JP2000056698A - 表示装置と表示装置における背面型照明具の保持装置 - Google Patents

表示装置と表示装置における背面型照明具の保持装置

Info

Publication number
JP2000056698A
JP2000056698A JP22475798A JP22475798A JP2000056698A JP 2000056698 A JP2000056698 A JP 2000056698A JP 22475798 A JP22475798 A JP 22475798A JP 22475798 A JP22475798 A JP 22475798A JP 2000056698 A JP2000056698 A JP 2000056698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
main body
holding device
lighting
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22475798A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Omori
隆良 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP22475798A priority Critical patent/JP2000056698A/ja
Publication of JP2000056698A publication Critical patent/JP2000056698A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置における背面型照明具を本体に対し
て簡単に位置決めして取付けることができるとともに、
外部からの衝撃を吸収するとともに、埃等の侵入を防ぎ
密閉性を確保することができる表示装置を提供するこ
と。 【解決手段】 本体12と、本体12内に配置されて、
画像を形成する画像形成部14と、本体12内に配置さ
れて、画像形成部14の背面から光を照射して画像形成
部14に表示される画像を明るくするための背面型照明
具16と、背面型照明具16を本体12内に着脱自在に
保持する照明具の保持装置30とを有し、この照明具の
保持装置30は、照明具16の端部を挿入して保持する
凹部60と、本体12に照明具の保持装置を取付ける
と、凹部60に保持された照明具16を、本体12に対
して位置決めする位置決め部62と、照明具16のハー
ネス37を通して、このハーネス37を所定の方向に導
くためのハーネス案内穴64と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置、特に平
板状の表示装置と表示装置における背面型照明具の保持
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機等の表示装置として
広く用いられている陰極線管(Cathode Ray
Tube:CRT)は、奥行方向の寸法がかなり大き
く、薄型化が難しい。このようなCRTを有する表示装
置に代えて、平板状、あるいはフラット型の表示パネル
を用いた薄型の表示装置が各種提案されている。
【0003】この種の表示装置としては、たとえばプラ
ズマ技術と液晶表示装置の技術を用いた、いわゆるプラ
ズマ液晶パネルを有する表示装置がある。この種のプラ
ズマ液晶表示装置は、簡単に言えば大型の液晶表示装置
(LCD)の構造に近似しているが、背面側にバックラ
イトと呼ばれる照明具が必要である。背面側のバックラ
イトの光は、偏光フィルタと液晶の配列制御で調整し
て、カラーフィルタを通して色を付けることでカラー表
示することができるようになっている。ところでこの種
の背面型の照明具、いわゆるバックライトとしては、棒
状の蛍光管が用いられる。この種の棒状の蛍光管の端部
からは、電気接続用のハーネスが取り出されており、し
かも蛍光管の両端部は表示装置の本体側に固定する必要
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】蛍光管の両端部を本体
側に固定する場合には、外部から加わる振動を吸収する
必要があるし、バックライトは本体内に正確に位置決め
して、その蛍光管の端部は本体に対して簡単に取付けな
ければならない。しかも、バックライトに外部から入っ
たほこりが付着すると照明効率が低下してしまう。そこ
で本発明は上記課題を解消し、表示装置における背面型
照明具を本体に対して簡単に位置決めして取付けること
ができるとともに、外部からの衝撃を吸収するととも
に、埃等の侵入を防ぎ密閉性を確保することができる表
示装置と表示装置における背面型照明具の保持装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、本体と、本体内に配置されて、画像を形成する
画像形成部と、本体内に配置されて、画像形成部の背面
から光を照射して画像形成部に表示される画像を明るく
するための背面型照明具と、背面型照明具を本体内に着
脱自在に保持する照明具の保持装置と、を有し、この照
明具の保持装置は、照明具の端部を挿入して保持する凹
部と、本体に照明具の保持装置を取付けると、凹部に保
持された照明具を、本体に対して位置決めする位置決め
部と、照明具のハーネスを通して、このハーネスを所定
の方向に導くためのハーネス案内穴と、を備えることを
特徴とする表示装置により、達成される。
【0006】本発明の表示装置では、画像形成部が本体
内に配置されて画像形成する。背面型照明具は、本体内
に配置されて、画像形成部の背面から光を照射して画像
形成部に表示される画像を明るくする。照明具の保持装
置は、背面型照明具を本体内に着脱可能に保持する。こ
の照明具の保持装置は、照明具の端部を挿入して保持す
る凹部を有し、照明具の保持装置の位置決め部は、凹部
に保持された照明具を本体に対して位置決めする。照明
具の保持装置のハーネス案内穴は、照明具のハーネスを
通して、このハーネスを所定の方向に導くようになって
いる。
【0007】これにより、照明具の端部は照明具の保持
装置の凹部に対して挿入するだけで簡単に保持すること
ができる。そして本体に対して照明具の保持装置を取付
けると、凹部に保持された照明具を本体に対して位置決
めすることができる。ハーネス案内穴は、照明具のハー
ネスを通して、このハーネスを導くことができる。この
ために、各照明具のハーネスは、ハーネス案内穴から同
じ方向に向けて導き出すことができ、照明具のハーネス
を照明具の駆動回路側に接続する作業を容易にすること
ができる。
【0008】本発明において、好ましくは保持装置は、
電気的絶縁性と弾性を有する部材により作られている。
これにより保持装置は電気絶縁性により照明具のハーネ
ス部分の電気的絶縁性を確保するとともに、外部の衝撃
が加わってもその衝撃を吸収することができ、蛍光管の
破損を防げる。
【0009】本発明において、好ましくは保持装置は、
ハーネスをハーネス案内穴に導くためのスリットを有す
る。これにより、ハーネスはスリットを通してハーネス
案内穴に導くことができるので、ハーネスは脱落せず、
手作業あるいは自動機械により簡単にハーネスをハーネ
ス案内穴に導くことができる。
【0010】本発明において、好ましくは保持装置が蛍
光管の発光部をその他の部分から密閉するための密閉部
を有していることから、蛍光管の発光部は、他の部分か
ら密閉できるので、蛍光管の発光部に埃等が外部から侵
入するのを防いで、蛍光管の発光部の掃除を少なくする
かあるいは無くすことができる。
【0011】本発明において、好ましくは密閉部はリブ
である。
【0012】本発明において、好ましくは照明具のハー
ネスの電気的露出部を、他の部分から絶縁するための電
気絶縁部を有する。これにより、照明具のハーネスの電
気露出部は、電気絶縁部により他の部分から絶縁するこ
とができる。
【0013】上記目的は、本発明にあっては、本体と、
本体内に配置されて、画像を形成する画像形成部と、本
体内に配置されて、画像形成部の背面から光を照射して
画像形成部に表示される画像を明るくするための背面型
照明具と、を有する表示装置に設けられて、背面型照明
具を本体内に着脱自在に保持する照明具の保持装置であ
って、照明具の端部を挿入して保持する凹部と、凹部に
保持された照明具を、本体に対して位置決めする位置決
め部と、照明具のハーネスを通して、このハーネスを所
定の方向に導くためのハーネス案内穴と、を備えること
を特徴とする表示装置における背面型照明具の保持装置
により、達成される。
【0014】本発明の表示装置における背面型照明具の
保持装置では、凹部が照明具の端部を挿入して保持す
る。位置決め部は、凹部に保持された照明具を、本体に
対して位置決めする。ハーネス案内穴は、照明具のハー
ネスを通してそのハーネスを所定の方向に導く。これに
より、照明具の端部は照明具の保持装置の凹部に対して
挿入するだけで簡単に保持することができる。そして本
体に対して照明具の保持装置を取付けると、凹部に保持
された照明具を本体に対して位置決めすることができ
る。ハーネス案内穴は、照明具のハーネスを通して、こ
のハーネスを導くことができる。このために、各照明具
のハーネスは、ハーネス案内穴から同じ方向に向けて導
き出すことができ、照明具のハーネスを照明具の駆動回
路側に接続する作業を容易にすることができる。
【0015】本発明において、好ましくは電気的絶縁性
と弾性を有する部材により作られている。これにより保
持装置は電気絶縁性により照明具のハーネス部分の電気
的絶縁性を確保するとともに、外部の衝撃が加わっても
その衝撃を吸収することができ、蛍光管の破損を防げ
る。
【0016】本発明において、好ましくはハーネスをハ
ーネス案内穴に導くためのスリットを有する。これによ
り、ハーネスはスリットを通してハーネス案内穴に導く
ことができるので、ハーネスは脱落せず、手作業あるい
は自動機械により簡単にハーネスをハーネス案内穴に導
くことができる。
【0017】本発明において、好ましくは照明具は棒状
の蛍光管であり、保持装置は、蛍光管の発光部をその他
の部分から密閉するための密閉部と有する。蛍光管の発
光部は、他の部分から密閉できるので、蛍光管の発光部
に埃等が外部から侵入するのを防いで、蛍光管の発光部
の掃除を少なくするかあるいは無くすことができる。
【0018】本発明において、好ましくは密閉部はリブ
である。
【0019】本発明において、好ましくは照明具のハー
ネスの電気的露出部を、他の部分から絶縁するための電
気絶縁部を有する。これにより、照明具のハーネスの電
気露出部は、電気絶縁部により他の部分から絶縁するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0021】図1は、本発明の表示装置の好ましい実施
の形態を示している。この表示装置10は、平板型ある
いはフラット型のディスプレイ装置とも呼ばれており、
大型サイズから小型サイズの各種のものがあり、左右幅
及び上下幅に比べて、奥行Wがかなり小さくできること
から、据置き型の表示装置あるいは壁掛け型の表示装置
等として大画面表示を行うことができる特質を持ってい
る。表示装置10の例としては、たとえばプラズマトロ
ンディスプレイあるいはプラズマアドレス液晶(PAL
C)表示装置等と呼ばれる比較的大型の表示装置であ
る。表示装置10は、本体12と、画像形成部14と架
台15等を有している。表示装置10はこの架台15を
除けば壁かけ型のディスプレイ装置としても用いること
ができる。
【0022】図2は、図1の表示装置10をA−A線に
おける断面構造例を示したものである。本体12の中に
は、画像形成部14、背面型照明具である複数本の棒状
の蛍光管16及び反射板17等が配置されている。画像
形成部14は、たとえば液晶パネル部18と、拡散板2
0及び偏光フィルタ等を重ね合わせて形成したものであ
る。液晶パネル部18は、たとえば絶縁膜と透明電極の
間に液晶及びカラーフィルタを封入して、カラー表示す
ることができる。背面型照明具である蛍光管16は、図
2では、紙面垂直方向、すなわち図1では、左右方向E
に沿って平行かつほぼ均等間隔で配列されている。蛍光
管16のさらに後側には、蛍光管16の光を、できる限
り画像形成部14側に反射するために反射板17が設け
られている。この反射板17は、たとえば蛍光管16を
中心とする曲面形状を複数有し、全体として見れば波形
の反射板である。しかし、この反射板17は平板状であ
ってもよい。
【0023】図3は、図1の表示装置10の本体12の
内部構造の一例を示している。本体12の中には、蛍光
管16が平行でかつ等間隔に配列して保持されている。
これらの蛍光管16を確実に保持するために、照明具の
保持装置30が、図2における画像形成部14にほぼ対
応して、本体12内に並べて固定されている。図3で示
す本体12及びその内部にある照明具の保持装置30
は、一部省略して示しており、照明具の保持装置30
は、左右のランプホルダ体40,40に対してそれぞれ
着脱可能に取付けることができる。ランプホルダ体40
は、本体12側に固定されており、本体12の一部であ
る。本体12の内部であって、かつ本体12の上側部1
2A、下側部12B、左側部12C、右側部12Dは、
空間となっており、これらの空間には、必要に応じて画
像形成部の駆動回路基板や蛍光管16の点灯駆動部、ス
ピーカ等の付属物を配置することができる。図3の例で
は、左右側部の空間には、たとえば駆動回路用の基板3
1,32が配置されている。ランプホルダ体40は、本
体12の中の左側と右側に左右対称に固定されている。
ランプホルダ体40は、図15と図16に示すように、
所定ピッチPをおいて、溝41が形成されている。この
溝41には、後で説明する照明具の保持装置30を着脱
可能にはめ込んで、照明具である蛍光管16の端部16
Xを保持するためのものである。
【0024】図4は、図3のB−B線における部分の拡
大した断面構造例を示している。蛍光管(ランプ)16
は、ランプホルダ体40に対して、キャップ等とも呼ば
れる照明具の保持装置30を用いて、着脱可能に確実に
取付けることができる。ランプホルダ体40は、本体1
2のフレーム12Bに対して固定されている。反射板1
7は、ランプホルダ体40に対して取付プレート43を
介して固定されている。ランプホルダ体40は、この反
射板18と取付プレート43によりフレーム12Bに対
して照明具の保持装置30を固定する。蛍光管16と反
射板17の前面側には、上述した液晶パネル部18と拡
散板20が重ねて配置されている。ランプホルダ体40
の付近には、制御用の基板34が設けられている。
【0025】次に、図6〜図11を参照して、照明具の
保持装置30の構造と、蛍光管16の端部16Xの構造
について説明する。図5の端部16Xの端面からは、部
材70が突出して、かつ軸方向に形成されている。この
部材70は、蛍光管の内部を真空にして、ガスを入れた
後に加熱して封止する管である。蛍光管16の電気端子
39には、ハーネス37,37が、半田38を介して接
続されている。ハーネス37,37の先端には、蛍光管
の点灯駆動回路に対して電気的な接続をするためのコネ
クタ41Aが電気的に接続されている。
【0026】図6〜図8を参照して、照明具の保持装置
30の構造例について説明する。図6〜図8に示すよう
に、照明具の保持装置30は、凹部60、位置決め部6
2、ハーネス案内穴64等を有している。この照明具の
保持装置30の形状は、図12〜図15に示している。
さらにこの照明具の保持装置30は、スリット66を有
している。凹部60は、図6と図12に示すように保持
装置30の長手方向Fに沿って形成されており、蛍光管
16の端部16Aの外径形状に合わせた内周面形状を有
している。
【0027】照明具16の端部16Aは、この凹部60
に挿入されるとともに、図15に示す突起68,68に
より照明具16のA方向の動きを押さえ、照明具16の
B方向の動きは凹部60の内周で押さえている。位置決
め部62は、保持装置30の左右側面に形成されてい
る。位置決め部62は、図6と図12に示すように端面
62A,62Aとリブ62B,62B等を有している。
位置決め部62,62は、保持装置30の一方の端面と
他方の端面側にある。これらの位置決め部62,62
は、図9と図10に示すように、ランプホルダ体40の
溝41と、サポート12Cの溝12D付近にはめ込むよ
うになっている。
【0028】ランプホルダ体40は、図9と図10に示
すように、ほぼ断面で見てU字型の部材であるが、ラン
プホルダ体40の溝41とサポート12Cの溝12Dは
ほぼ一致した位置にある。サポート12Cは、ランプホ
ルダ体40と拡散板20に関連して配置されている。ラ
ンプホルダ体40とサポート12Cは一体的に固定され
ており、拡散板20はこのサポート12Cに対して固定
することができる。サポート12Cはフレーム12Bに
対して固定されているとともにランプホルダ体40はフ
レーム12Bに固定されている。
【0029】図6と図12に示す照明具の保持装置30
のハーネス案内穴64は、図7と図8に示すような要領
で、照明具16のハーネス37をある一定の方向に通す
ための穴である。図7と図14に示すように、ハーネス
案内穴64の内側には、図5に示す照明具16の半田3
8付近を覆うための電気絶縁部64A,64Aを有して
いる。これらの電気絶縁部64Aは、ほぼ断面で見て半
円形状になっている。
【0030】次に、図5〜図11を参照して、蛍光管1
6を、照明具の保持装置30を用いて、ランプホルダ体
40に固定する手順について説明する。図5の蛍光管1
6のハーネス37とコネクタ41Aは、作業者が手で持
ち上げるとともに、蛍光管16の端部16Xが凹部60
の中に挿入される。この時に、図7に示すようにスリッ
ト66を通して、ハーネス37をハーネス案内穴64側
に通す。これにより、図8に示すように蛍光管16の端
部16Xが保持装置30の中に挿入された状態になる。
この時に、ハーネス37の一部と半田38の付近が、ハ
ーネス案内穴64付近の電気絶縁部64Aにはめ込まれ
る。これにより、電気的に露出している半田38の部分
の周辺を、絶縁性を有する蛍光管16の電気絶縁部64
Aで覆ってしまうことができる。従って、半田38を含
む部分が、保持装置30の外側に出てしまい他の部分に
電気的に接触するような現象を防ぐことができる。
【0031】照明具16の一方の端部16Xと他方の端
部16Xに対して、同様の要領で照明具の保持装置30
を取付ける。図9と図10に示すランプホルダ体40の
溝41に対して各保持装置30をはめ込む。ランプホル
ダ体40の溝41の端面41Aは、保持装置30の端面
62Aをガイドしてしっかりと密着することができる。
しかも、リブ62B,62Bは、対応するランプホルダ
体40の内面40Cに密着する。そして保持装置30の
背面30Dは、ランプホルダ体40の内面40Eに密着
する。このことから、照明具16の端部16Xは、保持
装置30を介して、ランプホルダ体40に対して、弾性
的にかつ電気的絶縁性を確保しながら着脱可能に固定す
ることができる。そして、ハーネス37は、Z1方向に
ほぼ向けることができるので、各照明具16のハーネス
37を同じ方向に向けて、それぞれ点灯駆動回路側に容
易に電気的に接続することができる。以上のようにし
て、保持装置30は、照明具16を、X方向、Y方向
(X方向とY方向は直交方向)に関して移動しないよう
に固定することができる。
【0032】次に、図11に示すように、反射板17を
ネジ18Aを用いて、ランプホルダ体40に固定するこ
とにより、保持装置30と照明具16は、Z方向に関し
てもその移動を固定することができる。以上のように、
照明具16は、ランプホルダ体40に対して、保持装置
30を介してX、Y、Z(互いに直交方向)について移
動することなくしっかりと固定することができる。しか
も保持装置30は照明具16をランプホルダ体40に対
して、電気的絶縁性を確保しつつ、外部から衝撃が加わ
ってもその衝撃を吸収することができる。従って照明具
16の電気絶縁性を確保し、かつ外部からの衝撃を吸収
して照明具16の破損を極力防ぐのである。
【0033】以上の要領で各照明具16の端部16X
が、左右のランプホルダ体40,40に着脱可能に固定
された状態を図3に示している。このような複数本の照
明具16を均等間隔で配置することで、図2に示す画像
形成部14に形成されている画像を、背面側から照らす
ことで、その表示されている画像を明るくして、視聴者
Mは明るい画像を見ることができる。しかも、図10と
図11に示すように、照明具16と、その周辺部分は、
照明具の保持装置30、反射板17及び拡散板20で確
実にシールドされているので、外部から、あるいは本体
内からの埃が照明具16側に侵入することがないので、
照明具16に埃が被らず照明具16の掃除を減らしたり
あるいは無くすことができる。つまり照明具の保持装置
30は埃等を蛍光管16側に侵入させない密閉部の役割
も果たしている。
【0034】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、照明具の
保持装置は、ほぼ直方体形状であるが、これに限らず他
の形状、たとえば円柱形状あるいは円筒形状あるいは、
他の多角形形状等を採用することも勿論可能である。照
明具の保持装置の材質としては、電気絶縁性と弾性を有
する材料、たとえばゴムや樹脂等を採用できる。樹脂と
しては、ナイロン、シリコン、ゴム、軟質の塩化ビニル
などである。図示した表示装置の例では、いわゆる液晶
技術を用いた表示装置であるが、これに限らず他の種類
の平板状またはパネル状の表示装置の背面型の照明が必
要な形式の表示装置として採用することもできる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示装置における背面型照明具を本体に対して簡単に位
置決めして取付けることができるとともに、外部からの
衝撃を吸収するとともに、埃等の侵入を防ぎ密閉性を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置の好ましい実施の形態を示す
斜視図。
【図2】図1の表示装置におけるA−A線における断面
図。
【図3】複数本の照明具を保持している様子を示す一部
省略図。
【図4】図3のB−B線における断面図。
【図5】照明具の端部とハーネス等を示す斜視図。
【図6】照明具を保持するための照明具の保持装置の一
例を示す斜視図。
【図7】照明具の端部と保持装置を示す斜視図。
【図8】照明具の端部が保持装置の中に挿入して保持さ
れた様子を示す図。
【図9】ランプホルダ体等を示す斜視図。
【図10】ランプホルダ体に対して保持装置を用いて照
明具を取付けた状態を示す図。
【図11】さらに反射板により保持装置を固定した状態
を示す図。
【図12】保持装置を示す平面図。
【図13】保持装置の側面図。
【図14】図13のC−C線における断面図。
【図15】保持装置の正面図。
【図16】ランプホルダ体を示す正面図。
【図17】ランプホルダ体の側面図。
【符号の説明】
10・・・表示装置、12・・・本体、14・・・画像
形成部、16・・・蛍光管(背面型の照明具)、30・
・・照明具の保持装置、37・・・ハーネス、38・・
・半田、40・・・ランプホルダ体、60・・・保持装
置の凹部、62・・・保持装置の位置決め部、64・・
・保持装置のハーネス案内穴、66・・・保持装置のス
リット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、 本体内に配置されて、画像を形成する画像形成部と、 本体内に配置されて、画像形成部の背面から光を照射し
    て画像形成部に表示される画像を明るくするための背面
    型照明具と、 背面型照明具を本体内に着脱自在に保持する照明具の保
    持装置と、を有し、 この照明具の保持装置は、 照明具の端部を挿入して保持する凹部と、 本体に照明具の保持装置を取付けると、凹部に保持され
    た照明具を、本体に対して位置決めする位置決め部と、 照明具のハーネスを通して、このハーネスを所定の方向
    に導くためのハーネス案内穴と、を備えることを特徴と
    する表示装置。
  2. 【請求項2】 保持装置は、電気的絶縁性と弾性を有す
    る部材により作られている請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 保持装置は、ハーネスをハーネス案内穴
    に導くためのスリットを有する請求項1に記載の表示装
    置。
  4. 【請求項4】 照明具は棒状の蛍光管であり、保持装置
    は、蛍光管の発光部をその他の部分から密閉するための
    密閉部である請求項1に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 密閉部はリブである請求項4に記載の表
    示装置。
  6. 【請求項6】 照明具のハーネスの電気的露出部を、他
    の部分から絶縁するための電気絶縁部を有する請求項1
    に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 本体と、 本体内に配置されて、画像を形成する画像形成部と、 本体内に配置されて、画像形成部の背面から光を照射し
    て画像形成部に表示される画像を明るくするための背面
    型照明具と、 を有する表示装置に設けられて、背面型照明具を本体内
    に着脱自在に保持する照明具の保持装置であって、 照明具の端部を挿入して保持する凹部と、 凹部に保持された照明具を、本体に対して位置決めする
    位置決め部と、 照明具のハーネスを通して、このハーネスを所定の方向
    に導くためのハーネス案内穴と、を備えることを特徴と
    する表示装置における背面型照明具の保持装置。
  8. 【請求項8】 電気的絶縁性と弾性を有する部材により
    作られている請求項7に記載の表示装置における背面型
    照明具の保持装置。
  9. 【請求項9】 ハーネスをハーネス案内穴に導くための
    スリットを有する請求項7に記載の表示装置における背
    面型照明具の保持装置。
  10. 【請求項10】 照明具は棒状の蛍光管であり、保持装
    置は、蛍光管の発光部をその他の部分から密閉するため
    の密閉部である請求項7に記載の表示装置における背面
    型照明具の保持装置。
  11. 【請求項11】 密閉部はリブを有する請求項10に記
    載の表示装置における背面型照明具の保持装置。
  12. 【請求項12】 照明具のハーネスの電気的露出部を、
    他の部分から絶縁するための電気絶縁部を有する請求項
    7に記載の表示装置における背面型照明具の保持装置。
JP22475798A 1998-08-07 1998-08-07 表示装置と表示装置における背面型照明具の保持装置 Pending JP2000056698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22475798A JP2000056698A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 表示装置と表示装置における背面型照明具の保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22475798A JP2000056698A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 表示装置と表示装置における背面型照明具の保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000056698A true JP2000056698A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16818763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22475798A Pending JP2000056698A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 表示装置と表示装置における背面型照明具の保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000056698A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101206718B1 (ko) 2006-06-01 2012-12-03 삼성디스플레이 주식회사 램프 고정 유닛, 이를 갖는 백라이트 어셈블리 및 이를갖는 액정표시장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101206718B1 (ko) 2006-06-01 2012-12-03 삼성디스플레이 주식회사 램프 고정 유닛, 이를 갖는 백라이트 어셈블리 및 이를갖는 액정표시장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100883091B1 (ko) 몰드 프레임과 이를 갖는 백라이트 어셈블리 및 액정 표시장치
KR100854026B1 (ko) 면상 광원장치 및 면상 광원장치의 제조방법
KR101014183B1 (ko) 백라이트 어셈블리 및 이를 갖는 액정 표시 장치
KR101074385B1 (ko) 백라이트 어셈블리
JP3137240B2 (ja) 液晶表示装置用バックライトユニット
JPH1097806A (ja) 照明装置
JP3778819B2 (ja) ランプホルダ及びその配置方法
JP2000056698A (ja) 表示装置と表示装置における背面型照明具の保持装置
US7427155B2 (en) Liquid crystal module
JP4306301B2 (ja) バックライトユニット
JP2005017691A (ja) 液晶表示装置
JP3402276B2 (ja) 液晶表示装置
JP2000019990A (ja) バックライトユニットおよび液晶表示装置
JP2001330817A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
JP2010039471A (ja) 光供給ユニットを用いた表示装置
KR101279223B1 (ko) 평면 광원 유닛 및 그를 포함한 액정 표시 장치
US8277066B2 (en) Lighting device for display device, display device and television receiver
JP3760962B2 (ja) 平板状表示装置におけるランプの保持装置
KR100530950B1 (ko) 직하발광형 평면광원
JP2003197017A (ja) 面状照明装置及びそれを使用した液晶表示装置
KR100947780B1 (ko) 액정 표시장치용 백라이트 어셈블리
KR101221126B1 (ko) 백라이트 어셈블리 및 이를 구비한 액정표시장치
WO2010044633A2 (ko) 영상표시장치 및 영상표시 장치의 백라이트 유닛
JP2006251587A (ja) 薄型表示装置
KR19980060784A (ko) 액정표시소자용 백라이트 장치