JP2000057752A - 音声による文章情報再生装置 - Google Patents

音声による文章情報再生装置

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JP2000057752A
JP2000057752A JP10226137A JP22613798A JP2000057752A JP 2000057752 A JP2000057752 A JP 2000057752A JP 10226137 A JP10226137 A JP 10226137A JP 22613798 A JP22613798 A JP 22613798A JP 2000057752 A JP2000057752 A JP 2000057752A
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Satoru Ohira
哲 大平
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去の再生位置に簡単に戻って、文章情報を
再度再生することが容易に行えるようにする。 【解決手段】 CD−ROM12の図書の音声情報を、
指定された再生位置から読み取る読取部16と、読み取
りたい音声情報の検索動作を指示する入力部18と、読
み取った音声情報を音声で再生する音声再生部22と、
入力部18からの検索動作に従って読み取りたい音声情
報の再生位置を特定し、読取部16で特定した再生位置
から音声情報を読み取り、音声再生部22から音声で再
生させる制御部28とを有する。入力部18はアンドゥ
ー動作指示およびリドゥー動作指示を入力可能であり、
制御部28はアンドゥー動作指示の入力時には読取部1
6に対する再生位置を直前に行われた検索動作が行われ
る前の再生位置に戻す。リドゥー動作指示の入力時には
読取部16に対する再生位置を直前に行われたアンドゥ
ー動作の前の再生位置に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCD−ROMに代表
されるランダムアクセス可能な記録媒体を用いた音声に
よる文章情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCD−ROMに代表されるランダ
ムアクセス可能な記録媒体を用いた音声による文章情報
再生装置、いわゆる録音図書再生機としては、特開平9
−128943号に開示されたものがある。これは本願
出願人による出願であり、以下においてその構成と動作
を図1〜図4を用いて説明する。なお、この録音図書再
生機は、特に目の不自由な人が読書を快適に楽しむた
め、シーケンシャルアクセスしかできないカセットテー
プを用いた録音図書再生機に代わるものとして開発した
ものである。
【0003】特開平9−128943号のランダムアク
セス可能な記録媒体を用いた音声による文章情報再生装
置によれば、各種電気機器が家庭に浸透している今日に
おいて読む必要性が高まっている取扱説明書や、各分野
の専門書等を、これら図書の索引などを音声で参照しな
がら、必要箇所にランダムにダイレクトにアクセスして
読むことが可能となり、使い勝手が非常に向上するので
ある。なお、一般の文学書の場合でも、章、節、項等の
階層ごとに第何章、第何節等、また何ページ等、またC
D−ROMに記録された文章情報の記録開始位置から何
分後等、種々の違った方向から自在に任意の再生位置へ
ダイレクトにアクセスすることができ、使い勝手が向上
する。
【0004】まず、図1と共にその基本的な構成につい
て概要動作と共に説明する。なお、特開平9−1289
43号を出願した後の仕様変更によって実際の製品では
出願当時と内容が若干異なっている。よって、この仕様
変更後の内容に基づいて説明する。またランダムアクセ
ス可能な記録媒体としてはCD−ROMを用いて説明す
るが、これ以外にもフロッピディスクや、RAM等の半
導体記憶素子で構成されたICカード等がある。CD−
ROM12には、図2や図3に示すように、1冊または
2冊以上の本の文章情報と、当該本毎の目次の見出し
(一例として、章、節、項)や本毎のページが検索テー
ブルという形で記録されている。そして、検索テーブル
には、各見出し毎の、また各ページ毎の再生位置の情報
(分、秒、フレーム数の情報から成る開始セクタ位置の
情報)が記録されている。なお、ここで図2、図3に示
す開始セクタ位置の数値の示す意味は、例えば「2:35:2
5 」であれば、記録開始位置から2分35秒経過後の第
25セクタ目ということである。
【0005】ここで文章情報とは、本の記載内容そのも
のの情報であり、本例では一例として本に記載された文
章を朗読した際の音声信号がA/D変換され、ディジタ
ル化音声情報として記録されたものである。なお、記載
内容を朗読した際の音声波形を符号化して記録してお
き、後述する音声再生部に音声合成機能を持たせて、音
声を再生する構成の場合には、この符号化されたディジ
タル情報が音声情報ということになる。
【0006】また、ランダムアクセス可能な検索単位
は、目次テーブル14aでは図2に示すように、本毎の
目次の見出し(章、節、項)が階層構造となっており、
1冊の本は複数の章から成り、各章は複数の節から成
り、さらに各節は複数の項から成る。よって、「章」の
階層上においては1章1節1項、2章1節1項、3章1
節1項、・・・等の1章単位が検索単位となり、また
「節」の階層上においては例えば1章2節1項、2章1
節1項、2章2節1項、・・・等の1節単位が検索単位
となり、また「項」の階層上においては例えば1章2節
1項、1章2節2項、2章1節1項、・・・等の1項単
位が検索単位となる。また、ページテーブル14bでは
図3に示すように、本のページ番号と各ベーシ毎の開始
セクタ位置の情報が記録されている。よって、1ページ
毎が検索単位となっている。
【0007】読取部16は、CD−ROM12の音声情
報を指定された再生位置から読み取る機能、つまり指定
された再生位置からCD−ROM12の再生動作を行う
機能を有する。読取部16は、CD−ROM12を回転
させるモータ(不図示)、光ピックアップ(不図示)、
各種サーボ制御部(不図示)および光ピックアップが読
み出した高周波信号から文章情報をディジタル信号とし
て復調、再生する信号処理部(不図示)等の公知の電子
回路から構成される。
【0008】入力部18は、読み取りたい音声情報の検
索動作を指示するための機能等を有し、後述する制御部
に対する各種命令(基本動作指示等)を入力するもので
ある。具体的には入力部18には、一例として図4に示
すように、CD−ROM12の通常の基本動作(再生
(Play)、ストップ(Stop)、早送り(Fwd )、巻き戻
し(Back)、音量(Volume)・音質(Tone)調整、再生速度
(Speed) 調整)指示を行う操作キー及び調整ボリューム
と、検索動作を指示するための検索指示キー(Treeキ
ー、「→」キー、「↓」キー、「←」キー、「↑」キ
ー、Pageキー、およびテンキー
〔0〕〔1〕・・・
〔9〕)等が少なくとも設けられている。
【0009】ここで検索指示キーについてさらに詳細に
説明すると、目次テーブル14aを用いて読み取りたい
再生位置を、章、節、項単位で特定する場合には、Tree
キーを押して検索テーブルを目次テーブル14aとし、
その後「→」キー、「↓」キー、「←」キー、「↑」キ
ーを操作して任意の第*章*節*項を読み取りたい再生
位置として特定することができる。また、ページテーブ
ル14bを用いて読み取りたい再生位置を特定する場合
には、まずテンキーで数値を指定した後にPageキーを押
すことによって、指定した数値が示すページ番号のペー
ジを読み取りたい再生位置として特定することができ
る。また、Timeキーは、現在は時間情報(トータル時
間、経過時間、残り時間等)をアナウンスするためのも
のであり、読み取りたい音声情報の検索動作を指示する
ためのものではないが、例えばテンキーで具体的な移動
時間を指定した後にこのTimeキーを押すことによって、
CD−ROM12の記録開始位置を基準とした絶対的な
移動時間として、又は現在の再生位置を基準とした相対
的な移動時間として指定できる構成とすることも可能で
ある。
【0010】記憶部20は、一例としてROMやRAM
等の半導体記憶素子を用いて構成され、CD−ROM1
2から読み出された2つの検索テーブルや音声情報ファ
イルのヘッダ情報、さらに後述するCPUの動作プログ
ラム等が記憶される。音声再生部22は、CD−ROM
12から読み出された文章情報の音声情報が入力される
と、音声情報をD/A変換してアナログ信号である音声
信号に変換し、増幅する音声処理部24と、音声処理部
24から出力される増幅された音声信号を使用者が耳で
聞こえる音声として再生出力するスピーカ26とから構
成される。なお、文章情報の音声情報が圧縮されてCD
−ROM12に記憶されている場合には、読み出した音
声情報を、例えば各本単位で予め決定されたビットレー
トに基づいて、元のPCM情報に伸張後、D/A変換し
てアナログ信号である音声信号に変換する。
【0011】制御部28は、CPU等を用いて構成され
ている。制御部28は、入力部18の操作キー及び調整
ボリュームが操作された際には、その指示に従って読取
部16を制御して音声情報の再生、ストップ等の基本動
作を行う。また、入力部18を介して指定された検索動
作に従って読み取りたい音声情報の再生位置を特定し、
読取部16を介してこの特定された再生位置から音声情
報を読み取り、音声再生部22を介して読み取った音声
情報を音声として再生させる機能等を有する。詳細に
は、入力部18の検索指示キーを介して検索指示が入力
された際には、前述したように目次テーブル14aを用
いたり、またページテーブル14bを用いたりして読み
取りたい再生位置を特定し、その開始セクタ位置の情報
を記憶部20から読み出す。これにより、読み取りたい
音声情報の再生位置が指定 (特定)されたことになる。
【0012】次に、各検索テーブル14a、14bの詳
細な構造について説明する。まず、目次テーブル14a
には、図2に示すように各本毎の目次の見出し情報、一
例として章、節、項毎の開始セクタ位置の情報が記録さ
れている。なお、階層構造をとっている見出しの最小検
索単位は最も下層に位置する項となるので、開始セクタ
位置の情報はこの「項」単位で、1章1節1項から1章
1節2項、1章1節3項、1章2節1項、・・・・等、
順番に記録されている。また、階層構造を識別するため
の階層情報30も付加されており、階層情報30を参照
することによって「章」、「節」、「項」の階層毎に、
各階層における検索単位を特定できる。また、ページテ
ーブル14bは、図3のようにCD−ROM12に記録
された各本の音声ファイルの1ページ毎の開始セクタ位
置の情報がページ順に、ページ番号と共に記録されてい
る。
【0013】次に、音声による文章情報再生装置10の
動作について図1〜図5を用いて説明する。まず、再生
装置10の電源がオンされ、CD−ROM12が読取部
16へ装着されると、制御部28は記憶部20に記憶さ
れた動作プログラムに従って、読取部16を動作させて
CD−ROM12に記録された検索テーブル14a、1
4bや各本の音声情報ファイルのヘッダ情報14cを読
み込んで記憶部20に記憶し(ステップ100)、続い
て入力部18からのキー入力待ち状態に入る(ステップ
102)。ステップ102の状態において入力部18で
操作されるキーの種類に応じて、制御部28は文章情報
再生装置10の動作を決定する。
【0014】操作されたキーが、基本動作指示を行う操
作キーである場合には、制御部28は、操作キーの内容
に応じて、読取部16に対してCD−ROM12の再
生、ストップ、早送り、巻き戻し、音量・音質調整、再
生速度調整等の基本動作を行わせる(ステップ10
4)。その後、制御部28はステップ102に戻り、次
のキー入力を待つ。
【0015】また、検索指示キーが操作されると、制御
部28は目次テーブル14aを用いたり、またページテ
ーブル14bを用いたりして読み取りたい音声情報の再
生位置を特定し、その特定再生位置の開始セクタ位置の
情報を記憶部20から読み出す。この各検索テーブルか
ら読み取った開始セクタ位置を読み取りたい音声情報の
再生位置とする(ステップ106)。なお、前述したよ
うにTimeキーを押すことによって、CD−ROM12の
記録開始位置を基準とした絶対的な経過時間として、又
は現在の再生位置を基準とした相対的な経過時間として
指定できる構成とした場合には、絶対的な経過時間の場
合にはその時間自体が読み取りたい音声情報の再生位置
の情報となり、また相対的な経過時間の場合には現在の
再生位置に対して指定された経過時間を加算若しくは減
算して得られた時間が読み取りたい音声情報の再生位置
の情報となる。なお、相対的な経過時間の場合には、例
えば「→」キーや「←」キーを併用することによって移
動方向を指定するようにすると良い。
【0016】そして、制御部28は読み取りたい音声情
報の再生位置を特定した際には、読取部16が再生動作
を行っている場合には引き続き特定した再生位置からの
音声情報の読み取りを行い、また再生動作の停止中には
次に再生動作に入った際に読取部16を制御してCD−
ROM12の特定した再生位置からの音声情報の読み取
りを行う。これにより、読み取りたい音声情報が再生さ
れる。その後、制御部28はステップ102に戻り、次
のキー入力を待つ。よって、人は入力部18に設けられ
た選択指示キーや検索指示キーを操作することで、各種
検索テーブルを用いた検索により、また時間や移動方向
を直接指示することによって、CD−ROM12に記録
された文章情報の音声情報の内の任意の読み取りたい音
声情報にランダムアクセスが行えるようになる。
【0017】検索指示キーを用いて、任意の再生位置か
らのCD−ROM12内の音声情報の読み取りを行う一
連の動作を説明する。第1に、目次テーブル14aを用
いた検索動作について説明する。ステップ102におい
てTreeキーを操作すると、検索テーブルが目次テーブル
14aに特定され、次の検索動作指示待ちの状態になる
(ステップ106)。そしてこの状態において入力部1
8の検索指示キーの内の「↑」、「↓」キーを操作する
ことにより、検索の基準となる階層指示を行う。具体的
には「↑」キーを押下するごとに上の階層(「章」の階
層方向)へ1つずつに移動し、「↓」キーを押下するご
とに下の階層(「項」の階層方向)へ1つずつ移動す
る。
【0018】その後、検索の基準となる階層を特定した
後に、「←」キーや「→」キーを操作することで、特定
された階層内において検索単位を変更する。例えば、指
示された階層が「章」である場合には、検索単位は章単
位となり、「←」、「→」キーを一回操作することで、
制御部28は階層情報30の「章」の欄にある数字の変
化点を指定された方向(図2中の上下)に順次検出して
行く。つまり、2章→3章→4章→3章、・・・等、検
索単位である1章単位毎の検索が行える。また、検索の
基準となる階層を「節」、「項」とした場合も「章」の
場合と同様に、階層が「節」の場合には1節単位で、ま
た階層が「項」の場合には1項単位毎の検索が行え、所
望の検索単位からの音声情報の再生が可能である。さら
に具体的には、現在の再生位置が第2章第1節第2項中
にある場合に、読み取りたい音声情報の再生位置を第1
章第2節第1項とするためには、「↑」、「↓」キーを
操作して階層を「節」に特定し、「←」キーを一回操作
すれば、第2章第1節第2項の一つ前の「節」は第1章
第2節であるから、第1章第2節を指定することができ
る。また、別の方法としては「↑」、「↓」キーを操作
して階層を「項」に特定し、「←」キーを三回操作すれ
ば、第2章第1節第2項の三つ前の「項」はやはり第1
章第2節第1項であるから、第1章第2節第1項を指定
することができる。
【0019】よって、「↑」および「↓」キーと、
「←」および「→」キーを組み合わせて使用することに
より、任意の階層の任意の検索単位を特定できる。そし
て、検索単位が特定できたら、制御部28は当該検索単
位に対応する開始セクタ位置を参照することでCD−R
OM12に対する再生位置を目次テーブル14aから読
み出す。これにより、入力部18を介して指定された検
索動作により読み取りたい再生位置の音声情報の開始セ
クタ位置が特定されたことになり、特定された検索単位
(章)からの音声情報の再生が可能となる。
【0020】第2に、ページテーブル14bを用いた検
索動作について説明する。ステップ102においてテン
キーで数値を指定した後にPageキーを押すことによっ
て、ページテーブル14bを用いた検索動作指示が制御
部28に対してなされる(ステップ106)。制御部2
8では、数値と共にPageキーが押下されたことを検出す
ると、検索テーブルをページテーブル14bに特定し
て、入力された数値が示すページ番号の開始セクタ位置
の情報をページテーブル14bから読み出す。そして読
み出した開始セクタ位置の情報を読み取りたい音声情報
の再生位置として特定する。よって、ダイレクトにペー
ジ単位でのCD−ROM12に対するランダムアクセス
が可能となる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】使用者は、上述した目
次テーブル14aやページテーブル14bを用いた検索
機能等をフルに使って、必要な文章情報が記録されてい
ると思われる再生位置にランダムにダイレクトにアクセ
スしながら、文章情報を音声として再生させ、聞く。そ
して、例えばアクセスした再生位置が間違っていたから
元の再生位置に戻りたい等、時と場合によっては、一つ
前、さらにはもう一つ前等に読み出していた再生位置に
戻りたいこともある。
【0022】しかしながら、上記の従来の音声による文
章情報再生装置では、ランダムにダイレクトアクセスで
きることがかえって、一つ前にどの再生位置の文章情報
を読みだしたのか、使用者の記憶に残りにくく、元の再
生位置が不明になり、元の再生位置に戻れないことが多
い。また、なおのこと二つ前の再生位置等、さらに遡っ
て過去の再生位置に戻ることは困難であり、非常に不便
であるという課題がある。従って、本発明は上記課題を
解決すべくなされ、その目的とするところは、過去の再
生位置に簡単に戻って、文章情報を再度再生することが
容易に行える音声による文章情報再生装置を提供するこ
とにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、図書の文章
情報が音声情報として記録されたランダムアクセス可能
な記録媒体の前記音声情報を、指定された再生位置から
読み取り可能な読取部と、読み取りたい音声情報の検索
動作を指示するための入力部と、前記読取部が読み取っ
た音声情報を音声として再生する音声再生部と、前記入
力部を介して指示された検索動作に従って前記読み取り
たい音声情報の再生位置を特定し、前記読取部を介して
該特定された再生位置から音声情報を読み取り、前記音
声再生部を介して読み取った音声情報を音声として再生
させる制御部とを具備する音声による文章情報再生装置
において、前記入力部は、アンドゥー動作指示およびリ
ドゥー動作指示を前記制御部へ入力可能であり、前記制
御部は、前記アンドゥー動作指示が入力された際には、
前記読取部に対する再生位置を直前に行われた前記検索
動作が行われる前の再生位置に戻すと共に、リドゥー動
作指示が入力された際には、読取部に対する再生位置を
直前に行われたアンドゥー動作の前の再生位置に戻すこ
とを特徴とする。
【0024】具体的には、アンドゥー記憶部と、リドゥ
ー記憶部とを具備し、前記制御部は、前記入力部を介し
て指示された検索動作に従って前記読み取りたい音声情
報の再生位置を特定した際には、音声情報の再生中であ
れば現在の再生位置情報を、また再生停止中であれば直
前に再生を停止した際の再生位置情報を前記アンドゥー
記憶部に記憶すると共に前記特定した再生位置を前記読
取部に対する再生位置とし、前記アンドゥー動作指示が
入力された際は、音声情報の再生中であれば現在の再生
位置情報を、また再生停止中であれば直前に再生を停止
した際の再生位置情報を前記リドゥー記憶部に記憶する
と共にアンドゥー記憶部からアンドゥー記憶部に最後に
記憶された再生位置情報を読み出し、該再生位置情報を
読取部に対する再生位置の情報とすると共にアンドゥー
記憶部から該再生位置情報を消去し、前記リドゥー動作
指示が入力された際は、音声情報の再生中であれば現在
の再生位置を、また再生停止中であれば直前に再生を停
止した際の再生位置情報をアンドゥー記憶部に記憶する
と共にリドゥー記憶部からリドゥー記憶部に最後に記憶
された再生位置情報を読み出し、該再生位置情報を読取
部に対する再生位置の情報とすると共にリドゥー記憶部
から該再生位置情報を消去する。
【0025】これによれば、記録媒体の文章情報にラン
ダムアクセスしながらも、確実に一つ前に、さらにもう
一つ前にというように過去にアクセスしていた再生位置
に戻って再度その位置から文章情報を読み出すことが可
能となる。また、逆に一旦戻った再生位置から、再度同
じ順番でアクセスし直すことも可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面と共に詳述する。まず、図6と共に本
実施の形態の音声による文章情報再生装置34の基本的
な構成について概要動作と共に説明する。なお、基本構
成の大部分は従来例で述べた音声による文章情報再生装
置10と同じであり、同じ構成については同じ符号を付
し、詳細な説明は省略する。
【0027】読取部16、音声再生部22(音声処理部
24とスピーカ26)は従来例と同じである。また、入
力部18には、図4に示すように従来の構成に加えて、
制御部28へアンドゥー(Undo)動作指示を入力するア
ンドゥーキー「<」と、同じくリドゥー(Redo)動作指
示を入力するためのリドゥーキー「>」が設けられてい
る。また、記憶部20には図6に示すように、アンドゥ
ー記憶部としてのアンドゥー記憶領域14dとリドゥー
記憶部としてのリドゥー記憶領域14eとが設けられて
いる。
【0028】次に、制御部28の動作について図6〜図
11を用いて説明する。なお、図7中の各ステップ(S
100、S104)では従来例の制御部28と同じ動作
を行うため、同じ符号を付し、説明は省略する。そし
て、本願の特徴部分であるアンドゥー動作とリドゥー動
作とそれに関連した動作について説明する。アンドゥー
動作とは、制御部28が読取部16に対する再生位置
を、直前に行われた検索動作が行われる前の再生位置の
戻すことである。また、リドゥー動作とは、読取部16
に対する再生位置を、直前に行われたアンドゥー動作の
前の再生位置に戻すことである。なお、リドゥー動作は
直前に行われた動作がアンドゥー動作である場合に有効
に作用するものであり、アンドゥー動作とリドゥー動作
の間に、アンドゥー動作とリドゥー動作以外の他の操作
(検索動作等)が存在する場合には後述するリドゥー記
憶領域がクリアされ、リドゥー動作は行われない。
【0029】(新たな再生位置が指定された場合の動
作)まず、制御部28は、ステップ102において検索
指示キー(Treeキーやテンキーに続くPageキー) が操作
されると、ステップ106に移り、従来例と同様に読み
取りたい音声情報の再生位置の指定動作を行うのである
が、本実施の形態ではさらにその後、以下の動作を追加
して行う。つまり、制御部28が入力部18からの検索
動作指示に従って、読み取りたい音声情報の再生位置を
特定した際には、文章情報再生装置34が音声情報の再
生動作中であれば、現在の再生動作を停止し、この特定
された新たな再生位置からの文章情報の音声情報の読み
取りを行うのであるが、この際再生動作を停止した時点
での再生位置の情報を記憶部20に設けられたアンドゥ
ー記憶領域14dに元の再生位置の情報として記憶す
る。また、再生動作の停止中であれば、停止した際の再
生位置の情報を記憶部20の一時記憶領域(不図示)に
記憶しておき、この読み取りたい音声情報の再生位置が
特定された際に、同じく元の再生位置の情報として記憶
部20に設けられたアンドゥー記憶領域14dに記憶す
る(ステップ150)。
【0030】この場合、アンドゥー記憶領域14dへ記
憶される再生位置の情報は、開始セクタ位置等のセクタ
位置情報であり、新たな読み取りたい音声情報の再生位
置の指定が行われる毎に、アンドゥー記憶領域14d
に、先入れ後出し方式で記憶する。そしてステップ10
2に戻る。ここで、「先入れ後出し方式」とは、新たに
再生位置の情報を記憶しようとする場合、この再生位置
の情報は直前に保存した再生位置の情報の次に続くよう
に記憶し、また記憶された再生位置の情報を読み出す場
合には最後に記憶した再生位置の情報から読み出し、読
み出した再生位置の情報は記憶領域から消去する方式を
言う。
【0031】具体例として、例えば再生動作中に入力部
18が操作されて新たな読み取りたい音声情報の再生位
置が特定された場合のアンドゥー記憶領域14dへの再
生位置の情報の記憶動作を図8と図9を用いて説明す
る。制御部28は図8のようにCD−ROM12に記録
された文章情報を、その先頭側から末尾方向へ順次読み
出して再生している最中に、第1回目の入力部18から
の検索動作指示により再生位置Aにおいて新たな読み取
りたい音声情報の再生位置A1 が特定されると、制御部
28は現在の再生位置Aにおいて一旦再生動作を停止
し、特定された新たな再生位置A1 からの再生動作を行
うように読取部16を制御する。それと共に、制御部2
8は再生動作を停止した時点の元の再生位置Aの情報
(セクタ位置情報A)を図9(a)のようにアンドゥー
記憶領域14dへ記憶する。そして、図8に示すごとく
制御部28は新たな再生位置A1 からの再生動作を開始
する。
【0032】その後、次の新たな読み取りたい音声情報
の再生位置の指定が行われる毎に、上述したと同様の動
作、つまり現在の再生動作の停止してその時点での再生
位置の情報をアンドゥー記憶領域14dへ記憶し、特定
された新たな再生位置からの再生動作の開始を繰り返し
行う。具体的には、図8のように再生位置A1 からの再
生動作を開始した後に第2回目の検索動作により再生位
置Bにおいて新たな再生位置B1 が指定されると、制御
部28は現在の再生位置Bにおいて一旦再生動作を停止
し、再生位置Bの情報を図9(b)のようにアンドゥー
記憶領域14dへ、再生位置Aの情報に続くように記憶
する。なお、再生動作の停止中には、停止した際の再生
位置の情報が上記の現在の再生位置の情報に代えてアン
ドゥー記憶領域14dへ記憶される。また、アンドゥー
記憶領域14dがフルになった状態で新たな再生位置が
特定された際には、最も古い再生位置を消去すると共に
既に記憶されている再生位置の情報を古い方へ順送りし
てアンドゥー記憶領域14dの最後尾に空きを一つ作
り、そこに再生位置の情報を記憶する。すなわち、アン
ドゥー記憶領域14dには検索動作が行われて新たな読
み取りたい再生位置の情報が特定された際の元の再生位
置の情報が常に最新のものから順番に記憶されているこ
とになる。
【0033】(アンドゥー動作)次に、アンドゥー動作
について説明する。制御部28は、図7のステップ10
2において入力部18のアンドゥーキーが操作される
と、制御部28は、これを受けてアンドゥー動作を行う
(ステップ152)。アンドゥー動作の詳細は、図10
に示すごとく、まず制御部28は再生動作を一旦停止
し、停止した時点での再生位置情報を記憶部20の一部
に形成された一時記憶領域(不図示)に記憶すると共
に、アンドゥー記憶領域14dが空か否かを検出する
(ステップ200)。そして、空の場合には戻るための
元の再生位置の情報がないのであるから、アンドゥー動
作を棄却する(ステップ202)。そして、警告音を発
して(ステップ204)、一時記憶領域から停止した際
の再生位置の情報を読み出し、読み出した再生位置の情
報を次期再生位置情報とし(ステップ206)、ステッ
プ152から抜けてステップ102に戻る。
【0034】また、空でない場合には、制御部28はリ
ドゥー記憶領域14eがフルになっているか否かを検出
する(ステップ208)。一例として本実施の形態で
は、リドゥー記憶領域14e、アンドゥー記憶領域14
d共に、10個の再生位置が記憶できる容量となってい
るため、記憶された再生位置の情報が10個であるか否
かを検出する。そして、10個ある場合には、リドゥー
記憶領域14eの最も古い再生位置情報を削除し(ステ
ップ210)、再生中であれば現在の再生位置の情報
を、また再生停止中であれば再生を停止した際の再生位
置の情報をリドゥー記憶領域14eに最も新しい再生位
置情報として記憶する(ステップ212)。なお、10
個未満の場合には、リドゥー記憶領域14eの再生位置
情報を削除することなく、ステップ212に移行する。
【0035】そして再生位置をリドゥー記憶領域14e
に記憶した後に、制御部28はアンドゥー記憶領域14
dから最後に記憶された(最も新しい)再生位置の情報
を読み出し、この再生位置の情報を次期再生位置情報と
して設定する(ステップ214)。そして、読み出した
再生位置の情報をアンドゥー記憶領域14dから削除す
る(ステップ216)。これにより、この再生位置の情
報が削除される前には2番目に新しい再生位置の情報が
最新の再生位置情報となる。そして、ステップ152か
ら抜けてステップ102に戻る。制御部28は、ステッ
プ102に戻った際には、再生動作中にアンドゥー動作
を行った場合であって、かつアンドゥー動作が受理され
た場合には、設定された次期再生位置からの再生動作を
再開する。また、再生動作停止中にアンドゥー動作を行
い、受理された場合にもステップ152において設定さ
れた次期再生位置からの再生動作を再開する。なお、ア
ンドゥー動作を行い、かつアンドゥー動作が棄却された
場合には、再生中であれば次期再生位置、つまりアンド
ゥー動作がなされた際に再生していた再生位置からの再
生動作を再開し、また再生停止状態であれば、再生停止
状態を維持し、あらためてステップ102において操作
キーにより再生動作が指示されたら、次期再生位置とな
っている停止した際の再生位置からの再生を再開する。
つまり、このアンドゥー動作によって、一つ前の検索動
作によって再生位置が変わる前まで読み出していた再生
位置からの再生動作が可能となるのである。
【0036】具体例を図8を用いて説明する。なお、再
生位置Bにおいて新たに再生位置B 1 が指定されて、再
生位置B1 からの再生を行っている場合とする。そし
て、アンドゥー記憶領域14dには古い順に、再生位置
A,Bが記憶されているとする。再生動作中に再生位置
Cにおいてアンドゥーキーが操作されると、再生動作が
一旦停止し、現在の再生位置Cがリドゥー記憶領域14
eに記憶される。そして、制御部28はアンドゥー記憶
領域14dから最後に記憶された再生位置の情報、つま
り再生位置Bの位置情報を読み出す。そしてこの再生位
置Bの情報を次期再生位置の情報として設定し、その後
アンドゥー記憶領域14dから再生位置Bの情報を消去
する。この時のアンドゥー記憶領域14dとリドゥー記
憶領域14eの記憶内容は図9(c)に示す状態とな
る。従って、次期再生位置がBとなるのであるから、こ
のアンドゥー動作によって、一つ前の検索動作((b)
の検索動作)によって再生位置が変わる前まで読み出し
ていた再生位置、つまり再生位置Bからの再生動作が可
能となる。
【0037】(リドゥー動作)次に、リドゥー動作につ
いて説明する。制御部28は、図7のステップ102に
おいて入力部18のリドゥーキーが操作されると、制御
部28は、これを受けてリドゥー動作を行う(ステップ
154)。リドゥー動作の詳細は、図11に示すごと
く、まず制御部28は再生動作を一旦停止し、停止した
再生位置の情報を記憶部20の一部に形成された一時記
憶領域(不図示)に記憶すると共に、リドゥー記憶領域
14eが空か否かを検出する(ステップ300)。そし
て、空の場合には戻るための元の再生位置の情報がない
のであるから、アンドゥー動作を棄却する(ステップ3
02)。そして、警告音を発して(ステップ304)、
一時記憶領域から停止した際の再生位置の情報を読み出
し、この再生位置の情報を次期再生位置の情報とし(ス
テップ306)、ステップ154から抜けてステップ1
02に戻る。
【0038】また、空でない場合には、制御部28はア
ンドゥー記憶領域14dがフルになっているか否かを検
出する(ステップ308)。一例としてアンドゥー動作
の場合と同様に、記憶された再生位置が10個であるか
否かを検出する。そして、10個ある場合には、アンド
ゥー記憶領域14dの最も古い再生位置情報を削除し
(ステップ310)、再生中であれば現在の再生位置の
情報を、また再生停止中であれば再生を停止した際の再
生位置の情報をアンドゥー記憶領域14dに最も新しい
再生位置情報として記憶する(ステップ312)。な
お、10個未満の場合には、アンドゥー記憶領域14d
の再生位置情報を削除することなく、ステップ312に
移行する。
【0039】そして再生位置の情報をアンドゥー記憶領
域14dに記憶した後に、制御部28はリドゥー記憶領
域14eから最後に記憶された(最も新しい)再生位置
の情報を読み出し、この再生位置の情報を次期再生位置
の情報として設定する(ステップ314)。そして、読
み出した再生位置の情報をリドゥー記憶領域14eから
削除する(ステップ316)。これにより、この再生位
置の情報が削除される前には2番目に新しい再生位置の
情報が最新の再生位置情報となる。そして、ステップ1
54から抜けてステップ102に戻る。
【0040】制御部28は、ステップ102に戻った際
には、再生動作中にリドゥー動作を行った場合であっ
て、かつリドゥー動作が受理された場合には、設定され
た次期再生位置からの再生動作を再開する。また、再生
動作停止中にリドゥー動作を行い、受理された場合にも
ステップ154において設定された次期再生位置からの
再生動作を再開する。なお、リドゥー動作を行い、かつ
リドゥー動作が棄却された場合には、再生中であれば次
期再生位置、つまりリドゥー動作がなされた際に再生し
ていた再生位置からの再生動作を再開し、また再生停止
状態であれば、再生停止状態を維持し、あらためてステ
ップ102において操作キーにより再生動作が指示され
たら、次期再生位置となっている停止した際の再生位置
からの再生を再開する。つまり、このリドゥー動作によ
って、一つ前のアンドゥー動作によって再生位置が変わ
る前まで読み出していた再生位置からの音声情報の再生
動作が可能となるのである。
【0041】具体例を図8を用いて説明する。なお、再
生位置Cにおいてアンドゥー動作が行われ、再生位置B
に戻って音声情報が再生されているとする。よって、図
9(c)に示すように、アンドゥー記憶領域14dには
再生位置Aの情報が記録され、リドゥー記憶領域14e
には再生位置Cの情報が記憶されているとする。再生動
作中に再生位置Dにおいてリドゥーキーが操作される
と、再生動作が一旦停止し、現在の再生位置Dの情報が
アンドゥー記憶領域14dに記憶される。そして、制御
部28はリドゥー記憶領域14eから当該記憶領域14
eに最後に記憶された再生位置の情報、つまり再生位置
Cの情報を読み出す。そしてこの再生位置Cの情報を次
期再生位置の情報として設定し、リドゥー記憶領域14
eから再生位置Cの情報を消去する。よって、この時の
アンドゥー記憶領域14dとリドゥー記憶領域14eの
記憶内容は図9(d)に示す状態となる。従って、次期
再生位置の情報が再生位置Cの情報となるのであるか
ら、このリドゥー動作によって、一つ前のアンドゥー動
作(図8中の(c)の動作)によって再生位置が変わる
前まで読み出していた再生位置、つまり再生位置Cから
の再生動作が可能となる。
【0042】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施
し得るのはもちろんである。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る音声による文章情報再生装
置を用いると、記録媒体の文章情報にランダムアクセス
しながらも、アンドゥー動作により確実に一つ前に行っ
た検索動作を行う前の元の再生位置に、続けてアンドゥ
ー動作を行うことによりさらにもう一つ前に行った検索
動作を行う前の元の再生位置に、というように過去にア
クセスしていた再生位置に戻って再度その位置から音声
情報を読み出すことが可能となる。よって、検索動作に
よって再生位置を移動させたが、この移動した再生位置
が間違っていたような場合でも、即座に元の再生位置に
戻ることができ、非常に役に立つと共に、別の場所の音
声情報を参照して再び元の再生位置に戻りたいときなど
にも非常に便利である。また、アンドゥー動作により検
索動作で再生位置が変わる前の元の再生位置からの再生
を行っている場合でも、リドゥー動作を行うことによっ
て再度この検索動作で検索して音声情報を読み取ってい
たアンドゥー動作直前の再生位置に戻ることも可能とな
る。よって、アンドゥー動作によって取り消された検索
動作を復活させることもでき、一層便利に文章情報のラ
ンダムアクセスが行えるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の音声による文章情報再生装置の一例の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の目次テーブルの構造を示す説明図であ
る。
【図3】図1のページテーブルの構造を示す説明図であ
る。
【図4】図1の入力部の構成を示す、文章情報再生装置
の平面図である。
【図5】図1の文章情報再生装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図6】本発明に係る音声による文章情報再生装置の一
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図7】図6の文章情報再生装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図8】図6の文章情報再生装置の動作を説明するため
の説明図である。
【図9】図6の文章情報再生装置のアンドゥー記憶領域
とリドゥー記憶領域への再生位置の情報の記憶方法を示
す説明図である。
【図10】図6の文章情報再生装置のアンドゥー動作を
説明するためのフローチャートである。
【図11】図6の文章情報再生装置のリドゥー動作を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
12 記録媒体としてのCD−ROM 16 読取部 18 入力部 20 記憶部 22 音声再生部 28 制御部 34 音声による文章情報再生装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図書の文章情報が音声情報として記録さ
    れたランダムアクセス可能な記録媒体の前記音声情報
    を、指定された再生位置から読み取り可能な読取部と、
    読み取りたい音声情報の検索動作を指示するための入力
    部と、前記読取部が読み取った音声情報を音声として再
    生する音声再生部と、前記入力部を介して指示された検
    索動作に従って前記読み取りたい音声情報の再生位置を
    特定し、前記読取部を介して該特定された再生位置から
    音声情報を読み取り、前記音声再生部を介して読み取っ
    た音声情報を音声として再生させる制御部とを具備する
    音声による文章情報再生装置において、 前記入力部は、アンドゥー動作指示およびリドゥー動作
    指示を前記制御部へ入力可能であり、 前記制御部は、前記アンドゥー動作指示が入力された際
    には、前記読取部に対する再生位置を直前に行われた前
    記検索動作が行われる前の再生位置に戻すと共に、リド
    ゥー動作指示が入力された際には、読取部に対する再生
    位置を直前に行われたアンドゥー動作の前の再生位置に
    戻すことを特徴とする音声による文章情報再生装置。
  2. 【請求項2】 アンドゥー記憶部と、 リドゥー記憶部とを具備し、 前記制御部は、 前記入力部を介して指示された検索動作に従って前記読
    み取りたい音声情報の再生位置を特定した際には、音声
    情報の再生中であれば現在の再生位置情報を、また再生
    停止中であれば直前に再生を停止した際の再生位置情報
    を前記アンドゥー記憶部に記憶すると共に前記特定した
    再生位置を前記読取部に対する再生位置とし、 前記アンドゥー動作指示が入力された際は、音声情報の
    再生中であれば現在の再生位置情報を、また再生停止中
    であれば直前に再生を停止した際の再生位置情報を前記
    リドゥー記憶部に記憶すると共にアンドゥー記憶部から
    アンドゥー記憶部に最後に記憶された再生位置情報を読
    み出し、該再生位置情報を読取部に対する再生位置の情
    報とすると共にアンドゥー記憶部から該再生位置情報を
    消去し、 前記リドゥー動作指示が入力された際は、音声情報の再
    生中であれば現在の再生位置を、また再生停止中であれ
    ば直前に再生を停止した際の再生位置情報をアンドゥー
    記憶部に記憶すると共にリドゥー記憶部からリドゥー記
    憶部に最後に記憶された再生位置情報を読み出し、該再
    生位置情報を読取部に対する再生位置の情報とすると共
    にリドゥー記憶部から該再生位置情報を消去することを
    特徴とする請求項1記載の音声による文章情報再生装
    置。
JP10226137A 1998-08-10 1998-08-10 音声による文章情報再生装置 Pending JP2000057752A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100551664B1 (ko) * 2000-11-03 2006-02-13 장철 데이터의 자동 구간반복 재생장치 및 그 재생방법
US10297165B2 (en) 2015-04-30 2019-05-21 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Education support system and terminal device
US10636316B2 (en) 2015-04-30 2020-04-28 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Education support system and terminal device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100551664B1 (ko) * 2000-11-03 2006-02-13 장철 데이터의 자동 구간반복 재생장치 및 그 재생방법
US10297165B2 (en) 2015-04-30 2019-05-21 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Education support system and terminal device
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