JP2000061578A - 鋳物砂加熱再生炉及び鋳物砂加熱再生システム - Google Patents

鋳物砂加熱再生炉及び鋳物砂加熱再生システム

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JP2000061578A
JP2000061578A JP10236837A JP23683798A JP2000061578A JP 2000061578 A JP2000061578 A JP 2000061578A JP 10236837 A JP10236837 A JP 10236837A JP 23683798 A JP23683798 A JP 23683798A JP 2000061578 A JP2000061578 A JP 2000061578A
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heating
sand heating
regeneration
furnace
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JP10236837A
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Hikari Kazami
光 風見
Susumu Uchida
進 内田
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単となり、設備費が安く、また、硅
砂の破砕、細粒化が起こらず、品質が悪化せず、そし
て、不純物の除去率が高く、再生率が向上し、更に、熱
効率が非常に高く、ランニングコストが安く、また、鋳
型砂の破砕等の前処理なしで再生処理ができ、そして、
設置スペースが小さくでき、連続処理が可能で、自動化
が容易である鋳物砂加熱再生炉及び鋳物砂加熱再生シス
テムを提供する。 【解決手段】 熱源部3と、炉体2と、を具備する鋳物
砂加熱再生炉1において、鋳物砂91をのせるロストル
4を備える。熱源部3は、ガスバーナである。脱臭装置
6、熱交換器7及び集塵装置8を備えて、鋳物砂加熱再
生システムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳物砂加熱再生炉
及び鋳物砂加熱再生システムであり、特に、鋳物砂加熱
再生炉及び鋳物砂加熱再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳物砂の再生方法として、大きく
分けて水洗方式、機械式、加熱方式の3つが知られてい
る。水洗式は、鋳物砂を撹拌しながら洗浄剤で水洗する
方法である。機械式は、鋳物砂に振動、衝撃を与えて粉
砕した後、さらに砂粒子同士または砥石などとの摩擦に
よって機械的に表面の不純物を取り除く方法である。加
熱方式は、鋳物砂を流動層加熱炉等を用いて加熱し、結
合剤の強度を低下させて砂粒子に粉砕した後、機械的に
表面の不純物を取り除く方法である。
【0003】しかしながら、従来技術には、以下の問題
点が生じていた。水洗式は、結合剤の種類が限らてお
り、また、設備費、ランニングコストも高い。また、機
械的に表面の不純物を除去する場合、不純物の除去を十
分行うことが困難であり、鋳物砂として再利用した際、
製品に悪影響を与えていた。そして、機械的に不純物を
除去するため、硅砂の破砕、細粒化などによる品質劣化
が生じてしまう。更に、加熱処理を行う場合にも、加熱
が不十分であると製品の品質低下につながるため、高温
で長時間加熱する必要がある。また、流動層炉を用いる
場合、送風動力のコストがかかることと、投入のために
予備粉砕などの前処理を行う必要があった。さらに、設
備が大型化してしまうため、イニシャル・ランニングと
も高い。このように、従来の方法では、容易にかつ安価
に再生処理を行うことが難しく、使用した鋳物砂は産業
廃棄物として廃棄する場合が多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
問題点を解決するものであり、構造が簡単となり、設備
費が安く、また、硅砂の破砕、細粒化が起こらず、品質
が悪化せず、そして、不純物の除去率が高く、再生率が
向上し、更に、熱効率が非常に高く、ランニングコスト
が安く、また、鋳物砂の破砕等の前処理なしで再生処理
ができ、そして、設置スペースが小さくでき、連続処理
が可能で、自動化が容易である鋳物砂加熱再生炉及び鋳
物砂加熱再生システムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱源部と、燃
焼室を有する炉体と、を具備する鋳物砂加熱再生炉にお
いて、鋳物砂をのせるロストルを備える鋳物砂加熱再生
炉である。
【0006】また、本発明は、上記熱源部は、上記炉体
に直接取付けた燃焼装置である鋳物砂加熱再生炉であ
る。
【0007】そして、本発明は、上記燃焼装置は、ガス
バーナである鋳物砂加熱再生炉である。
【0008】更に、本発明は、上記熱源部は、外部燃焼
装置である鋳物砂加熱再生炉である。
【0009】また、本発明は、上記燃焼室は、上記外部
燃焼装置からの燃焼ガス又は高温ガスを導入するガス導
入口を有する鋳物砂加熱再生炉である。
【0010】そして、本発明は、上記ロストルは、燃焼
室の上部に設けられている鋳物砂加熱再生炉である。
【0011】更に、本発明は、上記ロストルは、梁、
管、格子又は穿孔板からなる鋳物砂加熱再生炉である。
【0012】また、本発明は、上記ロストルは、アーチ
状である鋳物砂加熱再生炉である。
【0013】そして、本発明は、上記ロストルは、内部
に流体が流れる空隙を有する鋳物砂加熱再生炉である。
【0014】更に、本発明は、上記流体は、燃焼用空気
である鋳物砂加熱再生炉である。
【0015】また、本発明は、上記ロストルの上には、
耐熱性のメッシュ又は金網を有する鋳物砂加熱再生炉で
ある。
【0016】そして、本発明は、上記ロストルの上部に
は、鋳物砂の投入口が設けられている鋳物砂加熱再生炉
である。
【0017】更に、本発明は、上記鋳物砂の投入口は、
その大きさが投入装置の投入口と等しい鋳物砂加熱再生
炉である。
【0018】また、本発明は、上記鋳物砂の投入口は、
炉体天井に設けられ、そして、開閉可能な扉を有する開
口である鋳物砂加熱再生炉である。
【0019】そして、本発明は、上記投入口は、途中か
ら大きさを拡大している鋳物砂加熱再生炉である。
【0020】更に、本発明は、上記ロストルの上部に
は、排気口が設けられている鋳物砂加熱再生炉である。
【0021】また、本発明は、上記燃焼室は、下部に再
生砂排出口を有する鋳物砂加熱再生炉である。
【0022】そして、本発明は、上記再生砂排出口に
は、排出口扉を有する鋳物砂加熱再生炉である。
【0023】更に、本発明は、上記排出口扉の開度は、
制御されている鋳物砂加熱再生炉である。
【0024】また、本発明は、上記排出口扉の開度は、
バネ又は錘の閉止力の変化で制御されている鋳物砂加熱
再生炉である。
【0025】そして、本発明は、上記燃焼室は、底部が
再生砂排出口に向かって低くなる形状である鋳物砂加熱
再生炉である。
【0026】更に、本発明は、上記熱源部は、燃焼室の
中心軸からずれた位置に取付けられている鋳物砂加熱再
生炉である。
【0027】また、本発明は、上記燃焼室は、横断面が
円形又は多角形である鋳物砂加熱再生炉である。
【0028】そして、本発明は、鋳物砂加熱再生炉と、
必要に応じて脱臭装置、熱交換器、及び集塵装置のうち
の1又は2以上と、を具備する鋳物砂加熱再生システム
において、前記鋳物砂加熱再生炉は、上記鋳物砂加熱再
生炉である鋳物砂加熱再生システムである。
【0029】更に、本発明は、上記熱交換器は、排ガス
と燃焼用空気との熱交換を行う鋳物砂加熱再生システム
である。
【0030】また、本発明は、上記熱交換器は、再生砂
容器内に設置される鋳物砂加熱再生システムである。
【0031】そして、本発明は、排気温度を検出し、燃
焼装置の燃焼量又は空気比を制御する鋳物砂加熱再生シ
ステムである。
【0032】更に、本発明は、排気温度を検出し、高温
ガスの流量又は温度を制御する鋳物砂加熱再生システム
である。
【0033】また、本発明は、排気温度を検出し、鋳物
砂充填量を推測し、鋳物砂の投入時期を指示し、又は鋳
物砂の自動投入装置を制御する鋳物砂加熱再生システム
である。
【0034】そして、本発明は、排気温度を測定し、脱
臭バーナ又は脱臭装置を制御する鋳物砂加熱再生システ
ムである。
【0035】更に、本発明は、ロストル下面の温度を測
定し、燃焼装置の燃焼量又は空気比を制御する鋳物砂加
熱再生システムである。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態を説明
する。本発明の鋳物砂加熱再生炉及び鋳物砂加熱再生シ
ステムについて、図1〜図10を用い、実施例により説
明する。図1は、実施例の鋳物砂加熱再生炉の説明図で
ある。図2は、実施例の鋳物砂加熱再生炉におけるロス
トルの例の説明図である。図3は、実施例の鋳物砂加熱
再生炉におけるアーチ型ロストルの説明図である。図4
は、実施例の鋳物砂加熱再生炉における冷却型ロストル
の説明図である。図5は、実施例の鋳物砂加熱再生炉に
おけるロストルでの燃焼用空気予熱の一例の説明図であ
る。図6は、実施例の鋳物砂加熱再生炉におけるガスバ
ーナの取付けの一例の説明図である。図7は、実施例の
鋳物砂加熱再生炉における燃焼室の一例の説明図であ
る。図8は、実施例の鋳物砂加熱再生炉における燃焼用
空気の予熱の一例の説明図である。図9は、実施例の鋳
物砂加熱再生炉における排出口扉の説明図である。図1
0は、実施例の鋳物砂加熱再生システムの説明図であ
る。
【0037】実施例1を説明する。本実施例は、鋳物砂
加熱再生炉であり、その概略図を図1に示す。本実施例
の鋳物砂加熱再生炉1は、ガスバーナ3と、炉体2と、
ロストル4と、を備えている。ガスバーナ3は、熱源部
であり、炉体内部に燃焼ガスを供給する。炉体2は、鋳
物砂の投入口21、排気口22、再生砂排出口23、燃
焼室26等を有しており、内部にガスバーナ3、ロスト
ル4を収納し、そして、ガスバーナ3の発生する燃焼ガ
スの熱を利用し、ロストル4の上に乗せた鋳物砂91を
加熱する。なお、ガスバーナを燃焼室26に直接取付け
ると、燃焼室内でも燃料の燃焼が行われる。また、熱源
部として、外部燃焼装置を使用し、燃焼ガスを燃焼室2
6に導入することもできる。燃焼ガスの代りに加熱され
た高温空気等の高温ガスを使用することも可能である。
【0038】ロストル4は、図2に示すように、炉体中
間部に耐熱性の材質で一体に又は別体に作製され、そし
て、所定の間隔をもって並べられた梁(図2a参照)、
管又は格子(図2b参照)あるいは所定の大きさの孔
(図2c参照)を設けた板状体等を使用する。ロストル
4を、図3に示すように、アーチ状にすると、荷重に対
して強い構造となる。また、ロストル4は、図4に示す
ように、内部に流体を流して冷却する構造としても良
い。これによって、ロストル4の材質を耐熱性の低いも
のとすることができる。更に、図5に示すように、燃焼
用空気を送風機31により送風し、ロストル4内部を通
過させてロストル4を冷却すると同時に、燃焼用空気を
予熱する構造としても良い。
【0039】ロストル4下部は、炉体の燃焼室26であ
り、底部に再生砂排出口23を設ける。燃焼室26底部
は、再生砂排出口23に向かって低くなるような形状と
し、燃焼室26底部に落下した再生砂92が排出口23
に集まるような構造とする。
【0040】燃焼室26にガスバーナ3を直接取付ける
か、外部に燃焼装置(図示しない。)を設けて燃焼ガス
又は高温ガスを燃焼室26に設けたガス導入口より導入
する構造とすることもできる。その際、燃焼装置3又は
ガス導入口を、図6に示すように、燃焼室26の中心軸
からずらして設置するのが好ましい。これにより、燃焼
ガス又は高温ガスが燃焼室26内を旋回するような構造
となり、ロストル4上部の鋳物砂91が均一に、また効
率的に加熱される。
【0041】燃焼室26横断面を、図7に示すように、
円形(図7a参照)又は頂角が大きくなるような多角形
(図7b参照)とすると、導入した燃焼ガス又は高温ガ
スの旋回を促進することができる。
【0042】ロストル4上部に鋳物砂91を充填する。
このとき、鋳物砂91は鋳型形状を保持しているため、
ロストル4の梁間隔、格子間隔、穴径に応じた大きさの
鋳物砂をロストル4上に保持できるようになっている。
また、ロストル4上に耐熱性のメッシュ又は金網(図示
していない)を設置しても良い。これにより、より細か
い鋳物砂91を保持することが可能になり、破砕した鋳
物砂91でも同時に処理することが可能になる。
【0043】鋳物砂の投入口21は、フォークリフトの
バスケット等の投入装置(図示していない)の投入口に
合わせた大きさとしても良く、また、炉体天井に開閉可
能な扉を有する開口を設けて鋳物砂の投入口とする(図
示していない)ことも可能であり、その際、炉体の途中
から拡大することで、鋳物砂の投入口が大きくなって
も、炉体幅及びロストル幅を小さくしたり、処理量や設
置場所等に合わせて炉体の大きさを調整することができ
る。
【0044】ロストル4上の鋳物砂91は、導入された
燃焼ガス又は高温ガスによって加熱されるため、鋳物砂
91の結合剤強度が低下し、粒子化した硅砂等の再生砂
92は、ロストル4下部の燃焼室26に連続的に流出す
る。そして、流出した再生砂92は、燃焼ガス又は高温
ガス中を通過して排出口23に達するため、再生砂92
表面の不純物を効果的に除去することができる。鋳物砂
91は、結合剤強度が低下する温度で粒子化して燃焼室
26側に落下するため、ロストル4上で必要以上に加熱
されることはなく、クリンカー(融解して塊状になった
もの)が生成されることはない。
【0045】排出口23から連続的に流出する再生砂9
2は高温であるため、図8に示すように、再生砂92を
入れる再生砂容器5内に熱交換器7を設置し、燃焼用空
気を予熱する構造としても良い。
【0046】再生砂排出口23に取付けた扉24の開度
を、図9に示すように、変化させて再生砂排出量を制御
することで、砂の燃焼室26滞留時間を制御し、処理具
合を変えることが可能な構造としても良い。また、再生
砂排出口23に、図9に示すように、バネ25a(図9
a参照)又は重り25b(図9b参照)等を用いて、あ
る閉止力をもった扉24を設け、その閉止力を変化させ
ることで、砂の排出量を制御する構造としても良い。
【0047】実施例2を説明する。本実施例は、鋳物砂
加熱再生システムである。このシステムは、図10に示
すように、鋳物砂加熱再生炉1と、脱臭装置6と、熱交
換器7と、集塵装置8と、を具備している。鋳物砂加熱
再生炉1は、例えば実施例1で説明した鋳物砂加熱再生
炉1を使用する。脱臭装置6は、鋳物砂加熱再生炉1か
らの排ガスの悪臭等を除去する。熱交換器7は、排ガス
の有する熱を燃焼用空気で冷却するとともに、燃焼用空
気を予熱する。集塵装置8は、排ガス中の塵埃等を除去
する。なお、脱臭装置6、熱交換器7及び集塵装置8
は、それぞれ必要なときに使用されるものであり、一部
を省略した鋳物砂加熱再生システムとすることは可能で
ある。
【0048】本実施例の鋳物砂加熱再生システムにおい
て、排気温度を測定し、燃焼装置の燃焼量又は空気比を
制御したり、高温ガスの流量や温度を制御しても良い。
また、排気温度を測定して、鋳物砂充填量を推測し、鋳
物砂の投入時期を指示したり、鋳物砂の自動投入装置の
制御に用いても良い。そして、排気温度を測定し、脱臭
バーナ等の脱臭装置6の制御に用いても良い。更に、ロ
ストル4の加熱を防ぐため、ロストル4下面の温度を測
定し、燃焼量又は空気比を制御する構造としても良い。
【0049】以上説明したように、本実施例の鋳物砂加
熱再生炉及び鋳物砂加熱再生システムは、従来の方法と
比較して、構造が簡単となり、設備費が安くできる。ま
た、機械的に不純物を除去する方法と比較して、硅砂の
破砕、細粒化が起こらず、品質が悪化しない。そして、
高温で硅砂を加熱できるため、不純物の除去率が高く、
再生率が向上する。更に、燃焼ガス又は高温ガスはロス
トル上部に充填された鋳物砂を予熱しながら排気口に達
し、排気口からは低い温度で放出されるため、熱効率が
非常に高く、ランニングコストが安い。また、鋳物砂の
破砕などの前処理なしで再生処理ができる。そして、複
数の処理をする必要がなく、手間、コストの面から有利
である。更に、他の処理方法と比較して設置スペースが
小さくできる。また、連続処理が可能で、自動化が容易
である。そして、使用済み鋳物砂の処理費用を安くで
き、再生率を向上させて、新規購入砂量を低減でき、産
廃棄処理費用が抑えられる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、構造が簡単となり、設
備費が安く、また、硅砂の破砕、細粒化が起こらず、品
質が悪化せず、そして、不純物の除去率が高く、再生率
が向上し、更に、熱効率が非常に高く、ランニングコス
トが安く、また、鋳物砂の破砕などの前処理なしで再生
処理ができ、そして、設置スペースが小さくでき、連続
処理が可能で、自動化が容易である鋳物砂加熱再生炉及
び鋳物砂加熱再生システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の鋳物砂加熱再生炉の説明図。
【図2】実施例の鋳物砂加熱再生炉におけるロストルの
例の説明図。
【図3】実施例の鋳物砂加熱再生炉におけるアーチ型ロ
ストルの説明図。
【図4】実施例の鋳物砂加熱再生炉における冷却型ロス
トルの説明図。
【図5】実施例の鋳物砂加熱再生炉におけるロストルで
の燃焼用空気予熱の一例の説明図。
【図6】実施例の鋳物砂加熱再生炉におけるガスバーナ
の取付けの一例の説明図。
【図7】実施例の鋳物砂加熱再生炉における燃焼室の一
例の説明図。
【図8】実施例の鋳物砂加熱再生炉における燃焼用空気
の予熱の一例の説明図。
【図9】実施例の鋳物砂加熱再生炉における排出口扉の
説明図。
【図10】実施例の鋳物砂加熱再生システムの説明図。
【符号の説明】
1 鋳物砂加熱再生炉 2 炉体 21 投入口 22 排気口 23 排出口 24 排出口扉 25a 扉バネ 25b 扉重し 26 燃焼室 3 ガスバーナ 31 送風機 4 ロストル 5 再生砂容器 6 脱臭装置 7 熱交換器 8 集塵装置 91 鋳物砂 92 再生砂

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源部と、燃焼室を有する炉体と、を具
    備する鋳物砂加熱再生炉において、 鋳物砂をのせるロストルを備えることを特徴とする鋳物
    砂加熱再生炉。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鋳物砂加熱再生炉におい
    て、 上記熱源部は、上記炉体に直接取付けた燃焼装置である
    ことを特徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の鋳物砂加熱再生炉におい
    て、 上記燃焼装置は、ガスバーナであることを特徴とする鋳
    物砂加熱再生炉。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の鋳物砂加熱再生炉におい
    て、 上記熱源部は、外部燃焼装置であることを特徴とする鋳
    物砂加熱再生炉。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の鋳物砂加熱再生炉におい
    て、 上記燃焼室は、上記外部燃焼装置からの燃焼ガス又は高
    温ガスを導入するガス導入口を有することを特徴とする
    鋳物砂加熱再生炉。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の鋳
    物砂加熱再生炉において、 上記ロストルは、燃焼室の上部に設けられていることを
    特徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の鋳
    物砂加熱再生炉において、 上記ロストルは、梁、管、格子又は穿孔板からなること
    を特徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の鋳
    物砂加熱再生炉において、 上記ロストルは、アーチ状であることを特徴とする鋳物
    砂加熱再生炉。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の鋳
    物砂加熱再生炉において、 上記ロストルは、内部に流体が流れる空隙を有すること
    を特徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の鋳物砂加熱再生炉にお
    いて、 上記流体は、燃焼用空気であることを特徴とする鋳物砂
    加熱再生炉。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    の鋳物砂加熱再生炉において、 上記ロストルの上には、耐熱性のメッシュ又は金網を有
    することを特徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の鋳物砂加熱再生炉において、 上記ロストルの上部には、鋳物砂の投入口が設けられて
    いることを特徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の鋳物砂加熱再生炉に
    おいて、 上記鋳物砂の投入口は、その大きさが投入装置の投入口
    と等しいことを特徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の鋳物砂加熱再生炉に
    おいて、 上記鋳物砂の投入口は、炉体天井に設けられ、そして、
    開閉可能な扉を有する開口であることを特徴とする鋳物
    砂加熱再生炉。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の鋳物砂加熱再生炉に
    おいて、 上記投入口は、途中から大きさを拡大していることを特
    徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか1項に記載
    の鋳物砂加熱再生炉において、 上記ロストルの上部には、排気口が設けられていること
    を特徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16のいずれか1項に記載
    の鋳物砂加熱再生炉において、 上記燃焼室は、下部に再生砂排出口を有することを特徴
    とする鋳物砂加熱再生炉。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の鋳物砂加熱再生炉に
    おいて、 上記再生砂排出口には、排出口扉を有することを特徴と
    する鋳物砂加熱再生炉。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の鋳物砂加熱再生炉に
    おいて、 上記排出口扉の開度は、制御されていることを特徴とす
    る鋳物砂加熱再生炉。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の鋳物砂加熱再生炉に
    おいて、 上記排出口扉の開度は、バネ又は錘の閉止力の変化で制
    御されていることを特徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  21. 【請求項21】 請求項17〜20のいずれか1項に記
    載の鋳物砂加熱再生炉において、 上記燃焼室は、底部が再生砂排出口に向かって低くなる
    形状であることを特徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  22. 【請求項22】 請求項1〜21のいずれか1項に記載
    の鋳物砂加熱再生炉において、 上記熱源部は、燃焼室の中心軸からずれた位置に取付け
    られていることを特徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  23. 【請求項23】 請求項1〜22のいずれか1項に記載
    の鋳物砂加熱再生炉において、 上記燃焼室は、横断面が円形又は多角形であることを特
    徴とする鋳物砂加熱再生炉。
  24. 【請求項24】 鋳物砂加熱再生炉と、必要に応じて脱
    臭装置、熱交換器、及び集塵装置のうちの1又は2以上
    と、を具備する鋳物砂加熱再生システムにおいて、 前記鋳物砂加熱再生炉は、請求項1〜23のいずれか1
    項に記載の鋳物砂加熱再生炉であることを特徴とする鋳
    物砂加熱再生システム。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の鋳物砂加熱再生シス
    テムにおいて、 上記熱交換器は、排ガスと燃焼用空気との熱交換を行う
    ことを特徴とする鋳物砂加熱再生システム。
  26. 【請求項26】 請求項24記載の鋳物砂加熱再生シス
    テムにおいて、 上記熱交換器は、再生砂容器内に設置されることを特徴
    とする鋳物砂加熱再生システム。
  27. 【請求項27】 請求項24〜26のいずれか1項に記
    載の鋳物砂加熱再生システムにおいて、 排気温度を検出し、燃焼装置の燃焼量又は空気比を制御
    することを特徴とする鋳物砂加熱再生システム。
  28. 【請求項28】 請求項24〜26のいずれか1項に記
    載の鋳物砂加熱再生システムにおいて、 排気温度を検出し、高温ガスの流量又は温度を制御する
    ことを特徴とする鋳物砂加熱再生システム。
  29. 【請求項29】 請求項24〜26のいずれか1項に記
    載の鋳物砂加熱再生システムにおいて、 排気温度を検出し、鋳物砂充填量を推測し、鋳物砂の投
    入時期を指示し、又は鋳物砂の自動投入装置を制御する
    ことを特徴とする鋳物砂加熱再生システム。
  30. 【請求項30】 請求項24〜26のいずれか1項に記
    載の鋳物砂加熱再生システムにおいて、 排気温度を測定し、脱臭バーナ又は脱臭装置を制御する
    ことを特徴とする鋳物砂加熱再生システム。
  31. 【請求項31】 請求項24〜30のいずれか1項に記
    載の鋳物砂加熱再生システムにおいて、 ロストル下面の温度を測定し、燃焼装置の燃焼量又は空
    気比を制御することを特徴とする鋳物砂加熱再生システ
    ム。
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