JP2000062932A - 楕円振動計数装置 - Google Patents

楕円振動計数装置

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JP2000062932A
JP2000062932A JP10253212A JP25321298A JP2000062932A JP 2000062932 A JP2000062932 A JP 2000062932A JP 10253212 A JP10253212 A JP 10253212A JP 25321298 A JP25321298 A JP 25321298A JP 2000062932 A JP2000062932 A JP 2000062932A
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vertical
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Tomoji Araida
友二 新井田
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品を計数するための多数のコンパートメン
トを備えた計数用トレイ内で物品を一定の方向に移動さ
せることにより、限られた部分のみが衝撃を受けること
による物品の傷損、破損を避け得る計数装置を提供する
こと。 【解決手段】 計数用トレイ1が取り付けられる可動板
7に対して、水平振動用電磁石21と水平振動用板ばね
24、および垂直振動用電磁石31と垂直振動用板ばね
34によって楕円振動を与えて、計数用トレイ1内のセ
ラミック誘電体Cを円周方向に移動させコンパートメン
ト5に嵌め込んで計数するに計数装置において、駆動部
8の制御系の位相設定器44に位相差反転タイマー45
を付設し、楕円振動の回転方向を反転させ、計数用トレ
イ1内でのセラミック誘電体Cの移動の方向を所定の時
間間隔で時計方向と反時計方向に反転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品の計数装置に関
するものであり、更に詳しくは、多数のコンパートメン
トが形成されている計数用トレイに物品を投入し、楕円
振動を与えて物品を各コンパートメント内に嵌め込み充
填することによって計数する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】貨幣計数器において単純なものは計数用
トレイの端部に取り付けられた把手を片方の手で握って
前後に揺動させ貨幣を計数用トレイのコンパートメント
内に嵌め込むものがある。また図17は従来例の直線振
動による計数装置30の斜視図である。長方形の板状の
物品を整列させて計数するためのコンパートメント11
5が多行、多列に掘り込んで形成された計数用トレイ1
11を直線振動フィーダ100のトラフ108に着脱容
易な留め金具109で固定したものである。物品は計数
用トレイ111の貯溜部111aに投入され、直線振動
をうけて矢印sで示す方向に移動されて、各コンパート
メント115に1枚ずつ嵌まり込み、余剰の物品は下流
端から排除されるようになっている。そして、図18は
防振コイルばね107で床面に支持された函体内に収容
されている直線振動の駆動部の側面図である。トラフ1
08の底面に取り付けられた可動フレーム112の前後
の下降部に一対の傾斜板ばね103の上端部が固定さ
れ、下端部は固定ブロック104に固定されている。ま
た、固定部ブロック104上にはコイル105を巻装し
た電磁石106が、可動フレーム112の下流側の下降
部に取り付けられた可動コア112cと対向して、固定
されている。そして、コイル105に交流が通電される
ことにより、トラフ108および計数用トレイ111に
矢印rで示す方向の直線振動を与えるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】貨幣物品の場合には貨
幣計数器に一方向の揺動を与えても貨幣が破損すること
はないし、人手で行う場合には未充填のコンパートメン
トが残らないように、目で見ながら揺動時における貨幣
計数器の前後、左右への傾斜を調節するので特に問題を
生じないが、従来例として示した直線振動による計数装
置30のように機械的な一方向へのみの直線振動によっ
て物品を移動させると、物品は計数用トレイ111の全
面に一様に展開しにくく、未充填のコンパートメント1
15が残り易いほか、脆い物品が計数対象である場合に
は、一方向への直線振動だけでは物品は衝突する部分が
限られるので、傷損、破損を受け易く、また、物品を例
えば時計回りに移動させるような一方向への捩り振動で
あっても、物品は同様に傷損、破損され易い。
【0004】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、物品
を計数するための多数のコンパートメントを備えた計数
用トレイに対して計数対象の物品が傷損や、破損を受け
ないような振動を与え、かつ多数のコンパートメントを
比較的短時間で一様に充填し得る計数装置を提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、請求項
1、または請求項2または請求項3の構成によって解決
されるが、その解決手段を以下に説明する。
【0006】請求項1の楕円振動計数装置は、物品の計
数用トレイを楕円振動の駆動部に振動可能に支持された
可動台へ着脱自在に取り付けたものであり、水平振動加
振装置の加振力と垂直振動加振装置の加振力との位相差
を変更することにより移動方向が反転されるようにした
ものである。
【0007】このような楕円振動計数装置によれば、物
品の限られた部分が常に衝撃を受けることによる傷損や
破損を回避し得る。
【0008】請求項2の楕円振動計数装置は、少なくと
も一対の水平振動加振装置および水平振動用板ばねがそ
れぞれ平板状の可動台の中心軸を中心とする同心円上の
対称位置に配置され、垂直振動加振装置および垂直振動
用板ばねが可動台の中心軸上または中心軸を中心とする
同心円上に配置されており、水平振動と垂直振動を合成
して得られる楕円振動によって、可動台に取り付けた計
数用トレイ内の物品を円周方向に移動させるようにした
楕円振動計数装置において、その楕円振動の駆動部に対
して、以下に示すような制御系を設けたものである。
【0009】すなわち、可変周波数電源と、水平方向の
振動変位を検出する水平振動センサおよび垂直方向の振
動変位を検出する垂直振動センサと、水平振幅指令回路
および垂直振幅指令回路と、位相差指令回路と、位相差
指令回路に接続された位相反転タイマーと、位相差制御
回路とを設けて、可変周波数電源を水平振動加振装置と
垂直振動加振装置との何れか一方と前記位相差制御回路
とに接続し、位相差制御回路は水平振動加振装置と垂直
振動加振装置との他方に接続し、水平振動加振装置と垂
直振動加振装置との一方について、可変周波数電源の周
波数が共振点を追尾するように駆動され、水平振動加振
装置と垂直振動加振装置との他方については、位相差指
令回路によって設定される水平方向の変位と垂直方向の
変位との位相差が維持されるように駆動させるように
し、かつ位相差指令回路に設定する位相差を位相反転タ
イマーによって、所定の時間間隔で、変更して移動方向
を交互に反転させるようにしたものである。
【0010】このような楕円振動計数装置によれば、楕
円振動における楕円の水平面に対する傾きを任意の角度
に設定して可動台に取り付けた計数用トレイ内の物品の
移動速度を調節し得るほか、移動の方向を所定の時間間
隔で時計回りと反時計回りとに反転させることができる
ので、計数対象が脆い物品であっても、限られた部分の
みが衝突することによる物品の傷損や破損が解消される
ほか、比較的短時間で多数のコンパートメントに物品を
一様に充填し得る。
【0011】また、請求項3の楕円振動計数装置は、水
平振動加振装置および垂直振動加振装置が長方形の平板
状の可動台の長さ方向の中心部に配置され、かつ水平振
動用板ばねおよび垂直振動用板ばねがそれぞれ可動台の
長さ方向の両端部に配置されており、水平振動と垂直振
動を合成して得られる楕円振動によって、可動台に取り
付けた計数用トレイ内の物品を可動台の長さ方向へ直線
状に移動させるようにした楕円振動計数装置において、
その楕円振動の駆動部に対して、以下に示すような制御
系を設けたものである。
【0012】すなわち、可変周波数電源と、水平方向の
振動変位を検出する水平振動センサおよび垂直方向の振
動変位を検出する垂直振動センサと、水平振幅指令回路
および垂直振幅指令回路と、位相差指令回路と、位相差
指令回路に接続された位相反転タイマーと、位相差制御
回路とを設けて、可変周波数電源を水平振動加振装置と
垂直振動加振装置との何れか一方と前記位相差制御回路
とに接続し、位相差制御回路は水平振動加振装置と垂直
振動加振装置との他方に接続し、水平振動加振装置と垂
直振動加振装置との一方について、可変周波数電源の周
波数が共振点を追尾するように駆動され、水平振動加振
装置と垂直振動加振装置との他方については、位相差指
令回路によって設定される水平方向の変位と垂直方向の
変位との位相差が維持されるように駆動させるように
し、かつ位相差指令回路に設定する位相差を位相反転タ
イマーによって、所定の時間間隔で、変更して移動方向
を交互に反転させるようにしたものである。
【0013】このような楕円振動計数装置によれば、楕
円振動における楕円の水平面に対する傾きを任意の角度
に設定して可動台に取り付けた計数用トレイ内の物品の
移動速度を調節し得るほか、直線状の移動の方向を所定
の時間間隔で180度反転させることができるので、計
数対象が脆い物品であっても、限られた部分のみが衝突
することによる物品の損傷や破損が解消されるほか、比
較的短時間で多数のコンパートメントに物品を一様に充
填し得る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の楕円振動計数装置は物品
を計数するための多数のコンパートメントを備えた計数
用トレイを楕円振動の駆動部に振動可能に支持された可
動台へ着脱容易に取り付けたものであり、楕円振動の水
平方向の加振力と垂直方向の加振力との位相差を所定の
時間間隔で切り換えることにより、計数用トレイ内での
物品の移動の方向を所定の時間間隔で反転させるように
したものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の楕円振動計数装置を実施例に
よって、図面を参照し、具体的に説明する。
【0016】(実施例1)図1は計数対象としての薄い
円板状のセラミック誘電体Cの斜視図であるが、セラミ
ック誘電体Cはセラミックであるが故に本質的に脆く、
衝撃によって破損され易い。また、図2は上記のセラミ
ック誘電体Cの計数用トレイ1を示す図であり、図2の
Aはその平面図、図2のBは側面図である。計数用トレ
イ1は、円形状の底板2に、周縁部3を残して低い周壁
4を設けた形状とされており、周壁4内にはセラミック
誘電体Cが1枚ずつ入り込み得る所定数のコンパートメ
ン5が形成されている。すなわち、全てのコンパートメ
ン5がセラミック誘電体Cで満たされた時、コンパート
メン5の数に対応する枚数のセラミック誘電体Cが計数
用トレイ1内に存在することになる。なお、計数用トレ
イ1の周壁4には余剰のセラミック誘電体Cを必要に応
じて排出し得るように、開閉自在な扉6が設けられてい
る。
【0017】図3は楕円振動計数装置10の分解斜視図
であり、上述した計数用トレイ1と、計数用トレイ1が
取り付けられる可動板7と、可動板7に楕円振動を与え
る駆動部8とからなっている。可動板7はその中心孔7
cと周辺孔7hを駆動部8の上側可動フレーム12の中
心孔12cと周辺孔12hとに合わせて埋め込みボルト
で固定され、その可動板7と計数用トレイ1とは3個の
着脱容易な外付けねじ9によって外縁部を固定される。
そして、駆動部8の加振装置としての電磁石等は固定フ
レーム11内に囲われている。また、固定フレーム11
の側面の端子には、後述の図4、図5に示すように、給
電ケーブル16が接続されており、固定フレーム11の
底面には防振ゴム18を介在させた脚19が取り付けら
れている。
【0018】駆動部8の水平振動用センサ29、垂直振
動用センサ39をそれぞれ示す側面図である図4、図
5、および図5における[6]−[6]方向の断面図で
ある図6、および底面図である図7も参照して、円形状
の上側可動フレーム12の外周側には径方向に延びる8
本の突起部12aが設けられ、可動板7を取付ける周辺
孔12hを持たない突起部12aの両側に水平振動用板
ばね24の上端部が固定され、その下端部は十字形状の
下側可動フレーム13の突起部13aの両側に固定され
ている。すなわち、上側可動フレーム12と下側可動フ
レーム13とは垂直方向の4組の水平振動用板ばね24
によって連結されている。そして、図6を参照して、固
定フレーム11の内壁の対称位置には水平振動加振装置
として、それぞれコイル22を巻装した一対の水平振動
用電磁石21が上側可動フレーム12の下面から垂下さ
れている部材14に固定された可動コア23に対向して
取り付けられている。また、図5を参照して、下側可動
フレーム13の一つの端部13aには、水平振動用板ば
ね24の下端部と共に水平振動用センサ29が水平振動
用板ばね24に近接して取り付けられている。
【0019】また、図6を参照して下側可動フレーム1
3の上面中央部の架台15には垂直振動加振装置とし
て、コイル32を巻装した垂直振動用電磁石31が上側
可動フレーム12の下面側の中央部に設けられた図示さ
れない可動コアと対向して固定されている。そして、図
7を参照して、4組の垂直振動用板ばね34がそれぞれ
の両端部を固定フレーム11の底面側の4個の凸部11
aにボルトで固定されて四角形状に組まれており、それ
ぞれの垂直振動用板ばね34はその中央部を十字形状の
下側可動フレーム13にボルトで固定されている。ま
た、図4を参照して、下側可動フレーム13の一つの突
起部13aには、水平振動用板ばね24の下端部と共に
垂直振動用センサ39が固定フレーム11に近接して取
り付けられている。
【0020】そして、水平振動用電磁石21および水平
振動用板ばね24による水平振動と、垂直振動用電磁石
31および垂直振動用板ばね34による垂直振動とが合
成されて得られる楕円振動が、可動板7およびこれに固
定される計数用トレイ1に与えられるが、図8は上記の
駆動部8の制御系を示すブロック図である。すなわち、
駆動部8において、水平振動の制御系は、水平振幅指令
回路52によって水平振動振幅(a)が設定されてPI
制御回路53に供給され、その出力はPWM制御回路5
4に供給される。また、水平振動用センサ29の出力が
アンプ26を介して共振点追尾制御回路37へ入力され
て、かつA/D変換器51でデジタル変換されてPI制
御回路53へ供給されている。そして、共振点追尾制御
回路37から周波数(ωt)がPWM制御回路54に供
給され、所定の振幅が得られるようにパルス幅変調され
アンプ27で増幅されて水平振動加振装置28(実施例
1においては水平振動用電磁石21)へ供給される。
【0021】図9は上記の共振点追尾制御回路37の構
成を示す図である。周波数設定器40によって出力周波
数の決定される可変周波数電源(例えばインバータ)4
1、位相検出回路43、および不揮発性メモリ45とか
らなり、可変周波数電源41はスイッチSを介して交流
電源38に接続されている。可変周波数電源41の周波
数(ωt)は上述したようにPWM制御回路54に供給
され、パルス幅変調されアンプ27で増幅されて水平振
動加振装置28へ供給される。また、可変周波数電源4
1の周波数(ωt)は後述するように、位相差制御回路
56へ供給され、位相差(α)を有する周波数(ωt+
α)に調節されて垂直振動加振装置38へ供給される。
【0022】また位相検出回路43には水平振動センサ
29の出力がアンプ42を介して供給されており、かつ
可変周波数電源41の周波数(ωt)が供給されてお
り、位相検出回路43の出力は可変周波数電源41に供
給されている。すなわち、可変周波数電源41の周波数
(ωt)と水平振動用センサ29による水平方向の振動
変位とに基づいて、可変周波数電源41の周波数(ω
t)が共振周波数を維持するように増減されて、共振点
が追尾されるようになっている。
【0023】不揮発性メモリ45は駆動部8の停止にス
イッチSを切る前の定常的な可変周波数電源41の周波
数(ωt)が記憶される。そして、駆動部8を再び駆動
するべくスイッチSを入れると、不揮発性メモリ45が
記憶している周波数(ωt)が呼び出されて可変周波数
電源41が起動される。従って、駆動部8による水平振
動は当初から共振周波数で振動される。
【0024】図8へ戻り、垂直振動の制御系は、垂直振
幅指令回路60によって垂直振動振幅bが設定され、P
I制御回路61に供給され、その出力はPWM制御回路
63に供給される。そして、位相差制御回路56には位
相差指令回路57において水平振動変位と垂直振動変位
との好ましい位相差(β)が設定されて位相差制御回路
56へ入力されている。更には、垂直振動用センサ39
の出力がアンプ59を介して位相差制御回路56へ入力
され、かつA/D変換器62でデジタル変換されてPI
制御回路61へ供給されている。従って、共振点追尾制
御回路37から周波数(ωt)が位相差制御回路56へ
供給されるが、位相差制御回路56はこれとは位相差
(α)を有する周波数(ωt+α)をPWM制御回路6
3に供給し、所定の振幅(b)が得られるようにパルス
幅変調され、アンプ64で増幅されて垂直振動加振装置
38(実施例1においては垂直振動用電磁石31)へ供
給される。なお、位相差指令回路57には位相反転タイ
マー58が接続されており、設定されている位相差
(β)が所定の時間間隔でその位相差(β)より例えば
180度大きい位相差(β+180°)との間で交互に
反転されるようになっている。
【0025】実施例1の楕円振動計数装置10は以上の
ように構成され制御されるが、次にその作用を説明す
る。なお、図3において、駆動部8の上側可動フレーム
12には可動板7が埋め込みボルトで固定され、可動板
7上に計数用トレイ1が外付けねじ9で取り付けられて
いるものとする。また、計数用トレイ1の周壁4内には
コンパートメント5の数よりは若干多い枚数のセラミッ
ク誘電体Cが収容されているものとする。
【0026】実施例1の楕円振動計数装置10の駆動部
8は、図8に示した制御系の水平振幅指令回路52によ
って水平振動の振幅(a)が設定され、垂直振幅指令回
路60によって垂直振動の振幅(b)が設定される。ま
た、位相差指令回路57によって水平振動の振動変位と
垂直振動の振動変位との位相差(β)が設定される。そ
して可変周波数電源(例えばインバータ)41から周波
数(ωt)で水平振動加振装置28(実施例1において
は水平振動用電磁石21)へ給電され、加振力(a・s
inωt)で加振され垂直振動加振装置38(実施例1
においては垂直振動用電磁石31)には位相差(α)を
与えるように位相差制御回路56を介して周波数(ωt
+α)で給電され、加振力(b・sin(ωt+α))
で加振されるが、この位相差(α)は次のように決定さ
れる。
【0027】駆動部8の起動に際しては、図9に示した
共振点追尾制御回路37におけるスイッチSを入れて起
動することにより、不揮発性メモリ45の記憶が呼び出
され、図8に示した楕円振動の制御回路が作動して、水
平振動は共振点またはその近傍において駆動され、楕円
振動計数装置10の可動板7、計数用トレイ1にのよい
楕円振動が与えられる。
【0028】すなわち、実施例1の楕円振動計数装置1
0の駆動部8は、水平振幅指令回路52によって水平振
動の振幅(a)、垂直振幅指令回路60によって垂直振
動の振幅(b)を設定し、位相差指令回路57によって
位相差(β)を設定することにより、楕円振動の水平面
に対する傾きや楕円振動の回転方向を任意に設定して楕
円振動を行わせることができる。図10および図11は
振動変位の位相差(β)によって導かれる電圧または電
流の位相差(α)とそれによって得られる楕円振動の水
平面に対する傾きおよび回転の方向を示す図であるが、
位相差(α)が0度である場合には図10のAに示すよ
うに直線上の単振動となる。また、位相差(α)が0度
と90度との間にある場合には図10のBに示すような
傾きの楕円振動となる。位相差(α)が90度であれ
ば、図10のCに示すように、水平な楕円振動となる。
そして、位相差(α)が90度と180度との間にある
場合には、図10のDに示すような傾きの楕円振動とな
る。
【0029】また、位相差(α)が180度である場合
には、図11のAに示すように、直線振動となるが、そ
の傾きは図10のAとは逆になる。更には、位相差
(α)が180度と270度との間にある場合には、図
11のBに示すような楕円振動となり、位相差(α)が
270度である場合には図11のCに示すような水平な
楕円振動となり、位相差(α)が270度から360度
の間にある場合には、図11のDに示すような楕円振動
となる。そして、位相差(α)が図10に示した0度≦
位相差(α)<180度にある場合と、図11に示した
180度≦位相差(α)<360度にある場合とでは、
楕円振動の回転方向が逆になる。
【0030】そして、今、可動板7と計数用トレイ11
とに図10のBに示すような楕円振動が与えられている
として、図8に示す制御系の位相差指令回路57に接続
されている位相反転タイマー58が作動して位相差
(β)を180度進相させると、図11のBに示すよう
な楕円振動となり、楕円振動の回転方向を反転させるの
で、図2、図3に示す計数用トレイ1内に収容されてい
るセラミック誘電体Cの矢印pで示す時計方向の移動の
向きが矢印p’で示す反時計方向へ反転される。このよ
うな反転は所定の時間間隔で繰り返される。従って、脆
いセラミック誘電体Cであっても、移動される途中で限
られた箇所が繰り返し衝撃を受けるようなことが回避さ
れ、衝撃によるセラミック誘電体Cの傷損や破損が解消
される。また、セラミック誘電体Cの移動の方向が反転
されることにより、計数用トレイ1内で一様に展開さ
れ、短時間のうちに多数のコンパートメント5の全てに
セラミック誘電体Cが嵌まり込み充填されるようにな
る。
【0031】更には、図8の制御系の水平振幅指令回路
52に設定する水平振動振幅(a)に対して垂直振幅指
令回路60に設定する垂直振動振幅(b)を大にした場
合には、位相差(α)の大きさによって、図12、図1
3、図14、図15に示すような、水平面に対する傾き
および回転方向の楕円振動が得られる。そして、図1
2、図13の楕円振動と図14、図15の楕円振動とで
は回転方向が逆になっている。このように、垂直振動振
幅(b)を大にして楕円振動における垂直振動成分の割
合を増大させることができるので、上記の薄い円板状の
セラミック誘電体C以外の、例えば絡み易い物品につい
て、その絡みをほぐしながら計数するような場合に有効
である。
【0032】(実施例2)図16は楕円振動によって長
方形状の計数用トレイ1’内の物品を直線方向に移動さ
せる実施例2の楕円振動計数装置20の側面図である。
図16を参照して、一点鎖線で示す計数用トレイ1’
と、計数用トレイ1’が着脱自在に固定される可動板6
7と、楕円振動によって可動板67に直線振動を与える
駆動部68とからなっている。すなわち、駆動部68に
おいて、可動板67の両端部の下面にスペーサ65を介
して、水平な方向の垂直振動用板ばね94の一端部が固
定されており、その他端部は可動フレーム71に固定さ
れている。また、可動フレーム71の両端部には、垂直
な方向の水平振動用板ばね84の上端部が固定され、そ
の下端部は取付部材62aまたは取付部材62bを介し
て基盤62に固定されており、基盤62は防振ゴム65
を介して床面に固定されている。
【0033】また、図16における[17]−[17]
線方向の断面図である図17も参照して、可動フレーム
71の中央部には開口72が形成されており、可動板6
7の中央部の下面から垂下されている接続板64が挿通
されており、接続板64にはコア部材63が取り付けら
れている。このコア部材63の横行部の下面は垂直振動
用可動コア93とされ、これに対向してコイル92を巻
装した垂直振動用電磁石91が基盤62上に固定されて
いる。また、コア部材63の垂下部の側面は水平振動用
可動コア83とされ、これに対向してコイル82を巻装
した水平振動用電磁石81が取付部材62aに固定され
ている。また、図示せずとも、静止部に支持された水平
振動センサが水平振動用板ばね84に近接して取り付け
られ、同様に垂直振動センサが垂直振動用板ばね94に
近接して取り付けられている。
【0034】実施例2の楕円振動計数装置20における
駆動部68の制御には、実施例1におけると同様、図8
に示した制御系が採用される。すなわち、水平振幅指令
回路52によって楕円振動の水平振動の振幅(a)が設
定され、垂直振幅指令回路60によって垂直振動の振幅
(b)が設定される。また、位相差指令回路57によっ
て水平振動の振動変位と垂直振動の振動変位との位相差
(β)が設定される。そして可変周波数電源(例えばイ
ンバータ)41から周波数(ωt)で水平振動加振装置
28(実施例2においては水平振動用電磁石81)へ給
電され、垂直振動加振装置38(実施例2においては垂
直振動用電磁石91)には位相差指令回路57に設定さ
れた位相差(β)が得られるように位相差制御回路56
によって位相差(α)が決められ周波数(ωt+α)と
して給電される。
【0035】そして、上記の上記の位相差(α)と、得
られる楕円振動の水平面に対する傾きおよび楕円振動の
回転方向との、関係は図10および図11に示したもの
と同様であり、位相差指令回路57に設定する位相差
(β)によって楕円振動の傾きおよ回転方向を任意に設
定することができる。例えば、位相差(α)が0度<位
相差(α)<90度にある図10のBに示すような楕円
振動を設定した場合には、計数用トレイ1’内の物品は
図16において矢印qで示すように左方から右方へ移動
される。そして、図8における位相反転タイマー58が
作動することにより、位相差(α)が180度<位相差
(α)<270度に進相されると図11のBに示すよう
な楕円振動となって回転方向が反転され、計数用トレイ
1’内の物品は図16において移動方向が反転されて、
矢印q’で示すように右方から左方へ移動される。この
ような反転が所定の時間間隔で繰り返されるので、同一
方向へ移動される場合のように限られた箇所が繰り返し
衝撃を受けることが回避され、衝撃による物品の傷損、
破損が解消される。
【0036】また、物品の移動の方向が反転されること
により、計数用トレイ1’内で一様に展開され、短時間
のうちに多数のコンパートメントの全てが充填されるよ
うになる。また更には、図8の制御系の水平振幅指令回
路52に設定する水平振動振幅(a)に対して垂直振幅
指令回路60に設定する垂直振動振幅(b)を大にする
ことにより、図12、図13、図14、図15に示すよ
うな、水平面に対する傾きおよび回転の方向の楕円振動
が得られることは実施例1の場合と同様である。
【0037】本発明の実施の形態による楕円振動計数装
置は以上のように構成され作用するが、勿論、本発明は
これに限られることなく、本発明の技術的思想に基づい
て種々の変形が可能である。
【0038】例えば本実施の形態においては、水平振動
を共振点またはその近傍で振動させ、垂直振動は強制振
動させる場合を例示したが、これを逆にして垂直振動を
共振点またはその近傍で振動させ、水平振動は強制振動
させるようにしてもよい。
【0039】また本実施例の形態の実施例1、実施例2
の何れかの場合も、水平振動を共振点またはその近くで
振動させ、垂直振動を強制振動させる場合を例示した
が、水平振動および垂直振動を共に強制振動させるよう
にしてもよいことは言うまでもない。
【0040】また本実施の形態においては、例えば計数
用トレイ1内におけるセラミック誘電体Cの移動の方向
を時計方向から反時計方法に反転させる場合に、楕円振
動を一時的に停止させることについては述べなかった
が、反転時に一時的な停止時間を設けてもよく、また、
位相差(β)の180度の進相(または遅相)を不連続
に進相させるのではなく、連続的に進相(または遅相)
させるようにしてもよい。
【0041】また本実施の形態においては、水平振動の
電圧または電流に対する垂直振動の電圧または電流の位
相差(α)が0度または180度となる場合の直線上の
単振動による計数装置の本発明に含まれる。また本実施
の形態においては特に例示しなかったが、位相差(α)
を180度とし、水平振動振幅(a)と垂直振動振幅
(b)とを等しくした円振動による計数装置も本発明の
範囲に含まれる。
【0042】また本実施の形態においては、楕円振動計
数装置を計数用に使用するものとして説明したが、計数
用トレイ内におけるコンパートメントを例えば多列、多
行に形成させて、物品の整列用に使用することができ
る。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上に説明したような形態で実
施され、次ぎに記載するような効果を奏する。
【0044】請求項1の発明によれば多数のコンパート
メントに物品を嵌め込み計数する計数用トレイを備えた
楕円振動計数装置における、計数用トレイ内の物品の移
動方向が反転されるので、物品が一方向へのみ移動され
る場合と比較して、移動の途中で物品の限られた箇所が
縛り返し衝撃を受けることによる物品の傷損、破損を回
避し得る。また計数用トレイを容易に交換し得るので計
数作業が迅速化される。
【0045】請求項2の発明によれば、多数のコンパー
トメントに物品を嵌め込み計数する計数用トレイを備え
た楕円振動計数装置における、計数トレイ内の物品の円
周方向への移動が所定の時間間隔で時計方向と反時計方
向とに反転されるので、物品が一方向へのみ移動される
場合と比較して、移動の途中で物品の限られた箇所に繰
り返し衝撃を受けることが回避されるほか、楕円振動の
水平面に対する傾き、楕円振動の回転方向を任意に選択
できるので、物品が脆い場合に、衝撃による物品の傷
損、破損が解消される。また、計数用トレイ内で物品が
一様に展開されので、多数のコンパートメントの全てに
物品が短時間で嵌まり込み充填される。また、請求項2
に従属する請求項3の発明によれば、水平振動の振幅と
垂直振動の振幅とを任意の比に設定することができるの
で、楕円振動における垂直振動の成分を大にして、例え
ば絡みやすい物品の絡みをほぐしつつ計数する場合等に
効果的に適用される。
【0046】また請求項4の発明によれば、多数のコン
パートメントに物品を嵌め込み計数する計数用トレイを
備えた楕円振動計数装置における、計数トレイ内の物品
の直線状の移動が所定の時間間隔で正方向と逆方向とに
反転されるので、物品が一方向へのみ移動される場合と
比較して、移動の途中で物品の限られた箇所に繰り返し
衝撃を受けることが回避されるほか、楕円振動の水平面
に対する傾き、楕円振動の回転方向を任意に選択できる
ので、物品が脆い場合に、衝撃による物品の傷損、破損
が解消される。また、計数用トレイ内で物品が一様に展
開されので、多数のコンパートメントの全てに物品が短
時間で嵌まり込み充填される。また、請求項4に従属す
る請求項5の発明によれば、水平振動振幅と垂直振動振
幅とを任意の比に設定することができるので、楕円振動
における垂直振動の成分を大にして、例えば絡みやすい
物品の絡みをほぐしつつ計数する場合等に効果的に適用
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】計数対象の誘電体セラミックの斜視図である。
【図2】Aは計数用トレイの平面図であり、Bは同側面
図である。
【図3】実施例1の楕円振動計数装置の分解斜視図であ
る。
【図4】同装置の駆動部の同側面図である。
【図5】図4とは異なる角度からの側面図である。
【図6】図5における[6]−[6]線方向の断面図で
ある。
【図7】同装置の駆動部の底面図である。
【図8】同装置の駆動部の制御系のブロック図である。
【図9】共振点追尾制御回路の構成を示す図である。
【図10】楕円振動における水平振動の加振力に対する
垂直振動の加振力の位相差による楕円振動の水平面に対
する傾斜および回転方向を示す図であり、AないしDは
位相差の異なる場合を示す。
【図11】図10と同様な図であるが、AないしDは位
相差が図10のAないしDとも異なる場合を示す。
【図12】垂直振動振幅が水平振動振幅よりも大である
場合の楕円振動における水平方向と垂直方向との加振力
の位相差による楕円振動の水平面に対する傾斜および回
転方向を示す図であり、AとBは位相差の異なる場合を
示す。
【図13】AとBは、図12と同様な図であるが、図1
2とは位相差が異なる場合を示す。
【図14】AとBは、図12と同様な図であるが、図1
2、図13とは位相差が異なる場合を示す。
【図15】AとBは、図12と同様な図であるが、図1
2、図13、図14とは位相差が異なる場合を示す。
【図16】実施例2の楕円振動計数装置の側面図であ
る。
【図17】図16における[17]−[17]線方向の
断面図である。
【図18】従来例の直線振動計数装置の斜視図である。
【図19】同装置の駆動部の側面図である。
【符号の説明】 1 計数用トレイ 5 コンパートメント 7 可動板 8 駆動部 10 実施例1の楕円振動計数装置 11 固定フレーム 12 上側可動フレーム 13 下側可動フレーム 20 実施例2の楕円振動計数装置 21 水平振動用電磁石 24 水平振動用板ばね 29 水平振動センサ 31 垂直振動用電磁石 34 垂直振動用板ばね 39 垂直振動センサ 67 可動板 68 駆動部 71 可動フレーム 81 水平振動用電磁石 84 水平振動用板ばね 91 垂直振動用電磁石 94 垂直振動用板ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楕円振動の駆動部に水平方向および垂直
    方向に振動可能に支持され、水平振動加振装置の加振力
    と垂直振動加振装置の加振力との位相差を変更すること
    により移動方向を反転させるようにした可動台に、計数
    用トレイが着脱自在に取り付けられていることを特徴と
    する楕円振動計数装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一対の水平振動加振装置およ
    び水平振動用板ばねがそれぞれ平板状の可動台の中心軸
    を中心とする同心円上の対称位置に配置され、垂直振動
    加振装置と垂直振動用板ばねが前記可動台の中心軸上ま
    たは前記中心軸を中心とする同心円上に配置されてお
    り、水平振動と垂直振動とを合成して得られる楕円振動
    によって前記可動台に取り付けた計数用トレイ内の物品
    を円周方向に移動させるようにした楕円振動計数装置に
    おいて、 可変周波数電源と、水平方向の振動変位を検出する水平
    振動センサおよび垂直方向の振動変位を検出する垂直振
    動センサと、水平振幅指令回路および垂直振幅指令回路
    と、位相差指令回路と、前記位相差指令回路に接続され
    た位相反転タイマーと、位相差制御回路とを設けて、前
    記可変周波数電源を前記水平振動加振装置と前記垂直振
    動加振装置との何れか一方と前記位相差制御回路とに接
    続し、前記位相差制御回路は前記水平振動加振装置と前
    記垂直振動加振装置との他方に接続し、前記水平振動加
    振装置と前記垂直振動加振装置との前記一方について、
    前記可変周波数電源の周波数が共振点を追尾するように
    駆動され、前記水平振動加振装置と前記垂直振動加振装
    置との前記他方については、前記位相差指令回路によっ
    て設定される前記水平方向の変位と前記垂直方向の変位
    との位相差が維持されるように駆動させるようにし、か
    つ前記位相差指令回路に設定する前記位相差を前記位相
    反転タイマーによって、所定の時間間隔で、変更して移
    動方向を交互に反転させるようにしたことを特徴とする
    楕円振動計数装置。
  3. 【請求項3】 水平振動加振装置と垂直振動加振装置と
    が長方形の平板状の可動台の長さ方向の中央部に配置さ
    れ、水平振動用板ばねと垂直振動用板ばねとが、それぞ
    れ前記可動台の長さ方向の両端部に配置されており、水
    平振動と垂直振動とを合成して得られる楕円振動によっ
    て前記可動台に取り付けた計数用トレイ内の物品を前記
    可動台の長さ方向に移動させるようにした楕円振動計数
    装置において、 可変周波数電源と、水平方向の振動変位を検出する水平
    振動センサおよび垂直方向の振動変位を検出する垂直振
    動センサと、水平振幅指令回路および垂直振幅指令回路
    と、位相差指令回路と、前記位相差指令回路に接続され
    た位相反転タイマーと、位相差制御回路とを設けて、前
    記可変周波数電源を前記水平振動加振装置と前記垂直振
    動加振装置との何れか一方と前記位相差制御回路とに接
    続し、前記位相差制御回路は前記水平振動加振装置と前
    記垂直振動加振装置との他方に接続し、前記水平振動加
    振装置と前記垂直振動加振装置との前記一方について、
    前記可変周波数電源の周波数が共振点を追尾するように
    駆動され、前記水平振動加振装置と前記垂直振動加振装
    置との前記他方については、前記位相差指令回路によっ
    て設定される前記水平方向の変位と前記垂直方向の変位
    との位相差が維持されるように駆動させるようにし、か
    つ前記位相差指令回路に設定する前記位相差を前記位相
    反転タイマーによって、所定の時間間隔で、変更して移
    動方向を交互に反転させるようにしたことを特徴とする
    楕円振動計数装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4563497B1 (ja) * 2009-10-26 2010-10-13 株式会社ダイシン 振動式部品搬送装置
JP2013252961A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Sinfonia Technology Co Ltd ワーク分別システム
JP2016204135A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 シンフォニアテクノロジー株式会社 振込装置

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