JP2000053287A - プリンタ - Google Patents
プリンタInfo
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- JP2000053287A JP2000053287A JP10230728A JP23072898A JP2000053287A JP 2000053287 A JP2000053287 A JP 2000053287A JP 10230728 A JP10230728 A JP 10230728A JP 23072898 A JP23072898 A JP 23072898A JP 2000053287 A JP2000053287 A JP 2000053287A
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- Granted
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- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
しに磨耗を防止することのできる用紙ガイドを含むプリ
ンタを提供することを目的とする。 【解決手段】 印字ヘッド12と、プラテン14と、印
字ヘッドへ向かう用紙18の側面の位置を規制する用紙
ガイドとを備え、該用紙ガイドが金属製の軸28Aを含
む構成とする。
Description
起こる印字用紙の斜行(幅方向の移動)を防止し、用紙
の幅方向の位置を一定に保つことが必要なプリンタに関
する。
し、用紙は用紙ホルダから印字ヘッドへ向かって供給さ
れる。図8は従来のサーマルプリンタに設けられた用紙
ホルダの例を示す図である。用紙ホルダ1は、ロール2
aに巻かれた用紙を支持するための支持部分3と、ロー
ル2aから引き出された用紙2を印字ヘッドへ向かって
ガイドする用紙ガイドとを有する。
底面用紙ガイド5と、用紙2の側面をガイドする側面用
紙ガイド6とを有する。側面用紙ガイド6は、用紙の幅
方向の位置を一定に保ち、ロール2aから引き出された
用紙2の斜行を防止するものである。用紙2は底面用紙
ガイド5及び側面用紙ガイド6を通って印字ヘッドとプ
ラテンとの間へ搬送され、印字ヘッドによって用紙2に
印字が行われる。
れた垂直なプラスチックの壁部分であり、用紙2の側面
が側面用紙ガイド6と接触すると、側面用紙ガイド6が
磨耗して、用紙2の幅方向の規制位置が変わってしまう
という問題点があった。特にラインサーマルプリンタに
おいては、印字ヘッド12を用紙2に押し付ける圧力が
大きいため、力学的に用紙が幅方向に移動しようとする
力も大きくなり、従って側面用紙ガイド6に接触する圧
力が大きいため、ラインサーマルプリンタにおいては特
に側面用紙ガイド6の磨耗が激しくなっていた。
イド6を金属製の板材で作る例があった。例えば、図9
は側面用紙ガイド6を金属製の板材で作った例を示す図
である。側面用紙ガイド6はコの字状の金属製の板材で
あり、例えば両面テープにより用紙ホルダ1に接着され
ている。金属製の側面用紙ガイド6を用いれば、プラス
チックの壁部分からなる側面用紙ガイド6よりも磨耗し
にくい。しかし、図8の側面用紙ガイド6は、製造コス
トが高価になり、そのためにプリンタのコスト上昇を招
いていた。
方向の位置を一定に保つことが必要なプリンタにおいて
は、用紙の側面をガイドするプラスチックの用紙ガイド
は磨耗しやすいという問題があった。そして側面用紙ガ
イド6が磨耗すると、用紙2の幅方向の規制位置が変わ
り、用紙2に印刷される内容が幅方向で位置ずれを起こ
すという問題があった。また、用紙の側面をガイドする
用紙ガイドを金属製の板材で作ると、プリンタのコスト
上昇を招くという問題があった。
を含むプリンタを提供することである。本発明の他の目
的は、コストの上昇を招くことなしに磨耗を防止するこ
とのできる用紙ガイドを含むプリンタを提供することで
ある。
ンタは、印字ヘッドと、プラテンと、印字ヘッドへ向か
う用紙の側面の位置を規制する用紙ガイドとを備え、該
用紙ガイドが金属製の軸を含むことを特徴とするもので
ある。この構成においては、金属製の軸を用紙ガイドと
している。金属製の軸を用紙ガイドとすることにより、
金属であるためにある程度の磨耗を防止することが達成
され、また金属製の軸は平行ピンと称され、JISの標
準品として数多く市場に流通されており、従ってコスト
が非常に安価である。
ヘッドと、プラテンと、印字ヘッドへ向かう用紙の側面
の位置を規制する用紙ガイドとを備え、該用紙ガイドが
用紙の走行方向に回転可能なローラを含むことを特徴と
するものである。この構成においては、用紙の走行方向
に回転可能なローラを用紙ガイドとすることにより、用
紙の走行に従ってローラが回転し、用紙が用紙ガイドの
特定の位置に常時摺接することがないので、用紙ガイド
の磨耗量が非常に少なくなる。
ヘッドへ向かう用紙の通路の途中に垂直に立った壁部分
を備え、該用紙ガイドは該垂直に立った壁部分に一部を
開口させて設けられた穴に配置される。また、ロールに
巻かれた用紙を支持する用紙ホルダを備え、該垂直に立
った壁部分は用紙ホルダに設けられる。
サーマルプリンタを示す側面図、図2は図1の用紙ホル
ダを示す斜視図、図3は図2の用紙ホルダの一部を示す
拡大平面図である。プリンタ10は印字ヘッド12とプ
ラテン14と、用紙ホルダ16とを有し、用紙18は用
紙ホルダ16から印字ヘッド12へ向かって(印字ヘッ
ド12とプラテン14の間へ)供給される。この実施例
のプリンタ10はラインサーマルプリンタであり、印字
ヘッド12はラインサーマル印字ヘッドである。
側壁20、22と、これらの側壁20、22の間の底壁
の一部(及び後端壁)により構成された支持部分24と
を有する。ロール18aに巻かれた用紙は支持部分24
に支持されている。支持部分24は狭い溝状の深部24
aを有し、ロール18aの直径が大きい場合にはロール
18aは深部24aの上方にある傾斜壁に支持され、ロ
ール18aの直径が小さくなるとロール18aは深部2
4aに入って深部24aの底部壁に支持される。このよ
うにして、ロール18aは支持部分24に安定的に支持
される。
ら引き出された用紙18を印字ヘッド12へ向かってガ
イドする用紙ガイドを有する。用紙ガイドは、用紙18
の底面をガイドする底面用紙ガイド26と、用紙18の
側面をガイドする側面用紙ガイド28とを有する。底面
用紙ガイド26は図1に示されるように用紙18がたる
みなくプラテン14へ導かれるように配置される。側面
用紙ガイド28は、用紙18の幅方向の位置を一定に保
ち、ロール18aから引き出された用紙18の斜行を防
止するものである。
含む。用紙ホルダ16の対向する一対の垂直な側壁2
0、22の各々は、印字ヘッド12へ向かう用紙の通路
の途中に、すなわち用紙ホルダ16の支持部分24の前
方の部位に、垂直に延びる穴30を備えている。穴30
は各側壁20、22の内面に垂直な開口部30aを有す
る。側面用紙ガイド28を構成する金属製の軸28Aが
穴30に挿入されると、金属製の軸28Aの一部が開口
部30aから露出し、各側壁20、22の内面側へ突出
する。金属製の軸28Aの直径は穴30の直径よりもわ
ずかに小さく、穴30の内周面壁は開口部30aとは反
対側に微小な突起30bを備えており、よって金属製の
軸28Aが穴30にぴったりと取付けられ、且つ金属製
の軸28Aの一部が開口部30aから確実に突出するよ
うになっている。
字ヘッド12へ向かって搬送されるときに、用紙18の
両側面が側壁20、22の穴30の開口部30aから露
出する側面用紙ガイド28の金属製の軸28Aに接触し
つつガイドされる。そして、用紙18は底面用紙ガイド
26及び側面用紙ガイド28を通って印字ヘッド12と
プラテン14との間へ搬送され、印字ヘッド12によっ
て用紙18に印字が行われる。
含む構成とすることにより、金属であるためにある程度
の磨耗を防止することが達成され、また金属製の軸28
Aは平行ピンと称され、JISの標準品として数多く市
場に流通されており、従ってコストが非常に安価であ
る。図4から図7は本発明の第2実施例を示す図であ
る。この実施例において、プリンタ10の全体的な構成
は図1のものと同様である。この実施例においては、図
1及び図2の用紙ホルダ16と同様の用紙ホルダ16が
設けられ、用紙ホルダ16は底面用紙ガイド26及び側
面用紙ガイド28を有する。側面用紙ガイド28は、用
紙の幅方向の位置を一定に保ち、ロールから引き出され
た用紙の斜行を防止するものである。
転可能なローラ28Bからなる。用紙ホルダ16の対向
する一対の垂直な側壁20、22の各々は、印字ヘッド
へ向かう用紙の通路の途中に、すなわち用紙ホルダ16
の支持部分24の前方の部位に、垂直に延びる穴40を
備えている。側面用紙ガイド28を構成するローラ28
Bは穴40に配置される。
8Bはシャフト28Cに取付けられている。ローラ28
Bとシャフト28Cとは一体的にプラスチックで作られ
る。穴40は図7に示されるように各垂直な側壁20、
22を水平に貫通する穴であり、ローラ28Bが穴40
に配置され、ローラ28Bの一部が穴40から各側壁2
0、22の内面側へ突出する。
下側の壁部分には、図4及び図6に示される長穴40A
が設けられる。長穴40Aの一端は開口し、他端は盲に
なっている。長穴40Aは穴40と連続している。ロー
ラ28Bが各側壁20、22の内面側から穴40に挿入
されるときに、ローラ28Bのシャフト28Cの上下端
部は長穴40Aの開口端部に挿入される。シャフト28
Cは長穴40Aの盲端部に位置し、長穴40Aの壁に回
転可能に支持される。
ローラ28Bのシャフト28Cと接触可能に設けられ
る。ローラ28Bが穴40に挿入されるときに、シャフ
ト28Cが突起片42を弾性変形させつつシャフト28
Cの上下端部が長穴40Aの盲端部に挿入され、シャフ
ト28Cがその位置に達すると突起片42が弾性的に復
帰してシャフト28Cを所定の位置から外れないように
維持する。
ッドへ向かって搬送されるときに、用紙の両側面が側壁
20、22の穴40から露出する側面用紙ガイド28に
接触しつつガイドされる。そして、用紙は底面用紙ガイ
ド26及び側面用紙ガイド28を通って印字ヘッドとプ
ラテンとの間へ搬送され、印字ヘッドによって用紙に印
字が行われる。
を用紙ガイド28とすることにより、用紙の走行に従っ
てローラ28Bが回転し、用紙が用紙ガイド28の特定
の位置に常時摺接することがないので、用紙ガイド28
の磨耗量を非常に少なくなる。プリンタの使用時間が経
過しても磨耗が発生しないため、印字用紙の幅方向の位
置を一定に保つことができる。
用紙ガイドを非常に安価に実現することができ、また用
紙ガイドの磨耗を非常に少なくすることができる。
示す側面図である。
る。
用紙ホルダを示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 印字ヘッドと、プラテンと、印字ヘッド
へ向かう用紙の側面の位置を規制する用紙ガイドとを備
え、該用紙ガイドが金属製の軸を含むことを特徴とする
プリンタ。 - 【請求項2】 印字ヘッドと、プラテンと、印字ヘッド
へ向かう用紙の側面の位置を規制する用紙ガイドとを備
え、該用紙ガイドが用紙の走行方向に回転可能なローラ
を含むことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項3】 印字ヘッドへ向かう用紙の通路の途中に
垂直に立った壁部分を備え、該用紙ガイドは該垂直に立
った壁部分に一部を開口させて設けられた穴に配置され
ることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ。 - 【請求項4】 ロールに巻かれた用紙を支持する用紙ホ
ルダを備え、該垂直に立った壁部分は用紙ホルダに設け
られることを特徴とする請求項3に記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23072898A JP4183309B2 (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23072898A JP4183309B2 (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | プリンタ |
Publications (2)
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---|---|
JP2000053287A true JP2000053287A (ja) | 2000-02-22 |
JP4183309B2 JP4183309B2 (ja) | 2008-11-19 |
Family
ID=16912380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23072898A Expired - Fee Related JP4183309B2 (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4183309B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019093648A (ja) * | 2017-11-24 | 2019-06-20 | 東芝テック株式会社 | ロール紙ホルダ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5994535B2 (ja) | 2012-09-28 | 2016-09-21 | スター精密株式会社 | 印刷装置の用紙搬送機構 |
-
1998
- 1998-08-17 JP JP23072898A patent/JP4183309B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019093648A (ja) * | 2017-11-24 | 2019-06-20 | 東芝テック株式会社 | ロール紙ホルダ |
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JP4183309B2 (ja) | 2008-11-19 |
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