JP2000055373A - ふく射式ストーブ - Google Patents
ふく射式ストーブInfo
- Publication number
- JP2000055373A JP2000055373A JP22137998A JP22137998A JP2000055373A JP 2000055373 A JP2000055373 A JP 2000055373A JP 22137998 A JP22137998 A JP 22137998A JP 22137998 A JP22137998 A JP 22137998A JP 2000055373 A JP2000055373 A JP 2000055373A
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- JP
- Japan
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- side wall
- heat shield
- body case
- combustion tube
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本体に近接した壁面温度の過度な上昇を、機
器のコンパクト化を保ちつつ機器本体温度の過度な上昇
なしに抑える。 【解決手段】 バーナ20と、このバーナ20の上方に
配設した燃焼筒24と、この燃焼筒24に連通し排ガス
経路を形成する熱交換器25と、燃焼筒24の後方に設
けた反射板27と、バーナ20と燃焼筒24の境界部に
設けた下反射板27aと、反射板27の左右端部と連結
し周囲を覆う本体ケース28と、この本体ケース28の
上部を覆う天板29とを備え、反射板27と本体ケース
28との連結部には天板29と下反射板27aに当接す
るように中空状の側壁遮熱具30を介在させた構成とし
ている。
器のコンパクト化を保ちつつ機器本体温度の過度な上昇
なしに抑える。 【解決手段】 バーナ20と、このバーナ20の上方に
配設した燃焼筒24と、この燃焼筒24に連通し排ガス
経路を形成する熱交換器25と、燃焼筒24の後方に設
けた反射板27と、バーナ20と燃焼筒24の境界部に
設けた下反射板27aと、反射板27の左右端部と連結
し周囲を覆う本体ケース28と、この本体ケース28の
上部を覆う天板29とを備え、反射板27と本体ケース
28との連結部には天板29と下反射板27aに当接す
るように中空状の側壁遮熱具30を介在させた構成とし
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として家庭用のふ
く射式スト−ブに関するものである。
く射式スト−ブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のスト−ブは図4に示すよ
うに輻射暖房運転時には、バ−ナ1によって火炎を形成
し、生成された高温の燃焼排ガスは耐熱ガラス2を取り
付けた燃焼筒3内部の赤熱体4を加熱し赤熱させ、燃焼
筒3と耐熱ガラス2から熱とともに赤熱体4の光が反射
板と下反射板等により仕切られた範囲で輻射されるよう
になっている。
うに輻射暖房運転時には、バ−ナ1によって火炎を形成
し、生成された高温の燃焼排ガスは耐熱ガラス2を取り
付けた燃焼筒3内部の赤熱体4を加熱し赤熱させ、燃焼
筒3と耐熱ガラス2から熱とともに赤熱体4の光が反射
板と下反射板等により仕切られた範囲で輻射されるよう
になっている。
【0003】また、燃焼筒3にはバーナ1で生成された
高温の燃焼排ガスを排出する排気経路を兼ねた熱交換器
5が連設されており、この熱交換器5に燃焼排ガスが流
入し十分に熱せられた熱交換器5から自然対流あるいは
強制対流により熱が室内に放出される。そして燃焼排ガ
スは熱交換器5の排気口から温度が低下し屋外に排出さ
れる。
高温の燃焼排ガスを排出する排気経路を兼ねた熱交換器
5が連設されており、この熱交換器5に燃焼排ガスが流
入し十分に熱せられた熱交換器5から自然対流あるいは
強制対流により熱が室内に放出される。そして燃焼排ガ
スは熱交換器5の排気口から温度が低下し屋外に排出さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成ではストーブの本体側面を壁面に近接し
て設置するような場合、燃焼筒や赤熱体から放出される
輻射熱により本体が近接する側壁面の温度が過度に上昇
するという課題があった。そこで、従来構成において
は、この課題を解決するために近接する壁面側の本体側
面から前面にかけて遮蔽金具を設ける構成としたり、燃
焼筒の位置を後方にずらせ輻射角度をより前方に狭める
ことで側壁面の温度上昇を抑制するという方法が採られ
ていた。しかし、前者の遮蔽金具を設ける構成において
は輻射熱が本体内部にこもり本体自身の温度が異常に上
昇し機器の信頼性を低下させるという課題を有し、また
遮蔽金具自体の温度が異常に上昇するため万一接触した
場合などは火傷の心配もあった。
うな従来の構成ではストーブの本体側面を壁面に近接し
て設置するような場合、燃焼筒や赤熱体から放出される
輻射熱により本体が近接する側壁面の温度が過度に上昇
するという課題があった。そこで、従来構成において
は、この課題を解決するために近接する壁面側の本体側
面から前面にかけて遮蔽金具を設ける構成としたり、燃
焼筒の位置を後方にずらせ輻射角度をより前方に狭める
ことで側壁面の温度上昇を抑制するという方法が採られ
ていた。しかし、前者の遮蔽金具を設ける構成において
は輻射熱が本体内部にこもり本体自身の温度が異常に上
昇し機器の信頼性を低下させるという課題を有し、また
遮蔽金具自体の温度が異常に上昇するため万一接触した
場合などは火傷の心配もあった。
【0005】また、後者の燃焼筒をずらす方法において
は奥行き寸法が大きくなり、機器のコンパクト化を阻害
するという2次的課題も抱えていた。
は奥行き寸法が大きくなり、機器のコンパクト化を阻害
するという2次的課題も抱えていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、バーナと、このバーナの上方に配設した燃
焼筒と、この燃焼筒に連通し排ガス経路を形成する熱交
換器と、前記燃焼筒の後方に設けた反射板と、前記バー
ナと燃焼筒の略境界部に設けた下反射板と、前記反射板
の左右端部と連結した本体ケースと、この本体ケースの
上部を覆う天板とを備え、前記反射板と前記本体ケース
との連結部には前記天板と下反射板に当接するように中
空状の側壁遮熱具を介在させた構成としている。
するために、バーナと、このバーナの上方に配設した燃
焼筒と、この燃焼筒に連通し排ガス経路を形成する熱交
換器と、前記燃焼筒の後方に設けた反射板と、前記バー
ナと燃焼筒の略境界部に設けた下反射板と、前記反射板
の左右端部と連結した本体ケースと、この本体ケースの
上部を覆う天板とを備え、前記反射板と前記本体ケース
との連結部には前記天板と下反射板に当接するように中
空状の側壁遮熱具を介在させた構成としている。
【0007】上記発明によれば、反射板端部より前方側
面に本体ケースと略同一面とした中空状の側壁遮熱具を
設けた構成としているため、燃焼筒の位置を後方にずら
すことなく、あるいは側面から前面にかけて遮蔽金具を
つけることなしに燃焼筒からの輻射熱を遮り、側壁温度
の上昇を抑えることができ、機器の安全性及びコンパク
ト性を向上することができる。
面に本体ケースと略同一面とした中空状の側壁遮熱具を
設けた構成としているため、燃焼筒の位置を後方にずら
すことなく、あるいは側面から前面にかけて遮蔽金具を
つけることなしに燃焼筒からの輻射熱を遮り、側壁温度
の上昇を抑えることができ、機器の安全性及びコンパク
ト性を向上することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載のふく射式
ストーブは、バーナと、このバーナの上方に配設した燃
焼筒と、この燃焼筒に連通し排ガス経路を形成する熱交
換器と、前記燃焼筒の後方に設けた反射板と、前記バー
ナと燃焼筒の略境界部に設けた下反射板と、前記反射板
の左右端部と連結した本体ケースと、この本体ケースの
上部を覆う天板とを備え、前記反射板と前記本体ケース
との連結部には前記天板と下反射板に当接するように中
空状の側壁遮熱具を介在させた構成としている。
ストーブは、バーナと、このバーナの上方に配設した燃
焼筒と、この燃焼筒に連通し排ガス経路を形成する熱交
換器と、前記燃焼筒の後方に設けた反射板と、前記バー
ナと燃焼筒の略境界部に設けた下反射板と、前記反射板
の左右端部と連結した本体ケースと、この本体ケースの
上部を覆う天板とを備え、前記反射板と前記本体ケース
との連結部には前記天板と下反射板に当接するように中
空状の側壁遮熱具を介在させた構成としている。
【0009】そして、反射板端部より前方側面に本体ケ
ースと略同一面とした中空状の側壁遮熱具を設けた構成
としているため、燃焼筒の位置を後方にずらすことな
く、あるいは側面から前面にかけて遮蔽金具をつけるこ
となしに燃焼筒からの輻射熱を遮り、側壁温度の上昇を
抑えることができ、機器の安全性及びコンパクト性を向
上することができる。
ースと略同一面とした中空状の側壁遮熱具を設けた構成
としているため、燃焼筒の位置を後方にずらすことな
く、あるいは側面から前面にかけて遮蔽金具をつけるこ
となしに燃焼筒からの輻射熱を遮り、側壁温度の上昇を
抑えることができ、機器の安全性及びコンパクト性を向
上することができる。
【0010】また、請求項2記載のふく射式ストーブ
は、側壁遮熱具の燃焼筒からふく射熱を受ける面に反射
板と略同一面とした反射金具を設けた構成としている。
は、側壁遮熱具の燃焼筒からふく射熱を受ける面に反射
板と略同一面とした反射金具を設けた構成としている。
【0011】そして、燃焼筒からの輻射熱による側壁遮
熱具の温度上昇を軽減するとともに、反射面積を確保す
ることで有効な輻射暖房を提供するようにしている。
熱具の温度上昇を軽減するとともに、反射面積を確保す
ることで有効な輻射暖房を提供するようにしている。
【0012】また、請求項3記載のふく射ストーブは、
反射金具は側壁遮熱具への熱伝導を小さくするため、取
付面のみが接触する形状または遮熱部材を介した熱伝導
の悪い取付構成としている。
反射金具は側壁遮熱具への熱伝導を小さくするため、取
付面のみが接触する形状または遮熱部材を介した熱伝導
の悪い取付構成としている。
【0013】そして、反射金具を側壁遮熱具へ取り付け
る構成において、熱伝導をわるくすることで燃焼筒から
の輻射熱による側壁遮熱具の温度上昇を軽減し、接触時
の火傷の心配を回避している。
る構成において、熱伝導をわるくすることで燃焼筒から
の輻射熱による側壁遮熱具の温度上昇を軽減し、接触時
の火傷の心配を回避している。
【0014】また、請求項4記載のふく射ストーブは、
側壁遮熱具は本体ケース側側面に複数の通気口を設けた
構成としている。
側壁遮熱具は本体ケース側側面に複数の通気口を設けた
構成としている。
【0015】そして、側壁遮熱具内の高温の空気を対流
により外部に排出することで、側壁遮熱具の温度上昇を
軽減するようにしている。
により外部に排出することで、側壁遮熱具の温度上昇を
軽減するようにしている。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0017】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
けるふく射式ストーブの内部構造を示す正面断面図、図
2は同ふく射式ストーブの上方から見た平面断面図、図
3は側壁遮熱具の詳細図である。
けるふく射式ストーブの内部構造を示す正面断面図、図
2は同ふく射式ストーブの上方から見た平面断面図、図
3は側壁遮熱具の詳細図である。
【0018】図1、2、3において、20は燃料を燃焼
させるバーナ、21はバーナ20に燃料を送る燃料ポン
プ、22はバーナ20に燃焼用空気を送る送風ファンで
ある。バーナ20の上部には赤熱体23を内部に有する
燃焼筒24が連設され、その上部にふく射と対流により
暖房用の熱を発する熱交換器25を連設している。燃焼
筒24の後方には赤熱体23から発せられる光を有効に
反射させる反射板27が設けられ、機器本体ケース28
と左右端部で接合されている。また、バーナ20と燃焼
筒24の境界部には遮熱も兼ねた下反射板27aが設け
られている。26は燃焼筒24に取り付けられた耐熱ガ
ラスで機器本体前面の反射板27と本体ケース28及び
下反射板27aに仕切られた開口部を通して輻射するよ
うにしてある。29は機器本体上部を覆う天板である。
30は反射板27と本体ケース28の連結部に設けた上
下に中空状の側壁遮熱具であり、下反射板27aと天板
29間に介在させ、燃焼筒24からの輻射熱を遮り、前
面への輻射角度を狭めるようにして壁面の温度上昇を軽
減している。また、本体ケース28側側面には複数の通
気口30aを設け、内部の熱を外部に排出して側壁遮熱
具30の温度上昇を抑えるようにしている。31は側壁
遮熱具30の反射面27側に設けた反射金具で燃焼筒2
4からの輻射熱による側壁遮熱具30の温度上昇を軽減
するとともに、反射面積を増大させるものである。そし
て、側壁遮熱具30への取り付けを例えば取付面のみが
接触するような構成として熱伝導を極力抑えるようにし
ている。
させるバーナ、21はバーナ20に燃料を送る燃料ポン
プ、22はバーナ20に燃焼用空気を送る送風ファンで
ある。バーナ20の上部には赤熱体23を内部に有する
燃焼筒24が連設され、その上部にふく射と対流により
暖房用の熱を発する熱交換器25を連設している。燃焼
筒24の後方には赤熱体23から発せられる光を有効に
反射させる反射板27が設けられ、機器本体ケース28
と左右端部で接合されている。また、バーナ20と燃焼
筒24の境界部には遮熱も兼ねた下反射板27aが設け
られている。26は燃焼筒24に取り付けられた耐熱ガ
ラスで機器本体前面の反射板27と本体ケース28及び
下反射板27aに仕切られた開口部を通して輻射するよ
うにしてある。29は機器本体上部を覆う天板である。
30は反射板27と本体ケース28の連結部に設けた上
下に中空状の側壁遮熱具であり、下反射板27aと天板
29間に介在させ、燃焼筒24からの輻射熱を遮り、前
面への輻射角度を狭めるようにして壁面の温度上昇を軽
減している。また、本体ケース28側側面には複数の通
気口30aを設け、内部の熱を外部に排出して側壁遮熱
具30の温度上昇を抑えるようにしている。31は側壁
遮熱具30の反射面27側に設けた反射金具で燃焼筒2
4からの輻射熱による側壁遮熱具30の温度上昇を軽減
するとともに、反射面積を増大させるものである。そし
て、側壁遮熱具30への取り付けを例えば取付面のみが
接触するような構成として熱伝導を極力抑えるようにし
ている。
【0019】上記構成においてその動作を説明すると、
まずバーナ20は燃料ポンプ21から送られる液体燃料
と送風ファン22から送られる燃焼用空気により燃焼を
開始し、火炎および燃焼排ガスを生成する。燃焼排ガス
はまずバ−ナ20の上部にある赤熱体23を加熱し赤熱
させる。この時赤熱体23は、その熱と光を燃焼筒24
に取り付けられた耐熱ガラス26から機器本体の前面の
開口部を通して前方に輻射する。そして燃焼筒20を通
過した燃焼排ガスは、排気経路を兼ねた熱交換器25に
流入し、熱交換器25は十分に熱せられ自然対流あるい
は強制対流により暖房用の熱が室内に放出される。そし
て温度が低下した燃焼排ガスは熱交換器25の排気口2
5aから屋外に排出される。
まずバーナ20は燃料ポンプ21から送られる液体燃料
と送風ファン22から送られる燃焼用空気により燃焼を
開始し、火炎および燃焼排ガスを生成する。燃焼排ガス
はまずバ−ナ20の上部にある赤熱体23を加熱し赤熱
させる。この時赤熱体23は、その熱と光を燃焼筒24
に取り付けられた耐熱ガラス26から機器本体の前面の
開口部を通して前方に輻射する。そして燃焼筒20を通
過した燃焼排ガスは、排気経路を兼ねた熱交換器25に
流入し、熱交換器25は十分に熱せられ自然対流あるい
は強制対流により暖房用の熱が室内に放出される。そし
て温度が低下した燃焼排ガスは熱交換器25の排気口2
5aから屋外に排出される。
【0020】次に、燃焼筒24からの輻射熱と壁面温度
上昇との関連について説明する。本実施例では反射板2
7と本体ケース28の連結部に側壁遮熱具30が設けら
れているため、本体前面の開口部より発せられる輻射熱
の範囲は実線Aで示す如く、側壁遮熱具30が無い場合
の輻射熱範囲を示す破線Bに比べ、より前方に規制され
ることになる。すなわち、機器本体を壁面に近接して設
置するような場合、近接する壁面の過度な温度上昇を軽
減することができることになり、設置場所の自由度が拡
大する。
上昇との関連について説明する。本実施例では反射板2
7と本体ケース28の連結部に側壁遮熱具30が設けら
れているため、本体前面の開口部より発せられる輻射熱
の範囲は実線Aで示す如く、側壁遮熱具30が無い場合
の輻射熱範囲を示す破線Bに比べ、より前方に規制され
ることになる。すなわち、機器本体を壁面に近接して設
置するような場合、近接する壁面の過度な温度上昇を軽
減することができることになり、設置場所の自由度が拡
大する。
【0021】また、側壁遮熱具30は中空状とし、かつ
燃焼筒24の輻射熱が直接当たる部分に反射金具31を
設けているので輻射熱による側壁遮熱具30の過度な温
度上昇を抑えることができるとともに、反射板27と略
同一面に反射金具31を設けることで反射面積を拡大す
ることにもなり、有効な輻射暖房が提供できる。さら
に、反射金具31は側壁遮熱具30との接触面積が最小
となるようにビス止め部以外は側壁遮熱具30から浮か
せた形状としているので、熱伝導を抑え側壁遮熱具30
の温度上昇をさらに軽減するものである。
燃焼筒24の輻射熱が直接当たる部分に反射金具31を
設けているので輻射熱による側壁遮熱具30の過度な温
度上昇を抑えることができるとともに、反射板27と略
同一面に反射金具31を設けることで反射面積を拡大す
ることにもなり、有効な輻射暖房が提供できる。さら
に、反射金具31は側壁遮熱具30との接触面積が最小
となるようにビス止め部以外は側壁遮熱具30から浮か
せた形状としているので、熱伝導を抑え側壁遮熱具30
の温度上昇をさらに軽減するものである。
【0022】また、側壁遮熱具30は適所に通気口30
aが設けられており、側壁遮熱具30および本体に溜ま
った熱を自然対流あるいは強制対流により本体外部に排
出することができ、機器の温度上昇を軽減して安全で信
頼性の高いふく射ストーブを提供することができる。
aが設けられており、側壁遮熱具30および本体に溜ま
った熱を自然対流あるいは強制対流により本体外部に排
出することができ、機器の温度上昇を軽減して安全で信
頼性の高いふく射ストーブを提供することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように請求項1記載のふく射式ス
トーブによれば、反射板と本体ケースとの連結部に中空
状の側壁遮熱具を設けているので、燃焼筒の位置を後方
にずらすことなく、あるいは側面から前面にかけて大き
な遮蔽金具をつけることなしに前面における適切な輻射
角度が確保できるため、壁面温度の過度な上昇を抑える
ことができ、機器のコンパクト性、設置場所の自由度が
向上するとともに、側壁遮熱具の温度上昇も軽減でき、
火傷の心配を回避した安全なふく射ストーブを提供する
ことができる。
トーブによれば、反射板と本体ケースとの連結部に中空
状の側壁遮熱具を設けているので、燃焼筒の位置を後方
にずらすことなく、あるいは側面から前面にかけて大き
な遮蔽金具をつけることなしに前面における適切な輻射
角度が確保できるため、壁面温度の過度な上昇を抑える
ことができ、機器のコンパクト性、設置場所の自由度が
向上するとともに、側壁遮熱具の温度上昇も軽減でき、
火傷の心配を回避した安全なふく射ストーブを提供する
ことができる。
【0024】また請求項2記載のふく射ストーブによれ
ば、燃焼筒からの輻射熱による側壁遮熱具の温度上昇を
軽減するとともに、反射面積を確保することで有効な輻
射暖房を提供することができる。
ば、燃焼筒からの輻射熱による側壁遮熱具の温度上昇を
軽減するとともに、反射面積を確保することで有効な輻
射暖房を提供することができる。
【0025】また、請求項3記載のふく射ストーブによ
れば、反射金具を側壁遮熱具へ取り付ける構成におい
て、熱伝導をわるくすることで燃焼筒からの輻射熱によ
る側壁遮熱具の温度上昇を軽減し、接触時の火傷の心配
を回避し安全性を確保することができる。
れば、反射金具を側壁遮熱具へ取り付ける構成におい
て、熱伝導をわるくすることで燃焼筒からの輻射熱によ
る側壁遮熱具の温度上昇を軽減し、接触時の火傷の心配
を回避し安全性を確保することができる。
【0026】また、請求項4記載のふく射ストーブによ
れば、側壁遮熱具内の高温の空気を対流により外部に排
出することで、側壁遮熱具の温度上昇を軽減することが
できる。
れば、側壁遮熱具内の高温の空気を対流により外部に排
出することで、側壁遮熱具の温度上昇を軽減することが
できる。
【図1】本発明の実施例1のふく射式ストーブの内部構
造を示す正面断面図
造を示す正面断面図
【図2】同温ふく射式ストーブを上から観た平面断面図
【図3】同側壁遮熱具の詳細図
【図4】従来のふく射式型ストーブの内部構造を示す正
面断面図
面断面図
20 バーナ 24 燃焼筒 25 熱交換器 27 反射板 27a 下反射板 28 本体ケース 29 天板 30 側壁遮熱具 31 反射金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森上 和久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西川 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K003 EA00 FC05 GA04
Claims (4)
- 【請求項1】バーナと、このバーナの上方に配設した燃
焼筒と、この燃焼筒に連通し排ガス経路を形成する熱交
換器と、前記燃焼筒の後方に設けた反射板と、前記バー
ナと燃焼筒の略境界部に設けた下反射板と、前記反射板
の左右端部と連結した本体ケースと、この本体ケースの
上部を覆う天板とを備え、前記反射板と前記本体ケース
との連結部には前記天板と下反射板に当接するように中
空状の側壁遮熱具を介在させたふく射式ストーブ。 - 【請求項2】側壁遮熱具は燃焼筒からふく射熱を受ける
面に反射板と略同一面とした反射金具を設けた請求項1
記載のふく射式ストーブ。 - 【請求項3】反射金具は側壁遮熱具への熱伝導を小さく
するため、取付面のみが接触する形状または遮熱部材を
介した熱伝導の悪い取付構成とした請求項2記載のふく
射式ストーブ。 - 【請求項4】側壁遮熱具は本体ケース側外方側面に複数
の通気口を設けた請求項1記載のふく射式ストーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22137998A JP2000055373A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | ふく射式ストーブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22137998A JP2000055373A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | ふく射式ストーブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000055373A true JP2000055373A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16765871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22137998A Pending JP2000055373A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | ふく射式ストーブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000055373A (ja) |
-
1998
- 1998-08-05 JP JP22137998A patent/JP2000055373A/ja active Pending
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