JP2000052690A - 卓上容器 - Google Patents

卓上容器

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Publication number
JP2000052690A
JP2000052690A JP11207604A JP20760499A JP2000052690A JP 2000052690 A JP2000052690 A JP 2000052690A JP 11207604 A JP11207604 A JP 11207604A JP 20760499 A JP20760499 A JP 20760499A JP 2000052690 A JP2000052690 A JP 2000052690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
tabletop
container body
clip
Prior art date
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Pending
Application number
JP11207604A
Other languages
English (en)
Inventor
Roberto Paciello
ロベルト・パチエッロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Make Srl
Original Assignee
Make Srl
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Publication date
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Application filed by Make Srl filed Critical Make Srl
Publication of JP2000052690A publication Critical patent/JP2000052690A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開放時に容器本体の後部を持ち上げて傾斜位
置とする蓋を備える、文房具等を収容するための卓上容
器を提供する。 【解決手段】 ノートパッド、ペーパークリップ、ステ
ープル等に特に適する本発明の卓上容器は、ほぼ箱形の
容器本体(2)と蓋(4)を備える。蓋(4)は開放時
に容器本体(2)の一方の側部を他方他方の側部に対し
て回転させる。その結果、蓋(4)が卓上に支持されて
容器本体(2)の後部が上昇する。蓋(4)は互いにヒ
ンジ接続された2つの半側部(5,6)に分割されてお
り、これらのうちの一方は、ばね(17)に反作用を及
ぼすように容器本体(2)にヒンジ接続され、他方はの
弾性操作腕20等からなり、容器本体(2)の壁部と係
合することによりばね(17)に抗して蓋(4)を閉鎖
位置で保持するキャッチ・アセンブリ(18)を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、ポスト・イ
ット(登録商標)のようなノートパッド、ペーパークリ
ップ、ステープル等や、計算機、両替計算機(money ch
ange calculator)のような小型機器を収容するように
設計された卓上容器に関するものである。この卓上容器
は、卓上容器として使用することができると共に、立て
掛け用の基部となり得る蓋と、箱形の卓上容器を垂直位
置に配置するための手段とを備えている。特に、上記卓
上容器は、ディスプレー、写真、時計、温度計等の位置
決めして垂直位置に保持しなければならない物品の支持
要素となり得る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、文房
具、特にノートパッドないしは紙、ペーパークリップ、
ステープル等を収容するために特別に設計された卓上容
器を提供することであり、この卓上容器は、簡易な開放
及び閉鎖機構と、開放時に後部が持ち上げられる傾斜位
置に卓上容器を配置させる回動型の特別な蓋とを備えて
いる。
【0003】本発明の他の目的は、支承・支持要素とな
り、解放手段を操作すると簡単かつ自動的に卓上容器を
垂直位置とする蓋を備える卓上容器を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】詳しくは、本発明は、互
いにヒンジ接続された2つの異なる半側部に分割される
蓋を備える箱形の卓上容器に関するものである。これら
の半側部のうち、一方の半側部は、卓上容器の壁部へ強
制的に押圧されると共に、ばね回転装置を備えている。
他方の半側部は、弾性腕からなる閉鎖手段を備え、この
閉鎖手段の弾性腕は、蓋を閉鎖位置で保持するように卓
上容器の壁部に弾性的に係合するように設計されてい
る。
【0005】上記ばね回転装置は、まず、基部ないしは
容器本体に係合する蓋を回転させた後、基部ないしは容
器本体自体が垂直位置に配置されて卓上容器の内部及び
収容された品物が見えるように、基部ないしは容器本体
自体を蓋に対して回転させる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
詳細に説明する。添付図面において、符号1は本発明に
係る卓上容器を示している。この卓上容器1は、一対の
側壁3を有する中空本体ないしは容器本体2と、2つの
部分ないしは半側部5,6を有する蓋4とを備えてい
る。
【0007】上記蓋1の2つの半側部5,6はヒンジ7
により連結されており、大きさが異る。符号6で示され
た半側部が、符号5で示された半側部よりも短いことが
好ましい。
【0008】上記蓋4の半側部6は、図9に示すように
略円筒状である円筒状要素9,10を備える接続装置8
により、ベースに連結されている。
【0009】上記円筒状要素9,10のうち第1の円筒
状要素9は、多角形突起11等を上記側壁3の対応する
孔12に挿入して係合することにより、容器1の側壁3
の一方に固定されている。一方、第2の円筒状要素9
は、蓋4の半側部6の中空円筒状空孔13に圧入されて
いる。
【0010】上記円筒状要素9,10は共に中空であ
り、内部にクリップ14,15を有している。これらの
クリップ14,15の端部には、ばね17の屈曲した端
部が挿入される切込16が設けられている。
【0011】上記蓋4の他方の半側部5は、蓋4により
基部である容器本体2を閉鎖するための閉鎖アセンブリ
ないしはキャッチ・アセンブリ18を備えている。
【0012】このキャッチ・アセンブリ18はクリップ
19を備えてい。このクリップ19は一体に形成された
一組の弾性腕ないしは弾性操作腕20を備えている。こ
れらの弾性操作腕20は、対称に屈曲された形状を有
し、その中間でクリップ19を構成するU字形状の突起
を形成するように連結されている。
【0013】上記クリップ19は、蓋4の内面に装着さ
れた中空ケーシングないしは中空ハウジング21に挿入
される。クリップ19は、上記中空ハウジング21内を
摺動して前進及び後退可能である。上記弾性操作腕20
は、所定角度で互いに連結された複数の連続する部分か
らなり、弾性操作腕20の各角部には弾性操作腕20の
移動中に位置決め及び案内要素として機能する固定ピン
22が配置されている。
【0014】弾性操作腕20の弾性力は、通常、弾性操
作腕20の両端が蓋4の側部から突出する位置となるよ
う作用し、これら弾性操作腕20の両端は卓上容器1の
側壁3に設けられた対応するハウジングに挿入され、蓋
4を閉鎖位置で保持する。
【0015】上記クリップ19が押圧されて図4におい
て矢印Fで示す方向に後退すると、弾性操作腕20は固
定ピン22の周囲を摺動して図4に示すような形状にな
り、蓋4内に完全に格納される。その結果、蓋4が解放
され、移動位置に移動する。
【0016】蓋8に固定されたパネル23(図2参照)
は、上記弾性操作腕20がそれらの座部から外れるのを
防止している。
【0017】図面に示されているように、卓上容器1が
閉鎖位置であれば、その形状は一般的な略直方体の箱形
であるが、外部から指でクリップ19を押圧して開放位
置とするだけで、ばね17の作用により卓上容器1はカ
チッと後退し、図1及び図2に示す開放位置となる。
【0018】この開放位置では、卓上容器1の基部であ
る容器本体2は傾斜しており、蓋4の半側部6により支
持される。詳しくは、蓋4は容器本体2の後部を浮上位
置で保持し、ヒンジ7の壁部で支持される。
【0019】上記のように基部である容器本体2が傾斜
位置となると、卓上容器1は机に着席している者の方に
向くため、卓上容器1の使用が容易になる。すなわち、
上記机に着席している者にとって、卓上容器1から物を
取り出したり、紙やノートパッドへの記入を行ったりす
ることが容易になる。また、蓋4に特別なヒンジ機構を
採用しているため、例えば、蓋4を卓上に載せると共に
容器本体2を持ち上げることにより、卓上容器1を容器
本体2が垂直位置となる状態として、写真等の支持要素
として使用することができる。
【0020】容器1の開放には2つの異なる段階があ
る。第1の段階では、図6に示すように、閉鎖手段の解
放後、蓋4の半側部6が容器本体2に対して回転すると
共に、蓋4の半側部5が卓上を摺動し、卓上容器1の一
側部が上昇を開始する。
【0021】第2の段階では、図7及び図8に示すよう
に、蓋4の半側部5,6の回転が終了すると、ばね17
が容器本体2を付勢し、略垂直な位置に完全に上昇する
まで容器本体2を回転させる。
【0022】上記第2の段階は、蓋4の回転中に上記半
側部6の半側部5に対する角度が最大となったときに開
始され、スプリング17の残余の延び角度が卓上容器1
の容器本体2を回転させるために使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 開放位置にある卓上容器の概略側面図であ
る。
【図2】 開放位置にある卓上容器の概略斜視図であ
る。
【図3】 蓋解放機構の動作を示す概略図である。
【図4】 蓋解放機構の動作を示す概略図である。
【図5】 閉鎖位置にある本発明の卓上容器を示す概略
斜視図である。
【図6】 最初の開放動作時の卓上容器を示す概略斜視
図である。
【図7】 後続する開放動作時の卓上容器を示す概略斜
視図である。
【図8】 蓋をベースとして使用する作業使用時の本発
明に係る卓上容器を示す概略斜視図である。
【図9】 蓋開放及び回転装置を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 卓上容器 2 容器本体 3 側壁 4 蓋 5,6 半側部(部分) 7 ヒンジ 8 接続装置(ヒンジアセンブリ) 9,10 円筒状要素 11 多角形突起 12 孔 13 中空円筒状空孔 14,15 クリップ 16 切込 17 ばね 18 キャッチ・アセンブリ(閉鎖アセンブリ) 19 クリップ 20 弾性操作腕(弾性腕) 21 中空ハウジング(中空ケーシング) 22 固定ピン 23 パネル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノートパッド、ペーパークリップ、ステ
    ープル等や、計算機や両替計算機のような小型機器の収
    納に特に適した卓上容器であって、 略箱形の容器本体(2)と蓋(4)とを備え、該蓋
    (4)には弾性手段(17)が作用し、 該弾性手段(17)は、開放時に、蓋(4)が卓上に支
    持されて容器本体(2)の後部を上昇させる位置へ、蓋
    (4)を回転させるものである卓上容器。
  2. 【請求項2】 上記蓋(4)は、互いにヒンジ接続され
    た2つの部分(5,6)を備える請求項1に記載の卓上
    容器。
  3. 【請求項3】 上記蓋(4)は、互いにヒンジ接続され
    た2つの部分(5,6)を備え、これらの部分(5,
    6)のうち、一方の部分(6)は上記弾性手段(17)
    に反作用を及ぼすように上記容器本体(2)にヒンジ接
    続され、他方の部分(5)は閉鎖アセンブリ(18)を
    備え、 上記閉鎖アセンブリ(18)は、所定形状の弾性腕(2
    0)等からなり、容器本体(2)の壁部に係合して蓋
    (4)を閉鎖位置で保持し、上記弾性手段(17)に反
    作用を及ぼす請求項1又は請求項2に記載の卓上容器。
  4. 【請求項4】 容器本体(2)と蓋(4)とを備え、上
    記蓋(4)は略円筒状の円筒状要素(9,10)からな
    るヒンジアセンブリ(8)により容器本体(2)へヒン
    ジ接続され、 上記円筒状の要素(9,10)のうち、一方の円筒状要
    素(9)は容器本体(2)に一体に係合し、他方の円筒
    状要素(10)は蓋(4)に一体に係合し、かつ、上記
    円筒状要素(9,10)の両方にコイルばねからなる上
    記弾性手段(17)が作用する請求項2に記載の卓上容
    器。
  5. 【請求項5】 上記蓋(4)の一方の部分(5)は、蓋
    (4)により容器本体(2)を閉鎖させるキャッチ・ア
    センブリ(19,20,22)を備える請求項4に記載
    の卓上容器。
  6. 【請求項6】 上記キャッチ・アセンブリ(19,2
    0,22)は弾性腕(20)を備え、これらの弾性腕
    (20)は固定ピン(22)の周囲で所定角度をなして
    互いに接続されると共に、中央部で突起ないしはU字状
    のクリップ(19)を形成する対称な形状であり、該ク
    リップ(19)は蓋(4)の内面に装着された中空ケー
    シング(21)に挿入される請求項5に記載の卓上容
    器。
  7. 【請求項7】 上記クリップ(19)が摺動すると、固
    定ピン(22)に対して弾性腕(20)が回転及び移動
    して弾性腕(20)の両端が蓋(4)に格納され、容器
    本体(2)から蓋(4)が解放される請求項6に記載の
    卓上容器。
  8. 【請求項8】 基部となる蓋(4)と、箱形の容器本体
    (2)を備える卓上容器であって、 上記蓋(4)が立て掛け用の基部を構成し、 上記蓋(4)の開放時に、上記容器本体(2)を略垂直
    位置に移動させる弾性手段(17)を備え、 上記蓋(4)は互いにヒンジ接続された2つの半側部
    (6,5)からなり、これらのうち一方の半側部(6)
    は上記容器本体(2)の一側部にヒンジ接続され、他方
    の半側部(5)は蓋(4)を閉鎖位置に保持するロック
    手段を備える卓上容器。
  9. 【請求項9】 上記蓋(4)の回転装置は円筒状要素
    (9,10)からなり、 一方の円筒状要素(9,10)は、多角形突起(11)
    等が側壁(3)の対応する中空座部(12)に挿入され
    て係合することにより、容器本体(2)の側壁(3)に
    取り付けられ、 他方の円筒状要素(10)は、蓋(4)に設けられた中
    空円筒状空孔(13)に挿入され、 両方の円筒状要素(9,10)は中空であり、内部にば
    ねからなる上記弾性手段(17)の屈曲した端部等が係
    合するクリップ(16)等を備えることを特徴とする請
    求項1から請求項8のいずれか1項に記載の箱形の卓上
    容器。
JP11207604A 1998-07-31 1999-07-22 卓上容器 Pending JP2000052690A (ja)

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IT99U000006 1999-02-26
IT98U000017 1999-02-26
IT1999PC000006A IT1309607B1 (it) 1999-03-09 1999-03-09 Goffratore per film in materiale plastico

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101641913B1 (ko) * 2015-04-02 2016-07-22 정성길 개방각을 원하는 각도로 고정시킬 수 있는 모바일 단말기용 보호 케이스

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