JP2000064270A - 柱列式地中連続壁における通水工法 - Google Patents

柱列式地中連続壁における通水工法

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JP2000064270A
JP2000064270A JP10232656A JP23265698A JP2000064270A JP 2000064270 A JP2000064270 A JP 2000064270A JP 10232656 A JP10232656 A JP 10232656A JP 23265698 A JP23265698 A JP 23265698A JP 2000064270 A JP2000064270 A JP 2000064270A
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Keiichi Sakamoto
佳一 坂本
Yoshinori Matsuda
義則 松田
Yuji Etsuno
雄治 越野
Toshimitsu Kunito
▲とし▼光 國藤
Yoshihiro Nakazawa
芳寛 中澤
Seishi Hayashi
清史 林
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Zenitaka Corp
Seiko Kogyo Co Ltd
Nichia Steel Works Ltd
Yachiyo Engineering Co Ltd
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Seiko Kogyo Co Ltd
Nichia Steel Works Ltd
Yachiyo Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソイルセメント柱列式地中連続壁において、
止水壁の外部側にドレーンが突出するのを極力減らし、
敷地効率の極めて良好な通水工法を提供する。 【解決手段】 H型鋼11を設置したソイルセメント柱
12を地中に連続設置して止水壁10を築造する。本発
明は、止水壁10から外部側地山13に過大に突出しな
いようにドレーン15を配置する。そのため、2つのH
型鋼11の内部側フランジ16面に密着させて遮水鋼板
17を設置し、これをドレーン15の地山と反対側の側
壁とした。こうしてドレーン15は、地山13に集水面
または復水面を対面させ、内部側に対しては遮水鋼板1
7で地下水を遮断する。ドレーン15は殆ど止水壁10
の壁厚内に配置し、地中の通水対象層19の深さまで設
置できるので、これにより、外部側地山13へのドレー
ン15の突出部を減らすことができ、敷地効率が極めて
良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は柱列式地中連続壁におけ
る通水工法に係り、特に、地下構造物の施工時には止水
性を、また、完成時には通水性を確保する山留め工法に
好適な柱列式地中連続壁における通水工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の山留め工法、すなわち、
連続地中壁工法やソイルセメント柱列壁工法は、地盤中
に止水性のある地中連続壁を山留め材として築造し、そ
の地中連続壁で囲まれた内部の地盤を開削して地下構造
物を築造したのち、土砂の埋戻しを行うものである。こ
の場合、地下構造物施工時には、地中連続壁により地下
水の流通が遮断され、その止水性を確保して工事をでき
るが、工事完了後も地盤中に残置された地中連続壁によ
って、通水が遮断されたままとなり、地下水系が変化
し、地域地下環境上の大きな問題となっていた。
【0003】そこで、本出願人らは、地中連続壁内の鉛
直方向に、円形、角形あるいは多角形状の筒枠、または
溝形枠などの特殊通水枠を配設することで、地中連続壁
に遮水と通水との両機能をもたせ、地下工事を行う地盤
開削部を挟んだ両側の地中連続壁の特殊通水枠を、粗粒
材またはパイプ等で相互に連絡して、遮断された地下水
を自由通水させるようにした地中連続壁における通水工
法を実現した(特開平6−49839号公報、特開平1
0−168872号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソイル
セメント柱列壁工法は、地盤に掘削孔を掘削中にセメン
トミルク等の固化材を混入し、掘削土砂とセメントミル
クが混ぜ合わされたソイルセメントが固化する前に、H
型鋼等の土圧に対する応力負担材を設置し、このような
ソイルセメント柱を順次形成して、そのまま固化させて
地盤中に止水壁を築造するものである。そのため、止水
壁中に上記特殊通水枠を配設することが困難であり、止
水壁で囲まれた内部の工事完了後も、この工事区間を挟
んで地下水が遮断されたままの状態になるという問題が
あった。また、ソイルセメント柱列壁工法は、連続した
3つの掘削孔を同時に掘削可能な3連式が通常で、端部
の掘削孔を重複させて芯合わせしながら、施工精度を維
持するようになっている。したがって、本発明者らは、
こうして築造した地中連続壁の地山側すなわち外部側
に、集水または復水手段、例えば砕石ドレーン等の井戸
を配置する施工方法を提案した。しかし、この場合、井
戸が外部側地山に突出し、敷地効率が悪いという問題が
生じた。
【0005】本発明の目的は、ソイルセメント柱列式地
中連続壁において、止水壁の外部側地山に砕石ドレーン
等の集水または復水手段が突出するのを極力少なくで
き、敷地効率の極めて良好な通水工法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の柱列式地中連続
壁における通水工法は、上記課題を以下のように解決し
た。本発明は、地盤鉛直方向の掘削孔に、H型鋼等の応
力負担材を設置したソイルセメント柱を連続配置して止
水壁を形成し、前記止水壁と外部側地山とにラップして
砕石ドレーン等の集水または復水手段を配置する柱列式
地中連続壁における通水工法において、前記集水または
復水手段の配置部は、隣接する応力負担材の間の内部側
に遮水板を設置し、前記遮水板に接して外部側に前記集
水または復水手段を配置することを特徴とする。本発明
によれば、ドレーン等の集水または復水手段の集水面ま
たは復水面を外部側地山に対面させ、内部に対しては遮
水板で地下水を遮断することができる。そして、このよ
うな集水または復水手段を止水壁の壁厚内に設置できる
ので、外部側地山への突出部を減らすことができ、敷地
効率が極めて良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態を
説明する図で、図(a)が平面図、図(b)が鉛直方向
の断面図である。これらの図に示すように、柱列式地中
連続壁(止水壁)10は、応力負担材(H型鋼)11を
設置した、例えば直径850mm程度の円形のソイルセ
メント柱12を、地中に順次連続に設置して築造するも
のである。こうして、外部側地山13と内部地盤14と
を止水壁10で遮断し、内部地盤14を開削して地下構
造物等の工事を行う。
【0008】本実施形態では、集水または復水手段とし
てのドレーン15を、止水壁10から外部側地山13側
に過大に突出しないように、止水壁10と地山13とに
ラップして配置するようにした。そのため、止水壁10
の隣接する2つのH型鋼11間に、H型鋼の内部側フラ
ンジ16面に密着するように遮水鋼板17を設置し、こ
の遮水鋼板17を地山と反対面のドレーン側壁とした。
なお、遮水鋼板17は床付け18以下2〜3m程度まで
挿入する。
【0009】こうしてドレーン15は、外部側地山13
に集水面または復水面を対面させ、内部側に対しては遮
水鋼板17で地下水を遮断するようになっている。ドレ
ーン15は、図示するように、ほとんど止水壁10の壁
厚内に配置して、地中の通水対象層19の深さまで設置
できる。これにより、外部側地山13へのドレーン15
の突出部を減らすことができ、敷地効率が極めて良い。
【0010】なお、ドレーン15には遮水鋼板17に、
通水路の連結部20を設け、外部側地山と内部、あるい
は外部側地山と工事区間を挟んだ反対側の地山との間
に、工事中あるいは工事完了後の地下水の通水が維持で
きるようになっている。また、ドレーンの底部には2m
前後の泥留め部27を設けている。
【0011】次に、図2および図1(a)を参照して、
遮水鋼板17をH型鋼11との密着部に引き寄せる引寄
手段について説明する。これらの図に示すように、H型
鋼11のフランジ16の所定位置に、ワイヤ21の係合
手段22を設け、係合手段22に巻回したワイヤ21の
一端を遮水鋼板17の先端部23に接続し、係合手段2
2を介してワイヤ21の他端を引き上げることにより、
遮水鋼板の先端部23が引き下げられながら係合手段2
2に引き寄せられるようにした。
【0012】なお、遮水鋼板17の先端部には方向板2
4を設け、掘削孔内に挿入されるときに、先端部が所定
のフランジ側に偏向するようにした。また、H型鋼11
にボルト接合等による接続部25があって、遮水鋼板1
7との密着が困難で遮水性が損なわれる場合は、フラン
ジ16にガイド板26を取付け、ガイド板26と遮水鋼
板17とを密着させるようにしてもよい。
【0013】図4は、構造物掘削で遮断されている両側
の地山間で、地下水の流通を確保するための通水路を示
す斜視図である。連続したソイルセメント柱による2列
の止水壁10の間に、地下構造物30を構築している。
図中左側が地下水脈31の上流側で、右側が下流側とな
っている。それぞれの止水壁10には、上述したよう
に、H型鋼間の遮水鋼板の外部側に、上流側集水ドレー
ン15aおよび下流側復水ドレーン15bが配置され、
この集水ドレーン15aと復水ドレーン15bとの間に
地下水の通水路32が設けられている。これにより、地
下水脈が遮断されることがなく、環境が保全される。な
お、地下水通水路32は地下構造物30中に設けてもよ
いし、地下構造物30を回避して設ける場合もある。
【0014】また、図5は、ドレーンと通水路との連結
方法の一例を示す断面図である。図に示すように、地下
水通水路32とドレーン15との連結部が、遮水鋼板1
7を介して設けられている。遮水鋼板17の連結部は予
め薄く形成されている。以下、ドレーンと地下水通水路
との連結方法の一例を詳細に説明する。
【0015】 遮水鋼板17の予め薄く形成した部分
に、フランジ付きの連結パイプ33を溶接する。 次に、連結パイプ33にスルースバルブ35をフラ
ンジ接続する。 次いで、スルースバルブ35に、Oリング36を具
備した作業用止水管37をフランジ接続する。
【0016】 Oリング36が有効に作用して止水可
能な外径の水平削孔機38を、作業用止水管37、スル
ースバルブ35、連結パイプ33を順次貫通する形で遮
水鋼板17まで到達させ、遮水鋼板を切削してドレーン
15まで削孔する。なお、削孔によりドレーン15から
進入する地下水はOリング36により止水される。 水平削孔機38を作業用止水管37まで後退させ、
Oリング36により止水されている状態で、スルースバ
ルブ35を閉塞する。
【0017】 スルースバルブ35を閉塞して止水し
たのち、作業用止水管37をスルースバルブ35から取
り外す。 次いで、作業用止水管37を取り外した後のスルー
スバルブ35のフランジに、ドレーン内の砂利等の流入
を防ぐスクリーン39を介在させて、地下水通水路32
を取り付ける。なお、地下水通水路32としては、パイ
プ状のほか、変形自在なホース状のものでもよい。
【0018】 以上の作業で、上流側集水ドレーン1
5aおよび下流側復水ドレーン15b間を、上記地下水
通水路32で連結し、上流側および下流側のスルースバ
ルブを開放することにより、通水が可能になる。
【0019】
【発明の効果】上述のとおり本発明によれば、ソイルセ
メント柱列式地中連続壁において、隣接する応力負担材
間の内部側に遮水板を設置し、遮水板に接して止水壁内
にドレーンを配置したので、止水壁の外部側地山にドレ
ーンが突出するのを極力少なくでき、敷地効率が向上す
る。しかも、遮断された地下水脈を連絡することによ
り、地域地下環境を保全することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明する図で、図(a)
が平面図、図(b)が鉛直方向の断面図である。
【図2】本発明における遮水板を応力負担材との密着部
に引き寄せる引寄手段を示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態を説明するための斜視図
である。
【図4】本発明における地下水の流通を確保するための
通水路を示す斜視図である。
【図5】本発明におけるドレーンと通水路との連結方法
の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 柱列式地中連続壁(止水壁) 11 応力負担材(H型鋼) 12 ソイルセメント柱 13 外部側地山 14 内部地盤 15 ドレーン 15a 集水ドレーン 15b 復水井 16 フランジ 17 遮水鋼板 18 床付け 19 通水対象層 20 通水路連結部 21 ワイヤ 22 係合手段 23 遮水鋼板先端部 24 方向板 25 H型鋼接続部 26 ガイド板 27 泥留め部 30 地下構造物 31 地下水脈 32 地下水通水路 33 連結パイプ 35 スルースバルブ 36 Oリング 37 作業用止水管 38 水平削孔機 39 スクリーン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月12日(1999.7.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 地盤鉛直方向の掘削孔に、H型鋼等の応
力負担材を設置したソイルセメント柱を連続配置して止
水壁を形成し、前記止水壁と外部側地山とにラップして
砕石ドレーン等の集水または復水ドレーンを配置し、前
記集水または復水ドレーンの配置部には、隣接するH型
鋼間の内部側に遮水板を設置する柱列式地中連続壁にお
ける通水工法において、前記遮水板の先端部が前記掘削
孔内のH型鋼の所定位置に、引き下げられながら引き寄
せられるように、前記遮水板の先端部に一端を接続した
ワイヤを、前記所定位置に設けたワイヤ係合手段に巻回
して、他端を引き上げることにより、前記遮水板を所定
位置に設置することを特徴とする柱列式地中連続壁にお
ける通水工法。
【請求項】 地盤鉛直方向の掘削孔に、H型鋼等の応
力負担材を設置したソイルセメント柱を連続配置して止
水壁を形成し、前記止水壁と外部側地山とにラップして
砕石ドレーン等の集水または復水ドレーンを配置し、前
記集水または復水ドレーンの配置部には、隣接するH型
鋼間の内部側に遮水板を設置し、前記遮水板を介して前
記集水ドレーンから前記復水ドレーンへ地下水通水路を
設けた柱列式地中連続壁における通水工法において、
記遮水鈑は、前記地下水通水路との連結部を予め薄く形
成し、前記予め薄く形成した連結部を切削して前記地下
水通水路を設置し、前記地下水通水路には砂利等の流入
を防ぐスクリーンを具備したことを特徴とする柱列式地
中連続壁における通水工法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の柱列式地中連続
壁における通水工法は、上記課題を以下のように解決し
た。本発明は、地盤鉛直方向の掘削孔に、H型鋼等の応
力負担材を設置したソイルセメント柱を連続配置して止
水壁を形成し、前記止水壁と外部側地山とにラップして
砕石ドレーン等の集水または復水ドレーンを配置し、前
記集水または復水ドレーンの配置部には、隣接するH型
鋼の間の内部側に遮水板を設置する柱列式地中連続壁に
おける通水工法において、前記遮水板の先端部が、前記
掘削孔内のH型鋼の所定位置方向に偏向して挿入される
ように、前記遮水板の先端部に偏向角度を持たせた方向
板を設けたことを特徴とする。また、前記遮水板の先端
部が前記掘削孔内のH型鋼の所定位置に、引き下げられ
ながら引き寄せられるように、前記遮水板の先端部に一
端を接続したワイヤを、前記所定位置に設けたワイヤ係
合手段に巻回して、他端を引き上げることにより、前記
遮水板を所定位置に設置することを特徴とする。また、
前記遮水鈑は、地下水通水路との連結部を予め薄く形成
し、前記予め薄く形成した連結部を切削して前記地下水
通水路を設置し、前記地下水通水路には砂利等の流入を
防ぐスクリーンを具備したことを特徴とする。本発明に
よれば、掘削孔内のソイルセメント中で、遮水板を所定
の位置に、単純な操作で精度よく確実に設置できる。ま
た、遮水板の所定位置に地下水通水路を容易に連結で
き、通水路内に砂利等が流入するのを防止できる。さら
に、ドレーン等の集水または復水手段の集水面または復
水面を外部側地山に対面させ、内部に対しては遮水板で
地下水を遮断することができる。そして、このような集
水または復水手段を止水壁の壁厚内に設置できるので、
外部側地山への突出部を減らすことができ、敷地効率が
極めて良い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390036467 成幸工業株式会社 大阪府大阪市西区阿波座1丁目13番13号 (72)発明者 坂本 佳一 東京都千代田区一番町31番地 株式会社錢 高組内 (72)発明者 松田 義則 東京都目黒区中目黒一丁目10番21号 八千 代エンジニヤリング 株式会社内 (72)発明者 越野 雄治 兵庫県尼崎市中浜町19 日亜鋼業 株式会 社内 (72)発明者 國藤 ▲とし▼光 大阪府大阪市西区阿波座一丁目13番13号 成幸工業 株式会社内 (72)発明者 中澤 芳寛 兵庫県尼崎市中浜町19 日亜鋼業 株式会 社内 (72)発明者 林 清史 東京都千代田区岩本町三丁目1番2号 成 幸工業 株式会社内 Fターム(参考) 2D049 BA16 BA17 BA19 CA03 CD07 DA04 DB05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤鉛直方向の掘削孔に、H型鋼等の応
    力負担材を設置したソイルセメント柱を連続配置して止
    水壁を形成し、前記止水壁と外部側地山とにラップして
    砕石ドレーン等の集水または復水手段を配置する柱列式
    地中連続壁における通水工法において、前記集水または
    復水手段の配置部は、隣接する応力負担材の間の内部側
    に遮水板を設置し、前記遮水板に接して外部側に前記集
    水または復水手段を配置することを特徴とする柱列式地
    中連続壁における通水工法。
  2. 【請求項2】 前記掘削孔の連続する3孔のうち、両端
    の掘削孔に設置した応力負担材の間に、前記応力負担材
    に前記遮水板を密着させて設置する請求項1に記載の通
    水工法。
  3. 【請求項3】 前記遮水板を、前記応力負担材のフラン
    ジに密着させて設置する請求項1または2に記載の通水
    工法。
  4. 【請求項4】 前記遮水板を、前記応力負担材に設けた
    ガイド板に密着させて設置する請求項1または2に記載
    の通水工法。
  5. 【請求項5】 前記遮水板の先端部に、挿入方向が規制
    される方向板を設けた請求項1〜4のうちいずれかに記
    載の通水工法。
  6. 【請求項6】 前記遮水板を前記応力負担材との密着部
    に引き寄せる引寄手段は、前記応力負担材の所定深さの
    部位にワイヤの係合手段を設け、前記係合手段に巻回し
    たワイヤの一端を前記遮水板の先端部に接続し、前記係
    合手段を介してワイヤの他端を引き上げることにより、
    前記遮水板の先端部が引き下げられながら前記係合手段
    に引き寄せられるようにした請求項1〜5のうちいずれ
    かに記載の通水工法。
JP10232656A 1998-08-19 1998-08-19 柱列式地中連続壁における通水工法 Pending JP2000064270A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110295630A (zh) * 2019-07-26 2019-10-01 深圳市建工集团股份有限公司 多层约束防渗漏的后浇带结构

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