JP2000064679A - 情報伝送システム - Google Patents
情報伝送システムInfo
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- JP2000064679A JP2000064679A JP10235596A JP23559698A JP2000064679A JP 2000064679 A JP2000064679 A JP 2000064679A JP 10235596 A JP10235596 A JP 10235596A JP 23559698 A JP23559698 A JP 23559698A JP 2000064679 A JP2000064679 A JP 2000064679A
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- unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】送信ユニットと受信ユニットとの間で、身体の
表面を媒介として情報のやりとりを行うことにより、信
号の混信を防止する。 【解決手段】自動車のドアハンドル20に身体12の一
部が接触したことを起因として、その接触している身体
12を介して、受信ユニット14から送信要求信号S1
を送信ユニット13側に伝送する。次いで、その接触し
ている身体12の表面を介して送信要求信号S1に応答
する指令信号S2を送信ユニット13から受信ユニット
14に返送する。そして、この指令信号S2に基づいて
ドアの開錠・施錠を行う駆動モータ27を駆動する。
表面を媒介として情報のやりとりを行うことにより、信
号の混信を防止する。 【解決手段】自動車のドアハンドル20に身体12の一
部が接触したことを起因として、その接触している身体
12を介して、受信ユニット14から送信要求信号S1
を送信ユニット13側に伝送する。次いで、その接触し
ている身体12の表面を介して送信要求信号S1に応答
する指令信号S2を送信ユニット13から受信ユニット
14に返送する。そして、この指令信号S2に基づいて
ドアの開錠・施錠を行う駆動モータ27を駆動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車等
において使用される情報伝送システムに関するものであ
る。
において使用される情報伝送システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車には、車両外の近傍から遠
隔操作によりドアの施錠・解錠を行なう「キーレスエン
トリーシステム」と呼ばれるものが装備されている。こ
のシステムは、主に自動車の室内に設けられた受信ユニ
ットと、自動車のキー内に内蔵された送信ユニットとか
ら構成されている。送信ユニットには予め設定された識
別コードが記憶されている。送信ユニットは自動車のキ
ー等に備えられた操作ボタンの操作に基づいて識別コー
ドを送信する。受信ユニットは、そのアンテナを介して
送信ユニットから送信された識別コードを電波で受信
し、その識別コードと、予め記憶された判別コードとを
比較する。そして、識別コードと判別コードとが一致す
ると、受信ユニットは、施錠・解錠に対応した信号を出
力し、その各信号に基づいてドアの施錠・解錠を行うよ
うになっている。
隔操作によりドアの施錠・解錠を行なう「キーレスエン
トリーシステム」と呼ばれるものが装備されている。こ
のシステムは、主に自動車の室内に設けられた受信ユニ
ットと、自動車のキー内に内蔵された送信ユニットとか
ら構成されている。送信ユニットには予め設定された識
別コードが記憶されている。送信ユニットは自動車のキ
ー等に備えられた操作ボタンの操作に基づいて識別コー
ドを送信する。受信ユニットは、そのアンテナを介して
送信ユニットから送信された識別コードを電波で受信
し、その識別コードと、予め記憶された判別コードとを
比較する。そして、識別コードと判別コードとが一致す
ると、受信ユニットは、施錠・解錠に対応した信号を出
力し、その各信号に基づいてドアの施錠・解錠を行うよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のキー
レスエントリーシステムにおいては、電波による識別コ
ードの送信がなされているため、正規の利用者とそうで
ない者とが近距離で電波を送信すると、両者の識別コー
ドが混信するおそれがある。
レスエントリーシステムにおいては、電波による識別コ
ードの送信がなされているため、正規の利用者とそうで
ない者とが近距離で電波を送信すると、両者の識別コー
ドが混信するおそれがある。
【0004】この発明は、前記問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、送信ユニットと受信
ユニットとの間で、身体の表面を媒介として情報のやり
とりを行うことにより、信号の混信を防止することが可
能な情報伝送システムを提供することにある。
なされたものであり、その目的は、送信ユニットと受信
ユニットとの間で、身体の表面を媒介として情報のやり
とりを行うことにより、信号の混信を防止することが可
能な情報伝送システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、身体に付けられた装身具が備える送信ユニットと、
その装身具から離れた位置にある操作対象物が備える受
信ユニットとの間で、身体の表面を媒介として情報のや
りとりを行う情報伝送システムであって、前記操作対象
物の導体部に身体の一部が接触したことを起因として、
その接触している身体の表面を介して前記受信ユニット
から第1の信号を前記送信ユニット側に伝送し、次いで
その接触している身体の表面を介して前記第1の信号に
応答する第2の信号を前記送信ユニットから前記受信ユ
ニットに返送し、この第2の信号に基づいて操作対象物
のアクチュエータを駆動することを特徴とするものであ
る。
は、身体に付けられた装身具が備える送信ユニットと、
その装身具から離れた位置にある操作対象物が備える受
信ユニットとの間で、身体の表面を媒介として情報のや
りとりを行う情報伝送システムであって、前記操作対象
物の導体部に身体の一部が接触したことを起因として、
その接触している身体の表面を介して前記受信ユニット
から第1の信号を前記送信ユニット側に伝送し、次いで
その接触している身体の表面を介して前記第1の信号に
応答する第2の信号を前記送信ユニットから前記受信ユ
ニットに返送し、この第2の信号に基づいて操作対象物
のアクチュエータを駆動することを特徴とするものであ
る。
【0006】この構成によれば、操作対象物の導体部に
身体の一部が接触すると、身体の表面を介して受信ユニ
ットから第1の信号が送信ユニット側に伝送される。こ
の伝送により、第1の信号に応答する第2の信号が、操
作対象物の導体部に接触している身体の表面を介して、
送信ユニットから受信ユニットに返送される。そして、
この第2の信号に基づいて、操作対象物のアクチュエー
タが駆動される。従って、送信ユニットと受信ユニット
との間で、身体の表面を媒介として情報のやりとりを行
うため、信号が混信しない。よって、アクチュエータが
誤作動するおそれがない。
身体の一部が接触すると、身体の表面を介して受信ユニ
ットから第1の信号が送信ユニット側に伝送される。こ
の伝送により、第1の信号に応答する第2の信号が、操
作対象物の導体部に接触している身体の表面を介して、
送信ユニットから受信ユニットに返送される。そして、
この第2の信号に基づいて、操作対象物のアクチュエー
タが駆動される。従って、送信ユニットと受信ユニット
との間で、身体の表面を媒介として情報のやりとりを行
うため、信号が混信しない。よって、アクチュエータが
誤作動するおそれがない。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の情報伝送システムにおいて、前記送信ユニットは、前
記装身具に設けられ、身体の一部に常時接触可能な導電
部材と、前記受信ユニットから伝送される第1の信号
を、前記導電部材を介して受信する装身具側受信手段
と、前記装身具側受信手段にて受信される第1の信号に
応じた第2の信号を、前記導電部材を介して送信する装
身具側送信手段とからなるものである。
の情報伝送システムにおいて、前記送信ユニットは、前
記装身具に設けられ、身体の一部に常時接触可能な導電
部材と、前記受信ユニットから伝送される第1の信号
を、前記導電部材を介して受信する装身具側受信手段
と、前記装身具側受信手段にて受信される第1の信号に
応じた第2の信号を、前記導電部材を介して送信する装
身具側送信手段とからなるものである。
【0008】この構成によれば、受信ユニットから伝送
される第1の信号は、装身具側受信手段により導電部材
を介して受信される。そして、前記第1の信号に応じた
第2の信号が、装身具側送信手段により導電部材を介し
て送信される。
される第1の信号は、装身具側受信手段により導電部材
を介して受信される。そして、前記第1の信号に応じた
第2の信号が、装身具側送信手段により導電部材を介し
て送信される。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の情報伝送システムにおいて、前記受信ユニット
は、前記操作対象物の導体部に身体の一部が接触したか
否かを検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信
号に基づいて、第1の信号を前記操作対象物の導体部を
介して前記送信ユニットに送信する対象物側送信手段
と、前記第1の信号に応じて送信ユニットから返送され
る第2の信号を、前記操作対象物の導体部を介して受信
する対象物側受信手段と、前記対象物側受信手段から送
られる第2の信号に基づいて、アクチュエータを駆動制
御する制御手段とからなるものである。
に記載の情報伝送システムにおいて、前記受信ユニット
は、前記操作対象物の導体部に身体の一部が接触したか
否かを検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信
号に基づいて、第1の信号を前記操作対象物の導体部を
介して前記送信ユニットに送信する対象物側送信手段
と、前記第1の信号に応じて送信ユニットから返送され
る第2の信号を、前記操作対象物の導体部を介して受信
する対象物側受信手段と、前記対象物側受信手段から送
られる第2の信号に基づいて、アクチュエータを駆動制
御する制御手段とからなるものである。
【0010】この構成によれば、操作対象物の導体部に
身体の一部が接触したか否かが検出手段にて検出される
と検出信号が出力される。その検出信号に基づいて、対
象物側送信手段により、第1の信号が操作対象物の導体
部を介して送信ユニットに送信される。そして、対象物
側受信手段により、送信ユニットから送信される第2の
信号が操作対象物の導体部を介して受信される。そし
て、駆動手段は、第2の信号に基づいて、アクチュエー
タを駆動制御する。
身体の一部が接触したか否かが検出手段にて検出される
と検出信号が出力される。その検出信号に基づいて、対
象物側送信手段により、第1の信号が操作対象物の導体
部を介して送信ユニットに送信される。そして、対象物
側受信手段により、送信ユニットから送信される第2の
信号が操作対象物の導体部を介して受信される。そし
て、駆動手段は、第2の信号に基づいて、アクチュエー
タを駆動制御する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を、
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、自動車におけ
るドア(図示しない)の施錠・解錠を身体の接触行為に
より行なう情報伝送システム11の電気的構成を示す。
この情報伝送システム11は、身体12に着脱可能に装
着された装身具側デバイスである送信ユニット13と、
自動車の車室内に設けられた自動車側デバイスである受
信ユニット14とを備えている。送信ユニット13は身
体12に常時接触する装身具(図示しない)に内蔵され
ている。ここで、装身具としては、腕時計、眼鏡又は指
輪等のものがある。
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、自動車におけ
るドア(図示しない)の施錠・解錠を身体の接触行為に
より行なう情報伝送システム11の電気的構成を示す。
この情報伝送システム11は、身体12に着脱可能に装
着された装身具側デバイスである送信ユニット13と、
自動車の車室内に設けられた自動車側デバイスである受
信ユニット14とを備えている。送信ユニット13は身
体12に常時接触する装身具(図示しない)に内蔵され
ている。ここで、装身具としては、腕時計、眼鏡又は指
輪等のものがある。
【0012】まず、送信ユニット13について説明す
る。送信ユニット13は導電部材15を備えている。導
電部材15は身体12の一部に接触する。導電部材15
には装身具側受信手段としての装身具側受信回路16が
接続されている。装身具側受信回路16は第1の信号と
しての送信要求信号S1を受信する。この送信要求信号
S1には、正規の自動車とそれ以外の自動車とを識別す
るための識別コードが含まれている。装身具側受信回路
16には第1CPU17が接続されている。第1CPU
17は装身具側受信回路16から送られる送信要求信号
S1が、正規の自動車(操作対象物)から送信されるも
のか否かを判断する。第1CPU17には装身具側送信
手段としての装身具側送信回路18が接続されている。
装身具側送信回路18は、正規の自動車と判断したとき
のみ、第2の信号としての指令信号S2を前記導電部材
15に送信する。なお、前記送信要求信号S1及び指令
信号S2はいずれも高周波信号である。この実施形態で
は、送信要求信号S1及び指令信号S2の周波数は、1
K〜300Mヘルツとなっている。
る。送信ユニット13は導電部材15を備えている。導
電部材15は身体12の一部に接触する。導電部材15
には装身具側受信手段としての装身具側受信回路16が
接続されている。装身具側受信回路16は第1の信号と
しての送信要求信号S1を受信する。この送信要求信号
S1には、正規の自動車とそれ以外の自動車とを識別す
るための識別コードが含まれている。装身具側受信回路
16には第1CPU17が接続されている。第1CPU
17は装身具側受信回路16から送られる送信要求信号
S1が、正規の自動車(操作対象物)から送信されるも
のか否かを判断する。第1CPU17には装身具側送信
手段としての装身具側送信回路18が接続されている。
装身具側送信回路18は、正規の自動車と判断したとき
のみ、第2の信号としての指令信号S2を前記導電部材
15に送信する。なお、前記送信要求信号S1及び指令
信号S2はいずれも高周波信号である。この実施形態で
は、送信要求信号S1及び指令信号S2の周波数は、1
K〜300Mヘルツとなっている。
【0013】次に、受信ユニット14について説明す
る。自動車のドアハンドル(導体部)20には、3位置
切換スイッチ21が接続されている。切換スイッチ21
は、第1〜第3接点21a,21b,21cを有してい
る。スイッチ片22を切り換えると、各接点21a〜2
1cの接続位置が切り換えられるようになっている。
る。自動車のドアハンドル(導体部)20には、3位置
切換スイッチ21が接続されている。切換スイッチ21
は、第1〜第3接点21a,21b,21cを有してい
る。スイッチ片22を切り換えると、各接点21a〜2
1cの接続位置が切り換えられるようになっている。
【0014】前記切換スイッチ21の第1接点21aに
は、検出手段としての検出回路23が接続されている。
前記ドアハンドル20の表面は導電性を有している。そ
のため、ドアハンドル20の表面に帯電している静電容
量は、切換スイッチ21の第1端子21aを介して検出
回路23に流れるようになっている。そして、検出回路
23は、ドアハンドル20の表面に帯電している静電容
量の変動(ここでは減少)を検出し、その検出信号S3
を出力する。
は、検出手段としての検出回路23が接続されている。
前記ドアハンドル20の表面は導電性を有している。そ
のため、ドアハンドル20の表面に帯電している静電容
量は、切換スイッチ21の第1端子21aを介して検出
回路23に流れるようになっている。そして、検出回路
23は、ドアハンドル20の表面に帯電している静電容
量の変動(ここでは減少)を検出し、その検出信号S3
を出力する。
【0015】前記切換スイッチ21の第2接点21bに
は、対象物側送信手段としての車両側送信回路24が接
続されている。この車両側送信回路24は、切換スイッ
チ21を介して、送信要求信号S1をドアハンドル20
に送信する。又、切換スイッチ21の第3接点21cに
は、対象物側受信手段としての車両側受信回路25が接
続されている。この車両側受信回路25は、前記送信ユ
ニット13から送信される指令信号S2を、ドアハンド
ル20及び切換スイッチ21を介して受信する。
は、対象物側送信手段としての車両側送信回路24が接
続されている。この車両側送信回路24は、切換スイッ
チ21を介して、送信要求信号S1をドアハンドル20
に送信する。又、切換スイッチ21の第3接点21cに
は、対象物側受信手段としての車両側受信回路25が接
続されている。この車両側受信回路25は、前記送信ユ
ニット13から送信される指令信号S2を、ドアハンド
ル20及び切換スイッチ21を介して受信する。
【0016】前記切換スイッチ21、検出回路23、車
両側送信回路24及び車両側受信回路25は、制御手段
としての第2CPU26に接続されている。そして、第
2CPU26は切換スイッチ21を切り換え制御する。
又、第2CPU26は、検出回路23から入力される検
出信号S3に基づいて、車両側送信回路24を介して送
信要求信号S1を出力する。更に、第2CPU26には
アクチュエータとしての駆動モータ27が接続されてい
る。そして、第2CPU26は、車両側受信回路25か
ら入力される指令信号S2に基づいて、駆動モータ27
を制御する。そして、駆動モータ27が作動することに
より、自動車のドアが施錠・解錠されるようになってい
る。
両側送信回路24及び車両側受信回路25は、制御手段
としての第2CPU26に接続されている。そして、第
2CPU26は切換スイッチ21を切り換え制御する。
又、第2CPU26は、検出回路23から入力される検
出信号S3に基づいて、車両側送信回路24を介して送
信要求信号S1を出力する。更に、第2CPU26には
アクチュエータとしての駆動モータ27が接続されてい
る。そして、第2CPU26は、車両側受信回路25か
ら入力される指令信号S2に基づいて、駆動モータ27
を制御する。そして、駆動モータ27が作動することに
より、自動車のドアが施錠・解錠されるようになってい
る。
【0017】次に、上記のように構成された情報伝送シ
ステム11の動作について説明する。情報伝送システム
11を使用する前において、身体12に腕時計、眼鏡又
は指輪等が付けられ、送信ユニット13の導電部材15
が身体12に接触されているものとする。又、自動車の
ドアは施錠されている。この状態で、図2のタイムチャ
ートに示すように、自動車のドアハンドル20の表面に
利用者の身体12が接触、つまり利用者の手が接触する
と、ドアハンドル20の表面に帯電している静電容量が
変動する。この静電容量の変動は検出回路23により検
出され、その検出信号S3は第2CPU26に入力され
る。すると、第2CPU26は切換スイッチ21のスイ
ッチ片22を第1接点21aから第2接点21bに切り
換える。この切り換えにより、車両側送信回路24は切
換スイッチ21、ドアハンドル20を介して身体12と
導通可能な状態となる。そして、第2CPU26は車両
側送信回路24から送信要求信号S1を所定時間送信す
る。このとき、第2CPU26は開錠するための送信要
求信号S1を送信する。
ステム11の動作について説明する。情報伝送システム
11を使用する前において、身体12に腕時計、眼鏡又
は指輪等が付けられ、送信ユニット13の導電部材15
が身体12に接触されているものとする。又、自動車の
ドアは施錠されている。この状態で、図2のタイムチャ
ートに示すように、自動車のドアハンドル20の表面に
利用者の身体12が接触、つまり利用者の手が接触する
と、ドアハンドル20の表面に帯電している静電容量が
変動する。この静電容量の変動は検出回路23により検
出され、その検出信号S3は第2CPU26に入力され
る。すると、第2CPU26は切換スイッチ21のスイ
ッチ片22を第1接点21aから第2接点21bに切り
換える。この切り換えにより、車両側送信回路24は切
換スイッチ21、ドアハンドル20を介して身体12と
導通可能な状態となる。そして、第2CPU26は車両
側送信回路24から送信要求信号S1を所定時間送信す
る。このとき、第2CPU26は開錠するための送信要
求信号S1を送信する。
【0018】送信要求信号S1の送信が終了した後、所
定時間が経過したら第2CPU26は切換スイッチ21
のスイッチ片22を第2接点21bから第3接点21c
に切り換える。この切り換えにより、受信ユニット14
の車両側受信回路25は切換スイッチ21、ドアハンド
ル20を介して身体12と導通可能な状態となる。
定時間が経過したら第2CPU26は切換スイッチ21
のスイッチ片22を第2接点21bから第3接点21c
に切り換える。この切り換えにより、受信ユニット14
の車両側受信回路25は切換スイッチ21、ドアハンド
ル20を介して身体12と導通可能な状態となる。
【0019】車両側送信回路24から送信要求信号S1
が送信されるとき、ドアハンドル20に身体12が接触
されている状態にある。このため、送信要求信号S1は
切換スイッチ21、ドアハンドル20、身体12の表面
を介して送信ユニット13に送信される。そして、送信
要求信号S1は導電部材15を介して装身具側受信回路
16に受信され、装身具側受信回路16から第1CPU
17に送信要求信号S1が入力される。
が送信されるとき、ドアハンドル20に身体12が接触
されている状態にある。このため、送信要求信号S1は
切換スイッチ21、ドアハンドル20、身体12の表面
を介して送信ユニット13に送信される。そして、送信
要求信号S1は導電部材15を介して装身具側受信回路
16に受信され、装身具側受信回路16から第1CPU
17に送信要求信号S1が入力される。
【0020】すると、第1CPU17は、入力される送
信要求信号S1が正規の自動車(利用者の所有する自動
車)から送信されてくる送信要求信号S1であるか否か
を判定する。そして、正規の自動車から送信されてくる
送信要求信号S1であると判定した場合のみ、第1CP
U17は装身具側送信回路18から指令信号S2を送信
させる。
信要求信号S1が正規の自動車(利用者の所有する自動
車)から送信されてくる送信要求信号S1であるか否か
を判定する。そして、正規の自動車から送信されてくる
送信要求信号S1であると判定した場合のみ、第1CP
U17は装身具側送信回路18から指令信号S2を送信
させる。
【0021】装身具側送信回路18から指令信号S2が
送信されるとき、ドアハンドル20に身体12が接触さ
れている状態にある。このため、導電部材15、身体1
2の表面、ドアハンドル20及び切換スイッチ21の第
3接点21cを介して、指令信号S2は車両側受信回路
25に受信され、そして、車両側受信回路25から第2
CPU26に指令信号S2が入力される。この入力に基
づいて第2CPU26は駆動モータ27を制御する。こ
れにより、自動車のドアが開錠される。なお、自動車の
ドアを施錠する場合には、前記ドアを開錠する場合とほ
ぼ同じ動作を行うため、これ以上の説明は省略する。
送信されるとき、ドアハンドル20に身体12が接触さ
れている状態にある。このため、導電部材15、身体1
2の表面、ドアハンドル20及び切換スイッチ21の第
3接点21cを介して、指令信号S2は車両側受信回路
25に受信され、そして、車両側受信回路25から第2
CPU26に指令信号S2が入力される。この入力に基
づいて第2CPU26は駆動モータ27を制御する。こ
れにより、自動車のドアが開錠される。なお、自動車の
ドアを施錠する場合には、前記ドアを開錠する場合とほ
ぼ同じ動作を行うため、これ以上の説明は省略する。
【0022】従って、この実施形態によれば以下のよう
な効果を得ることができる。 (1)この実施形態の情報伝送システム11では、装身
具に設けられた送信ユニット13と、自動車に設けられ
た受信ユニット14との間で、身体12の表面を媒介と
して、ドアを施錠・開錠するための各種信号S1,S2
を伝送するようにした。即ち、各種信号S1,S2を電
波により空間を媒介して伝送するのではなく、身体12
の表面を媒介して各種信号S1,S2を伝送するように
した。このため、正規の利用者以外の者が使用している
送信ユニット13と混信するおそれがない。よって、利
用者の意志を情報伝送システム11に反映させ易くな
る。
な効果を得ることができる。 (1)この実施形態の情報伝送システム11では、装身
具に設けられた送信ユニット13と、自動車に設けられ
た受信ユニット14との間で、身体12の表面を媒介と
して、ドアを施錠・開錠するための各種信号S1,S2
を伝送するようにした。即ち、各種信号S1,S2を電
波により空間を媒介して伝送するのではなく、身体12
の表面を媒介して各種信号S1,S2を伝送するように
した。このため、正規の利用者以外の者が使用している
送信ユニット13と混信するおそれがない。よって、利
用者の意志を情報伝送システム11に反映させ易くな
る。
【0023】(2)この実施形態の情報伝送システム1
1では、ドアハンドル20に対して利用者の身体12の
一部を接触させることにより、各種信号S1,S2を送
受信することが可能である。そのため、識別データ等を
利用者以外の者に傍受されるおそれがない。それととも
に、利用者の携帯機から発する信号を自動車側に受信さ
せて、利用者が自動車に接近・離間するとドアを施錠・
開錠する、いわゆるスマートエントリーシステム等と異
なり、正規の利用者以外の者がドアの施錠・開錠を行う
おそれが全くない。
1では、ドアハンドル20に対して利用者の身体12の
一部を接触させることにより、各種信号S1,S2を送
受信することが可能である。そのため、識別データ等を
利用者以外の者に傍受されるおそれがない。それととも
に、利用者の携帯機から発する信号を自動車側に受信さ
せて、利用者が自動車に接近・離間するとドアを施錠・
開錠する、いわゆるスマートエントリーシステム等と異
なり、正規の利用者以外の者がドアの施錠・開錠を行う
おそれが全くない。
【0024】(3)この実施形態の情報伝送システム1
1では、電波により各種信号S1,S2を伝送していな
いので、自動車の形状や自動車が設置されている場所等
により受信感度が変わることがない。よって、自動車の
ドアの施錠・開錠を確実に行うことができる。
1では、電波により各種信号S1,S2を伝送していな
いので、自動車の形状や自動車が設置されている場所等
により受信感度が変わることがない。よって、自動車の
ドアの施錠・開錠を確実に行うことができる。
【0025】(4)この実施形態の情報伝送システム1
1では、送信ユニット13は身体12に身に付ける腕時
計等の装身具に内蔵されているため、送信ユニット13
を紛失するおそれがない。
1では、送信ユニット13は身体12に身に付ける腕時
計等の装身具に内蔵されているため、送信ユニット13
を紛失するおそれがない。
【0026】(5)この実施形態の情報伝送システム1
1では、腕時計等の装身具に送信ユニット13を内蔵す
るようにしたため、利用者の指先と、送信ユニット13
との距離を比較的短くすることができる。従って、送信
ユニット13の電源出力をできるだけ小さくすることが
できる。
1では、腕時計等の装身具に送信ユニット13を内蔵す
るようにしたため、利用者の指先と、送信ユニット13
との距離を比較的短くすることができる。従って、送信
ユニット13の電源出力をできるだけ小さくすることが
できる。
【0027】なお、この発明の実施形態は以下のように
変更してもよい。 ・前記実施形態では、情報伝送システム11にて自動車
のドアを施錠・開錠するようにしたが、自動車のドア以
外にも、自動車の窓ガラスの開閉や、建物のドア又はシ
ャッター等の開閉に使用することも可能である。
変更してもよい。 ・前記実施形態では、情報伝送システム11にて自動車
のドアを施錠・開錠するようにしたが、自動車のドア以
外にも、自動車の窓ガラスの開閉や、建物のドア又はシ
ャッター等の開閉に使用することも可能である。
【0028】・前記実施形態では、情報伝送システム1
1にてドアの施錠・開錠を行うようにしたが、ドアの開
錠とともに自動車のエンジンを自動的に始動するように
してもよい。但し、エンジンを始動した際に自動車が発
進しない条件が満たされている場合に限り、エンジンが
始動されるのは勿論のことである。
1にてドアの施錠・開錠を行うようにしたが、ドアの開
錠とともに自動車のエンジンを自動的に始動するように
してもよい。但し、エンジンを始動した際に自動車が発
進しない条件が満たされている場合に限り、エンジンが
始動されるのは勿論のことである。
【0029】・前記実施形態では、ドアハンドル20に
身体12の一部が接触することにより、ドアの施錠・開
錠を行ったが、ドアハンドル20とは異なる位置、例え
ば、自動車の開閉ドアの外側面等に接触面を設け、この
接触面に身体12の一部が接触することにより、ドアを
施錠・開錠するようにしてもよい。
身体12の一部が接触することにより、ドアの施錠・開
錠を行ったが、ドアハンドル20とは異なる位置、例え
ば、自動車の開閉ドアの外側面等に接触面を設け、この
接触面に身体12の一部が接触することにより、ドアを
施錠・開錠するようにしてもよい。
【0030】・前記実施形態では、装身具を腕時計、眼
鏡又は指輪に具体化したが、これ以外にも、ブレスレッ
ト、イヤリング等に具体化してもよい。次に、特許請求
の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施
形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
鏡又は指輪に具体化したが、これ以外にも、ブレスレッ
ト、イヤリング等に具体化してもよい。次に、特許請求
の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施
形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
【0031】(1)前記検出手段は、操作対象物の導体
部に帯電している静電容量の変動を検出するものである
請求項3に記載の情報伝送システム。この構成によれ
ば、身体の一部が操作対象物の導体部に接触したか否か
を確実に検出することができる。
部に帯電している静電容量の変動を検出するものである
請求項3に記載の情報伝送システム。この構成によれ
ば、身体の一部が操作対象物の導体部に接触したか否か
を確実に検出することができる。
【0032】(2)自動車のドアを施錠・開錠するキー
レスエントリーシステムよりなる請求項1〜3のうち何
れか一項に記載の情報伝送システム。この構成によれ
ば、自動車におけるドアの開錠・施錠に関するセキュリ
ティを向上することができる。
レスエントリーシステムよりなる請求項1〜3のうち何
れか一項に記載の情報伝送システム。この構成によれ
ば、自動車におけるドアの開錠・施錠に関するセキュリ
ティを向上することができる。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1〜3に記載
の発明によれば、送信ユニットと受信ユニットとの間
で、身体の表面を媒介として情報のやりとりを行うこと
により、信号の混信を防止することができる。
るため、次のような効果を奏する。請求項1〜3に記載
の発明によれば、送信ユニットと受信ユニットとの間
で、身体の表面を媒介として情報のやりとりを行うこと
により、信号の混信を防止することができる。
【図1】一実施形態を示す情報伝送システムのブロック
図。
図。
【図2】情報伝送システムの動作を示すタイムチャー
ト。
ト。
11…情報伝送システム、12…身体、13…送信ユニ
ット、14…受信ユニット、15…導電部材、16…装
身具側受信回路(装身具側受信手段)、18…装身具側
送信回路(装身具側送信手段)、20…ドアハンドル
(導体部)、23…検出回路(検出手段)、24…車両
側送信回路(対象物側送信手段)、25…車両側受信回
路(対象物側受信手段)、26…第2CPU26(制御
手段)、27…駆動モータ(アクチュエータ)、S1…
送信要求信号(第1の信号)、S2…指令信号(第2の
信号)。
ット、14…受信ユニット、15…導電部材、16…装
身具側受信回路(装身具側受信手段)、18…装身具側
送信回路(装身具側送信手段)、20…ドアハンドル
(導体部)、23…検出回路(検出手段)、24…車両
側送信回路(対象物側送信手段)、25…車両側受信回
路(対象物側受信手段)、26…第2CPU26(制御
手段)、27…駆動モータ(アクチュエータ)、S1…
送信要求信号(第1の信号)、S2…指令信号(第2の
信号)。
Claims (3)
- 【請求項1】身体に付けられた装身具が備える送信ユニ
ットと、その装身具から離れた位置にある操作対象物が
備える受信ユニットとの間で、身体の表面を媒介として
情報のやりとりを行う情報伝送システムであって、前記
操作対象物の導体部に身体の一部が接触したことを起因
として、その接触している身体の表面を介して前記受信
ユニットから第1の信号を前記送信ユニット側に伝送
し、次いでその接触している身体の表面を介して前記第
1の信号に応答する第2の信号を前記送信ユニットから
前記受信ユニットに返送し、この第2の信号に基づいて
操作対象物のアクチュエータを駆動することを特徴とす
る情報伝送システム。 - 【請求項2】前記送信ユニットは、 前記装身具に設けられ、身体の一部に常時接触可能な導
電部材と、 前記受信ユニットから伝送される第1の信号を、前記導
電部材を介して受信する装身具側受信手段と、 前記装身具側受信手段にて受信される第1の信号に応じ
た第2の信号を、前記導電部材を介して送信する装身具
側送信手段とからなる請求項1に記載の情報伝送システ
ム。 - 【請求項3】前記受信ユニットは、 前記操作対象物の導体部に身体の一部が接触したか否か
を検出する検出手段と、 前記検出手段からの検出信号に基づいて、第1の信号を
前記操作対象物の導体部を介して前記送信ユニットに送
信する対象物側送信手段と、 前記第1の信号に応じて送信ユニットから返送される第
2の信号を、前記操作対象物の導体部を介して受信する
対象物側受信手段と、 前記対象物側受信手段から送られる第2の信号に基づい
て、アクチュエータを駆動制御する制御手段とからなる
請求項1又は2に記載の情報伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235596A JP2000064679A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 情報伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235596A JP2000064679A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 情報伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000064679A true JP2000064679A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=16988356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10235596A Pending JP2000064679A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 情報伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000064679A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006207199A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Tokai Rika Co Ltd | 作動制御装置、通信端末、及び電子キーシステム |
JP2007226560A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Icカードシステム |
JP2009002123A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Murata Mfg Co Ltd | 解施錠制御システム |
JP2009127345A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Mitsubishi Motors Corp | スマートエントリーシステム |
US8044768B2 (en) | 2006-08-28 | 2011-10-25 | Alps Electric Co., Ltd. | Keyless entry system using communication via human body |
KR20160118634A (ko) * | 2015-04-02 | 2016-10-12 | 한국오므론전장주식회사 | 인체통신 스마트키 시스템의 인증 에러 방지 시스템 및 방법 |
WO2019171927A1 (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-12 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載装置、出力方法及びコンピュータプログラム |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP10235596A patent/JP2000064679A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2019171927A1 (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-12 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載装置、出力方法及びコンピュータプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050125 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070911 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080219 |