JP2000061225A - エアクリーナー用濾材 - Google Patents

エアクリーナー用濾材

Info

Publication number
JP2000061225A
JP2000061225A JP23620798A JP23620798A JP2000061225A JP 2000061225 A JP2000061225 A JP 2000061225A JP 23620798 A JP23620798 A JP 23620798A JP 23620798 A JP23620798 A JP 23620798A JP 2000061225 A JP2000061225 A JP 2000061225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
filter medium
dust
inner layer
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23620798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3653395B2 (ja
Inventor
Takuya Yagata
卓哉 矢形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Vilene Co Ltd
Original Assignee
Japan Vilene Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Vilene Co Ltd filed Critical Japan Vilene Co Ltd
Priority to JP23620798A priority Critical patent/JP3653395B2/ja
Publication of JP2000061225A publication Critical patent/JP2000061225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3653395B2 publication Critical patent/JP3653395B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲の粒径の塵埃を効率的
に捕集し、特にカーボンダストなどの比較的小さな粒径
の塵埃の保持量に優れ、結果として使用寿命の長いエア
クリーナー用濾材を提供すること。 【解決手段】 少なくとも内層と外層とを含
む複数の繊維層が積層一体化されたエアクリーナー用濾
材であって、前記内層が繊維径15〜68μmのステー
プル繊維と繊維径0.5〜10μmの長繊維とで構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエアクリーナー用
濾材、特に自動車のエアクリーナーに用いるための濾材
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、自動車のエンジンは外気を
取り込んで燃料との混合気とし、爆発燃焼させることに
よって動力を発生する。このため、外気取込みに際して
大気中に含まれる塵埃を捕集し、清浄な空気を供給する
ためにエアクリーナー用濾材(以下、単に濾材と称す
る)が広く利用されている。係る濾材は、塵埃のうち、
特に砂塵のような比較的粒径の大きな成分のエンジン内
への流入を主目的としていた。近年、特に都市部におい
ては、自動車の排気などから発生するカーボンダストの
ような比較的粒径の小さな塵埃が増加している。従っ
て、エンジンの高性能化を背景に、エアクリーナー用濾
材には、砂塵からカーボンダストまでの幅広い粒径の塵
埃を高効率で濾過捕集するという高度な濾過性能が求め
られている。
【0003】この様な濾過性能を達成するため、塵埃の
粒径に応じた複数の濾過層を備える濾材構造が種々提案
されており、その一例として、特開昭62−27987
1号公報では、各々繊維ウエブで構成される外層(粗
層)、中間層(中間密度層)及び内層(緻密層)からな
る、密度勾配を持った濾材が知られている。この公報で
は、比較的密度の低い外層によって比較的粒径の大きな
塵埃を捕集すると共に、通常、外気導入に際して最下流
側に配置される内層が緻密な構造を採ることによって、
カーボンダストなどの比較的小さな粒径の塵埃をも捕集
する構成となっている。この従来技術では、緻密な内層
を実現するために湿式不織布が用いられているが、内層
に相当する繊維層にバインダなどを適用することによっ
て、所謂、目止めを行う技術も知られている。
【0004】また、他の従来技術として、特開平9−1
92427号公報では、熱接着性疎水性繊維と非熱接着
性疎水性繊維とで構成される繊維層を複数層積層し、例
えば前述した技術と同様に、外層(平均繊度3〜15デ
ニール)、中間層(平均繊度1.5〜6デニール)及び
内層(平均繊度0.7〜4デニール)と、順次に平均繊
度を低く構成した濾材が知られている。この従来技術で
は、実質的にポリオレフィン系やポリエステル系といっ
た疎水性繊維のみで各繊維層を構成し、しかも当該繊維
に付着した油剤を実質的に除去することにより、外気導
入時の空気流によって帯電を生じさせる構成としてい
る。この公報の開示技術を利用することによって、特に
内層において繊維間隙を確保し、濾材全体として密度勾
配を緩やかに設計しても、繊維の帯電を利用して優れた
濾過性能を実現することが期待できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
いずれも外層から内層に至る繊維層が密度勾配を形成す
ることによって、広い粒径範囲の塵埃を捕集しようとす
るものである。その具体的手段は、主として、ほぼ同等
な繊度を有する繊維で各繊維層を構成し、濾材を使用す
る際の空気流方向に従って、順次、繊度の小さな繊維層
を積層するものであった。一般に、繊維を構成する樹脂
が同一で有れば繊度が小さい繊維層ほど繊維1本あたり
の剛性が低くなり、結果として繊維層の厚さがつぶれ易
くなる傾向にある。厚さがつぶれることによって高密度
化が生じ、圧力損失が大きくなるわけであるが、係る構
成では、特に内層の厚さが小さくなることにより比較的
小さな粒径の塵埃保持量が少なくなってしまうという問
題を顕著に生じる。さらに、近年の高性能エンジンで
は、より風量を大きくして燃焼効率向上を図る傾向にあ
るが、従来構成の濾材では、初期圧損を低く設計するこ
とが可能な反面、初期効率も低下してしまい、濾材面積
を大きく採る必要があった。
【0006】また、最近、廃棄物に対する関心が高まっ
ており、このようなエアフィルター用濾材に対してもリ
サイクル可能なものが望まれており、濾材を実質的に単
一の樹脂成分で構成するのが理想とされている。本発明
者は、上述した問題を解決するため、繊度による密度勾
配を形成することなく、比較的小さな粒径の塵埃を効率
的に捕集し、しかも塵埃保持量の大きな濾材を実現すべ
く鋭意検討を重ねた。その結果、前述した内層を構成す
る上で、繊維間隙を大きく採ることができるステープル
繊維に対して、バインダの代わりに微細な長繊維を均一
に分散配置させることにより、初期の捕集効率と塵埃保
持量との双方を満足し得る点に着目し、本発明を完成す
るに至った。
【0007】従って本発明は、広範囲の粒径の塵埃を効
率的に捕集し、特にカーボンダストなどの比較的小さな
粒径の塵埃の保持量に優れ、結果として高風量のエンジ
ンに搭載することが可能な使用寿命の長いエアクリーナ
ー用濾材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、本発明のエアクリーナー用濾材の構成によれば、少
なくとも内層と外層とを含む複数の繊維層が積層一体化
されたエアクリーナー用濾材であって、上述した内層が
繊維径15〜68μmのステープル繊維と繊維径0.5
〜10μmの長繊維とで構成されてなることを要旨とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施に好適な形態
につき説明する。始めに、本発明の濾材に好適な積層形
態につき、図1を参照して説明する。この図から理解で
きるように、本発明の濾材11は、空気流方向Aの上流
側から、外層13、中間層15及び内層17で構成され
る。このうち、外層13は比較的大きな粒径である砂塵
を捕集するのに好適な構成成分であり、通常、面密度3
0〜100g/m2、見かけ密度0.01〜0.05g
/cm3程度の不織布で構成される。また、中間層15
は必須の構成成分ではないが、外層13と内層17との
間の見かけ密度の勾配を緩やかに形成することによっ
て、濾材11全体で塵埃保持の効率化を図る上で好適に
採用されるものである。この中間層15を設ける場合、
複数の繊維層とすることもできる。さらに内層17は、
実用面、即ち、塵埃の保持量を確保し、しかも濾材の過
大な圧力損失を避けるために、その面密度を50g/m
2以上200g/m2以下とするのが好ましい。これら各
層の積層一体化を図るに当たっては、前述した公報にも
開示されるように各層を調製後に一括してニードルパン
チ法を適用することができ、より好ましくは各繊維層を
構成するステープル繊維として熱接着性繊維を用い、所
定の加熱手段によって層間を接着するのが好ましい。
【0010】次いで、本発明の内層の製造技術の一例に
ついて、図を参照して説明する。図2は、内層を形成す
るに好適な機械装置を概略的に示す製造工程図である。
まず、メルトブロー装置用のダイ19によって長繊維2
1が形成される。この長繊維21に対して、開繊機23
によって開繊され、かつ空気流に運ばれたステープル繊
維25が吹き付けられる。然る後、2種類の繊維はコン
ベアーなどの捕集体27上に堆積されて繊維ウエブ29
となった後、熱風ドライヤーや熱ロールなどの加熱手段
31で熱処理することによって、内層17が得られる。
尚、開繊機23としてカード機やガーネット機を使用す
ることもできるが、例えば、本出願人が特開平5−98
13号公報において提案しているように、複数の開繊シ
リンダーをハウジング内に収納し、これらシリンダーを
高速で回転させることにより、空気流によってステープ
ル繊維を所定方向に吹き飛ばし得る装置とするのが好適
である。この様に吹き飛ばされたステープル繊維25が
網状に供給された長繊維21に捕捉された後、捕集体2
7上に堆積された際に、ステープル繊維と長繊維とが均
一に分散混合された状態の繊維ウエブ29が得られる。
【0011】上述した長繊維21を構成する原料樹脂
は、ポリプロピレン系、ポリエチレン系などのポリオレ
フィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリウレタン系樹脂な
ど、種々のものを用いることができるが、0.5μm以
上10μm以下、より好適には0.5μm以上5μm以
下の繊維径を実現し得るポリオレフィン系が特に好まし
い。この長繊維に関する好適繊維径の範囲よりも細い場
合にはショットが多くなり、製造工程上、繊維を形成す
ることが難しいばかりでなく、ステープル繊維25との
均質な混合が難しくなる。また、この範囲を超えて太い
繊維径とした場合には、ステープル繊維によって確保さ
れた繊維間隙に対する長繊維の目止めが有効に機能せ
ず、最終的に得られる濾材において比較的小さな粒径の
塵埃に対する捕集効率の低下を来す場合がある。
【0012】また、ステープル繊維25は、繊維間隙を
保持するために繊維製造工程で延伸処理された剛性に富
むものが好ましい。このようなステープル繊維を構成す
る原料樹脂としては、上記長繊維と同一のものを用いる
こともでき、特に、前述した濾材の強度を確保するた
め、複合型の熱接着性繊維とするのが好適である。この
場合、内層17に配合したのと同様な熱接着性繊維を外
層13や中間層15にも配合しておき、これらの繊維層
を繊維ウエブ29上に載置し、加熱手段31での加熱処
理によって積層一体化するのが好ましい。
【0013】内層を構成するステープル繊維と長繊維と
の割合は、内層の面密度に占める長繊維の重量の割合を
2.5mass%以上40mass%以下とするのが好ましい。
これよりも長繊維の重量割合が大きい場合には圧力損失
の急激な増大を招き、また、当該割合が小さい場合には
塵埃除去の効率が低下してしまう。特に、内層に含まれ
る長繊維を、面密度にして5g/m2以上とすることに
よって、比較的小さな粒径の塵埃を効率的に捕集するこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例につき説明する。尚、
以下の説明では、説明の理解を容易とするため、特定の
構成や数値的条件を例示するが、本発明はこれら実施例
にのみ限定されるものではなく、この発明の目的の範囲
内で設計の変更及び変形を行うことができる。
【0015】実施例 実施例に係る濾材は、図1に示す3層構造を採用した。
まず外層13として、市販のポリエステル繊維(繊度6
デニール(繊維径24.8μm)、繊維長64mm)7
0mass%とポリエステル系の熱接着性繊維(繊度4デニ
ール(繊維径20.2μm)、繊維長51mm)30ma
ss%とを混綿し、カード機によってシート化し、面密度
60g/m2の繊維層を得た。また、中間層15とし
て、上述と同様なポリエステル繊維(繊度2デニール
(繊維径14.3μm)、繊維長51mm)50mass%
とポリエステル系熱接着性繊維(繊度2デニール(繊維
径14.3μm)、繊維長51mm)50mass%とをカ
ード機によってシート化し、面密度90g/m2の繊維
層を得た。さらに、内層17は、市販のポリプロピレン
により繊維径1.2μmの長繊維を面密度20g/m2
で吐出させ、ステープル繊維としてポリオレフィン系の
熱接着性繊維(繊度6デニール(繊維径29.7μ
m)、繊維長64mm)70mass%と、同様なポリオレ
フィン系熱接着性繊維(繊度14デニール(繊維径46
μm)、繊維長76mm)30mass%とを配合して使用
し、面密度130g/m2で上記長繊維に対して吹き飛
ばすことによって、面密度150g/m2に調製した。
これら3つの繊維層にニードルパンチ(針密度30本/
cm2)を施した後、熱接着性繊維に応じた約140℃
の温度で加熱処理を施すことによって積層一体化し、最
終的に面密度約300g/m2、厚さ3.2mmの実施
例に係る濾材を得た。
【0016】比較例 まず、内層17として、レーヨン繊維(繊度1.5デニ
ール(繊維径11.9μm)、繊維長51mm)90ma
ss%とポリエステル繊維(繊度1.5デニール(繊維径
12.4μm)、繊維長38mm)10mass%とを混合
してカード機にかけ、面密度65g/m2の繊維層を得
た。次いで、中間層15として、レーヨン繊維(繊度
1.5デニール(繊維径11.9μm)、繊維長51m
m)40mass%と、ポリエステル繊維(繊度1.5デニ
ール(繊維径12.4μm)、繊維長38mm)20ma
ss%と、ポリエステル繊維(繊度3デニール(繊維径1
7.5μm)、繊維長64mm)20mass%と、ポリエ
ステル繊維(繊度6デニール(繊維径24.8μm、繊
維長64mm)20mass%との4種類のステープル繊維
を混合してカード機にかけ、面密度60g/m2の繊維
層を得た。さらに、外層13として、レーヨン繊維(繊
度3デニール(繊維径16.8μm)、繊維長51m
m)15mass%と、ポリエステル繊維(繊度3デニール
(繊維径17.5μm)、繊維長64mm)35mass%
と、ポリエステル繊維(繊度6デニール(繊維径24.
8μm)、繊維長51mm)50mass%との3種類のス
テープル繊維からなる面密度55g/m2の繊維層を得
た。然る後、これら3つの繊維層を順次積層し、実施例
と同様にニードルパンチした後、市販のアクリル酸エス
テル系エマルジョンを含浸付着して130℃で乾燥さ
せ、70g/m2の付着量でバインダによる目止めを行
った。これにより、最終的な面密度約250g/m2
厚さ3.2mmの比較例に係る濾材を得た。
【0017】試験方法 次いで、これら2つの濾材を評価した試験方法につき説
明する。この実施例では、 (1)『初期通気抵抗』 (2)JIS−8種塵埃を用いた『JIS初期効率』 (3)JIS−8種塵埃を用いた『JISフルライフ効
率』 (4)JIS−8種塵埃を用いた塵埃保持率『JIS−D
HC(:dust holdingcapacity)』 (5)軽油燃焼カーボンを用いた『カーボンフルライフ効
率』 (6)軽油燃焼カーボンを用いた塵埃保持率『カーボンD
FC(:dust feedingcapacity)』 の6項目で評価を行った。評価試験は、下記の点を除い
てJIS D 1612「自動車用エアクリーナー試験
方法」に準じて行った。 (a)各濾材を装着する試験用のエアクリーナーエレメ
ントとして、有効濾過面積が1000cm2の平板型の
ものを用いた。 (b)JIS−8種塵埃を用いた試験条件は、塵埃濃度
1g/m3及び風速20m/分とした。 (c)『JIS初期効率』は濾過面積100cm2に対
して、2.00gの割合で塵埃供給した時点での捕集効
率とした。 (d)『JISフルライフ効率』及び『JIS−DH
C』は、初期から通気抵抗が2.94kPa上昇した時
点での値を採用した。 (e)『カーボンフルライフ』の測定は、試験ダストと
して軽油燃焼時に採取したカーボン粒子を用いたこと及
び塵埃濃度0.04g/m2としたことを除いては、J
IS−8種塵埃による『JISフルライフ効率』の測定
と同様に行った。 これら試験結果につき、下記の表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】この表1から理解できるように、JIS初
期効率及びJIS−DHCの測定項目において、実施例
に係る濾材は比較例の濾材特性よりも優れていた。本発
明を適用した実施例の濾材は、この優れた初期効率と塵
埃保持量とによって、同一の風量で有れば、比較例に係
る濾材に比べて濾過面積を小さくすることができ、比較
的風量の大きなエンジンに搭載し得る。
【0020】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、本
発明のエアクリーナー用濾材の構成によれば、繊維間隙
を大きく採ることができるステープル繊維に対して、バ
インダの代わりに微細な長繊維を均一に分散配置させる
ことにより、初期効率と塵埃保持量との双方を満足する
ことができる。従って、本発明の構成を適用することに
より、広範囲の粒径の塵埃を効率的に捕集し、特にカー
ボンダストなどの比較的小さな粒径の塵埃の保持量に優
れ、結果として高風量のエンジンにも対応し得る使用寿
命の長いエアクリーナー用濾材を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適形態の説明に供する概略的断面
図、
【図2】 本発明の好適形態の説明に供する製造工程図
である。
【符号の説明】
11:(エアクリーナー用)濾材、13:外層、15:
中間層、17:内層、19:ダイ、21:長繊維、2
3:開繊機、25:ステープル繊維、27:捕集体、2
9:繊維ウエブ、31:加熱手段、A:空気流方向。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも内層と外層とを含む複数の繊
    維層が積層一体化されたエアクリーナー用濾材であっ
    て、前記内層が繊維径15〜68μmのステープル繊維
    と繊維径0.5〜10μmの長繊維とで構成されてなる
    ことを特徴とするエアクリーナー用濾材。
  2. 【請求項2】 前記内層の面密度に占める長繊維の割合
    が2.5〜40mass%であることを特徴とする請求項1
    に記載のエアクリーナー用濾材。
  3. 【請求項3】 前記ステープル繊維が熱接着性繊維であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエ
    アクリーナー用濾材。
  4. 【請求項4】 前記内層が面密度50〜200g/m2
    であることを特徴とする請求項1〜請求項3に記載のエ
    アクリーナー用濾材。
  5. 【請求項5】 前記内層は前記長繊維を少なくとも5g
    /m2以上含んでなることを特徴とする請求項1〜請求
    項4に記載のエアクリーナー用濾材。
JP23620798A 1998-08-24 1998-08-24 エアクリーナー用濾材 Expired - Fee Related JP3653395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23620798A JP3653395B2 (ja) 1998-08-24 1998-08-24 エアクリーナー用濾材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23620798A JP3653395B2 (ja) 1998-08-24 1998-08-24 エアクリーナー用濾材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000061225A true JP2000061225A (ja) 2000-02-29
JP3653395B2 JP3653395B2 (ja) 2005-05-25

Family

ID=16997374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23620798A Expired - Fee Related JP3653395B2 (ja) 1998-08-24 1998-08-24 エアクリーナー用濾材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3653395B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100405318B1 (ko) * 2000-11-20 2003-11-12 한국바이린주식회사 공기 청정기용 필터 여재와 그 제조방법
JP2004218599A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Kureha Ltd インタンク用フィルター材
JP2009000608A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Toyota Boshoku Corp フィルタ用ろ材、流体ろ過用フィルタ及びエンジン用オイルフィルタ
JP2017047420A (ja) * 2004-11-05 2017-03-09 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド 濾材

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100405318B1 (ko) * 2000-11-20 2003-11-12 한국바이린주식회사 공기 청정기용 필터 여재와 그 제조방법
JP2004218599A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Kureha Ltd インタンク用フィルター材
JP2017047420A (ja) * 2004-11-05 2017-03-09 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド 濾材
JP2009000608A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Toyota Boshoku Corp フィルタ用ろ材、流体ろ過用フィルタ及びエンジン用オイルフィルタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3653395B2 (ja) 2005-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6942711B2 (en) Hydroentangled filter media with improved static decay and method
RU2240856C2 (ru) Фильтр из композиционного материала и способ его изготовлениия
EP1276548B1 (en) Filter media
JP3386170B2 (ja) フィルター装置
KR100508678B1 (ko) 진공 청소기용 집진백 및 여과기
EP1236494B1 (en) Composite filter and method of making the same
CN101952498B (zh) 具有连续颗粒相的复合非织造纤维网及其制备和使用方法
JP5654356B2 (ja) 複合不織布ウェブ並びにこれの製造及び使用方法
KR100412255B1 (ko) 마찰전기적으로 하전된 부직포의 제조 방법
EP2138221B1 (en) Filter medium and filter unit
EP1604717A1 (en) Nonwoven fabric air filter for internal combustion engine
WO2015115418A1 (ja) フィルター用多層ろ材およびその製造方法およびエアーフィルター
JP3802839B2 (ja) フィルター用不織布及びエンジン用フィルター
JPH03185169A (ja) ステープルファイバーを含むウエブおよびその製造方法
JPH11507868A (ja) 複合繊維フィルター
JP2000512900A (ja) 濾過装置及びその製造方法
KR100405318B1 (ko) 공기 청정기용 필터 여재와 그 제조방법
JPWO2018221063A1 (ja) 不織布フィルター
JP2004305853A (ja) キャニスターフィルタ用不織布
JP3653395B2 (ja) エアクリーナー用濾材
JP3573861B2 (ja) エアクリーナー用濾材及びその製造方法
KR100438331B1 (ko) 내연기관 유입공기 정화용 여재 및 그 제조방법
JPH06343809A (ja) エアクリーナー用濾材
CN216825250U (zh) 熔喷针刺梯度复合过滤无纺布
JP2004267828A (ja) 粗塵用フィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050228

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090304

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120304

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120304

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees