JP2000061584A - 自硬性鋳型の造型装置および造型方法 - Google Patents

自硬性鋳型の造型装置および造型方法

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JP2000061584A JP10241806A JP24180698A JP2000061584A JP 2000061584 A JP2000061584 A JP 2000061584A JP 10241806 A JP10241806 A JP 10241806A JP 24180698 A JP24180698 A JP 24180698A JP 2000061584 A JP2000061584 A JP 2000061584A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自硬性鋳型の型抜性をよくして型抜作業を容易
にでき、鋳型の生産速度や生産ピッチを早めて自硬性鋳
型の生産性を高め得る。 【解決手段】鋳型枠を反転して型抜きする自硬性鋳型の
造型装置あって、反転した後に鋳型から離れる部位(た
とえば鋳型枠の定盤部)の鋳型枠を挟持するクランプ機
構と、前記離れる部位を挟持したときに流体を導入して
鋳型枠から鋳型を押し出す押出機構を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粘結剤に有機合
成樹脂を用い、その硬化に合成樹脂内で起こる化学反応
を利用した自硬性鋳型の造型装置および造型方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自硬性鋳型の造型の特徴は、造型機を必
要とせず、自硬性砂を模型を囲んだ鋳枠内に流し込んだ
ままで一定時間の経過後にその砂が硬化して剛性ある鋳
型となる点である。
【0003】ところで、有機合成樹脂を用いる有機自硬
性鋳型は、鋳込み後の鋳型の崩壊性がよいこと、また、
造型の過程で加熱を必要としないし、大きさもさほど制
限がない等の利点を有する一方、模型との摩擦抵抗力が
極めて大きいため、硬化完了後の鋳型と模型を分離する
型抜性が悪い欠点を有する。
【0004】従来、このような自硬性鋳型の造型装置で
は、たとえば硬化完了した鋳型枠を反転型抜装置内に送
り込み、シリンダに沿って上昇させてコンベアに押しつ
けるとともに鋳型、定盤をクランプした状態で反転し、
シリンダで上下を開くとクランプした模型と枠が上部に
残り、鋳型のみがコンベアに乗った状態で下降し、型抜
きを完了する構成となっている。
【0005】そして、型抜き時には、たとえばバイブレ
ータの振動を利用したり、鋳型の寸法精度を犠牲にして
鋳型が硬化する前に木ハンマー等で模型を強く叩いて模
型と砂型の接着部に隙間をつくるようにしたり、模型の
損害を覚悟して木ハンマーで砂型が模型から抜けるまで
叩き続けたりして型抜き作業を行なっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たごとく従来の自硬性鋳型の造型装置では、硬化完了し
た鋳型枠から模型を離す型抜作業が極めて困難であり、
たとえば自硬性鋳型の造型ラインに組み込んだ場合に
は、かかる型抜性の極めて悪い点が鋳型の生産速度や生
産ピッチを遅らせて生産性を悪化させる主要因となって
いた。また、反転型抜装置は、手作業では扱いが困難な
鋳型枠を反転する機能のみに存在価値を認めるだけであ
って、生産性の点で極めて劣るものであった。このた
め、生産性の優れた反転型抜を行なえる造型装置および
造型方法が熱望されていた。
【0007】そこで、この発明の目的は、自硬性鋳型の
型抜性をよくして型抜作業を容易にでき、鋳型の生産速
度や生産ピッチを早めて生産性を高め得る自硬性鋳型の
造型装置および造型方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
すべく、請求項1記載の自硬性鋳型の造型装置は、たと
えば以下の図示実施の形態に示すように、鋳型枠を反転
して型抜きする自硬性鋳型の造型装置において、反転し
た後に鋳型から離れる部位の鋳型枠を挟持するクランプ
機構と、前記離れる部位を挟持したときに流体を導入し
て鋳型枠から鋳型を押し出す押出機構を備えてなること
を特徴とする。
【0009】そして、請求項1記載の自硬性鋳型の造型
装置では、型抜きするとき、鋳型から離れる部位の鋳型
枠をクランプ機構で挟持するとともに流体を導入して押
出機構により鋳型を押し出す。
【0010】請求項2記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の自硬性鋳型
の造型装置において、前記鋳型から離れる部位が鋳型枠
の定盤部であることを特徴とする。
【0011】そして、請求項2記載の自硬性鋳型の造型
装置では、型抜きするとき、クランプ機構で鋳型枠の定
盤部を挟持する。
【0012】請求項3記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の自硬性鋳型
の造型装置において、前記鋳型から離れる部位以外の鋳
型枠が反転前に前記クランプ機構で反転自在に挟持され
てなることを特徴とする。
【0013】そして、請求項3記載の自硬性鋳型の造型
装置では、型抜きするとき、鋳型枠がクランプ機構で反
転される。
【0014】請求項4記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項3記載の自硬性鋳型
の造型装置において、前記鋳型から離れる部位以外の鋳
型枠の挟持力より弱い挟持力で前記鋳型から離れる部位
の鋳型枠が挟持されてなることを特徴とする。
【0015】そして、請求項4記載の自硬性鋳型の造型
装置では、鋳型枠の反転前にたとえば鋳枠部を強く挟持
し、反転した後に鋳型から離れる部位の鋳型枠が鋳枠部
を挟持する挟持力より弱い挟持力で挟持される。
【0016】請求項5記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の自硬性鋳型
の造型装置において、前記流体がエアーまたは水である
ことを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の自硬性鋳型
の造型装置において、前記押出機構は流体圧により作動
して鋳型を押し出すロッドを備えてなることを特徴とす
る。
【0018】請求項7記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の自硬性鋳型
の造型装置において、前記押出機構はエアー圧で鋳型を
押し出すことを特徴とする。
【0019】請求項8記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の自硬性鋳型
の造型装置において、前記押出機構は、模型を固定する
定盤部の外面に取付け可能な形態をなし、空気の吹込口
を有するエアーチャンバーと、このエアーチャンバーに
空気を入れたとき中央部が膨らみ空気を抜いたとき中央
部が凹む上下往復運動するように周辺部をエアーチャン
バーに固定されたダイヤフラムと、このダイヤフラムの
上下往復運動に連動して前進し後退する押出棒と、この
押出棒の外側に捲装された戻しバネを備えてなることを
特徴とする。
【0020】そして、請求項8記載の自硬性鋳型の造型
装置では、吹込口からエアーチャンバーに空気を圧入す
ると、その空気圧により戻しバネに抗してダイヤフラム
の中央部が上動するとともに押出棒が前進し、この押出
棒で自硬性鋳型を押し出す。一方、吹込口からエアーチ
ャンバーの空気を抜き去ると、戻しバネにより押出棒が
後退するとともにダイヤフラムの中央部が下動する。
【0021】請求項9記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1〜4のいずれかに
記載の自硬性鋳型の造型装置において、前記鋳型枠は長
手方向と交差するセンターライン上を挟持されることを
特徴とする。
【0022】そして、請求項9記載の自硬性鋳型の造型
装置では、鋳型枠が挟持されるときにセンターライン上
を挟持される。
【0023】請求項10記載の発明は、たとえば以下の
図示実施の形態に示すように、請求項9記載の自硬性鋳
型の造型装置において、前記鋳型枠のセンターラインを
決定するセンターリング機構を前記クランプ機構の手前
に配設してなることを特徴とする。
【0024】そして、請求項10記載の自硬性鋳型の造
型装置では、鋳型型のセンターラインをセンターリング
機構で決定し、その鋳型枠のセンターライン上をクラン
プ機構で挟持する。
【0025】請求項11記載の発明は、たとえば以下の
図示実施の形態に示すように、請求項10記載の自硬性
鋳型の造型装置において、前記センターリング機構は、
長尺の回転軸と、回転軸の長さ中心部に一体に取り付け
されたスプロケットと、スプロケットと噛み合って回転
軸の両側に対で設けられスプロケットを中心として回転
軸の軸方向に互いに逆向きにスライド可能なスライドプ
レートと、各スライドプレートの外端に取り付けされて
回転軸が回転するとき水平位置と垂直位置に変位可能で
あって水平位置で鋳型枠を挟むセンタリングバーと、一
方のスライドプレートに取り付けされてこのスライドプ
レートをスライドさせる駆動手段を備えてなることを特
徴とする。
【0026】そして、請求項11記載の自硬性鋳型の造
型装置では、鋳型枠のセンターラインを決定するとき、
回転軸を回転してセンタリングバーを水平とし、たとえ
ばトラバーサ上の鋳型枠を挟み得る状態とする。それか
ら、駆動手段により一方のスライドプレートを移動する
と、スプロケットを介して他方のスライドプレートが逆
向きに移動し、センターリングバーで鋳型枠を移動させ
ながらセンターリングバーの間隔を狭めて鋳型枠を挟
む。そして、たとえばスプロケットの位置に合わせて鋳
型枠のセンターラインが決定される。
【0027】請求項12記載の発明は、たとえば以下の
図示実施の形態に示すように、請求項11記載の自硬性
鋳型の造型装置において、前記スライドプレートの内壁
にスプロケットと噛み合うローラチェーンを固定してな
ることを特徴とする。
【0028】そして、請求項12記載の自硬性鋳型の造
型装置では、スプロケットとローラチェーンが噛み合
い、スプロケットを介して他方のスライドプレートが逆
向きに移動する。
【0029】請求項13記載の自硬性鋳型の造型装置
は、鋳型枠の高さ寸法を検知する検知手段と、検知した
高さ寸法に対応する鋳型枠の関連データに基づいて反転
型抜き動作を制御する制御手段を備えてなることを特徴
とする。
【0030】そして、請求項13記載の自硬性鋳型の造
型装置では、鋳型枠の高さ寸法を検知手段で検知する
と、この鋳型枠に対応する関連データに基づいて反転型
抜き動作がなされる。
【0031】請求項14記載の自硬性鋳型の造型装置
は、前記検知手段は光電スイッチであることを特徴とす
る。
【0032】請求項15記載の自硬性鋳型の造型方法
は、鋳型枠を挟持して反転する反転工程と、鋳型の自重
が働く鋳型枠の反転後に挟持位置を定盤部に変更して挟
持する変更工程と、定盤部を挟持するとき流体を導入し
て流体圧の作用により鋳型を鋳型枠から押し出す押出工
程を備えてなることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
に係る自硬性鋳型の造型装置の実施の形態について詳細
に説明する。
【0034】図3は、本発明に係る造型装置を組み込ん
だ自硬性鋳型の造型ライン全体のレイアウトを示す斜視
図である。図2は、図3中の矢印方向から見た概略構成
図である。図1は、図2の造型装置の要部の拡大図であ
る。図3において、符号1はミキサー、2は模型交換ス
テーション、3は模型砂充填装置、4は鋳型硬化区間、
5はセンターリング機構、6は本発明の型抜装置、7は
中子据込工程、8は鋳型合わせ装置である。
【0035】本発明の自硬性鋳型の造型装置は、反転し
た後に鋳型36から離れる部位の鋳型枠33を挟持する
クランプ機構10と、前記離れる部位を挟持したときに
流体を導入して鋳型枠33から鋳型36を押し出す押出
機構32とから概略構成される。
【0036】前記クランプ機構10は、鋳型枠33の鋳
枠部35の両側端または鋳型枠33の定盤部34の両側
端をそれぞれ鋳型枠33の長さ方向と交差するセンター
ラインSL上で挟持するもので、図2に示すように、吊
下部11とキャッチングアタッチメント12を備える。
吊下部11は、上端をリフター13に移動可能に取り付
けられて下向きに吊り下げ状態となっている。キャッチ
ングアタッチメント12は、吊下部11の下端に設けら
れ、回転自在の構造となっている。
【0037】そして、このようなクランプ機構10は、
図示するように、リフターアーム14に沿って昇降する
リフター13の左右に移動自在に対で設けられて間隔を
広狭可能となし、後記する鋳型枠33を吊り下げる様に
なっている。なお、図中符号15はリフターアーム14
が取り付けられたビームであり、該ビーム15は、図3
に示す4本の門支柱形のコラム16に支えられている。
【0038】前記反転機構20は、前記クランブ機構1
0の下端部に取り付けされ、図4、図5に示すように、
シリンダ21を備える。シリンダ21は、左右にシリン
ダ室22・23を備え、各シリンダ室22・23に連通
して空気出入口24・25を開口するとともにそれぞれ
ピストン26・27を設けてなる。前記各ピストン26
・27間にはラック28が設けられ、このラック28の
両端部が各ピストン26・27に取り付いている。ま
た、このラック28にはピニオン29が噛み合ってお
り、ピニオン29には軸状の伝達部材30の一端が取り
付けられている。そして、伝達部材30はクランブ機構
10内を通って伸び、先端がキャッチングアタッチメン
ト12と連結する構造となっている。
【0039】そして、この反転機構20では、各シリン
ダ室22・23に流入する空気によりピストン26・2
7を図4または図5に示すように左右に移動し、このと
きピニオン29を正回転または逆回転して前記クランブ
機構10のキャッチングアタッチメント12を回転させ
る構成となっている。
【0040】なお、造型装置の動作は、昇降のリフター
13の油圧を除き、他は全てエアー圧で作動するエアー
シリンダを用いている。そして、これら各部の作動機構
は油圧および空気圧によるが、それらの油圧バルブおよ
びエアーシリンダの作動制御は、電磁弁をリミットスイ
ッチおよびタイマーのリセットで行ない、作動順序はシ
ーケンサー機能を回路に設定して目的の機能が作動する
ようになっている。
【0041】次に、前記押出機構32は、図6に示すよ
うに、鋳型枠33の定盤部34の外面に設置される。な
お、鋳型枠33は、鋳枠部35と定盤部34を同一体に
形成し、定盤部34の上に模型36を適宜位置決めして
固定する構成としてなる。
【0042】図6中符号37は、エアーチャンバーであ
る。このエアーチャンバー37は、金属製で、図7に示
すように、やや偏平の円形中空体形状につくり、密閉構
造とするとともに、図中下端部外周の一部に空気の吹込
口38を設けてなる。エアーチャンバー37には、ダイ
ヤフラム39を備える。
【0043】ダイヤフラム39は、ゴム板状で、外周縁
をエアチャンバー37で固定して中央部を上下往復運動
できるようにつくってなる。ダイヤフラム39の上に
は、金属板40をのせてなる。
【0044】金属板40は、円形状で、外周をダイヤフ
ラム39側と反対側に緩やかに湾曲して設ける。その金
属板40の中心には、ロッド41の下端を固定して設け
る。
【0045】ロッド41は、金属板40に対して垂直に
伸びており、外側に戻しバネ42を捲裝するとともにエ
アーチャンバー37に設けた貫通孔を通して外部に上端
を突出して設ける。
【0046】前記戻しバネ42は、コイル状で、一端を
金属板40に押し当て、他端をエアーチャンバー37の
内面に押し当てて設ける。
【0047】そして、通常は、図示するように、この戻
しバネ42で金属板40を押し下げ、金属板40を介し
てダイヤフラム39の中央部をエアーチャンバー37の
下端部へ押し下げた状態に保持してなる。
【0048】そして、上述のように構成した押出機構3
2は、ロッド41を突出する側を前記定盤部34の外面
にネジ45で固定する。そのとき、エアーチャンバー3
7の外部へ突出するロッド41を定盤部34に開けた貫
通孔に通して設けるとともに、そのロッド41の上端に
小円形状の押当片46を取り付けてなる。
【0049】また、押出機構32には、空気導入管47
を介して空気供給源から空気を供給する構成としてな
る。
【0050】そして、押出機構32では、たとえば鋳型
枠33の反転状態において、空気導入管47を通って各
エアーチャンバー37に空気が入ると、この空気圧によ
り図8に示すようにダイヤフラム39の中央部が押し広
げられ、戻しバネ42に抗して金属板40を押し下げ、
ロッド41が前進して自硬性鋳型49を押して自硬性鋳
型49と模型36を分離することができる。なお、エア
ーチャンバー37から空気を抜き取ると、戻しバネ42
で金属板40を押し戻し、ロッド41およびダイヤフラ
ム39が旧状態に復帰する。
【0051】なお、鋳型枠33は、図9に示すように、
鋳枠部35の両側端または定盤部34の両側端をそれぞ
れ鋳型枠33の長さ方向と交差するセンターラインSL
上を挟持されるもので、鋳型枠33の重心と思われる位
置の近傍を数位置挟持し、センターラインSL上にあっ
て円滑に反転できるチャッキング点Rを鋳枠部35の両
側端に位置設定し、また、円滑に型抜きを行なえるチャ
ッキング点Sを定盤部34の両側端に位置設定して行な
うことが好ましい。そして、チャッキング点Rではたと
えば5kg/cmのチャッキング力(圧力)で、チャッ
キング点Sではチャッキング点Rより減圧してたとえば
2kg/cmのチャッキング力(圧力)で挟持する構成
としてなる。
【0052】また、鋳型枠33の挟持される部位には、
ゴム板51を固着してなる。
【0053】しかして、図3に示す造型ラインにより自
硬性鋳型を造型する場合、造型ライン上に鋳型枠33を
たとえば下型、上型、下型、上型という順序に並べ、砂
込工程−硬化工程−反転工程−型抜工程−中子据込工程
等の各工程を経て行なわれる。
【0054】さて、図10に示すように硬化完了後の鋳
型枠33は、図2に示すように、トラバーサ53上に移
動し、センターリング機構55によりまず長さ方向のセ
ンターリングが行なわれる。センターリングを終えた鋳
型枠33はトラバーサ53によって造型装置の中央に運
ばれる。
【0055】造型装置では、図11に示すように、先ず
クランプ機構10が下降し(a)、続いて間隔を狭めて
鋳型枠33のチャッキングR点を挟持し(b)、クラン
プ機構10を上昇して定位置で停止する。それから、反
転機構20を駆動してその駆動力によりチャッキングア
タッチメント12を正回転して鋳型枠33を180°反
転する((c)、(d))。反転完了後、鋳型49の自
重が働く鋳型枠33を降下し、鋳型枠33のチャッキン
グR点からチャッキングS点に挟持位置を変える
(e)。続いて、クランプ機構10を上昇すると同時に
押出機構32を駆動すると、鋳型枠33から鋳型49が
分離して定盤部上に残る(f)。それからクランプ機構
10を上昇して定位置で停止後、反転機構20を駆動し
てその駆動力によりチャッキングアタッチメント12を
逆回転して反転姿勢の鋳型枠33を元に戻す((g)、
(h))。鋳型枠33を元に戻し完了後、鋳型枠33を
降下し、クランプ機構10の挟持を解除して当該クラン
プ機構10だけを上昇する(i)。
【0056】そして、型抜き完了後、自硬性鋳型49を
中子据込工程へ搬送する一方、鋳型枠33を再び反転し
て砂込工程へ搬送して戻す。
【0057】ところで、上述した図示実施の形態では、
単一形状の鋳型枠33の例について説明した。しかし、
この発明では、これに限るものでなく、個々の形状と容
積が異なる鋳型枠33にも同様に適用することができ
る。
【0058】すなわち、個々の形状と容積が異なる鋳型
枠33をラインに流す鋳型枠33の生産準備段階で、図
12に示すように、鋳型枠33の高さAHを測定する。
その高さAHの鋳型枠33に対し、チャッキング点Rを
掴む挟持力RP、減圧してチャッキング点Sを掴む挟持
力SPを設定する。また、チャッキング点Rを掴むまで
の時間AR、チャッキング点Rからチャッキング点Sを
掴むまでの時間ASを測定する。そして、これらの測定
データをプロブラマブルコントローラに入力する。同様
にして個々の形状と容積が異なる複数の鋳型枠33のデ
ータを入力する。
【0059】一方、型抜工程の直前工程に検知手段57
を設置する。たとえば図12に示すように光電スイッチ
57をクランプ機構10の吊下部11の下端に設置し、
CPUと接続する構成とする。
【0060】しかして、鋳型枠33が型抜工程に入る直
前に検知手段57により鋳型枠33の高さが検知され
る。そして、その高さ信号によりCPUは高さに関連あ
る鋳型枠33のデータを発信し、形状と容積が異なる鋳
型枠33に対して自動的に円滑な反転型抜動作が行なわ
れる。
【0061】また、鋳型枠33のセンターラインSLを
決定するセンターリング機構55は、図13および図1
4に示す構成とすることもできる。
【0062】すなわち、センターリング機構55は長尺
の回転軸60を備える。この回転軸60は、断面H形状
をなし、支持部材61間に掛け渡して設けられるととも
に一端側に回転レバー62を介してエアーシリンダ63
の駆動力が伝えられるようになっている。また、回転軸
60の長さ中心には、スプロケット64が一体に取り付
けされる。このスプロケット64を挟んで回転軸60の
両側には、回転軸60に沿って対でスライドプレート6
5・66が一体に設けられている。各スライドプレート
65・66は、内壁にローラチェーン67が固定され、
このローラチェーン67と前記スプロケット64が噛み
合い、スプロケット64を中心として回転軸60の軸方
向に互いに逆向きにスライド可能になっている。各スラ
イドプレート65・66の外端には、センターリングバ
ー69がそれぞれ取り付けされている。センターリング
バー69は、回転軸60が回転するとき水平位置と垂直
位置に変位可能であって水平位置で鋳型枠33を挟む様
になっている。また、一方のスライドプレート65に
は、駆動用のエアーシリンダ70の一端が取り付けされ
ている。
【0063】しかして、鋳型枠33のセンターラインを
決定するとき、回転軸60を回転してセンターリングバ
ー69を水平とし、たとえばトラバーサ53上の鋳型枠
33を挟み得る状態とする。それから、エアーシリンダ
70を駆動して一方のスライドプレート65を移動する
と、スプロケット64を介して他方のスライドプレート
66が逆向きに移動し、センターリングバー69で鋳型
枠33を移動させながらセンターリングバー69の間隔
を狭めて鋳型枠33を挟む。そして、たとえばスプロケ
ット64の位置あるいは所定の中心点表示に合わせて鋳
型枠33の長さ方向と交差するセンターラインSLを決
定する。
【0064】このようにセンターリング機構55は、ス
プロケット64とローラチェーン67を組み合わせる構
成としたので、従来のラックとピニオンの組み合わせの
構成に比べて砂塵による悪影響を受けることが少なく、
円滑に鋳型枠33のセンターリングを決定することがで
きる。
【0065】
【発明の効果】以上のことから、本発明の造型装置によ
れば、自硬性鋳型を型抜きするとき、鋳型から離れる部
位の鋳型枠をクランプ機構で挟持し、流体を導入して押
出機構により自硬性鋳型を押し出すので、たとえば木製
の鋳型枠にあっても変形を生じにくくなって型抜性をよ
くしかつ押出機構により円滑容易に型抜を行なうことが
できる。そして、従来のように木ハンマーで叩いて鋳型
の寸法精度が低下したり、衝撃により木製の模型が損傷
してその耐用年数が著しく短くなったりすることを防止
することができる。また、生産速度や生産ピッチを遅ら
せることなく造型ラインに組み込むことができ、生産性
の向上を図ることができる。
【0066】加えて、請求項2〜4記載の造型装置によ
れば、挟持位置や挟持力を変えることにより型抜き時に
おける鋳型枠の変形を極力少なくすることができる。
【0067】さらに加えて請求項13、14記載の造型
装置によれば、鋳型枠の高さ寸法を検知手段で検知する
とともにこの鋳型枠に対応する関連データに基づいて自
動的に円滑な反転型抜き動作がなされるので、個々の形
状と容積の異なる各種鋳型枠の造型が可能となり、これ
らの生産性を高めることができる。
【0068】さらに加えて請求項15記載の造型方法に
よれば、鋳型枠の反転後に挟持位置を定盤部に変え、流
体を導入して押出機構により自硬性鋳型を押し出すの
で、型抜き時における鋳型枠の変形を少なくして生産性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る造型装置の一実施の形態
で、鋳型枠を挟持した状態における要部の概略構成図で
ある。
【図2】図2は、図3中矢印方向から見た概略図であ
る。
【図3】図3は、造型装置を組み込んだ造型ライン全体
のレイアウトを示す斜視図である。
【図4】図4は、反転機構の断面図である。
【図5】図5は、図4から移動した状態を示す反転機構
の断面図である。
【図6】図6は、鋳型枠を下から見て示す外観斜視図で
ある。
【図7】図7は、押出機構の断面図である。
【図8】図8は、型抜き時の説明図である。
【図9】図9は、鋳型枠の側面図である。
【図10】図10は、硬化完了後の鋳型枠の断面図であ
る。
【図11】図11(a)〜(i)は、型抜状況を説明す
る状況説明図である。
【図12】図12は、鋳型枠の各種データを入力する説
明図である。
【図13】図13は、センタリング機構の平面図であ
る。
【図14】図14は、図13のC−C線に沿った概略断
面図である。
【符号の説明】
10 クランプ機構 11 吊下部 12 チャッキングアタッチメント 13 リフター 20 反転機構 21 シリンダ 26・27 ピストン 28 ラック 29 ピニオン 30 伝達部材 32 押出機構 33 鋳型枠 34 鋳枠部 35 定盤部 36 模型 37 エアーチャンバー 39 ダイヤフラム 41 押出棒 42 戻しバネ 55 センタリング機構 57 検知手段(光電スイッチ) 60 回転軸 64 スプロケット 65・66 スライドプレート 67 ローラチェーン 69 センタリングバー 70 駆動手段(エアーシリンダ)
フロントページの続き (72)発明者 井出 巧 神奈川県相模原市田名5988−1 Fターム(参考) 4E094 AA83 AB01 BB01 BB31 CC32

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳型枠を反転して型抜きする自硬性鋳型
    の造型装置において、 反転した後に鋳型から離れる部位の鋳型枠を挟持するク
    ランプ機構と、 前記離れる部位を挟持したときに流体を導入して鋳型枠
    から鋳型を押し出す押出機構を備えてなることを特徴と
    する自硬性鋳型の造型装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自硬性鋳型の造型装置に
    おいて、前記鋳型から離れる部位が鋳型枠の定盤部であ
    ることを特徴とする自硬性鋳型の造型装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自硬性鋳型の造型装置に
    おいて、前記鋳型から離れる部位以外の鋳型枠が反転前
    に前記クランプ機構で反転自在に挟持されてなることを
    特徴とする自硬性鋳型の造型装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自硬性鋳型の造型装置に
    おいて、前記鋳型から離れる部位以外の鋳型枠の挟持力
    より弱い挟持力で前記鋳型から離れる部位の鋳型枠が挟
    持されてなることを特徴とする自硬性鋳型の造型装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の自硬性鋳型の造型装置に
    おいて、前記流体がエアーまたは水であることを特徴と
    する自硬性鋳型の造型装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の自硬性鋳型の造型装置に
    おいて、前記押出機構は流体圧により作動して鋳型を押
    し出すロッドを備えてなることを特徴とする自硬性鋳型
    の造型装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の自硬性鋳型の造型装置に
    おいて、前記押出機構はエアー圧で鋳型を押し出すこと
    を特徴とする自硬性鋳型の造型装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の自硬性鋳型の造型装置に
    おいて、前記押出機構は、模型を固定する定盤部の外面
    に取付け可能な形態をなし、空気の吹込口を有するエア
    ーチャンバーと、このエアーチャンバーに空気を入れた
    とき中央部が膨らみ空気を抜いたとき中央部が凹む上下
    往復運動するように周辺部をエアーチャンバーに固定さ
    れたダイヤフラムと、このダイヤフラムの上下往復運動
    に連動して前進し後退する押出棒と、この押出棒の外側
    に捲装された戻しバネを備えてなることを特徴とする自
    硬性鋳型の造型装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4のいずれかに記載の自硬性
    鋳型の造型装置において、前記鋳型枠は長手方向と交差
    するセンターライン上を挟持されることを特徴とする自
    硬性鋳型の造型装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の自硬性鋳型の造型装置
    において、前記鋳型枠のセンターラインを決定するセン
    ターリング機構を前記クランプ機構の手前に配設してな
    ることを特徴とする自硬性鋳型の造型装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の自硬性鋳型の造型装
    置において、前記センターリング機構は、長尺の回転軸
    と、回転軸の長さ中心部に一体に取り付けされたスプロ
    ケットと、スプロケットと噛み合って回転軸の両側に対
    で設けられスプロケットを中心として回転軸の軸方向に
    互いに逆向きにスライド可能なスライドプレートと、各
    スライドプレートの外端に取り付けされて回転軸が回転
    するとき水平位置と垂直位置に変位可能であって水平位
    置のとき鋳型枠を挟むセンターリングバーと、前記スラ
    イドプレートの一方に取り付けされてこのスライドプレ
    ートをスライドさせる駆動手段を備えてなることを特徴
    とする自硬性鋳型の造型装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の自硬性鋳型の造型装
    置において、前記スライドプレートの内壁にスプロケッ
    トと噛み合うローラチェーンを固定してなることを特徴
    とする自硬性鋳型の造型装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の自硬性鋳型の造型装置
    において、鋳型枠の高さ寸法を検知する検知手段と、検
    知した高さ寸法に対応する鋳型枠の関連データに基づい
    て反転型抜き動作を制御する制御手段を備えてなること
    を特徴とする自硬性鋳型の造型装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の自硬性鋳型の造型装
    置において、前記検知手段は光電スイッチであることを
    特徴とする自硬性鋳型の造型システム。
  15. 【請求項15】 鋳型枠を挟持して反転する反転工程
    と、鋳型の自重が働く鋳型枠の反転後に挟持位置を定盤
    部に変更して挟持する挟持変更工程と、定盤部を挟持し
    たときに流体を導入して流体圧の作用により鋳型枠から
    鋳型を押し出す押出工程を備えてなることを特徴とする
    自硬性鋳型の造型方法。
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