JP2000056034A - 電流変化型反射センサ - Google Patents

電流変化型反射センサ

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JP2000056034A
JP2000056034A JP10236591A JP23659198A JP2000056034A JP 2000056034 A JP2000056034 A JP 2000056034A JP 10236591 A JP10236591 A JP 10236591A JP 23659198 A JP23659198 A JP 23659198A JP 2000056034 A JP2000056034 A JP 2000056034A
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住夫 宮永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触で物体例えば扉などの開閉を検出でき
るフォトインタラプタを含む電流変化型反射センサに関
する。 【解決手段】 発光側14の発光素子16と受光側20
の受光素子22とを所定間隔を持って対置させ、前記発
光素子16から発せられた光が物体18に反射された反
射光の有無を検知する受光素子22とを備えるものにお
いて、前記発光素子16と受光素子22とにセンサ自体
の自己状態を電流値でチェックできる電流変換回路12
を介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、非接触で物体例えば
扉などの開閉を検出できるフォトインタラプタを含む電
流変化型反射センサに関する。
【0002】通常、光反射型のフォトインタラプタaは
図8に示すように発光側bの発光ダイオードすなわち発
光素子cにドライブ電流を供給し、物体dで反射した光
量を受光側eのフォトトランジスタすなわち受光素子f
で電圧出力として使用するものである。
【0003】この場合、発光側bと受光側eとにそれぞ
れ2本づつ合計4本の配線g、h、i,jを必要とする
ため、発光側bまたは受光側eのいずれかの配線g,
h,i,jいずれかが断線すると、センサとして動作し
なくなる。すなわち、ショートや切断などの細工が行な
われると、センサとしての機能を失ってしまうのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の点
の改善を図った電流変化型光反射センサを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題が解決するための手段】請求項1に記載の電流変
化型反射センサにおいては、発光側の発光素子と受光側
の受光素子とを所定間隔を持って対置させ、前記発光素
子から発せられた光が物体に反射された反射光の有無を
検知する受光素子とを備えるものにおいて、前記発光素
子と受光素子とにセンサ自体の自己状態を電流値でチェ
ックできる電流変換回路を介在させるものである。
【0006】請求項2に記載の電流変化型反射センサに
おいては、請求項1に記載のセンサにおいて、前記電流
変換回路を介在させたことにより、外部への配線を2線
で行なえるようににする。
【0007】請求項3に記載の電流変化型反射センサに
おいて、発光側ダイオードのドライブのために4mAの
定常電流を流す発光側に対し、光の反射量により電源電
流を変化される受光側において、反射光が正常に検出さ
れた状態で12mAの電流に安定して4mAから12m
Aの電流の変化で物体の状態でチェックし、それ以外で
は異常状態とすることでセンサ自体の自己状態をチェッ
ク可能とする。
【0008】図1はこの発明に示す電流変化型反射セン
サの基本形を示すものであって、図8に示した従来例と
比較して電流変換回路12を含む点において相違してい
る。
【0009】発光側14の発光ダイオードすなわち発光
素子16にドライブ電流を供給し、物体例えば扉18で
反射した光量を受光側20のフォトトランジスタすなわ
ち受光素子22で電圧出力として使用するのであるが、
この発明においては前記発光側14と受光側20とのそ
れぞれの配線24、26、28、30を前記電流変換1
2に導き、この電流変換回路12から2本の配線32、
34を介して基板部品36から導出するのである。
【0010】上記構成において、発光側14の発光素子
16のドライブのために、4mAの定常電流を流してお
き受光側20の受光素子22は、光の反射量により電源
電流を変化される。反射光が正常に検出された状態で
は、12mAの電流に安定する。反射センサは4mAか
ら12mAの電流変化で前記扉18の開閉状態を検知す
ることになる。
【0011】これ以外の電流状況は「異常状態」と定義
つけることができ、すなわち、外部からの細工等により
センサの経路がショートされるか、又は12mA以上の
電流を流すような操作をされると「異常」として検知で
きる。配線を切断されると電流がゼロになるため、断線
と判断することができる。
【0012】また4mA以下の電流を流すような細工を
されても同様な検知ができる。このように、センサ自体
の自己状態をチェックすることが可能で、これらの状態
検知は、専用の電流検出アンプと組み合わせることによ
り達成が可能である。
【0013】フォトインタラプタ10の構成を示す図2
において、38はアノード、40はエミッタ、42はコ
レクタ、44はカソードをそれぞれ示す。
【0014】この図2に示すフォトインタラプタ10の
内部結線図は図3に示されており、それぞれ38はアノ
ード、40はエミッタ、42はコレクタ、44はカソー
ドを示している。
【0015】前記フォトインタラプタ10を包含して回
路構成したのが図4であって、前記フォトインタラプタ
10は点線で囲んだ部分で示されており、これはコレク
タ出力形式のフォトセンサ回路を構成する電流変化型反
射センサを示し、基板部品36を構成する想像線部分で
は、ハーネス直付けで2本の配線32、34がコネクタ
46に接続されている。なおこの図の二本鎖線で示すの
が電流変換回路12を示す。
【0016】図5及び図6において、反射板48として
12×12mmの銀紙を使用してフォトインタラプタ1
0と反射板48を検査台に乗せ、反射板48を同一の高
さでスライドさせ、反射板48との距離体電流の変化を
示したのが表1である。なお電圧は5V仕様のものであ
る。
【0017】
【表1】
【0018】反射センサ46の取り付け作業の自由度を
考慮して、焦点距離を6mmに設定してあるが、0〜5
mmの間で製作は可能である。電源電圧は、5V用と1
2V用の2種類が用意可能であるが、それ以外でも対応
可能である。電流は4〜12mAで設計してあるが、そ
れ以外でも可能である。ただし最小電流は4mA以上と
する。
【0019】図7はこの発明の反射センサ46の構成図
を示すものであって、前記インタラプタ10を台枠50
とこの台枠50に冠装される蓋体52とで前記インタラ
プタ10を抱持し、ビス54で結合するものである。
【0020】上記構成のセンサにおいて、発光側のダイ
オードのドライブのために、4mAの定常電流を流して
おき、受光側は光の反射量により、電源電流を変化させ
る。
【0021】反射光が正常に検出された状態では、12
mAの電流に安定する。反射センサは、反射光は、4m
Aから12mAの電流変化で物体例えば扉の開閉状態を
検知することになる。
【0022】上記以外すなわち4mAから12mAの範
囲では、電流状況は「異常状態」と定義することがで
き、すなわち、外部からの細工等により、センサの経路
がショートされるか、12mA以上の電流を流すような
操作をされると、「異常」として検知できる。
【0023】配線が切断されると電流はゼロになるため
に断線と判断でき、また4mA以下の電流を流すような
細工をされても同様な検知ができる。
【0024】このようにして、センサ自体の自己状態を
チェックすることが可能であり、これらの状態検知は、
専用の電流検出アンプと組み合わせることにより達成す
ることができる。
【0025】
【発明の効果】この発明の上述の構成の反射センサによ
れば、センサの断線やショートの判別がしやすく、セキ
ュリティの用途に最適であると共に、高感度のため反射
板の調達が容易であり、例えばアルミホイル、銀紙、白
の台紙などが利用可能である。また2線式であるため配
線が簡単であって、また電流出力なのでノイズに強く、
配線を長く引き回せるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電流変化型反射センサの概念図であ
る。
【図2】インタラプタの一例の平面図である。
【図3】インタラプタの内部結線図である。
【図4】この発明の反射センサの全体の配線図である。
【図5】反射センサと反射板との対比を示す側面図であ
る。
【図6】図5に示す部分の上面図である。
【図7】反射センサの一例を分離して示す拡大斜視図で
ある。
【図8】一般型反射センサの概念図である。
【符号の説明】
10 インタラプタ 12 電流変換回路 14 発光側 16 発光素子(ダイオード) 18 物体(扉) 20 受光側 22 受光素子(フォトトランジスタ) 32、34 配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光側の発光素子と受光側の受光素子と
    を所定間隔を持って対置させ、前記発光素子から発せら
    れた光が物体に反射された反射光の有無を検知する受光
    素子とを備えるものにおいて、前記発光素子と受光素子
    とにセンサ自体の自己状態を電流値でチェックできる電
    流変換回路を介在させることを特徴とする電流変化型反
    射センサ。
  2. 【請求項2】 前記電流変換回路を介在させたことによ
    り、外部への配線を2線で行なえるようにした請求項1
    記載の電流変化型反射センサ。
  3. 【請求項3】 発光側ダイオードのドライブのために4
    mAの定常電流を流す発光側に対し、光の反射量により
    電源電流を変化される受光側において、反射光が正常に
    検出された状態で12mAの電流に安定して4mAから
    12mAの電流の変化で物体の状態でチェックし、それ
    以外では異常状態とすることでセンサ自体の自己状態を
    チェック可能とした請求項1記載の電流変化型反射セン
    サ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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