JP2000058318A - マグネットベース - Google Patents

マグネットベース

Info

Publication number
JP2000058318A
JP2000058318A JP10223833A JP22383398A JP2000058318A JP 2000058318 A JP2000058318 A JP 2000058318A JP 10223833 A JP10223833 A JP 10223833A JP 22383398 A JP22383398 A JP 22383398A JP 2000058318 A JP2000058318 A JP 2000058318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
magnetic
permanent magnet
battery
iron core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10223833A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahito Nakajima
隆人 中島
Yoshiyuki Ito
喜之 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanetec KK
Original Assignee
Kanetec KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanetec KK filed Critical Kanetec KK
Priority to JP10223833A priority Critical patent/JP2000058318A/ja
Publication of JP2000058318A publication Critical patent/JP2000058318A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな切り換え力を必要とすることなく
及びマグネットベースを磁性体に対し移動させるおそれ
がなく、正確な位置決めを可能にすること 【解決手段】 マグネットベースは、筒状部及び該筒状
部の一端を閉鎖する底部を備えるヨークと、該ヨーク内
に配置された永久磁石と、該永久磁石からの磁束の漏洩
磁路として作用する磁気的空間及び磁性体に吸着する磁
気作用面を前記ヨークと共同して形成するように前記ヨ
ーク内に配置された鉄心と、前記永久磁石と共同して前
記磁気作用面を励磁状態及び非励磁状態に選択的に切り
換える磁束を前記鉄心に作用させるべく前記鉄心の周り
に配置された励磁コイルと、前記ヨークに形成された電
池収納部と、該電池収納部に収容された電池から前記励
磁コイルに供給される電流を制御する制御装置とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、励磁状態及び非励
磁状態に選択的に切り換え可能の磁気作用面を有するマ
グネットベースに関する。
【0002】
【従来の技術】マグネットベースは、磁性体に釈放可能
に維持される切り換え可能の、吸着用磁石装置、磁気固
定装置、マグネットスタンド等して知られており、また
各種の計測機器、工具等の機器を定盤のような磁性体に
取り付ける取付具として多用されている。
【0003】従来のこの種のマグネットベースは、特公
昭64−5445号公報、実公平3−14017号公報
等に記載されているように、ヨーク内に配置された永久
磁石を手動で回転又は摺動させることにより、磁気的吸
着面すなわち磁気作用面を励磁状態(吸着可能の状態)
と非励磁状態(釈放可能の状態)とに選択的に切り換え
る。
【0004】この種のマグネットベースは、永久磁石を
回転又は摺動させることにより、永久磁石からの磁束が
磁気作用面を経る状態からヨーク内で短絡する状態へ又
はその逆へと切り換えるが、その際に、磁気回路の磁気
エネルギーの変化や摩擦力に対応した比較的大きい回転
力又は摺動力を必要とする。そのような回転力又は摺動
力は、永久磁石を変位させるために必要な力、すなわち
切り換えに要する力(本発明においては、「切り換え
力」という。)である。
【0005】このような従来のマグネットベースを、光
学系機器、ダイヤルゲージ、ケガキ工具等、精密な測定
機器や精密な加工機器の固定手段として使用するとき、
切り換え時に比較的大きな切り換え力を必要とするか
ら、切り換え時にマグネットベースが定盤のような磁性
体に対してわずかに移動し、位置ずれを生じることがあ
る。
【0006】上記のような位置ずれがマグネットベース
を定盤のような磁性体に維持させるべく磁気作用面を非
励磁状態から励磁状態に切り換えるときに生じると、磁
性体に対するマグネットベースの位置決めが不正確にな
り、その結果マグネットベースに取り付けられた機器の
正確な位置決めが不正確になるから、そのような機器に
よる測定、加工等が不正確になる。
【0007】これを防止するために、従来のマグネット
ベースでは、マグネットベースを一方の手で移動不能に
押え、永久磁石を他方の手で注意深く回転又は摺動させ
る必要があり、したがって磁気作用面の切り換えに両手
を用いなければならず、切り換え操作が面倒である。
【0008】
【解決しようとする課題】マグネットベースにおいて
は、大きな切り換え力を必要とすることなく及びマグネ
ットベースを磁性体に対し移動させるおそれがなく、正
確な位置決めを可能にすることが重要である。
【0009】
【解決手段、作用及び効果】本発明のマグネットベース
は、筒状部及び該筒状部の一端を閉鎖する底部を備える
ヨークと、該ヨーク内に配置された永久磁石と、該永久
磁石からの磁束の漏洩磁路として作用する磁気的空間及
び磁性体に吸着する磁気作用面を前記ヨークと共同して
形成するように前記ヨーク内に配置された鉄心と、前記
永久磁石と共同して前記磁気作用面を励磁状態及び非励
磁状態に選択的に切り換える磁界を前記鉄心に作用させ
るべく前記鉄心の周りに配置された励磁コイルと、前記
ヨークに形成された電池収納部と、該電池収納部に収容
された電池から前記励磁コイルに供給される電流を制御
する制御装置とを含む。
【0010】励磁電流が励磁コイルに供給されない状態
においては、永久磁石からの磁束は磁気作用面を通過す
る。これにより磁気作用面は励磁状態におかれ、マグネ
ットベース自身が磁性体に吸着し、その状態に維持され
る。
【0011】制御装置は、少なくとも磁気作用面を非励
磁状態におくとき、永久磁石からの磁束が磁気作用面に
作用しないように、励磁電流を電池から励磁コイルに供
給する。これにより、磁気作用面は非励磁状態におか
れ、マグネットベースは磁性体から解放される。
【0012】上記のマグネットベースは、磁気作用面を
非励磁状態においた状態で磁性体に対するマグネットベ
ースの位置を決め、その状態で磁気作用面を励磁状態に
切り換えることにより、永久磁石をヨークに対して変位
させることなく、磁性体に対するマグネットベースの位
置決めをすることができる。
【0013】上記のように、永久磁石をヨークに対して
変位させないマグネットベースによれば、磁気作用面の
切り換え時に従来のマグネットベースで必要としたよう
な大きな切り換え力を必要としないから、磁性体に対す
るマグネットベースの位置決めの際に位置ずれを生じる
おそれがなく、しかも切り換えに両手を用いる必要もな
い。
【0014】本発明のマグネットベースにおいては、磁
気作用面を非励磁状態におくときのみならず、磁気作用
面を励磁状態におくときにも、永久磁石からの磁束が磁
気的空間を通ることを阻止するように、励磁電流を電池
から励磁コイルに供給してもよい。このときの励磁電流
の方向は、磁気作用面を非励磁状態におくときのそれと
逆である。これにより、磁気作用面は永久磁石からの磁
束と励磁コイルの磁束とにより励磁状態におかれ、マグ
ネットベースは磁性体により強固に維持される。
【0015】励磁電流を励磁コイルに供給するか否か、
又は、励磁コイルに供給する励磁電流の方向は、制御装
置内のスイッチにより行うことができる。そのようなス
イッチの操作に必要な力は、永久磁石をヨークに対して
変位させるに必要な力に比べ、極めて小さい。
【0016】磁気作用面を非励磁状態におくときに励磁
コイルに供給する励磁電流は、磁気的空間の磁気抵抗を
小さくすることにより、市販の電池、特に乾電池から得
ることができるような十分に小さな値とすることができ
る。また、磁気作用面を非励磁状態におくときにのみ励
磁電流を励磁コイルに供給するようにすれば、電池の寿
命が著しく長くなる。
【0017】前記制御装置は前記ヨークに配置すること
ができる。また、前記ヨークは、さらに、機械器具を装
着するための支柱のような支持体を取り付けるねじ穴の
ような装着部を備えることができる。
【0018】前記電池収納部は、前記ヨークと、該ヨー
クに取り外し可能に組み付けられたカバーとにより形成
される収納空間を含むことができる。収納空間からの電
池の脱落がカバーにより防止される。
【0019】前記制御装置は前記励磁コイルに供給する
励磁電流を所定の値にする定電圧回路を備えることがで
きる。これにより電池の電圧が変化しても、励磁コイル
に供給される励磁電圧の変化が防止される。
【0020】前記制御装置は磁気作用面を非励磁状態及
び励磁状態に選択的におくためのスイッチを備えること
ができる。
【0021】好ましい実施例においては、前記鉄心は主
体部及び該主体部に設けられたフランジ部を有してお
り、また、前記鉄心は前記フランジ部の軸線方向が前記
ヨークの軸線方向となりかつ前記フランジ部と前記ヨー
クとの間に前記磁気的空間が形成されるように前記ヨー
ク内に配置されており、前記永久磁石は前記底部と前記
鉄心との間に配置されかつ前記ヨークの軸線方向に磁化
されており、前記励磁コイルは前記フランジ部に関して
前記永久磁石と反対の側に配置されている。
【0022】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照するに、吸着
用磁石装置すなわちマグネットベース10は、キャップ
状のヨーク12を含む。ヨーク12は、強磁性材料製の
筒状部14と、該筒状部の一端を閉鎖する強磁性材料製
の板状の底部16とを備える。
【0023】筒状部14は図示の例では四角筒状の形状
を有しており、したがって底部16は四角形の形状を有
する。しかし、筒状部14は、六角筒状、八角筒状等の
他の多角筒状の形状を有するものであってもよいし、円
筒状の形状を有するものであってもよい。いずれの場合
も、底部16は筒状部14の形状に適合した形状を有す
る。
【0024】底部16は、測定器具や工具のような器具
を支持する支柱を装着するねじ穴18を有する。ねじ穴
18は、底部16の中心部に形成されており、また筒状
部14と反対の側に開放している。
【0025】強磁性材料製の鉄心20は、棒状の主体部
22と、該主体部の一端部に設けられたフランジ部24
とを備えており、またフランジ部24の軸線方向がヨー
ク12の軸線方向となるように及び漏洩磁路として作用
する磁気的空間26がフランジ部24とヨーク12の筒
状部14との間に形成されるように、ヨーク12内に配
置されている。
【0026】筒状部14の底部16と反対の側の端面1
4aと、主体部22のフランジ部24と反対の側の端面
22aとは、ヨーク12の軸線方向における同一の位置
とされて、マグネットベース10自体が定盤のような磁
性体28に磁気的に吸着する磁気作用面30とされてい
る。
【0027】底部16と鉄心20との間には、板状をし
た複数の永久磁石32が配置されている。永久磁石32
は、フェライト磁石のように高保磁力の永久磁石材料か
らなり、また、ヨーク12の軸線の方向(板状磁石32
の厚さ方向)に磁化されている。説明上、永久磁石32
は、図示のように、底部16の側がS、鉄心20の側が
Nとなるように配置されているものとするが、これと逆
に配置されていてもよい。永久磁石32の磁極面は、ヨ
ーク12の底部16と鉄心20とに接触されている。
【0028】励磁コイル34は、鉄心20の主体部22
の周りに配置されており、永久磁石32と共同して磁気
作用面30を励磁状態及び非励磁状態に選択的に切り換
える磁界を鉄心20に作用させる。
【0029】マグネットベース10は、また、励磁コイ
ル34の電源として作用する電池36と、電池36から
励磁コイル34に供給される電流を制御する制御装置3
8とを含む。電池38及び制御装置38は、それぞれ、
ヨーク12に設けられた収納部40及び42に収納され
ている。
【0030】両収納部40及び42は、それぞれ、ヨー
ク12の底部16の外側に設けられた段部により形成さ
れており、また複数のねじ部材44により底部16に取
り外し可能に組み付けられた共通のカバー46により閉
鎖された収納空間を形成している。ヨーク12を、筒状
部14及び底部16を有する部材と、収納部40,42
及びねじ穴18を有する部材と分けて製作し、両部材を
ねじ部材、接着剤等により結合してもよい。
【0031】電池36は、単1、単2又は単3の乾電池
であり、また収納部40に配置された1以上の受け部材
48により取り外し可能に受けられている。図示の例で
は、1つの電池を示すにすぎないが、2以上の電池を直
列又は並列に用いるようにしてもよい。また、電池36
は、単4,単5又は単6の乾電池若しくはボタン電池の
ような他の乾電池であってもよいし、乾電池以外の電池
であってもよい。
【0032】制御装置38は、図3に示すように、磁気
作用面30を非励磁状態及び励磁状態に選択的におくた
めのスイッチ50と、励磁コイル34に供給する励磁電
流を所定の値にする定電圧回路52とを備える。
【0033】スイッチ50は、押しボタンスイッチであ
り、電池36と定電圧回路52との間に配置されてい
る。したがって、スイッチ50は、電池36の正側端子
及び負側端子に接続されていると共に、定電圧回路52
に接続されている。スイッチ50は、圧下されている間
閉路されて、電池36と定電圧回路52とを接続する。
【0034】定電圧回路52は、スイッチ36により電
池36に接続されている間動作して、磁気作用面30を
非励磁状態におく励磁電流をケーブル56を介して励磁
コイル34に供給する。
【0035】スイッチ50と定電圧回路52とは、スイ
ッチ50の押しボタン部分を除いて合成樹脂により直方
体状に一体的に成形されており、スイッチ50の押しボ
タン部分をカバー46の外に露出させた状態に収納部4
2に収納されている。このため、カバー46はスイッチ
50の押しボタン部分を側方に露出させる貫通穴を有す
る。スイッチ50の押しボタン部分は、カバー46の側
壁部に形成された穴を介してカバー46の外に突出させ
てもよいし、カバーの前記穴にのぞませるだけでカバー
の外に突出させなくてもよい。
【0036】ヨーク12の内部空間には、合成樹脂58
が充填されている。ヨーク12、鉄心20、永久磁石3
2、励磁コイル34及びケーブル56の相対的位置関係
は、合成樹脂58により維持されている。
【0037】マグネットベース10において、スイッチ
50が開路していると、励磁電流は励磁コイル34に供
給されない。このため、永久磁石32からの磁束は磁気
作用面30を通過する。これにより磁気作用面30は励
磁状態におかれ、マグネットベース10は磁性体28に
吸着維持される。
【0038】これに対し、スイッチ50が閉路される
と、励磁電流が制御装置38により励磁コイル34に供
給される。このときの励磁電流は、磁気作用面30を非
励磁状態におく電流であり、励磁コイル34は永久磁石
32からの磁界が磁気作用面30に作用することを阻止
する磁束を発生する。
【0039】磁気作用面30を非励磁状態におく励磁電
流が励磁コイル34に供給されているとき、磁性体28
が磁気作用面30に接触していても、磁気作用面30の
磁気抵抗が磁気的空間26のそれより著しく大きくなる
から、永久磁石32からの磁束は、磁気的空間26を通
り、磁気作用面30に作用しない。これにより、磁気作
用面30が非励磁状態におかれ、マグネットベース10
を磁性体28から離すことができる。
【0040】それゆえに、マグネットベース10を磁性
体28に対して位置決めるとき、スイッチ50を押した
状態でマグネットベース10を定盤のような磁性体28
に対して所定の位置に移動させて、その状態でスイッチ
50を離せばよい。
【0041】このようにすれば、スイッチ50が押され
たことにより励磁電流が励磁コイル34に供給されて磁
気吸着面30が非励磁状態になるから、マグネットベー
ス10を磁性体28に対し容易に移動させることができ
る。また、スイッチ50を離すと、励磁コイル34への
電磁電流が断たれて磁気吸着面30が励磁状態になるか
ら、マグネットベース10は磁性体28に吸着し、その
状態に維持される。
【0042】磁気作用面30を非励磁状態におくための
励磁電流は、磁気作用面30に磁気抵抗を大きくするも
のであるから、磁気的空間26の本来の磁気抵抗を小さ
い値に設定しておくことにより、励磁市販の電池36か
ら得ることができるような十分に小さな値とすることが
できる。
【0043】スイッチ50を押す力及び離す力は、永久
磁石をヨークに対して変位させるために必要な力に比
べ、著しく小さい。このため、マグネットベース10に
よれば、永久磁石32をヨーク12に対して変位させる
ことなく、磁性体28に対するマグネットベース10の
位置決めをすることができるし、その作業が容易であ
る。
【0044】また、マグネットベース10によれば、磁
気作用面30を非励磁状態におく間だけ、励磁電流を励
磁コイル34に供給するから、消費電力量が非常に少な
く、電池36が市販の乾電池であっても、その寿命は著
しく長い。
【0045】さらに、マグネットベース10によれば、
電池36及び制御回路38をヨーク12に配置している
から、電力用のコードを外部に引き出す必要がなく、計
測機器、工具等、磁性体への各種の機器の固定に便利で
ある。
【0046】なお、スイッチ50の代わりに、押される
たびに、磁気作用面30を励磁状態及び非励磁状態に交
互に切り換えるスイッチであってもよい。この場合、マ
グネットベースを磁性体に対して位置決めるとき、スイ
ッチを押して磁気作用面を非励磁状態におき、その後再
びスイッチを押して磁気作用面を励磁状態におく操作が
行われる。
【0047】また、磁気作用面30を非励磁状態におく
ときのみならず、磁気作用面30を励磁状態におくとき
にも、永久磁石32からの磁束が磁気的空間26を通る
ことを阻止するように、励磁電流を電池36から励磁コ
イル34に供給してもよい。このときの励磁電流の方向
は、磁気作用面30を励磁状態におくときのそれと逆で
ある。このようにすれば、磁気作用面30が永久磁石3
2からの磁束と励磁コイル34の磁束とにより励磁状態
におかれるから、マグネットベースは磁性体28により
強固に維持される。
【0048】磁気作用面30を励磁状態におくときに
も、励磁電流を電池36から励磁コイル34に供給する
場合、制御装置38は、励磁コイル34に供給する励磁
電流の方向を切り換えるための切り換え回路を定電圧回
路52の出力側に備える。
【0049】本発明は、上記実施例に限定されない。例
えば、板状の永久磁石の代わりに棒状の永久磁石のよう
な他の形状の永久磁石を用いてもよい。また、特にヨー
クの形状は、用いる電池の形状により異なる。それゆえ
に、本発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマグネットベースの一実施例を示
す斜視図
【図2】図1に示すマグネットベースの一実施例を示す
断面図
【図3】制御装置の電気回路の一例を示すブロック図
【符号の説明】
10 マグネットベース 12 ヨーク 14 筒状部 16 底部 18 既知装着用のねじ穴 20 鉄心 22 主体部 24 フランジ部 26 磁気的空間 28 磁性体 30 磁気作用面 32 永久磁石 34 励磁コイル 36 電池 38 制御装置 40,42 電池、制御装置の収納部 44 ねじ部材 46 カバー 48受け部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状部及び該筒状部の一端を閉鎖する底
    部を備えるヨークと、該ヨーク内に配置された永久磁石
    と、該永久磁石からの磁束の漏洩磁路として作用する磁
    気的空間及び磁性体に吸着する磁気作用面を前記ヨーク
    と共同して形成するように前記ヨーク内に配置された鉄
    心と、前記永久磁石と共同して前記磁気作用面を励磁状
    態及び非励磁状態に選択的に切り換える磁界を前記鉄心
    に作用させるべく前記鉄心の周りに配置された励磁コイ
    ルと、前記ヨークに形成された電池収納部と、該電池収
    納部に収容された電池から前記励磁コイルに供給される
    電流を制御する制御装置とを含む、マグネットベース。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は前記ヨークに配置されて
    いる、請求項1に記載のマグネットベース。
  3. 【請求項3】 前記ヨークは、さらに、支持体を取り付
    ける装着部を備える、請求項1又は2に記載のマグネッ
    トベース。
  4. 【請求項4】 前記電池収納部は、前記ヨークと、該ヨ
    ークに取り外し可能に組み付けられたカバーとにより形
    成される収納空間を含む、請求項1から3のいずれか1
    項に記載のマグネットベース。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は前記励磁コイルに供給す
    る励磁電流を所定の値にする定電圧回路を備える、請求
    項1から4のいずれか1項に記載のマグネットベース。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は前記磁気作用面を非励磁
    状態及び励磁状態に選択的におくためのスイッチを備え
    る、請求項1から5のいずれか1項に記載のマグネット
    ベース。
  7. 【請求項7】 前記鉄心は主体部及び該主体部に設けら
    れたフランジ部を有しており、また、前記鉄心は前記フ
    ランジ部の軸線方向が前記ヨークの軸線方向となりかつ
    前記フランジ部と前記ヨークとの間に前記磁気的空間が
    形成されるように前記ヨーク内に配置されており、前記
    永久磁石は前記底部と前記鉄心との間に配置されかつ前
    記ヨークの軸線方向に磁化されており、前記励磁コイル
    は前記フランジ部に関して前記永久磁石と反対の側に配
    置されている、請求項1から7のいずれか1項に記載の
    マグネットベース。
JP10223833A 1998-08-07 1998-08-07 マグネットベース Pending JP2000058318A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10223833A JP2000058318A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 マグネットベース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10223833A JP2000058318A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 マグネットベース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000058318A true JP2000058318A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16804442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10223833A Pending JP2000058318A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 マグネットベース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000058318A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013532372A (ja) * 2010-05-25 2013-08-15 イクストゥール オイ 作業対象の物体を作業ベースに取り付けるための取付け装置、構成、及び、方法
KR101319052B1 (ko) 2013-06-07 2013-10-17 최태광 영구자석 에너지 제어를 이용한 자성체 홀딩 장치
WO2016178473A1 (ko) * 2015-05-04 2016-11-10 최태광 자기흐름 제어장치
CN111937097A (zh) * 2018-04-05 2020-11-13 Smc 株式会社 磁性吸盘

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013532372A (ja) * 2010-05-25 2013-08-15 イクストゥール オイ 作業対象の物体を作業ベースに取り付けるための取付け装置、構成、及び、方法
US9067290B2 (en) 2010-05-25 2015-06-30 Ixtur Oy Attaching device, attaching arrangement and method for attaching an object to be worked to a working base
KR101319052B1 (ko) 2013-06-07 2013-10-17 최태광 영구자석 에너지 제어를 이용한 자성체 홀딩 장치
US8970334B2 (en) 2013-06-07 2015-03-03 TaeKwang CHOI Magnetic substance holding device using permanent magnet energy control
WO2016178473A1 (ko) * 2015-05-04 2016-11-10 최태광 자기흐름 제어장치
CN111937097A (zh) * 2018-04-05 2020-11-13 Smc 株式会社 磁性吸盘

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2691213B1 (en) Forward/reverse switching device for power tools
CN105403113A (zh) 用于卡尺的卡爪安装磁体配件
US4419644A (en) Switchable permanent magnetic holding device
JPH0815590A (ja) 光学要素位置決め装置
US5243314A (en) Magnetic holding device
TW201100681A (en) Magnetic valve
JP3173735U (ja) 定盤及びハイトゲージ
KR20190132377A (ko) 진보된 자기 장치
US4658230A (en) Magnetically operated actuator
JP2000058318A (ja) マグネットベース
GB2121238A (en) Switchable permanent magnetic holding device
JP3904663B2 (ja) 磁気吸着保持装置
US4132933A (en) Electromechanical chopper for speed control of battery powered devices
JPH0244703A (ja) 電磁駆動装置
JPS642415Y2 (ja)
JPH0244490Y2 (ja)
JP2002055186A (ja) 磁石式保持台
JPS59739Y2 (ja) 有極電磁装置
JP3025361U (ja) 磁石ホルダ
JP2636354B2 (ja) 有極電磁石装置
JPH0462910A (ja) 電磁クランパー
JPS5852536Y2 (ja) 可動鉄片形計器
JPH0416925B2 (ja)
JPH04170007A (ja) ソレノイドアクチュエータ
JPS5934966Y2 (ja) ソレノイド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080513