、内蔵のタイマ
機能に基づき予め定めた開閉周期で開閉弁18を駆動す
ることが可能である。本例では、工作加工機Mの側から
供給される状態信号S1に応じて、弁駆動回路191は
開閉弁18を全開状態と、一定の周期での間欠的開閉駆
動状態のいずれかの状態に切り換える。また、手動操作
スイッチ93Sが入力された場合にも、開閉弁18を全
開状態から、間欠的開閉駆動状態に切り換える。開閉弁
18が間欠的開閉駆動状態になると、開閉周期および、
開閉一周期における開閉のデューティ比に応じて決定さ
れる微小流量の冷風が流れて、冷風ノズル6から吹き出
される。
【0032】動作を説明すると、時点T3において工作
加工機Mの運転が一時停止状態になると、それに連動し
て、弁駆動回路191の制御の下に、開閉弁18は所定
のデューティ比で開閉動作が繰り返される。図示の場合
には、閉鎖時間tcの比率の方が開放時間toよりも大
きい。このように開閉弁18を繰り返し開閉することに
より、ここを経由して流れる冷風の流量は、通常動作時
の流量に対して微小な流量に絞られる。この結果、運転
再開時において必要となる予冷準備時間ta1は、完全
に停止状態にある状態で必要とされる時間tよりも大幅
に短縮される。よって、第1の実施例の場合と同様な作
用効果を得ることができる。
【0033】なお、開閉弁18の開閉周期、開閉のデュ
ーティ比は、個々の冷風供給装置における吹き出し温
度、必要風量等を考慮して、決定されるべき性質のもの
である。勿論、弁駆動機構191に、開閉周期、開閉の
デューティー比を可変とする機構を付設して、これらを
任意に切り換えるように構成することも可能である。
【0034】(第3の実施例)ここで、上記の冷風供給
装置10においては、待機動作時には開閉弁18を一定
の周期で開閉することにより、微小流量の冷風を流すよ
うにしている。この代わりに、開閉弁18を全閉状態に
切り換えて、冷凍機5を無負荷運転状態にしてもよい。
この状態においても、冷風供給装置10が完全に停止す
る場合に比べて、通常動作への復帰時において必要され
る予冷準備時間を短縮できる。また、このようにする
と、不必要な冷風が吹き出されることがないので、エネ
ルギーロスが極めて少ないという利点もある。
【0035】しかるに、冷凍機5を無負荷運転すると、
一般的に採用されている冷凍機の冷媒回路では、膨張弁
が閉止するように動作し、蒸発圧力の低下、圧縮機への
油戻りの悪化などの弊害が現れる。そこで、このような
弊害を回避するためには、図5に示すように、冷媒回路
にバイパス回路を付設することが望ましい。
【0036】すなわち、図5に示すように、冷凍機5
は、基本的には通常の冷媒回路と同様な構成の冷媒回路
を備えており、冷却器51において圧縮空気を冷却した
後の冷媒をアキュームレータ52を介して圧縮機53に
戻して圧縮し、凝縮器54を介して液化した後に、ドラ
イヤ55を介して膨張弁56に供給して膨張冷却し、冷
却機51に供給するように構成されている。
【0037】本例では、膨張弁56および冷却器51の
間と、冷却器51およびアキュームレータ52の間を連
通可能なバイバス回路57が付設されている。このバイ
パス回路57には容量調整弁58が介挿されている。バ
イパス回路57は、図において想像線で示すようにキャ
ピラリチューブ59を用いて構成することもできる。
【0038】開閉弁18が閉じて冷風供給装置10が待
機動作に切り換わり、冷凍機5が無負荷運転状態になる
と、一定量以上の冷媒は膨張弁をバイパスして循環す
る。この結果、蒸発圧力の低下、圧縮機への油戻りの悪
化を回避できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷風供給
装置は、当該冷風供給装置が組み込まれたシステムの一
時停止時に、待機動作に切り換わり、微小流量の冷風を
流し続けるようにしている。あるいは、冷風の供給を停
止して冷凍機を無負荷運転状態に切り換えるようにして
いる。従って、本発明によれば、システムの一時停止後
の再運転時における冷風供給装置の予冷準備時間を短縮
することができ、その分、システム全体の運転再開時の
待ち時間が短縮されるので、稼働効率を高めることがで
きる。
【0040】また、タイマを用いて冷風供給装置のみを
早めに起動することにより予冷準備時間による待ち時間
を短縮化する場合とは異なり、突発的あるいは瞬間的な
システムの一時停止にも対応でき、このような一時停止
後の予冷準備時間を短縮できる。また、冷風を通常運転
時と同様な流量で流している訳ではないので、不必要な
冷風の吹き出しを抑制でき、エネルギーロスも低減でき
るという利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施例に係る冷風供給
装置を含む冷風供給系の系統図である。
【図2】図1の冷風供給装置の動作のタイミングチャー
トである。
【図3】本発明を適用した第2の実施例に係る冷風供給
装置を含む冷風供給系の系統図である。
【図4】図3の冷風供給装置の動作のタイミングチャー
トである。
【図5】図3の冷風供給装置の変形例における冷凍機の
冷媒回路を示す概略回路図である。
【図6】従来の冷風供給装置の問題点を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 冷風供給装置 2 圧縮空気源 3 エアドライヤ 4 吸着式除湿器 5 冷凍機 51 冷却器(圧縮空気冷却部) 57 バイパス回路 6 冷風ノズル(冷風吹き出し部) 7 冷風供給路 8 流量制御弁 9 制御回路 91 弁駆動回路 92 操作盤 93 手元操作スイッチ 93S 一時停止信号 S1 状態信号 M 工作加工機 W ワーク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気を冷却する冷凍機と、この冷凍
    機で冷却された圧縮空気を冷却対象に向けて吹き出す冷
    風吹き付け部とを有する冷風供給装置において、 前記冷風吹き付け部から吹き出される冷風流量を、待機
    動作時に、零あるいは通常動作時の流量よりも少ない待
    機動作流量となるように制限する流量調節手段を有する
    ことを特徴とする冷風供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記流量調節手段は、前記冷凍機の圧縮空気冷却部と前
    記冷風吹き付け部とを連通する冷風供給路に配置した流
    量制御弁を備えていることを特徴とする冷風供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記流量調節手段は、前記冷凍機の圧縮空気冷却部と前
    記冷風吹き付け部とを連通する冷風供給路に配置した開
    閉弁を備えていることを特徴とする冷風供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記開閉弁における開閉周期および開閉一周期における
    開閉時間比率のうちの少なくとも一方に基づき前記待機
    動作流量が規定されることを特徴とする冷風供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記冷凍機の圧縮空気冷却部を介して冷媒を循環させる
    冷媒回路は、前記圧縮空気冷却部および、当該圧縮空気
    冷却部の上流側に接続されている膨張弁をバイパスさせ
    て所定量の冷媒を循環させるバイパス路を備えているこ
    とを特徴とする冷風供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のうちのいずれかの項
    において、 冷却対象の工作加工機の側で発生する当該工作加工機の
    状態信号に基づき、前記流量調節手段が駆動制御される
    ことを特徴とする冷風供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のうちのいずれかの項
    において、 手動操作入力に基づき、前記流量調節手段が駆動制御さ
    れることを特徴とする冷風供給装置。
JP23534698A 1998-08-21 1998-08-21 冷風供給装置 Expired - Fee Related JP3217030B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23534698A JP3217030B2 (ja) 1998-08-21 1998-08-21 冷風供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23534698A JP3217030B2 (ja) 1998-08-21 1998-08-21 冷風供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000065452A true JP2000065452A (ja) 2000-03-03
JP3217030B2 JP3217030B2 (ja) 2001-10-09

Family

ID=16984739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23534698A Expired - Fee Related JP3217030B2 (ja) 1998-08-21 1998-08-21 冷風供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3217030B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2836212A1 (fr) * 2002-02-20 2003-08-22 Air Liquide Installation de delivrance d'un produit congele et son procede d'utilisation
JP2007229856A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Okuma Corp 主軸装置の防塵機構
JP2008119808A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Okuma Corp シール装置
WO2013088734A1 (ja) * 2011-12-14 2013-06-20 パナソニック株式会社 空気調和機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2836212A1 (fr) * 2002-02-20 2003-08-22 Air Liquide Installation de delivrance d'un produit congele et son procede d'utilisation
WO2003071203A1 (fr) * 2002-02-20 2003-08-28 L'air Liquide, Societe Anonyme A Directoire Et Conseil De Surveillance Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude Installation de délivrance d'un produit congelé et son procédé d'utilisation
JP2007229856A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Okuma Corp 主軸装置の防塵機構
JP2008119808A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Okuma Corp シール装置
WO2013088734A1 (ja) * 2011-12-14 2013-06-20 パナソニック株式会社 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3217030B2 (ja) 2001-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3948919B2 (ja) 可変速駆動装置を備えた冷却システムの少なくとも1つの圧縮機を制御する方法および装置
KR20020070457A (ko) 액체 냉각 장치의 온도 제어 장치
WO2007015421A1 (ja) 工作機械の温度制御方法および装置
KR20080035173A (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
KR20010089909A (ko) 공기조화기의 제상장치 및 제상방법
JP3217030B2 (ja) 冷風供給装置
TWI758649B (zh) 使用於工具機且可選擇性內循環的冷卻裝置
JP3646401B2 (ja) 空気調和機
JPH07151441A (ja) 液体冷却装置の液温制御装置
JP2003056887A (ja) 空気調和機及びその制御方法
JP2002022337A (ja) 冷却装置の液温制御装置
KR100330922B1 (ko) 에어컨의압축기보조기동장치및방법
JP3217031B2 (ja) 冷風供給装置
JP2691929B2 (ja) 熱回収形冷温水装置
KR100390437B1 (ko) 2개의 증발기가 설치된 냉장고의 운전 제어 방법
JP2002005496A (ja) 冷却システム及びその制御方法
JPH11304272A (ja) 圧縮式冷却装置
KR0154430B1 (ko) 냉,난방용 공기조화기
KR200231671Y1 (ko) 공기조화기의 절전운전 제어회로
JPH0460349A (ja) 多室形空気調和機
JP2009063220A (ja) 冷却水の温度調整装置
JPH09303898A (ja) 空気調和機の駆動制御方法
JP2001041533A (ja) 空気調和機
JPH0642843A (ja) 冷凍サイクルの制御方法および運転制御装置
JPH06313644A (ja) 極低温冷凍装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees