JP2000057002A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JP2000057002A
JP2000057002A JP10222642A JP22264298A JP2000057002A JP 2000057002 A JP2000057002 A JP 2000057002A JP 10222642 A JP10222642 A JP 10222642A JP 22264298 A JP22264298 A JP 22264298A JP 2000057002 A JP2000057002 A JP 2000057002A
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signal
bus
input
unit
test
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Ryuichi Kohara
竜一 古原
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 テスト信号入力端子群41を通してスイ
ッチ群61により設定されたテスト信号が入力され、テ
スト対象選択信号入力端子群42を通してスイッチ群6
2により設定されたテスト対象のバス20の信号を選択
する選択信号が入力される。バス状態検出部14では、
テスト対象のテスト信号とバス20の対応する信号とが
比較され、両者が一致したとき、検出信号が出力され、
検出信号出力端子44を通して外部に出力される。 【効果】 本来ならば外部に出力されないバスの各信号
の状態を簡単な構成のテスト回路を付加することで観測
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPUコア部と、
このCPUコア部が実行するプログラムを格納するメモ
リ部とを内蔵する集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】CPU(central processing unit )コ
ア部、メモリ部、その他の周辺回路部等のIC(Integr
ated Circuit)を実装したデジタル回路を開発すると
き、CPUが実行するプログラムのデバッグにICE
(In Circuit Emulator )が利用されている。
【0003】図18は従来技術の説明図である。図18
(a)に示すように、CPUコア部201、メモリ部2
02およびユーザロジック部203のICを、これらが
バス204で接続されるプリント基板200に実装した
デジタル回路を開発するとする。メモリ部202には、
CPUコア部201が実行するプログラムが格納されて
いる。ICEは、このプログラムのデバッグに使用され
る。なお、ユーザロジック部203は、このデジタル回
路特有のデータ処理を行う。
【0004】図18(b)に示すように、ICE205
は、CPUコア部201の代わりに基板に装着されて、
CPUの動作をエミュレートする。具体的には、プログ
ラムの動きの監視、プログラムの停止/再開、CPUの
内部ステータスのモニタ、周辺回路のリード/ライト等
を行う。また、ICE205は、設計エラーに起因する
回路の機能的な不具合の解析にも使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
には、次のような解決すべき課題があった。ICの高集
積化、高機能化が進み、SOC(System On Chip)に代
表されるように、CPUコア、メモリ、その他の周辺回
路等の機能ブロックを1つのICに統合するようになっ
てきた。例えば、図18(a)に示されたデジタル回路
は、図18(c)に示すように、1つのカスタムIC3
00に置き換えられる。CPUコア部301、メモリ部
302およびユーザロジック部303は、チップ内のバ
ス304により相互に接続されている。
【0006】しかしながら、このようにCPUと他の機
能ブロックとを1つのICに統合すると、CPUの代わ
りにICEを接続することができなくなる。また、CP
Uと他の機能ブロックとの間で授受される信号がICか
ら外部に出力されなくなる。このため、プログラムのデ
バッグや回路の不具合の解析を行うことが困難になると
いう問題が発生した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉CPU(central processing unit )コア部
と、上記CPUコア部にバスを介して接続され、上記C
PUコア部が実行するプログラムを格納するメモリ部と
を備えた集積回路であって、上記バスの各信号の状態を
想定して設定されたテスト信号が入力されるテスト信号
入力部と、上記テスト信号入力部に入力されたテスト信
号と上記バスの対応する信号とを比較し、これらの比較
結果が全て一致したとき、上記テスト信号に一致する上
記バスの状態が検出された旨を表す検出信号を外部に出
力するバス状態検出部とを備えたことを特徴とする集積
回路。
【0008】〈構成2〉構成1に記載の集積回路におい
て、上記バスの各信号が検証テストの対象となるか対象
外となるかを選択する選択信号が入力される選択信号入
力部を有し、上記バス状態検出部は、上記選択信号入力
部に入力された選択信号が検証テストの対象外を意味す
るとき、当該選択信号に対応する上記バスの信号と対応
するテスト信号との比較結果を強制的に一致状態に切り
換える切換部を有することを特徴とする集積回路。
【0009】〈構成3〉構成1に記載の集積回路におい
て、上記テスト信号入力部は、上記バスの各信号に対応
して設けられた複数の外部入力端子を有することを特徴
とする集積回路。
【0010】〈構成4〉構成1に記載の集積回路におい
て、上記テスト信号入力部は、上記テスト信号が所定の
順にシリアルに入力されるシリアル信号入力部と、上記
シリアル信号入力部に入力された複数のテスト信号を上
記バスの各信号に対応させてパラレルに変換するシリア
ル/パラレル信号変換部とを有することを特徴とする集
積回路。
【0011】〈構成5〉構成1に記載の集積回路におい
て、上記バス状態検出部から出力される検出信号を上記
CPUコア部の割込処理用の端子に入力したことを特徴
とする集積回路。
【0012】〈構成6〉構成1に記載の集積回路におい
て、上記バスに接続され、入力されたデータにこの集積
回路特有のデータ処理を施して出力するユーザロジック
部と、上記ユーザロジック部からこの集積回路の外部に
出力すべき信号と、上記バスの信号とが入力され、通常
時、上記ユーザロジック部から出力されて入力された信
号を外部に出力し、上記バス状態検出部から検出信号が
出力されたとき、外部に出力される信号を上記ユーザロ
ジック部の信号から上記バスの信号に切り換える出力信
号切換部とを有することを特徴とする集積回路。
【0013】〈構成7〉CPU(central processing u
nit )コア部と、上記CPUコア部にバスを介して接続
され、上記CPUコア部が実行するプログラムを格納す
るメモリ部とを備えた集積回路であって、上記バスの各
信号の状態を想定して設定されたテスト信号が入力され
る複数のテスト信号入力部と、上記複数のテスト信号入
力部のそれぞれに対応して設けられ、対応するテスト信
号入力部に入力されたテスト信号と上記バスの対応する
信号とを比較し、これらの比較結果が全て一致したと
き、上記テスト信号に一致する上記バスの状態が検出さ
れた旨を表す単一状態検出信号を出力する複数のバス状
態検出部と、上記複数のバス状態検出部のそれぞれから
所定の順でそれぞれの検出信号が出力されたとき、上記
バスの複数の状態が所定の順に検出された旨を表す複数
状態検出信号を外部に出力する複数状態検出信号出力部
とを備えたことを特徴とする集積回路。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 《具体例1》本発明に係る集積回路は、自己の回路の設
計検証を行うためのテスト回路を備える。このテスト回
路は、テスト信号入力部およびバス状態検出部を備え
る。テスト信号入力部には、バスの各信号の状態を想定
して設定されたテスト信号が入力される。バス状態検出
部は、テスト信号入力部に入力されたテスト信号と対応
するバスの各信号と比較し、これらの比較結果が全て一
致したとき、テスト信号に一致するバスの状態が検出さ
れた旨を表す検出信号を出力する。この検出信号は、外
部出力端子を通して外部に出力される。これにより、外
部からバスの状態が観測されることになる。
【0015】また、このテスト回路は、テスト対象選択
信号入力部を備える。テスト対象選択信号入力部には、
バスの各信号が検証テストの対象となるか対象外となる
かを選択するテスト対象選択信号が入力される。バス状
態検出部は、テスト対象選択信号入力部に入力されたテ
スト対象選択信号が検証テストの対象外を意味すると
き、当該テスト対象選択信号に対応する前記バスの信号
と対応するテスト信号との比較結果を強制的に一致状態
に切り換える切換部を有する。この切換部により選択信
号に基づいて比較結果が強制的に一致状態に切り換えら
れると、当該バスの信号が検証テストの対象から除外さ
れる。以下、本発明に係る集積回路を適用したカスタム
IC(Integrated Circuit)について具体的に説明す
る。
【0016】〈構成〉図1は、本発明に係る具体例1の
カスタムICの構成を示す図である。図1に示すよう
に、このカスタムIC101は、CPUコア部11、メ
モリ部12、ユーザロジック部13およびバス状態検出
部14を備える。CPUコア部11は、バス20を介し
てメモリ部12、ユーザロジック部13およびバス状態
検出部14に接続されている。
【0017】バス20は、A19〜A0の20ビットの
アドレス信号が伝送されるアドレスバス21、D15〜
D0の16ビットのデータ信号が伝送されるデータバス
22、並びに、NRD(negative read)信号線23、
NWR(negative write)信号線24、NCS(negati
ve chip select)1信号線25およびNCS2信号線2
6の4本のコントロール信号線からなる。バス20は、
40本の信号線からなる。
【0018】アドレスバス21は、CPUコア部11、
メモリ部12、ユーザロジック部13およびバス状態検
出部14のそれぞれの端子A19〜A0に接続されてい
る。データバス22は、CPUコア部11、メモリ部1
2、ユーザロジック部13およびバス状態検出部14の
それぞれの端子D15〜D0に接続されている。
【0019】NRD信号線23は、CPUコア部11、
メモリ部12、ユーザロジック部13およびバス状態検
出部14のそれぞれの端子NRDに接続されている。N
WR信号線24は、CPUコア部11、メモリ部12、
ユーザロジック部13およびバス状態検出部14のそれ
ぞれの端子NWRに接続されている。NCS1信号線2
5は、CPUコア部11、ユーザロジック部13および
バス状態検出部14のそれぞれの端子NCS1に接続さ
れている。NCS2信号線26は、CPUコア部11、
メモリ部12およびバス状態検出部14のそれぞれの端
子NCS2に接続されている。
【0020】NRD信号は、メモリ部12またはユーザ
ロジック部13からのデータリードを意味する信号であ
る。NWR信号は、メモリ部12またはユーザロジック
部13へのデータライトを意味する信号である。NCS
1信号は、ユーザロジック部13を選択する信号であ
る。NCS2信号は、メモリ部12を選択する信号であ
る。
【0021】CPUコア部11は、このカスタムIC1
01全体を制御する部分であり、例えばMPU(micro
processing unit )やDSP(digital signal process
or)からなる部分である。ユーザロジック部13は、こ
のカスタムIC101特有の機能を有する部分であり、
入力されたデータに所定の処理を施して出力する機能を
有する。例えば、ファクシミリ装置に適用するカスタム
ICの場合、画像処理部等の部分がユーザロジック部1
3に相当する。
【0022】メモリ部12は、CPUコア部11が実行
するプログラムおよびユーザロジック部13により使用
されるデータを格納する部分であり、例えばROM(re
ad only memory)やフラッシュメモリからなる部分であ
る。バス状態検出部14は、後述するように、バス20
の各信号が一定状態になったことを検出する部分であ
り、このカスタムIC101の設計検証を行うために設
けられた部分である。
【0023】さらに、カスタムIC101は、テスト信
号入力端子群41、テスト対象選択信号入力端子群4
2、リセット信号入力端子43および検出信号出力端子
44を備える。テスト信号入力端子群41には、スイッ
チ群61が装脱可能に接続される。テスト信号入力端子
群41は、バス20の信号数に応じて設けられた40個
の外部入力端子からなる。スイッチ群61は、テスト信
号入力端子群41の各外部入力端子のそれぞれに接続さ
れた40個のスイッチSW1〜SW40からなる。スイ
ッチ群61は、バス20の各信号の状態を想定したテス
ト信号を設定するものである。
【0024】スイッチ群61により設定されたテスト信
号は、テスト信号入力端子群41を通してカスタムIC
101の入力バッファ群51に入力され、テスト信号線
群31を通してバス状態検出部14に入力される。入力
バッファ群51は、テスト信号入力端子群41の各外部
入力端子のそれぞれに接続された40個のバッファから
なる。テスト信号線群31は、入力バッファ群51の各
バッファのそれぞれの出力端子に接続された40本のテ
スト信号線からなる。40本のテスト信号線は、それぞ
れバス状態検出部14の入力端子IT1〜IT40に接
続されている。
【0025】テスト対象選択信号入力端子群42には、
スイッチ群62が装脱可能に接続される。テスト対象選
択信号入力端子群42も、バス20の信号数に応じて設
けられた40個の外部入力端子からなる。スイッチ群6
2は、テスト対象選択信号入力端子群42の各外部入力
端子のそれぞれに接続された40個のスイッチSW41
〜SW80からなる。スイッチ群62は、バス20の各
信号が検証テストの対象か対象外かを選択するテスト対
象選択信号を設定するものである。
【0026】スイッチ群62により設定されたテスト対
象選択信号は、テスト対象選択信号入力端子群42を通
してカスタムIC101の入力バッファ群52に入力さ
れ、テスト対象選択信号線群32を通してバス状態検出
部14に入力される。入力バッファ群52は、テスト対
象選択信号入力端子群42の各外部入力端子のそれぞれ
に接続された40個のバッファからなる。テスト対象選
択信号線群32は、入力バッファ群52の各バッファの
それぞれの出力端子に接続された40本のテスト対象選
択信号線からなる。40本のテスト対象選択信号線は、
それぞれバス状態検出部14の入力端子IS1〜IS4
0に接続されている。
【0027】検出信号出力端子44は、出力バッファ5
4を介してバス状態検出部14の出力端子Kに接続され
ている。リセット信号入力端子43には、リセットスイ
ッチ63が装脱可能に接続される。リセットスイッチ6
3は、CPUコア部11およびユーザロジック部13の
リセット信号を設定する。リセット信号は、リセット信
号入力端子43を通して入力バッファ53に入力され、
リセット信号線33を通してCPUコア部11およびユ
ーザロジック部13のRESET 端子に入力される。
【0028】図2は、図1に示されたバス状態検出部の
構成を示す図である。また、図3は、図2に示された状
態検出器の構成を示す図である。図2に示すように、バ
ス状態検出部14は、40個の状態検出器71および論
理積演算器72を有する。40個の状態検出器71は、
バス20の各信号のそれぞれに対応して設けられてい
る。
【0029】状態検出器71は、入力端子A、Bおよび
C、並びに、出力端子Oを有する。入力端子Aは、対応
するバス20の信号線に接続されている。入力端子B
は、入力端子Aに接続されたバス20の信号線に対応す
るテスト信号線群31のテスト信号線が接続されてい
る。入力端子Cは、入力端子Aに接続されたバス20の
信号線に対応するテスト対象選択信号線群32のテスト
対象選択信号線が接続されている。
【0030】図3(a)に示すように、状態検出器71
は、比較器73および切換器74を有する。比較器73
は、排他的論理和の否定演算を行う演算器からなる。比
較器73は、入力端子Aを通してバス20の信号線が入
力し、入力端子Bを通してテスト信号が入力し、入力さ
れた両者を比較する。比較器73は、入力された両者が
一致したとき、一致を表すH(high)レベルの信号を出
力し、両者が一致しないとき、不一致を表すL(low )
レベルの信号を出力する。
【0031】切換器74は、論理積演算器からなる。切
換器74は、比較器73の比較結果が入力し、入力端子
Cを通してテスト対象選択信号が入力する。切換器74
は、入力されたテスト対象選択信号がLレベルのとき、
比較器73の比較結果をそのまま出力し、入力されたテ
スト対象選択信号がHレベルのとき、比較器73の比較
結果にかかわらずHレベルの信号を出力する。状態検出
器71の入出力信号は、図3(b)の真理値表に示され
るようになる。
【0032】図2に戻り、論理積演算器72は、40個
の状態検出器71から出力された比較結果の論理積を演
算する。すなわち、論理積演算器72は、全ての状態検
出器71の比較結果が一致したとき、Hレベルの検出信
号を出力する。この検出信号は、テスト信号入力端子群
41を通して入力されたテスト信号に一致するバス20
の状態が検出されたことを意味する。検出信号は、バス
状態検出部14の出力端子Kを通して出力され、さらに
検出信号出力端子44を通して外部に出力される。
【0033】カスタムIC101の検証テストでは、例
えば、検出信号出力端子44を通して出力された検出信
号をトリガとし、カスタムIC101の図示しない他の
外部出力端子から出力された信号波形をオシロスコープ
等により観測することができる。これにより、プログラ
ムと外部信号との同期を確認することができる。
【0034】〈動作〉図4は、具体例1のカスタムIC
の検証テスト例(その1)を示す図である。この例で
は、アドレスバス21のアドレスA19〜A0を検証テ
ストの対象とし、アドレスが1000H(Hは、16進
数表現を意味する)になったことを検出する。
【0035】まず、スイッチ群62のスイッチSW41
〜SW80のうち、スイッチSW41〜SW60がLに
設定され、スイッチSW61〜SW80がHに設定され
る。これにより、アドレスバス21の各アドレス信号A
19〜A0がテスト対象に設定され、バス20の他の信
号線がテスト対象外に設定される。同時に、スイッチ群
61のスイッチSW1〜SW40のうち、スイッチSW
1〜SW7がLに設定され、スイッチSW8がHに設定
され、スイッチSW9〜SW20がLに設定される。こ
れにより、アドレス1000Hが設定される。
【0036】なお、スイッチSW21〜SW40は、テ
スト対象外なので、LおよびHの何れの状態に設定され
ていても影響がないが、通常、スイッチSW21〜SW
36はLに設定されており、スイッチSW37〜SW4
0はHに設定されている。アドレスバス21およびデー
タバス22は正論理の信号であり、コントロール信号は
負論理の信号であるからである(ステップS1)。
【0037】次いで、リセットスイッチ63によりリセ
ット信号が解除されると(ステップS2)、CPUコア
部11によりその動作が開始される(ステップS3)。
そして、CPUコア部11からアドレスバス21にアド
レス1000Hが出力されると(ステップS4)、バス
状態検出部14では、全ての状態検出器71からHレベ
ルの信号が出力され、論理積演算器72からHレベルの
信号、すなわち検出信号が出力される。この結果、バス
状態検出部14から検出信号が出力され、検出信号出力
端子44を通して外部に出力される(ステップS5)。
以降、同様に、CPUコア部11からアドレスバス21
にアドレス1000Hが出力される毎に、バス状態検出
部14から検出信号が出力される。
【0038】図5は、具体例1のカスタムICの検証テ
スト例(その2)を示す図である。この例では、データ
バス22のデータD15〜D0およびNWR信号線24
のNWR信号を検証テストの対象とし、CPUコア部1
1がデータ5555Hを書き込む動作を検出する。
【0039】まず、スイッチ群62のスイッチSW41
〜SW80のうち、スイッチSW41〜SW60がHに
設定され、スイッチSW61〜SW76がLに設定さ
れ、スイッチSW77〜SW79がHに設定され、スイ
ッチSW80がLに設定される。これにより、データバ
ス22の各データ信号D15〜D0およびNWR信号線
24のNWR信号がテスト対象に設定され、バス20の
他の信号線がテスト対象外に設定される。
【0040】同時に、スイッチ群61のスイッチSW1
〜SW40のうち、スイッチSW1〜SW20がLに設
定され、スイッチSW21、SW23、SW25、SW
27、SW29、SW31、SW33およびSW35が
Lに設定され、スイッチSW22、SW24、SW2
6、SW28、SW30、SW32、SW34およびS
W36がHに設定され、SW37〜SW39がHに設定
され、SW40がLに設定される。これにより、データ
バス22のデータD15〜D0が5555Hに設定さ
れ、NWR信号線24のNWR信号がLに設定される
(ステップS11)。
【0041】次いで、リセットスイッチ63によりリセ
ット信号が解除されると(ステップS12)、CPUコ
ア部11によりその動作が開始される(ステップS1
3)。そして、CPUコア部11からデータバス22に
データ5555Hが出力され、同時にNWR信号線24
のNWR信号がLにアサートされると(ステップS1
4)、バス状態検出部14から検出信号が出力され、検
出信号出力端子44を通して外部に出力される(ステッ
プS15)。以降、同様に、CPUコア部11からデー
タバス22にデータ5555Hが出力され、かつNWR
信号線24のNWR信号がLにアサートされる毎に、バ
ス状態検出部14から検出信号が出力される。
【0042】〈効果〉以上のように、具体例1によれ
ば、バス20の各信号の状態を想定して設定されたテス
ト信号をテスト信号入力端子群41を通して入力する。
そして、バス状態検出部14では、入力されたテスト信
号とバス20の対応する信号とを比較し、これらの比較
結果が全て一致したとき、検出信号を検出信号出力端子
44を通して外部に出力する。
【0043】したがって、本来ならば外部に出力されな
いバス20の各信号の状態をバス状態検出部14から出
力された検出信号により観測することができる。例え
ば、設定アドレスを変化させて検証テストを行うこと
で、プログラムの動きを検証することができる。また、
簡単な回路構成により検証テストを行うことができるの
で、テストコスト性能に優れたカスタムIC101を提
供することができる。
【0044】また、バス20の各信号が検証テストの対
象となるか対象外となるかを選択するテスト対象選択信
号をテスト対象選択信号入力端子群42を通して入力す
る。そして、バス状態検出部14の各状態検出器71で
は、入力されたテスト対象選択信号が検証テストの対象
外を意味するとき、当該テスト対象選択信号に対応する
前記バスの信号と対応するテスト信号との比較結果を切
換器74により強制的に一致状態に切り換える。したが
って、アドレス信号、データ信号、コントロール信号の
中から検証テストの対象とすべき信号を選択することが
できるので、テスト信号の設定を容易かつ柔軟に行うこ
とができる。
【0045】さらに、テスト信号入力端子群41の各外
部入力端子のそれぞれにスイッチ群61のスイッチS1
〜S40を接続するだけで、テスト信号を入力すること
ができる。また、テスト対象選択信号入力端子群42の
各外部入力端子のそれぞれにスイッチ群62のスイッチ
SW41〜SW80を接続するだけで、テスト対象選択
信号が入力することができる。したがって、検証テスト
を容易に行うことができる。
【0046】《具体例2》具体例1のカスタムICで
は、バス20の信号線数に応じた複数の外部入力端子か
らなるテスト信号入力端子群41およびテスト対象選択
信号入力端子群42を設けていた。このため、カスタム
ICの端子数が多くなってしまい、チップ面積が増大し
てしまう場合が想定される。
【0047】そこで、具体例2のカスタムICは、テス
ト信号およびテスト対象選択信号を所定の順でシリアル
入力するシリアル信号入力部と、このシリアル信号入力
部に入力されたテスト信号およびテスト対象選択信号を
バス20の各信号線に対応させてパラレルに変換するシ
リアル/パラレル変換部とを設け、カスタムICの外部
端子数を格段に少なくする。
【0048】〈構成〉図6は、本発明に係る具体例2の
カスタムICの構成を示す図である。図6に示すよう
に、カスタムIC102は、テスト信号入力端子45お
よびクロック信号入力端子46を有する。テスト信号入
力端子45には、テスト信号およびテスト対象選択信号
がテスト信号入力端子45が所定の順にシリアルに入力
される。テスト信号およびテスト対象選択信号は、それ
ぞれバス20の信号線数に応じた40パルスの信号から
なり、全体として80パルスの信号を構成する。前半の
40パルスがテスト信号であり、後半の40パルスがテ
スト対象選択信号である。クロック信号入力端子46に
は、クロック信号CLK が入力される。
【0049】テスト信号入力端子45を通して入力され
たテスト信号およびテスト対象選択信号は、入力バッフ
ァ55に入力され、シフトレジスタ15の入力端子DATA
に入力される。クロック信号入力端子46を通して入力
されたCLK 信号は、入力バッファ56に入力され、シフ
トレジスタ15の入力端子CLK に入力される。
【0050】シフトレジスタ15は、シリアルに入力さ
れたテスト信号およびテスト対象選択信号をパラレル信
号に変換し、出力端子SF1〜SF80を通して出力す
る。出力端子SF1〜SF40は、バス状態検出部14
の入力端子IT1〜IT40に接続されている。出力端
子SF41〜SF80は、バス状態検出部14の入力端
子IS1〜IS40に接続されている。なお、カスタム
IC102の他の部分、すなわちテスト信号およびテス
ト対象選択信号が入力する部分以外の部分は、図1に示
された具体例1のカスタムIC101と同様の構成であ
り、その説明を省略する。
【0051】図7は、図6に示されたシフトレジスタの
構成を示す図である。図7に示すように、シフトレジス
タ15は、直列に接続された80個のフリップフロップ
81を有する。各フリップフロップ81の出力端子Q
は、次段のフリップフロップ81の入力端子Dに接続さ
れている。左端のフリップフロップ81の入力端子D
は、シフトレジスタ15の入力端子DATAに接続されてい
る。左端から1列目〜80列目の各フリップフロップ8
1の出力端子Qは、それぞれシフトレジスタ15の出力
端子SF80〜SF1に接続されている。各フリップフ
ロップ81には、共通の信号線を通してCLK (クロッ
ク)信号が入力される。
【0052】各フリップフロップ81は、クロック信号
の立ち上がりに同期して入力端子Dのデータを出力端子
Qにラッチする。テスト信号およびテスト対象選択信号
は、全体として80クロックでシフトレジスタ15に入
力され、有効なデータとなる。
【0053】〈動作〉図8は、具体例2のカスタムIC
の検証テスト例を示す図であり、図9は、テスト信号お
よびテスト対象選択信号の入力例を示す図である。この
例では、アドレスバス21のアドレスA19〜A0を検
証テストの対象とし、アドレスが1000H(Hは、1
6進数表現を意味する)になったことを検出する。
【0054】まず、クロック信号入力端子46にCLK 信
号が入力され、このCLK 信号に同期して全体として80
パルスのテスト信号およびテスト対象選択信号がテスト
信号入力端子45に入力される。図9に示すように、テ
スト信号およびテスト対象選択信号は、サイクル7の立
ち下がりに同期して立ち上がり、サイクル8の立ち下が
りに同期して立ち下がり、サイクル60の立ち下がりに
同期して立ち上がり、サイクル80までHレベルを保持
する(ステップS21)。
【0055】テスト信号入力端子45を通してシリアル
に入力されたテスト信号およびテスト対象信号は、シフ
トレジスタ15でパラレル信号に変換される。シフトレ
ジスタ15では、出力端子SF1〜SF7からLレベル
の信号が出力され、出力端子SF8からHレベルの信号
が出力され、出力端子SF9〜SF40からLレベルの
信号が出力される。これにより、バス状態検出部14で
は、アドレス1000Hが設定される。また、シフトレ
ジスタ15では、出力端子SF41〜SF60からLレ
ベルの信号が出力され、出力端子SF61〜SF80か
らHレベルの信号が出力される。これにより、バス状態
検出部14では、アドレスバス21の各アドレス信号A
19〜A0がテスト対象に設定され、バス20の他の信
号線がテスト対象外に設定される(ステップS22)。
【0056】次いで、リセットスイッチ63によりリセ
ット信号が解除されると(ステップS23)、CPUコ
ア部11によりその動作が開始される(ステップS2
4)。そして、CPUコア部11からアドレスバス21
にアドレス1000Hが出力されると(ステップS2
5)、バス状態検出部14から検出信号が出力され、検
出信号出力端子44を通して外部に出力される(ステッ
プS26)。以降、同様に、CPUコア部11からアド
レスバス21にアドレス1000Hが出力される毎に、
バス状態検出部14から検出信号が出力される。
【0057】〈効果〉以上のように、具体例2によれ
ば、テスト信号およびテスト対象選択信号がテスト信号
入力端子45を通してシリアルに入力し、シフトレジス
タ15によりバス20の各信号に対応するパラレル信号
に変換する。したがって、外部入力端子を格段に少なく
することができるので、チップ面積を小さくし、低コス
トのカスタムICを提供することができる。
【0058】なお、具体例2では、シリアルに入力され
たテスト信号およびテスト対象選択信号をシフトレジス
タ15によりパラレル信号に変換するように構成してい
るが、シリアル信号をパラレル信号に変換する手段は、
これに限るものではない。例えば、入力されたシリアル
信号をメモリに記憶し、パラレルに変換するように構成
してもよい。
【0059】また、具体例2では、テスト信号およびテ
スト対象選択信号を全体として80パルスの信号として
入力するように構成しているが、テスト信号とテスト対
象選択信号とを別々の外部入力端子を通して入力し、入
力されたシリアル信号をそれぞれのシフトレジスタによ
りパラレル信号に変換するように構成することもでき
る。この場合、入力クロック数を半減することができ
る。また、テスト信号とテスト対象選択信号とを別々に
入力することができるので、例えば、テスト対象選択信
号を変えず、テスト信号を変えるとき等、信号の入力が
容易になる。
【0060】《具体例3》 〈構成〉図10は、本発明に係る具体例3のカスタムI
Cの構成を示す図である。図10に示すように、具体例
3のカスタムIC103は、具体例2のカスタムIC1
02のバス状態検出部14の検出信号をCPUコア部の
NMI(non-maskable interrupt)端子に入力するよう
にしたものである。メモリ部12には、割込処理プログ
ラムが格納されている。この割込処理プログラムは、例
えば、CPUコア部11の動作を途中で停止するもので
ある。なお、カスタムIC103の他の部分は、具体例
2のカスタムIC102と同様であり、その説明を省略
する。
【0061】〈動作〉図11は、具体例3のカスタムI
Cの検証テスト例を示す図である。この例では、アドレ
スバス21のアドレスA19〜A0を検証テストの対象
とし、アドレスが1000Hになったことを検出する。
【0062】ステップS31〜S35は、図8に示され
たステップS21〜S25と同様であり、その説明を省
略する。ステップS35において、CPUコア部11か
らアドレスバス21にアドレス1000Hが出力される
と、バス状態検出部14から検出信号が出力され、検出
信号出力端子44を通して外部にされるとともに、CP
Uコア部11のNMI端子に入力される(ステップS3
5)。CPUコア部11では、この割込要求を受ける
と、割込処理に移行し(ステップS36)、CPUコア
部11の動作が途中で停止される(ステップS37)。
【0063】次に、他の検証テスト例について説明す
る。ここで、メモリ部12に格納されたCPUコア部1
1のプログラムが0番地〜5000番地のプログラムか
らなり、2300番地にバグがあるものとする。まず、
テスト信号をそれぞれアドレス1000番単位に設定
し、検証テストを実行する。1000番まで、2000
番まで、プログラムを実行したときには、プログラムが
正常に終了するが、3000番まで、プログラムを実行
したときには、プログラムは異常終了となる。これによ
り、アドレス2000番〜3000番の間にバグがある
ことが判明する。そして、判明した範囲内でプログラム
の実行範囲を狭くしていくことで、バグがある番地を絞
り込み特定することができる。
【0064】〈効果〉以上のように、具体例3によれ
ば、バス状態検出部14の検出信号をCPUコア部11
のNMI端子に入力し、割込処理プログラムを実行して
CPUコア部11の動作を途中で停止する。CPUコア
部11の動作を途中で停止する機能を有しない場合、プ
ログラムにバグがあれば、たとえ条件を変えて検証テス
トを繰り返しても、毎回、不具合が発生する。この場
合、バグの発生箇所の特定は、プログラムを机上でトレ
ースする必要があり、容易でない。これに対し、具体例
3のカスタムIC103は、CPUコア部11の動作を
途中で停止することができるので、プログラムの実行範
囲を絞り込んでいくことで、バグの発生箇所を容易に特
定することができる。
【0065】なお、割込処理用の端子は、NMI端子に
限るものではなく、INT(interrupt )端子に入力す
るようにしてもよい。また、割込処理プログラムは、C
PUコア部11の動作を途中で停止するプログラムに限
るものではない。
【0066】《具体例4》 〈構成〉図12は、本発明に係る具体例4のカスタムI
Cの構成を示す図である。図12に示すように、具体例
4のカスタムIC104は、図1に示されたカスタムI
C101にセレクト部16を加えたものである。セレク
ト部16は、入力端子A1〜A40、B1〜B40およ
びSEL 、並びに、出力端子O1〜Oを有する。
【0067】入力端子A1〜A40は、バス20の各信
号のそれぞれに対応して設けられた端子群である。入力
端子A1〜A20は、それぞれアドレスバス21のアド
レス信号線A19〜A0に接続されている。入力端子A
21〜A38は、それぞれデータバス22のデータ信号
線D15〜D0に接続されている。入力端子A37〜A
40は、それぞれNRD信号線23、NWR信号線2
4、NCS1信号線25およびNCS2信号線26に接
続されている。入力端子B1〜B40は、それぞれユー
ザロジック部13の出力端子UL1〜UL40に接続さ
れている。入力端子SEL は、バス状態検出部14の出力
端子Kに接続されている。
【0068】ユーザロジック部13の出力端子UL1〜
UL40から出力される信号は、本来ならば、バス20
を介さずに、カスタムIC104の外部出力端子を通し
て出力される信号である。バス状態検出部14の検出信
号は、セレクト部16に入力されるが、別途、外部出力
端子を設け、外部に出力するようにしてもよい。
【0069】セレクト部16の出力端子O1〜O40
は、入力端子A1〜A40に対応するとともに、入力端
子B1〜B40に対応して設けられている。出力端子O
1〜O40は、それぞれ出力バッファ57を介して外部
出力端子群47に接続されている。外部出力端子群47
は、セレクト部16の出力端子O1〜O40のそれぞれ
に対応して設けられた40個の外部出力端子からなる。
出力バッファ群57は、外部出力端子群47の各外部出
力端子のそれぞれに設けられた40個のバッファからな
る。
【0070】図13は、図12に示されたセレクト部の
構成を示す図である。図13(a)に示すように、セレ
クト部16は、40個の切換器83およびフリップフロ
ップ82を有する。40個の切換器83は、バス20の
各信号のそれぞれに対応するとともに、ユーザロジック
部13の出力端子UL1〜UL40のそれぞれに対応し
て設けられている。
【0071】フリップフロップ82は、入力端子D、出
力端子Qおよびクロック信号入力端子を有する。入力端
子Dには、Hレベルの信号が入力される。出力端子Q
は、40個の切換器83のそれぞれの入力端子Sに共通
の信号線を介して接続されている。クロック信号入力端
子は、セレクト部16のSEL 端子に接続されている。フ
リップフロップ82は、セレクト部16のSEL 端子を通
してバス状態検出部14の検出信号が入力されると、入
力端子DのHレベルの信号をラッチし、出力端子Qを通
して出力する。
【0072】切換器83は、入力端子A、BおよびS、
並びに、出力端子Oを有する。入力端子Aは、対応する
バス20の信号線が接続されている。入力端子Bは、対
応するユーザロジック部13の出力端子が接続されてい
る。入力端子Sは、前述のように、フリップフロップ8
2の出力端子Qが接続されている。図13(b)に示す
ように、切換器83は、入力端子Sを通して入力された
信号がLのとき、入力端子Bと出力端子Oとを接続し、
入力端子Sを通して入力された信号がHのとき、入力端
子Aと出力端子Oとを接続する。
【0073】すなわち、セレクト部16は、通常時に
は、ユーザロジック部13の出力信号を出力し、バス状
態検出部14から検出信号が出力されたとき、出力信号
をバス20の信号に切り換える。
【0074】〈動作〉図14は、具体例4のカクタムI
Cの検証テスト例を示す図である。この例では、アドレ
スバス21のアドレスA19〜A0を検証テストの対象
とし、アドレスが1000Hになったことを検出する。
セレクト部16の各切換器83では、入力端子Bと出力
端子Cとが接続され、ユーザロジック部13の出力信号
が外部出力端子群47を通して出力されるようになって
いる。
【0075】ステップS41〜S44は、図1に示され
たステップS1〜S15と同様であり、その説明を省略
する。ステップS44において、CPUコア部11から
アドレスバス21にアドレス1000Hが出力される
と、バス状態検出部14からセレクト部16に検出信号
が出力される。セレクト部16では、フリップフロップ
82の入力端子DのHレベルの信号がラッチされ、各切
換器83の入力端子Sに入力される(ステップS4
5)。各切換器83では、入力端子Aと出力端子Oとが
接続される。この結果、バス20の各信号がセレクト部
16から出力され、外部出力端子群47を通して外部に
出力される。以降、バス20の信号状態が観測されるこ
とになる(ステップS46)。
【0076】〈効果〉以上のように、具体例4によれ
ば、バス20の信号とユーザロジック部13の出力信号
とが入力されるセレクト部16を設け、通常時には、ユ
ーザロジック部13の出力信号を出力し、バス状態検出
部14の検出信号が出力されたとき、外部に出力される
信号をユーザロジック部13の出力信号からバス20の
信号に切り換える。
【0077】したがって、バス20の信号を観測するた
めの専用の端子を設けずに、本来ならばユーザロジック
部13の出力信号を外部に出力するための外部出力端子
群47を利用してバス20の信号を外部に出力すること
ができる。したがって、端子数の増加によるチップ面積
の増大を抑え、低コストのカスタムICを提供すること
ができる。
【0078】《具体例5》 〈構成〉図15は、具体例5のカスタムICの構成を示
す図である。図15に示すように、カスタムIC105
は、第1バス状態検出部17および第2バス状態検出部
18を備える。これらは、図1に示されたバス状態検出
部14と同様の構成であり、それぞれ第1検出信号およ
び第2検出信号を出力する。第1バス状態検出部17お
よび第2バス状態検出部18は、バス20の2つの状態
を順に検出するために設けられている。
【0079】また、カスタムIC105は、外部入力端
子群48を備える。外部入力端子群48には、スイッチ
群68が装脱可能に接続される。外部入力端子群48
は、160個の外部入力端子からなる。スイッチ群68
は、テスト信号入力端子群48の各外部入力端子のそれ
ぞれに接続された160個のスイッチSW1〜SW16
0からなる。
【0080】スイッチ群68のスイッチSW1〜SW1
60のうち、スイッチSW1〜SW80は、第1バス状
態検出部17に対応して設けられたものであり、さらに
スイッチSW1〜SW40は第1テスト信号を、スイッ
チSW41〜SW80は第1テスト対象選択信号を設定
するスイッチである。また、スイッチSW81〜SW1
60は、第2バス状態検出部18に対応して設けられた
ものであり、さらにスイッチSW81〜SW120は第
2テスト信号を、スイッチSW121〜SW160は第
2テスト対象選択信号を設定するスイッチである。
【0081】また、スイッチ群68により設定された信
号は、外部入力端子群48を通して入力バッファ群58
に入力され、外部入力信号線群36を通して第1バス状
態検出部17および第2バス状態検出部18に入力され
る。入力バッファ群58は、外部入力端子群48の各外
部入力端子のそれぞれに接続された160個のバッファ
からなる。外部入力信号線群36は、入力バッファ群5
8の各バッファのそれぞれの出力端子に接続された16
0本の外部入力信号線からなる。
【0082】160本の外部入力信号線のうち、第1テ
スト信号が入力される40本の外部入力信号線は、それ
ぞれ第1バス状態検出部17の入力端子IT1〜IT4
0に接続され、第1テスト対象選択信号が入力される4
0本の外部入力信号線は、それぞれ第1バス状態検出部
17の入力端子IS1〜IS40に接続されている。ま
た、160本の外部入力信号線のうち、第2テスト信号
が入力される40本の外部入力信号線は、それぞれ第2
バス状態検出部18の入力端子IT1〜IT40に接続
され、第2テスト対象選択信号が入力される40本の外
部入力信号線は、それぞれ第2バス状態検出部18の入
力端子IS1〜IS40に接続されている。
【0083】さらに、カスタムIC105は、2状態検
出信号出力部19を備える。2状態検出信号出力部19
は、入力端子I1およびI2、並びに、出力端子Oを有
する。入力端子I1は、第1バス状態検出部17の出力
端子Kに接続され、入力端子I2は、第2バス状態検出
部18の出力端子Kに接続されている。出力端子Oは、
出力バッファ59を介して外部出力端子49に接続され
ている。
【0084】2状態検出信号出力部19は、第1バス状
態検出部17の第1検出信号および第2バス状態検出部
18の第2検出信号がこの順に入力されたとき、バス2
0の2つの状態が所定の順に検出された旨を表す2状態
検出信号を出力する。この2状態検出信号は、外部出力
端子49を通して外部に出力される。なお、カスタムI
C105の他の部分は、図1に示されたカスタムIC1
01の各部と同様の構成であり、その説明を省略する。
【0085】図16は、図15に示された2状態検出信
号出力部19の構成を示す図である。図16に示すよう
に、2状態検出信号出力部19は、フリップフロップ8
4およびフリップフロップ85を有する。フリップフロ
ップ84の入力端子Dには、Hレベルの信号が入力され
る。フリップフロップ84の出力端子Qは、フリップフ
ロップ85の入力端子Dに接続されている。フリップフ
ロップ85の出力端子Qは、2状態第2バス状態検出部
18の出力端子Oに接続されている。
【0086】フリップフロップ84のクロック信号入力
端子は、2状態検出信号出力部19の入力端子I1に接
続されている。フリップフロップ85のクロック信号入
力端子は、2状態検出信号出力部19の入力端子I2に
接続されている。すなわち、フリップフロップ84のク
ロック信号入力端子には、第1バス状態検出部17の第
1検出信号が入力される。フリップフロップ85のクロ
ック信号入力端子には、第2バス状態検出部18の第2
検出信号が入力される。
【0087】フリップフロップ84は、第1バス状態検
出部17の第1検出信号がクロック信号入力端子を通し
て入力されたとき、入力端子Dに入力されるHレベルの
信号を出力端子Qにラッチする。フリップフロップ85
は、第2バス状態検出部18の第2検出信号がクロック
信号入力端子を通して入力されたとき、入力端子Dに入
力される信号を出力端子Qにラッチする。
【0088】まず、フリップフロップ84に第1検出信
号が入力され、次に、フリップフロップ85に第2検出
信号が入力されたとき、Hレベルの信号がフリップフロ
ップ85の出力端子から出力されることになる。このH
レベルの信号が2状態検出信号として2状態検出信号出
力部19の出力端子Oを通して出力され、外部出力端子
49を通して外部に出力される。
【0089】〈動作〉図17は、具体例5のカスタムI
Cの検証テスト例を示す図である。この例では、アドレ
スバス21のアドレスA19〜A0を検証テストの対象
とし、アドレスが1000Hになり、その後2000H
になったことを検出する。
【0090】まず、スイッチ群68のスイッチSW1〜
SW40のうち、スイッチSW1〜SW7がLに設定さ
れ、SW8がHに設定され、SW9〜SW40がLに設
定される。これにより、第1テスト信号としてアドレス
1000Hが設定される。同時に、スイッチ群68のス
イッチSW41〜SW80のうち、スイッチSW41〜
SW60がLに設定され、スイッチSW61〜SW80
がHに設定される。これにより、アドレスバス21の各
アドレス信号A19〜A0がテスト対象とし、バス20
の他の信号線がテスト対象外とする第1テスト対象選択
信号が設定される。
【0091】さらに、スイッチ群68のスイッチSW8
1〜SW120のうち、スイッチS81〜SW86がL
に設定され、SW87がHに設定され、SW88〜SW
120がLに設定される。これにより、第2テスト信号
としてアドレス2000Hが設定される。同時に、スイ
ッチ群68のスイッチSW121〜SW160のうち、
スイッチSW121〜SW140がLに設定され、スイ
ッチSW141〜SW160がHに設定される。これに
より、アドレスバス21の各アドレス信号A19〜A0
がテスト対象とし、バス20の他の信号線がテスト対象
外とする第2テスト対象選択信号が設定される(ステッ
プS51)。
【0092】次いで、リセットスイッチ63によりリセ
ット信号が解除されると(ステップS52)、CPUコ
ア部11によりその動作が開始される(ステップS5
3)。そして、CPUコア部11からアドレスバス21
にアドレス1000Hが出力されると(ステップS5
4)、第1バス状態検出部17から第1検出信号が出力
され、2状態検出信号出力部19の入力端子I1に入力
される。2状態検出信号出力部19では、フリップフロ
ップ84により入力端子DのHレベルの信号が出力端子
にラッチされる。
【0093】次いで、CPUコア部11からアドレスバ
ス21にアドレス2000Hが出力されると(ステップ
S55)、第2バス状態検出部18から第2検出信号が
出力され、2状態検出信号出力部19の入力端子I2に
入力される。2状態検出信号出力部19では、フリップ
フロップ85により入力端子DのHレベルの信号が出力
端子にラッチされる。この結果、2状態検出信号出力部
19から2状態検出信号が出力され、外部出力端子49
を通して外部に出力される(ステップS56)。
【0094】次に、他の検証テスト例について説明す
る。ここで、メモリ部12に格納されたCPUコア部1
1のプログラムの1000番地に条件分岐命令があり、
1000番地、2000番地、3000番地の順に経由
する第1ルートと、1000番地、4000番地、30
00番地の順に経由する第2ルートとの2つのルートが
あるとする。この場合、何れも3000番地に到達する
ため、具体例1〜4のように、テスト信号として300
0番地を設定しても何れのルートを経由したか観測する
ことができない。
【0095】これに対し、具体例5では、2000番地
を第1テスト信号とし、3000番地を第2テスト信号
として設定すれば、第1ルートが実行されたかどうかを
検出することができ、4000番地を第1テスト信号と
し、3000番地を第2テスト信号としてテスト信号を
設定すれば、第2ルートが実行されたかどうかを検出す
ることができる。
【0096】〈効果〉以上のように、具体例5によれ
ば、第1バス状態検出部17および第2バス状態検出部
18によりバス20の2つの状態を検出する。そして、
2状態検出信号出力部19では、第1バス状態検出部1
7の第1検出信号が入力され、次いで、第2バス状態検
出部18の第2検出信号が入力されたとき、2状態検出
信号が出力され、外部出力端子49を通して外部に出力
される。
【0097】このため、バス20の2つの状態の変化を
容易に観測することができる。例えば、プログラムの処
理順が通常の番地順と異なる場合、その到達ルートを容
易に観測することができる。また、データの読み出し順
序や書込順序を容易に観測することができる。
【0098】なお、具体例5では、第1バス状態検出部
17および第2バス状態検出部18によりバス20の2
つの状態を検出するように構成しているが、検出される
バス20の状態数は、2つに限るものではない。さらに
多くの状態数を検出したい場合には、その状態数に応じ
た数のバス状態検出部と、これらのバス状態検出部から
それぞれの検出信号が所定の順で検出されたかどうかを
検出する複数状態検出信号出力部とを設ければよい。
【0099】また、具体例2〜4のように、テスト信号
およびテスト対象選択信号をシリアルに入力するための
シフトレジスタを設ければ、外部入力端子数の増加によ
るチップ面積の増大を防止することができる。具体例3
のように、2状態検出信号をCPUコア部11のNMI
端子に入力すれば、プログラムを途中で停止させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る具体例1のカスタムICの構成を
示す図である。
【図2】図1に示されたバス状態検出部の構成を示す図
である。
【図3】図2に示された状態検出器の構成を示す図であ
る。
【図4】具体例1のカスタムICの検証テスト例(その
1)を示す図である。
【図5】具体例1のカスタムICの検証テスト例(その
2)を示す図である。
【図6】本発明に係る具体例2のカスタムICの構成を
示す図である。
【図7】図6に示されたシフトレジスタの構成を示す図
である。
【図8】具体例2のカスタムICの検証テスト例を示す
図である。
【図9】テスト信号およびテスト対象信号の入力例を示
す図である。
【図10】本発明に係る具体例3のカスタムICの構成
を示す図である。
【図11】具体例3のカスタムICの検証テスト例を示
す図である。
【図12】本発明に係る具体例4のカスタムICの構成
を示す図である。
【図13】図12に示されたセレクト部の構成を示す図
である。
【図14】具体例4のカスタムICの検証テスト例を示
す図である。
【図15】本発明に係る具体例5のカスタムICの構成
を示す図である。
【図16】図15に示された検出信号出力部の構成を示
す図である。
【図17】具体例5のカスタムICの検証テスト例を示
す図である。
【図18】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
11 CPUコア部 12 メモリ部 13 ユーザロジック部 14 バス状態検出部 21 アドレスバス 22 データバス 23 NRD信号線 24 NWR信号線 25 NCS1信号線 26 NCS2信号線 31 テスト信号線群 32 テスト対象選択信号線群 33 リセット信号線 41 テスト信号入力端子群 42 テスト対象選択信号入力端子群 43 リセット信号入力端子 44 検出信号出力端子 51 入力バッファ群 52 入力バッファ群 53 入力バッファ 54 出力バッファ 61 スイッチ群 62 スイッチ群 63 リセットスイッチ 101 カスタムIC

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU(central processing unit )コ
    ア部と、 前記CPUコア部にバスを介して接続され、前記CPU
    コア部が実行するプログラムを格納するメモリ部とを備
    えた集積回路であって、 前記バスの各信号の状態を想定して設定されたテスト信
    号が入力されるテスト信号入力部と、 前記テスト信号入力部に入力されたテスト信号と前記バ
    スの対応する信号とを比較し、これらの比較結果が全て
    一致したとき、前記テスト信号に一致する前記バスの状
    態が検出された旨を表す検出信号を外部に出力するバス
    状態検出部とを備えたことを特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の集積回路において、 前記バスの各信号が検証テストの対象となるか対象外と
    なるかを選択する選択信号が入力される選択信号入力部
    を有し、 前記バス状態検出部は、前記選択信号入力部に入力され
    た選択信号が検証テストの対象外を意味するとき、当該
    選択信号に対応する前記バスの信号と対応するテスト信
    号との比較結果を強制的に一致状態に切り換える切換部
    を有することを特徴とする集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の集積回路において、 前記テスト信号入力部は、前記バスの各信号に対応して
    設けられた複数の外部入力端子を有することを特徴とす
    る集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の集積回路において、 前記テスト信号入力部は、前記テスト信号が所定の順に
    シリアルに入力されるシリアル信号入力部と、前記シリ
    アル信号入力部に入力された複数のテスト信号を前記バ
    スの各信号に対応させてパラレルに変換するシリアル/
    パラレル信号変換部とを有することを特徴とする集積回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の集積回路において、 前記バス状態検出部から出力される検出信号を前記CP
    Uコア部の割込処理用の端子に入力したことを特徴とす
    る集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の集積回路において、 前記バスに接続され、入力されたデータにこの集積回路
    特有のデータ処理を施して出力するユーザロジック部
    と、 前記ユーザロジック部からこの集積回路の外部に出力す
    べき信号と、前記バスの信号とが入力され、通常時、前
    記ユーザロジック部から出力されて入力された信号を外
    部に出力し、前記バス状態検出部から検出信号が出力さ
    れたとき、外部に出力される信号を前記ユーザロジック
    部の信号から前記バスの信号に切り換える出力信号切換
    部とを有することを特徴とする集積回路。
  7. 【請求項7】 CPU(central processing unit )コ
    ア部と、 前記CPUコア部にバスを介して接続され、前記CPU
    コア部が実行するプログラムを格納するメモリ部とを備
    えた集積回路であって、 前記バスの各信号の状態を想定して設定されたテスト信
    号が入力される複数のテスト信号入力部と、 前記複数のテスト信号入力部のそれぞれに対応して設け
    られ、対応するテスト信号入力部に入力されたテスト信
    号と前記バスの対応する信号とを比較し、これらの比較
    結果が全て一致したとき、前記テスト信号に一致する前
    記バスの状態が検出された旨を表す単一状態検出信号を
    出力する複数のバス状態検出部と、 前記複数のバス状態検出部のそれぞれから所定の順でそ
    れぞれの単一状態検出信号が出力されたとき、前記バス
    の複数の状態が所定の順に検出された旨を表す複数状態
    検出信号を外部に出力する複数状態検出信号出力部とを
    備えたことを特徴とする集積回路。
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