JP2000054114A - 耐熱性、耐摩耗性に優れた膜構造 - Google Patents

耐熱性、耐摩耗性に優れた膜構造

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JP2000054114A
JP2000054114A JP22322698A JP22322698A JP2000054114A JP 2000054114 A JP2000054114 A JP 2000054114A JP 22322698 A JP22322698 A JP 22322698A JP 22322698 A JP22322698 A JP 22322698A JP 2000054114 A JP2000054114 A JP 2000054114A
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ion plating
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tialn
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Naoaki Kitagawa
直明 北川
Shinichi Okabe
信一 岡部
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カソードアーク式イオンプレーテイング法に
よる窒化膜の高温環境下で発生する酸化鉄の発生を抑
え、耐熱性と耐摩耗性を強化した膜構造を提供する。 【解決手段】 カソードアーク式イオンプレーティング
法で形成した窒化膜上に、TiAlN膜を2〜7μm形
成した膜構造。また、カソードアーク式イオンプレーテ
ィング法で形成した窒化膜上に、厚さ2〜20μmのM
gO、Al23、または、ZrO2からなる酸化膜を形
成し、更にその上にTiAlN膜を2〜7μm形成した
膜構造。また、カソードアーク式イオンプレーティング
法で形成した窒化膜上に、厚さ2〜20μmのMgO、
Al23、または、ZrO2からなる酸化膜を形成し、
更にその上に、TiAlN膜を2〜5μm形成し、更に
その上にゾル・ゲル法でシリケート膜を形成した膜構
造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カソードアーク式
イオンプレーティング法による窒化膜上に更に膜を形成
し、耐熱性、耐摩耗性を強化した膜構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】工具、金型、機械部品
等の表面を硬化させる方法として、カソードアーク式イ
オンプレーティング法が知られている。このカソードア
ーク式イオンプレーティング法は、蒸発源である金属タ
ーゲットを陰極とし、チャンバーを陽極として、これら
の間にアーク放電を起こさせ、金属蒸気をイオン化さ
せ、反応ガスもイオンとの衝突によりイオン化され、部
材表面にこれらを積層させて膜を形成するものである。
窒化膜を形成する場合は、チャンバー内に窒素原子を含
む反応ガスを導入する。
【0003】カソードアーク式イオンプレーティング法
は、金属のイオン化率が高く、また、複数の蒸発源をチ
ャンバー内の上下左右に設置できるので、複合膜や、大
型形状や複雑形状の部材に均一な厚さの膜が形成でき、
これら部材の硬質膜形成に向いている。
【0004】しかし、窒化膜が大気中の高温に曝される
と表面から酸化され膜硬度が低下し、またそれに伴い耐
摩耗性が低下する。このため、カソードアーク式イオン
プレーティング法で形成した窒化膜の使用限界温度は5
00〜600℃程度であり、工具等で使用する場合は冷
却水や冷却油を用いて温度が上がらないようにする必要
がある。またプラント用部材に用いる場合も膜の耐熱温
度以上では使用できなかった。
【0005】また、400℃以上の高温雰囲気で使用す
る場合でも常温と比較して膜性能が低下したり、表面が
酸化して摩耗特性が低下するので、冷却ができない状態
では使用できなかった。例えば、カソードアーク式イオ
ンプレーティング法で表面に窒化膜を形成した耐熱鋼を
1000℃の熱処理炉でローラーとして使用すると、5
00時間を過ぎると酸化鉄が発生し、これが成長し、隆
起してくる。
【0006】そこで本発明は、カソードアーク式イオン
プレーティング法による窒化膜の高温環境下で耐熱鋼の
酸化鉄の発生を抑え、摩耗性が低下しない膜構造を提供
することを目的する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
の本発明の膜構造は、カソードアーク式イオンプレーテ
ィング法で形成した窒化膜上に、TiAlN膜を2〜7
μm形成したことを特徴とする。
【0008】また、本発明の他の膜構造は、カソードア
ーク式イオンプレーティング法で形成した窒化膜上に、
厚さ2〜20μmのMgO、Al23、または、ZrO
2からなる酸化膜を形成し、更にその上にTiAlN膜
を2〜7μm形成したことを特徴とする。
【0009】また、本発明の他の膜構造は、カソードア
ーク式イオンプレーティング法で形成した窒化膜上に、
厚さ2〜20μmのMgO、Al23、または、ZrO
2からなる酸化膜を形成し、更にその上に、TiAlN
膜を2〜5μm形成し、更にその上にゾル・ゲル法でシ
リケート膜を形成したことを特徴とする。
【0010】ゾル・ゲル法によるシリケート膜は、例え
ば、基板上にSiO2系インクを0.5〜5μm塗布
し、250〜350℃で30分以上焼成して形成され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明方法で耐熱性、耐摩耗性に
優れた膜構造を作製するにはイオンプレーティング法や
インク法等を使用する。
【0012】カソードアーク式イオンプレーティング法
は、真空中のアーク放電によって直接金属を蒸気化し、
かつ、それをプラズマ化して金属をイオン化して膜を形
成する方法である。この時のイオン化率は80%以上に
達し、良質なコーティング膜が得られる。蒸発させよう
とする金属を水冷し、その裏面に磁石を装着し、真空容
器を正に、金属ターゲット材を負に電圧印加すると円筒
上の金属ターゲット材の表面でアーク放電が始まる。ア
ークスポットの電流密度は106〜108A/cm2でタ
ーゲット表面は4〜10×103Kの高温になり、溶融
し、金属イオン、電子が飛び出す。電子は陽極へ流れ、
ターゲット近傍には、正の電位を持つ金属イオンのプラ
ズマが形成される。金属イオンは基板と同電位の負のバ
イアス電位(100〜1000V)によって引き付けら
れ、基板に向かう。このとき、反応ガスは炉内で直流グ
ロー放電および金属イオンとの衝突によってイオン化
し、密着力に優れた膜が形成される。チャンバー内を同
じ窒素雰囲気にしながらターゲットを変えることで、C
rN、TiAlN等の異種膜が形成できる。
【0013】窒化膜は炉内を窒素雰囲気に、酸化膜は炉
内を酸素雰囲気にして、金属を蒸発源にして真空中で蒸
発させ、放電などを利用してイオン化反応させ、化学量
論的な窒素膜、又は、酸化膜が基板に形成される。それ
ぞれの膜は金属間化合物となり硬度が高く、摩耗、耐食
性に優れる。
【0014】窒化膜は耐熱温度が最大700℃で100
0℃以上の連続使用すると表面から酸化し、従来の窒化
膜より硬度、摩耗性が低下してくる。そこで、耐酸化に
強い酸化膜を窒化膜の上に積層することで、酸化膜で熱
を遮断し窒化膜の酸化を防ぎ、その下の鉄系基材の酸化
を防ぐことができる。
【0015】酸化膜の形成には、ARE法(Activated
Reactive Evaporation Process)別名、「活性化反
応性蒸着法」で行うことができる。この方法の基本的構
成は次のようになる。電子銃加熱により金属を蒸発さ
せ、基板と蒸発源の間で電圧を印加し、反応ガスをイオ
ン化する。基板はマイナスに接続し、金属イオン、反応
ガスイオンはプラスに帯電する。反応ガスは酸化膜を形
成させるために酸素を導入する。蒸発金属原子と導入さ
れた反応性ガス分子の双方が、放電によって生じたプラ
ズマ空間を通過する際にイオン化あるいは励起され、そ
れらの反応種が反応してセラミックスを形成し、基板に
堆積される。
【0016】酸化膜は、物質の生成自由エネルギーが低
く、化学的安定度が高い。一方、窒化膜は酸化膜に比べ
て硬度は硬いが、安定度に欠け、酸素雰囲気では酸化さ
れやすい。これらのことから、酸化膜と窒化膜とを組み
合わせることにより、酸化膜で酸化を抑え、窒化膜本来
の性能を発揮させることができる。窒化膜の耐摩耗性が
保て、耐酸化に耐えられる膜厚として必要な厚さは、1
0〜20μmである。
【0017】さらに耐熱性、摩耗性を増すために、Al
23を形成するAl成分が入った耐熱温度が800℃以
上のTiAlN膜を積層することができる。この膜は耐
熱と耐摩耗性に優れるが、膜応力が強いため、厚膜膜に
すると膜にクラックが発生したり、剥離したりするので
厚膜にはできない。2μm以上にすると摩耗寿命、サー
マルバリアとしての機能が低下するため膜厚は2〜7μ
m形成するとよい。
【0018】さらに耐熱性を向上させるために、SiO
2膜をソル・ゲル法で形成する。膜の形成は、例えば、
エチルシリケートインクとエタノール、硝酸、純粋を混
合しSiO2固形分濃度10%のものを調整し、最終的
に固形分濃度をエタノールで調整し、0.5〜2μm形
成するとよい。
【0019】この溶液を重合させて鉛筆硬度で9H程度
固くなるまで安定化させるには、250〜350℃の温
度で30分以上の反応温度、時間が必要である。耐熱性
を向上させるために各種方法があり、使用温度、使用時
間、求められる摩耗特性に応じて膜組成を選択する。
【0020】
【実施例】本発明の膜構造を形成し、大気中、1000
℃の高温に2時間保持した後の酸化鉄の発生の有無を観
察することによってその耐熱性と耐摩耗性を評価した。
【0021】実施例1 ・・・ 厚さ2mm、20mm
角の工具鋼(SKH51)を基材とし、膜形成にマルチ
アーク社製カソードアーク式イオンプレーティング装置
を用いた。ターゲットはCrとTiAl(Al濃度60
モル%)のものを一つのチャンバーに取り付けた。基板
をエタノールで超音波洗浄した後、真空チャンバー内に
セットして2×10-5Torr以下まで排気した。−8
00Vのバイアス電圧を印加し、Crイオンのメタルボ
ンバードで基板表面を洗浄、加熱、Crイオンの打ち込
みを行い基板温度を450℃にした。
【0022】次に、N2ガスを50mTorrまで導入
し、バイアス電圧−300VでCrN膜を20μm形成
した。
【0023】そのままの真空状態を維持して、再度、チ
ャンバー内を2×10-5Torrまで排気した後、基板
に−1000Vのバイアス電圧を印加してTiメタルボ
ンバードを行い、基板が500℃になるまで加熱した。
続いて、窒素ガスを3×10-2Torrまで導入し、バ
イアス−50VにしてTiAlN膜を3μm形成した。
【0024】この基材を大気中、1000℃の高温に2
時間保持した後は、表面の平滑性は保たれ、CrN膜表
面には酸化鉄が発生せず、断面にも酸化層は観察されな
かった。また表面硬度はHV1900であった。
【0025】実施例2 ・・・ 実施例1と同様の基材
に、実施例1と同様の装置、同様の方法で、CrN膜を
20μm、TiAlN膜を3μm形成した。この後、再
度、チャンバー内を2×10-5Torrまで排気した
後、基板に−1000Vのバイアス電圧を印加し、Ti
メタルボンバードを行い、基板が500℃になるまで加
熱した。続いて、窒素ガスを3×10-2Torrまで導
入し、バイアス電圧−50VにしてTiAlNを2μm
形成した。同様なことを行い、さらにTiAlNを2μ
m形成し、合計7μmのTiAlN膜をクラック、割れ
の発生なく形成できた。
【0026】この基材を大気中、1000℃の高温に4
時間保持した後は、表面の平滑性は保たれ、CrN膜表
面には酸化鉄が発生せず、断面にも酸化層は観察されな
かった。また表面硬度はHV1900と初期のCrNの
値と変化なかった。
【0027】実施例3 ・・・ 実施例1と同様にして
CrN膜を厚さ20μmに形成した基材に、更に、神港
精器製ピアス式イオンプレーティング装置によりルツボ
にMgOのタブレット(台形型の固まり)を入れてMg
O膜を17μm形成した。成膜法は、チャンバー内に蒸
発材、基板をセット後、10-5Torr台まで排気し、
300℃になるまで加熱した。ここで神港精器製のイオ
ンプレーティング装置から基板を取り出し、実施例1と
同様の装置にセットし、TiAlNを2μm形成した。
【0028】この基材を大気中、1000℃の高温に6
時間保持した後は、表面の平滑性は保たれ、CrN膜表
面には酸化鉄が発生せず、断面にも酸化層は観察されな
かった。また表面硬度はHV1900と初期のCrNの
値と変化なかった。
【0029】実施例4 ・・・ 実施例1と同様にして
CrN膜を厚さ20μmに形成した基材に、更に、神港
精器製ピアス式イオンプレーティング装置によりAl2
3のタブレットを入れてAl23膜を10μm成膜し
た。成膜法は、チャンバー内に蒸発材、基板をセット
後、10-5Torr台まで排気し、部材が300℃にな
るまで加熱した。続いて、Arのグロー放電にさらし基
板表面を洗浄し、酸素を、5×10-4Torrになるま
で導入した。電子ビームを10kV、400mAの出力
で照射し、Al23を30分間コーティングした。ここ
で神港精器製イオンプレーティング装置から基板を取り
出し、実施例1と同様の装置にセットし、TiAlNを
2μm成膜した。
【0030】この基材を大気中、1000℃の高温に6
時間保持した後は、表面の平滑性は保たれ、CrN膜表
面には酸化鉄は発生せず、断面にも酸化層は観察されな
かった。また表面硬度はHV1900と初期のCrNの
値と変化なかった。
【0031】実施例5 ・・・ 実施例1と同様にして
CrN膜を厚さ20μmに形成した基材に、更に、神港
精器製ピアス式イオンプレーティング装置によりZrO
2のタブレットを入れてZrO2膜を10μm成膜した。
成膜法は、チャンバー内に蒸発材、基板をセット後、1
-5Torr台まで排気し、部材が300℃になるまで
加熱した。続いて、Arのグロー放電にさらし基板表面
を洗浄し、酸素を、4×10-4Torrになるまで導入
した。電子ビームを10kV、350mAの出力で照射
し、Al23を35分間コーティングした。ここで神港
精器製イオンプレーティング装置から基板を取り出し、
実施例1と同様の装置にセットし、TiAlNを2μm
成膜した。
【0032】この基材を大気中、1000℃の高温に6
時間保持した後は、表面の平滑性は保たれ、CrN膜表
面には酸化鉄は発生せず、断面にも酸化層は観察されな
かった。また表面硬度はHV1950と初期のCrNの
値と変化なかった。
【0033】実施例6 ・・・ 実施例1と同様にCr
N膜を厚さ20μmに形成した基材に、更に、実施例3
と同様にしてMgO膜を形成し、更にTiAlN膜を2
μm形成した。次に、チャンバーから基板を取り出し、
ゾル・ゲル法により酸化珪素膜を1μm形成した。シリ
カゾル液は、多摩化学工業製エトラメチルシリケートを
24.4部、エタノールを52部、1%硝酸7.9部、
純水14.7部を用いてSiO2固形分濃度が10%の
ものを調整し、最終的にSiO2固形分濃度が0.5%
となるようにエタノールで希釈しその液に基板を浸し、
1回自然乾燥させ、さらに基板を液に浸して300℃で
1時間加熱処理し、1μmの酸化珪素膜を得た。
【0034】この基材を大気中、1000℃の高温に1
5時間保持した後は、表面の平滑性は保たれ、CrN膜
表面には酸化鉄が発生せず、断面にも酸化鉄は観察され
なかった。また表面硬度はHV1900と初期の値と変
化なかった。
【0035】従来例 ・・・ 実施例1と同じ基材に実
施例1と同じ装置でCrN膜を厚さ20μm形成した。
この基材のビッカース硬度はHV1700であった。こ
の基材を大気中、1000℃の高温に2時間保持した後
は、厚さ10μmの酸化鉄層が発生し、表面には全表面
積の約半分に高さ1〜2mmの突起が観察された。ま
た、ビッカース硬度はHV900に低下していた。
【0036】
【発明の効果】本発明により、カソードアーク式イオン
プレーティング法による窒化膜の高温環境下で発生する
酸化鉄の発生を抑え、耐熱性と耐摩耗性を強化した膜構
造が提供できた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カソードアーク式イオンプレーティング
    法で形成した窒化膜上に、TiAlN膜を厚さ2〜7μ
    m形成した耐熱性、耐摩耗性に優れた膜構造。
  2. 【請求項2】 カソードアーク式イオンプレーティング
    法で形成した窒化膜上に、厚さ2〜20μmのMgO、
    Al23、または、ZrO2からなる酸化膜を形成し、
    更にその上に、TiAlN膜を2〜5μm形成した耐熱
    性、耐摩耗性に優れた膜構造。
  3. 【請求項3】 カソードアーク式イオンプレーティング
    法で形成した窒化膜上に、厚さ2〜20μmのMgO、
    Al23、または、ZrO2からなる酸化膜を形成し、
    更にその上に、TiAlN膜を2〜5μm形成し、更に
    その上にゾル・ゲル法でシリケート膜を形成した耐熱
    性、耐摩耗性に優れた膜構造。
  4. 【請求項4】 カソードアーク式イオンプレーティング
    法で形成した窒化膜上に、厚さ2〜20μmのMgO、
    Al23、または、ZrO2からなる酸化膜を形成し、
    更にその上に、TiAlN膜を2〜5μm形成し、更に
    その上にゾル・ゲル法で酸化珪素膜を0.5〜5μm塗
    布し、250〜350℃で30分以上焼成してシリケー
    ト膜を形成した耐熱性、耐摩耗性に優れた膜構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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