JP2000059370A - トラヒック制御装置およびその方法 - Google Patents

トラヒック制御装置およびその方法

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JP2000059370A
JP2000059370A JP22014298A JP22014298A JP2000059370A JP 2000059370 A JP2000059370 A JP 2000059370A JP 22014298 A JP22014298 A JP 22014298A JP 22014298 A JP22014298 A JP 22014298A JP 2000059370 A JP2000059370 A JP 2000059370A
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Yuzo Okuyama
裕蔵 奥山
Tadaaki Watanabe
直聡 渡辺
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定長パケット網において固定長パケットを
規定するレイヤよりも上位のレイヤによるフレームを考
慮してトラヒックを制御する装置を提供する。 【解決手段】 UPC処理部31は、到着セルが申告パ
ラメータに対して違反していないかを判定する。フレー
ム処理部33は、GFRサービスにより伝送されるセル
を受信したときは、AAL5フレームを考慮し、UPC
処理部31による判定結果を変更する。セル緒理部35
は、UPC処理部31による判定結果(フレーム処理部
33により変更されたときは、その変更された結果)に
従って到着セルを廃棄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定長パケット網
においてトラヒックを制御する装置に係わり、特に、A
TM網が提供するGFRサービスにおいてトラヒックを
制御する装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】ATMは、通信サービスを支える中核技
術の1つとして普及してきており、さらなる発展のため
の研究・開発が続けられている。ATMでは、音声デー
タ、画像データ、テキストデータ等の各種データを、セ
ルと呼ばれる固定長のパケットに格納して伝送すること
により、様々なデータを統合的に扱うことができる。
【0003】図14は、ATM網の構成を示す図であ
る。ATM網500は、通常、互いに接続された複数の
ATMスイッチ(図中、ATMスイッチ510〜53
0)を含む。そして、端末装置は、任意のATMスイッ
チに収容される。
【0004】送信端末540から受信端末550へデー
タを伝送する際には、ATM網500は、まず、それら
の端末どうしの間を接続する仮想パス及び仮想チャネル
を確立する。送信端末540は、伝送すべきデータを1
以上のセルに格納する。そして、送信端末540は、各
セルのヘッダに上記仮想パス及び仮想チャネルに対応す
るVPI/VCI (仮想パス識別子/仮想チャネル識別子)を
設定し、それらのセルをATM網500へ送出する。A
TM網500は、各セルのヘッダに設定されているVPI/
VCI に従って、それらのセルを受信端末550へ転送す
る。そして、受信端末550は、ATM網500から受
信したセルに格納されているデータを抽出する。このよ
うに、ATM網においては、データは、セルに格納され
て伝送される。
【0005】ATMでは、通常、各ユーザは、データを
伝送する際の通信サービスを選択できる。各ユーザに対
して提供されるサービスは、例えば、ユーザと通信事業
者との契約により設定される。ATMフォーラムは、サ
ービスカテゴリーとして、CBR(Constant Bit Rate
)、rt−VBR(Real Time Variable Bit Rate )、n
rt-VBR(Non Real Time Variable Bit Rate )、U
BR(Unspecified BitRate)、ABR(Available Bit
Rate)を定義している。
【0006】各ユーザは、選択したサービスにおいて必
要な通信パラメータを予めATM網500に対して申告
しておく。通信パラメータとしては、例えばピークセル
レートPCR(Peak Cell Rate)、平均セルレートSC
R(Sustainable Cell Rate )などが申告される。
【0007】ATM網は、通常、トラヒックを監視およ
び制御するためのUPC装置を備える。UPC(Usage
Parameter Control:使用量パラメータ制御)装置511
は、図14に示すように、ATM網500の入口に設け
られ、ATM網500へのセルの流入量をコネクション
ごとに監視する。具体的には、UPC装置511は、コ
ネクションごとにセルレートを監視し、そのセルレート
がそのコネクションに対して予め申告されている値(例
えば、PCR)を越えていないかを監視する。そして、
違反セルを検出した場合には、UPC装置511は、そ
の違反セルを廃棄したり、或いはその違反セルに対して
低い優先度を設定する。なお、「違反セル」とは、申告
値よりも大きなセルレートで到着したセル、或いは前に
到着したセルの到着時刻からの到着間隔が申告値よりも
短いセルのことをいう。また、セルの優先度を低くする
ことを、「タギング(タグを付けること)」と呼ぶ。A
TM網は、輻輳時には、優先度が低いセルを廃棄する。
【0008】UPC装置の動作アルゴリズムは、ITU
−Tにおいて定義されている。現在では、リーキバケッ
ト・アルゴリズム、およびバーチャルスケジューリング
・アルゴリズムが採用されている。これら2つのアルゴ
リズムは、実質的には互いに同一の動作を定義してい
る。これら2つのアルゴリズムでは、基本的には、コネ
クション毎にセルの到着間隔がモニタされ、その到着間
隔がそのコネクションに対応する申告値に対して違反し
ているか否が判断される。
【0009】このように、ATM網500は、UPC装
置511を用いてコネクション毎にトラヒックを管理し
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、AT
Mフォーラムにおいて、UBRの改良方式であるGFR
(Guaranteed Frame Rate )の標準化作業が進められて
いる。GFRサービスでは、AAL5(ATM Adaptation
Layer 5)で規定されているフレームが使用される。
【0011】AAL5によるフレームは、ATM網上で
は、ATMセルに格納されて伝送される。図15は、A
AL5フレームをセルに格納する方法を示す図である。
AAL5レイヤは、CS(Convergence Sublayer)及び
SAR(Segmentaition andReassembly Sublayer )か
ら構成されている。転送すべきユーザデータは、AAL
よりもさらに上位のレイヤで生成され、CSにおいて、
フレーム内のCPCS-PDUに格納される。CSによるフレー
ムは、SARにおいて、48バイト毎に分割される。そ
して、各SAR−PDUが、それぞれATMセルのペイ
ロードに格納される。
【0012】GFRサービスでは、コネクション毎に予
め最大セルレートPCRおよび最小セルレートMCRが
申告される。そして、ATM網は、輻輳が発生してない
状態では、図16(a) に示すように、そのコネクション
に対して最大セルレートPCRに対応する帯域を与え
る。この場合、そのコネクションにおける転送レートが
申告されている最大セルレートPCRを越えた場合、違
反セルが廃棄される。一方、輻輳が発生すると、図16
(b) に示すように、申告されている最小セルレートMC
Rは保証されるが、そのコネクションにおける転送レー
トが最小セルレートMCRを越えた場合には、違反セル
は、廃棄されるか、或いは低い優先度が与えられる。
【0013】上記GFRサービスにおけるトラヒック制
御は、基本的には、他のサービスと同様にUPC装置に
より実行される。すなわち、UPC装置を用いてコネク
ション毎にセルの到着間隔をモニタし、違反セルが検出
されると、その違反セルは廃棄等される。
【0014】ところで、上述したように、GFRサービ
スでは、AAL5フレームが使用される。しかしなが
ら、既存のUPC装置は、違反セルを検出すると、AA
L5フレームを考慮することなくその違反セルを廃棄等
している。このため、GFRサービスを提供する上で好
ましくない状態が発生し得る。
【0015】たとえば、AAL5フレームが分割されて
複数のセルに格納されて伝送されるとき、それら複数の
セルの転送レートの平均値が申告値以下であった場合に
おいても、その中の一部のセルが廃棄されると、受信端
末においてAAL5フレームを再生できなくなる。
【0016】また、AAL5フレームが分割されて複数
のセルに格納されて伝送される際、受信端末は、そのフ
レームの先頭と最後尾を認識して伝送されてきたフレー
ムを組み立てる。従って、もし、第1のフレームと第2
のフレームが連続して伝送されるときに、第1のフレー
ムの最後尾のデータを格納したセルが廃棄されると、受
信端末は、第1のフレームの先頭から第2のフレームの
最後尾までを1つのフレームとみなして再生しようとす
る。この場合、当然のことながら、第1および第2のフ
レームは正しく再生されない。すなわち、この例のケー
スでは、第2のフレームに関しては、「違反」が発生し
ていないにも係わらず、受信端末はそのフレームからユ
ーザデータを取り出すことができなくなってしまう。
【0017】このように、既存のATMシステムにおい
ては、コネクション毎のトラヒックを管理する際、AT
Mレイヤよりも上位のレイヤのデータフレームを考慮し
ていなかった。
【0018】本発明の課題は、固定長パケットを伝送す
る網において、その固定長パケットを規定するレイヤよ
りも上位のレイヤによるフレームを考慮して、トラヒッ
ク制御を行う装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のトラヒック制御
装置は、固定長パケットを伝送する網においてその固定
長パケットのトラヒックを制御する構成であって、以下
の各手段を有する。
【0020】判定手段は、固定長パケットの間隔が予め
決められたパラメータに対して違反しているか否か判定
し、違反していた場合に違反通知を生成する。決定手段
は、あるフレームデータから分割された複数のデータセ
ットの中の1つを格納する固定長パケットに対して上記
判定手段により違反通知が生成されたときに、そのフレ
ームデータから分割された他のデータセットを格納する
固定長パケットに対して、上記違反通知が生成された固
定長パケットに格納されているデータセットの上記フレ
ームデータ内における位置に基づいて違反通知を生成す
るか否かを決定する。処理手段は、違反通知が生成され
た固定長パケットを廃棄するか、或いは違反通知が生成
された固定長パケットに対して低い優先度を設定する。
【0021】上記固定長パケット網を介してフレームデ
ータを伝送する場合は、フレームデータは複数のデータ
セットに分割され、各データセットがそれぞれ固定長パ
ケットに格納される。そして、受信端末は、複数の固定
長パケットからデータセットを取り出し、フレームデー
タを再生する。したがって、上記複数のデータセットを
格納する固定長パケットの中の1以上の固定長パケット
が廃棄されると、受信端末はフレームデータを再生でき
なくなる。
【0022】本発明のトラヒック制御装置は、上記問題
に対処するために、フレームデータを考慮して固定長パ
ケットを処理する。すなわち、あるフレームデータから
分割された複数のデータセットの中の1つを格納する固
定長パケットが廃棄される場合には、上記決定手段は、
そのフレームデータから分割された他のデータセットを
格納する固定長パケットを廃棄等するための指示を生成
する。
【0023】たとえば、フレームデータの先頭部分を格
納する固定長パケットが廃棄される場合には、上記決定
手段は、そのフレームデータから分割された他のデータ
セットを格納するすべての固定長パケットに対して違反
通知を生成する。このことにより、そのフレームデータ
に係わる固定長パケットは伝送されなくなるか、或いは
輻輳持には廃棄されるので、網資源の浪費が抑えられ
る。
【0024】また、フレームデータの中間部分を格納す
る固定長パケットが廃棄される場合には、上記決定手段
は、そのフレームデータから分割された他のデータセッ
トを格納する固定長パケットの中で上記廃棄される固定
長パケットに続く固定長パケットに対して違反通知を生
成する。この場合も、同様の理由により、網資源の浪費
が抑えられる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。本発明は、固定長パケッ
トを伝送する網においてトラヒックを制御する装置に広
く適用されるが、以下では、一実施例として、ATM網
を採り上げる。ATM網の構成は、たとえば、図14を
参照しながら説明した通りである。
【0026】図1は、ATM網内に設けられるATMス
イッチの構成図である。ATMスイッチ10は、たとえ
ば、図14に示したATMスイッチ510〜530の中
の任意の1つに対応し、多数のUNI(User-User Inte
rface )回線、およびNNI(Network-Network Interf
ace )回線を収容している。UNI回線は、端末装置
(ユーザ)とATM網とを接続する回線である。NNI
回線は、ATMスイッチ間を接続する回線である。ま
た、ATMスイッチ10は、複数のスイッチモジュール
から構成されており、入力されたセルに設定されている
ルーティング情報が指示する出力線にそのセルを出力す
る。
【0027】UNI回線およびNNI回線は、回線終端
装置20により終端される。各回線から入力されるセル
は、マルチプレクサMUXにより多重化されてATMス
イッチ10に入力される。また、ATMスイッチ10か
ら出力されたセルは、デマルチプレクサDMUXにより
所定のUNI回線またはNNI回線に出力される。な
お、●印は、輻輳によるセル廃棄が発生しやすい部分を
表している。
【0028】各回線終端装置20は、それぞれUPC
(Usage Parameter Control )装置30を備える。な
お、UPC装置30は、基本的には、UNI回線に対し
て設けられる。本発明は、主にこのUNI装置に係わ
る。
【0029】図2は、本発明の一実施形態のUPC装置
のブロック図である。このUPC装置は、既存のUPC
機能に加え、AAL5によるフレームを考慮しながら違
反セルに対する処理を決定する機能を備える。
【0030】UPC処理部31は、基本的には、既存の
UPC装置と同じであり、バーチャルスケジューリング
・アルゴリズムまたはリーキバケット・アルゴリズムに
従って、コネクション毎に到着セルが適合セルであるか
違反セルであるのかを判断する。なお、以下では、UP
C処理部31は、バーチャルスケジューリング・アルゴ
リズムに従って動作するものとする。セル種別判定部3
2、フレーム処理部33、ゆらぎ値演算部34、セル処
理部35は、AAL5フレームに対応する処理を実行す
るために設けられている。なお、セル種別判定部32お
よびセル処理部35の機能の一部は、既存のUPC装置
が備える機能と重複する。
【0031】図3は、バーチャルスケジューリング・ア
ルゴリズムの基本処理のフローチャートである。この処
理は、コネクション毎に実行される。また、この処理
は、セルが到着する毎に、その到着セルに対して実行さ
れる。以下では、時刻ta においてセルが到着した後の
処理を説明する。
【0032】ステップS1では、到着セルに対する論理
到着時刻TATが算出される。論理到着時刻TATは、
前回の適合セルに対する仮想スケジューリング時刻LV
STにインクリメントパラメータIを加えることによっ
て得られる。インクリメントパラメータIは、たとえ
ば、コネクション毎にユーザにより申告された転送レー
ト(たとえば、最大セルレートPCR)の逆数である。
【0033】ステップS2では、到着セルの実際の到着
時刻ta が、ステップS1で算出した論理到着時刻TA
Tよりも前であるか後であるかが調べられる。実際の到
着時刻ta が論理到着時刻TATよりも後ならば、前回
のセルの到着時刻から今回のセルの到着時刻までの間隔
が申告値よりも大きいことになるので、到着セルは適合
セルであるとみなされる。この場合、ステップS3にお
いて、論理到着時刻TATに到着時刻ta が代入され
る。
【0034】ステップS4では、到着セルが「適合」で
あることを示す信号が出力される。また、次の到着セル
の処理のために、仮想スケジューリング時刻LVSTが
更新される。ここでは、仮想スケジューリング時刻LV
STに論理到着時刻TATが代入される。
【0035】実際の到着時刻ta が論理到着時刻TAT
よりも前であったならば(ステップS2:No)、前回
のセルの到着時刻から今回のセルの到着時刻までの間隔
が申告値よりも小さいことになるので、ステップS5に
進む。
【0036】ステップS5では、ゆらぎ許容値を考慮し
た上で、到着セルが違反セルであるか否かが調べられ
る。ゆらぎ許容値は、通常、コネクション毎に申告され
た値が使用される。到着セルの実際の到着時刻ta にゆ
らぎ許容値Lを加えた時刻が、論理到着時刻TATより
も前であるか後であるかが調べられる。到着時刻ta に
ゆらぎ許容値Lを加えた時刻が、論理到着時刻TATよ
りも後ならば、ステップS4へ進む。一方、到着時刻t
a にゆらぎ許容値Lを加えた時刻が、論理到着時刻TA
Tよりも前ならば、ステップS6へ進む。
【0037】ステップS6では、到着セルが「違反(不
適合)」であることを示す信号が出力される。また、ス
テップS6では、仮想スケジューリング時刻LVSTは
更新されない。上記処理により、到着セルが適合セルで
あるのか、或いは違反セルであるのかが判断される。
【0038】図2に戻り、セル種別判定部32の動作を
説明する。セル種別判定部32は、到着セルのヘッダに
格納されている情報に基づいて、セルの種別を判定す
る。図4は、ATMセルのフォーマットを示す図であ
る。ここでは、UNIにおけるフォーマットを示す。セ
ルは、基本的には5バイトのヘッダ及び48バイトのペ
イロードから構成される。ヘッダには、GFC(Generi
c Flow Control)、VPI(Virtual Path Identifier
)、VCI(Virtual Channel Identifier)、PTI
(Payload Type Indicator)、CLP(Cell Loss Prio
rity)、およびHEC(Header Error Control)が格納
されている。
【0039】PTIは、基本的には、送信端末により設
定される。セルのペイロードにユーザデータが格納され
ている場合には、PTI="0xx" であり、制御データが
格納されている場合には、PTI="1xx" である。な
お、"x" は、0または1の値である。制御データを格納
したセルは、たとえば、OAMセルまたはリソースマネ
ージメントセル等である。
【0040】また、セルがAAL5フレームを伝送する
場合には、そのフレームの最後尾のデータを格納するセ
ルのPTIとして、PTI="0x1" が設定され、他のセ
ルのPTIとして、PTI="0x0" が設定される。
【0041】セル種別判定部32は、セルが到着する
と、そのセルをそのままセル処理部35へ送ると共に、
そのセルのヘッダからPTI、CLP、およびVPI/VCI
(VPIとVCIとを組み合せた値)を抽出する。そし
て、セル種別判定部32は、抽出したVPI/VCI をキーと
してUPCテーブル36をサーチし、到着セルについて
UPC処理を実行する必要があるか否か、および到着セ
ルについてAAL5フレームを考慮したUPC処理を実
行する必要があるか否かを調べる。
【0042】図5は、UPCテーブル36を模式的に示
した図である。UPCテーブル36は、VPI/VCI とキー
として、コネクション毎にUPC処理に係わる各種パラ
メータを格納する。以下、各パラメータについて説明す
る。
【0043】「PCR」、「SCR」、および「MC
R」は、それぞれ予め申告されるセルの転送レートであ
る。「CDVT(Cell Delay Variation Time )」およ
び「MBS(Maximum Burst Second)」は、セルの到着
間隔のゆらぎ時間の許容値を規定するパラメータであ
る。これら2つのパラメータも予め申告される。
【0044】「UPC_ID」は、当該コネクションに
対して提供されるサービスカテゴリーを表す。サービス
カテゴリーとしては、たとえば、CBR、rt−VBR、
nrt-VBR、UBR、ABR、およびGFRが提供され
ている。このパラメータは、たとえば、コネクションの
確立時に設定される。
【0045】「UPC_EN」は、当該コネクションに
対してUPC処理を実行するか否かを表す。このパラメ
ータは、たとえば、コネクションの確立時に設定され
る。「TOF」は、到着セルのペイロードにAAL5フ
レームの先頭部分のデータが格納されているか否かを表
す。このパラメータは、たとえば、フレーム処理部33
により書き込まれる。
【0046】「EN_frame 」は、当該コネクションに
おいてAAL5フレームを考慮したUPC処理を実行す
るか否かを表す。このパラメータは、たとえば、コネク
ションの確立時に設定される。
【0047】「PTI」は、到着セルのペイロードに格
納されている情報のタイプを表す。このパラメータは、
到着セルのヘッダから抽出される。「EOF」は、到着
セルのペイロードにAAL5フレームの最後尾部分のデ
ータが格納されているか否かを表す。このパラメータ
は、たとえば、フレーム処理部33により書き込まれ
る。
【0048】「F_FLAG」は、セル処理部35に対
してAAL5フレームを考慮した動作を実行させるか否
かを表す。このパラメータは、たとえば、フレーム処理
部33により書き込まれる。
【0049】「P_DIS」は、到着セルを廃棄するか
否かを表す。また、「P_TAG」は、到着セルに対し
てタギングするか否かを表す。これらのパラメータは、
たとえば、フレーム処理部33により書き込まれる。
【0050】「W_DIS」は、到着セルのペイロード
にAAL5フレームの一部が格納されていた場合に、そ
のAAL5フレームを格納するすべてのセルを廃棄する
かを表す。「W_TAG」は、到着セルのペイロードに
AAL5フレームの一部が格納されていた場合に、その
AAL5フレームを格納するすべてのセルに対してタギ
ングするかを表す。これらのパラメータは、たとえば、
フレーム処理部33により書き込まれる。
【0051】「CLP_in」は、到着セルのセル廃棄優
先度を表す。このパラメータは、到着したセルのヘッダ
から抽出されるか、或いはフレーム処理部33により決
定される。
【0052】「DIS_FLAG」は、到着セルを強制
的に廃棄するか否かを表す。このパラメータは、フレー
ム処理部33により決定される。「var_L」は、U
PC処理におけるゆらぎに係わるパラメータである。こ
のパラメータは、ゆらぎ値演算部34により算出され
る。
【0053】「UPC_DIS」は、到着セルを廃棄す
るか否かを表す。また、「UPC_TAG」は、到着セ
ルに対してタギングするか否かを表す。これらのパラメ
ータは、セル処理部35への指示であり、UPC処理部
31により決定される。
【0054】これら各パラメータについては、後述のフ
ローチャート等を参照しながら、さらに詳しく説明す
る。なお、プロセッサ(CPU)が所定のプログラムを
実行することによりセル種別判定部32、フレーム処理
部33、ゆらぎ値演算部34、およびセル処理部35の
各機能を実現する場合には、UPCテーブル36は、R
AM等のメモリ上に作成される。一方、セル種別判定部
32、フレーム処理部33、ゆらぎ値演算部34、およ
びセル処理部35の各機能をハードウェア回路で実現す
る場合には、UPCテーブル36もハードウェア回路で
実現される。この場合、各パラメータは、たとえば、レ
ジスタ、或いはフリップフロップ等に格納される。ま
た、UPCテーブル36は、ハードウェア回路およびメ
モリが混在してもよい。さらに、これらのパラメータの
うちの一部は、UPCテーブル36に格納することな
く、UPC処理部31、セル種別判定部32、フレーム
処理部33、ゆらぎ値演算部34、及びセル処理部35
どうしの間で直接的に授受してもよい。
【0055】図2に戻る。フレーム処理部33は、UP
C処理の前処理として、到着セルのペイロードにAAL
5フレームが格納されていた場合に、その格納されてい
るデータがAALフレームの先頭部分なのか、最後部部
分なのか、或いはその他の部分(以下、「中間部分」と
呼ぶことがある)なのかを判断し、その判断結果に従っ
て各種パラメータを更新する。
【0056】図6は、セル種別判定部32の動作、およ
びUPC処理の前処理としてのフレーム処理部33の動
作を説明するフローチャートである。この処理は、UP
C装置30にセルが到着する毎に実行される。
【0057】セルが到着すると、セル種別判定部32
は、ステップS11を実行する前に、到着セルのヘッダ
に設定されているVPI/VCI をキーとしてUPCテーブル
36の「UPC_EN」を参照し、UPC処理を実行す
るか否かを検出する。また、セル種別判定部32は、U
PCテーブル36の「UPC_ID」を参照し、サービ
スカテゴリーを検出する。そして、これら検出結果をU
PC処理部31に通知する。
【0058】ステップS11では、到着セルのヘッダに
設定されているVPI/VCI をキーとしてUPCテーブル3
6の「EN_frame 」を参照し、AAL5フレームを考
慮したUPC処理を実行するか否かを調べる。AAL5
フレームを考慮したUPC処理を実行しない場合には、
ステップS12において、到着セルのヘッダに設定され
ているCLPをUPCテーブル36の「CPP_in」に
書き込む。続いて、ステップS13では、UPCテーブ
ル36の「DIS_FLAG」に"false" を書き込む。
【0059】AAL5フレームを考慮したUPC処理を
実行する場合には(ステップS11:Yes)、ステッ
プS21において、到着セルのヘッダに設定されている
PTIに基づいて、そのセルのペイロードに格納されて
いるデータがユーザデータなのか、或いは制御データな
のかを調べる。PTI="1xx" であれば、制御データで
あるとみなしてステップS22へ進み、PTI="0xx"
であれば、ユーザデータであるとみなしてステップS3
1へ進む。
【0060】到着セルが制御データを格納している場合
には、「EN_frame 」がAAL5フレームを考慮した
UPC処理を実行する旨を表示して場合であっても、実
際にはAAL5フレームを考慮したUPC処理を実行し
ないようにするために、ステップS22において、UP
Cテーブル36の「F_FLAG」に"false" を書き込
む。この後、ステップS12およびS13が実行され
る。
【0061】到着セルがユーザデータを格納している場
合は(ステップS21:Yes)、AAL5フレームを
考慮したUPC処理が実行されるように、ステップS3
1において、UPCテーブル36の「F_FLAG」
に"true"を書き込む。ステップS32では、到着セルの
ヘッダに設定されているPTIに基づいて、そのセルの
ペイロードにAAL5フレームの最後尾部分が格納され
ているか否かを調べる。PTI="0x0" であれば、到着
セルにAAL5フレームの最後尾部分が格納されていな
いものとみなしてステップS32へ進み、PTI="0x
1" であれば、到着セルにAAL5フレームの最後尾部
分が格納されているものとみなしてステップS34へ進
む。
【0062】ステップS33では、UPCテーブル36
の「EOF」に"0" を書き込む。一方、ステップS34
では、UPCテーブル36の「EOF」に"1" を書き込
む。ステップS35およびS36では、UPCテーブル
36の「P_TAG」および「P_DIS」にそれぞ
れ"false" を書き込む。
【0063】このように、到着セルにAAL5フレーム
の最後尾部分が格納されていた場合には、そのセルが廃
棄されないようにするために「P_TAG」および「P
_DIS」が更新される。一方、到着セルにAAL5フ
レームの最後尾部分が格納されていなかった場合は、
「P_TAG」および「P_DIS」は更新されない。
この場合、「P_TAG」および「P_DIS」は、前
回の到着セルを処理したときの状態が保持される。
【0064】ステップS41〜S46は、UPCテーブ
ル36に設定されている「W_DIS」「W_TAG」
「P_DIS」「P_TAG」を参照し、「DIS_F
LAG」および「CLP_in」を更新する処理である。
このとき参照される4つのパラメータは、後述説明する
が、前回の到着セルを処理する際に更新された値であ
る。
【0065】ステップS41では、UPCテーブル36
の「W_DIS」に基づいて、到着セルを廃棄する必要
があるか否かを調べる。到着セルを廃棄する必要がある
と判断された場合には、ステップS45において、UP
Cテーブル36の「DIS_FLAG」に"true"を書き
込む。また、ステップS42では、UPCテーブル36
の「W_TAG」に基づいて、到着セルに対してタギン
グする必要があるか否かを調べる。到着セルに対してタ
ギングする必要があると判断された場合には、ステップ
S46において、UPCテーブル36の「CLP_in」
に"1" を書き込む。
【0066】ステップS43およびS44の処理は、基
本的にはステップS41およびS42と同じである。即
ち、到着セルを廃棄する必要があると判断された場合に
は、ステップS45において、UPCテーブル36の
「DIS_FLAG」に"true"を書き込み、到着セルに
対してタギングする必要があると判断された場合には、
ステップS46において、UPCテーブル36の「CL
P_in」に"1" を書き込む。
【0067】一方、到着セルを廃棄する必要がなく、且
つ到着セルに対してタギングする必要がないと判断され
た場合には(ステップS41〜S44:No)、ステッ
プS12およびS13が実行される。
【0068】このように、フレーム処理部33は、UP
C処理の前処理として、到着セルについての「UPC_
ID」「DIS_FLAG」および「CLP_in」を決
定する。これらのパラメータは、UPC処理部31によ
るUPC処理において、或いはその後処理において使用
される。UPC処理部31は、例えば、これらのパラメ
ータをフレーム処理部33から直接的に受け取る。或い
は、フレーム処理部33がこれらのパラメータをUPC
テーブル36に書き込み、UPC処理部31がそれらを
それらを読み出すようにしてもよい。
【0069】UPC処理部31は、基本的には、各到着
セルについて図3に示したフローチャートの処理を実行
することにより、到着セルが適合セルであるか、違反セ
ルであるのかを判定する。ただし、UPC処理部31
は、この判断に際して、フレーム処理部33から与えら
れるパラメータの値を参照する。
【0070】UPC処理部31は、GFRサービスに従
って伝送されるセルを受信した際には、下記の3つの条
件に従ってそのセルが適合セルであるか違反セルである
かを判定する。
【0071】A:I=1/PCR, L=CDVT B:I=1/SCR, L=BT/2+CDVT C:I=1/SCR, L=BT+CDVT ただし、BT=(MBS−1)・(Is −Ip ) Is =1/SCR Ip =1/PCR 条件Aは、全セルを対象とする。また、条件Bは、AA
L5フレームの先頭部分を格納するセルを対象とする。
さらに、条件Cは、AAL5フレームを格納するセルの
うち、その先頭部分を格納するセル以外のセルを対象と
する。
【0072】図7は、UPC処理部31のブロック図で
ある。PCR用判定部41は、バーチャルスケジューリ
ング・アルゴリズムの「I」及び「L」として条件Aに
より与えられる値を使用して図3に示したフローチャー
トを実行することにより、到着セルが適合セルか違反セ
ルかを判定する。SCR用判定部42は、バーチャルス
ケジューリング・アルゴリズムの「I」及び「L」とし
て条件Bまたは条件Cにより与えられる値を使用して図
3に示したフローチャートを実行することにより、到着
セルが適合セルか違反セルかを判定する。条件Bおよび
条件Cは、ゆらぎ許容値Lが互いに異なる。
【0073】ゆらぎ許容値Lは、ゆらぎ値演算部34に
より与えられる。ゆらぎ値演算部34は、前述したパラ
メータ「F_FLAG」及び「TOF」に従ってゆらぎ
許容値Lを求める。具体的には、ゆらぎ値演算部34
は、「F_FLAG」が"true"であり且つ「TOF」
が"true"であれば、ゆらぎ許容値Lとして条件Bにより
規定される値を出力する。また、「F_FLAG」が"t
rue"であり且つ「TOF」が"false" であれば、ゆらぎ
許容値Lとして条件Cにより規定される値を出力する。
【0074】なお、ゆらぎ値演算部34は、「F_FL
AG」および「TOF」をフレーム処理部33から直接
的に受け取ってもよいし、或いはUPCテーブル36か
ら読み出してもよい。また、条件Bまたは条件Cで使用
されるパラメータ「PCR」「SCR」「CDVT」
「MBS」は、UPCテーブル36に予め格納されてい
る。ゆらぎ値演算部34は、「F_FLAG」が"fals
e" であったときには、何も出力しない。
【0075】指示作成部43は、セル処理部35への指
示(違反通知)を作成する。この指示は、「UPC_D
IS」及び「UPC_TAG」としてセル処理部35へ
与えられる。「UPC_DIS」="true"とすれば、セ
ル処理部35は、到着セルを廃棄し、「UPC_DI
S」="false" とすれば、セル処理部35は、到着セル
をそのまま通過させる。同様に、「UPC_TAG」
="true"とすれば、セル処理部35は、到着セルのCL
Pに「1」を設定して網へ送出し、「UPC_TAG」
="false" とすれば、セル処理部35は、到着セルをそ
のまま通過させる。セル処理部35の動作については後
述する。
【0076】指示作成部43は、PCR用判定部41お
よびSCR用判定部42の判定結果に従ってセル処理部
35への指示(すなわち、「UPC_DIS」及び「U
PC_TAG」)を決定する。指示の作成方法として
は、様々な形態が考えられる。指示の作成方法の例を下
記に示す。 (1) PCR用判定部41により「違反セル」とみなされ
たセルを廃棄し、SCR用判定部42のみにより「違反
セル」とみなされたセルに対してタギング。 (2) PCR用判定部41またはSCR用判定部42のう
ちの少なくとも一方により「違反セル」とみなされたセ
ルを廃棄。 (3) PCR用判定部41またはSCR用判定部42のう
ちの少なくとも一方により「違反セル」とみなされたセ
ルに対してタギング。
【0077】図8は、UPC処理部31の動作を説明す
るフローチャートである。この処理は、セルが到着する
毎に実行される。ステップS51では、「UPC_I
D」に基づいて、当該コネクションに対して提供されて
いるサービスがGFRサービスであるか否かを調べる。
GFRサービスでない場合は、ステップS54におい
て、通常のUPC処理を実行することにより、「UPC
_DIS」および「UPC_TAG」を出力する。
【0078】一方、GFRサービスであれば、ステップ
S52において、ゆらぎ値演算部34からゆらぎ許容値
Lを取得する。そして、ステップS53において、PC
R用判定部41およびSCR用判定部42を用いて適合
/違反を判定し、それらの判定結果に基づいて「UPC
_DIS」および「UPC_TAG」を決定して出力す
る。
【0079】このように、UPC処理部31の動作は、
GFRサービスが提供されているコネクション対してバ
ーチャルスケジューリング・アルゴリズムで使用される
パラメータが変化する点を除けば、基本的には既存のU
PC処理と同じである。
【0080】次に、フレーム処理部33による後処理に
ついて説明する。フレーム処理部33は、UPC処理部
31によるUPC処理の後処理として、AAL5フレー
ムの一部を格納するセルについてUPC処理が実行され
たときに、そのセルに続くセルを処理する際に使用され
るパラメータを更新する。
【0081】図9は、UPC処理の後処理としてのフレ
ーム処理部33の動作を説明するフローチャートであ
る。この処理は、セルが到着する毎に実行される。な
お、以下では、説明をシンプルにするために、AAL5
フレームの先頭部分を格納するセルを「TOFセル」、
AAL5フレームの中間部分を格納するセルを「MOF
セル」、AAL5フレームの最後尾部分を格納するセル
を「EOFセル」と呼ぶことがある。
【0082】ステップS60では、UPCテーブル36
の「F_FLAG」を参照し、到着セルについてAAL
5フレームを考慮したUPC処理が実行されているか否
かを調べる。この「F_FLAG」は、図6のステップ
S22またはS31において設定された値である。した
がって、到着セルのペイロードにAAL5フレームの一
部が格納されていた場合には、「F_FLAG」="tru
e"となっており、ステップS61へ進む。一方、到着セ
ルのペイロードにAAL5フレームが格納されていなか
った場合、あるいは到着セルが制御セルであった場合
は、「F_FLAG」="false" となっており、ステッ
プS61以降の処理を実行することなく終了する。
【0083】ステップS61では、「DIS_FLA
G」を参照し、上述した前処理において到着セルを強制
的に廃棄すべき旨の指示が出力されているか否かを判断
する。強制的廃棄指示が出力されている場合には、ステ
ップS62において、「P_DIS」および「W_DI
S」を調べる。そして、これらのパラメータのうちの少
なくとも一方が"true"であったときに、ステップS63
において、「UPC_DIS」に"true"を書き込む。
【0084】ステップS64では、「UPC_DIS」
を参照し、到着セルを廃棄すべき旨の指示が出力される
か否かを調べる。すなわち、UPC処理部31において
到着セルを廃棄すべき旨の指示が生成された場合、或い
は上記ステップS61〜S63において「UPC_DI
S」が強制的に更新された場合には、ステップS65へ
進み、その他の場合にはステップS71へ進む。
【0085】ステップS65では、UPCテーブル36
の「TOF」および「EOF」に基づいて、到着セルが
TOFセルであるか否かを調べる。到着セルがTOFセ
ルであれば、ステップS66において、「W_DIS」
に"true"を書き込む。また、ステップS67では、到着
セルがMOFセルであるか否かを調べる。到着セルがM
OFセルであれば、ステップS68において、「P_D
IS」に"true"を書き込む。なお、到着セルがEOFセ
ルであった場合には、ステップS66およびS68は実
行されない。
【0086】このように、フレーム処理部33は、ステ
ップS61〜S68の処理により、図6のフローチャー
トの処理による得られる「DIS_FLAG」が"true"
であり、且つ「P_DIS」又は「W_DIS」が"tru
e"であった場合には、PCR用判定部41およびSCR
用判定部42による判定結果とは無関係に、到着セルを
強制的に廃棄すべき旨の指示を出力する。また、フレー
ム処理部33は、TOFセルを廃棄すべき旨の指示が出
力されている場合には「W_DIS」に"true"を書き込
み、また、MOFセルを廃棄すべき旨の指示が出力され
ている場合には「P_DIS」に"true"を書き込む。な
お、これらのパラメータは、次の到着セルを処理する際
に、図6のステップS41またはS43において参照さ
れる。
【0087】ステップS71〜S78の処理は、基本的
には、上述したステップS61〜S68の処理と同じで
ある。ただし、ステップS61〜S68は、到着セルを
廃棄する際の処理であったのに対し、ステップS71〜
S78は、到着セルにタギングする際の処理である。し
たがって、ステップS61〜S68およびステップS7
1〜S78では、参照するパラメータ、および更新する
パラメータが互いに異なっている。
【0088】ステップS71〜S78において、フレー
ム処理部33は、図6のフローチャートの処理による得
られる「CLP_in」が"1" であり、且つ「P_TA
G」又は「W_TAG」が"true"であった場合には、P
CR用判定部41およびSCR用判定部42による判定
結果とは無関係に、到着セルのCLPに強制的に「1」
を設定すべき旨の指示を出力する。また、フレーム処理
部33は、TOFセルを廃棄すべき旨の指示が出力され
ている場合には「W_TAG」に"true"を書き込み、ま
た、MOFセルを廃棄すべき旨の指示が出力されている
場合には「P_TAG」に"true"を書き込む。なお、こ
れらのパラメータは、次の到着セルを処理する際に、図
6のステップS42またはS44において参照される。
【0089】ステップS81では、図6のフローチャー
トのステップS33またはS34において更新された
「EOF」を参照し、到着セルがEOFセルか否か調べ
る。到着セルがEOFセルであれば、次に到着するセル
のペイロードには次のAAL5フレームの先頭部分が格
納されているものとみなし、ステップS82において、
「W_DIS」および「W_TAG」をリセットすると
共に、ステップS83において、「TOF」に"1" を書
き込む。一方、到着セルがEOFセルでなかった場合に
は、ステップS84において「TOF」に"0" を書き込
む。
【0090】図10は、セル処理部35の動作を説明す
るフローチャートである。この処理は、セルが到着する
毎に実行される。ステップS91では、フレーム処理部
33から与えられる「UPC_DIS」に従って到着セ
ルを廃棄するか否かを判断する。「UPC_DIS」
="true"であれば、ステップS92において到着セルを
廃棄する。ステップS93では、フレーム処理部33か
ら与えられる「UPC_TAG」に従って到着セルに対
してタギングをするか否かを判断する。「UPC_TA
G」="true"であれば、ステップS94において、到着
セルのCLPに「1」を設定して網へ送出する。「UP
C_DIS」="false" であり且つ「UPC_TAG」
="false" であれば、ステップS95において、到着セ
ルをそのまま網へ送出する。
【0091】なお、図10に示すセル処理部35の動作
は、既存のUPC装置においても実現されている。次
に、本実施形態のUPC装置の動作の具体例を説明す
る。
【0092】図11は、GFRサービスで使用されるA
AL5フレームをセルに格納する方法を説明する図であ
り、後述する動作説明において参照される。尚、ここで
は、伝送すべきユーザデータが複数のAAL5フレーム
に順番に格納されているものとする。各AAL5フレー
ムは、複数のデータセットに分割され、TOFセル、M
OFセル、およびEOFセルに格納される。MOFセル
は、通常、複数存在する。
【0093】以下、TOFセル、MOFセル、およびE
OFセルが到着したときの本実施形態のUPC装置の動
作をそれぞれ説明する。なお、本実施形態のUPC装置
は、上述したように、違反セルを廃棄する処理および違
反セルに対してタギングする処理を実行できるが、以下
では、説明を簡単にするために、違反セルを廃棄する動
作のみを説明する。すなわち、図6および図9におい
て、ステップS12、S35、S42、S44、S4
6、およびS71〜S78が存在しないものとして説明
する。TOFセルが適合セルであった場合 TOFセルが到着すると、ステップS32の判断結果は
「No」となる。ここで、このTOFセルが到着する直
前には、前のAAL5フレームのEOFセルが到着して
いたはずである。たとえば、図11において、セルB1
の直前にはセルAn が到着している。すなわち、TOF
セルが到着した直前のEOFセルが到着したときにステ
ップS35が実行されているはずである。したがって、
当該TOFセルが到着した時点では、「P_DIS」
は"false" となっている。
【0094】続いて、ステップS41において、「W_
DIS」が調べられる。このパラメータは、前のAAL
5フレームのEOFセルが到着したときに、図9のステ
ップS82においてリセットされているはずである。し
たがって、ステップS41の判断結果は、「No」とな
る。また、上述したように、当該TOFが到着した時点
では「P_DIS」は"false" となっているので、ステ
ップS43の判断結果も「No」となる。したがって、
この場合、ステップS45は実行されることなく、ステ
ップS13が実行される。
【0095】このように、フレーム処理部33は、TO
Fセルが到着したときには、「DIS_FLAG」は"f
alse" のままである。すなわち、フレーム処理部33
は、TOFセルが到着したときには、その到着セルを強
制的に廃棄するための指示を出力しない。
【0096】UPC処理部31は、到着したTOFセル
について違反が発生しているか否かを調べる。ここで、
TOFセルが適合セルであったとすると、UPC処理部
31は、「UPC_DIS」="false" を出力する。
【0097】TOFセルが適合セルであった場合には、
「DIS_FLAG」および「UPC_DIS」が共
に"false" となっているので、ステップS61およびS
64の判断結果は共に「No」となる。従って、図9の
フローチャートの処理により、フレーム処理部33は、
セル処理部35に対して「UPC_DIS」="false"
を出力する。また、TOFセルが到着した場合には、ス
テップS81の判断結果が「No」となり、「TOF」
に"1" が書き込まれる。
【0098】上記TOFセルに続いて、MOFセルが到
着すると、そのMOFセルに対して図6のフローチャー
トの処理が実行される。このとき、TOFセルが適合セ
ルであった場合には、「W_DIS」及び「P_DI
S」が共に"false" となっているので、ステップS45
は実行されることなく、ステップS13が実行される。
すなわち、フレーム処理部33は、その到着したMOF
セルを強制的に廃棄するための指示を出力しない。
【0099】さらに、複数のMOFセルに続いてEOF
セルが到着すると、そのEOFセルに対して図6のフロ
ーチャートの処理が実行される。このとき、TOFセル
およびMOFセルがすべて適合セルであった場合には、
「W_DIS」および「P_DIS」が共に"false" と
なっているので、ステップS45は実行されることな
く、ステップS13が実行される。すなわち、フレーム
処理部33は、その到着したEOFセルを強制的に廃棄
するための指示を出力しない。なお、実際には、EOF
セルが到着したときには、ステップS32の判断結果は
「No」であり、ステップS36が実行されるので、例
えば、MOFセルが廃棄されることによって「P_DI
S」が"true"であったとしても、そのパラメータは更新
されているので、到着したEOFセルを強制的に廃棄す
るための指示は出力されない。
【0100】このように、到着したTOFセルが適合セ
ルであった場合には、フレーム処理部33は、TOFセ
ル、MOFセル、またはEOFセルを強制的に廃棄する
ための指示を出力しない。したがって、セル処理部35
は、到着セルを廃棄することなく網へ送出する。ただ
し、TOFセルが適合セルであった場合においても、M
OFセルが廃棄されると、その廃棄されたMOFセル以
降のMOFセルを強制的に廃棄するための指示が出力さ
れる。この処理については後述する。TOFセルが違反セルであった場合 TOFセルが違反セルであり廃棄されたとすると、受信
端末は、AAL5フレームを再生することができない。
すなわち、あるAAL5フレームの先頭部分を格納する
TOFセルが廃棄された場合には、そのフレームから分
割された他のデータセットを格納するセルを受信端末へ
伝送すると、網資源が浪費されることになる。したがっ
て、本実施形態のUPC装置は、あるフレームの先頭部
分を格納するTOFセルを廃棄する場合には、そのフレ
ームから分割された他のデータセットを格納するセル
(MOFセル及びEOFセルを含む)を強制的に廃棄す
る。以下、到着したTOFセルが違反セルであったとき
のUPC装置の動作を図6および図9のフローチャート
を参照しながら説明する。
【0101】到着したTOFセルが違反セルであった場
合においても、図6のフローチャートの処理による結果
は、そのTOFセルが適合セルであった場合と同じであ
る。すなわち、フレーム処理部33は、到着したTOF
セルを強制的に廃棄するための指示を出力しない。
【0102】UPC処理部31は、到着したTOFセル
が違反セルであった場合には、「UPC_DIS」="t
rue"を出力する。この場合、図9のフローチャートの処
理が実行されると、ステップS64の判断結果が「N
o」となり、また、ステップS65の判断結果が「Ye
s」となり、ステップS66が実行される。すなわち、
「W_DIS」に"true"が書き込まれる。
【0103】上記TOFセルに続いて、MOFセルおよ
びEOFセルが到着すると、それらの各セルに対して図
6のフローチャートの処理が実行される。このとき、T
OFセルが違反セルであった場合には、「W_DIS」
が"true"となっているので、すべてのMOFセルおよび
EOFセルに対してステップS41の判断結果が「Ye
s」となり、ステップS45が実行される。この結果、
すべてのMOFセルおよびEOFセルに対して「DIS
_FLAG」="true"が出力される。即ち、すべてのM
OFセルおよびEOFセルに対してそれらを強制的に廃
棄するための指示が出力される。
【0104】さらに、各MOFセルおよびEOFセルに
対してそれぞれ図9に示すフローチャートの処理が実行
される。このとき、図6に示すフローチャートの処理に
よって「DIS_FLAG」="true"が出力されてお
り、また、TOFセルが到着したときに「W_DIS」
に"true"が書き込まれているので、ステップS61およ
びS62の判断結果が共に「Yes」となり、ステップ
S63が実行される。すなわち、各MOFセルおよびE
OFセルに対する「UPC_DIS」は、UPC処理部
31による判定結果とは無関係に"true"となる。この結
果、セル処理部35は、MOFセルおよびEOFセルを
すべて廃棄する。
【0105】このように、到着したTOFセルが違反セ
ルであった場合には、フレーム処理部33は、そのTO
Fセルに続く各MOFセルおよびEOFセルを強制的に
廃棄するための指示を出力する。この結果、1つのAA
L5フレームに係わるセルがすべて廃棄されることにな
る。
【0106】なお、EOFセルが到着すると、ステップ
S82が実行され、次のAAL5フレームのために「W
_DIS」はリセットされる。たとえば、図11におい
て、セルA1 が廃棄されたとすると、UPC装置は、セ
ルA2 〜セルAn を強制的に廃棄する。このとき、セル
An を処理する際、「W_DIS」に"false" が書き込
まれる。したがって、次のAAL5フレームを格納する
セルが到着したときには、UPC装置は、通常の動作を
実行する。
【0107】このように、本実施形態のUPC装置は、
GFRサービスが提供されているコネクションのトラヒ
ックを制御する際には、AAL5フレームを単位として
セル廃棄処理を行う。MOFセルが違反セルであった場合 TOFセルが正しく伝送された場合にあっても、1以上
のMOFセルが廃棄されると、受信端末は、AAL5フ
レームを再生することができない。すなわち、あるAA
L5フレームのMOFが廃棄された場合には、その廃棄
されたMOFセルに続くセルを受信端末へ伝送すると、
網資源が浪費されることになる。したがって、本実施形
態のUPC装置は、あるフレームのMOFセルを廃棄す
る場合には、そのMOFセルに続くセルを強制的に廃棄
する。
【0108】ただし、受信端末は、TOFセルが廃棄さ
れなかった場合には、そのTOFセルから次に受信する
EOFセルまでの各セルから抽出するデータから1つの
AAL5フレームを再生しようとする。したがって、例
えば、セルA2 が廃棄されたときに、もし、セルA3 〜
セルAn を強制的に廃棄してしまうと、受信端末は、セ
ルA1 〜セルBn (セルA2 〜セルAn を除く)から抽
出するデータから1つのAAL5フレームを再生しよう
とする。この場合、AAL5フレームは、正しく再生さ
れない。すなわち、この例では、AAL5フレーム(B)
を格納する各セルがすべて受信端末まで伝送されたとし
ても、受信端末は、そのAAL5フレーム(B) を再生で
きない。
【0109】本実施形態のUPC装置は、このような事
態を避けるために、TOFセルが廃棄されなかった場合
には、MOFセルが廃棄されたとしても、EOFセルを
強制的に廃棄するための指示を生成しない。以下、到着
したMOFセルが違反セルであったときのUPC装置の
動作を図6および図9のフローチャートを参照しながら
説明する。なお、TOFセルは適合セルであったものと
する。
【0110】あるMOFセル(以下、図11のMOFセ
ルA2 とする)が違反セルであったとすると、UPC処
理部31は、「UPC_DIS」="true"を出力する。
この場合、図9のフローチャートの処理において、ステ
ップS64判断結果は「Yes」となる。また、MOF
セルが到着したときには、「TOF」及び「EOF」は
共に"0" となっているので、ステップS67判断結果が
「Yes」となる。この結果、「P_DIS」に"true"
が書き込まれる。なお、「P_DIS」に一旦"true"が
書き込まれると、EOFセルが到着するまでその値が保
持される。
【0111】続いて、MOFセルA3 〜MOFセルAn-
1 が順番に到着する。これらの各セルに対しては、ステ
ップS43の判断結果はそれぞれ「Yes」となる。し
たがって、ステップS45が実行され、MOFセルA3
〜MOFセルAn-1 を強制的に廃棄するための指示が生
成される。これらの指示が出力されると、セル処理部3
5は、UPC処理部31の判定結果に係わらす、MOF
セルA3 〜MOFセルAn-1 を廃棄する。
【0112】この後、EOFセルAn が到着すると、ス
テップS36が実行されて「P_DIS」がリセットさ
れる。また、TOFセルが適合セルであったときには、
「W_DIS」="false" である。したがって、ステッ
プS41およびS43の判断結果は共に「No」とな
り、ステップS45が実行されることなく、ステップS
13が実行される。すなわち、到着したEOFセルに対
しては、そのセルを強制的に廃棄するための指示は出力
されない。したがって、セル処理部35は、このEOF
セルを廃棄することなく網へ送出する。
【0113】このように、本実施形態のUPC装置は、
TOFセルが廃棄されなかった場合には、MOFセルが
廃棄されたとしても、EOFセルを廃棄することなく、
網へ送出する。
【0114】なお、EOFセルが違反セルであった場合
には、UPC処理部31は、「UPC_DIS」="tru
e"を出力する。したがって、この場合は、EOPセルは
廃棄されることになる。
【0115】ただし、例えば、図9のフローチャートの
ステップS64の直前に「W_DIS」が"false" であ
ることを確認するステップ、到着セルがEOFセルであ
ることを確認するステップ、および上記2つの条件が満
たされていた場合に「UPC_DIS」を強制的に"fal
se" に変更するステップを設ければ、TOFセルが廃棄
されなかったときには、もしもEOFセルが違反セルで
あったとしても、そのEOFセルは廃棄されないことに
なる。このようなステップを設ければ、上述した問題
(あるAAL5フレームから分解された複数のデータセ
ットの中の1つが廃棄されたことに伴って、そのAAL
5フレームに続くAAL5フレームを再生できなくなる
問題)は回避される。
【0116】このように、本実施形態のUPC装置は、
GFRサービスが提供されているコネクションのトラヒ
ックを制御する際には、AAL5フレームを単位として
セル廃棄処理を行う。なお、上記実施例では、セルを廃
棄する処理について説明したが、セルにタギングする際
の処理も基本的には同じである。
【0117】UPC装置を通過したセル(UPC装置に
より廃棄されなかったセル)は、図1に示したATMス
イッチ10に入力される。ATMスイッチは、一般に、
入力セルを一時的に格納するためのバッファを備えてい
る。
【0118】図12は、ATMスイッチが備えるバッフ
ァ装置の構成図である。バッファ装置は、サービスカテ
ゴリ毎にセルを格納するためのQoSバッファ#1〜#
Nを備える。図12では、QoSバッファ#NがGFR
サービスに対応するものとする。
【0119】QoS判断部部51は、入力セルのサービ
スカテゴリを検出し、そのセルを対応するQoSバッフ
ァに書き込む。各セルのサービスカテゴリは、そのセル
のヘッダに格納されているVPI/VCI から判断することも
できるし、或いは、図13に示すタグ情報から判断する
こともできす。なお、ここで言う「タグ情報」は、AT
Mスイッチの内部のみにおいて使用される情報であっ
て、主にATMスイッチ内のルーティング情報などから
構成される。このタグ情報は、標準化された情報ではな
いので、その中にサービスカテゴリを表示する情報を含
ませることは簡単である。
【0120】読出制御部52は、サービスカテゴリ毎に
設定されている優先順位に従って、QoSバッファ#1
〜#Nからセルを読み出す。各QoSバッファには、輻
輳状態を判断するために3つの閾値が設定されている。
閾値Maxは、バッファのサイズを表す。閾値Hは、輻輳
の発生したことを判断するための値である。すなわち、
バッファに格納されているセルの数が閾値Hを越えたと
きに、輻輳が発生したものと判断される。また、閾値L
は、輻輳制御状態から解除すべきか否かを判断するため
の値である。即ち、輻輳が発生した後に、バッファに格
納されているセルの数が閾値Lよりも少なくなったとき
に、輻輳制御を終了する。
【0121】QoSバッファ#1〜#Nは、輻輳が発生
すると、その旨を廃棄部53に通知する。廃棄部53
は、通知を受け取ると、その通知を出力したQoSバッ
ファに対応するサービスカテゴリのセルのうち、優先度
が低いセルを廃棄する。すなわち、CLP=1であるセ
ルが廃棄される。
【0122】GFRサービスにおいて輻輳が発生した場
合には、QoSバッファ#Nは、その旨をフレーム処理
部54にも通知する。フレーム処理部54は、図6及び
図9に示したフローチャートの処理を実行する。すなわ
ち、AAL5フレームの先頭部分を格納するセルが廃棄
部53により廃棄される場合には、フレーム処理部54
は、そのフレームデータから分割された他のデータセッ
トを格納するすべてのセルを強制的に廃棄する旨の指示
を廃棄部53に与える。また、AAL5フレームの中間
部分を格納するセルが廃棄部53により廃棄される場合
には、フレーム処理部54は、そのフレームデータから
分割された他のデータセットを格納するセルの中でその
フレームの最後尾部分を格納する固定長パケットを除く
他のセルを強制的に廃棄する旨の指示を廃棄部53に与
える。なお、フレーム処理部54は、QoSバッファ#
Nの出力をUPC処理部31により生成される「DIS
_FLAG」であるものとみなして図9のフローチャー
トの処理を実行する。
【0123】このように、UPC装置30を通過したセ
ルであっても、UPC装置30によりタギングされたセ
ル(CLP=1に設定されているセル)は、輻輳が発生
したときにATMスイッチ10において廃棄されること
がある。換言すれば、UPC装置30においてタギング
されることなく通過してきたセルは、原則的には、AT
Mスイッチ10において廃棄されることはない。したが
って、UPC処理部31において実行されるバーチャル
スケジューリング・アルゴリズムで使用されるパラメー
タとして、SCRの代わりにMCRを設定すれば、AT
Mスイッチなどにおいて輻輳が発生した場合であって
も、GFRサービスについては最小セルレートMCRの
帯域は保証される。
【0124】なお、上記実施例では、UPC装置はバー
チャルスケジューリング・アルゴリズムに従って申告値
違反の有無を判定しているが、リーキバケット・アルゴ
リズムに従ってもよい。
【0125】また、上記実施例では、GFRサービスを
採り上げ、AAL5フレームを複数のデータセットに分
割してそれらをATMセルにそれぞれ格納して伝送する
構成を説明したが、本発明はこの態様に限定されるもの
ではない。本発明は、ATMレイヤよりも上位のレイヤ
において規定されるフレームまたはパケットを複数のデ
ータセットに分割してそれらをATMセルにそれぞれ格
納して伝送するシステムに適用可能である。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、固定長パケット網にお
いて、固定長パケットを規定するレイヤよりも上位のレ
イヤにおいて規定されるフレームを単位としてセル廃棄
などを行うので、無駄なセル伝送が回避され、網資源の
浪費が少なくなる。
【0127】また、上記動作は、既存のUPC装置に対
してフレーム単位での処理を実行するための機能を付加
するだけで実現されるので、既存装置から本発明の装置
への移行は比較的簡単であると思われる。
【0128】さらに、本発明の装置を設ければ、輻輳時
には交換機において優先度の低い固定賞パケットを廃棄
するだけでGFRサービスが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ATM網内に設けられるATMスイッチの構成
図である。
【図2】本発明の一実施形態のUPC装置のブロック図
である。
【図3】バーチャルスケジューリング・アルゴリズムの
基本処理のフローチャートである。
【図4】ATMセルのフォーマットを示す図である。
【図5】UPCテーブルを模式的に示す図である。
【図6】セル種別判定部の動作、およびUPC処理の前
処理としてのフレーム処理部の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図7】UPC処理部のブロック図である。
【図8】UPC処理部の動作を説明するフローチャート
である。
【図9】UPC処理の後処理としてのフレーム処理部の
動作を説明するフローチャートである。
【図10】セル処理部の動作を説明するフローチャート
である。
【図11】GFRサービスで使用されるAAL5フレー
ムをセルに格納する方法を説明する図である。
【図12】ATMスイッチが備えるセルバッファの構成
図である。
【図13】タグ情報が付加されたセルの構成を示す図で
ある。
【図14】ATM網の構成を示す図である。
【図15】AAL5によるフレームをセルに格納する方
法を示す図である。
【図16】GFRサービスにおけるトラヒック制御を説
明する図である。
【符号の説明】
10 ATMスイッチ 20 回線終端装置 30 UPC装置 31 UPC処理部 32 セル種別判定部 33 フレーム処理部 34 ゆらぎ値演算部 35 セル処理部 36 UPCテーブル 41 PCR用判定部 42 SCR用判定部 43 指示作成部 53 廃棄部 54 フレーム処理部
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA13 HA10 HB13 HB17 KA03 KA13 KX11 LA03 LC06 LC09 LC11 LC14 LC15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定長パケットを伝送する網においてそ
    の固定長パケットのトラヒックを制御するトラヒック制
    御装置であって、 固定長パケットの間隔が予め決められたパラメータに対
    して違反していた場合に違反通知を生成する判定手段
    と、 あるフレームデータから分割された複数のデータセット
    の中の1つを格納する固定長パケットに対して上記判定
    手段により違反通知が生成されたときに、そのフレーム
    データから分割された他のデータセットを格納する固定
    長パケットに対して、上記違反通知が生成された固定長
    パケットに格納されているデータセットの上記フレーム
    データ内における位置に基づいて違反通知を生成するか
    否かを決定する決定手段と、 違反通知が生成された固定長パケットを廃棄するか、或
    いは違反通知が生成された固定長パケットに対して低い
    優先度を設定する処理手段と、 を有するトラヒック制御装置。
  2. 【請求項2】 上記フレームデータの先頭部分を格納す
    る固定長パケットに対して上記判定手段により違反通知
    が生成された場合には、上記決定手段は、そのフレーム
    データから分割された他のデータセットを格納するすべ
    ての固定長パケットに対して違反通知を生成する請求項
    1に記載のトラヒック制御装置。
  3. 【請求項3】 上記フレームデータの中間部分を格納す
    る固定長パケットに対して上記判定手段により違反通知
    が生成された場合には、上記決定手段は、そのフレーム
    データから分割された他のデータセットを格納する固定
    長パケットの中で上記フレームデータの最後尾部分を格
    納する固定長パケットを除く上記違反通知が生成された
    固定長パケットに続く固定長パケットに対して違反通知
    を生成する請求項1に記載のトラヒック制御装置。
  4. 【請求項4】 上記フレームデータの最後尾部分を格納
    する固定長パケットに対して上記判定手段により違反通
    知が生成されたときにその違反通知を消滅させる通知変
    更手段をさらに有する請求項1に記載のトラヒック制御
    装置。
  5. 【請求項5】 上記フレームデータの先頭部分を格納す
    る固定長パケットを受信したときに、上記判定手段が使
    用するパラメータを変更するパラメータ変更手段を有す
    る請求項1に記載のトラヒック制御装置。
  6. 【請求項6】 上記判定手段は、バーチャルスケジュー
    リング・アルゴリズム或いはリーキバケット・アルゴリ
    ズムに従って違反の有無を判定する請求項1に記載のト
    ラヒック制御装置。
  7. 【請求項7】 固定長パケットを伝送する網において、
    その固定長パケットを規定するレイヤよりも上位のレイ
    ヤによるフレームデータから分割された複数のデータセ
    ットを上記固定長パケットに格納して伝送するサービス
    のトラヒックを制御するトラヒック制御装置であって、 固定長パケットの間隔が予め決められたパラメータに対
    して違反しているか否かを判定する判定手段と、 上記データフレームから分割された複数のデータセット
    をそれぞれ格納する複数の固定長パケットについての上
    記判定手段による判定結果をそのデータフレームを単位
    として変更する変更手段と、 上記判定結果に基づいて固定長パケットを廃棄するか、
    或いは固定長パケットに対して低い優先度を設定する処
    理手段と、 を有するトラヒック制御装置。
  8. 【請求項8】 フレームデータを複数のATMセルに分
    割して伝送するサービスを提供するATM交換機におい
    て、 ATMセルが予め定められた使用量に違反して伝送され
    てきたことが検出された場合、該違反の検出されたAT
    Mセルに含まれたフレームデータと同一のフレームデー
    タを有するATMセルを違反したものとして制御するよ
    うにしたことを特徴とするATM交換機のトラヒック制
    御装置。
  9. 【請求項9】 固定長パケットを伝送する固定長パケッ
    ト交換システムであって、 固定長パケットの間隔が予め決められたパラメータに対
    して違反していた場合に違反通知を生成する判定手段
    と、 あるフレームデータから分割された複数のデータセット
    の中の1つを格納する固定長パケットに対して上記判定
    手段により違反通知が生成されたときに、そのフレーム
    データから分割された他のデータセットを格納する固定
    長パケットに対して、上記違反通知が生成された固定長
    パケットに格納されているデータセットの上記フレーム
    データ内における位置に基づいて違反通知を生成するか
    否かを決定する決定手段と、 違反通知が生成された固定長パケットを廃棄するか、或
    いは違反通知が生成された固定長パケットに対して低い
    優先度を設定する処理手段と、 を有するトラヒック制御装置と、 該トラヒック制御装置を通過した固定長パケットを格納
    するバッファと、 輻輳が発生したときに低い優先度が設定されている固定
    長パケットを廃棄する廃棄手段と、 を有するバッファ装置とを備えた固定長パケット交換シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 固定長パケットを伝送する網において
    その固定長パケットのトラヒックを制御する方法であっ
    て、 固定長パケットの間隔が予め決められたパラメータに対
    して違反していた場合に違反通知を生成するステップ
    と、 あるフレームデータから分割された複数のデータセット
    の中の1つを格納する固定長パケットに対して上記判定
    手段により違反通知が生成されたときに、そのフレーム
    データから分割された他のデータセットを格納する固定
    長パケットに対して、上記違反通知が生成された固定長
    パケットに格納されているデータセットの上記フレーム
    データ内における位置に基づいて違反通知を生成するか
    否かを決定するステップと、 違反通知が生成された固定長パケットを廃棄するか、或
    いは違反通知が生成された固定長パケットに対して低い
    優先度を設定するステップと、 を有するトラヒック制御方法。
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