JP2000061162A - ヘリコプター玩具のテールロータ駆動装置 - Google Patents

ヘリコプター玩具のテールロータ駆動装置

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JP2000061162A
JP2000061162A JP10231479A JP23147998A JP2000061162A JP 2000061162 A JP2000061162 A JP 2000061162A JP 10231479 A JP10231479 A JP 10231479A JP 23147998 A JP23147998 A JP 23147998A JP 2000061162 A JP2000061162 A JP 2000061162A
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JP
Japan
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tail rotor
tail
belt
tail pipe
shaft
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Application number
JP10231479A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Takayanagi
和幸 高柳
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Kyosho Corp
Original Assignee
Kyosho Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 玩具ヘリコプターのテールロータ駆動方式に
互換性がない。 【解決手段】 テールロータへの駆動力を伝達するロー
ラ13と、傘歯車等の駆動手段が搭載されたフレーム1
と、後端にテールロータが取付けられ、該テールロータ
を回転駆動するためのベルトやシャフト等の被駆動手段
が挿通されたテールパイプ4と、該テールパイプ4を前
記フレーム1に対して前後方向に移動可能に支持する固
定部材4とを具備し、前記固定部材によるテールパイプ
4の取付位置を調整することにより、ベルト5の張力調
整および前記駆動手段の傘歯車と被駆動手段の傘歯車と
の噛合度合いの調整を行えるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテールロータの駆動
を、傘歯車等の歯車機構から回転シャフトを介してテー
ルロータに伝達し、あるいは、ベルトを介してテールロ
ータに伝達する何れの駆動をも選択できるようにしたヘ
リコプター玩具のテールロータ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘリコプター玩具におけるテール
ロータを回転駆動する手段としては、エンジンの回転力
を傘歯車等の歯車機構を介してテールパイプ内に挿通さ
れた回転シャフトに伝達し、該回転シャフトの回転力を
再び傘歯車等の歯車機構を介してテールロータに伝達す
る方法と、エンジンによって回転するローラと、テール
ロータに取付けられたローラとの間をタイミングベルト
等のベルトで巻回する方法とがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ヘリコプタ
ー玩具のマニアには、ベルト方式を好む人と、シャフト
方式を好む人とがある。しかし、前記したシャフト方式
とベルト方式とは、ヘリコプター玩具の設計時に決定さ
れてしまうために、ユーザの希望によって1つの機種を
シャフト方式にするかベルト方式にするかの互換の選択
ができないといった問題があった。
【0004】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、ユーザの希望によ
り、シャフト方式とベルト方式の何れでも自由に変更で
き、しかも、何れの方式の場合にあっても調整が簡単に
行えるヘリコプター玩具のテールロータ駆動装置を提供
せんとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のヘリコプター玩
具のテールロータ駆動装置は前記した目的を達成せんと
するもので、その手段は、エンジンおよび該エンジンに
よって回転し、テールロータへの駆動力を伝達するロー
ラや傘歯車等の駆動手段が搭載されたフレームと、後端
にテールロータが取付けられ、該テールロータを回転駆
動するためのベルトやシャフト等の被駆動手段が挿通さ
れたテールパイプと、該テールパイプを前記フレームに
対して前後方向に移動可能に支持する固定部材とを具備
し、前記固定部材によるテールパイプの取付け位置を調
整することにより、ベルトの張力調整および前記駆動手
段の傘歯車と被駆動手段の傘歯車との噛合度合いの調整
を行えるようにしたものである。
【0006】また、前記テールロータのピッチを可変制
御するためのサーボを前記テールパイプに取付けること
が望ましく、さらに、前記固定部材を、前記フレームに
固定される半円筒固定部と、該半円筒固定部に挿入され
たテールパイプを覆う形状の半円筒固定部に対して着脱
自在な半円筒覆い部とから構成したものであってもよ
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るヘリコプター
玩具のテールロータ駆動装置の第1の実施の形態を図面
と共に説明する。なお、図1〜図3はテールロータをベ
ルト駆動によって回転させる方式を示している。1はキ
ャビンを構成するフレームにして、内部にエンジン1
1、受信機、サーボ、ジャイロ、燃料タンク12等のヘ
リコプター玩具として飛行に必要な部材が搭載されてい
る。
【0008】11aはエンジン11の出力軸に支持され
たプーリにして、該プーリ11aにはテールロータ2を
回転させるための駆動軸11bに固定されたプーリ11
cとの間にタイミングベルト等のベルト11dが巻回さ
れている。また、前記駆動軸11bには歯車11eが固
定され、該歯車11eにメインロータ3を回転させるた
めの回転軸11fに固定された歯車11gが噛合されて
いる。
【0009】すなわち、エンジン11の回転力はベルト
11dを介して駆動軸11bに伝達されるので該駆動軸
11bは回転され、また、駆動軸11bの回転力は歯車
11eを介して歯車11gに伝達されるのでメインロー
タ3を回転させる。なお、前記駆動軸11bには駆動ロ
ーラ13が固定されている。
【0010】4は前記フレーム1の後方に固定部材14
を介して固定されたテールパイプにして、後端にはテー
ルロータ2が回転自在に取付けられている。また、テー
ルロータ2には被駆動ローラ21が取付けられ、該被駆
動ローラ21と前記駆動ローラ13との間にはタイミン
グベルト等のベルト5が巻回されている。
【0011】6は前記テールパイプ4のフレーム1への
取付け部側に近接した位置に取付けられたサーボにし
て、操作杆61が前記テールロータ2に接続され、サー
ボ6を駆動することにより、操作杆61を介してテール
ロータ2のピッチが可変されるようになっている。
【0012】前記固定部材14はフレーム1にネジ止め
される前記テールパイプ4の半分が収容される半円筒固
定部14aと、該半円筒部14aに対してネジ止めされ
テールパイプ4の残りの半分を覆う半円筒覆い部14b
とから構成されている。従って、前記固定部材14によ
るテールパイプ4の固定位置は図1〜図3において左右
方向に前後動させ、所望の調整したい位置で固定できる
ものである。
【0013】このように構成したテールロータの駆動装
置は、エンジン11の回転力はベルト11dを介してプ
ーリ11cに伝達されるので、駆動ローラ13が回転さ
れてベルト5を介して被駆動ローラ21が回転されテー
ルロータ2が回転される。
【0014】ここで、ベルト5に弛みが生じたり、ベル
ト5の張りが強すぎた場合には、固定部材の半円筒覆い
部14aを締めつけているネジ14cを緩め、テールパ
イプ4を前後動させることにより、ベルト5の張力を調
整することができる。
【0015】このテールパイプ4の前後動の際に、テー
ルロータ2とサーボ6を接続する操作杆61は、サーボ
6がテールパイプ4に取付けられているので、長さに変
化が生じることがなく、従って、操作杆61の長さ調整
を行う必要がない。
【0016】ところで、前記した実施の形態はテールロ
ータ2の駆動方式がベルト5によるものを示したが、ユ
ーザによってシャフトによる駆動方式を希望する場合が
ある。そこで、本発明にあっては、前記テールパイプ4
に取付けるテールロータ2をベルト駆動による被駆動ロ
ーラ21を組み込んだテールロータと、後述するシャフ
ト駆動による歯車機構を組み込んだテールロータとをそ
れぞれユニット化し、必要に応じてテールパイプ4の後
端に交換自在に取付け可能な構造とした。
【0017】次に、歯車機構を用いたシャフト駆動方式
によってテールロータ2を駆動する第2の実施の形態に
ついて説明する。先ず、駆動ローラ13に変えて駆動軸
11bに傘歯車15を取付ける。一方、テールパイプ4
の固定部材14によって取付ける側に、傘歯車71と、
該傘歯車71が固定された短シャフト72および該短シ
ャフト72をベアリングで軸支した軸受け73と、前記
短シャフト72の後端に取付けられたカップリング74
とからなる歯車ユニット7を嵌合する。
【0018】そして、短シャフト72に固定されている
傘歯車71が、駆動軸11bに固定された傘歯車15と
噛合されるように、テールパイプ4を固定部材14によ
ってフレーム1に固定する。この時、傘歯車15と71
との噛合度合いを固定部材14によるテールパイプ4の
取付け位置をテールパイプ4を前後動させ調整しながら
行う。
【0019】次いで、テールパイプ4の後端に、テール
ロータ2を駆動するための歯車機構からなるユニット
(図示せず)を嵌合する。この時、歯車ユニットにはシ
ャフト22が一体的に取付けられているので、該シャフ
ト22の先端に固定されている前記カップリング74と
連結できるカップリング23とを連結することにより、
駆動軸11bの回転力は傘歯車15,71、短シャフト
72、カップリング74,23を介してシャフト22に
伝達されるので、テールロータ2はエンジン11の回転
力によって回転される。
【0020】なお、前記第2の実施の形態にあっても、
テールパイプ4の前後動によって傘歯車15,71との
噛合度合いを調整する場合であっても、テールロータ2
とサーボ6を接続する操作杆61の長さ調整を行う必要
はない。
【0021】
【発明の効果】本発明は前記したように、テールパイプ
をフレームに対して摺動、かつ、固定自在としたので、
テールロータを駆動する方式がベルト駆動の場合には、
ベルトの張力を自由に設定でき、また、シャフト駆動の
場合には、歯車の噛み合わせ度合いを調整でき、従っ
て、ユーザの希望によってベルト駆動あるいはシャフト
駆動の何れへの変更も簡単に行えるものである。
【0022】また、テールロータのピッチを可変するた
めのサーボをテールパイプに取付けたことにより、テー
ルパイプをフレームに対して移動しても、サーボとテー
ルロータとを接続する操作杆の長さ調整も必要としない
ので、ヘリコプター玩具の組立作業が簡単に行える外、
テールパイプを固定するための固定部材を2分割したの
で、テールパイプのフレームに対する移動も簡単に行え
る等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘリコプター玩具の全体を示す概略図
である。
【図2】テールロータをベルトによって駆動する場合の
側面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】テールロータをシャフトによって駆動する場合
の側面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 13 駆動ローラ 14 固定部材 14a 半円筒固定部 14b 半円筒覆い部 15 傘歯車 2 テールロータ 22 シャフト 4 テールパイプ 5 ベルト 6 サーボ 7 歯車ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンおよび該エンジンによって回転
    し、テールロータへの駆動力を伝達するローラや傘歯車
    等の駆動手段が搭載されたフレームと、後端にテールロ
    ータが取付けられ、該テールロータを回転駆動するため
    のベルトやシャフト等の被駆動手段が挿通されたテール
    パイプと、該テールパイプを前記フレームに対して前後
    方向に移動可能に支持する固定部材とを具備し、前記固
    定部材によるテールパイプの取付け位置を調整すること
    により、ベルトの張力調整および前記駆動手段の傘歯車
    と被駆動手段の傘歯車との噛合度合いの調整を行えるよ
    うにしたことを特徴とするヘリコプター玩具のテールロ
    ータ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記テールロータのピッチを可変制御す
    るためのサーボを前記テールパイプに取付けたことを特
    徴とする請求項1記載のヘリコプター玩具のテールロー
    タ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記固定部材は、前記フレームに固定さ
    れる半円筒固定部と、該半円筒固定部に挿入されたテー
    ルパイプを覆う形状の半円筒固定部に対して着脱自在な
    半円筒覆い部とから構成したことを特徴とする請求項1
    記載のヘリコプター玩具のテールロータ駆動装置。
JP10231479A 1998-08-18 1998-08-18 ヘリコプター玩具のテールロータ駆動装置 Pending JP2000061162A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100810194B1 (ko) 2006-06-15 2008-03-06 이종수 무인 헬리콥터의 메인로터회전잠금장치
KR101278050B1 (ko) 2011-11-18 2013-06-27 김성남 무인헬기 테일벨트 장력조정 시스템
CN113086165A (zh) * 2021-04-20 2021-07-09 中国直升机设计研究所 一种主旋翼与尾桨间距可变的直升机

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Effective date: 20000314