JP3024954U - 大根おろし器 - Google Patents
大根おろし器Info
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- JP3024954U JP3024954U JP1995010669U JP1066995U JP3024954U JP 3024954 U JP3024954 U JP 3024954U JP 1995010669 U JP1995010669 U JP 1995010669U JP 1066995 U JP1066995 U JP 1066995U JP 3024954 U JP3024954 U JP 3024954U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大根おろしを作る場合に、大根を直接手に持
たずに、簡易な操作で大根おろしを作ることができるよ
うにした大根おろし器を提供する。 【構成】 おろし器本体1と支柱2と大根挾持部材3と
により構成されている大根おろし器において、台板4の
ほぼ中央部上面には、ほぼ円弧状に形成され、且つその
上面におろし金6が嵌着された大根おろし収納箱5が載
置されており、また台板4の端部には、支柱2が着脱自
在に設けられていて、別体に形成された大根挾持部材3
を該支柱2に摺動自在に取付けるとともに、該大根挾持
部材3を、該支柱2を支点として水平方向に回動するよ
うに構成したものである。
たずに、簡易な操作で大根おろしを作ることができるよ
うにした大根おろし器を提供する。 【構成】 おろし器本体1と支柱2と大根挾持部材3と
により構成されている大根おろし器において、台板4の
ほぼ中央部上面には、ほぼ円弧状に形成され、且つその
上面におろし金6が嵌着された大根おろし収納箱5が載
置されており、また台板4の端部には、支柱2が着脱自
在に設けられていて、別体に形成された大根挾持部材3
を該支柱2に摺動自在に取付けるとともに、該大根挾持
部材3を、該支柱2を支点として水平方向に回動するよ
うに構成したものである。
Description
【0001】
本考案は、大根を直接手に持たずに、簡易な操作で大根おろしを作ることがで きるようにした大根おろし器に関するものである。
【0002】
従来、大根おろしを作る場合には、手に持った大根の下面をおろし金の上面に 当接させ、力を入れて大根を摺動させることにより大根おろしを作っていた。
【0003】
前述のように、大根を直接手に持って大根おろしを作る場合には、重い大根を 持っておろし金の上面を摺動させる作業をするので、大きな力が必要となり、老 人や子供などの力の弱い人がこのような作業をすることは困難であった。また大 根を順次摺りおろしていって、大根が小さくなった場合に、大根を持った手がお ろし金の突起部分などに接触して、手を傷つけることがあった。 本考案は、上記のような問題点を解決しようとするもので、大根を手に持たず に、小さな力を加えるのみの簡易な操作で簡単に大根おろしを作ることができる とともに、おろし金の突起部分で手を傷つけることのないようにした大根おろし 器を提供するものである。
【0004】
本考案は、主としておろし器本体1と支柱2と大根挾持部材3とにより構成さ れている大根おろし器であって、おろし器本体1は、ほぼ円弧状に形成され、且 つその上面に同形状のおろし金6が嵌着された大根おろし収納箱5を、台板4の ほぼ中央部上面の定位置に載置して形成されており、また該台板4のほぼ扇形状 の端部の中央位置に固着された支柱保持部材8には、支柱2が着脱自在に取付け られ、さらに別体に形成された大根挾持部材3を、該支柱2に摺動自在に嵌着す るとともに、該大根挾持部材に設けられ、且つ開閉可能に形成された大根挾着部 12A,12B内側の上下2組に並設された歯部13A,13Aと13B,13 Bの間に大根を垂直状に挾着し、該大根挾持部材3を、支柱2を支点として水平 方向に回動するように構成したものである。
【0005】
おろし金6と大根おろし収納箱5が設けられているおろし器本体1を机上など に設置し、台板4の端部に設けられている支柱保持部材8に支柱2を取付け、別 体の大根挾持部材3を、支柱挿通用リング11を用いて支柱2に摺動自在に嵌着 するとともに、大根挾着部12A,12Bの内側の上下に並設されている2組の 歯部13A,13Aと13B,13Bとにより、大根を垂直状に挾着する。次に 大根挾持部材3の両端部に形成されている把持部10と握り部14A,14Bを それぞれ手に持って、支柱2を支点として前後方向に回動させると、挾着されて いる大根がおろし金6の上面を水平状に摺動して、大根おろしが作られる。この ようにして作られた大根おろしは、おろし金6の下方に順次落下して、大根おろ し収納箱5内に集積される。
【0006】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明するが、図1は本考案の大根おろし器 を組立てた状態を示し、また図2はおろし器本体1の分解斜視図である。 おろし器本体1は、台板4と大根おろし収納箱5とおろし金6と周設部材7と により構成されたもので、台板4は適宜な厚さで長方形状に形成されており、ま た該台板4のほぼ中央部上面には、周設部材7が形成されている。該周設部材7 は、大根おろしを作っている作業中に、後述する大根おろし収納箱5の位置が移 動するのを防止して、大根おろし収納箱を定位置で載置することができるように したもので、大根おろし収納箱5の下端部外周縁とほぼ同じ形状で、且つ堤状に 膨出して設けられたものである。さらに大根おろし収納箱5は、ほぼ円弧状に形 成されるとともに、上面が開放された着脱自在の箱体であり、該大根おろし収納 箱5の上面には、同じく円弧状に形成されたおろし金6が嵌脱自在に嵌着されて いる。そして該おろし金6により摺りおろされた大根おろしは、該大根おろし収 納箱5内に集積されるように構成している。
【0007】 図3は支柱2とその周辺の構成材を側面から見た状態を示す分解斜視図で、台 板4のほぼ扇形状に形成された端部には、パイプ状に形成された支柱保持部材8 が固着されているが、該支柱保持部材8の固着すべき位置は、後述する支柱2に 同じく後述する大根挾持部材3を取付けて、おろし金6の上面で回動させる際に 、おろし金6上面の円弧状の軌道を逸脱することなく回動することができるよう な位置に設けられるものとする。また支柱2は、前記支柱保持部材8の内径とほ ぼ等しい外径を有してパイプ状に形成されたもので、その上端部にはキャップ9 が螺着されており、また下端部寄りには、一部に切れ目を設けた衝止リング15 が固着されている。該衝止リング15は、前記支柱保持部材8内に支柱2を嵌挿 した場合に、衝止リング15と支柱保持部材8とが当接することにより支柱2を 保持するように形成されており、また支柱2の上部に形成されたキャップ9は、 大根挾持部材3を支柱2に着脱する際には取り外して、大根挾持部材3の嵌脱を 可能とするとともに、支柱2に取付けられた大根挾持部材3が、キャップ9と衝 止リング15との間を摺動するように構成されている。
【0008】 また支柱2と支柱保持部材8とを固定する手段としては、支柱2の下部に形成 されている嵌合孔18と、支柱保持部材8の側面に形成されている嵌合孔19を 合致させ、支柱保持部材8の近傍に固着されている鎖16の先端部に設けられた 嵌合栓17を、合致させた2つの嵌合孔18および19内に挿入して固定するよ うになっている。なお衝止リング15に設けられた切れ目は、嵌合孔18の上方 に形成されており、両方の嵌合孔を合致させる際の目印として設けられたもので ある。
【0009】 図4に示す大根挾持部材3は、把持部10と支柱挿通用リング11と大根挾着 部12A,12Bと握り部14A,14Bとにより構成されている。把持部10 は、先端部がやや細く、隣接する支柱挿通用リング11との接合部がやや太くな るように形成されており、大根を摺りおろす作業をする際に、この部分を片方の 手で把持するように設けられたものである。また支柱挿通用リング11は、その 内径が支柱2の外径とほぼ等しく、大根挾持部材3を支柱2に取付けた場合に、 摺動自在に取付けられるように形成されている。 さらにまた大根挾着部12Aは、支柱挿通用リングHと連設して形成されると ともに、咬合部材20を介して、別体に形成された大根挾着部12Bと開閉自在 に連結されている。なお大根挾着部12A,12Bを閉じた状態の外周縁はほぼ 円形状に形成されており、また両挾着部12A,12Bのそれぞれの内側は、上 下に並設された2組の歯部13A,13Aと13B,13Bがそれぞれ円弧状に 形成されており、この円弧状の歯部により適宜な間隙が設けられて、大根を挾着 するようになっている。またこの2組の歯部13A,13Aと13B,13Bに 大根を挾着した場合に、それぞれの歯部が大根に食い込んで、大根を垂直状に挾 着するように形成されている。 円柱状に形成された握り部14A,14Bは、それぞれ大根挾着部12A,1 2Bと連設されており、大根挾着部の開閉を行ったり、または大根おろしを作る 際に、一方の手に握って水平方向に回動させる動作を行うために設けられたもの である。なお該握り部14Bの内側端部には、突部21が形成されており、また 握り部14Aの相対向する内側端部には、凹部22が形成されていて、大根挾着 部12A,12Bを閉じた場合に、両握り部の内側面がしっかりと密着するよう に形成されている。
【0010】 なお本実施例では、握り部14A,14Bを突部21と凹部22とで嵌合させ て密着するようにしたが、両握り部14A,14Bの内側面に形成する突部や凹 部の形状は任意であり、また突部や凹部を設けないで面ファスナーなどを固着し たり、その他の方法で密着するようにしてもよく、また握り部の形状も円柱状に 限定するものではなく、角柱状やその他の形状に形成してもよい。
【0011】 本考案の大根おろし器は全体を合成樹脂材で製作されており、おろし金6と大 根挾着部12A,12Bの両方か、または大根挾着部12A,12Bのみが金属 製で形成されるのが好ましいが、その他の素材で製作してもよい。 また台板4の裏面には、図5に示すように、該台板4の周縁に柔軟性のあるゴ ム材が貼設されていて、大根おろしの作業中に器具が移動しないように考慮され ている。
【0012】 本考案の大根おろし器は、分解および組立てが簡単であるので、使用しない場 合は大根挾持部材3と支柱2を取り外して、別体の収納袋に収納しておき、使用 する場合に組立てるようにするのが好ましく、以下にその組立ての手順および使 用方法を説明する。 まずおろし金6と大根おろし収納箱5が載置されたおろし器本体1を机上など に設置し、台板4の端部に設けられた支柱保持部材8に支柱2を嵌挿するととも に、両者に設けられた嵌合孔18と19を合致させ、その2つの孔に嵌合栓17 を挿入して、支柱2を支柱保持部材8にしっかりと固定する。そして支柱2の上 部に螺合されているキャップ9を取外し、大根挾持部材3を、支柱挿通用リング 11を用いて摺動自在に取付け、前記キャップ9を支柱2に再び螺合して取付け る。 次に、支柱2に取付けられた大根挾持部材3の大根挾着部12A,12Bを開 いて、大根を、その下面がおろし金6の上面に当接するように挿入し、大根挾着 部12A,12Bを閉じると、大根挾着部12A,12Bの内側の上下に並設さ れている2組の歯部13A,13Aと13B,13Bが大根内に食い込んで、大 根は垂直状に挾着される。 続いて大根挾持部材3の両端に形成されている把持部10と握り部14A,1 4Bとを、それぞれ手に持って前後方向に回動すると、大根を挾着した大根挾着 部12A,12Bがおろし金6の上方で水平方向に回動して、大根が摺りおろさ れて大根おろし収納箱5内に集積される。なお1本の大根を摺りおろすまでには 、大根を3〜4回挾着し直す必要があるが、摺りおろしが完了するまでの所要時 間は約10分程度である。
【0013】
本考案の大根おろし器を使用すれば、大根挾持部材の把持部および握り部を両 手に持って、前後方向に回動させるのみの簡単な操作をすればよいので、子供や 老人などの力の弱い人でも簡易に大根おろしを作ることができて、非常に便利で ある。また大根を直接手に持つことがないので、おろし金などの突起部分などで 手を傷つけることがないという長所がある。さらにまた器具を分解したり組立て たりすることが簡単にできるので、通常は分解して収納袋内に収納しておき、使 用時に組立てるようにすれば、台所の整頓に役立つばかりでなく、器具が汚れた り、または部品が紛失するようなことがないという利点がある。
【図1】本考案の大根おろし器を組立てた状態の斜視図
である。
である。
【図2】本考案のおろし器本体の分解斜視図である。
【図3】支柱とその周辺構成材を側面から見た分解斜視
図である。
図である。
【図4】大根挾持部材を開いた状態の斜視図である。
【図5】台板裏面にゴム材を貼設した状態の斜視図であ
る。
る。
1・・・おろし器本体 2・・・支柱 3・・・大根挾持部材 4・・・台板 5・・・大根おろし収納箱 6・・・おろし金 7・・・周設部材 8・・・支柱保持部材 9・・・キャップ 10・・・把持部 11・・・支柱挿通用リング 12A,12B・・・大根挾着部 13A,13B・・・歯部 14A,14B・・・握り部 15・・・衝止リング 16・・・鎖 17・・・嵌合栓 18・・・嵌合孔 19・・・嵌合孔 20・・・咬合部材 21・・・握り部の突部 22・・・握り部の凹部 23・・・ゴム材
Claims (1)
- 【請求項1】 主としておろし器本体(1)と支柱
(2)と大根挾持部材(3)とにより構成されている大
根おろし器において、おろし器本体(1)は、ほぼ円弧
状に形成され、且つその上面に同形状のおろし金(6)
が嵌着された大根おろし収納箱(5)を、台板(4)の
ほぼ中央部上面の定位置に載置して形成されたもので、
また該台板(4)のほぼ扇形状の端部の中央位置に固着
された支柱保持部材(8)には、支柱(2)が着脱自在
に取付けられ、さらに別体に形成された大根挾持部材
(3)を、該支柱(2)に摺動自在に嵌着するととも
に、該大根挾持部材(3)に設けられ、且つ開閉可能に
形成された大根挾着部(12A)(12B)内側の上下
2組に並設された歯部(13A)(13A)と(13
B)(13B)の間に大根を垂直状に挾着し、該大根挾
持部材(3)を、支柱(2)を支点として水平方向に回
動するように構成したことを特徴とする大根おろし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010669U JP3024954U (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 大根おろし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010669U JP3024954U (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 大根おろし器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3024954U true JP3024954U (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=43160167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995010669U Expired - Lifetime JP3024954U (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 大根おろし器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3024954U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07149204A (ja) * | 1993-11-30 | 1995-06-13 | Toyota Motor Corp | 自動車用シートベルト装置 |
JPH07172265A (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-11 | Toyota Motor Corp | 自動車用シートベルト装置 |
JP2009142602A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-02 | Kimori:Kk | 食材おろし具 |
JP5069385B1 (ja) * | 2012-06-17 | 2012-11-07 | アオキ流通株式会社 | 片手操作可能手動おろし器 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP1995010669U patent/JP3024954U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07149204A (ja) * | 1993-11-30 | 1995-06-13 | Toyota Motor Corp | 自動車用シートベルト装置 |
JPH07172265A (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-11 | Toyota Motor Corp | 自動車用シートベルト装置 |
JP2009142602A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-02 | Kimori:Kk | 食材おろし具 |
JP5069385B1 (ja) * | 2012-06-17 | 2012-11-07 | アオキ流通株式会社 | 片手操作可能手動おろし器 |
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