JP2000065384A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2000065384A JP2000065384A JP10238297A JP23829798A JP2000065384A JP 2000065384 A JP2000065384 A JP 2000065384A JP 10238297 A JP10238297 A JP 10238297A JP 23829798 A JP23829798 A JP 23829798A JP 2000065384 A JP2000065384 A JP 2000065384A
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- Japan
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- heat exchanger
- air conditioner
- guide
- drain
- auxiliary heat
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 折曲部を有する熱交換器の前部に付設された
補助熱交換器から滴下するドレン水を、前記熱交換器を
経てその下部に設けられたドレンパンに円滑に導けるよ
うにした壁掛け式の空気調和機を提供する。 【解決手段】 補助熱交換器3'の背面に、垂直部3aと後
方傾斜部3bとの折曲部に形成される前方を開放した断面
略Ｖ字状の開放部ａに係合する凸状の係合部3'c を設け
るとともに、下部に、ドレン水を前記垂直部に導くドレ
ンガイド７を設け、前記係合部を前記開放部に係合して
前記垂直部の前方に固定し、補助熱交換器から滴下した
ドレン水を前記ドレンガイドで前記垂直部に導びきドレ
ンパン４で受けるようにした。
補助熱交換器から滴下するドレン水を、前記熱交換器を
経てその下部に設けられたドレンパンに円滑に導けるよ
うにした壁掛け式の空気調和機を提供する。 【解決手段】 補助熱交換器3'の背面に、垂直部3aと後
方傾斜部3bとの折曲部に形成される前方を開放した断面
略Ｖ字状の開放部ａに係合する凸状の係合部3'c を設け
るとともに、下部に、ドレン水を前記垂直部に導くドレ
ンガイド７を設け、前記係合部を前記開放部に係合して
前記垂直部の前方に固定し、補助熱交換器から滴下した
ドレン水を前記ドレンガイドで前記垂直部に導びきドレ
ンパン４で受けるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁掛け式の空気調
和機に係わり、より詳細には、折曲部を有する熱交換器
の前部に付設された補助熱交換器から滴下するドレン水
を、前記熱交換器を経てその下部に設けられたドレンパ
ンに円滑に導けるようにした構造に関する。
和機に係わり、より詳細には、折曲部を有する熱交換器
の前部に付設された補助熱交換器から滴下するドレン水
を、前記熱交換器を経てその下部に設けられたドレンパ
ンに円滑に導けるようにした構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の壁掛け式の空気調和機は、例えば
図３で示すように、本体１の前面上部および、または上
面に設けられた吸込口２と、前面下部に設けられた吹出
口６とを結ぶ空気通路に、下部にドレンパン４を備えた
垂直部3aとその上端を後方に折曲した後方傾斜部3bおよ
び、またはその後端を下方に折曲した下方傾斜部3cとか
らなる熱交換器３と、送風ファン５とを設け、前記垂直
部3aの前方に多数の平行なフィン3'a とこれに直交する
伝熱管3'b とからなる補助熱交換器3'を固定してなり、
同補助熱交換器3'を前記熱交換器３に追加することによ
って熱交換能力を向上させるようにした構成であった。
図３で示すように、本体１の前面上部および、または上
面に設けられた吸込口２と、前面下部に設けられた吹出
口６とを結ぶ空気通路に、下部にドレンパン４を備えた
垂直部3aとその上端を後方に折曲した後方傾斜部3bおよ
び、またはその後端を下方に折曲した下方傾斜部3cとか
らなる熱交換器３と、送風ファン５とを設け、前記垂直
部3aの前方に多数の平行なフィン3'a とこれに直交する
伝熱管3'b とからなる補助熱交換器3'を固定してなり、
同補助熱交換器3'を前記熱交換器３に追加することによ
って熱交換能力を向上させるようにした構成であった。
【０００３】しかしながら、前記補助熱交換器3'から滴
下するドレン水が、前記垂直部3aに導かれたのちに前記
ドレンパン４に流下するという流路を辿らずに、同ドレ
ンパン４に直接落下することによって例えばポチャンと
いうような不快な音が生じる原因になったり、または、
前記ドレンパン４に直接落下しないで滴ｂが外部に流出
してしまうという問題を有していた。
下するドレン水が、前記垂直部3aに導かれたのちに前記
ドレンパン４に流下するという流路を辿らずに、同ドレ
ンパン４に直接落下することによって例えばポチャンと
いうような不快な音が生じる原因になったり、または、
前記ドレンパン４に直接落下しないで滴ｂが外部に流出
してしまうという問題を有していた。
【０００４】また、前記垂直部3aと前記後方傾斜部3bと
の折曲部は、その前部に断面略Ｖ字状に形成された開放
部ａを有していることから、この開放部ａを前記吸込口
２から吸い込まれた吸込空気が通過することによって熱
交換効率が低下してしまうという問題を有していた。
の折曲部は、その前部に断面略Ｖ字状に形成された開放
部ａを有していることから、この開放部ａを前記吸込口
２から吸い込まれた吸込空気が通過することによって熱
交換効率が低下してしまうという問題を有していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、折曲部を有する熱交換器の前部に付
設された補助熱交換器から滴下するドレン水を、前記熱
交換器を経てその下部に設けられたドレンパンに円滑に
導けるようにした壁掛け式の空気調和機を提供すること
を目的とする。
記の問題点に鑑み、折曲部を有する熱交換器の前部に付
設された補助熱交換器から滴下するドレン水を、前記熱
交換器を経てその下部に設けられたドレンパンに円滑に
導けるようにした壁掛け式の空気調和機を提供すること
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、本体の前面上部および、または上面に設け
られた吸込口と、前面下部に設けられた吹出口とを結ぶ
空気通路に、下部にドレンパンを備えた垂直部とその上
端を後方に折曲した後方傾斜部および、またはその後端
を下方に折曲した下方傾斜部とからなる熱交換器と、送
風ファンとを設け、前記垂直部の前方に多数の平行なフ
ィンとこれに直交する伝熱管とからなる補助熱交換器を
固定してなる空気調和機において、前記補助熱交換器の
背面に、前記垂直部と前記後方傾斜部との折曲部に形成
される前方を開放した断面略Ｖ字状の開放部に係合する
凸状の係合部を設けるとともに、下部に、ドレン水を前
記垂直部に導くドレンガイドを設け、前記係合部を前記
開放部に係合して前記垂直部の前方に固定し、補助熱交
換器から滴下したドレン水を前記ドレンガイドで前記垂
直部に導びき前記ドレンパンで受けるようにした構成と
なっている。
決するため、本体の前面上部および、または上面に設け
られた吸込口と、前面下部に設けられた吹出口とを結ぶ
空気通路に、下部にドレンパンを備えた垂直部とその上
端を後方に折曲した後方傾斜部および、またはその後端
を下方に折曲した下方傾斜部とからなる熱交換器と、送
風ファンとを設け、前記垂直部の前方に多数の平行なフ
ィンとこれに直交する伝熱管とからなる補助熱交換器を
固定してなる空気調和機において、前記補助熱交換器の
背面に、前記垂直部と前記後方傾斜部との折曲部に形成
される前方を開放した断面略Ｖ字状の開放部に係合する
凸状の係合部を設けるとともに、下部に、ドレン水を前
記垂直部に導くドレンガイドを設け、前記係合部を前記
開放部に係合して前記垂直部の前方に固定し、補助熱交
換器から滴下したドレン水を前記ドレンガイドで前記垂
直部に導びき前記ドレンパンで受けるようにした構成と
なっている。
【０００７】また、前記係合部を、前記開放部にほぼ隙
間なく係合するように形成した構成となっている。
間なく係合するように形成した構成となっている。
【０００８】また、前記ドレンガイドが、前記伝熱管に
係止する複数の係止片を備え、前記補助熱交換器の下部
に対応して後端を少許低く傾斜させたガイド部材からな
り、前記係止片を前記伝熱管に係止して設けられるよう
にした構成となっている。
係止する複数の係止片を備え、前記補助熱交換器の下部
に対応して後端を少許低く傾斜させたガイド部材からな
り、前記係止片を前記伝熱管に係止して設けられるよう
にした構成となっている。
【０００９】また、前記ガイド部材の左右幅を、前記補
助熱交換器の左右幅よりも大きく形成するとともに、前
記係止片を、前記補助熱交換器の両側に突出した前記伝
熱管に係止するように配置した構成となっている。
助熱交換器の左右幅よりも大きく形成するとともに、前
記係止片を、前記補助熱交換器の両側に突出した前記伝
熱管に係止するように配置した構成となっている。
【００１０】また、前記ドレンガイドが、前記本体の前
面上部の吸込口を構成する吸込グリルの背面に突設さ
れ、前記補助熱交換器の下部に対応して後端を少許低く
傾斜させたガイド板からなる構成となっている。
面上部の吸込口を構成する吸込グリルの背面に突設さ
れ、前記補助熱交換器の下部に対応して後端を少許低く
傾斜させたガイド板からなる構成となっている。
【００１１】また、前記ガイド板を、前記吸込グリルと
一体的に形成した構成となっている。
一体的に形成した構成となっている。
【００１２】また、前記ガイド部材または前記ガイド板
を、断面略凹状による曲面形状に形成した構成となって
いる。
を、断面略凹状による曲面形状に形成した構成となって
いる。
【００１３】更に、前記ガイド部材または前記ガイド板
の先端部を、前記垂直部に当接させるようにした構成と
なっている。
の先端部を、前記垂直部に当接させるようにした構成と
なっている。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）と、図２とにおいて、１は壁掛け式の空
気調和機本体、２は同本体１の前面上部および上面に設
けられた吸込口、３は同吸込口２と前面下部に設けられ
た吹出口６とを結ぶ空気通路に設けられ、垂直部3aとそ
の上端を後方に折り曲げた後方傾斜部3bとその後端を下
方に折り曲げた下方傾斜部3cとからなる熱交換器、４は
同熱交換器３を構成する垂直部3aの下部に設けられたド
レンパン、５は前記空気通路に設けられた送風ファン
で、前記垂直部3aの前方に多数の平行なフィン3'a とこ
れに直交する伝熱管3'b とからなる補助熱交換器3'を固
定している。
付図面に基づいた実施例として説明する。図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）と、図２とにおいて、１は壁掛け式の空
気調和機本体、２は同本体１の前面上部および上面に設
けられた吸込口、３は同吸込口２と前面下部に設けられ
た吹出口６とを結ぶ空気通路に設けられ、垂直部3aとそ
の上端を後方に折り曲げた後方傾斜部3bとその後端を下
方に折り曲げた下方傾斜部3cとからなる熱交換器、４は
同熱交換器３を構成する垂直部3aの下部に設けられたド
レンパン、５は前記空気通路に設けられた送風ファン
で、前記垂直部3aの前方に多数の平行なフィン3'a とこ
れに直交する伝熱管3'b とからなる補助熱交換器3'を固
定している。
【００１５】前記補助熱交換器3'の背面に、前記垂直部
3aと前記後方傾斜部3bとの折曲部に形成される前方を開
放した断面略Ｖ字状の開放部ａに係合する凸状の係合部
3'cを設けるとともに、下部に、ドレン水を前記垂直部3
aに導くドレンガイド７を設け、前記係合部3'c を前記
開放部ａに係合して前記垂直部3aの前方に固定し、補助
熱交換器3'から滴下したドレン水を前記ドレンガイド７
で前記垂直部3aに導びき前記ドレンパン４で受けるよう
にした構成となっており、これによって、上記に説明し
た従来技術のように、前記補助熱交換器3'から滴下する
ドレン水が、前記ドレンパン４に直接落下することによ
って例えばポチャンというような不快な音が生じる原因
になったり、または、前記ドレンパン４に直接落下しな
いで滴ｂが外部に流出してしまうというような問題が生
じないよう防止できるようにした構造となり、また同時
に、前記開放部ａに前記係合部3'cを係合したので、前
記吸込口２から吸い込まれた吸込空気が該箇所を通過し
た際、熱交換効率が低下してしまうことがないように防
止できるようにした構造となる。
3aと前記後方傾斜部3bとの折曲部に形成される前方を開
放した断面略Ｖ字状の開放部ａに係合する凸状の係合部
3'cを設けるとともに、下部に、ドレン水を前記垂直部3
aに導くドレンガイド７を設け、前記係合部3'c を前記
開放部ａに係合して前記垂直部3aの前方に固定し、補助
熱交換器3'から滴下したドレン水を前記ドレンガイド７
で前記垂直部3aに導びき前記ドレンパン４で受けるよう
にした構成となっており、これによって、上記に説明し
た従来技術のように、前記補助熱交換器3'から滴下する
ドレン水が、前記ドレンパン４に直接落下することによ
って例えばポチャンというような不快な音が生じる原因
になったり、または、前記ドレンパン４に直接落下しな
いで滴ｂが外部に流出してしまうというような問題が生
じないよう防止できるようにした構造となり、また同時
に、前記開放部ａに前記係合部3'cを係合したので、前
記吸込口２から吸い込まれた吸込空気が該箇所を通過し
た際、熱交換効率が低下してしまうことがないように防
止できるようにした構造となる。
【００１６】また、前記係合部3'c を、前記開放部ａに
ほぼ隙間なく係合するように形成したことにより、前記
補助熱交換器3'を前記垂直部3aに対し正確に係合できる
ようにした構成となり、同時に、前記開放部ａを隙間な
く埋めることができるので、該箇所を熱交換されない吸
込空気が通過することがなくなって、前記説明のとお
り、熱交換効率が低下してしまうことがないように効果
的に防止できるようにした構成となる。
ほぼ隙間なく係合するように形成したことにより、前記
補助熱交換器3'を前記垂直部3aに対し正確に係合できる
ようにした構成となり、同時に、前記開放部ａを隙間な
く埋めることができるので、該箇所を熱交換されない吸
込空気が通過することがなくなって、前記説明のとお
り、熱交換効率が低下してしまうことがないように効果
的に防止できるようにした構成となる。
【００１７】また、前記ドレンガイド７が、一例として
図１（Ａ）および図１（Ｂ）で示すように、前記伝熱管
3'b に係止する複数の係止片7bを備え、前記補助熱交換
器3'の下部に対応して後端を少許低く傾斜させたガイド
部材7aからなり、前記係止片7bを前記伝熱管3'b に係止
して設けられるようにした構成となっており、これによ
って、前記ドレンガイド７を前記補助熱交換器3'の下部
に簡便に取り付けることができて、同補助熱交換器3'か
ら滴下したドレン水を前記ガイド部材7aで前記垂直部3a
に導びいたのちに、前記ドレンパン４で正確に受けるこ
とができるようにした構造となる。
図１（Ａ）および図１（Ｂ）で示すように、前記伝熱管
3'b に係止する複数の係止片7bを備え、前記補助熱交換
器3'の下部に対応して後端を少許低く傾斜させたガイド
部材7aからなり、前記係止片7bを前記伝熱管3'b に係止
して設けられるようにした構成となっており、これによ
って、前記ドレンガイド７を前記補助熱交換器3'の下部
に簡便に取り付けることができて、同補助熱交換器3'か
ら滴下したドレン水を前記ガイド部材7aで前記垂直部3a
に導びいたのちに、前記ドレンパン４で正確に受けるこ
とができるようにした構造となる。
【００１８】また、前記ガイド部材7aの左右幅を、前記
補助熱交換器3'の左右幅よりも大きく形成するととも
に、前記係止片7bを、前記補助熱交換器3'の両側に突出
した前記伝熱管3'b に係止するように配置したことによ
り、前記ドレンガイド７を、前記補助熱交換器3'の下部
に更に簡便に取り付けることができて、同補助熱交換器
3'から滴下したドレン水を更に正確に前記垂直部3aに導
びいたのちに、前記ドレンパン４で正確に受けることが
できるようにした構成となっている。
補助熱交換器3'の左右幅よりも大きく形成するととも
に、前記係止片7bを、前記補助熱交換器3'の両側に突出
した前記伝熱管3'b に係止するように配置したことによ
り、前記ドレンガイド７を、前記補助熱交換器3'の下部
に更に簡便に取り付けることができて、同補助熱交換器
3'から滴下したドレン水を更に正確に前記垂直部3aに導
びいたのちに、前記ドレンパン４で正確に受けることが
できるようにした構成となっている。
【００１９】また、前記ドレンガイドが、他の例として
図２で示すように、前記本体１の前面上部の吸込口２を
構成する吸込グリル1aの背面に突設され、前記補助熱交
換器3'の下部に対応して後端を少許低く傾斜させたガイ
ド板7'からなる構成となっており、これによって、上記
に説明した一例の場合と同様に、前記補助熱交換器3'か
ら滴下したドレン水を前記ガイド板7'で前記垂直部3aに
導びいたのちに、前記ドレンパン４で正確に受けること
ができるようにした構造となる。
図２で示すように、前記本体１の前面上部の吸込口２を
構成する吸込グリル1aの背面に突設され、前記補助熱交
換器3'の下部に対応して後端を少許低く傾斜させたガイ
ド板7'からなる構成となっており、これによって、上記
に説明した一例の場合と同様に、前記補助熱交換器3'か
ら滴下したドレン水を前記ガイド板7'で前記垂直部3aに
導びいたのちに、前記ドレンパン４で正確に受けること
ができるようにした構造となる。
【００２０】また、前記ガイド板7'を、前記吸込グリル
1aと一体的に形成したことにより、寸法形状を正確に仕
上げることができるとともにコスト的に有利な構成とな
っている。
1aと一体的に形成したことにより、寸法形状を正確に仕
上げることができるとともにコスト的に有利な構成とな
っている。
【００２１】また、前記ガイド部材7aまたは前記ガイド
板7'を、断面略凹状による曲面形状に形成したことによ
り、前記補助熱交換器3'から滴下したドレン水を漏らさ
ないように正確に受けることができるとともに、前記吸
込口２から吸い込まれ前記垂直部3aに向かう吸込空気流
に対し、大きい空気抵抗が生じないようにして熱交換効
率が低下しないようにした構成となっている。
板7'を、断面略凹状による曲面形状に形成したことによ
り、前記補助熱交換器3'から滴下したドレン水を漏らさ
ないように正確に受けることができるとともに、前記吸
込口２から吸い込まれ前記垂直部3aに向かう吸込空気流
に対し、大きい空気抵抗が生じないようにして熱交換効
率が低下しないようにした構成となっている。
【００２２】更に、前記ガイド部材7aまたは前記ガイド
板7'の先端部を、前記垂直部3aに当接させるようにした
ことにより、前記補助熱交換器3'から滴下したドレン水
を正確に、且つ円滑に前記垂直部3aに導けるようにした
構成となっている。
板7'の先端部を、前記垂直部3aに当接させるようにした
ことにより、前記補助熱交換器3'から滴下したドレン水
を正確に、且つ円滑に前記垂直部3aに導けるようにした
構成となっている。
【００２３】以上の構成により、図１（Ａ）および図１
（Ｂ）と、図２とで示すように、前記補助熱交換器3'の
背面に、前記垂直部3aと前記後方傾斜部3bとの折曲部に
形成される前方を開放した断面略Ｖ字状の開放部ａに係
合する凸状の係合部3'c を設けるとともに、下部に、ド
レン水を前記垂直部3aに導くドレンガイド７を設け、前
記係合部3'c を前記開放部ａに係合して前記垂直部3aの
前方に固定し、補助熱交換器3'から滴下したドレン水を
前記ドレンガイド７で前記垂直部3aに導びき前記ドレン
パン４で受けるようにしたので、上記に説明した従来技
術のように、前記補助熱交換器3'から滴下するドレン水
が、前記ドレンパン４に直接落下することによって例え
ばポチャンというような不快な音が生じる原因になった
り、または、前記ドレンパン４に直接落下しないで滴ｂ
が外部に流出してしまうというような問題が生じないよ
う防止できるようにした構造となり、また同時に、前記
開放部ａに前記係合部3'c を係合したので、前記吸込口
２から吸い込まれた吸込空気が該箇所を通過した際、熱
交換効率が低下してしまうことがないように防止できる
ようにした壁掛け式の空気調和機となる。
（Ｂ）と、図２とで示すように、前記補助熱交換器3'の
背面に、前記垂直部3aと前記後方傾斜部3bとの折曲部に
形成される前方を開放した断面略Ｖ字状の開放部ａに係
合する凸状の係合部3'c を設けるとともに、下部に、ド
レン水を前記垂直部3aに導くドレンガイド７を設け、前
記係合部3'c を前記開放部ａに係合して前記垂直部3aの
前方に固定し、補助熱交換器3'から滴下したドレン水を
前記ドレンガイド７で前記垂直部3aに導びき前記ドレン
パン４で受けるようにしたので、上記に説明した従来技
術のように、前記補助熱交換器3'から滴下するドレン水
が、前記ドレンパン４に直接落下することによって例え
ばポチャンというような不快な音が生じる原因になった
り、または、前記ドレンパン４に直接落下しないで滴ｂ
が外部に流出してしまうというような問題が生じないよ
う防止できるようにした構造となり、また同時に、前記
開放部ａに前記係合部3'c を係合したので、前記吸込口
２から吸い込まれた吸込空気が該箇所を通過した際、熱
交換効率が低下してしまうことがないように防止できる
ようにした壁掛け式の空気調和機となる。
【００２４】
【発明の効果】以上のように本発明によると、折曲部を
有する熱交換器の前部に付設された補助熱交換器から滴
下するドレン水を、前記熱交換器を経てその下部に設け
られたドレンパンに円滑に導けるようにした壁掛け式の
空気調和機となる。
有する熱交換器の前部に付設された補助熱交換器から滴
下するドレン水を、前記熱交換器を経てその下部に設け
られたドレンパンに円滑に導けるようにした壁掛け式の
空気調和機となる。
【図１】本発明による空気調和機の一例を示した説明図
で、（Ａ）は概略的断面図であり、（Ｂ）はドレンガイ
ドの斜視図である。
で、（Ａ）は概略的断面図であり、（Ｂ）はドレンガイ
ドの斜視図である。
【図２】本発明による空気調和機の他の例を示した概略
的断面図である。
的断面図である。
【図３】従来例による空気調和機の概略的断面図であ
る。
る。
１ 空気調和機本体 ２ 吸込口 ３ 熱交換器 3a 垂直部 3b 後方傾斜部 3c 下方傾斜部 3' 補助熱交換器 3'a フィン 3'b 伝熱管 3'c 係合部 ４ ドレンパン ５ 送風ファン ６ 吹出口 ７ ドレンガイド 7a ガイド部材 7b 係止片 7' ガイド板
Claims (8)
- 【請求項１】 本体の前面上部および、または上面に設
けられた吸込口と、前面下部に設けられた吹出口とを結
ぶ空気通路に、下部にドレンパンを備えた垂直部とその
上端を後方に折曲した後方傾斜部および、またはその後
端を下方に折曲した下方傾斜部とからなる熱交換器と、
送風ファンとを設け、前記垂直部の前方に多数の平行な
フィンとこれに直交する伝熱管とからなる補助熱交換器
を固定してなる空気調和機において、 前記補助熱交換器の背面に、前記垂直部と前記後方傾斜
部との折曲部に形成される前方を開放した断面略Ｖ字状
の開放部に係合する凸状の係合部を設けるとともに、下
部に、ドレン水を前記垂直部に導くドレンガイドを設
け、前記係合部を前記開放部に係合して前記垂直部の前
方に固定し、補助熱交換器から滴下したドレン水を前記
ドレンガイドで前記垂直部に導びき前記ドレンパンで受
けるようにしたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 前記係合部を、前記開放部にほぼ隙間な
く係合するように形成したことを特徴とする請求項１に
記載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記ドレンガイドが、前記伝熱管に係止
する複数の係止片を備え、前記補助熱交換器の下部に対
応して後端を少許低く傾斜させたガイド部材からなり、
前記係止片を前記伝熱管に係止して設けられるようにし
たことを特徴とする請求項１に記載の空気調和機。 - 【請求項４】 前記ガイド部材の左右幅を、前記補助熱
交換器の左右幅よりも大きく形成するとともに、前記係
止片を、前記補助熱交換器の両側に突出した前記伝熱管
に係止するように配置したことを特徴とする請求項３に
記載の空気調和機。 - 【請求項５】 前記ドレンガイドが、前記本体の前面上
部の吸込口を構成する吸込グリルの背面に突設され、前
記補助熱交換器の下部に対応して後端を少許低く傾斜さ
せたガイド板からなることを特徴とする請求項１に記載
の空気調和機。 - 【請求項６】 前記ガイド板を、前記吸込グリルと一体
的に形成したことを特徴とする請求項５に記載の空気調
和機。 - 【請求項７】 前記ガイド部材または前記ガイド板を、
断面略凹状による曲面形状に形成したことを特徴とする
請求項３、請求項４、請求項５または請求項６に記載の
空気調和機。 - 【請求項８】 前記ガイド部材または前記ガイド板の先
端部を、前記垂直部に当接させるようにしたことを特徴
とする請求項１または請求項７に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10238297A JP2000065384A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10238297A JP2000065384A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000065384A true JP2000065384A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=17028112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10238297A Pending JP2000065384A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000065384A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107076431A (zh) * | 2014-11-04 | 2017-08-18 | 三菱电机株式会社 | 空气调节装置的室内机 |
| WO2022252680A1 (zh) * | 2021-06-01 | 2022-12-08 | 广东美的暖通设备有限公司 | 壁挂式空调器 |
-
1998
- 1998-08-25 JP JP10238297A patent/JP2000065384A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107076431A (zh) * | 2014-11-04 | 2017-08-18 | 三菱电机株式会社 | 空气调节装置的室内机 |
| WO2022252680A1 (zh) * | 2021-06-01 | 2022-12-08 | 广东美的暖通设备有限公司 | 壁挂式空调器 |
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