JP2000063178A - SiC−AlN系複合体原料およびその製造方法 - Google Patents
SiC−AlN系複合体原料およびその製造方法Info
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- JP2000063178A JP2000063178A JP10260808A JP26080898A JP2000063178A JP 2000063178 A JP2000063178 A JP 2000063178A JP 10260808 A JP10260808 A JP 10260808A JP 26080898 A JP26080898 A JP 26080898A JP 2000063178 A JP2000063178 A JP 2000063178A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルミナーシリカ系耐火原料、特に、アルカ
リ成分のKとNaを含有する低品位のロウ石と粘土から
炭化ケイ素と窒化アルミニウム系複合体原料、およびそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明はアルミナーシリカ系耐火原料に
炭素質材料を加え窒素雰囲気中において加熱処理して得
られたアルカリ成分のKとNaを除去したSiC−Al
N系複合体原料である。
リ成分のKとNaを含有する低品位のロウ石と粘土から
炭化ケイ素と窒化アルミニウム系複合体原料、およびそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明はアルミナーシリカ系耐火原料に
炭素質材料を加え窒素雰囲気中において加熱処理して得
られたアルカリ成分のKとNaを除去したSiC−Al
N系複合体原料である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルミナーシリカ系耐火
原料と炭素質材料を原料とするSiC−AlN系複合体
原料およびその製造方法に関するものである。
原料と炭素質材料を原料とするSiC−AlN系複合体
原料およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炭化ケイ素と窒化アルミニウムとの複合
体は、高強度、耐侵食性及び耐熱衝撃性などの優れた性
質を有するため、ファインセラミックス並びに耐火物用
原料として使用されている。
体は、高強度、耐侵食性及び耐熱衝撃性などの優れた性
質を有するため、ファインセラミックス並びに耐火物用
原料として使用されている。
【0003】この複合体原料の炭化ケイ素と窒化アルミ
ニウムが、通常、それぞれ高純度のシリカとアルミナを
用いて合成されている。また、炭化ケイ素と窒化アルミ
ニウムとを複合化する場合、それぞれを所定の配合によ
り混合して使用されている。
ニウムが、通常、それぞれ高純度のシリカとアルミナを
用いて合成されている。また、炭化ケイ素と窒化アルミ
ニウムとを複合化する場合、それぞれを所定の配合によ
り混合して使用されている。
【0004】しかし、炭化ケイ素と窒化アルミニウムの
合成には、出発原料となるシリカとアルミナには高純度
が要求されるため、合成した炭化ケイ素と窒化アルミニ
ウムが高価となる。
合成には、出発原料となるシリカとアルミナには高純度
が要求されるため、合成した炭化ケイ素と窒化アルミニ
ウムが高価となる。
【0005】一方、廉価なアルミナーシリカ系耐火原料
としてロウ石や粘土などがあるが、これらは良質原料の
枯渇と高級酸化物系耐火材、例えば、アルミナ、マグネ
シアやスピネルなどの普及によって生産量が年々減少し
ており、その有効活用に苦慮している。特に、KとNa
などのアルカリ成分を含有する低品位のものは、もっと
廉価で資源も豊富であるものの、耐火度が低く耐侵食性
が悪いため、セラミックス並びに耐火材としてはほとん
ど使用されていない。
としてロウ石や粘土などがあるが、これらは良質原料の
枯渇と高級酸化物系耐火材、例えば、アルミナ、マグネ
シアやスピネルなどの普及によって生産量が年々減少し
ており、その有効活用に苦慮している。特に、KとNa
などのアルカリ成分を含有する低品位のものは、もっと
廉価で資源も豊富であるものの、耐火度が低く耐侵食性
が悪いため、セラミックス並びに耐火材としてはほとん
ど使用されていない。
【0006】アルミナーシリカ系耐火原料に含まれるK
とNaのアルカリ成分は、その一部は遊離状態であり水
洗によって除去されるが、多くはアルミナーシリカ系耐
火原料中のSiO2とAl2O3との化合物として存在
するため水に不溶である。特に、ロウ石と粘土などの天
然鉱物中に含まれるKとNaの成分は化合物としてSi
O2あるいはAl2O3の結晶中に入り、このSiO2
とAl2O3、あるいはその化合物、例えば、ムライト
などが存在する限り、水に殆ど溶けない。
とNaのアルカリ成分は、その一部は遊離状態であり水
洗によって除去されるが、多くはアルミナーシリカ系耐
火原料中のSiO2とAl2O3との化合物として存在
するため水に不溶である。特に、ロウ石と粘土などの天
然鉱物中に含まれるKとNaの成分は化合物としてSi
O2あるいはAl2O3の結晶中に入り、このSiO2
とAl2O3、あるいはその化合物、例えば、ムライト
などが存在する限り、水に殆ど溶けない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題を解決し、廉価なアルミナーシリカ系耐火原料と炭素
質材料を出発原料としてSiC−AlN系複合体原料を
提供することを目的としたものであり、ロウ石と粘土な
どのアルミナーシリカ系耐火原料、特に、KとNaとの
アルカリ成分を含む低品位のものに炭素質材料を加え窒
素雰囲気中において加熱処理することにより、高品質の
セラミックスと耐火物用原料としてのSiC−AlN系
複合体原料及びその製造方法を提供することにある。
題を解決し、廉価なアルミナーシリカ系耐火原料と炭素
質材料を出発原料としてSiC−AlN系複合体原料を
提供することを目的としたものであり、ロウ石と粘土な
どのアルミナーシリカ系耐火原料、特に、KとNaとの
アルカリ成分を含む低品位のものに炭素質材料を加え窒
素雰囲気中において加熱処理することにより、高品質の
セラミックスと耐火物用原料としてのSiC−AlN系
複合体原料及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに鋭意研究を重ねた結果、廉価なアルミナーシリカ耐
火原料に炭素質材料を添加して窒素雰囲気中において加
熱処理することにより、KとNaのアルカリ成分を除去
したSiC−AlN系複合体原料を製造でき本発明を完
成したものである。すなわち、本発明は、アルミナーシ
リカ系耐火原料中のAl2O3とSiO2とを炭素質材
料中のCと気体の窒素によって SiO2+2C→SiC+2CO Al2O3+3C+N2→2AlN+3CO の反応により還元させSiCとAlNとする。すなわ
ち、SiCとAlNの超微粉末の複合体原料を得るもの
である。また、アルミナーシリカ耐火原料にKとNa成
分を含む場合、前述の反応によりAl2O3とSiO2
との結晶構造が完全に破壊されるため、その結晶中に存
在するKとNa成分は不安定となり 2K+CO→K2O+C 2Na+CO→Na2O+C の反応によってK2OとNa2Oに酸化される。熱力学
的には、アルミナーシリカ系耐火原料からSiC−Al
N系複合体原料を製造する加熱温度下では前述の反応に
よって生成するK2OとNa2Oはその蒸気圧が高いた
め、ガス種(K2O↑とNa2O↑)として蒸発し除去
される。
めに鋭意研究を重ねた結果、廉価なアルミナーシリカ耐
火原料に炭素質材料を添加して窒素雰囲気中において加
熱処理することにより、KとNaのアルカリ成分を除去
したSiC−AlN系複合体原料を製造でき本発明を完
成したものである。すなわち、本発明は、アルミナーシ
リカ系耐火原料中のAl2O3とSiO2とを炭素質材
料中のCと気体の窒素によって SiO2+2C→SiC+2CO Al2O3+3C+N2→2AlN+3CO の反応により還元させSiCとAlNとする。すなわ
ち、SiCとAlNの超微粉末の複合体原料を得るもの
である。また、アルミナーシリカ耐火原料にKとNa成
分を含む場合、前述の反応によりAl2O3とSiO2
との結晶構造が完全に破壊されるため、その結晶中に存
在するKとNa成分は不安定となり 2K+CO→K2O+C 2Na+CO→Na2O+C の反応によってK2OとNa2Oに酸化される。熱力学
的には、アルミナーシリカ系耐火原料からSiC−Al
N系複合体原料を製造する加熱温度下では前述の反応に
よって生成するK2OとNa2Oはその蒸気圧が高いた
め、ガス種(K2O↑とNa2O↑)として蒸発し除去
される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に使用されるアルミナーシ
リカ系耐火原料は天然鉱物および合成鉱物などである。
天然鉱物としてはロウ石や粘土があるが、それぞれ単独
あるいはそれらを組み合わせて使用する。また、単にア
ルミナとシリカの単体鉱物および酸化物を混合すること
も可能である。更に、れんが屑や産業廃棄物などのアル
ミナーシリカを含有する材料も使用可能である。
リカ系耐火原料は天然鉱物および合成鉱物などである。
天然鉱物としてはロウ石や粘土があるが、それぞれ単独
あるいはそれらを組み合わせて使用する。また、単にア
ルミナとシリカの単体鉱物および酸化物を混合すること
も可能である。更に、れんが屑や産業廃棄物などのアル
ミナーシリカを含有する材料も使用可能である。
【00010】実際に使用するアルミナーシリカ系耐火
原料の化学組成は特に限定されるものでなく、その中の
Al2O3とSiO2組成の重量割合が1/99〜99
/1の広範囲で変化でき、特に、その中のアルカリ成分
のKとNaの含有量に拘束されないものである。また、
使用するアルミナーシリカ系耐火原料の粒径は特に限定
されないが、細かい方が反応速度の点から好ましい。
原料の化学組成は特に限定されるものでなく、その中の
Al2O3とSiO2組成の重量割合が1/99〜99
/1の広範囲で変化でき、特に、その中のアルカリ成分
のKとNaの含有量に拘束されないものである。また、
使用するアルミナーシリカ系耐火原料の粒径は特に限定
されないが、細かい方が反応速度の点から好ましい。
【00011】本発明に使用される炭素質材料は天然黒
鉛、人造黒鉛、鱗状黒鉛、コークス、各種炭素材料、並
びにピッチとフェノール樹脂の炭化による炭素などであ
る。その使用量はアルミナーシリカ系耐火原料の化学組
成に応じて決められる。また、その粒径は、反応速度の
点から細かい方が好ましい。なお、Cを残したい場合は
それに応じて計算される炭素量を添加すればSiC−A
lN−C系複合体原料も合成可能である。
鉛、人造黒鉛、鱗状黒鉛、コークス、各種炭素材料、並
びにピッチとフェノール樹脂の炭化による炭素などであ
る。その使用量はアルミナーシリカ系耐火原料の化学組
成に応じて決められる。また、その粒径は、反応速度の
点から細かい方が好ましい。なお、Cを残したい場合は
それに応じて計算される炭素量を添加すればSiC−A
lN−C系複合体原料も合成可能である。
【00012】本発明におけるSiC−AlN系複合体
原料を合成する加熱温度は、使用するアルミナーシリカ
系耐火原料の粒径、炭素質材料の種類と粒径、および加
熱処理時の保持時間などによって多少異なるが、145
0℃〜1650℃が望ましい。また、熱力学的には、ア
ルミナーシリカ系耐火原料に含有するSiO2とAl2
O3の還元反応開始温度が違い、約100〜200℃の
差があると考えられる。そのため、加熱温度を2段階に
した方がSiO2とAl2O3との有効回収の点から望
ましい。すなわち、まず、比較的に低温において一定時
間保持しSiO2を十分にSiCに還元させ、その後、
温度を上昇しAl2O3をAlNに還元させる。
原料を合成する加熱温度は、使用するアルミナーシリカ
系耐火原料の粒径、炭素質材料の種類と粒径、および加
熱処理時の保持時間などによって多少異なるが、145
0℃〜1650℃が望ましい。また、熱力学的には、ア
ルミナーシリカ系耐火原料に含有するSiO2とAl2
O3の還元反応開始温度が違い、約100〜200℃の
差があると考えられる。そのため、加熱温度を2段階に
した方がSiO2とAl2O3との有効回収の点から望
ましい。すなわち、まず、比較的に低温において一定時
間保持しSiO2を十分にSiCに還元させ、その後、
温度を上昇しAl2O3をAlNに還元させる。
【00013】KとNaとの含有量が高い低品位鉱物を
原料としてSiC−AlN系複合体原料を合成する場合
は、K2OとNa2Oの蒸気種が還元反応後の窒素など
のガスと一緒に炉内から放出されるが、この炉内から出
るガスを管を通じて少なくとも1回以上水あるいは稀酸
を通させば、その中のK2OとNa2Oの蒸気種は水に
吸収、あるいは稀酸で中和される。
原料としてSiC−AlN系複合体原料を合成する場合
は、K2OとNa2Oの蒸気種が還元反応後の窒素など
のガスと一緒に炉内から放出されるが、この炉内から出
るガスを管を通じて少なくとも1回以上水あるいは稀酸
を通させば、その中のK2OとNa2Oの蒸気種は水に
吸収、あるいは稀酸で中和される。
【00014】本発明におけるSiC−AlN系複合体
原料の合成に使用される加熱炉は、KとNaを含有する
低品位鉱物を原料として使用することを考慮すれば、そ
の発熱体と炉内の内張煉瓦がK2OとNa2Oの蒸気種
と反応しない炭素質あるいは炭化ケイ素質であることが
好ましい。
原料の合成に使用される加熱炉は、KとNaを含有する
低品位鉱物を原料として使用することを考慮すれば、そ
の発熱体と炉内の内張煉瓦がK2OとNa2Oの蒸気種
と反応しない炭素質あるいは炭化ケイ素質であることが
好ましい。
【00015】本発明は、以上のような手段によりアル
ミナーシリカを含有する天然鉱物、特に、現在、耐火物
原料としてそのままで使用できないKとNaのアルカリ
含有量が高い低品位鉱物を有効活用する道を開くもので
ある。
ミナーシリカを含有する天然鉱物、特に、現在、耐火物
原料としてそのままで使用できないKとNaのアルカリ
含有量が高い低品位鉱物を有効活用する道を開くもので
ある。
【00016】
【実施例】以下、本発明の詳細について実施例をもって
説明する。 実施例1 表1に示す化学組成の3種類の天然鉱物であ
るロウ石の粉末に純度が98%の黒鉛粉末を加えよく混
合した。3種類のロウ石原料は、シリカとアルミナが主
成分であったが、アルカリ成分のK2OとNa2Oは、
それぞれ0.24〜6.95重量%と0.04〜0.1
3重量%含まれていた。また、黒鉛粉末は、ロウ石中の
シリカとアルミナを炭化ケイ素と窒化アルミニウムに還
元するために必要となる炭素量に応じ、さらに、それよ
り約10%多く過剰に添加した。このロウ石と黒鉛の混
合物を窒素雰囲気中において1450〜1650℃の温
度で所定の時間保持して焼成した。表2に、各製造条件
下で得られた試料中の結晶相構成とアルカリ成分のK2
OとNa2Oの含有量を示す。炭素を過剰に添加せず、
1450℃×2h→1550℃×2hと1550℃×2
h→1650℃×2hの両加熱条件下では結晶相として
SiCとAlNのみが存在し、アルカリはほとんど除去
され、その含有量は0.019重量%以下である。一
方、1450℃×2h→1500℃×2hの加熱条件下
では結晶相はβ−Sialon、SiCおよびCであっ
た。また、K2OとNa2Oとの除去量は少なかった。
説明する。 実施例1 表1に示す化学組成の3種類の天然鉱物であ
るロウ石の粉末に純度が98%の黒鉛粉末を加えよく混
合した。3種類のロウ石原料は、シリカとアルミナが主
成分であったが、アルカリ成分のK2OとNa2Oは、
それぞれ0.24〜6.95重量%と0.04〜0.1
3重量%含まれていた。また、黒鉛粉末は、ロウ石中の
シリカとアルミナを炭化ケイ素と窒化アルミニウムに還
元するために必要となる炭素量に応じ、さらに、それよ
り約10%多く過剰に添加した。このロウ石と黒鉛の混
合物を窒素雰囲気中において1450〜1650℃の温
度で所定の時間保持して焼成した。表2に、各製造条件
下で得られた試料中の結晶相構成とアルカリ成分のK2
OとNa2Oの含有量を示す。炭素を過剰に添加せず、
1450℃×2h→1550℃×2hと1550℃×2
h→1650℃×2hの両加熱条件下では結晶相として
SiCとAlNのみが存在し、アルカリはほとんど除去
され、その含有量は0.019重量%以下である。一
方、1450℃×2h→1500℃×2hの加熱条件下
では結晶相はβ−Sialon、SiCおよびCであっ
た。また、K2OとNa2Oとの除去量は少なかった。
【00017】実施例2 実施例1においてシリカとア
ルミナを炭化ケイ素と窒化アルミニウムに還元するため
に必要とされる炭素量よりも、黒鉛粉末を10%多く添
加して製造したSiC−AlN−C粉末を空気中におい
て950℃で1時間加熱して酸化実験を行った。酸化後
の試料は、炭素が消失し、SiC−AlNの複合体原料
となっていた。
ルミナを炭化ケイ素と窒化アルミニウムに還元するため
に必要とされる炭素量よりも、黒鉛粉末を10%多く添
加して製造したSiC−AlN−C粉末を空気中におい
て950℃で1時間加熱して酸化実験を行った。酸化後
の試料は、炭素が消失し、SiC−AlNの複合体原料
となっていた。
【00018】
【表1】
【00019】
【表2】
【00020】
【発明の効果】上述のように、本発明はアルミナーシリ
カ系耐火原料に炭素質材料を加え、窒素雰囲気中におい
て加熱処理することによりSiC−AlN系複合体原料
を製造するものである。従って、アルミナーシリカ系耐
火原料としてアルカリ成分のKとNaが高い低品位ロウ
石鉱物の有効活用が図られ、耐火物産業上においてその
使用効果は極めて大きいと考えられる。
カ系耐火原料に炭素質材料を加え、窒素雰囲気中におい
て加熱処理することによりSiC−AlN系複合体原料
を製造するものである。従って、アルミナーシリカ系耐
火原料としてアルカリ成分のKとNaが高い低品位ロウ
石鉱物の有効活用が図られ、耐火物産業上においてその
使用効果は極めて大きいと考えられる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 溝田 恭夫
岡山県備前市西片上1406番地の18 岡山セ
ラミックス技術振興財団内
Fターム(参考) 4G001 BA01 BA03 BA04 BA60 BB22
BB36 BB52 BB60 BC45 BC46
BC47 BC49 BC57
Claims (3)
- 【請求項1】アルミナーシリカ系耐火原料に炭素質材料
を加え窒素雰囲気中において加熱処理して得られたSi
C−AlN系複合体原料。 - 【請求項2】アルカリ成分のKとNaを含有する低品位
のアルミナーシリカ系耐火原料に炭素質材料を加え窒素
雰囲気中において加熱処理して得られたKとNaの成分
を除去したことを特徴とする請求項1に記載のSiC−
AlN系複合体原料。 - 【請求項3】アルミナーシリカ系耐火原料に炭素質材料
を加え窒素雰囲気中において加熱処理することを特徴と
する請求項1と請求項2記載のSiC−AlN系複合体
原料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10260808A JP2000063178A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | SiC−AlN系複合体原料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10260808A JP2000063178A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | SiC−AlN系複合体原料およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000063178A true JP2000063178A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=17353049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10260808A Pending JP2000063178A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | SiC−AlN系複合体原料およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000063178A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111392729A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-07-10 | 昆明理工大学 | 一种碳热还原氧化铝和氧化硅混合物的方法 |
-
1998
- 1998-08-10 JP JP10260808A patent/JP2000063178A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111392729A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-07-10 | 昆明理工大学 | 一种碳热还原氧化铝和氧化硅混合物的方法 |
CN111392729B (zh) * | 2020-03-25 | 2022-06-07 | 昆明理工大学 | 一种碳热还原氧化铝和氧化硅混合物的方法 |
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