JP2000052752A - 自動車用空気調和装置のコンデンサ - Google Patents

自動車用空気調和装置のコンデンサ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石等の異物による外部の攻撃から確実に保護
することができる「自動車用空気調和装置のコンデン
サ」を提供する。 【解決手段】 コンデンサ10の車両前方に向けて露呈
される前面に位置するように、外部の攻撃から保護する
ためのチューブガード21を、該コンデンサ10に取り
付けた。このチューブガード21は、長手方向が車幅方
向に沿う複数のルーバ板33を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空気調和
装置に用いられるコンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置は、コンプレッサ
(圧縮機)、コンデンサ(凝縮器)、リキッドタンク、
膨脹弁、エバポレータ(蒸発器)などを主たる構成部品
として有している。これらの部品は、アルミニウムある
いは銅製のパイプやゴムホースなどで接続され、内部に
は、冷媒が封入されている。
【0003】この自動車用空気調和装置において、冷房
運転は、コンプレッサから吐出された高温高圧の気化冷
媒をコンデンサで凝縮し、この液冷媒を膨脹弁を介して
エバポレータに供給し、このエバポレータにおいて空気
と熱交換を行い、冷媒によって冷却された空気を車室内
に吹出すことにより行っている。
【0004】このような自動車用空気調和装置に用いら
れるコンデンサは、図6に示すように、一般に、エンジ
ン1の冷却水の放熱のためのラジエータ2の前面に配置
されている。そして、このコンデンサ10において、車
体3の車両前方に設けられた開口部4等から取り込んだ
外気と熱交換を行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンデンサにあっては、例えば先行する他の車両による
石はね等により飛来した石等の異物が、車体3の開口部
4を通って入り込んで、コンデンサの表面に衝突すると
いう問題があった。このため、特に高速走行時には石等
の異物がコンデンサに当たって、チューブが破損する不
具合が発生する虞れがあった。
【0006】本発明は、このような従来技術の有する問
題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、石
等の異物による外部の攻撃から確実に保護することがで
きる自動車用空気調和装置のコンデンサを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、自動車用空気調和装置に用
いられるコンデンサの車両前方に向けて露呈される前面
に位置するように、外部の攻撃から保護するための保護
部材を該コンデンサに取り付けたことを特徴とする自動
車用空気調和装置のコンデンサである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の自動車用空気調和装置のコンデンサにおい
て、前記保護部材は、長手方向が車幅方向に沿う複数の
ルーバ板を備えていることを特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、上記請求
項2に記載の自動車用空気調和装置のコンデンサにおい
て、前記複数のルーバ板の隣接する各ルーバ板相互間の
各空間は、コンデンサの伝熱フィンに対応して位置され
ることを特徴とする。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、上記請求
項2に記載の自動車用空気調和装置のコンデンサにおい
て、前記ルーバ板のそれぞれは、該ルーバ板の端部を結
合する結合部により、長手方向に沿って複数に分割され
ていることを特徴とする。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、上記請求
項1に記載の自動車用空気調和装置のコンデンサにおい
て、前記保護部材は、車体側のフードロック用支柱の背
後に位置する中央近傍とその両側との3点で支持されて
コンデンサに取り付けられていることを特徴とする。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、上記請求
項1に記載の自動車用空気調和装置のコンデンサにおい
て、前記保護部材をコンデンサに取り付けるための保護
部材取付用ブラケットの少なくとも一つは、該コンデン
サを車体側に取り付けるためのコンデンサ取付用ブラケ
ットに一体的に形成されることを特徴とする。
【0013】また、請求項7に記載の発明は、上記請求
項1に記載の自動車用空気調和装置のコンデンサにおい
て、前記保護部材は、前記コンデンサと同材料若しくは
樹脂材料よりなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1(A)は、本発明の
一実施形態に係る自動車用空気調和装置のコンデンサの
平面図、図1(B)は、同正面図、図2は、同右側面
図、図3(A)は、チューブガード取付用ブラケットの
正面図、図3(B)は、同右側面図、図4は、図1のIV
−IV線に沿う断面図である。
【0015】図1および図2に示すように、コンデンサ
10は、所定長離間され、かつ平行に対設された一対の
ヘッダパイプ11,12間に、両端が開放された直状の
扁平管であるチューブ13が多数相互に平行に、ヘッダ
パイプ11,12と連通するように設けられている。そ
して、このチューブ13相互間には、伝熱フィンfが介
装されており、これらチューブ13および伝熱フィンf
により、コア部14が形成されている。なお、図1
(B)においては、チューブ13、伝熱フィンfは、コ
ア部14の一部にのみ表示し、他は図示省略してある。
【0016】ヘッダパイプ11,12は、その両端が蓋
15により密閉される。一方のヘッダパイプ11には、
冷媒を流入させる図示しない入口管が接続される入口ブ
ロック16が直付けされている。また、他方のヘッダパ
イプ12には、接続管19を介して、冷媒を流出させる
図示しない出口管が接続される出口ブロック17が取り
付けられている。
【0017】これらヘッダパイプ11,12内には、各
1枚の仕切板18が設けられている。したがって、この
コンデンサ10では、入口ブロック16に接続される入
口管からヘッダパイプ11に流入した冷媒は、複数本の
チューブ13内を通ってヘッダパイプ12内に入り、U
ターンした後にヘッダパイプ11に戻り、再度Uターン
してヘッダパイプ12内に入るように構成されている。
すなわち冷媒は、コア部14内を蛇行して流れた後、接
続管19を介して、出口ブロック17に接続される出口
管から流出するようになっている。
【0018】つまり、図示するコンデンサ10は、1群
のチューブ13内を流れる冷媒流が、一方のヘッダパイ
プ11から他方のヘッダパイプ12に向かって流れる経
路が多数形成された、いわゆる多パス式のマルチフロー
タイプとなっている。このように、このコンデンサ10
は、多量の冷媒を複数のチューブにより一括して流すと
共に、これをコア部14内で蛇行させて流す多パス式で
あるので、小型であっても熱交換性能の高い高性能のコ
ンデンサとなっている。
【0019】本実施形態では、図1および図2に示すよ
うに、コンデンサ10の車両前方に向けて露呈される前
面に位置するように、外部の攻撃から保護するための保
護部材としての板状のチューブガード21が、該コンデ
ンサ10に取り付けられている。すなわち、図6に示す
車体3の前方に開設された開口部4の車両後方に位置す
るコンデンサ10の下方部分の前面を覆うように、所定
距離だけ離間させてチューブガード21が設置されてい
る。
【0020】チューブガード21は、フードをロックす
るための係合部が形成された車体3側の図示しないフー
ドロック用支柱の背後に位置する中央近傍とその両側と
の3点で、ブラケット22,23により支持されてコン
デンサ10に取り付けられている。
【0021】このようにチューブガード21が3点支持
されているので、チューブガード21が振動してコア部
14に当たることが防止され、コア部14に損傷を与え
ることはない。また、中央のブラケット23がフードロ
ック用支柱の背後にくるように設定されているので、車
両前方からは隠れており、車体3の開口部4から取り込
んだ外気の通風をブラケット23が妨げることとならな
いように配慮されている。
【0022】また、このチューブガード21は、コンデ
ンサ10と同じ材料であるアルミニウム材料(アルミニ
ウム合金材料を含む)により製造される。したがって、
たとえばチューブガード21が石等の衝突で多少変形し
た場合などに、万一チューブガード21がコンデンサ1
0に当たったとしても、比較的柔らかい材料なのでコン
デンサ10を損傷させることはない。しかも、同じ材料
で構成すれば、チューブガード21とコンデンサ10と
は同電位となり、腐食からも防止される。なお、チュー
ブガード21を樹脂材料より製造することも可能であ
る。このようにしても、コンデンサ10を損傷させるこ
とはなく、また電気絶縁性を有するので腐食も防止する
ことができる。
【0023】チューブガード21は、ブラケット22,
23を介して、ねじ部材24,25によりコンデンサ1
0の下面に設けられたエンドプレート26に固定されて
いる。特に、両側に位置されるブラケット22は、図3
に示すように、コンデンサ10を車体3側に取り付ける
ためのコンデンサ取付用ブラケット27に一体的に形成
されている。このため、部品点数、製造工数が低減さ
れ、低コスト化が図られる。これらブラケット22,2
3は、例えばアルミニウム合金材料を用いて押出成形に
より製造されるが、樹脂材料により形成してもよい。な
お、図中符号31,32は、ねじ部材24,25がそれ
ぞれ挿通されるねじ孔を示す。
【0024】ここで、両方のブラケット22,23をコ
ンデンサ取付用ブラケット27に一体的に形成したもの
として使用することも可能である。また、チューブガー
ド21のコンデンサ10への取り付け方は適宜変更する
ことができ、ブラケットを介してねじ止めする代わり
に、リベットで固定したり、クリップを用いて固定した
りしてもよい。さらに、チューブガード21は、エンド
プレート26に固定する代わりに、例えばヘッダパイプ
11,12に固定するようにしてもよい。
【0025】コンデンサ取付用ブラケット27の板状の
先端部28は、車体3の図示しない取付溝に挿入されて
支持される。一方、ヘッダパイプ11,12には、取付
用ボス29,29がそれぞれ設けられており、図示しな
いねじ部材により車体3側に固定されるようになってい
る。
【0026】また、チューブガード21は、長手方向が
車幅方向に沿う複数のルーバ板33を備えている。これ
により、コンデンサ10のコア部14への通気を良好に
保つことができるだけでなく、チューブガード21自体
の強度ないし剛性を向上させることができる。
【0027】これらのルーバ板33のそれぞれは、図示
のように、該ルーバ板の端部を結合する結合部34によ
り、長手方向に沿って6つに分割されている。すなわ
ち、チューブガード21には、平坦な結合部34の両側
にスリット状の切欠きが形成され、この結合部34を平
坦に維持したままで、切欠きにより分離された帯状の部
分を、例えば車両前方に向けて低くなるように鉛直方向
に対して略45°にねじ曲げることにより、ルーバ板3
3が形成されている(図4参照)。なお、図1(B)で
は、ルーバ板33の曲げ状態については、図面が複雑に
なるのを避けるため表示を省略してある。
【0028】このようにルーバ板33を長手方向に沿っ
て6つに分割することにより、ルーバ板33の弦長を短
くすることができ、共振を防止することができる。な
お、ルーバ板33の長手方向に沿う分割数は、6つに限
られるものではなく適宜設定することができる。
【0029】さらに、図4に示すように、複数のルーバ
板33の隣接する各ルーバ板相互間の各空間35は、コ
ンデンサ10の伝熱フィンfに対応して位置されてい
る。したがって、空間35を通過した外気が図示矢印方
向に直接伝熱フィンfに当てられるので、熱交換性能が
向上することとなる。なお、ここでは、図示のように空
間35が伝熱フィンfの丁度前方に位置するように設定
されているが、ルーバ板33の表面に沿った空気の流れ
も生じることを考慮して、チューブガード21の上下位
置を若干ずらすように調整してもよい。
【0030】以上のように構成されたコンデンサ10
を、図6に示すように、空気調和装置として車両に搭載
し、車両を走行させた場合について説明する。例えば先
行する車両が石等の異物をはねて舞い上がらせ、これが
車体3の前方に開設された開口部4を通過してコンデン
サ10に向かって飛来したとしても、本実施形態によれ
ば、コンデンサ10の車両前方に向けて露呈される前面
に位置するようにチューブガード21が取り付けられて
いるので、異物はチューブガード21に当たって遮られ
る。したがって、コンデンサ10のコア部14に異物が
衝突してチューブ13を破損する虞れが防止され、コン
デンサ10を確実に保護することが可能となる。
【0031】なお、チューブガード21のルーバ板33
の幅寸法や曲げ角度は、石等の異物による外部の攻撃か
ら保護すると共に通気抵抗を良好に保持する観点から、
適宜変更して設定することができる。また、上記におい
ては、長手方向が車幅方向に沿う複数のルーバ板を備え
たチューブガードについて説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、保護部材としてのチ
ューブガードを、複数のスリットや通孔を有する板状体
で構成してもよく、さらには、網状体(ネット)により
構成するようにしてもよい。
【0032】図5(A)は、本発明の他の実施形態に係
る自動車用空気調和装置のコンデンサの平面図、図5
(B)は、同正面図である。
【0033】この実施形態では、チューブガード21
は、3つのブラケット23のみを介して、ねじ部材2
4,25によりコンデンサ10の下面に設けられたエン
ドプレート26に固定され、コンデンサ取付用ブラケッ
トに一体的に形成したブラケットを使用していない点で
上記実施形態1と相違している。なお、コンデンサ10
の車体3側への取り付けは、ヘッダパイプ11,12に
取り付けられた蓋15に設けられるピン部材36を利用
してなされるようになっている。但し、その他の点にお
いては上記実施形態と同様であるため、図1に示した部
材と共通する部材には同一の符号を付して、その説明を
省略する。
【0034】この実施形態によっても、チューブガード
21をコンデンサ10の下方前面に所定距離離間させて
確実に設置することができ、上記実施形態と同様の効果
を奏することができる。
【0035】なお、以上説明した実施形態は、本発明を
限定するために記載されたものではなく、本発明の技術
的思想内において当業者により種々変更が可能である。
【0036】上述した実施の形態では、マルチフロータ
イプのコンデンサについて説明したが、本発明はこのタ
イプに限定されるものではなく、例えば、プレートフィ
ンタイプやサーペンタインタイプのコンデンサにも適用
することができることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、例えば先行する車両の石はね等による石等
の異物が飛来したとしても、コンデンサの車両前方に向
けて露呈される前面に位置するように保護部材が取り付
けられているので、異物は保護部材に当たって遮られ、
外部の攻撃から確実にコンデンサを保護することができ
る。
【0038】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1の効果に加え、コンデンサへの通気を良好に保つ
ことができるだけでなく、保護部材自体の強度ないし剛
性を向上させることができる。
【0039】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項2の効果に加え、各ルーバ板相互間の各空間を通過
した外気が直接伝熱フィンに当てられるので、熱交換性
能が向上する。
【0040】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項2の効果に加え、ルーバ板の弦長を短くすることが
でき、共振を防止することができる。
【0041】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項1の効果に加え、保護部材が振動してコンデンサ表
面に当たることが防止され、コンデンサに損傷を与える
ことがなくなる。また、中央の支持点がフードロック用
支柱の背後にくるように設定されているので、車両前方
からは隠れており、取り込んだ外気の通風を支持点によ
って妨げることはない。
【0042】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項1の効果に加え、部品点数、製造工数が低減され、
低コスト化が図られる。
【0043】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項1の効果に加え、万一保護部材がコンデンサ表面に
当たったとしても、コンデンサを損傷させることがな
く、しかも、腐食からも防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は、本発明の一実施形態に係る自動車
用空気調和装置のコンデンサの平面図、(B)は、同正
面図である。
【図2】 同右側面図である。
【図3】 (A)は、チューブガード取付用ブラケット
の正面図、(B)は、同右側面図である。
【図4】 図1のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】 (A)は、本発明の他の実施形態に係る自動
車用空気調和装置のコンデンサの平面図、(B)は、同
正面図である。
【図6】 車両に搭載した状態の自動車用空気調和装置
のコンデンサを示す図である。
【符号の説明】
3…車体、 10…コンデンサ、 21…チューブガード(保護部材)、 22,23…ブラケット、 33…ルーバ板、 34…結合部、 35…空間、 f…伝熱フィン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用空気調和装置に用いられるコン
    デンサ(10)の車両前方に向けて露呈される前面に位置す
    るように、外部の攻撃から保護するための保護部材(21)
    を該コンデンサ(10)に取り付けたことを特徴とする自動
    車用空気調和装置のコンデンサ。
  2. 【請求項2】 前記保護部材(21)は、長手方向が車幅方
    向に沿う複数のルーバ板(33)を備えていることを特徴と
    する請求項1記載の自動車用空気調和装置のコンデン
    サ。
  3. 【請求項3】 前記複数のルーバ板(33)の隣接する各ル
    ーバ板相互間の各空間(35)は、コンデンサ(10)の伝熱フ
    ィン(f) に対応して位置されることを特徴とする請求項
    2記載の自動車用空気調和装置のコンデンサ。
  4. 【請求項4】 前記ルーバ板(33)のそれぞれは、該ルー
    バ板(33)の端部を結合する結合部(34)により、長手方向
    に沿って複数に分割されていることを特徴とする請求項
    2記載の自動車用空気調和装置のコンデンサ。
  5. 【請求項5】 前記保護部材(21)は、車体(3) 側のフー
    ドロック用支柱の背後に位置する中央近傍とその両側と
    の3点で支持されてコンデンサ(10)に取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の自動車用空気調和装
    置のコンデンサ。
  6. 【請求項6】 前記保護部材(21)をコンデンサ(10)に取
    り付けるための保護部材取付用ブラケット(22,23) の少
    なくとも一つは、該コンデンサ(10)を車体(3) 側に取り
    付けるためのコンデンサ取付用ブラケット(27)に一体的
    に形成されることを特徴とする請求項1記載の自動車用
    空気調和装置のコンデンサ。
  7. 【請求項7】 前記保護部材(21)は、前記コンデンサ(1
    0)と同材料若しくは樹脂材料よりなることを特徴とする
    請求項1記載の自動車用空気調和装置のコンデンサ。
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