JP2000054585A - 手摺継手具 - Google Patents

手摺継手具

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JP2000054585A
JP2000054585A JP21873498A JP21873498A JP2000054585A JP 2000054585 A JP2000054585 A JP 2000054585A JP 21873498 A JP21873498 A JP 21873498A JP 21873498 A JP21873498 A JP 21873498A JP 2000054585 A JP2000054585 A JP 2000054585A
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JP
Japan
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joint
shaft
handrail
arc groove
holder
Prior art date
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JP21873498A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Enomoto
博行 榎本
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ENOMOTO KINZOKU KK
Original Assignee
ENOMOTO KINZOKU KK
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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに突き合わせ状に接続される手摺棒1A
と手摺棒1Bとを簡単かつ強固に接続できる継手具を提
供する。 【解決手段】 一方の手摺棒1Aに雄継手6を固定す
る。他方の手摺棒1Bにホルダー14を固定する。この
ホルダー14に雌継手15を回転自在に支持する。雄継
手6の軸部5は雌継手15の軸部受穴16に挿入する。
この挿入により軸部受穴16の内周に設けた突起18を
軸部5の円弧溝10に係合し、この後に雌継手15の外
周一部から止めねじ19をねじ込み、その先端19aを
軸部5の円弧溝9内に係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段や傾斜路等に
適用される手摺において、手摺棒の端どうしを接続する
ための手摺継手具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の手摺継手具として、ねじを接続
要素にして手摺棒の端どうしを突き合わせ状に接続する
形式が、例えば特開平7−292917号公報に公知で
ある。そこでは、一方の手摺棒の端面に、雄ねじを有す
るねじ体を固定し、他方の手摺棒の端面に、雌ねじを有
する締結リングを棒軸心まわりに回転自在に取り付けて
いる。かくして、前記ねじ体の軸心と締結リングの軸心
とを一致させ、締結リングを回転操作して前記雄ねじと
雌ねじとを螺合することにより、手摺棒の端どうしを突
き合わせ状に接続できるようにしている。
【0003】一方、特開平8−53918号公報には、
雌雄一対の継手で構成する仕様の手摺継手具が開示され
ており、雄継手には軸部が、雌継手には前記軸部を受け
入れる軸部受穴がそれぞれ設けてある。使用時には、各
継手を手摺棒の端面に締結固定した後、軸部を軸部受穴
に挿入し、雌継手の外周から止めねじをねじ込んで軸部
を抜け止め固定する。その際、止めねじのねじ込み動作
を利用して、雄継手を雌継手側へ引き寄せるために、前
記軸部の外周に断面V字状の環状溝を設け、この環状溝
内に係合する前記止めねじの先端を円錐形に形成してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ねじを接続
要素とした上記手摺継手具では、雄ねじの軸心と雌ねじ
の軸心とを正確に一致させる必要があり、そのためには
手摺棒の端面が棒軸心に対して直角になるように真っ直
ぐに切断されていなければならない。しかし、作業者の
熟練度にもよるが、施工現場で手摺棒を直角に切断する
作業は容易でなく、とかく切断端面が棒軸心に対して傾
くことが多く、締結リングおよびねじ体を棒軸心に対し
直角に固定することが容易でなかった。このため、手摺
棒の切断加工後に、切断端面の傾きを修正加工するとい
う面倒な手間を要していた。
【0005】これに対し、雌雄一対の継手で構成した上
記差し込み式の手摺継手具では、雌雄の継手を手摺棒に
固定した後に、雌継手に雄継手を挿入して止めねじを締
め付けるが、このとき、外観的体裁を良好にする目的で
止めねじの頭を外部から見えにくくするために該止めね
じが手摺棒の下面側に位置変更させるにあたって、手摺
棒ごと回動操作する必要があり、作業を困難にしてい
た。
【0006】また、この差し込み式の手摺継手具におい
ても、一対の雌雄継手の中心のずれが問題になる。手摺
棒の端の切断精度が低いと、雄継手の軸部の軸心と、雌
継手の軸部受穴の中心とがずれるので、手摺棒どうしが
継手部分で僅かに屈折しやすくなって外観的体裁を損な
っていた。そればかりか、軸部受穴からの軸部の抜け止
めは1本の止めねじのみで講じられているので、その抜
け止め強度に欠ける憂いがあり、互いに接続された両手
摺棒は止めねじの締め付け不足や弛緩に伴って相対回動
しやすくなり、接続強度の低下要因になっていた。
【0007】本発明の目的は、手摺棒の端どうしを強固
に接続でき、しかも止めねじの位置変更が容易に行える
手摺継手具を提供することにある。本発明の目的は、手
摺棒の端面の切断精度のばらつきをある程度吸収でき、
切断精度が低い場合にも手摺棒どうしを体裁良く接続で
きる手摺継手具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の手摺継手具は、
図1および図2に示すごとく、互いに突き合わせ状に接
続される手摺棒1A・1Bの一方の端面に固定される第
1継手部材2と、他方の端面に固定される第2継手部材
3とからなる。このうち第1継手部材2は、一方の手摺
棒1Aの端面に固定される取付板4と、この取付板4の
中央から棒軸心方向に突設された軸部5とを有する雄継
手6からなる。第2継手部材3は、他方の手摺棒1Bの
端面に固定されるホルダー14と、このホルダー14の
外周に棒軸心まわりに回転自在に、かつ傾動可能に支持
された雌継手15とを備える。雌継手15は、前記軸部
5を受け入れる軸部受穴16を有するリング形状に形成
されて、その外周一部に軸部受穴16にまで貫通するよ
う径方向に形成されたねじ穴17と、軸部受穴16の内
周にねじ穴17と対向するよう形成された少なくとも1
個の突起18と、ねじ穴17にねじ込まれる止めねじ1
9とを有する。前記軸部5の外周面の同一円周上に、前
記止めねじ19の先端19aが係合するねじ係合用の円
弧溝9と、前記突起18が係合する突起係合用の円弧溝
10とを設ける。前記軸部受穴16に前記軸部5を挿入
するに伴い前記突起18を突起係合用の円弧溝10内に
誘導案内するための切欠11が、突起係合用の円弧溝1
0の一部から軸部5の端面5aにわたって棒軸心方向に
平行に形成されている。
【0009】具体的には、雌継手15をホルダー14に
対して回転自在にかつ傾動可能に支持する。止めねじ1
9の先端19aは先すぼまり状のテーパに形成して、こ
の先端19aがねじ係合用の円弧溝9内の一側壁9aに
当接し、この当接による楔作用で雄継手6が軸部受穴1
6の内奥方向に引き寄せられるようにしてある。
【0010】
【作用】雌継手15はホルダー14で回転自在に支持す
るので、止めねじ19の頭部の露出位置を手摺棒1Bの
下面側に位置させる場合にも、雌継手15を回転操作す
るだけでよく、手摺棒1Bごと回動させる場合に比べ
て、変位操作が軽快に行える。軸部5はこれを軸部受穴
16に挿入するに伴い、突起18を円弧溝10内に切欠
11を介して誘導案内することができるので、この後に
雌継手15を回転させることで突起18を円弧溝10内
において軸方向には移動不能に係合させることができ
る。突起18を円弧溝10内に係合した仮止め後には、
ねじ穴17と円弧溝9との位置合わせ状態が保持される
ので、止めねじ19をねじ穴17にねじ込むことによ
り、その先端19aを円弧溝10内に確実に係合させる
ことができる。
【0011】隣接する手摺棒1A・1Bを連結した状態
においては、止めねじ19の先端19aが円弧溝9に係
合し、さらに突起18が円弧溝10に係合している。従
って、軸部5が軸部受穴16から抜け出たり、雌雄継手
15・6が相対回転するのを確実に防止でき、手摺棒1
A・1Bどうしを強固に接続することができる。
【0012】ホルダー14で回転自在に支持された雌継
手15は、ホルダー14に対し傾動できるので、雄継手
6の中心とホルダー14の中心とに少々ずれがあって
も、このずれを雌継手15が傾動することで吸収できる
ため、手摺棒1A・1Bどうしを支障なく接続できる。
接続された手摺棒1A・1Bは屈折することもなく、外
観的体裁を向上できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る手摺継手具は、図2
に示すごとく断面円形もしくはこれに類する断面形状の
木製などの2本の手摺棒1A・1Bを互いに突き合わせ
接合するために、両手摺棒1A・1Bの一方の切断端面
1aに固定される第1継手部材2と、他方の切断端面1
bに固定される第2継手部材3とからなる。
【0014】図1および図4において、第1継手部材2
は、一方の手摺棒1Aの切断端面1aに固定される円盤
状の取付板4と、この取付板4の正面側の中央から棒軸
心方向に一体に突設された断面円形の軸部5とを有する
鋳造品あるいはダイキャスト成形品からなる雄継手6で
構成されている。取付板4はこれの外周から環状壁7を
背面側に向けて一体に延設することで、取付板4の背面
側に手摺棒1Aの端部に外嵌する背面凹部8が形成され
ている。
【0015】軸部5の外周面の同一円周上には、ねじ係
合用の円弧溝9と、突起係合用の円弧溝10とを相対向
させて形成している。突起係合用の円弧溝10と軸部5
の端面5aとの間の溝側壁10aに切欠11を形成す
る。この切欠11は円弧溝10の円周方向中央付近から
軸部5の端面5aにわたって棒軸心方向に平行に形成す
る。軸部5の端面5aには、3個の取付穴12を前記背
面凹部8の内底にまで貫通するよう棒軸心方向に平行に
設ける。軸部5の端面5aの角部には、後述する雌継手
15の軸部受穴16への挿入を容易にするための面取り
部13が形成されている。
【0016】図1および図4において、第2継手部材3
は、他方の手摺棒1Bの切断端面1bに固定されるホル
ダー14と、このホルダー14の外周に棒軸心まわりに
回転自在に支持される雌継手15とを備えている。雌継
手15は、前記軸部5を受け入れる軸部受穴16を有す
るリング形状に形成されており、その外周一部に軸部受
穴16にまで貫通するよう径方向に形成されたねじ穴1
7と、軸部受穴16の内周面上における前記ねじ穴17
と対向する位置に形成された突起18と、ねじ穴17に
ねじ込まれる止めねじ19とを有する。
【0017】止めねじ19の先端19aは先すぼまり状
のテーパに形成している。雌継手15はこれの正面15
aの外周から環状壁20を一体に延設することで、正面
15a側に雄継手6の取付板4に外嵌する正面凹部21
を形成し、また背面15bの外周から段22a付きの環
状壁22を一体に延設することで、背面15b側に手摺
棒1Bの端部に外嵌する背面凹部23を形成している。
軸部受穴16の内奥端の内周には内向き鍔部24が内向
きに張り出し形成されている。軸部受穴16の正面開口
端の角部には、雄継手6の軸部5の挿入を容易にするた
めの面取り部25を形成する。
【0018】ホルダー14は、図4に示すごとく部分円
弧状の頂角部14aおよび底角部14b・14bを有す
るほぼ三角形板状に形成されて、前記雌継手15の内向
き鍔部24の内周に遊嵌する取付ボス部26と、この取
付ボス部26の頂角部14aおよび底角部14b・14
bからそれぞれ外方へ張り出し形成されて前記軸部受穴
16の内周に遊嵌する外向き鍔部27とを有する形に形
成している。取付ボス部26には3個の取付穴28を設
ける。
【0019】取付ボス部26の軸方向厚みは、内向き鍔
部24の軸方向厚みより僅かに大きく寸法設定してお
く。さらに、外向き鍔部27の外径は軸部受穴16の内
径よりも僅かに小さく、また取付ボス部26の外径は内
向き鍔部24の内径より僅かに小さく寸法設定する。い
ずれも、雌継手15をホルダー14で支持した状態にお
いて、両者15・14間に適度の遊動隙間を与えて、雌
継手15の回転動作を軽快にし、かつ雄継手6の中心と
ホルダー14の中心とのずれを吸収するためである。
【0020】使用に際しては、図1に示すように、雄継
手6の取付板4の背面凹部8を一方の手摺棒1Aの切断
端部に外嵌し、木ねじなどの取付ねじ29を取付穴12
に通して手摺棒1Aにねじ込むことにより、第1継手部
材2を手摺棒1Aの端部に固定する。その際、手摺棒1
Aの切断端面1aと取付板4との重合面間の外周は環状
壁7で覆い隠される。
【0021】一方、第2継手部材3の雌継手15は、ホ
ルダー14を用いて他方の手摺棒1Bの端部に取り付け
る。この取り付けに際しては、先ずホルダー14を軸部
受穴16内へ挿入して、該ホルダー14の外向き鍔部2
7を雌継手15の内向き鍔部24の内面に当接させると
ともに、取付ボス部26の背面端部を雌継手15の背面
凹部23内へ僅かに突出させる。次いで、雌継手15の
背面凹部23を手摺棒1Bの切断端部に外嵌し、木ねじ
などの取付ねじ30を取付穴28に通して手摺棒1Bの
端部にねじ込むことにより、第2継手部材3を手摺棒1
Bの端部に装着する。この装着状態において、雌継手1
5はホルダー14を中心にして棒軸心まわりに自由に回
転でき、雌継手15の軸方向への移動は外向き鍔部27
と手摺棒1Bの切断端面1bとの間で規制される。手摺
棒1Bの切断端面1bと雌継手15との重合面間の外周
は環状壁22で覆い隠される。
【0022】このように第1継手部材2が固定された手
摺棒1Aと、第2継手部材3が固定された手摺棒1Bと
を接続するには、雄継手6の軸部5を雌継手15の軸部
受穴16に差し込む。その際、軸部5の切欠11は軸部
受穴16内の突起18を通過させて、該突起18を突起
係合用の円弧溝10内に導入する。しかる後、円弧溝1
0内の円周方向一端又は他端の端壁10b(図4参照)
が突起18に突き当たるまで雌継手15を棒軸心まわり
に左又は右方向に少し回転させる。すると、図2に示す
ように、該円弧溝10内に突起18が係合して軸部5が
軸部受穴16から抜け出ることのない仮止め状態が得ら
れる。これと同時に、雌継手15のねじ穴17がねじ係
合用の円弧溝9と正対する状態が得られるので、止めね
じ19をねじ穴17にねじ込む。止めねじ19は手摺棒
1Bの下面側に隠れて外部から見えにくいように雌継手
15のねじ穴17を手摺棒1Bの下面側に指向させたう
えでこれにねじ込まれる。この止めねじ19のねじ込み
によってそのテーパ状の先端19aがねじ係合用の円弧
溝9内に挿入して係合する本締め状態(図2参照)が得
られる。
【0023】この本締め状態では、止めねじ19の先端
19aが円弧溝9の一対の溝開口縁に接当して、軸部5
の軸方向の遊動を阻止するとともに、突起18が円弧溝
10に係合しているので、軸部5が軸部受穴16内でが
たついたり、抜け出るのを確実に防止できる。これによ
り手摺棒1A・1Bの端どうしを強固に接続することが
でき、手摺棒1A・1Bどうしの相対回転をも防止でき
る。
【0024】上記止めねじ19のねじ込みに先立って、
図3に示すごとくねじ穴17の中心軸aが円弧溝9の溝
幅方向中心軸bよりも軸部受穴16の内奥方向xに少し
偏するように位置設定しておくと、止めねじ19のねじ
込みに伴い、そのテーパ状の先端19aが円弧溝9内の
一側壁9aに当接して楔作用で雄継手6が軸部受穴16
の内奥方向xへ引き込み勝手になり、より強固な接続状
態が得られる。
【0025】手摺棒1A・1Bの切断端面1a・1bの
軸心中心に対する直交度、つまり切断精度が低いと、雄
継手6およびホルダー14の中心軸が傾く。こうした場
合にも、雌継手15はホルダー14に対して遊動隙間の
分だけ傾動できるので、雌雄の継手15・6を支障なく
接続できる。
【0026】ねじ係合用の円弧溝9は断面角形に代え
て、断面形状が外方拡開状のV形状または台形状であっ
てもよい。突起18は1個に限られず、2個以上であっ
てもよい。突起18を2個以上設ける場合は、軸部5の
同一円周上に該突起18の個数と対応する数だけの突起
係合用の円弧溝10をそれぞれ、ねじ係合用の円弧溝9
と対向するように設ける。
【0027】
【発明の効果】本発明の手摺継手具によれば、片方の手
摺棒1Bの端部に対し雌継手15をホルダー14で回転
自在に支持し、組み付け途上で雌継手15を回転操作可
能にしてあるので、止めねじ19の頭の露出位置を手摺
棒の下面側に容易に納めることができて外観的体裁を良
好にする。そのうえで、雌継手15の回転操作によって
突起18を円弧溝10に容易に係合させることができ、
手摺棒1A・1Bの接続作業が能率よく行える。単一の
止めねじ19を円弧溝9に係合させるに加えて突起18
を円弧溝10に係合させるので、雌雄継手15・6どう
しをきわめて強固に接続することができる。
【0028】雌継手15がホルダー14に対して僅かに
傾動できるようにしてあるので、雄継手6とホルダー1
4の中心がずれている場合にも、このずれを雌継手15
で吸収して、手摺棒1A・1Bの端どうしを支障なく接
続できる。手摺棒1A・1Bの切断精度が低い場合に
も、手摺棒1A・1Bを体裁良く接続でき、棒端面の修
正加工を省ける分だけ施工能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】手摺継手具を手摺棒の端部に取り付けた状態の
断面図である。
【図2】手摺棒が手摺継手具で接続された状態の断面図
である。
【図3】円弧溝への止めねじの係合途上状態を示す断面
図である。
【図4】手摺継手具の分解斜視図である。
【符号の説明】
1A 一方の手摺棒 1B 他方の手摺棒 2 第1継手部材 3 第2継手部材 4 取付板 5 軸部 6 雄継手 9 ねじ係合用の円弧溝 10 突起係合用の円弧溝 11 切欠 14 ホルダー 15 雌継手 16 軸部受穴 17 ねじ穴 18 突起 19 止めねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに突き合わせ状に接続される手摺棒
    1A・1Bの一方の端面に固定される第1継手部材2
    と、他方の端面に固定される第2継手部材3とからな
    り、 第1継手部材2は、一方の手摺棒1Aの端面に固定され
    る取付板4と、この取付板4の中央から棒軸心方向に突
    設された軸部5とを有する雄継手6からなり、 第2継手部材3は、他方の手摺棒1Bの端面に固定され
    るホルダー14と、このホルダー14の外周に棒軸心ま
    わりに回転自在に支持された雌継手15とを備えてお
    り、 雌継手15は、前記軸部5を受け入れる軸部受穴16を
    有するリング形状に形成されて、その外周一部に軸部受
    穴16にまで貫通するよう径方向に形成されたねじ穴1
    7と、軸部受穴16の内周にねじ穴17と対向するよう
    形成された少なくとも1個の突起18と、ねじ穴17に
    ねじ込まれる止めねじ19とを有しており、 前記軸部5の外周面の同一円周上に、前記止めねじ19
    の先端19aが係合する円弧溝9と、前記突起18が係
    合する円弧溝10とを設けてあり、 前記軸部受穴16に前記軸部5を挿入するに伴い、前記
    突起18を前記円弧溝10内に誘導案内するための切欠
    11が、前記円弧溝10の一部から軸部5の端面5aに
    わたって棒軸心方向に平行に形成されている手摺継手
    具。
  2. 【請求項2】 雌継手15がホルダー14に対し回転自
    在にかつ傾動可能に支持されている請求項1記載の手摺
    継手具。
  3. 【請求項3】 止めねじ19の先端19aが先すぼまり
    状のテーパに形成され、この先端19aが円弧溝9内の
    一側壁9aに当接し、この当接による楔作用で雄継手6
    が軸部受穴16の内奥方向に引き寄せられるようにして
    ある請求項1又は2記載の手摺継手具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009521653A (ja) * 2005-12-21 2009-06-04 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 負荷逃がし弁棒コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009521653A (ja) * 2005-12-21 2009-06-04 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 負荷逃がし弁棒コネクタ

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