JP2000061168A - 発射装置 - Google Patents

発射装置

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JP2000061168A
JP2000061168A JP10238752A JP23875298A JP2000061168A JP 2000061168 A JP2000061168 A JP 2000061168A JP 10238752 A JP10238752 A JP 10238752A JP 23875298 A JP23875298 A JP 23875298A JP 2000061168 A JP2000061168 A JP 2000061168A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 的当て玩具としての発射装置であって、単に
的当てを楽しむだけでなく、意外性や難しさ等のおもし
ろさを兼ね備えた発射装置を提供することを目的とする
ものである。 【解決手段】 発射装置本体1は、球体3と球体3を前
方に向かって発射可能に保持するための保持部材7とか
ら構成され、保持部材7には球体3を発射方向に附勢し
た状態で係止するための係止部が設けられている。係止
部は、保持部材7の後方から操作可能な操作部51を有
しており、操作部51の操作によって球体3の係止を解
除し、球体3を発射することが可能となっている。ま
た、発射装置本体1は、球体3を保持した状態でかろう
じて起立可能な重量バランスで形成されており、発射装
置本体1が倒れることによっても球体3を発射する構造
となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被発射物を発射す
ることができる発射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発射機構を備えた従来の技術を図7に示
す。図7は従来よく知られている銃玩具の構造を示した
ものである。101は銃玩具本体であり、引き金105
を操作すると銃身107内に装着された被発射物103
が発射可能となっているものである。さらに詳しく説明
すると、銃玩具本体101は銃身107を有しており、
銃身107内にはコイルスプリング117が設けられて
いる。コイルスプリング117は、銃口108から挿入
された被発射物103によって圧縮され、被発射物10
3を発射するための力を蓄積させるためのものである。
銃玩具本体101は、さらに引き金105を有してい
る。引き金105は銃玩具本体101内の回動軸115
において軸支されており、引き金105を操作すること
によって、引き金105と一体に形成された係止爪11
3が銃身108内に出没可能に回動する構成となってい
る。上記の構成において、銃身107内に例えば吸盤1
04を先端に取り付けた軸109からなる被発射物10
3を挿入すると、挿入に抗してコイルスプリング117
が圧縮される。さらに軸109の端部付近に形成した溝
状の被係止部111に引き金105と一体に形成された
係止爪113が係合し、銃身107内で被発射物103
を保持することが可能となっている。この状態で引き金
105を操作すると被係止部111と係止爪113の係
合が解除され、蓄積されたコイルスプリング117によ
って被発射物103を発射することが可能となっている
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の銃玩具は、
遊技者が的等の目的物を狙って吸盤の付いた矢等の被発
射物を発射可能としたものであり、遊技者が自分の意志
に基づいて狙いを定め、引き金を操作し矢等を発射する
ものであった。
【0004】上記従来の銃玩具では、遊技者の意志によ
って的を選んだり発射したりするものであって、的に当
たったりあるいは外れたりといった的当てとしてのおも
しろさを有するものである。しかし、当たりあるいは外
れといった結果は、ある程度遊技者の熟練度によって決
定してしまう単純なものであり、意外性という要素の無
い遊びであった。
【0005】本願発明は上記の点に鑑み発明されたもの
であって、的に当てるというおもしろさと、意外性を備
えるとともに、種々の遊びかたができる玩具を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するために以下に示す構成を有する。すなわち、請
求項1記載の発射装置は、 (イ)発射装置本体は、被発射物と被発射物を前方に向
かって発射可能に保持するための保持部材とから構成さ
れていること。 (ロ)保持部材には、被発射物を発射方向に附勢した状
態で係止するための係止部が設けられていること。 (ハ)係止部は保持部材の後方から操作可能な操作部を
有しており、操作部の操作によって被発射物の係止を解
除することが可能となっていること。 (ニ)発射装置本体は、被発射物を保持した状態で起立
しているが、被発射物を保持しない状態では後方に転倒
する重量バランスで形成されていること。
【0007】また、請求項2記載の発射装置は、請求項
1記載の発射装置において、以下に示す構成を有する。
すなわち、 (イ)被発射物は球体であること。 (ロ)係止部は、内部にコイルスプリングを挿通した中
空軸と、一端に鉤部を形成するとともに他端に操作部を
設けた揺動部材とから構成されていること。 (ハ)被発射物には前記中空軸を挿入可能な挿入孔が形
成されており、当該挿入孔内部には前記中空軸内部に挿
入可能な軸部材が設けられていること。 (ニ)軸部材の先端付近には前記揺動部材の鉤部と係合
する被係合部が形成されていること。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
を用いて説明する。まず、本発明の概略を説明すると、
図1は本発明の発射装置の外観を示す斜視図である。1
は発射装置本体であり、発射装置本体1は大きく保持部
材7と保持部材7に保持された球体(被発射物)3とか
ら構成されている。球体3は保持部材7に発射可能に装
着されており、保持部材7の後側に設けた揺動杆51等
からなる揺動部材5を操作することによって発射される
ように構成されている。特に揺動部材5は遊技者の手動
による操作のほか、起立した状態の保持部材7が後側に
倒れたときにも、揺動部材5の揺動杆(操作部)51が
床面等に接地して自重によって操作されることで球体3
を発射する構成となっている。
【0009】以下詳細に説明する。図2は発射装置本体
1および球体3の構造を表した分解斜視図である。球体
3を発射可能に保持する保持部材7は、本実施形態にお
いてはロボット人形のような形態を成しており、保持部
材7を床面に対して起立させるための一対の足11が設
けられている。各足11には取付孔93が形成されてお
り、保持部材7の底部に設けた突出軸79に取付孔93
を嵌合させることで、保持部材7に対して足11を取り
付ける構造となっている。また、保持部材7には一対の
腕9が設けられており、保持部材7の側部に設けた突出
軸77に腕9の取付孔91を嵌合させることで、保持部
材7に対して腕9を取り付ける構造となっている。これ
ら足11,腕9を設けることで外観としてロボット人形
のような形態を構成しており、球体3がロボットの頭部
となるようなデザインになっている。
【0010】次に、保持部材7における、球体3を発射
可能に保持する構造について説明する。保持部材7の球
体3を保持する部分には、球体3に形成した開口20か
ら挿入孔19内に挿入可能な中空軸71が設けられてい
る。中空軸71は先端が球体3の発射方向に向かって開
口しており、後端が保持部材7に一体的に固定されてい
るが、中空軸71内の空間は保持部材7を介して後部に
向かって開口している。つまり、中空軸71の内部空間
はその先端から後端にむかって連通した構造となってお
り、保持部材7の後部にその開口部を有した構造となっ
ている。また、中空軸71の周壁上部には中空軸71の
長手方向に沿って幅の狭い切欠75が形成されている。
さらに、中空軸71の取付部付近には、長手方向に沿っ
て2つのガイド片76、76が設けられている。2つの
ガイド片76,76は中空軸71表面の左右にそれぞれ
設けられており、後述する球体3の開口20の周囲に形
成したガイド凹部18、18に嵌挿されるものである。
【0011】保持部材7の後端部には支持部材65が一
体的に設けられている。支持部材65は球体3に係合さ
せるための鉤部61を備えた揺動部材5を回動自在に軸
支するように構成されている。
【0012】揺動部材5について説明する。揺動部材5
は略L字状の部材であり、回動軸57を略中心として一
方には作動杆59が形成され、他方には作動杆59と略
直交する方向に向かって揺動杆51が形成されている。
作動杆59の先端には前述した鉤部61が形成されてお
り、この鉤部61によって球体3を係止するように構成
されている。
【0013】揺動部材5についてさらに詳しく説明す
る。揺動部材5は回動軸57を支持部材65の取付部に
回動自在に取り付けられている。揺動杆51は、支持部
材65に取り付けられた状態で発射装置本体1の外部か
ら操作可能となっており、揺動杆51を操作することで
揺動部材5の一方に設けた作動杆59を動作させる構成
となっている。揺動杆51には当接部材55が設けられ
ている。当接部材55は長円状の板体であり、揺動杆5
1の揺動方向と直交する面と当接部材55の板面が一致
するように取り付けられている。また、後に詳しく説明
するが、揺動杆51の先端部である端部53は発射装置
本体1が後方に倒れたときに最初に床面と接触し、その
接触によって揺動杆51を押圧し、揺動部材5を回動さ
せるように構成されている。
【0014】作動杆59は、揺動部材5が支持部材65
に取り付けられた状態で、中空軸71に形成した切欠7
5内で揺動可能となるように構成されている。すなわ
ち、揺動杆51を操作して揺動部材5を回動させると、
回動に連動して作動杆59が切欠75内で揺動し、先端
の鉤部61が中空軸71の内部に出没する構成となって
いる。
【0015】球体3について説明する。球体3は、それ
ぞれ半球状の殻体である第1の半球部材13および第2
の半球部材15を接合し、球形としたものである。第1
の半球部材13の外周面の一部には、円形の開口20が
形成されている。また、開口20を形成した部分の内周
面には、第1の半球部材13の中心方向に向かって筒体
17が一体的に取り付けられており、この筒体17の内
側空間が挿入孔19を形成する。筒体17の中心側端部
23は開口しており、当該端部23には軸部材25が取
り付けられている。軸部材25は、外形が筒体17と略
同じ大きさの円盤状のフランジ27の中心部に垂直に取
り付けられ、先端付近の外周には軸径を細くした係止溝
(被係合部)29が形成されている。軸部材25は、フ
ランジ27に形成された段部30が筒体17の挿入孔1
9に嵌着されて、筒体17に固定して取り付けられてい
る。この軸部材25を筒体17に取り付けることで、筒
体17内部の中心に軸を設けた構造となっている。さら
に、筒体17の外周面には、その長手方向に沿って切欠
21が設けられている。後に詳しく説明するが、この切
欠21は、球体3の挿入孔19内に保持部材7の中空軸
71を挿入した際に、中空軸71に形成した切欠75と
位置が一致するように形成されている。開口20の周囲
には、さらに一対のガイド凹部18が形成されている。
ガイド凹部18は前述したように、保持部材7の中空軸
71に設けたガイド片76を嵌挿するようになってお
り、装着した球体3が中空軸71に対して回転するのを
防止している。また、開口20の上部には、前記作動杆
59を挿通する略コ字状の挿通口22が形成されてい
る。
【0016】次に保持部材7に球体3を装着し球体3を
発射するまでの動作を図3を用いて説明する。図面につ
いて簡単に説明すると、図3(a)は保持部材7に球体
3を装着した状態を表した断面図である。図3(b)
は、保持部材7が球体3を発射した瞬間を表した断面図
である。
【0017】最初に保持部材7に球体3を装着した状態
を説明する。図3(a)は、保持部材7が球体3を保持
し、足11を床面に付けて起立した状態を表している。
このように、発射装置本体1は、保持部材7が球体3を
保持した状態で起立可能な重量バランスとなっている。
【0018】球体3は、保持部材7に設けた中空軸71
を、球体3に形成した開口20を介して挿入孔19内に
挿入するようにして装着される。筒体17内には軸部材
25が設けられているので、軸部材25はさらに中空軸
71の内部に差し込まれる構造となっている。この際、
一端を揺動部材5の取付軸63に固定されたコイルスプ
リング81が中空軸71内に設けられているので、軸部
材25が当該中空軸71内に設けられたコイルスプリン
グ81の弾性に抗しながら、球体3は保持部材7に装着
される。装着された球体3は、発射方向に附勢された状
態で、軸部材25の先端の係止溝29が揺動部材5の鉤
部61によって係止されている。したがって、鉤部61
の係止を解除すると、球体3は保持部材7の前方に向か
って発射される構造となっている。このように、内部に
コイルスプリングを挿通した中空軸71と、一端に鉤部
61を形成するとともに他端に揺動杆(操作部)51を
設けた揺動部材5によって球体3を係止する係止部が構
成される。
【0019】球体を発射する仕組みについて、図3
(b)を用いて詳しく説明する。図3(b)は別の球体
Qが揺動部材5を回動させ、球体3を発射させた状態を
表したものである。ただし、揺動部材5の操作は球体Q
のみによって行うわけではなく、遊技者が自分で操作し
てもよい。球体Qは、転がってきたところで発射装置本
体1後部の揺動部材5に衝突し、揺動部材5を回動させ
る。揺動部材5の揺動杆51には当接部材55が設けら
れており、当接部材55は、転がってきた球体3と略当
接する高さに形成されている。当接部材55は横長の板
状部材なので、球体Qが揺動部材5の中心から多少それ
ても球体Qと接触し、揺動部材5が回動するようになっ
ている。揺動部材5の回動に伴って一端に設けた作動杆
59も揺動し、作動杆59の先端の鉤部61と球体3の
係止溝29の係合が解除される。この係合解除によって
球体3は付勢されたコイルスプリング81によって押し
出され、保持装置5から発射されるようになっている。
本実施の形態では当接部材55の形状を板状としている
が、板状に限る必要はなく、棒状の部材あるいは同様の
作用効果を有する他の形状の部材で合っても差し支えな
い。また、揺動杆57の形状を変更して球体Qに当たり
やすい構造としてもよい。
【0020】上記の例では、球体Qが揺動部材5を動作
させることで球体3を発射させる場合について説明した
が、球体3を発射させる他の場合を図3(c)を用いて
説明する。図3(c)は、保持部材7が後方に倒れるこ
とによって球体3を発射させた状態を表したものであ
る。発射装置本体1が球体3を保持した状態で後方に倒
れると、最初に揺動部材5の揺動杆51の下端である端
部53が床面に当接する。端部53が床面に当接する
と、床面から受けた力によって揺動部材5を回動させ、
球体3を発射することが可能となっている。すなわち、
発射装置本体1が後方に転倒すると球体3を発射するよ
うになっている。発射装置本体1は、球体3を保持した
状態で起立しており、球体3を保持しない状態では後方
に転倒する重量バランスで形成されている。本実施の形
態の発射装置では、球体3を保持した状態で起立してい
るが、球体3を保持した状態で後方に倒れやすい重量バ
ランスとなっている。したがって、発射装置本体1の前
方からは比較的小さい力で押した場合にも発射装置本体
1は倒れやすくなっている。
【0021】以下、本発明の発射装置を使用した遊び方
について説明する。第1の遊び方として、図4に示す遊
び方がある。図4(a)、(b)は、発射装置Xが他の
発射装置Yあるいは発射装置Zと対向し、且つ他の発射
装置Yあるいは発射装置Zを的として、球体を当てて遊
ぶときの状態を表したものである。遊技者は、発射装置
Xを操作し、的となる他の発射装置YあるいはZを狙っ
て球体3Xを発射する。発射された球体3Xが例えば発
射装置Yに当たると、発射装置Yは後方に倒れる。後方
に倒れた発射装置Yは、自己の揺動部材5Yを床面によ
って回動させられ、自己の保持する球体3Yを発射す
る。これによって、あたかも遊技者が発射した球体が的
に当たって、的が破壊されたかのようなイメージを遊技
者に与えることができ、単に的にぶつけて遊ぶときと比
較して、はるかに楽しく遊ぶことができる。
【0022】第2の遊び方を図5を用いて説明する。図
5(a)、(b)、(c)は、発射装置X’が他の発射
装置Y’と同一方向を向き且つ他の発射装置Y’を的と
して球体を当てて遊ぶときの状態を表したものである。
遊技者は、発射装置X’を操作し、的となる他の発射装
置Y’を狙って球体3X’を発射する。この際、的とな
る発射装置Y’をその後部が発射装置X’側に向くよう
に置いているので、発射装置X’によって発射された球
体3X’が、発射装置Y’の揺動部材5Y’に直接当た
り、発射装置Y’は自己の球体3Y’を発射することが
できる。例えば複数の発射装置を直線的に並べておく
と、発射された球体が次の発射装置に当たり、当てられ
た発射装置がさらに次の発射装置に対して球体を発射す
るといった、連鎖的に球体を発射させて遊ぶことも可能
である。
【0023】さらに、第2の遊び方を応用した遊び方
が、図6に示す第3の遊び方である。第3の遊び方は、
発射装置X”によって他の発射装置Z”を狙う場合にお
いて、途中に障害物W等を設けたような場合の遊び方で
ある。すなわち、直接発射装置Z”を狙うことができな
いので、お互いの中間にもう一体の発射装置Y”を用意
して、発射装置X”は発射装置Y”を狙って球体3X”
を発射し、球体3X”に当てられた発射装置Y”は自己
の球体3Y”を発射し、発射装置Z”に当てるというも
のである。この遊び方では、当てたい的を直接的にでは
なく他の発射装置を介して間接的に当てるものなので、
狙った通りには的に当てることが難しく、思わぬ方向に
球体を発射してしまうといった意外性がある。したがっ
て、当てるために角度を調整したり、いろいろな工夫を
必要とするので、飽きることなくいつまでも遊べるとい
う効果を有する。発射装置本体1は、球体3を保持した
状態で起立可能であり、球体3を保持しない状態では転
倒する重量バランスで形成されているが、発射装置の足
11を発射装置の取付軸79に対して回動可能とするこ
とで、発射装置の倒れやすさや倒れ方の重量バランスの
微調整をすることができるようにしてもよい。
【0024】以上説明した発射装置は、その形態をロボ
ット型の人形体として説明し被発射物を球体として説明
したが、特にこれらに形態に限定されることはない。す
なわち、発射装置の形態は人形以外の形態、被発射物を
球体以外の形態としても本発明の技術的範囲に属するも
のである。
【0025】
【発明の効果】以上説明した本発明の発射装置は、以下
に述べる効果を有する。第1に、任意の的に対して狙い
を付け球体を発射することが可能なので、的当て玩具と
しての楽しさを有する。第2に、他の発射装置の発射し
た球体が当てられた対向する一方の発射装置は、その衝
撃で後側に転倒し、転倒によってさらに揺動部材が操作
されることとなり保持している球体を発射する。すなわ
ち、的として他の発射装置の発射した球体に当てられた
一方の発射装置は、当てられたことの結果として球体を
発射することで破壊されるような感覚を遊技者に与える
ことができ、単に的に当てて楽しむ以外にさらなるおも
しろさを提供することが可能となっている。第3に、本
発明の発射装置は後方に倒れると保持している球体を発
射する構成となっているので、その仕組みを利用して次
のような遊びをすることができる。すなわち、数体の発
射装置を用意し、直接的に的を狙うのではなく他のもう
一体の発射装置に球体を当てて、球体を当てられて倒れ
た発射装置によって、目的とする的に当てて遊ぶという
ことが可能となっている。したがって、直接的に的を狙
うよりも難しく、的に当たるためには角度を調整したり
いろいろな工夫を必要とするので、飽きることなくいつ
までも遊べるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の発射装置の外観を表す斜視図。
【図2】発射装置の分解斜視図。
【図3】発射装置の、球体を発射する状態を表した断面
図。
【図4】第1の遊び方を示した斜視図。
【図5】第2の遊び方を示した斜視図。
【図6】第3の遊び方を示した斜視図。
【図7】従来技術を示す断面図。
【符号の説明】
1 球体発射装置本体 3 球体(被発射物) 5 揺動部材 7 保持部材 9 腕 11 足 13 第1の半球体 15 第2の半球体 17 筒体 18 ガイド凹部 19 挿入孔 20 開口 21 切欠 22 挿通口 23 端縁 25 軸部材 27 フランジ 29 係止溝(被係合部) 30 段部 51 揺動杆(操作部) 53 端部 55 当接部材 57 回動軸 59 作動杆 61 鉤部 63 取付軸 65 支持部材 71 中空軸 73 開口 75 切欠 76 ガイド片 77 突出軸 79 突出軸 81 コイルスプリング 91 取付孔 93 取付孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする発
    射装置。 (イ)発射装置本体は、被発射物と被発射物を前方に向
    かって発射可能に保持するための保持部材とから構成さ
    れていること。 (ロ)保持部材には、被発射物を発射方向に附勢した状
    態で係止するための係止部が設けられていること。 (ハ)係止部は保持部材の後方から操作可能な操作部を
    有しており、操作部の操作によって被発射物の係止を解
    除することが可能となっていること。 (ニ)発射装置本体は、被発射物を保持した状態で起立
    しているが、被発射物を保持しない状態では後方に転倒
    する重量バランスで形成されていること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の発射装置。 (イ)被発射物は球体であること。 (ロ)係止部は、内部にコイルスプリングを挿通した中
    空軸と、一端に鉤部を形成するとともに他端に操作部を
    設けた揺動部材とから構成されていること。 (ハ)被発射物には前記中空軸を挿入可能な挿入孔が形
    成されており、当該挿入孔内部には前記中空軸内部に挿
    入可能な軸部材が設けられていること。 (ニ)軸部材の先端付近には前記揺動部材の鉤部と係合
    する被係合部が形成されていること。
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JP2018515223A (ja) * 2015-05-11 2018-06-14 チェ ジョンイルCHOI, Jong−Ill ポップアップ玩具
JP2019123055A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 株式会社ユピテル 装置

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