JP2000061856A - 工 具 - Google Patents

工 具

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JP2000061856A JP10239017A JP23901798A JP2000061856A JP 2000061856 A JP2000061856 A JP 2000061856A JP 10239017 A JP10239017 A JP 10239017A JP 23901798 A JP23901798 A JP 23901798A JP 2000061856 A JP2000061856 A JP 2000061856A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は工具に関し、各種型式及びサイズの
鉤型木ねじに適用可能であるようにすることを課題とす
る。 【解決手段】 工具は、上本体10と下本体20と第1
回転盤40と第2回転盤50との組み合わせからなる。
上本体10と下本体20とは、間に隙間が形成された状
態とされる。第1、第2回転盤40、50は、下本体2
0の上面の両側に回動可能に取り付けてあり、夫々2つ
の固定部43、44、53、54を有する。各固定部4
1、42、51、52は、各種形状のはさみ柱431、
441、531、541を有し、ここに各種型式及びサ
イズの鉤型木ねじが嵌合して仮固定される。鉤型木ねじ
が所定の固定部43、44、53、54に嵌合された状
態で、上本体10と下本体20とを合わせることによっ
て、鉤型木ねじが固定される。この状態で、工具を手で
持って回すことによって、鉤型木ねじが木製板にねじ込
まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工具に係り、特に、
各種型式及びサイズの鉤型木ねじを木製板にねじ込むの
に使用する工具に関する。
【0002】
【従来の技術】欧米の大部分の家屋は木造であり、衣服
やアクセサリー小物を吊る場合には、内壁面、各健在、
木製板に固定した鉤型木ねじを利用している。この鉤型
木ねじは各種の型式及びサイズがあり、完全な円形、2
/3円形、及びL型のがあり、サイズは数10種類にも
及ぶ。鉤型木ねじを木製板にねじ込んで固定するときに
は、通常は手でもって鉤型木ねじを回してねじ込んでい
る。このため、特に手がねじれたとき、手が痛くなる。
また、力を十分に加えることが困難であり、鉗子を使用
して鉤型木ねじをはさみ、鉗子を回して木製の壁にねじ
込んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鉗子で鉤型木ねじをは
さんで鉗子を回して木製の壁にねじ込む作業は力をいれ
難く、不便である。鉗子を回す過程で、鉤型木ねじを強
くはさんで垂直の力をかける必要があるからである。ま
た、鉗子で鉤型木ねじを強くはさむことによって、鉤型
木ねじが傷ついてしまう。鉤型木ねじは電気メッキされ
ており、鉗子による鉤型木ねじの傷は電気メッキ層を落
としてしまう。また、鉗子による鉤型木ねじの傷は鉤型
木ねじの美観を損ねてしまう。
【0004】そこで、本発明は人が実際に使用すること
を考慮して設計し、改善し、上記課題を解決した各種型
式及サイズの鉤型木ねじに適用可能な工具を提供するこ
とを課題とする。本発明は、二本の指で押しボタン蓋と
固定ピンとを挟む操作を行って上本体と下本体とを離
し、上本体をある角度回し、第1、第2回転盤の各種の
はさみ柱が並んでいる固定部を露出させ、鉤型木ねじを
そのサイズに合わせて第1、第2回転盤上の適当な固定
部に嵌め、上本体を回して元の位置に戻し、上本体と下
本体とを合わせることによって、鉤型木ねじを第1、第
2回転盤と上本体との間に挟んで固定され、この状態
で、工具を回して鉤型木ねじを木にねじ込み、この後、
二本の指で押しボタン蓋と固定ピンとを挟む操作を行っ
て上本体と下本体とを離し、鉤型木ねじを第1、第2回
転盤の固定部から抜け出させ、工具が鉤型木ねじから外
れるようにしてあり、たった1つの工具を持っていれば
各種型式及サイズの鉤型木ねじを固定することが可能で
ある工具を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上本
体と下本体との組み合わせからなり、該下本体上には固
定部があり、該固定部は各種形状のはさみ柱を有し、各
種型式及サイズの鉤型木ねじを該固定部内に置いて該は
さみ柱ではさみ合わせて固定し、上記上本体と下本体を
合わせて固定することによって、該鉤型木ねじを該固定
部内に有効に固定する構成としたものである。
【0006】請求項2の発明は、上本体と下本体と回転
盤との組み合わせからなり、該回転盤は、該下本体上に
回るように取り付けてあり、1つ又は複数の固定部があ
り、該固定部は各種形状のはさみ柱を有し、各種型式及
サイズの鉤型木ねじを該固定部内に置いて該はさみ柱で
はさみ合わせて固定し、上記上本体と下本体を合わせて
固定することによって、該鉤型木ねじを該固定部内に有
効に固定する構成としたものである。
【0007】請求項3の発明は、上本体と下本体と第1
回転盤と第2回転盤との組み合わせからなり、該下本体
は凸段部を有し、該第1、第2回転盤は、該下本体上の
該凸段部の両側に取り付けてあり、1つ又は複数の固定
部があり、該固定部は各種形状のはさみ柱を有し、各種
型式及サイズの鉤型木ねじを該固定部内に置いて該はさ
み柱ではさみ合わせて固定し、上記上本体と下本体を合
わせて固定することによって、該鉤型木ねじを該固定部
内に有効に固定する構成としたものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項3記載の工具に
おいて、上記第1、第2回転盤の固定部は、2つである
構成としたものである。請求項5の発明は、請求項3記
載の工具において、上記第1、第2回転盤の固定部のは
さみ柱は、半円形、円弧形、及び錐形の形状を有する構
成としたものである。
【0009】請求項6の発明は、請求項3記載の工具に
おいて、上記下本体は、貫通穴を有し、上記第1、第2
回転盤は、裏面に回転柱を有し、該第1、第2回転盤の
裏面の回転柱を上記下本体の貫通穴に挿入し固定栓が該
回転柱に挿入して固定されて、該該第1、第2回転盤が
その回転柱を中心に回転される構成としたものである。
【0010】請求項7の発明は、請求項6記載の工具に
おいて、上記第1、第2回転盤の裏面の回転柱の内部に
凸円弧リブが有り、上記固定栓は弾力性を有する脚を有
し、該固定栓は、その弾力性を有する脚を上記凸円弧リ
ブに掛止されて固定され、上記第1、第2回転盤が迅速
に組み立てられる構成としたものである。
【0011】請求項8の発明は、請求項3記載の工具に
おいて、上記下本体の凸段部には貫通穴が形成してあ
り、上記上本体の表面には凹状の収容空間が形成してあ
り、1つの固定ピンが上記下本体の貫通穴及び上記上本
体の収容空間を通り抜けて、上記下本体と上記上本体と
を固定する構成としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図6に示すように、本発
明の一実施例の工具は、上本体10と、下本体20と、
第1回転盤40と、第2回転盤50との組み合わせより
なる。下本体20には、その上面の略中央に凸段部21
が形成してある。この凸段部21には、両側に2つの有
底穴211があり、この2つの有底穴211の間に、貫
通穴212が形成してある。下本体20の上面には、長
手方向の両端側に、錐穴24、25が形成してあり、錐
穴24、25と凸段部21との間に、貫通穴26、27
が形成してある。
【0013】第1回転盤40及び第2回転盤50は、下
本体20の上面のうち凸段部21の両側に配してある。
第1回転盤40及び第2回転盤50の長手方向の両端側
には、後述する固定された鉤型木ねじのねじ部が外部に
突き出るための切り欠き部41、42、51、52が形
成してある。第1回転盤40及び第2回転盤50の上面
には、固定部43、44、53、54及び2つの凹穴4
5、55が形成してある。図18(A)及び図19
(A)を併せ参照するに、固定部43、44、53、5
4の上には、かなり多くの各種形状のはさみ柱431、
441、531、541が分布して形成してある。はさ
み柱431、441、531、541は、各種型式及び
サイズの鉤型木ねじ100を固定する。
【0014】図2及び図3に示すように、第1回転盤4
0及び第2回転盤50の裏面の中央には、回転柱46、
56が突き出て設けてある。回転柱46、56の内壁面
の適宜位置には凸円弧リブ461、561が形成してあ
る。回転柱46、56の両側には、固定錐凸47、57
が形成してある。この固定錐凸47、57は、下本体2
0の錐穴24、25と合わせるために形成してある。
【0015】上本体10の表面には、凹状の収容空間1
1が形成してある。111は収容空間11の底の面であ
る。収容空間11の長手方向上対向する壁面には、掛止
凹部112、117が対向して形成してある。収容空間
11の幅方向上対向する壁面には、固定柱113が対向
して形成してあり、この対向する固定柱113には、穴
1131、118が形成してある。固定柱113の両側
に凹縁114が形成してあり、底面111の中央位置に
貫通穴116が形成してある。この貫通穴116の両側
にさえぎり壁115が形成してある。上本体10の下面
には、4つの固定止め13が形成してある。
【0016】圧板90は、押し付け錐部92が形成して
あり、中央に開口93を有し、両側に4つの固定脚91
を有する。押しボタン蓋80は、長方形の形状を有し、
内部は中空状であり、この両側の壁面には、大小の切れ
目81、82が形成してある。弾性体60は、長方形の
であり、まわりの縁に4つのバネ脚62が形成してあ
る。中央には開口窓63が形成してあり、この開口窓6
3の両側には、頂部61が形成してあり、この頂部61
の上には斜面611が形成してある。
【0017】外蓋70は、中央部に収容部71を有し、
長手方向の両端に掛止爪72を有し、幅方向の両側に凸
キー73を有する。中空柱35は円柱形状をしており、
中央には貫通部位36があり、外周壁面には環状の固定
用溝352が形成してある。固定ピン30は、下端に円
盤状頭部302があり、上端近くの壁面には横穴301
が形成してある。
【0018】固定栓31、33は、弾力性を有する脚3
11、331を有する。次に工具の組み立てを、図1乃
至図8を参照して説明する。第1回転盤40及び第2回
転盤50の裏面の回転柱46、56を下本体20の貫通
穴26、27に挿入する。この際、第1回転盤40及び
第2回転盤50の固定錐凸47、57を、下本体20の
錐穴24、25に合わせて嵌合させる。続いて、バネ3
2、34を、下本体20の貫通穴26、27内の回転柱
46、56内に入れ、固定栓31、33を回転柱46、
56内に挿入する。弾力性を有する脚311、331が
回転柱46、56内の凸円弧リブ461、561と掛止
されて、固定栓31、33が固定される。これによっ
て、第1回転盤40及び第2回転盤50が下本体20に
固定される。
【0019】更に、バネ23及び鋼球22を、下本体2
0の有底穴211内に入れ、中空柱35を貫通穴212
内に入れ、上本体10を下本体20に合わせる。この
際、上本体10の下面の4つの固定止め13を2つづつ
第1回転盤40の凹穴45及び第2回転盤50の凹穴5
5に合わせる。固定ピン30を下から上へ、下本体20
の有底穴211内に挿入する。固定ピン30は中空柱3
5の貫通部位36を貫通して、上本体10の貫通穴11
6から突き出る。弾性体60を上本体10の収容空間1
1内に入れる。弾性体60の頂部61はさえぎり壁11
5と丁度に合わされる。鋼球351を両側のさえぎり壁
115内に1つづつ入れる。鋼球351は、環状の固定
用溝352と嵌合される。次いで、圧板90を上本体1
0の収容空間11内に入れる。開口93が中空柱35と
嵌合し、4つの固定脚91が凹縁114上にまたがる。
鋼球351が押し付け錐部92を押しあげている。固定
ピン12を、横から、上本体10の孔118を突き通
し、固定ピン30の横穴301を突き通し、上本体10
の孔1131に差し込み、固定ピン30を上本体10に
固定する。続いて、押しボタン蓋80及び外蓋70を順
に上本体10の収容空間11に組み込む。外蓋70は、
掛止爪72が掛止凹部112、117に掛止されて上本
体10に固定される。凸キー73が圧板90の4つの固
定脚91を凹縁114上に押し付け、圧板90の押し付
け錐部92は鋼球351を押し付ける。以上で、図4、
図5、図6に示すように組み立てが完了する。
【0020】全ての組み立て作業が完了した状態で、図
4、図5に示すように、固定ピン30の頭部302と下
本体20の貫通穴212の下端開口の端面との間には、
図7に示すように、小さい隙間dが存在する。鉤型木ね
じ100の形状は、完全な円形、2/3円形、及びL型
をしている。これに対応して、図1に示すように、第
1、第2回転盤40、50上の固定部43、44、5
3、54のはさみ柱431、441、531、541は
かなり数が多い。鉤型木ねじ100の多種サイズ、型式
に合わせるため、第1、第2回転盤40、50の固定部
43、44、53、54は4種のサイズの設置がある。
はさみ柱431、441、531、541の形状は、半
円形、円弧形、及び錐形をしている。図15に示すよう
に、はさみ柱531、541は、2/3円形鉤型木ねじ
100をしっかり包み込む。この包み込み効果は相当に
優れており、以下、これについて説明する。
【0021】図5乃至図16を参照するに、鉤型木ねじ
100を取り付ける際には、図4乃至図6に示す状態の
工具を持って、二本の指で、押しボタン蓋80と固定ピ
ン30の下端の円盤状頭部302とを挟んで力を加え、
図7及び図8に示すように、固定ピン30の頭部302
を下本体20の貫通穴212の下端開口の端面に当接さ
せる。図7に示すように、鋼球351は、中空柱35の
環状の固定用溝352ら抜け出して、弾性体60の斜面
611にまで達する。これと同時に、図8に示すよう
に、バネ23が鋼球22を押し上げ、鋼球22が上本体
10を押し上げて、上本体10が下本体20から距離d
だけ離される。
【0022】次いで、上本体10を90度又は他の角度
回し、第1、第2回転盤40、50が上本体10から露
出するようにして、上本体10が第1、第2回転盤4
0、50にかぶさらないにようにする。使用者は鉤型木
ねじ100をそのサイズに合わせて固定部43、44、
53、54内に入れる。露出している固定部43、4
4、53、54が固定したい鉤型木ねじ100のサイズ
と合わない場合には、第1回転盤40又は第2回転盤4
0の固定錐凸47、57を下本体20の錐穴24、25
から抜いて、第1回転盤40又は第2回転盤40を18
0度回し、第1回転盤40又は第2回転盤40固定錐凸
47、57を錐穴24、25に嵌合させる。
【0023】固定錐凸47、57及び錐穴24、25は
共にテーパ度(断面の縮小の緩急の程度。即ち、直径の
減少量と長さとの比である。)を有しているため、固定
錐凸47、57の錐穴24、25への嵌合及び錐凸4
7、57の錐穴24、25からの抜け出しは円滑であ
る。第1、第2回転盤40、50の固定部43、44、
53、54は全部で4つ有り、しかも、その直径はみな
異なる。上記の固定部は更に多くの種類のサイズに適用
可能である。使用者は鉤型木ねじ100のサイズに合わ
せて、鉤型木ねじ100を適当な固定部43、44、5
3、54内に入れることができる。
【0024】図15を参照するに、第1、第2回転盤4
0、50は可塑性の材質で成型されているため、鉤型木
ねじ100を固定部54内に入れたときに、全部で5本
あるはさみ柱541が鉤型木ねじ100をはさむことに
よって鉤型木ねじ100を固定することができる。ここ
で、はさみ柱541はある程度の弾力性があるため、鉤
型木ねじ100を固定部54内に確実に固定することが
できる。続いて、図16に示すように、上本体10を9
0度回して、上本体10を下本体20と一致させ、次い
で、図9及び図10に示すように、手でいずれかの端を
握って矢印で示すように力を加える。
【0025】弾性体60の斜面611上に位置している
鋼球351は、圧板90によって押され、さえぎり壁1
15に沿って移動して中空柱35の環状の固定用溝35
2と嵌合し、図4に示す状態となる。上本体10と下本
体20とは合わさり、かなりしっかりした結合力でもっ
て結合される。上記の鉤型木ねじ100は、固定部54
のはさみ柱541でもって横方向に固定されると共に、
上本体10によって縦方向にも固定される。よって、鉤
型木ねじ100は、動くことができる空間が全く無く、
固定部54及び上本体10の間でしっかりと固定され
る。
【0026】使用者は、鉤型木ねじ100が固定された
工具を握って、工具に垂直の力を加え、及び回す力を加
える。これによって、工具に固定された鉤型木ねじ10
0が工具と一体に回転されて木製板にねじ込まれる。鉤
型木ねじ100を木板内にねじ込んだのち、指で押しボ
タン蓋80及び固定ピン30をつまむ。これによって、
上、下本体10、20が隙間d離される。この隙間dの
寸法は、鉤型木ねじ100の厚さ(太さ)と同じであ
り、工具を固定部54が鉤型木ねじ100から離れるよ
うに操作することによって、鉤型木ねじ100が固定部
54から抜け出し、木製板にねじ込まれた鉤型木ねじ1
00から工具が外れる。この操作はいたって簡単であ
る。
【0027】第1回転盤41の固定部43、44には、
図18(A)乃至(F)に示すように、各種のサイズ及
び型式の鉤型木ねじが固定される。第2回転盤51の固
定部53、54には、図19(A)乃至(F)に示すよ
うに、各種のサイズ及び型式の鉤型木ねじが固定され
る。本発明者は、工具を試作して実際に鉤型木ねじを固
定し木製板にねじ込む作業をおこなった。使い勝手は良
好であった。
【0028】なお、上記の記載は本発明の優れた実施例
にすぎず、これが本発明の実施範囲を限定するものでは
ない。特許請求の範囲内での均等変化(同じ比率で拡
大、縮小)やアレンジしたものは、全て特許請求の範囲
内に含まれるものである。
【0029】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、以下の効
果を有する。 (1)本発明の工具は、各種の型式及びサイズの鉤型木
ねじに適用出来る。よって、本発明の工具は、便利であ
り、既存の工具数十本に匹敵し、数十本もの既存の工具
(連結器)を携帯する必要はないように出来る。
【0030】(2)本発明の工具の構造はしっかりして
おり、上本体、固定柱、固定ピンの結合固定力を利用し
て鉤型木ねじを従来のものに比べてしっかり固定するこ
とが出来る。 (3)本発明の工具は、以下の操作がなされる。上本体
を回し、鉤型木ねじを固定部内に入れ、再び上本体を回
して元の位置に戻し、手で工具のいずれか一端を握り、
上、下本体10、20を握って、結合固定される。鉤型
木ねじを木製板にねじ込んで固定してから、軽く押しボ
タン蓋及び固定ピンを押すと、上本体と下本体との間が
離れ、工具が木製板にねじ込まれた鉤型木ねじから離さ
れる。よって、鉤型木ねじを工具に固定する操作及び工
具を木製板にねじ込まれた鉤型木ねじから離す操作を簡
単に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の工具の立体系統分解斜視図
である。
【図2】図1中、第1回転盤を裏がえした姿勢の斜視図
である。
【図3】図1中、第2回転盤を裏がえした姿勢の斜視図
である。
【図4】本発明の一実施例の工具の拡大縦断正面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の工具の縦断正面図である。
【図6】図5中、4−4線に沿う断面図である。
【図7】本発明の一実施例の工具の上本体と下本体とが
分かれて一つの隙間が形成された状態における縦断側面
図である。
【図8】図7中、6−6線に沿う断面図である。
【図9】本発明の一実施例の工具の上本体及び下本体と
の一端側に力を加えて上本体と下本体とを結合させたこ
とを示す図である。
【図10】本発明の一実施例の工具の上本体及び下本体
との他端側に力を加えて上本体と下本体とを結合させた
ことを示す図である。
【図11】本発明の一実施例の工具の上本体が固定ピン
を主軸として回ることを示す図である。
【図12】本発明の一実施例の工具の上本体を90度回
して、第1、第2転盤の固定部が露出された状態を示す
図である。
【図13】本発明の一実施例の工具の第1、第2回転盤
が回ることを示す図である。
【図14】本発明の一実施例の工具の第1、第2回転盤
が回ることを示す図である。
【図15】本発明の一実施例の工具の第2回転盤の固定
部に鉤型木ねじが固定された状態を示す図である。
【図16】本発明の一実施例の工具に鉤型木ねじが完全
に固定された状態を示す図である。
【図17】本発明の一実施例の工具の斜視図である。
【図18】本発明の一実施例の工具の第1回転盤の固定
部に各種のサイズ及び型式の鉤型木ねじが固定されるこ
とを示す図である。
【図19】本発明の一実施例の工具の第2回転盤の固定
部に各種のサイズ及び型式の鉤型木ねじが固定されるこ
とを示す図である。
【符号の説明】
10 上本体 11 凹状の収容空間 20 下本体 21 凸段部 212、26、27 貫通穴 30 固定ピン 31、33 固定栓 35 中空柱 40 第1回転盤 43、44、53、54 固定部 431、441、531、541 はさみ柱 50 第2回転盤 60 弾性体 70 外蓋 80 押しボタン蓋 90 圧板 100 鉤型木ねじ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月19日(1999.7.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項記第1、第2回転盤の固定部は、半円
形、円弧形、及び錐形の形状のはさみ柱を有する構成と
したことを特徴とする請求項記載の工具。
【請求項記第1、第2回転盤は、その裏面の回
転柱を上記下本体の貫通穴に挿入し固定栓が該回転柱に
挿入して固定されて、該第1、第2回転盤がその回転柱
を中心に回転される構成としたことを特徴とする請求項
記載の工具。
【請求項】 上記第1、第2回転盤の裏面の回転柱の
内部に凸円弧リブが有り、 上記固定栓は弾力性を有する脚を有し、 該固定栓は、その弾力性を有する脚を上記凸円弧リブに
掛止されて固定され、上記第1、第2回転盤が迅速に組
み立てられる構成としたことを特徴とする請求項記載
の工具。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、略半
円柱形状の上本体と略半円柱形状の下本体と略長円の板
状の第1回転盤と略長円の板状の第2回転盤との組み合
わせからなり、該下本体の略中央の凸段部の個所に、該
上本体を該下本体より離した状態とされ、且つ該上本体
を該下本体に対して回ることが可能なように、該上本体
を該下本体に対して支持する支持機構を有し、上記第1
回転盤及び第2回転盤は、夫々上面の長手方向上両端側
の部分に各種型式及びサイズの鉤型木ねじを固定するた
めの固定部を有し、且つ裏面の中央に回転柱を有し、該
回転柱を上記下本体の貫通穴に挿入されて、該回転柱を
中心に回動可能に支持されて、上記下本体の上面のう
ち、上記支持機構に関して互いに反対側の部位に配して
あり、且つ、該第1回転盤を、その一の固定部が上記下
本体の端に一致した回動位置に止める機構と、該第2回
転盤を、その一の固定部が上記下本体の端に一致した回
動位置に止める機構とを有し、上記上本体を、上記下本
体より離し、90度回動させて該下本体と交差するよう
にし、必要に応じて上記第1回転盤及び/又は第2回転
盤を操作して、固定するべき鉤型木ねじに対応した固定
部が上記下本体の端に一致するようにし、鉤型木ねじを
上記下本体の端側の固定部に嵌合させ、上記上本体を回
動させて該下本体と一致するようにし上記下本体と当接
させることによって、上記上本体と下本体とが合わさっ
て把手を形成し、上記第1回転盤及び第2回転盤が上記
下本体と上本体との間に挟まれ、上記鉤型木ねじが、上
記上本体の下面によって上記第1回転盤又は第2回転盤
の固定部に固定されて、上記把手の一端より突き出た状
態とされる構成としたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の工具に
おいて、第1、第2回転盤の固定部は、半円形、円弧
形、及び錐形の形状のはさみ柱を有する構成としたもの
である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項の発明は、請求項記載の工具に
おいて、上記第1、第2回転盤は、その裏面の回転柱を
上記下本体の貫通穴に挿入し固定栓が該回転柱に挿入し
て固定されて、第1、第2回転盤がその回転柱を中心
に回転される構成としたものである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項の発明は、請求項記載の工具に
おいて、上記第1、第2回転盤の裏面の回転柱の内部に
凸円弧リブが有り、上記固定栓は弾力性を有する脚を有
し、該固定栓は、その弾力性を有する脚を上記凸円弧リ
ブに掛止されて固定され、上記第1、第2回転盤が迅速
に組み立てられる構成としたものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】圧板90は、押し付け錐部92が形成して
あり、中央に開口93を有し、両側に4つの固定脚91
を有する。押しボタン蓋80は、長方形の形状を有し、
内部は中空状であり、この両側の壁面には、大小の切れ
目81、82が形成してある。弾性体60は、長方形で
あり、まわりの縁に4つのバネ脚62が形成してある。
中央には開口窓63が形成してあり、この開口窓63の
両側には、頂部61が形成してあり、この頂部61の上
には斜面611が形成してある。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上本体と下本体との組み合わせからな
    り、 該下本体上には固定部があり、該固定部は各種形状のは
    さみ柱を有し、 各種型式及サイズの鉤型木ねじを該固定部内に置いて該
    はさみ柱ではさみ合わせて固定し、上記上本体と下本体
    を合わせて固定することによって、該鉤型木ねじを該固
    定部内に有効に固定する構成としたことを特徴とする工
    具。
  2. 【請求項2】 上本体と下本体と回転盤との組み合わせ
    からなり、 該回転盤は、該下本体上に回るように取り付けてあり、
    1つ又は複数の固定部があり、該固定部は各種形状のは
    さみ柱を有し、 各種型式及サイズの鉤型木ねじを該固定部内に置いて該
    はさみ柱ではさみ合わせて固定し、上記上本体と下本体
    を合わせて固定することによって、該鉤型木ねじを該固
    定部内に有効に固定する構成としたことを特徴とする工
    具。
  3. 【請求項3】 上本体と下本体と第1回転盤と第2回転
    盤との組み合わせからなり、 該下本体は凸段部を有し、 該第1、第2回転盤は、該下本体上の該凸段部の両側に
    取り付けてあり、1つ又は複数の固定部があり、該固定
    部は各種形状のはさみ柱を有し、 各種型式及サイズの鉤型木ねじを該固定部内に置いて該
    はさみ柱ではさみ合わせて固定し、上記上本体と下本体
    を合わせて固定することによって、該鉤型木ねじを該固
    定部内に有効に固定する構成としたことを特徴とした工
    具。
  4. 【請求項4】 上記第1、第2回転盤の固定部は、2つ
    である構成としたことを特徴とする請求項3記載の工
    具。
  5. 【請求項5】 上記第1、第2回転盤の固定部のはさみ
    柱は、半円形、円弧形、及び錐形の形状を有する構成と
    したことを特徴とする請求項3記載の工具。
  6. 【請求項6】 上記下本体は、貫通穴を有し、 上記第1、第2回転盤は、裏面に回転柱を有し、 該第1、第2回転盤の裏面の回転柱を上記下本体の貫通
    穴に挿入し固定栓が該回転柱に挿入して固定されて、該
    該第1、第2回転盤がその回転柱を中心に回転される構
    成としたことを特徴とする請求項3記載の工具。
  7. 【請求項7】 上記第1、第2回転盤の裏面の回転柱の
    内部に凸円弧リブが有り、 上記固定栓は弾力性を有する脚を有し、 該固定栓は、その弾力性を有する脚を上記凸円弧リブに
    掛止されて固定され、上記第1、第2回転盤が迅速に組
    み立てられる構成としたことを特徴とする請求項6記載
    の工具。
  8. 【請求項8】 上記下本体の凸段部には貫通穴が形成し
    てあり、 上記上本体の表面には凹状の収容空間が形成してあり、 1つの固定ピンが上記下本体の貫通穴及び上記上本体の
    収容空間を通り抜けて、上記下本体と上記上本体とを固
    定する構成としたことを特徴とする請求項3記載の工
    具。
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