JP2000054728A - 回転ドア装置 - Google Patents

回転ドア装置

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JP2000054728A
JP2000054728A JP10227935A JP22793598A JP2000054728A JP 2000054728 A JP2000054728 A JP 2000054728A JP 10227935 A JP10227935 A JP 10227935A JP 22793598 A JP22793598 A JP 22793598A JP 2000054728 A JP2000054728 A JP 2000054728A
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door
wall
photoelectric sensor
passage opening
partition wall
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JP10227935A
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English (en)
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Katsuhiko Itamasu
克彦 板舛
Tomohiro Kono
智浩 河野
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Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサの増加を抑えながら、通行者の安全を
確保する。 【解決手段】 対向位置に開口部6a、6bを有する円筒壁
2内のほぼ直径方向に沿い仕切りパネル10が配置され、
仕切りパネル10は、円筒壁2の開口部6a、6bを同時に閉
鎖する円弧パネル18a 、18b を両端に有し、その間に通
行者が通行可能な通行開口11を有し、モータ36により円
筒壁2に沿って回転駆動される。ドアパネル12a 、12b
は仕切りパネル10の回転停止時にモータ40により仕切り
パネル10に沿いスライド移動し、通行開口11を開閉す
る。少なくとも通行開口11付近にドアパネル12a 、12b
のスライド移動方向に沿い光線L1乃至L4を光電センサ2
4、26、28、30が引き通す。仕切りパネル10の回転時、
光電センサ24、26、28、30の物体検出に応じて主制御部
34が仕切りパネル10を減速若しくは停止させる。ドアパ
ネル12a 、12b の閉方向へのスライド移動時、光電セン
サ24、26、28、30の物体検出に応じて引戸制御部38がド
アパネル12a 、12b を再開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ドア装置に関
し、特に回転する仕切り壁がスライド移動可能な扉体を
備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】回転ドア装置としては、例えば特公平3
- 37912号公報に開示されているようなものがあ
る。この回転ドア装置では、対向位置にそれぞれ開口部
を有する円筒壁内に、この円筒壁をその直径方向に仕切
る仕切り壁が回転自在に設けられ、この仕切り壁の両端
にそれぞれ上記開口部をそれぞれ閉鎖する円弧パネルが
設けられている。仕切り壁は、中央壁部と、その両側の
外壁部とによって、構成し、中央壁部に開閉自在な開閉
部が設けられている。
【0003】この回転ドア装置では、仕切り壁が円筒壁
の直径方向に設置されているので、大きな通行空間を確
保することができる上に、仕切り壁の中央壁部には、開
閉自在な開閉部が設けられているので、緊急避難時に開
閉部を開放することによって、仕切り壁を回転させるこ
となく、通行が可能となる。
【0004】この回転ドア装置では、仕切り壁にセンサ
が設けられており、通行者が仕切り壁に近づきすぎたと
き、通行者の安全を確保するために仕切り壁を停止させ
るように構成されている。
【0005】最近、このような回転ドア装置において、
開閉部をスライド可能な引戸とし、緊急避難時だけでな
く、通常の使用状態においても、仕切り壁の回転を中止
させて、引戸に通行者が近づいたとき、引戸を開放し
て、通行者をを通行させることが考えられている。即
ち、回転ドアとしても、自動ドアとしても、使用可能な
回転ドア装置が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような回転ドア装
置では、仕切り壁を回転させているとき、仕切り壁に通
行者が近づきすぎた場合に、仕切り壁を停止させるため
のセンサを設けることが必要である。さらに、引戸型の
自動ドアとして使用しているとき、引戸に通行者が近づ
いて引戸が開かれた後、引戸が閉じ始めたときに、例え
ば通行者が引戸の近傍に立ち止まっていた場合に、通行
者が引戸に衝突することを防止するために、立ち止まっ
ている通行者を検出し、引戸を再び開かせるためのセン
サを設ける必要もある。
【0007】このような構成では、どのような態様で回
転ドア装置が使用されても、通行者の安全を確保するこ
とができるが、多くのセンサが必要になるという問題点
がある。
【0008】本発明は、使用されるセンサの増加を抑え
ながら、通行者の安全を確保することができる回転ドア
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の一態様の回転ドア装置は、対向する位置
にそれぞれ開口部を有する円筒壁内のほぼ直径方向に沿
って仕切り壁が配置されている。この仕切り壁は、前記
円筒壁の前記両開口部を同時に閉鎖する円弧パネルを両
端部にそれぞれ有し、回転駆動部により前記円筒壁に沿
って回転駆動される。また、この仕切り壁は、通行者が
通行可能な通行開口も有している。この通行開口は、仕
切り壁の中央部に設けることもできるし、或いは仕切り
壁の一方の外方端部側に偏って設けることもできる。さ
らに、この回転ドア装置は、前記仕切り壁の回転停止時
に、スライド駆動部により前記仕切り壁に沿ってスライ
ド移動させられる扉体を有している。この扉体は、スラ
イド移動によって前記通行開口を開閉する。扉体は、複
数枚とすることもできるし、一枚とすることもできる。
この扉体は引戸とすることもできるし、折り戸とするこ
ともできる。この回転ドア装置は、少なくとも前記通行
開口付近に前記扉体のスライド移動方向に沿って光線を
引き通す光電センサを有している。この光電センサは、
少なくとも通行開口付近において通行者のような物体を
検知したとき、物体検出信号を発生する。また、この回
転ドア装置は、前記回転駆動部及び前記スライド駆動部
を制御する制御装置を有している。この制御装置は、前
記仕切り壁を回転駆動させているとき、前記光電センサ
の物体検出信号に応じて前記仕切り壁を減速若しくは停
止させる。また、この制御装置は、前記扉体を閉方向に
スライド移動させているとき、前記光電センサの物体検
出信号に応じて前記扉体を開方向にスライド移動させ
る。
【0010】本回転ドア装置によれば、仕切り壁が回転
しているとき、少なくとも通行開口付近に通行者が存在
していると、これを光電センサが検出し、物体検出信号
を発生する。この物体検出信号に応動して、制御装置
が、仕切り壁を停止または減速させるので、通行者の安
全が確保される。また、仕切り壁が停止しているときで
あって、扉体がスライド移動して閉じ始めているとき、
通行開口付近に通行者が存在していると、これを上記の
センサが検出し、物体検出信号を生成する。この物体検
出信号に応動して、制御装置が、閉じつつある扉体を再
び開放するようにスライド移動するので、通行開口付近
に存在する通行者に扉体が衝突することを未然に防止で
きる。
【0011】即ち、本回転ドア装置では、同一のセンサ
が、回転する仕切り壁に対する安全センサとしても、ス
ライド移動する扉体に対する安全センサとしても、機能
し、どのような態様で自動ドア装置が使用されていて
も、その安全を確保することができる上に、センサの数
の増加を抑えることができる。
【0012】この回転ドア装置では、前記仕切り壁は、
その中央に前記通行開口を有し、前記扉体の扉面にほぼ
直交する方向における前記通行開口の両側に互いに平行
な直線状の壁体を有するものとできる。この場合、前記
扉体は、前記直線状の壁体に沿ってスライド移動可能で
あり、前記光電センサは、前記直線状の壁体の中央側端
部(前記通行開口側の端部)と、前記通行開口を挟んで
反対側に位置する前記円弧パネルとの間に、前記光線を
引き通すように設けられる。この光線の引き通しは、仕
切り壁の回転方向の前方において行われることが望まし
い。
【0013】扉体を開閉するときのセンサとしては、で
きるだけ扉体に近づけて配置することが安全性の上から
望ましい。この回転ドア装置では、上述したように直線
状の壁体は、扉体の扉面にほぼ直交する方向における通
行開口部の両側に位置しているので、直線状の壁体の厚
さ寸法の影響を受けず、扉体により近づけて、光電セン
サを配置でき、扉体が開閉する際の通行者の安全性を高
めることができる。
【0014】前記光電センサは、前記直線状の壁体の中
央側端部(前記通行開口側の端部)と、前記通行開口を
挟んで反対側に位置する前記円弧パネルとの間に、前記
光線を引き通すように設けられているので、物体を検知
する領域は、通行開口の幅に相当するものだけに限ら
ず、この通行開口を超えた反対側の円弧パネルまで拡張
される。従って、仕切り壁が回転するときの検知領域を
広くすることができ、安全性を向上させることができ
る。
【0015】また、本回転ドア装置では、前記仕切り壁
は、その中央に前記通行開口を有し、該通行開口の両側
に直線状の壁体を有するものとできる。この場合、前記
扉体は、前記直線状の壁体に沿ってスライド移動可能で
あり、かつ前記光電センサは、前記光線を前記直線状の
壁体の中央側端部から、前記通行開口の開口幅とほぼ同
じ範囲に引き通すように設けらる。
【0016】この場合、光電センサの検知領域は、通行
開口の開口幅とほぼ同じ範囲に限定することができ、扉
体の開閉時の光電センサが不要な領域を検知することを
防止できる。例えば、光電センサの光線が、扉体の戸尻
側端部よりも後方(直線状の壁体の通行開口側端部から
同一の直線状の壁体の円弧パネルが接続されている端
部)に引き通されている場合、扉体が閉じられたとき
に、光電センサが扉体の戸尻側に位置する通行者を検知
して、物体検出信号を出力するので、この物体検出信号
に応動して、制御装置が扉体を開放するので、この開放
された扉体に通行者が衝突する可能性がある。ところ
が、上記のように光電センサの検知領域を制限している
と、扉体の戸尻側の通行者を検知することがなく、通行
者の安全性を確保することができる。
【0017】本回転ドア装置において、前記仕切り壁
は、その中央に前記通行開口を有し、該通行開口の両側
に直線状の壁体を有するものとできる。この場合、前記
扉体は、前記直線状の壁体に沿ってスライド移動可能で
あり、前記光電センサは、前記光線を前記仕切り壁の両
円弧パネルの間に引き通すように設けられる。
【0018】この場合、扉体の一方の扉面に沿って通行
開口の両側に直線状の壁体を設けた場合でも、前記扉体
の扉面にほぼ直交する方向における前記通行開口の両側
に互いに平行な直線状の壁体を設けた場合でも、障害な
く、光電センサを設けることができる。即ち、光電セン
サは、扉体と直線状の壁体との位置関係に拘わりなく、
設けることができる。
【0019】また、前記光線を前記仕切り壁の両円弧パ
ネルの間に引き通すように設けらているので、光電セン
サの検知領域は、仕切り壁の一方の端から他方の端まで
の仕切り壁の壁面の全域となる。一般に、仕切り壁が回
転する場合に、光電センサが検出する必要のある領域
は、仕切り壁の回転方向の前方である。光電センサの検
出領域が、特定の方向のみの回転を前提として、仕切り
壁の一部の領域に限定されている場合、仕切り壁の回転
方向を逆転させることができない。しかし、仕切り壁の
壁面の全域を検知するように光電センサを設けておけ
ば、仕切り壁の回転方向が逆転されても、必要とする検
知領域(回転方向の前方)を検知することができる。
【0020】本回転ドア装置では、前記光電センサは、
前記光線を、床面付近と通行者のほぼ膝高さ付近との2
箇所に引き通すように設けることができる。
【0021】この場合、光電センサを上下2箇所に引き
通しているので、通行者の安全性をより確保することが
できる。
【0022】更に、前記床面付近に引き通される光線
を、前記通行者のほぼ膝高さ付近に引き通される光線よ
りも、前記扉体の扉面にほぼ直交する方向において前記
扉体から離れた位置に引き通すことができる。
【0023】この場合、床面付近の光線を扉体や仕切り
壁から離すことができるので、仕切り壁の回転時には、
仕切り壁に衝突しそうな通行者をより速く検知すること
ができ、回転停止等の対応をより速いタイミングで行う
ことができる。また、扉体のスライド開閉時には、床面
付近の光線よりも扉体に近づけて、引き通されたほぼ膝
高さ付近の光線によって、扉体に挟まれそうな通行者を
より確実に検知することができ、扉体の再開放という対
応をより確実に行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態を、図1乃至図
5に示す。第1の実施の形態の回転ドア装置は、図1に
示すように、円筒壁2を有している。円筒壁2は、例え
ば建物の壁4に、それの内外を連通するように形成され
た開口に取り付けられている。この取り付けは、円筒壁
2の中心が壁4の開口の中央に位置するように行われて
いる。この円筒壁2は、互いに対向する開口部6a、6
bを形成する円弧状の側壁2a、2bを有している。開
口部6aは建物の外側に、開口部6bは建物の内側にそ
れぞれ位置し、かつ壁4に平行である。側壁2a、2b
は、上述した開口の中心からの半径がそれぞれ等しいも
のである。これら側壁2a、2bには、柱状の方立8a
乃至8jが、側壁8a、8bの周方向に沿って等角度に
形成され、これら方立間に設けられたフレームによって
透明ガラスが支持されている。
【0025】この円筒壁2の内部には、仕切り壁、例え
ば仕切りパネル10が配置されている。仕切りパネル1
0は、円筒壁2の直径上にほぼ位置するように配置され
ている。仕切りパネル10は、その中心、即ち壁4の開
口の中央を回転中心として回転自在に配置されている。
従って、仕切りパネル10は、側壁2a、2bの内面に
沿って回転可能であり、例えば図1に矢印で示す方向に
回転させられる。この仕切りパネル10を、上記のよう
に回転させるための回転駆動部の構成は、例えば特公平
4- 3712号に開示されているようなものと同様であ
るので、詳細な説明は省略する。
【0026】仕切りパネル10の中央部には、自動ドア
装置、例えば自動引戸12が設けられている。自動引戸
12は、仕切りパネル10の中央に形成された通行開口
11を開閉する扉体、例えばドアパネル12a、12b
を有している。これらドアパネル12a、12bは、図
1及び図2に矢印で示す方向及びこの方向と反対方向に
スライドする。ドアパネル12a、12bが通行開口1
1を閉じた状態において、これらドアパネル12a、1
2bの外方端と側壁2a、2bとの間に、ドアパネル1
2a、12bとほぼ同一形状の直線状の壁体14a、1
4bが設けられている。これら直線状の壁体14a、1
4bは、ドアパネル12a、12bの扉面に対してほぼ
垂直な方向における扉面の両側にそれぞれ位置し、ドア
パネル12a、12bの扉面と平行に配置されている。
【0027】ドアパネル12a、12bが、通行開口1
1を開いたとき、ドアパネル12aは壁体14aに重な
り、ドアパネル12bは壁体14bに重なる。通行開口
11は、開口部6a、6bと略同一の大きさとされてい
る。ドアパネル12a、12bをスライド移動させるた
めのスライド駆動部15は、図3に示されているよう
に、ドアパネル12a、12bの上方にあるキャノピー
21内に配置されている。この駆動部15の構成も、公
知であるので、詳細な説明は省略する。
【0028】壁体14a、14bの中央側端部には、壁
体16a、16bの内方端部が取り付けられている。こ
れら壁体16a、16bは、仕切りパネル10の回転方
向の後方側において壁体14a、14bとそれぞれ所定
の角度、例えば鋭角を成すように配置されている。これ
ら壁体16a、16bの外方端部は、円筒壁2の側壁部
2a、2bの内面の近傍に位置している。
【0029】壁体14a、16aの外方端部間に円弧形
パネル18aが取り付けられ、壁体14b、16bの外
方端部間に円弧パネル18bが取り付けられている。こ
れら円弧パネル18a、18bは、開口部6a、6bを
閉鎖することができる大きさに形成されている。円弧パ
ネル18aが開口部6bを閉鎖しているとき、同時に円
弧パネル18bが開口部6aを閉鎖するように、また、
円弧パネル18aが開口部6aを閉鎖しているとき、同
時に円弧パネル18bが開口部6bを閉鎖するように、
円弧パネル18a、18bの位置及び大きさは設定され
ている。このため、壁体14a、16a、円弧パネル1
8aは、壁体14b、16b、円弧パネル18bと、円
筒壁2の中心を中心として点対称に配置されている。
【0030】なお、壁体14a、16a、円弧パネル1
8aによって囲われた空間と、壁体14b、16b、円
弧パネル18bによって囲われた空間とは、デコレーシ
ョンを配置する空間として使用されるので、壁体14
a、14b、16a、16b、円弧パネル18a、18
bは、フレームとこれによって支持されている透明ガラ
スとによって構成されている。
【0031】仕切りパネル10が回転可能であるとき
に、開口部6a、6bの近傍に通行者が到達すると、仕
切りパネル10の回転を開始させるための回転用検出装
置20a、20bが、図3に示すように、開口部6a、
6bの上部にあるキャノピー21に取り付けられてい
る。同様に、仕切りパネル10の回転を停止させて、自
動引戸12の近傍に通行者が到達すると、ドアパネル1
2a、12bの開閉を開始させるための引戸用検出装置
22a、22bが、ドアパネル12a、12bの近傍の
キャノピー21に取り付けられている。図3に符号Rで
示す領域が、検出装置20a、20bによって検出され
る領域である。また図2及び図3に符号Sで示す領域
が、検出装置22a、22bによって検出される領域で
ある。これら検出装置20a、20b、22a、22b
としては、例えば投光器と受光器とを用いた光学検出装
置を使用することができる。
【0032】図1に示されているように、仕切りパネル
10の直線状の壁体14a、14bの中央側端部と、通
行開口11を通って、壁体14a、14bにそれぞれ対
向する円弧パネル18a、18bとの間に、光電センサ
24、26、28、30によって、光線L1乃至L4が
引き通されている。これら光線L1乃至L4を通行者が
遮断したときに、光電センサ24、26、28、39の
いずれかが少なくとも、物体検出信号を発生する。
【0033】この物体検出信号は、例えば仕切りパネル
10が回転している状態では、仕切りパネル10の回転
方向側の前方における直線状の壁体14aとドアパネル
12aとの間の領域、または直線状の壁体14bとドア
パネル12bとの間の領域いずれかに、通行者が接触し
かかっているときに発生する。従って、通行者の検出範
囲は、通行開口11の開口幅よりも広い。この物体検出
信号の発生に応動して、仕切りパネル10が停止または
減速させられる。
【0034】仕切りパネル10を停止させ、ドアパネル
12a、12bによって通行者開口11を開閉している
状態では、ドアパネル12a、12bが開いた後、再び
ドアパネル12a、12bが閉じようとしたときに、通
行者が通行開口11の近傍に立ったままでいると、この
物体検出信号が発生する。この物体検出信号に応動し
て、再びドアパネル12a、12bが開放させられる。
【0035】光線は、ドアパネル12a、12bの片側
にそれぞれ2本、合計4本引き通されている。図2に示
すように、ドアパネル12a、12bの両側にある光線
L1、L3は床面に非常に近い位置に引き通されてお
り、光線L2、L4は、一般的な通行者のほぼ膝高さの
位置、例えば床面から約60cmの高さ位置に引き通さ
れている。また、膝高さの位置の光線L2、L4は、床
面側の光線L1、L3よりもドアパネル12a、12b
に近い位置に配置されている。無論、これらの光線L1
乃至L4は、引戸用検出装置22a、22bの2つの検
出領域S、S間、即ち引戸用検出装置22a、22bで
は検出不能な領域に引き通されている。
【0036】このように仕切りパネルの両方の面にそれ
ぞれ2本の光線を引き通しているので、仮に一方の面側
において、2本の光線のうち一方の光線が故障等によっ
て物体の検出に失敗したとしても、他方の光線によって
物体が検出される。即ち、2本の光線を使用しているの
で、安全性が確保されている。
【0037】また、仕切りパネル10が回転している場
合に通行者が最も衝突しやすい床面に近い位置であっ
て、かつ仕切りパネル10よりも遠い位置に、光線L
1、L3が引き通されているので、仕切りパネル10が
回転している状態で、通行者が仕切りパネル10に衝突
する可能性があることを、速く検出することができる。
【0038】また、光線L2、L4は、通行開口11に
より近い位置に配置され、かつドアパネル12a、12
bの付近に通行者が立っている場合に通行者を検出しや
すい膝高さの位置に引き通されているので、ドアパネル
12a、12bにより近い位置に立っている通行者を確
実に検出することができ、通行者の安全性を高めること
ができる。
【0039】このような光線L1、L2を発生するため
に、図4に拡大して示すように、光電センサ24の投光
器24E、光電センサ26の投光器26Eが、壁体14
aの中央側端部に取り付けられている。無論、投光器2
4Eは床面に近い位置に、投光器26Eは膝高さ位置に
設けられ、かつ投光器26Eの方が投光器24Eよりも
ドアパネル12a、12bに近い位置に設けられてい
る。これら投光器24E、26Eからの光線を受けるよ
うに、円弧パネル18bの先端部に光電センサ24の受
光器24R、光電センサ26の受光器26R(共に図示
せず)が設けられている。
【0040】同様に、光線L3、L4を発生するため
に、光電センサ28の投光器28E、光電センサ30の
投光器30E(共に図示せず)が、壁体14bの中央側
端部に取り付けられている。無論、投光器28Eは床面
に近い位置に、投光器30Eは膝高さ位置に設けられ、
かつ投光器30Eの方が投光器28Eよりもドアパネル
12a、12bに近い位置に設けられている。これらか
らの光線を受けるように、図4に拡大して示すように円
弧パネル18aの先端部に光電センサ28、30の受光
器28R、30Rが設けられている。
【0041】また、仕切りパネル10の回転方向側の前
面側の直線状の壁体14a、14bの下面には、その長
さ方向に沿ってバンパースイッチ32a、32bが設け
られている。これらバンパースイッチ32a、32b
は、仮に光線L1乃至L4によって通行者を検出するこ
とができずに、通行者がバンパースイッチ32aまたは
32bに接触したときに、仕切りパネル10を停止させ
るためのもので、これらバンパースイッチ32a、32
bに通行者が接触したときに、物体検出信号を発生す
る。
【0042】図5に示すように、回転用検出装置20
a、20bは、主制御部34に接続されている。主制御
部34は、図示しないモード選択スイッチによって、回
転モード(ドアパネル12a、12bが通行開口11を
閉じた状態で、仕切りパネル10を回転させるモード)
が選択されていると、回転用検出装置20a、20bの
いずれかが物体検出信号を発生したとき、回転駆動部の
一部をなす、仕切りパネル回転用のモータ36を回転さ
せ、仕切りパネル10を回転させる。この物体検出信号
が発生してから予め定めた第1の時間が経過したとき、
主制御部34は、モータ36を停止させて、仕切りパネ
ル10の回転を停止させる。
【0043】また、引戸用検出装置22a、22bは、
自動引戸12の制御装置である引戸制御部38に接続さ
れている。上記の回転モードのとき、通行者を引戸用検
出装置22a、22bが検出すると、これらは物体検出
信号を発生するが、回転モードでは、引戸制御部38
は、引戸用検出装置22a、22bから物体検出信号が
供給されても、ドアパネル12a、12bを作動させな
いように、主制御部34から制御されている。
【0044】また、主制御部34は、モード選択スイッ
チによって引戸モード(仕切りパネル10が回転せず、
ドアパネル12a、12bが開閉するモード)が設定さ
れていると、主制御部34は、まずモータ36によって
仕切りパネル10を図1に示す位置まで回転させた後、
仕切りパネル10を停止させる。その後、引戸制御部3
8を作動可能とする。これによって、引戸検出装置22
a、22bの一方が物体検出信号を発生すると、引戸制
御部38は、駆動部15に含まれるモータ40を所定の
方向に回転させて、ドアパネル12a、12bに通行開
口11を開かせる。この物体検出信号が発生してから予
め定めた時間が経過すると、引戸制御部38は、モータ
40を逆転させて、ドアパネル12a、12bに通行開
口11を閉じさせる。
【0045】光電センサ24、26、28、30及びバ
ンパースイッチ32a、32bは、センサ制御部42に
接続されている。センサ制御部32に光電センサ24、
26、28、30から物体検出信号が供給されたとき、
センサ制御部32は、この物体検出信号を主制御部3
4、引戸制御部38に供給する。
【0046】回転モードのとき、光電センサ24、2
6、28、30のいずれかからの物体検出信号がセンサ
制御部42を介して主制御部34に供給されると、主制
御部34は、仕切りパネル10を減速させるか、或いは
停止させる。これによって、仕切りパネル10に通行者
が衝突することを防止できる。
【0047】引戸モードにおいて、光電センサ24、2
6、28、30のいずれかが物体検出信号を発生し、こ
の物体検出信号がセンサ制御部42を介して引戸制御部
38に供給されると、引戸制御部38は、開放されたド
アパネル12a、12bが閉じつつある時には、再びド
アパネル12a、12bを開放させるようにモータ40
を制御する。これによって、閉じつつあるドアパネル1
2a、12bに通行者が衝突することを防止できる。
【0048】また、回転モードにおいて、バンパースイ
ッチ32aまたは32bからの物体検出信号がセンサ制
御部42を介して主制御部34に物体検出信号が供給さ
れると、主制御部34は、仕切りパネル10を停止させ
るように、モータ36を制御する。これによって、仕切
りパネル10に通行者が衝突したままの状態で仕切りパ
ネル10が回転することを停止させることができる。
【0049】図6に第2の実施の形態の回転ドア装置を
示す。なお、第1の実施の形態の回転ドア装置と同等部
分には同一符号を付して、その説明を省略する。この回
転ドア装置では、光線が、仕切りパネル10の両側にそ
れぞれ1本ずつ引き通されるように、光電センサが、仕
切りパネル10の両側にそれぞれ1個ずつ設けられてい
る以外、第1の実施の形態の回転ドア装置と同様に構成
されている。
【0050】図6における44Eが、仕切りパネル10
の一方の面側に設けられた光電センサ44の投光器、4
4Rが光電センサ44の受光器44Rである。また、4
6Eは、仕切りパネル10の他方の面側に設けられた光
電センサ46の投光器、46Rが光電センサ46の受光
器46Rである。なお、光電センサ44、46の高さ位
置は、床面に近い位置あるいは略膝高さのいずれかとす
ることができる。
【0051】図7及び図8に第3の実施の形態の回転ド
ア装置を示す。なお、第1の実施の形態の回転ドア装置
と同等部分には、同一符号を付して、その説明を省略す
る。この回転ドア装置では、光線L1乃至L4は、直線
状の壁体14a、14bの中央側端部から対向する位置
の円弧パネル18b、18aまで引き通すのではなく、
図7に示すように、閉じられた状態のドアパネル12
a、12bの外方端部間(通行開口11間)のみに引き
通されている。その代わり、別の光線L5、L6が、直
線状の壁体14a、14bの回転方向の前側面に引き通
されている。
【0052】光線L1乃至L4を、直線状の壁体14
a、14bの中央側端部から対向する位置の円弧パネル
18b、18aまで引き通した場合、例えば自動ドアモ
ードにおいて、ドアパネル12a、12bが閉じつつあ
るとき、直線状の壁体14aまたは14bの回転方向の
前方に通行者が立っていると、この通行者が検出され、
ドアパネル12a、12bが再び開放されて、ドアパネ
ル12a、12bが、この通行者に衝突する可能性があ
る。
【0053】しかし、第3の実施の形態の回転ドア装置
のように光線L1乃至L4を通行開口11の部分に限定
しておけば、回転モードでも自動ドアモードでも、通行
開口11の付近に立っている人が、光線L1乃至L4に
よって検出され、回転モードでは、仕切りパネル10の
停止または減速を行うことができる。しかも、回転モー
ドのときのみ、光線L5、L6による通行者の検出を有
効とすることが可能であるので、自動ドアモードのとき
に、光線L5またはL6によって通行者が検出されて
も、ドアパネル12a、12bが再び開いて、検出され
た通行者にドアパネル12a、12bが衝突することを
防止できる。
【0054】このように光線L1乃至L4の引き通す範
囲を制限した状態で光電センサ24、26、28、30
を配置するために、仕切りパネル10の回転方向の前方
において、直線状の壁体14b、14aの中央側端部と
対向する位置に、キャノピー21から床面に向かって伸
びる柱50a、50bが形成されている。これら柱50
aの下端部は、ドアパネル12a、12bの下方を通っ
て直線状の壁体14a、14bから伸びる支持体(図示
せず)によって直線状の壁体14a、14bに固定され
ている。
【0055】図8に拡大して示すように、仕切り壁14
aの中央側端部には、光電センサ24、26の投光器2
4E、26Eが設けられており、これらと対向するよう
に図示していないが、柱50bには、光電センサ24、
26の受光器24R、26Rが配置されている。同様
に、図示していないが、仕切り壁14bの中央側端部に
は、光電センサ28、30の投光器28E、30Eが設
けられており、これらと対向するように図7に示すよう
に、柱50aには光電センサ28、30の受光器28
R、30Rが設けられている。これら光電センサ24、
26、28、30の位置及び高さは、第1の実施の形態
の回転ドア装置の光電センサ24、26、28、30と
同一である。
【0056】また、柱50aにおける光電センサ28、
30の受光器28R、30Rが設けられている面と反対
側の面の床面に近い位置には、光電センサ52の投光器
52Eが円弧パネル18a側を向いて配置されている。
この投光器52Eと対向するように円弧パネル18aの
先端部の床面に近い位置に、光電センサ52の受光器5
2Rが設けられている。これによって、光線L5が柱5
0aと円弧パネル18aとの間に引き通されている。図
示していないが、同様に、光電センサ54の投光器54
Eと受光器54Rが、柱50bと円弧パネル18bとの
間に設けられ、光線L6がこれらの間に引き通されてい
る。
【0057】図9に第4の実施の形態の回転ドア装置を
示す。なお、第1の実施の形態の回転ドア装置と同等部
分には同一符号を付して、その説明を省略する。第4の
実施の形態の回転ドア装置では、円弧パネル18bの回
転方向側の前端部から、これに対向する円弧パネル18
aの位置までに光線L1、L2が引き通され、円弧パネ
ル18aの回転方向側の前端部から、これに対向する円
弧パネル18bの位置まで光線L3、L4が引き通され
ている。即ち、仕切り壁10の全長に沿って光線L1乃
至L4が引き通されている。
【0058】このように光線L1乃至L4を引き通して
いるので、光線L1乃至L4による検知領域は、上述し
た他の実施の形態の回転ドア装置のいずれよりも広い。
従って、仕切りパネル10が正転する場合でも、逆転す
る場合でも、回転モードにおいて、確実に通行者を検出
することができる。
【0059】例えば図1に示されている回転ドア装置で
は、図1に矢印で示す方向に仕切りパネル10が回転す
ることを前提として、直線状の壁体14a、14bの回
転方向の前方に立っている通行者を検出できるように、
光線L1乃至L4は引き通されている。しかし、なんら
かの理由で仕切りパネル10の回転方向を矢印と反対方
向とすると、たとえ壁体16a、16bが存在していな
いとしても、光線L1乃至L4では、矢印と反対方向の
回転方向の前方に立っている通行者を検出することがで
きない。
【0060】ところが、この実施の形態の回転ドア装置
では、光線L1乃至L4は、仕切りパネル10の幅全域
に引き通されているので、仕切りパネル10の回転方向
が、図9に示す矢印の方向であっても、この矢印と反対
方向であっても、光線L1乃至L4は、直線状の壁体1
4a、14bの回転方向の前方に位置する通行者を検出
することができる。
【0061】円弧パネル18a、18b間に光線L1乃
至L4を引き通すために、第1の実施の形態の回転ドア
装置において使用されていた壁体16a、16bは除去
されている。また、第1の実施の形態の回転ドア装置と
同様に直線状の壁体14a、14bをこれらがドアパネ
ル12a、12bを挟むように配置することもできる
が、この実施の形態の回転ドア装置では、直線状の壁体
14a、14bは、ドアパネル12a、12bを挟ま
ず、円筒壁2の直径にほぼ沿う1つの直線上に配置され
ている。このように円弧パネル18a、18b間に光線
L1乃至L4を引き通す場合には、直線状の壁体14
a、14bとドアパネル12a、12bとの位置関係が
どのようなものであっても、光線L1乃至L4を引き通
すことができる。
【0062】なお、図9では図示を省略したが、光線L
1乃至L4を引き通すために、円弧パネル18a、18
bには、光線L1乃至L4の両端にそれぞれ光電センサ
の投光器と受光器とが設けられている。
【0063】なお、上記の各実施の形態では、光学セン
サの投光器と受光器とは、光線L1乃至L4の両端に対
向するように設けたが、例えば第1の実施の形態の回転
ドア装置において、光学センサ24の投光器24Eを直
線状の壁体14aの中央側端部に設け、円弧パネル18
b側には投光器24Eからの光線を反射する反射体を設
け、この反射体で反射された光線を受光するように、受
光器24Rを直線状の壁体14aの中央側端部に設けて
もよい。無論、第1の実施の形態の回転ドア装置の他の
光学センサや、他の実施の形態の回転ドア装置の光学セ
ンサも同様に反射体を使用したものとできる。また、上
記の各実施の形態の回転ドア装置では、ドアパネル12
a、12bがドア開口11を開放したとき、ドアパネル
12a、12bが直線状の壁体14a、14bに重なる
ように配置したが、直線状の壁体14a、14bを、ド
アパネル12a、12bの扉面に垂直な方向の両側にそ
れぞれ設けることによって戸袋を構成し、この戸袋内に
ドアパネル12a、12bが収容されるように構成して
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の回転ドア装置の平
面図である。
【図2】図1の回転ドア装置の正面図である。
【図3】図1の回転ドア装置の中央縦断面図である。
【図4】図1の回転ドア装置の部分拡大図である。
【図5】図1の回転ドア装置のブロックダイアグラムで
ある。
【図6】本発明の第2の実施の形態の回転ドア装置の平
面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の回転ドア装置の平
面図である。
【図8】図7の回転ドア装置の部分拡大図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態の回転ドア装置の平
面図である。
【符号の説明】
2 円筒壁 6a、6b 開口部 10 仕切りパネル(仕切り壁) 11 通行開口 12a、12b ドアパネル(扉体) 14a、14b 直線状の壁体 18a、18b 円弧パネル 24、26、28、30 光電センサ 36 モータ(回転駆動部) 40 モータ(スライド駆動部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E015 GA02 HA02 2E052 AA02 CA06 EA05 EA07 EA16 EB01 EC04 GA00 GA06 GB01 GB06 GC06 GD03 GD08 GD09 KA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する位置にそれぞれ開口部を有する
    円筒壁と、 該円筒壁内のほぼ直径方向に沿って配置され、前記円筒
    壁の前記両開口部を同時に閉鎖する円弧パネルを両端部
    にそれぞれ有し、回転駆動部により前記円筒壁に沿って
    回転駆動されると共に、通行者が通行可能な通行開口を
    有する仕切り壁と、 該仕切り壁に設けられ、前記仕切り壁の回転停止時にス
    ライド駆動部により前記仕切り壁に沿ってスライド移動
    させられ、前記通行開口を開閉する扉体と、 少なくとも前記通行開口付近に前記扉体のスライド移動
    方向に沿って光線を引き通す光電センサと、 前記回転駆動部及び前記スライド駆動部を制御し、前記
    仕切り壁を回転駆動させているとき、前記光電センサの
    物体検出信号に応じて前記仕切り壁を減速若しくは停止
    させ、前記扉体を閉方向にスライド移動させていると
    き、前記光電センサの物体検出信号に応じて前記扉体を
    開方向にスライド移動させる制御装置とを、備える回転
    ドア装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転ドア装置において、 前記仕切り壁は、その中央に前記通行開口を有し、前記
    扉体の扉面にほぼ直交する方向における前記通行開口の
    両側に互いに平行な直線状の壁体を有し、 前記扉体は、前記直線状の壁体に沿ってスライド移動可
    能であり、 前記光電センサは、前記直線状の壁体の中央側端部と、
    前記通行開口を挟んで反対側に位置する前記円弧パネル
    との間に、前記光線を引き通すように設けられている回
    転ドア装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の回転ドア装置において、 前記仕切り壁は、その中央に前記通行開口を有し、該通
    行開口の両側に直線状の壁体を有し、 前記扉体は、前記直線状の壁体に沿ってスライド移動可
    能であり、 前記光電センサは、前記光線を前記直線状の壁体の中央
    側端部から、前記通行開口の開口幅とほぼ同じ範囲に引
    き通すように設けられている回転ドア装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の回転ドア装置において、 前記仕切り壁は、その中央に前記通行開口を有し、該通
    行開口の両側に直線状の壁体を有し、 前記扉体は、前記直線状の壁体に沿ってスライド移動可
    能であり、 前記光電センサは、前記光線を前記仕切り壁の両円弧パ
    ネルの間に引き通すように設けられている回転ドア装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の回転ドア装置において、 前記光電センサは、前記光線を、床面付近と通行者のほ
    ぼ膝高さ付近との2箇所に、引き通すように設けられて
    いる回転ドア装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の回転ドア装置において、 前記床面付近に引き通される光線は、前記通行者のほぼ
    膝高さ付近に引き通される光線よりも、前記扉体の扉面
    にほぼ直交する方向において前記扉体から離れた位置に
    引き通されている回転ドア装置。
JP10227935A 1998-08-12 1998-08-12 回転ドア装置 Abandoned JP2000054728A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7984590B2 (en) 2003-09-17 2011-07-26 Thk Co., Ltd. Automatic door apparatus
CN103362413A (zh) * 2012-04-01 2013-10-23 千藏工业株式会社 一种自动旋转门及其检测到危险时的运行方法
WO2019000937A1 (zh) * 2017-06-28 2019-01-03 比业电子(北京)有限公司 用于旋转门的人体安全防护激光传感器

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