JP3131548B2 - 球体の発射玩具 - Google Patents

球体の発射玩具

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JP3131548B2
JP3131548B2 JP06335611A JP33561194A JP3131548B2 JP 3131548 B2 JP3131548 B2 JP 3131548B2 JP 06335611 A JP06335611 A JP 06335611A JP 33561194 A JP33561194 A JP 33561194A JP 3131548 B2 JP3131548 B2 JP 3131548B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押し出し部材を押すこ
とによって球体を連続的に発射することができる球体の
発射玩具に関する。
【0002】
【発明の背景】球体の発射玩具としてはピストルを模し
たピストル玩具は良く知られているが、このピストル玩
具は子供の玩具としては安全性や心理的育成の面で必ず
しも好ましいとはいえない。そこで、子供が安全で楽し
く遊ぶことのできる球体の発射玩具として、本出願人の
考案(実願平5ー7379号公報)になる玩具における
弾丸の発射装置を備えた人形がある。この発射装置を備
えた人形は1つの球体を胴体部に配置した弾性挟持片間
に収容し、弾性挟持片の後方に配置された押し出し部材
を操作することにより球体を胴体部に形成した開口部か
ら発射するように設けられているものであるが、その都
度球体を弾性挟持片間に収容しなければならず、連続的
に球体を発射することはできなかった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、前記背景の下に成立したもの
であって、簡単な操作で球体を連続的に発射できるとと
もに、従来の球体の発射玩具を組み合わせることによ
り、ただ球体を発射する玩具から、ゲーム性を高めると
ともに、遊びを発展させることのできる球体の発射玩具
を提供することを目的とする。
【0004】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するため
に本発明に係る球体の発射玩具は、玩具本体の前部に設
けられた発射口から球体を弾き出す一対の弾き片と、弾
き片間の球体を押し出す押し出し部材と、上記弾き片間
に球体を供給する球体の供給部とを有するともに以下の
要件を備えたことを特徴とする。 (イ)上記弾き片は弾性を有し、球体を両側から挟むよ
うに外開き状に形成され、弾き片間の間隔は球体の直径
よりもやや広めに形成されるとともに、弾き片の前端間
の距離は球体の直径よりも小さくなるように絞られてい
ること (ロ)上記押し出し部材は上記弾き片の後方から前後に
移動可能に配置されていること (ハ)上記供給部は上記弾き片の上方に配置され、玩具
本体の外部から球体を供給部に供給するパイプと、上記
供給部に収納された球体を整列させ順次上記弾き片間に
球体を案内する整列板とを備えたことまた、上記玩具本
体の前部に第2の発射口を設けるとともに、球体の発射
装置を備えた人形を収納する収納部と、該収納部の後方
に配置されて上記発射装置を操作する操作レバーとを備
えることが好ましい。
【0005】さらに、上記収納部には、スプリングで上
方に付勢され上下動可能な人形の載置台と、該載置台を
下降させた時に係止する係止部材と、上記玩具本体前面
に突出し、球体が当ることにより上記係止部材の係止を
解除する解除部材とを備えることが好ましい。
【0006】
【発明の作用】前記構成によれば、一対の弾き片の後方
から前後に移動可能に配置された押し出し部材を前方に
移動させると、弾き片間に収容された球体を前方に押し
出す。
【0007】この弾き片は弾性を有し、球体を両側から
挟むように外開きに形成され、この弾き片の前端間は球
体の直径より小さく絞られているので、球体は弾き片を
押し広げながら前方に移動させられ、球体の直径が弾き
片の前端を通過すると、弾き片の弾性復元力で球体は前
方に弾き飛ばされ、玩具本体に設けられた発射口から発
射される。
【0008】上記弾き片の上方には供給部が配置され、
パイプで供給部に供給された球体は整列板により整列さ
せられ順次弾き片間に案内されるので、押し出し部材を
前後に連続的に移動させると、弾き片間に案内された球
体は次々と発射口から発射される。
【0009】また、上記玩具本体の前部に第2の発射口
を設け、球体の発射装置を備えた人形を収納する収納部
と、この収納部の後方に上記人形の発射装置を操作する
操作レバーとを備えた場合は、人形に球体を装填し、こ
の人形を収納部に収納した後、操作レバーを操作する
と、操作レバーは人形の発射装置を作動させ、人形に装
填された球体を発射するので、球体は第2の発射口から
発射される。
【0010】さらに、上記収納部にスプリングで上方に
付勢され上下動可能な人形の載置台と、この載置台を下
降させた時係止する係止部材と、玩具本体の前面に突出
し、球体が当たることにより上記係止部材の係止を解除
する解除部材とを備えた場合は、載置台に人形を載置
し、スプリングに抗して載置台を下降させると、この載
置台は下降した状態で係止部材に係止される。この状態
で、球体が玩具本体の前面に突出した解除部材に当たる
と、この解除部材は係止部材の係止を解除するので、載
置台はスプリングに付勢されて勢いよく上昇し、この載
置台に載置されていた人形は上方に弾き飛ばされる。
【0011】
【実施例】以下図面によって本発明の実施態様について
説明する。
【0012】図1は第1の発明の球体の発射玩具の斜視
図であって、図1において符号Aは球体の発射玩具を示
し、この発射玩具Aは玩具本体1がロボットを模して形
成されている。
【0013】上記玩具本体1は前面に発射口2を設ける
とともに、玩具本体1内部には球体3を弾き出す一対の
弾き片4と、弾き片4間の球体3を押し出す押し出し部
材5と、この弾き片4間に球体3を供給する球体の供給
部6とが配置されている(図2(a)参照)。
【0014】弾き片4は、プラスチック等の弾性のある
合成樹脂製で図3に示すように球体3を両側から挟むよ
うに外開き状に形成され、この弾き片4と弾き片4との
間隔L1は球体3の直径L2よりやや広めに形成され、
弾き片4間に球体3の収容を容易にするとともに、この
弾き片4の前端は内側に湾曲し、前端間の距離L3は球
体3の直径L2よりも小さくなるように絞られている
(図4(a)参照)。
【0015】また、上記弾き片4の後端は保持部7に連
設され、全体として略U字状に形成されている。この保
持部7の後端にはスプリング8の一端部8aを支持する
凸部9が形成されるとともに、両端に形成された嵌合凸
部10が玩具本体1に形成された嵌合凹部11に嵌合し
て玩具本体1内に固定されている。
【0016】押し出し部材5はプラスチック等の合成樹
脂製の板状で、中央に長手方向に開口部12が形成さ
れ、この開口部12にはスプリング8の他端部8bを支
持する凸部13が形成されている。
【0017】上記押し出し部材5は開口部12に弾き片
4の保持部7が係合し、弾き片4に対して押し出し部材
5が前後に移動自在に配置されている。この押し出し部
材5はスプリング8で弾き片4に対し後方に付勢され、
後端部5aは玩具本体1に形成された貫通孔15から玩
具本体1の後方に突出している(図1参照)。
【0018】供給部6は略L字状の透明なプラスチック
等の合成樹脂製のパイプ16と、供給された球体3を外
部から視認するための透明なプラスチック等の合成樹脂
製のカバー17と、収納された球体3を整列させ、順次
上記弾き片4間に球体3を案内する整列板18とを備え
ている。
【0019】上記パイプ16は下端部が玩具本体1に形
成された開口部19に連接され、上端部から投入された
球体3を供給部6内に案内するとともに、投入した球体
3が外部から視認できるように設けられている。
【0020】上記整列板18は第1の整列板18aと第
2の整列板18bとからなり、図5のカバー17の横断
面図に示すように、第1の整列板18aは右端部に切り
欠き部が形成された略台形でカバー17の略中央に右下
がりに形成され、パイプ16からカバー17の左側に供
給された球体3は第1の整列板を右側に転がって切り欠
き部から落下するように設けられている。第2の整列板
18bはカバー17の底部にコ字状に形成された開口部
17aの左側に起立して形成され、第1の整列板18a
から落下してきた球体3を上記開口部17aの下方に配
置された弾き片4間に案内するように設けられている。
【0021】次に、上述のように構成された発射玩具A
の作動態様について説明する。
【0022】図2(a)に示すように、パイプ16の上
端から球体3を投入する。投入された球体3は整列板1
8で整列させられ供給部6に1列に収納され、パイプ1
6の内部が球体3で満たされるまで連続して投入するこ
とができる。
【0023】なお、パイプ16とカバー17とは透明な
プラスチックで形成されているので、球体3の収納状態
を外部から視認することができる。
【0024】最初に投入された球体3は弾き片4間に装
填されているので、遊戯者は押し出し部材5を前方に押
すと、図4(b)に示すように押し出し部材5は球体3
を前方に押し出すので、球体3は弾き片4の前端を左右
に押し広げながら前方に移動する。球体3の最大径が前
端を通過すると弾き片4の弾性復元力で球体3は前方に
弾き飛ばされる。
【0025】押し出し部材5はスプリング8で付勢され
て後方に戻るので、次の球体3が自動的に弾き片4間に
落下する。再び押し出し部材5を押せば上述のように球
体3を発射することができ、供給部6に収容された球体
3を全て発射するまで連続的に発射することができる。
【0026】なお、球体3は整列板18で供給部6内に
1列に並べられているので、供給部6内部で球体3同士
が競合して閉塞状態を発生することなく弾き片4間に円
滑に案内される。
【0027】上述のように、供給部6には整列板18で
1列に整列された球体3が収納され、収納された球体3
は順次弾き片4間に案内されるので、押し出し部材5を
繰り返し操作するだけで連続的に球体3を発射すること
ができる。
【0028】次に、図6(a)は第2の発明の球体の発
射玩具Aを示し、この発射玩具Aは玩具本体1の前部に
第2の発射口20を設けるとともに、発射装置を備えた
人形Bを収納する収納部23と、この収納部23の後方
に配置されて上記発射装置を操作する操作レバー25を
備えている。
【0029】上記第2の発射口20は前述の発射口2の
上方に配置され、この第2の発射口20の後方には人形
Bの収納部23が形成されている。この収納部23には
収納した人形Bが前後に移動しないように人形Bの左右
の腕部24をそれぞれ前後から挟持するための挟持片2
5、25が左右にそれぞれ形成されている。
【0030】上記人形Bは実願平5ー7379号公報に
開示された発射装置を備えた人形を用いればよい。この
人形Bは、図7に示すように球体3を一対の弾き片2
1、21で挟持した時、胴体部26内に収容するように
設けられ、図8に示すように胴体部26後部から胴体部
26の内部に貫通して配置された押し出し部材22を前
方に押すと、弾き片21を左右に押し広げながら球体3
が前方に移動し、球体3の最大径が弾き片21の前端を
通過した時、弾き片21の復元力で球体3を前方に弾き
飛ばすように設けられたものである。
【0031】上記操作レバー30は、図6(a)に示す
ようにプラスチック等の合成樹脂で逆L字状に形成さ
れ、曲折部に形成された嵌合孔31が玩具本体1に設け
られた嵌合軸32に遊嵌し、玩具本体1に回動自在に取
着されている。この操作レバー30の水平軸30aは玩
具本体1の後部上方に突出し、下方に押し下げられるよ
うに設けられている。垂直軸30bの先端部30cは前
側が凸状に形成されるとともに、この先端部30cは収
納部23に収納された人形Bの押し出し部材22の後方
に位置するように設けられている。
【0032】上述のように発射玩具Aは構成されている
ので、あらかじめ球体3を装填した人形Bをプラスチッ
クなどの合成樹脂製の透明な覆いカバー35を外して収
納部23に収納する。次に、図6(b)に示すように操
作レバー30の水平軸30aを下方に押し下げると、こ
の操作レバー30は嵌合軸32を中心に矢印aの方向に
回動するので、垂直軸30bの先端部30cは人形Bの
押し出し部材22に係合し、押し出し部材22を前方に
押すことができる。
【0033】上記人形Bは腕部24が挟持片25、25
に挟持されているので押し出し部材22が押されても人
形Bは移動することがなく、押し出し部材22のみが人
形Bの胴体部26を前方に移動し、弾き片21間に収容
した球体3を前方に弾き飛ばすので、球体3を第2の発
射口20から発射することができる。
【0034】上述のように、球体3を装填した人形Bを
収納部23に収納して操作レバー30を操作すると、特
別な発射装置を設けることなく、あたかも人形Bがロボ
ットを操縦してロボットから球体3を発射するように作
動するので、既存の発射装置を備えた人形を収納するだ
けで球体3を発射することができ、人形単独で球体3を
発射するよりも遊びの幅が広がり、楽しさを一層増すこ
とができる。
【0035】次に、図9(a)は第3の発明の球体の発
射玩具Aを示し、この発射玩具Aは前記収納部23に人
形Bを載置する上下動可能な載置台40を配置し、この
載置台40を下降させた時に係止する係止部材41と、
玩具本体1の前面に配置され、球体3が当たることによ
り上記係止部材41の係止を解除する解除部材42とを
備えている。
【0036】載置台40は人形Bを載置できる程度の大
きさのプラスチックなどの合成樹脂製で長方形の板状に
形成され、玩具本体1の中央部に形成された断面コ字状
のガイド部50の前後の縦板50aに案内されて上下動
可能に配置されている。上記載置台40の裏面の略中央
には係止部材41に係止するフック43が下方に突出し
て形成されるとともに、裏面の左右にはガイド軸44、
44が形成され、このガイド軸44の先端には係止片4
4aが形成されている(図10参照)。この載置台40
はスプリング45で上方に付勢され、載置台40がスプ
リング45に付勢されて上昇した時に係止片44aがガ
イド部50の底板50b面に当たって上昇が停止するよ
うに設けられている。
【0037】係止部材41はプラスチックなどの合成樹
脂製の長方形の板状で、略中央には上記載置台40のフ
ック43を係止する開口部41aが形成されるととも
に、先端には解除部材に係合する係合片41bが長手方
向に直交して形成されている。この係止部材41はガイ
ド部50に案内されて前後に移動可能に配置されるとと
もに、係合片41bとガイド部50の前側の縦板50a
との間に配置されたスプリング46で前方に付勢されて
いる。
【0038】解除部材42は、図10に示すように軸4
7に略U字状の検出部48が設けられた略四角形のプラ
スチックなどの合成樹脂製で、軸47の中央には押圧片
49が下方に突出して形成されている。
【0039】この解除部材42は軸47が玩具本体1に
形成された軸受け部51に回動自在に軸支され、検出部
48の先端は玩具本体1の前面下方に位置するように突
出して配置され、前方から転がってきた球体3が上記検
出部48に当たると、解除部材42が軸47を中心に後
方に回動し、押圧片49が係止部材41の係合部41b
に係合して係止部材41をスプリング46に抗して後方
に移動させるように設けられている。
【0040】上述のように発射玩具Aは構成されている
ので、透明な覆いカバー35を外して人形Bを載置台4
0に載置した後、人形Bを載置台40とともに押し下げ
る。載置台40に形成されたフック43は斜面で係止部
材41を後方に移動させながら開口部41aを貫通す
る。フック43の先端が開口部41aを通過すると係止
部材41はスプリング46に付勢されて前方に移動し、
開口部41aの縁でフック43を係止するので載置台4
0は固定され、人形Bは収納部23内に収納される。人
形Bの収納が完了した後、覆いカバー35を再び取着す
る。
【0041】人形を収納した後、図11に示すように2
つの発射玩具Aを対峙させ、互いに相手の検出部48を
狙って上述の押し出し部材5を操作して球体3を発射す
る。発射された球体3が解除部材42の検出部48に当
たると、図9(b)に示すように、解除部材42は軸4
7を中心に後方に回動し、軸49に形成された押圧片4
9が係止部材41の係合部41bに係合して係止部材4
1をスプリング46に抗して後方に移動させる。係止部
材41が後方に移動すると載置台40のフック43の係
止が外れ、載置台40はスプリング45に付勢されて勢
いよく上昇する。このとき、載置台40上の人形Bは覆
いカバー35を突き飛ばして玩具本体1から外部に放出
される。
【0042】上述のように、発射玩具Aの発射した球体
3を対峙した相手の検出部48に当てると、相手の玩具
本体1内に収納した人形Bが飛び出すので、勝敗を競う
対戦ゲームができ、ただ球体3を発射するだけではなく
ゲーム性が高められるとともに遊びの幅を広げることが
できる。
【0043】
【効果】請求項1の発明によれば、球体の供給部は弾き
片の上方に配置され、玩具本体の外部から供給部にパイ
プで供給された球体は、整列板で整列させられ、球体同
士が競合して供給部内で閉塞することなく順次弾き片間
に案内されるので、押し出し部材を繰り返し操作するだ
けで球体を連続的に発射することができ、簡単な構造で
球体を連続的に発射することのできる球体の発射玩具を
提供することができる。
【0044】請求項2の発明によれば、玩具本体に第2
の発射口を設け、球体の発射装置を備えた人形を収納す
る収納部と、この収納部の後方に人形の発射装置を作動
させる操作レバーとを配置したので、球体を装填した人
形を収納部に収納し、操作レバーを操作すると、人形の
発射装置を作動させて球体を弾き出させるので、弾き出
された球体は第2の発射口から発射される。あたかも人
形が操作して玩具本体から球体を発射したような錯覚を
与え、従来の球体の発射装置を備えた人形を組み合わせ
ることにより、ただ球体を発射する玩具からゲーム性を
高め、遊びを発展させることのできる球体の発射玩具を
提供することができる。
【0045】請求項3の発明によれば、玩具本体内の収
納部にスプリングで上方に付勢された上下動可能な人形
の載置台と、この載置台を下降させた時に係止する係止
部材と、玩具本体の前面に突出し、球体が当たると上記
係止部材の係止を解除する解除部材とを備えたので、複
数の発射玩具を対峙させ、互いに相手の解除部材を狙っ
て球体を発射し、発射された球体が解除部材に当たると
係止部材による載置台の係止が解除され、載置台はスプ
リングに付勢されて勢いよく上方に跳ね上がり、載置し
た人形を上方に弾き飛ばすことができる。このように、
ただ球体を発射するだけではなく対戦して勝敗を競う遊
びができるので、ゲーム性を高め、遊びを発展させるこ
とのできる球体の発射玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の球体の発射玩具の構成を示す斜視図
【図2】(a)(b)は上記発射玩具の内部構造を示す
要部断面図
【図3】弾き片と押し出し部材との構成を示す斜視図
【図4】(a)(b)は弾き片と押し出し部材との構成
及び作動状態を示す発射玩具の横断面図
【図5】供給部の構成と球体との移動を説明する供給部
の横断面図
【図6】(a)(b)は収納部と操作レバーとの構成を
示す発射玩具の要部断面図
【図7】上記人形の構成を示す斜視図
【図8】上記人形が球体を発射する状態を説明する発射
玩具の要部断面図
【図9】(a)(b)は発射玩具の内部構造を示す要部
断面図
【図10】上記載置台、係止部材及び解除部材の構成を
示す斜視図
【図11】本発明の球体の発射玩具の使用状態を示す斜
視図
【符号の説明】
1 玩具本体 2 発射口 3 球体 4 弾き片 5 押し出し部材 6 供給部 A 球体の発射玩具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−98937(JP,A) 実開 平6−58999(JP,U) 実開 平6−26997(JP,U) 実開 平6−39071(JP,U) 実開 昭63−184088(JP,U) 実開 平4−95090(JP,U) 特公 平5−48711(JP,B2) 米国特許3936052(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63H 1/00 - 37/00 A63F 9/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玩具本体の前部に設けられた発射口から
    球体を弾き出す一対の弾き片と、弾き片間の球体を押し
    出す押し出し部材と、上記弾き片間に球体を供給する球
    体の供給部とを有するとともに以下の要件を備えたこと
    を特徴とする球体の発射玩具。 (イ)上記弾き片は弾性を有し、球体を両側から挟むよ
    うに外開き状に形成され、弾き片間の間隔は球体の直径
    よりもやや広めに形成されるとともに、弾き片の前端間
    の距離は球体の直径よりも小さくなるように絞られてい
    ること (ロ)上記押し出し部材は上記弾き片の後方から前後に
    移動可能に配置されていること (ハ)上記供給部は上記弾き片の上方に配置され、玩具
    本体の外部から球体を供給部に供給するパイプと、上記
    供給部に収納された球体を整列させ順次上記弾き片間に
    球体を案内する整列板とを備えたこと
  2. 【請求項2】 前記玩具本体の前部に第2の発射口を設
    けるとともに、球体の発射装置を備えた人形を収納する
    収納部と、該収納部の後方に配置されて上記発射装置を
    操作する操作レバーとを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の球体の発射玩具。
  3. 【請求項3】 前記収納部には、スプリングで上方に付
    勢され上下動可能な人形の載置台と、該載置台を下降さ
    せた時に係止する係止部材と、前記玩具本体前面に突出
    し、球体が当ることにより上記係止部材の係止を解除す
    る解除部材とを備えたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の球体の発射玩具。
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