JP2000055710A - コリオリ質量流量計 - Google Patents

コリオリ質量流量計

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JP2000055710A
JP2000055710A JP10222936A JP22293698A JP2000055710A JP 2000055710 A JP2000055710 A JP 2000055710A JP 10222936 A JP10222936 A JP 10222936A JP 22293698 A JP22293698 A JP 22293698A JP 2000055710 A JP2000055710 A JP 2000055710A
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JP
Japan
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vibration
tube
vibrating
axis
coriolis mass
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JP10222936A
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English (en)
Inventor
Norikazu Osawa
紀和 大沢
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定性、精度、耐振性が向上されるコリオリ
質量流量計を実現する。 【解決手段】 両端が固定され少なくとも1個所の断面
は非真円形形状を有し測定流体が流れる振動チューブ
と、振動チューブに平行して設けられ両端が振動チュー
ブの両端側にそれぞれ固定支持される補償振動体と、振
動チューブを管軸回りのねじれが主体となるように励振
すると共に補償振動体をこの補償振動体の振動が管軸と
同じ軸あるいはこの管軸と平行な軸を中心に回転するね
じれ振動であり且つ振動チューブの振動とは逆位相で振
動チューブと補償振動体との連結部では逆位相で振動す
ることにより管軸回りのねじれ振動が互いに打ち消し合
い発生する振動を削減するように励振する励振手段と、
コリオリ力による振動チューブの振動の変化を検出する
振動検出センサとを具備したことを特徴とするコリオリ
質量流量計である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流量計内部の振動
チューブの振動を外に漏らさないようにすることと、外
部からの振動ノイズや応力の影響を受けにくくすること
によって、安定性、精度、耐振性が向上されるコリオリ
質量流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来より一般に使用されてい
る従来例の構成説明図で、曲げモードを用いた直管1本
式コリオリ質量流量計である。直管1本式コリオリ質量
流量計では、振動チューブ1の振動に伴って、その重心
も大きく移動する。
【0003】また最大変形が生じたときの両固定端2、
3には、図14に示すように、回転力F1と、振動チュ
ーブ1の管軸方向の引っ張りの力F2が加わり、振動を
閉じ込めておくことが難しい。また、2本平行管タイプ
に比べ、Q値が低く、ゼロ点が不安定になりやすい。
において、4は励振器、5,6は振動検出センサであ
る。
【0004】図15は、従来より一般に使用されている
従来例の構成説明図で、ラジアルモードを用いた直管1
本式コリオリ質量流量計で、たとえば、特開平1−25
9221に示されている。図16は、図15の側断面図
である。
【0005】図において、11は振動チューブ、12、
13は固定端である。14は励振器で、図16に示す如
く、振動チューブ11の半径方向の両側から、同時に圧
縮、或いは引っ張りと、圧縮と引っ張りとを交互に加え
ている。15,16は振動検出センサである。
【0006】このような、従来のラジアルモード形の直
管式コリオリ質量流量計は、本来完全に丸い断面形状の
振動チューブ11を、電磁コイル17等を使用して、楕
円等の歪んだ形状に変形させている。
【0007】すなわち、非励振状態では完全に丸い断面
を持つ振動チューブ11を使用している。而して、図1
6に示す如く、断面形状を歪ませるように、変形させ、
その変形モードの共振周波数で励振させている。振動モ
ードは、円と楕円が交互に現れるように見える。
【0008】円形断面の形状を歪ませるのは、非常に堅
く、弾性変形の範囲内では、その変形量は、ごくわずか
である。コリオリ力は2QmΩで、変形量に比例するの
で、変形が僅かだと発生するコリオリ力による振動チュ
ーブ11の変形もごく僅かで、その検出は困難である。
すなわち、振動等各種ノイズに弱く、精度良い質量流量
測定ができなかった。
【0009】ラジアルモード振動の場合、曲げモード振
動のコリオリ流量計と異なり、振動チューブ11全体が
重心の移動を伴って移動はしないので、振動チューブ1
1内の測定流体FLo全体が、コリオリ力発生原因とな
る角速度を、得るわけではない。
【0010】図16に示すように、振動チューブ11の
振動により移動するのは、管壁近傍の測定流体FLo
限られ、振動チューブ11の中心部18の測定流体FL
oには、コリオリ力は発生しない。このような現象があ
るため、流体速度分布の影響を受けやすく、感度も低
い。
【0011】図17は、この問題点に鑑み、本願出願人
が出願した、先願に係わる特願平9−021459号、
発明の名称「コリオリ質量流量計」、平成9年2月4日
出願、である。
【0012】図において、図14と同一記号の構成は同
一機能を表わす。振動チューブ21は、両端22、23
が固定され、測定流体FLoが流れる振動チューブであ
る。
【0013】励振器24は、振動チューブ21に設けら
れ、振動チューブ21の管軸を中心に、振動チューブ2
1が捻じれ振動を発生するように励振する。すなわち、
振動チューブ21は、管軸を中心とした、ねじれ回転の
単振動をしている。
【0014】振動検出センサ25,26は、コリオリ力
による振動チューブ21の振動の変化を検出する。励振
器24と振動検出センサ25,26とは、この場合は、
電磁コイルと永久磁石とで構成されている。
【0015】但し、励振手段24や検出手段25,26
は、この実施例以外にも、歪ゲージを用いるなど、いろ
いろな手法が考えられる。
【0016】以上の構成において、振動チューブ1は励
振器24によって、図18に示したような、管軸を中心
にしたねじれ振動を行う。C-Cでの振幅が一番大きく、B
-B、D-Dでの振幅は小さくなる。時間進行に伴いそれぞ
れ図18に示したように、単振動を繰り返す。
【0017】この際、通常は、1次のねじれモードの共
振周波数で振動させるように励振器24と振動検出セン
サ25,26とを制御する。内部の測定流体FLoが、
静止状態のときは、C-Cを中心とした対称な振動を行う
が、測定流体FLoが流れると、コリオリ力FCが発生
し、振動の状態が変化する。
【0018】図19に測定流体FLoが流れたときの概
念図を示す。図19のように振動する振動チューブ21
を、楕円の長軸方向に、仮想流路Aと、仮想流路Bの2
つに分けて考える。
【0019】楕円振動チューブ全体が管軸を中心に右回
りにねじれ31たとき、流路Aは、両端固定22,23
で、中央部がZ方向に変形するような曲げモード変形と
同様な変形になる。
【0020】一方、流路Bは、両端固定22,23で、
中央部がZ方向の負の方向に変形するような曲げモード
変形相当の変形になる。それぞれ測定流体が流れている
ので、この変形に伴い、図19に示した方向にコリオリ
力Fcが発生する。
【0021】流路Aと流路Bに働くコリオリ力をあわせ
て考えると、上流側には右回りのねじれの力32が、下
流側には左回りのねじれの力33が働く。
【0022】以上の説明を式で表すと下記のようにな
る。楕円振動チューブのねじれ角度をθ(ωt)とする。
(θ≪1のときは、θ(ωt)≒Z(ωt) )
【0023】図20に示す如く、流体が流れていないと
き。 上流側の変形:θB=Asin(ωt) 下流側の変形:θD=Asin(ωt)
【0024】質量流量Qで、流体が流れるとき 上流側の変形:θBq=Asin(ωt)+kQcos(ωt)=A'sin(ωt+δ) 下流側の変形:θDq=Asin(ωt)−kQcos(ωt)=A'sin(ωt−δ) kは比例定数、δ=tan-1(kQ/A) A'=√(A2+kQ2)
【0025】上流側と下流側のねじれ変形の位相差を検
出することで、質量流量Qを求めることができる。
【0026】この結果、 (1)ラジアルモード振動と同様に、本発明のねじれモ
ード振動では、振動チューブ21が振動しても重心位置
は変動しない。
【0027】重心移動が無いので、振動チューブ21の
振動が外に漏れづらく、振動の絶縁が容易で、高いQ値
が実現できる。これらの特徴から、外部振動ノイズに強
く、環境の変化に対してもゼロ点変化が少ない、安定
で、高精度のコリオリ質量流量計が得られる。
【0028】(2)ラジアル振動タイプは、振動チュー
ブ21の断面形状を変える強制変形をさせ、発生したコ
リオリ力で、更に、振動チューブの断面形状を変化させ
る。十分な信号を得るためには、振動チューブの隔壁を
薄くする必要がある。このため、十分な耐圧強度を得る
のが困難となり、共振周波数等の設計の自由度が低い。
【0029】一方、本発明の、捻じり振動タイプは、断
面形状は角度が変わるだけで、振動の有無に関わらず断
面形状は変化しない。従って、振動チューブ21の肉厚
は比較的自由に設定でき、また、共振周波数の設計の自
由度も高いコリオリ質量流量計が得られる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な振動チューブ21チューブのねじれモード振動励振を
用いた、1本直管式コリオリ質量流量計において、
【0031】両端で固定22,23された振動チューブ
21は、管軸を中心にねじれ振動を行うので、両端固定
端22,23には回転力が加わる。限られた大きさのコ
リオリ質量流量計では、端点を完全固定状態にして、振
動を完全に絶縁することは困難であり、その際以下の2
つの問題がある。
【0032】一つは、内部の振動チューブ21の振動
が、外部配管に、漏れてしまうことである。振動が外に
漏れ、振動絶縁が不十分になると、以下のような問題が
発生する。
【0033】(1)Q値が低くなるので、内部の振動が
不安定になり、励振振動以外の余計な振動ノイズの影響
を受けやすくなる。 (2)励振に大きなエネルギーが必要になり、消費電力
が増加する。
【0034】(3)設置方法や、配管応力、温度等の環
境変化や外的要因により、振動の漏れ程度も大きく変わ
り、振動チューブ21の振動状況も変化し、零点やスパ
ンが変化しやすくなる。
【0035】一つは、外部からの影響を受けやすいこと
である。すなわち、流量計外部から、配管振動や、配管
応力が加わったばあい、流量計のハウジング(筐体)で
はその影響を受け止めきれず、内部の振動チューブ21
に外部振動や、応力が加わり、振動チューブ21の振動
状態が変化し、出力揺動や、ゼロ点変化等の誤差になっ
て現れてしまう。
【0036】本発明は、この問題点を解決するものであ
る。本発明の目的は、流量計内部の振動チューブの振動
を外に漏らさないようにすることと、外部からの振動ノ
イズや応力の影響を受けにくくすることによって、安定
性、精度、耐振性が向上されるコリオリ質量流量計を提
供するにある。
【0037】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、 (1)振動する振動チューブ内に測定流体を流し、この
測定流体の流れと前記振動チューブの角振動によって生
じるコリオリ力により、前記振動チューブを変形振動さ
せ、振動の変化を振動検出センサで測定し、質量流量や
密度を求める直管式のコリオリ質量流量計において、両
端が固定され少なくとも1個所の断面は非真円形形状を
有し前記測定流体が流れる振動チューブと、前記振動チ
ューブに平行して設けられ両端が前記振動チューブの両
端側にそれぞれ固定支持される補償振動体と、前記振動
チューブを前記管軸回りのねじれが主体となるように励
振すると共に前記補償振動体をこの補償振動体の振動が
前記管軸と同じ軸あるいはこの管軸と平行な軸を中心に
回転するねじれ振動であり且つ前記振動チューブの振動
とは逆位相で前記振動チューブと前記補償振動体との連
結部では逆位相で振動することにより前記管軸回りのね
じれ振動が互いに打ち消し合い発生する振動を削減する
ように励振する励振手段と、前記コリオリ力による前記
振動チューブの振動の変化を検出する振動検出センサと
を具備したことを特徴とするコリオリ質量流量計。 (2)前記励振手段として、一端が前記振動チューブに
接続され他端が前記補償体に接続された励振器を具備し
たことを特徴とする(1)記載のコリオリ質量流量計。 (3)前記振動チューブを前記管軸方向に平行な複数の
流路に分割すように前記振動チューブに設けられた隔板
を具備したことを特徴とする(1)乃至(2)の何れか
に記載のコリオリ質量流量計。 (4)前記管軸方向の全部長領域或いは一部長領域にお
いて該振動チューブの管路を完全に区切る事無く前記振
動チューブの管壁に前記管軸に平行に設けられた隔板を
具備したことを特徴とする(1)乃至(2)の何れかに
記載のコリオリ質量流量計。 (5)全ての断面が非真円形形状の断面形状を有する振
動チューブを具備したことを特徴とする請求項1乃至請
求項2の何れかに記載のコリオリ質量流量計。 (6)動の中心軸付近を流れる測定流体の流量が少なく
なるように中心軸付近まで凹形部が食い込むようにされ
た断面形状を有する振動チューブを具備したことを特徴
とする(1)乃至(2)の何れかに記載のコリオリ質量
流量計。 (7)少なくとも1個所の断面が偏平形状を有し前記管
軸方向に連続的に断面形状が変化する振動チューブを具
備したことを特徴とする(1)乃至(2)の何れかに記
載のコリオリ質量流量計。 (8)前記補償振動体として、外部からの配管応力や振
動ノイズが加わった場合にこの補償振動体や前記振動チ
ューブの形状変化が発生しないように十分に高い剛性を
有する補償振動体を具備したことを特徴とする(1)乃
至(7)の何れかに記載のコリオリ質量流量計。 (9)前記振動チューブの両端固定部と前記補償振動体
との間の前記振動チューブに設けられ前記管軸の方向の
伸縮と前記管軸回りの回転振動を吸収する柔構造部を具
備したことを特徴とする請求項1乃至(8)の何れかに
記載のコリオリ質量流量計。 を構成したものである。
【0038】
【作用】以上の構成において、振動チューブに測定流体
が流され、励振器が駆動されると、振動チューブに管軸
を中心にしたねじれ振動が印加されると共にコリオリ力
が働く。
【0039】振動検出センサにより、このコリオリ力に
比例した振動の振幅を測定すれば、質量流量が測定出来
る。以下、実施例に基づき詳細に説明する。
【0040】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の要部
構成説明図で、請求項1と請求項2の一実施例である。
図2は、図1の動作説明図である。
【0041】振動チューブ41は、測定流体FLoが内
部を流れる。振動チューブ41の断面のうち、少なくと
も一部分は、非円形形状である。フランジ42は、外部
配管と接続するためのものである。
【0042】励振器43は、振動チューブ41を励振さ
せる。振動検出センサ44、45は、振動チューブ41
の振動を検出する。ハウジング46は、コリオリ質量流
量計を形作るケースである。
【0043】固定部47,48は、振動チューブ41の
両端のハウジング46への固定部である。基準軸(管
軸)49は、両固定部47,48を結ぶ軸である。
【0044】補償振動体51は、振動チューブ41に平
行して設けられ、両端52,53が振動チューブ41の
両端47,48側にそれぞれ固定支持されている。
【0045】励振手段54は、振動チューブ41を、管
軸49回りのねじれが主体となるように励振する。一
方、励振手段54は、補償振動体51を、この補償振動
体51の振動が、管軸49と同じ軸、あるいは、この管
軸49と平行な軸を中心に、回転するねじれ振動に励振
する。
【0046】且つ、補償振動体51の振動は、振動チュ
ーブ41の振動とは、逆位相で、振動チューブ41と補
償振動体51との連結部52,53では、逆位相で振動
することにより、管軸49回りのねじれ振動が、互いに
打ち消し合い、発生する振動を削減するように励振す
る。
【0047】即ち、励振手段54は、振動チューブ41
と、補償振動体51との間に取り付けられており、振動
チューブ41と補償振動体51とは、作用反作用の関係
でX軸周りに、お互い逆向き(T1とT2)の力が加わ
り、逆向きに回転する。この場合は、励振手段54は、
励振器43が使用されている。
【0048】図2は、振動チューブ41と補償振動体5
1との、振動の様子を示す斜視図である。フランジ42
やハウジング46は省略されている。
【0049】振動チューブ41と補償振動体51は、X
軸回りにお互い逆向きに(図では振動チューブ41は左
回りT1、補償振動体51は右回りT2)の力を受ける。振
動チューブ41と補償振動体51との連結部52,53
では、お互いに逆向きの力が加わり、振動はキャンセル
される。
【0050】この結果、振動チューブ41と、補償振動
体51とは、基準軸49に関して、互いに逆回転の振動
が発生する。振動チューブ41と、補償振動体51と
は、結合している固定端52,53で、逆方向に力が働
き合い、互いに打ち消し合って、振動の節を形成する。
【0051】基準軸49回りの回転成分を抑えることが
できるので、振動絶縁性を高めることができる。このよ
うに振動絶縁を高めることで、以下のような利点を発揮
する。
【0052】(1)内部振動系は高Q値を実現でき、外
部ノイズが加わってもその影響が相対的に少なく、振動
が安定なので、外部振動ノイズに強いコリオリ質量流量
計が得られる。
【0053】(2)少ないエネルギで安定した励振を実
現できるので、低消費電流のコリオリ質量流量計が得ら
れる。
【0054】(3)外部への振動エネルギの散逸量が変
化したり、上下流で散逸量のバランスが崩れると、内部
の振動系に影響が及び、ゼロ点やスパンが変動してしま
う。本発明では、常に、内部に振動を閉じ込める事が出
来るので、その心配がなく、高精度なコリオリ質量流量
計が得られる。
【0055】図3は本発明の他の実施例の要部構成説明
図で、請求項3の一実施例である。図において、隔板6
1は、振動チューブ41を管軸方向に平行な複数の流路
に分割するように振動チューブ41に設けられている。
この場合は、2個の流路A,Bに分割する隔板が使用さ
れている。
【0056】以上の構成において、2つの流路A,Bを
流れる測定流体FLoそれぞれにコリオリ力が働き、上
流側と下流側で位相差が生じることから、図18の動作
説明と同様な動作となる。
【0057】断面形状は、図4に示す如く、複数の領域
A、B、C、Dに分割しても良く、断面外形も、図5に
示す如く、円でなくてもよい。
【0058】なお、このような実施例を採用すれば、外
周は完全に丸い通常の振動チューブ41を用いることも
可能で、高耐圧が期待できる。
【0059】図6は本発明の他の実施例の要部構成説明
図で、請求項4の一実施例である。図において、隔板6
5は、振動チューブ41の管軸方向の全部長領域におい
て、振動チューブ41の管路を完全に区切る事無く、振
動チューブ41の管壁に振動チューブ41の管軸に平行
に設けられた隔板である。この場合は、平板が用いられ
ている。
【0060】流路は、図3に示す如く、完全に区切る必
要な必ずしもなく、一部分だけ隔板65を設置すれば、
測定流体FLoに発生したコリオリ力を、その隔板65
で受けとめることができる。
【0061】なお、図7に示す如く、隔板71は、振動
チューブ41の管軸方向の一部長領域において、振動チ
ューブ41の管路を完全に区切る事無く、振動チューブ
41の管壁に、振動チューブ421の管軸に平行に設け
られた隔板である。したがって、隔板の不連続部分72
が存在することになる。
【0062】図3実施例の場合に比べ、振動チューブ4
1の構造が簡単で、圧損も小さいコリオリ質量流量計が
得られる。
【0063】図8は本発明の他の実施例の要部構成説明
図で、請求項5の一実施例である。図において、振動チ
ューブ75は、非真円形形状の断面形状を有する振動チ
ューブである。この場合は、長方形断面をなす。
【0064】このように、細長い形状ならば、図18で
説明したように、十分に大きなコリオリ力を得ることが
できる。また、図3、図6実施例のように、流路を区切
ったり、内部に付加構造物がないので、製造が容易であ
り、コストが低減出来、圧損やつまりの問題も少ないコ
リオリ質量流量計が得られる。
【0065】図9は本発明の他の実施例の要部構成説明
図で、請求項6の一実施例である。図において、81
は、振動の中心軸付近を流れる測定流体FLoの流量が
少なくなるように、振動チューブの管軸82付近まで凹
形部83が食い込むようにされた断面形状を有する振動
チューブである。
【0066】以上の構成において、振動チューブ81を
流れる測定流体FLoの多くは、振動の中心軸82から
離れた場所を流れることになる。従って、十分に大きな
コリオリ力を得ることができる。
【0067】また、図3、図6実施例のように、流路を
区切ったり、内部に付加構造物がないので、製造が容易
であり、コストが低減出来、圧損やつまりの問題も少な
いコリオリ質量流量計が得られる。
【0068】すなわち、振動チューブの管軸82付近
は、振動チューブ81の励振振動による移動距離が少な
く、すなわち角速度が小さいので、この付近に存在する
流体からはコリオリ力がほとんど発生しない。
【0069】本実施例の形状は、この付近を流れる流体
が少なく、コリオリ力が大きく発生する振動軸82から
離れたところに測定流体FLoが多く流れることにな
る。
【0070】よって、他の実施例に比し、コリオリ力が
大きく発生し、S/N比に優れ、精度が良いコリオリ質
量流量計が得られる。なお、凹形部83の部分は、図9
に示す如く、1ヶ所以上有ればよい。
【0071】図10は、本発明の他の実施例の要部構成
説明図で、請求項7の一実施例である。図において、振
動チューブ85は、少なくとも1個所の断面が偏平形状
を有し、管軸方向に連続的に断面形状が変化する振動チ
ューブである。
【0072】管軸方向の位置により、その断面形状はな
めらかに連続的に 円→楕円→円と変化する。
【0073】なお、円→楕円→円→楕円→円のように何
度も変形してもよく、また円や楕円だけでなく、長方形
や、その他の形状でもよい。要するに、偏平形状部分が
あれば良い。
【0074】この結果、図3,図6,図8,図9実施例
のような振動チューブ形状に比べ、このような形状の振
動チューブ85は、普通の円形振動チューブをつぶして
塑性変形をさせることで、十分な耐圧性能と、耐久性を
もった振動チューブ85を容易に安価に製造することが
できるコリオリ質量流量計が得られる。
【0075】圧力損失や、つまりの問題も通常の円形の
振動チューブとほとんど変わらないコリオリ質量流量計
が得られる。
【0076】図11は、本発明の他の実施例の要部構成
説明図で、請求項8の一実施例である。図12は図11
の側面図である。本実施例においては、補償振動体91
は、外部からの配管応力や振動ノイズが加わった場合
に、この補償振動体91や振動チューブ41の形状変化
が発生しないように十分に高い剛性を有する。
【0077】この結果、ハウジング46内に十分に高い
剛性を持つ振動補償体91を設置することで、外部から
応力や振動ノイズが加わっても、振動補償体91内部の
振動チューブ41にその影響を伝えず、安定した励振を
続けることができる。すなわち、外部から応力や振動の
影響を受けにくい、安定して高精度なコリオリ質量流量
計が得られる。
【0078】図13は、本発明の他の実施例の要部構成
説明図で、請求項9の一実施例である。本実施例におい
ては、柔構造部95は、振動チューブ41の両端固定部
47,48と、補償振動体51との間の振動チューブ4
1に設けられ、管軸49の方向の伸縮と管軸49回りの
回転振動を吸収する。
【0079】この結果、柔構造部95が、振動チューブ
41の両端固定部47,48と、補償振動体51との間
の振動チューブ41に設けられたので、 (1)熱膨張を吸収することが可能になり、広い温度範
囲で、安定して、高精度で測定が可能なコリオリ質量流
量計が得られる。
【0080】(2)配管応力が加わった場合でも、柔構
造部95で吸収出来、内部まで影響を及ぼさず、安定し
て高精度なコリオリ質量流量計が得られる。
【0081】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1によれば、振動チューブに補償振動体が設けられ
たので、振動絶縁性を高めることができる。このように
振動絶縁を高めることで、以下のような利点を発揮す
る。
【0082】(1)内部振動系は高Q値を実現でき、外
部ノイズが加わってもその影響が相対的に少なく、振動
が安定なので、外部振動ノイズに強いコリオリ質量流量
計が得られる。
【0083】(2)少ないエネルギで安定した励振を実
現できるので、低消費電流のコリオリ質量流量計が得ら
れる。
【0084】(3)外部への振動エネルギの散逸量が変
化したり、上下流で散逸量のバランスが崩れると、内部
の振動系に影響が及び、ゼロ点やスパンが変動してしま
う。本発明では、常に、内部に振動を閉じ込める事が出
来るので、その心配がなく、高精度なコリオリ質量流量
計が得られる。
【0085】本発明の請求項2によれば、励振器を、振
動チューブと補償体との間に設置することで、振動チュ
ーブと補償体との両方を、互いに、逆位相で振動させる
事が可能になる。
【0086】振動チューブと補償体それぞれ用の励振器
を一個に纏めることができるので、構成が簡単になり、
低コストなコリオリ質量流量計が得られる。
【0087】本発明の請求項3によれば、 (1)隔板で分割した断面形状を採用することで、ラジ
アルモード振動に比べ、流体に大きな角速度を与えるこ
とができる。また、ラジアルモードでは大きな割合を占
める、振動チューブ中央付近のコリオリ力がほとんど発
生しない領域を、少なくすることができる。
【0088】以上のことから、ラジアルモードに比べ
て、コリオリ力発生に関係する流体の割合を増やし、加
える加速度も大きくできるので、発生するコリオリ力が
飛躍的に増大し、コリオリ成分の検出が楽になり、S/
N比がよく、高精度のコリオリ質量流量計が得られる。
【0089】(2)外周は完全に丸い通常の振動チュー
ブを用いることができ、高耐圧が期待できる。
【0090】本発明の請求項4によれば、 (1)隔板で分割した断面形状を採用することで、ラジ
アルモード振動に比べ、流体に大きな角速度を与えるこ
とができる。また、ラジアルモードでは大きな割合を占
める、振動チューブ中央付近のコリオリ力がほとんど発
生しない領域を、少なくすることができる。
【0091】以上のことから、ラジアルモードに比べ
て、コリオリ力発生に関係する流体の割合を増やし、加
える加速度も大きくできるので、発生するコリオリ力が
飛躍的に増大し、コリオリ成分の検出が楽になり、S/
N比がよく、高精度のコリオリ質量流量計が得られる。
【0092】(2)振動チューブの構造が簡単で、圧損
も小さいコリオリ質量流量計が得られる。
【0093】本発明の請求項5によれば、 (1)非真円形状の断面形状を採用することで、ラジア
ルモード振動に比べ、流体に大きな角速度を与えること
ができる。
【0094】また、ラジアルモードでは大きな割合を占
める、振動チューブ中央付近のコリオリ力がほとんど発
生しない領域を、少なくすることができる。
【0095】以上のことから、ラジアルモードに比べ
て、コリオリ力発生に関係する流体の割合を増やし、加
える加速度も大きくできるので、発生するコリオリ力が
飛躍的に増大し、コリオリ成分の検出が楽になり、S/
N比がよく、高精度のコリオリ質量流量計が得られる。
【0096】(2)非真円形形状の断面形状を有する振
動チューブであるので、十分に大きなコリオリ力を得る
ことができる。また、流路を区切ったり、内部に付加構
造物がないので、製造が容易であり、コストが低減出
来、圧損やつまりの問題も少ない、コリオリ質量流量計
が得られる。
【0097】本発明の請求項6によれば、 (1)非真円形状の断面形状を採用することで、ラジア
ルモード振動に比べ、流体に大きな角速度を与えること
ができる。また、ラジアルモードでは大きな割合を占め
る、振動チューブ中央付近のコリオリ力がほとんど発生
しない領域を、少なくすることができる。
【0098】以上のことから、ラジアルモードに比べ
て、コリオリ力発生に関係する流体の割合を増やし、加
える加速度も大きくできるので、発生するコリオリ力が
飛躍的に増大し、コリオリ成分の検出が楽になり、S/
N比がよく、高精度のコリオリ質量流量計が得られる。
【0099】(2)振動チューブの管軸付近は、振動チ
ューブの励振振動による移動距離が少なく、すなわち角
速度が小さいので、この付近に存在する流体からはコリ
オリ力がほとんど発生しない。本実施例の形状は、この
付近を流れる流体が少なく、コリオリ力が大きく発生す
る振動軸から離れたところに測定流体が多く流れる。
【0100】よって、他の実施例に比し、コリオリ力が
大きく発生し、S/N比に優れ、精度が良いコリオリ質
量流量計が得られる。
【0101】本発明の請求項7によれば、 (1)非真円形状の断面形状を採用することで、ラジア
ルモード振動に比べ、流体に大きな角速度を与えること
ができる。また、ラジアルモードでは大きな割合を占め
る、振動チューブ中央付近のコリオリ力がほとんど発生
しない領域を、少なくすることができる。
【0102】以上のことから、ラジアルモードに比べ
て、コリオリ力発生に関係する流体の割合を増やし、加
える加速度も大きくできるので、発生するコリオリ力が
飛躍的に増大し、コリオリ成分の検出が楽になり、S/
N比がよく、高精度のコリオリ質量流量計が得られる。
【0103】(2)普通の円形振動チューブをつぶして
塑性変形をさせることで、十分な耐圧性能と耐久性をも
った振動チューブを容易に安価に製造することができる
コリオリ質量流量計が得られる。圧力損失や、つまりの
問題も通常の円形の振動チューブとほとんど変わらない
コリオリ質量流量計が得られる。
【0104】本発明の請求項8によれば、ハウジング内
に十分に高い剛性を持つ振動補償体を設置することで、
外部から応力や振動ノイズが加わっても、振動補償体内
部の振動チューブにその影響を伝えず、安定した励振を
続けることができる。
【0105】すなわち、外部から応力や振動の影響を受
けにくい、安定して高精度なコリオリ質量流量計が得ら
れる。
【0106】本発明の請求項9によれば、柔構造部が、
振動チューブの両端固定部と、補償振動体との間の振動
チューブに設けられたので、 (1)熱膨張を吸収することが可能になり、広い温度範
囲で、安定して、高精度で測定が可能なコリオリ質量流
量計が得られる。
【0107】(2)配管応力が加わった場合でも、柔構
造部で吸収出来、内部まで影響を及ぼさず、安定して高
精度なコリオリ質量流量計が得られる。
【0108】従って、本発明によれば、流量計内部の振
動チューブの振動を外に漏らさないようにすることと、
外部からの振動ノイズや応力の影響を受けにくくするこ
とによって、安定性、精度、耐振性が向上されるコリオ
リ質量流量計を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の動作説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図5】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図7】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図8】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図9】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図10】本発明の他の実施例の要部構成説明図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例の要部構成説明図であ
る。
【図12】図11の側面図である。
【図13】本発明の他の実施例の要部構成説明図であ
る。
【図14】従来より一般に使用されている従来例の構成
説明図である。
【図15】従来より一般に使用されている他の従来例の
構成説明図である。
【図16】図15の動作説明図である。
【図17】先願に係わる先願例の要部構成説明図であ
る。
【図18】図17の動作説明図である。
【図19】図17の動作説明図である。
【図20】図17の動作説明図である。
【符号の説明】
41 振動チューブ 42 フランジ 43 励振器 44 振動検出センサ 45 振動検出センサ 46 ハウジング 47 固定部 48 固定部 49 軸 51 補償振動体 52 固定端 53 固定端 54 励振手段 61 隔板 65 平板 71 平板 72 隔板の不連続区間 75 振動チューブ 81 振動チューブ 82 管軸 83 凹形部 85 振動チューブ 91 高い剛性を有する補償振動体 95 柔構造部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動する振動チューブ内に測定流体を流
    し、この測定流体の流れと前記振動チューブの角振動に
    よって生じるコリオリ力により、前記振動チューブを変
    形振動させ、振動の変化を振動検出センサで測定し、質
    量流量や密度を求める直管式のコリオリ質量流量計にお
    いて、 両端が固定され少なくとも1個所の断面は非真円形形状
    を有し前記測定流体が流れる振動チューブと、 前記振動チューブに平行して設けられ両端が前記振動チ
    ューブの両端側にそれぞれ固定支持される補償振動体
    と、 前記振動チューブを前記管軸回りのねじれが主体となる
    ように励振すると共に前記補償振動体をこの補償振動体
    の振動が前記管軸と同じ軸あるいはこの管軸と平行な軸
    を中心に回転するねじれ振動であり且つ前記振動チュー
    ブの振動とは逆位相で前記振動チューブと前記補償振動
    体との連結部では逆位相で振動することにより前記管軸
    回りのねじれ振動が互いに打ち消し合い発生する振動を
    削減するように励振する励振手段と、 前記コリオリ力による前記振動チューブの振動の変化を
    検出する振動検出センサとを具備したことを特徴とする
    コリオリ質量流量計。
  2. 【請求項2】前記励振手段として、一端が前記振動チュ
    ーブに接続され他端が前記補償体に接続された励振器を
    具備したことを特徴とする請求項1記載のコリオリ質量
    流量計。
  3. 【請求項3】前記振動チューブを前記管軸方向に平行な
    複数の流路に分割すように前記振動チューブに設けられ
    た隔板を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項
    2の何れかに記載のコリオリ質量流量計。
  4. 【請求項4】前記管軸方向の全部長領域或いは一部長領
    域において該振動チューブの管路を完全に区切る事無く
    前記振動チューブの管壁に前記管軸に平行に設けられた
    隔板を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項2
    の何れかに記載のコリオリ質量流量計。
  5. 【請求項5】全ての断面が非真円形形状の断面形状を有
    する振動チューブを具備したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項2の何れかに記載のコリオリ質量流量計。
  6. 【請求項6】振動の中心軸付近を流れる測定流体の流量
    が少なくなるように中心軸付近まで凹形部が食い込むよ
    うにされた断面形状を有する振動チューブを具備したこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れかに記載の
    コリオリ質量流量計。
  7. 【請求項7】少なくとも1個所の断面が偏平形状を有し
    前記管軸方向に連続的に断面形状が変化する振動チュー
    ブを具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項2の
    何れかに記載のコリオリ質量流量計。
  8. 【請求項8】前記補償振動体として、外部からの配管応
    力や振動ノイズが加わった場合にこの補償振動体や前記
    振動チューブの形状変化が発生しないように十分に高い
    剛性を有する補償振動体を具備したことを特徴とする請
    求項1乃至請求項7の何れかに記載のコリオリ質量流量
    計。
  9. 【請求項9】前記振動チューブの両端固定部と前記補償
    振動体との間の前記振動チューブに設けられ前記管軸の
    方向の伸縮と前記管軸回りの回転振動を吸収する柔構造
    部を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項8の
    何れかに記載のコリオリ質量流量計。
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