JP2000054180A - 電気分解装置の制御装置 - Google Patents

電気分解装置の制御装置

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JP2000054180A
JP2000054180A JP10215884A JP21588498A JP2000054180A JP 2000054180 A JP2000054180 A JP 2000054180A JP 10215884 A JP10215884 A JP 10215884A JP 21588498 A JP21588498 A JP 21588498A JP 2000054180 A JP2000054180 A JP 2000054180A
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Japan
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valve
control device
electrolyzer
water
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Application number
JP10215884A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Seki
裕之 関
Yasuhiro Kumamoto
保弘 熊本
Shigeru Kubozono
茂 久保園
Hiroshi Takamatsu
博 高松
Toshiyuki Murahashi
利行 村橋
Mikio Horimoto
幹夫 堀本
Takeshi Sugimoto
武志 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気分解装置に異常や故障が生じても、ユー
ザが所望する液体配分モードに装置の液体配分モードを
設定、変更することができるようにする。 【解決手段】 第1コントローラ41は、モード設定器
39からのモード設定情報に基づき設定スイッチA、B
の状態を確認する。設定スイッチA、B共に“OFF”
であれば、第1開閉弁31c、第2開閉弁31dを共に
開状態に制御する第2電磁弁15を駆動して内部配管1
4を閉塞し、ポンプ23の駆動停止及び電極29a、2
9b間への給電停止を行う。設定スイッチAが“OF
F”で、設定スイッチBが“ON”であれば、第1開閉
弁31cを開状態に、第2開閉弁31dを閉状態に制御
する。設定スイッチAが“ON”で、設定スイッチBが
“OFF”であれば、第1開閉弁31cを閉状態に、第
2開閉弁31dを開状態に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気分解装置の制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気分解装置において、生成した
酸性水を殺菌洗浄専用の水栓に供給する装置(酸性水生
成装置)が知られている。この装置は、所定濃度の食塩
水を電解槽に供給し、電解槽で、1対の電極に所定の電
解電流を供給することにより上記食塩水を次亜塩素酸を
含んだ酸性水と、ナトリウムを含んだアルカリ水とに電
気分解する。そして、流路切換機構により、酸性水につ
いては上記専用水栓に供給し、アルカリ水については排
出口から排出するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記装置に
おいては、酸性水供給モード、及び電極洗浄モードの2
種類のモードが設定される。酸性水供給モードでは、上
述した次亜塩素酸を含んだ酸性水は専用水栓から吐出さ
れ、ナトリウムを含んだアルカリ水は排出口へ排出され
るよう流路切換機構内の流路開閉弁が制御される。一
方、電極洗浄モードでは、上記各電極を定期的に洗浄す
る必要から電解槽内の全ての水が排出口へと排出される
よう流路切換機構内の流路開閉弁が制御される。
【0004】ここで、上記装置を使用中に、装置に何ら
かの異常や故障が生じると、装置内の制御部は装置各部
の駆動を停止すると共に、装置本体の表示器に異常(或
いは故障)が生じた旨の表示を行うか、或いはブザー等
を駆動して警告音を生じさせ、ユーザに異常(或いは故
障)が生じたことを報知する。
【0005】しかし、上記装置が酸性水供給モード中に
異常(或いは故障)が生じた場合は、上記流路開閉弁が
酸性水供給モードの状態のままで駆動を停止し、電極洗
浄モード中に異常(或いは故障)が生じた場合は、上記
流路開閉弁が電極洗浄モードの状態のままで駆動を停止
する。
【0006】そのため、酸性水供給モードのままで駆動
を停止した場合には、電解槽を通じて供給される水は専
用水栓から吐出されると共に、排出口へ排出されてしま
うことになる。一方、電極洗浄モードのままで駆動を停
止した場合には、電解槽を通じて供給される水は全て排
出口へ排出されてしまうことになる。
【0007】よって、装置に異常や故障が生じたときで
も通常の手洗い水の供給を必要とする環境に上記装置が
設置されている場合に、電極洗浄モードのままで上記装
置が駆動を停止すると、専用水栓からの水の供給が断た
れるので手洗いすらできなくなってしまい、使い勝手が
悪いという問題がある。一方、単なる手洗いではなく手
指の殺菌洗浄を必須とする環境に上記装置が設置されて
いる場合には、酸性水以外の水が専用水栓から吐出され
るのを抑制して欲しいとの要望がユーザ側から出される
ことがある。しかし、酸性水供給モードのままで上記装
置が駆動を停止すると、酸性水ではない水が吐出される
ので、上記要望に応えられないという別の問題もあっ
た。
【0008】従って本発明の目的は、電気分解装置に異
常や故障が生じても、ユーザが所望する液体配分モード
に上記装置の液体配分モードを設定、変更することがで
きるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う電気分解装置の制御装置は、電気分解装置から供給さ
れる液体の配分モードを設定するための手段と、装置の
状態が不正常のとき、装置から供給される液体の配分モ
ードを、上記の設定された配分モードに切換える手段と
を備える。
【0010】上記構成によれば、装置の状態が不正常の
とき、装置から供給される液体の配分モードを、設定さ
れた配分モードに切換えることとしたので、電気分解装
置に異常や故障が生じても、ユーザが所望する液体配分
モードに上記装置の液体配分モードを設定、変更するこ
とができる。
【0011】本発明の第1の側面に係る好適な実施形態
では、液体は食塩水であり、食塩水は電気分解装置にお
いて次亜塩素酸を含む酸性水と、ナトリウムを含むアル
カリ水とに電気分解される。上記装置は、酸性水を所定
の専用水栓から吐出させ、アルカリ水を所定の排出口へ
排出する酸性水供給モードと、食塩水を電気分解するた
めの1対の電極を洗浄する電極洗浄モードとの間で自動
的にモード切換えされる。上記装置が酸性水供給モード
のとき、装置と専用水栓とを接続する第1の配管に設け
られる第1の開閉弁、及び装置と排出口とを接続する第
2の配管に設けられる第2の開閉弁が共に開く。上記装
置が電極洗浄モードのとき、装置と専用水栓とを接続す
る第1の配管に設けられる第1の開閉弁が閉じ、装置と
排出口とを接続する第2の配管に設けられる第2の開閉
弁が開く。
【0012】上述した配分モードは、第1、第2の開閉
弁を共に開くことにより専用水栓から水を吐出し、排出
口へ水を排出する第1のモードと、第1の開閉弁を開
き、第2の開閉弁を閉じることにより専用水栓から水を
吐出するだけの第2のモードと、第1の開閉弁を閉じ、
第2の開閉弁を開くことにより排出口から水を排出する
だけの第3のモードとを含む。
【0013】上述した切換手段は、装置の状態が不正常
のとき、酸性水供給モード又は電極洗浄モードから配分
モード設定手段により設定された配分モードのいずれか
にモード切換えを行う。このモード切換えは、第1、第
2の開閉弁の双方又はいずれか一方の開/閉状態を変更
することにより行われる。装置状態の不正常には、電極
過電圧異常、電極短絡異常、電極開放異常、及び記憶部
に記憶されている情報の読み出し、又は上記記憶部への
情報の書き込み異常を含む。これらの異常のいずれかが
装置に生じたとき、装置の駆動は停止し、異常が生じた
旨が報知される。
【0014】本発明の第2の側面に従う電気分解装置の
制御方法は、電気分解装置から供給される液体の配分モ
ードを設定するための第1の過程と、上記装置の状態が
不正常のとき、装置から供給される液体の配分モード
を、設定された配分モードに切換える第2の過程とを備
える。
【0015】本発明の第3の側面に従うプログラム媒体
は、電気分解装置において、装置から供給される液体の
配分モードを設定するための手段と、装置の状態が不正
常のとき、装置から供給される液体の配分モードを、設
定された配分モードに切換える手段とを備えることを特
徴とする電気分解装置の制御装置における前記各手段と
してコンピュータを動作させるためのコンピュータプロ
グラムをコンピュータ読取可能に担持する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施形態に係る電気分
解装置の全体構成を示すブロック図である。
【0018】上記装置は、食塩水(被電解液)から次亜
塩素酸を含んだ酸性水(電解液)を生成して手洗用水栓
等に供給するためのもので、装置本体を構成する各部
と、装置本体外に設ける各部とから構成される。
【0019】装置本体は、図示のように、上水用の内部
配管(内部配管)14、16と、第2電磁弁15と、水
量センサ17と、食塩水タンク(タンク)19と、食塩
水供給配管(供給配管)21と、食塩水供給ポンプ(ポ
ンプ)23と、混合部25とを備える。装置本体は、上
記各部に加えて更に、食塩水注入管(注入管)27と、
電解槽29と、流路切換機構(切換機構)31と、モー
ド設定器39と、第1コントローラ41をも備える。一
方、装置本体外に設ける各部には、上水配管11と、第
1電磁弁13と、アルカリ水排出管(排出管)34と、
アルカリ水排出口(排出口)33と、酸性水供給管(供
給管)32と、酸性水供給用水栓(供給用水栓)35
と、センサ37と、第2コントローラ43とがある。
【0020】上水配管11は、給水源(図示しない)か
ら供給される原水を、混合部25に導くもので、第2コ
ントローラ43の制御下で開/閉動作する第1電磁弁1
3が取付けられると共に、内部配管14が分岐する。
【0021】内部配管14は、装置本体外部において上
水配管11から分岐すると共に、装置本体内部において
上水配管11に合流し、混合部25に連通する内部配管
16へ接続する。内部配管14には、第1コントローラ
41の制御下で開/閉動作する第2電磁弁15が取付け
られる。水量センサ17は、内部配管16に取付けられ
るもので、給水源(図示しない)から供給される原水の
流量Qを検出して第1コントローラ41に出力する。
【0022】本実施形態では、一定量の原水が混合部2
5に供給されるよう、上水配管11の適宜箇所に設置さ
れる給水量調整弁(例えば、弁開度の可変調整により給
水量を制御する構成の弁機構。図示しない)が、水量セ
ンサ17からの流量検出信号Qに基づいて第1コントロ
ーラ41により制御される。
【0023】タンク19には、例えば、所定濃度に設定
された食塩水が貯留されている。この食塩水は、第1コ
ントローラ41の制御下に置かれるポンプ23の駆動に
より、供給配管21を通じて混合部25に供給される。
本実施形態では、ポンプ23に、ステッピングモータ
(パルスモータ)を備えるチューブポンプが用いられて
おり、一定量の食塩水が混合部25に供給されるよう、
上記ステッピングモータが第1コントローラ41によっ
て制御される。
【0024】混合部25は、上水配管11を通じて給水
源(図示しない)から供給される一定量の原水と、供給
配管21及びポンプ23を通じてタンク19から供給さ
れる所定濃度の一定量の食塩水とを混合することによ
り、所定濃度の食塩水を生成する。そして、その生成し
た食塩水を、注入管27を通じて電解槽29に供給す
る。
【0025】電解槽29は、一対の電極端子29a、2
9bを備えている。電解槽29において、第1コントロ
ーラ41から電極端子29a、29bを通じて供給され
る所定の大きさの直流電流(電解電流)により、混合部
25から注入管27を通じて供給された食塩水が電気分
解される。この結果、強い殺菌力を有する次亜塩素酸を
含んだ酸性水が生成される。電解槽29において、各電
極端子29a、29bには、極性を反転した電流が夫々
第1コントローラ41から供給される。これにより、食
塩水から次亜塩素酸を含んだ酸性水を生成する過程で生
じる不純物が、各電極端子29a、29bに付着するの
が防止される。
【0026】本実施形態では、第1コントローラ41
が、電解槽29へ通電される積算時間が所定値に達する
と、上記各電極端子29a、29bへ供給する電流の極
性を反転させる。
【0027】切換機構31は、第1流路31aと、第2
流路31bと、第1開閉弁31cと、第2開閉弁31d
とを備える。第1流路31aは、一端側が対応する電極
端子29aに向けて開口し、他端側が供給管32を通じ
て供給用水栓35に連通している。第2流路31bは、
一端側が対応する電極端子29bに向けて開口し、他端
側が排出管34を通じて排出口33に連通している。第
1開閉弁31cは、第1流路31a側に設けられてお
り、第1コントローラ41の制御下で第1流路31aを
開/閉するようになっている。一方、第2開閉弁31d
は、第2流路31b側に設けられており、第1コントロ
ーラ41の制御下で第2流路31bを開/閉するように
なっている。本実施形態では、第1開閉弁31c及び第
2開閉弁31dとして、夫々ディスクバルブが用いられ
る。
【0028】第1開閉弁31cは、電極端子29aの極
性が正のとき、即ち、上記装置が酸性水供給モードのと
き、及びモード設定器39の操作により上記装置のモー
ドが後述する第1、第2のモードに設定された状態で装
置本体に故障或いは異常が発生したとき、第1流路31
aを開くよう第1コントローラ41により制御される。
【0029】第1開閉弁31cは、電極端子29aの極
性が負のとき、即ち、上記装置が電極洗浄モードのと
き、及びモード設定器39の操作により上記装置のモー
ドが後述する第3のモードに設定された状態で装置本体
に故障或いは異常が発生したとき、第1流路31aを閉
じるよう制御される。
【0030】第2開閉弁31dは、上記装置が酸性水供
給モードのとき、及びモード設定器39の操作により上
記装置のモードが第1、第3のモードに設定された状態
で装置本体に故障或いは異常が発生したとき、第2流路
31bを開くよう第1コントローラ41により制御され
る。
【0031】第2開閉弁31dは、電極端子29aの極
性が負のとき、即ち、上記装置が電極洗浄モードのと
き、及びモード設定器39の操作により上記装置のモー
ドが第2のモードに設定された状態で装置本体に故障或
いは異常が発生したとき、第2流路31bを閉じるよう
制御される。
【0032】ここで、上記装置が、酸性水供給モード
(即ち、図示のように電極端子29aの極性が正で電極
端子29bの極性が負)であるときには、電極端子29
a側に次亜塩素酸を含んだ酸性水が生成され、電極端子
29b側にナトリウムを含んだアルカリ水が生成され
る。上記酸性水は、第1開閉弁31cが開いているため
に電解槽29から第1流路31aを通って水栓35に供
給され、上記アルカリ水も、第2開閉弁31dが開いて
いるために電解槽29から第2流路31bを通って排出
口33へ排出される。
【0033】一方、上記装置が、電極洗浄モード(即
ち、図示とは逆に電極端子29aの極性が負で電極端子
29bの極性が正)であるときには、電極端子29a側
に上記アルカリ水が生成され、電極端子29b側に上記
酸性水が生成される。しかし、上記アルカリ水は、第1
流路31aが第1開閉弁31cによって閉じられている
ために、電解槽29から水栓35へ供給されることはな
い。これに対して、上記酸性水は、第2開閉弁31dが
開いているために、電解槽29から第2流路31bを通
じて排出口33へと排出されることになる。
【0034】排出口33は、例えば汚水排出管(図示し
ない)等に接続させて設けられており、上記装置が酸性
水供給モードのときにはアルカリ水を、上記装置が電極
洗浄モードのときには酸性水を、夫々上記汚水排出管
(図示しない)等へ排出する。
【0035】供給用水栓35は、例えば専用のシンク
(図示しない)に臨ませて設けられており、上述した酸
性水の専用水栓になっている。つまり、上記水栓35か
ら吐出されるのは上記酸性水のみであり、上記装置が電
極洗浄モードのときに電極端子29a側で生成されるア
ルカリ水は上述した理由により排出しない。
【0036】センサ37は、供給用水栓35における適
宜な箇所に設置されており、ユーザ(図示しない)が供
給用水栓35に翳した手を検出して、所定の検出信号を
第2コントローラ43に出力する。
【0037】図2は、モード設定器39により設定され
る第1開閉弁31c、第2開閉弁31dに関する予め決
められた3種類のモードについて示した説明図である。
【0038】図2に示すように、モード設定器39に
は、上記装置の異常或いは故障発生時にユーザ等が以下
に詳述する3種類のモードの中から所望のモードを選択
的に設定可能なように2種類の設定スイッチA、Bが備
えられる。モード設定器39からの出力信号は、モード
設定情報として第1コントローラ41に入力され、第1
開閉弁31c及び第2開閉弁31dは、上記装置の異常
時或いは故障時において上記設定されたモードに対応す
るように第1コントローラ41により夫々開/閉動作を
制御される。
【0039】まず、設定スイッチA、Bが共に“OF
F”であれば、上記装置の異常時或いは故障時において
第1開閉弁31c及び第2開閉弁31dが共に開く第1
のモードが設定される。第1のモードでは、排出口33
から水が排出され、供給用水栓35からは水が吐出され
る。次に、設定スイッチAが“OFF”で、設定スイッ
チBが“ON”であれば、上記装置の異常時或いは故障
時において第1開閉弁31cが開き、第2開閉弁31d
が閉じる第2のモードが設定される。第2のモードで
は、電解槽29を通じて供給される全ての水が供給用水
栓35から吐出される。更に、設定スイッチAが“O
N”で、設定スイッチBが“OFF”であれば、上記装
置の異常時或いは故障時において第1開閉弁31cが閉
じ、第2開閉弁31dが開く第3のモードが設定され
る。第3のモードでは、電解槽29を通じて供給される
全ての水が排出口33から排出される。
【0040】再び、図1に戻って、第1コントローラ4
1は、装置状態が正常か否かを判定すると共に、その判
定結果に応じた処理動作を実行する。即ち、電源(図示
しない)の故障に起因して上記各電極29a、29bに
過電圧が印加されているか否か、電源の故障等に起因し
て上記各電極29a、29b間が短絡しているか否か、
上記各電極29a、29bに接続不良や電源の故障等に
起因した電極開放異常が生じているか否かを例えば定期
的にチェックする。第1コントローラ41は、また、内
蔵しているEEPROM(図示しない)からの各種デー
タの読み込み異常や、EEPROM(図示しない)への
各種データの書込み異常が生じているか否かについても
定期的にチェックする。
【0041】上記チェックの結果、装置状態が正常であ
ると判定すると、第1コントローラ41は、水量センサ
17からの流量検出信号Q等を読込み、上水配管11に
設置される給水量調整弁や、第2電磁弁15や、ポンプ
23のステッピングモータや、第1開閉弁31cや第2
開閉弁31d等を適宜制御する。第1コントローラ41
は、また、電解槽29へ通電される積算時間が所定値に
達したことを認識したときに、上記各電極端子29a、
29bへ供給する所定の大きさの電解電流の極性を反転
させる。
【0042】一方、上記チェックの結果、電極過電圧異
常が生じたと判定すると、装置本体に設けられている表
示器(図示しない)にその旨エラー表示(エラーコード
の表示)を行うと共に第1コントローラ41の制御下に
置かれる上記各部の駆動を停止させる。また、上記チェ
ックの結果、電極短絡異常や、電極開放異常や、EEP
ROM異常が生じたと判定したときも、上記電極過電圧
異常が生じたときと同様の処理動作を実行する。次に、
モード設定器39からのモード設定情報に基づき、上述
した第1開閉弁31c及び第2開閉弁31dに対して制
御信号を出力することにより、第1開閉弁31c及び第
2開閉弁31dの開/閉状態を制御する。
【0043】第2コントローラ43は、センサ37から
の上述した検出信号を入力すると、上水配管11を閉塞
している第1電磁弁13に制御信号を出力することによ
り上水配管11を開かせる。これにより、給水源(図示
しない)から供給される上水が、内部配管16、水量セ
ンサ17を通じて混合部25に供給される。なお、上記
装置を、第1コントローラ41に加えて第2コントロー
ラ43も水量センサ17からの水量検出信号Qを読み込
めるようにし、第2コントローラ43の制御下で駆動す
るブザー(図示しない)を設ける。そして、装置に異常
が生じたとき、検出信号Qにより通水を認識すると、第
2コントローラ43はブザーを鳴動させ、止水を認識す
るとブザーの駆動を停止するように構成することも可能
である。
【0044】図3及び図4は、上記装置が正常な状態に
あるときの処理動作を主に示すフローチャートである。
【0045】図3及び図4において、上記装置の駆動電
源の投入により(ステップS51)、第1コントローラ
41は、第1開閉弁31c、及び第2開閉弁31dの開
/閉状態を検出するセンサ(図示しない)から夫々出力
される信号を読み込む(ステップS52)。そして、そ
れらの信号に基づき第1開閉弁31c、及び第2開閉弁
31dを開状態(即ち、図2で示した第1のモードが設
定されたときの状態と同じ)に制御する(ステップS5
3)。次に、供給用水栓35に翳したユーザの手をセン
サ37が検出したことによりセンサ37から所定の検出
信号が出力されると(ステップS54)、第2コントロ
ーラ43は、第1電磁弁13を駆動して上水配管11を
開く(ステップS55)。次に、装置本体に上述したよ
うな異常が生じたか否かチェックする(ステップS5
6)。このチェックの結果、異常が生じていなければ、
次のステップS57の処理動作に移行する。
【0046】即ち、水量センサ17から水量検出信号Q
が出力されると、第1コントローラ41は、上水が上水
配管11を通じて混合部25に流入したものと判断する
(ステップS57)。そして、ポンプ23を起動すると
共に、電極29a、29b間に所定の直流電圧を印加す
ることにより、食塩水を電気分解することによる電解液
の生成を開始する(ステップS58)。一方、水量セン
サ17から水量検出信号Qが出力されなかったときは、
ポンプ23の起動及び電極29a、29b間への直流電
圧の印加を行わない(ステップS59)。
【0047】上述したステップS56〜S58(又はス
テップS59)で夫々示した処理動作は、センサ37か
らの検出信号がOFFになったか、或いはステップS5
4でセンサ37より検出信号が出力されてから1分経過
するまでの間、周期的に繰り返される(ステップS6
0)。そして、センサ37からの検出信号がOFFにな
ったか、又はセンサ37より検出信号が出力されてから
1分経過すると、第2コントローラ43は、第1電磁弁
13を駆動して上水配管11を閉じさせ、第1コントロ
ーラ41は、ポンプ23の駆動停止及び電極29a、2
9b間への給電停止を行う(ステップS61)。次に、
第1コントローラ41は、上記装置の運転時間(即ち、
電気分解のための運転時間)の累計値が所定値に達した
か否かチェックする(ステップS62)。このチェック
の結果、運転時間の累計値が所定値に達していなければ
ステップS57に移行し、ステップS57からステップ
S58(又はステップS59)、ステップS60を経て
ステップS55に移行する処理動作か、或いはステップ
S60からステップS61を経てステップS62に至る
処理動作を再度実行する。
【0048】一方、ステップS62において、上記装置
の運転時間の累計値が所定値に達したことを確認したと
きは、第1コントローラ41は第1開閉弁31cを閉状
態に、第2開閉弁31dを開状態(即ち、図2で示した
第3のモードが設定されたときの状態と同じ)に夫々制
御する(ステップS63)。そして、第2電磁弁15を
駆動して内部配管14を開き、ポンプ23を起動すると
共に、電極29a、29b間にステップS57で印加し
たのと逆極性の所定の直流電圧を印加することにより、
電極洗浄動作を開始する(ステップS64)。この電極
洗浄動作は、装置本体に上述したような異常が生じたか
否か再度チェックした結果、異常が生じていなければ
(ステップS65)、洗浄動作を開始してから所定時間
が経過するまで継続され(ステップS66)、所定時間
が経過すると、第2電磁弁15を駆動して内部配管14
を閉じさせると共に、ポンプ23の駆動停止及び電極2
9a、29b間への給電停止を行う(ステップS6
7)。次に、第1開閉弁31c、及び第2開閉弁31d
を開状態(即ち、図2で示した第1のモードが設定され
たときの状態と同じ)に制御した後(ステップS6
8)、ステップS54に移行する。
【0049】図5は、上記装置に異常が生じたときの処
理動作を示すフローチャートである。
【0050】図5に示す処理動作は、図3及び図4に示
した処理動作のサブルーチンであり、図3のステップS
56(電気分解の動作実行中)又は図4のステップS6
5(電極洗浄動作実行中)において、装置本体に上述し
たような異常が生じたとき、図3及び図4の処理動作か
ら移行する。
【0051】図5において、まず、モード設定器39か
ら与えられるモード設定情報を読み込んで(ステップS
71)、設定スイッチA、Bの状態を確認する(ステッ
プS72)。
【0052】この確認の結果、設定スイッチA、B共に
“OFF”(つまり、第1のモード)であれば(ステッ
プS73)、第1開閉弁31c、第2開閉弁31dに夫
々制御信号を出力することにより、第1開閉弁31c、
第2開閉弁31dを共に開状態に制御する(ステップS
74)。その後、第2電磁弁15を駆動して内部配管1
4を閉塞すると共に、ポンプ23の駆動停止及び電極2
9a、29b間への給電停止を行う(ステップS8
0)。なお、上記装置が上述した酸性水供給モードのと
きには、第1開閉弁31c、第2開閉弁31d共に既に
開状態になっているので、ステップS74で示した処理
動作を行わず、直ちにステップS80に示した処理動作
に移行する。
【0053】一方、ステップS73で設定スイッチA、
B共に“OFF”でなければ、設定スイッチAが“OF
F”で、設定スイッチBが“ON”(つまり、第2のモ
ード)であるか否かをチェックする(ステップS7
5)。このチェックの結果、設定スイッチAが“OF
F”で、且つ、設定スイッチBが“ON”であれば、第
1開閉弁31cを開状態に、且つ、第2開閉弁31dを
閉状態に制御した後(ステップS76)、ステップS8
0に移行する。
【0054】ステップS75で設定スイッチAが“OF
F”で、設定スイッチBが“ON”でなければ、設定ス
イッチAが“ON”で、設定スイッチBが“OFF”
(つまり、第3のモード)であるか否かをチェックする
(ステップS77)。このチェックの結果、設定スイッ
チAが“ON”で、且つ、設定スイッチBが“OFF”
であれば、第1開閉弁31cを閉状態に、且つ、第2開
閉弁31dを開状態に制御した後(ステップS78)、
ステップS80に移行する。なお、上記装置が上述した
電極洗浄モードのときには、第1開閉弁31cは閉状態
に、第2開閉弁31dは開状態になっているので、ステ
ップS78で示した処理動作を行わず、直ちにステップ
S80に移行する。
【0055】ステップS77で、設定スイッチA、B共
に“ON”である場合には、第1開閉弁31cは閉状態
に、第2開閉弁31dは開状態になるよう、第1コント
ローラ41は、第1開閉弁31c、第2開閉弁31dに
制御信号を出力し(ステップS79)、ステップS80
に移行することになる。
【0056】以上説明したように、本発明の一実施形態
によれば、予めユーザ等がモード設定器39により第1
開閉弁31c、第2開閉弁31dに関する3種類のモー
ド中から所望のモードを選択して設定しておけば、上記
装置に上述したような異常が発生したときに、上記設定
したモードに自動的に切り替る。
【0057】また、装置本体内に設けた第1コントロー
ラ41とは別に外付けの第2コントローラ43を設け、
この第2コントローラ43により、上水配管11を開/
閉する第1電磁弁13を制御する構成としたので、装置
本体に異常が生じたとしても第2コントローラ43は外
付けであるため上記異常の影響を受けることはない。よ
って、ユーザが第2のモードを設定した場合には、装置
本体が異常であっても、ユーザが供給用水栓35に手を
翳せば、センサ37、第2コントローラ43及び第1電
磁弁13から成る制御系が正常に動作するので、少なく
とも手洗いだけは行うことができる。
【0058】また、第3のモードを設定した場合には、
装置本体に異常が生じたとき、電解槽29側から供給さ
れる水は全て排出口33から排出されることになる。そ
のため、手指等の殺菌を目的とする洗浄が必要な設置箇
所に上記装置が設置されている場合、第3のモードを設
定しておくことによって、上記装置の異常時に酸性水以
外の水が供給用水栓35から吐出されるのを防止でき
る。
【0059】上述したように、本発明の一実施形態で
は、予めモード設定器39により所望のモードを設定し
ておけば、装置の異常時に、その設定したモードで装置
を駆動することができる。
【0060】よって、従来装置のように、酸性水供給モ
ードにおいて装置に異常が生じると供給用水栓35から
は水が吐出し、排出口33からは水が排出される状態が
継続することもないし、電極洗浄モードにおいて装置に
異常が生じると排出口33から全ての水が排出される状
態が継続することもない。
【0061】なお、上述した内容は、あくまで本発明の
一実施形態に関するものであって、本発明が上記内容の
みに限定されることを意味するものでないのは勿論であ
る。例えば、モード設定器39として、2個の設定スイ
ッチA、Bを備える構成のものについて説明したが、上
記構成のモード設定器以外にも、第1コントローラ41
と通信することにより第1コントローラ41内に蓄積さ
れている装置各部の制御用データを書き換えるようにし
たものを用いることもできる。また、上述したようなモ
ード設定器を設けなくても、装置本体に設けられる複数
個の各種スイッチのうちの幾つかを所定の順序で操作す
ることで、上記モード設定を可能にする構成としても差
支えない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気分解装置に異常や故障が生じても、ユーザが所望す
る液体配分モードに装置の液体配分モードを設定、変更
することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電気分解装置の全体
構成を示すブロック図。
【図2】モード設定器により設定される第1、第2開閉
弁に関する予め決められた3種類のモードについて示し
た説明図。
【図3】図1の電気分解装置が正常な状態にあるときの
処理動作を主に示すフローチャート。
【図4】図1の電気分解装置が正常な状態にあるときの
処理動作を主に示すフローチャート。
【図5】図1の電気分解装置に異常が生じたときの処理
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11 上水配管 13 第1電磁弁 14、16 内部配管 15 第2電磁弁 17 水量センサ 19 食塩水タンク(タンク) 21 食塩水供給配管(供給配管) 23 食塩水供給ポンプ(ポンプ) 25 混合部 27 食塩水注入管(注入管) 29 電解槽 31 流路切換機構(切換機構) 32 酸性水供給管(供給管) 33 アルカリ水排出口(排出口) 34 アルカリ水排出管(排出管) 35 酸性水供給用水栓(供給用水栓) 37 センサ 39 モード設定器 41 第1コントローラ 43 第2コントローラ
フロントページの続き (72)発明者 熊本 保弘 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 久保園 茂 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 高松 博 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 村橋 利行 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 堀本 幹夫 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 杉本 武志 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 4D061 AA03 AA04 AB07 AB10 BA02 BB01 BB05 BB37 BB38 BB39 BD13 4K021 AB07 BA03 BC01 CA05 CA08 CA09 CA15 DC07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気分解装置において、 前記装置から供給される液体の配分モードを設定するた
    めの手段と、 前記装置の状態が不正常のとき、前記装置から供給され
    る液体の配分モードを、前記設定された配分モードに切
    換える手段と、 を備えることを特徴とする電気分解装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気分解装置の制御装置
    において、 前記液体が食塩水であり、前記食塩水が前記電気分解装
    置において次亜塩素酸を含む酸性水と、ナトリウムを含
    むアルカリ水とに電気分解されることを特徴とする電気
    分解装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の電気分解装
    置の制御装置において、 前記装置が、前記酸性水を所定の専用水栓から吐出さ
    せ、前記アルカリ水を所定の排出口へ排出する酸性水供
    給モードと、前記食塩水を電気分解するための1対の電
    極を洗浄する電極洗浄モードとの間で自動的にモード切
    換えされることを特徴とする電気分解装置の制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電気分解装置の制御装置
    において、 前記装置が前記酸性水供給モードのとき、前記装置と前
    記専用水栓とを接続する第1の配管に設けられる第1の
    開閉弁、及び前記装置と前記排出口とを接続する第2の
    配管に設けられる第2の開閉弁が共に開くことを特徴と
    する電気分解装置の制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の電気分解装置の制御装置
    において、 前記装置が前記電極洗浄モードのとき、前記装置と前記
    専用水栓とを接続する第1の配管に設けられる第1の開
    閉弁が閉じ、前記装置と前記排出口とを接続する第2の
    配管に設けられる第2の開閉弁が開くことを特徴とする
    電気分解装置の制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記
    載の電気分解装置の制御装置において、 前記配分モードが、前記第1、第2の開閉弁を共に開く
    ことにより前記専用水栓から水を吐出し、前記排出口へ
    水を排出する第1のモードと、前記第1の開閉弁を開
    き、前記第2の開閉弁を閉じることにより前記専用水栓
    から水を吐出するだけの第2のモードと、前記第1の開
    閉弁を閉じ、前記第2の開閉弁を開くことにより前記排
    出口から水を排出するだけの第3のモードとを含むこと
    を特徴とする電気分解装置の制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項記
    載の電気分解装置の制御装置において、 前記切換手段が、前記装置の状態が不正常のとき、前記
    酸性水供給モード又は前記電極洗浄モードから前記配分
    モード設定手段により設定された前記配分モードのいず
    れかにモード切換えを行うことを特徴とする電気分解装
    置の制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の電気分解装置の制御装置
    において、 前記切換手段による配分モードの切換えが、前記第1、
    第2の開閉弁の双方又はいずれか一方の開/閉状態を変
    更することにより行われることを特徴とする電気分解装
    置の制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の電気分解装置の制御装置
    において、 前記装置状態の不正常が、電極過電圧異常、電極短絡異
    常、電極開放異常、及び記憶部に記憶されている情報の
    読み出し、又は上記記憶部への情報の書き込み異常を含
    むことを特徴とする電気分解装置の制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の電気分解装置の制御装
    置において、 前記異常のいずれかが前記装置に生じたとき、前記装置
    の駆動を停止すると共に、異常が生じた旨を報知するこ
    とを特徴とする電気分解装置の制御装置。
  11. 【請求項11】 電気分解装置において、 前記装置から供給される液体の配分モードを設定するた
    めの第1の過程と、 前記装置の状態が不正常のとき、前記装置から供給され
    る液体の配分モードを、前記設定された配分モードに切
    換える第2の過程と、 を備えることを特徴とする電気分解装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 電気分解装置において、 前記装置から供給される液体の配分モードを設定するた
    めの手段と、 前記装置の状態が不正常のとき、前記装置から供給され
    る液体の配分モードを、前記設定された配分モードに切
    換える手段と、 を備えることを特徴とする電気分解装置の制御装置にお
    ける前記各手段としてコンピュータを動作させるための
    コンピュータプログラムを担持したコンピュータ読取可
    能なプログラム媒体。
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