JP2000052029A - 噴流型半田付け装置 - Google Patents

噴流型半田付け装置

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JP2000052029A
JP2000052029A JP10230283A JP23028398A JP2000052029A JP 2000052029 A JP2000052029 A JP 2000052029A JP 10230283 A JP10230283 A JP 10230283A JP 23028398 A JP23028398 A JP 23028398A JP 2000052029 A JP2000052029 A JP 2000052029A
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soldering
work
temperature
nozzle
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Yoshimasa Matsubara
原 賢 政 松
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TAISEI KAKEN KK
Taisei Kaken KK
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TAISEI KAKEN KK
Taisei Kaken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不活性雰囲気中において所望の半田付け品質
を得ることができ、半田付けの無鉛化に適した噴流型半
田付け装置を提供する。 【解決手段】 半田付け作業空間(13)をカバー体(14)で
覆い、カバー体にはワーク(W1,W2) の出入り口(15,21,2
2)を形成する。高温ガス噴射ノズル(18)から溶融半田(1
1)の温度低下を抑制しうる高温の不活性ガスを溶融半田
の噴流先端側に向けて噴射し、作業空間内は高温不活性
雰囲気とする。カバー体の出入り口にはカーテン形成ノ
ズル(16)を設けてガスカーテン(17)を形成し、ワークの
通過による空気の巻き込みを阻止し、高温不活性ガスを
作業空間内に閉じ込める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は噴流型半田付け装
置に関し、特に不活性雰囲気中において所望の半田付け
品質を得ることができ、半田付けの無鉛化に適した高温
半田付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子部品の端子に配線を接続す
る場合、端子に配線を巻きつけた後、半田付けするのが
一般的である。また、電子部品を実装する場合、電子部
品を印刷配線板に搭載した後、半田付けすることが行わ
れる。かかる半田付けには静止型半田付け装置や噴流型
半田付け装置等の自動半田付け装置がよく採用されてい
る。
【0003】例えば、噴流型半田付け装置では噴流ノズ
ルから溶融半田を噴流させ、半田付けすべき部位に付着
させて半田付けするという方式が一般的である。
【0004】最近、鉛やフラックスが人体等、環境に有
害であることが注目され、無鉛半田(低鉛半田も含む。
以下、単に無鉛半田という。)が採用される傾向にある
が、無鉛半田の場合には雰囲気中の酸素の存在が半田付
け品質に密接に影響することが知られるようになってき
た。
【0005】そこで、半田付け部位に不活性ガス、例え
ば窒素ガスを供給して無酸素雰囲気中で半田付けを行う
ことが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、噴流型半田付
け装置において無鉛半田を用いる場合、単に噴流ノズル
の近傍に窒素ガスを供給して窒素ガス雰囲気を形成した
だけでは所望の半田付け付け品質が得られないという問
題があった。
【0007】本件発明者は上述の問題を解決すべく鋭意
研究したところ、高温の溶融半田を噴流する噴流ノズル
の高さや大きさによっては溶融半田の噴流先端側で温度
低下が発生して溶融半田の濡れ性が低下し、又半田付け
作業の雰囲気を不活性ガス雰囲気としてもワークを溶融
半田の噴流先端側まで移動させる時に空気が雰囲気中に
持ち込まれて溶融半田の噴流先端側に酸化膜が形成さ
れ、これらが半田付け品質の低下を招来していることを
知見するに至った。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑み、不活性雰
囲気中において所望の半田付け品質を得ることができ、
半田付けの無鉛化に適した噴流型半田付け装置を提供す
ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る噴
流型半田付け装置は、高温の溶融半田を貯留する半田槽
に噴流ノズルを設け、溶融半田を噴流ノズルから噴流さ
せ、ワークの半田付け部位に付着させて半田付けを行う
ようにした噴流型半田付け装置おいて、半田付けの作業
空間を覆うとともに、上記噴流ノズルからの溶融半田の
噴流先端側に向けてワークの半田付け部位を移動させる
ための出入り口が形成されたカバー体と、上記溶融半田
の温度低下を抑制しうる高温の不活性ガスを上記噴流ノ
ズルからの溶融半田の噴流先端側に向けて噴射し、上記
カバー体によって区画された作業空間内を高温の不活性
ガス雰囲気とする高温ガス噴射ノズルと、上記カバー体
の出入り口に設けられ、不活性ガス又は不活性ガスを主
とするガスをカーテン状に噴射し、ワークの半田付け部
位が上記出入り口を通過する際における空気の巻き込み
を阻止するとともに上記作業空間内に高温の不活性ガス
を閉じ込めるカーテン形成ノズルとを備えたことを特徴
とする。
【0010】本発明の特徴の1つは半田付けの作業区間
をカバー体で覆い、溶融半田の噴流先端側に向けて高温
の不活性ガスを吹き付けて溶融半田の温度低下を抑制す
るとともに、作業空間を不活性ガス雰囲気とする一方、
カバー体のワーク出入り口に不活性ガスのカーテンを形
成し、空気の巻き込みを阻止するとともに、作業空間内
に高温の不活性ガスを閉じ込めるようにした点にある。
これにより、噴流ノズルから噴流される溶融半田の酸化
及び温度低下を防止でき、しかもワークの半田付け部位
を無酸化状態で溶融半田の噴流先端側に接触させること
ができるので、半田付け品質を大幅に向上できる。な
お、不活性ガスの温度、純度、流量等は適宜調整できる
ようにしてカバー体の出入り口の大きさや半田の特性等
に応じて制御するようにしてもよい。
【0011】本発明が適用されるワークはどのようなも
のでもよいが、電子部品には例えばコイルのボビン等、
樹脂材料で製作されているものもあり、又印刷配線板に
は熱変形しやすいものもある。従って、かかる熱に弱い
部位には低温ガスを吹き付けて熱変形やフラックス上が
りを防止するのが望ましい。しかし、半田付け中に作業
空間内に低温のガスを噴射するのは半田付け作業性の点
で好ましくない場合もある。そこで、カバー体によって
区画された作業空間には保護ガス噴射ノズルを設け、少
なくとも溶融半田の付着直後にワークの非半田付け部位
に向けて低温の不活性ガスを噴射するようにするのがよ
い。ここで、低温とはワークの非半田付け部位に熱変形
が生じない程度の温度を意味し、常温とすることができ
る。
【0012】カーテン形成ノズルは複数のガス孔を形成
したパイプをカバー体の出入り口の周縁に取付けて構成
してもよい。他方、カバー体には高温の不活性ガスの高
熱が伝達され、高温の溶融半田からの輻射熱が伝わって
いるので、作業者が知らずにカバー体に触れると、火傷
するおそれがある。そこで、カバー体を内外の二重構造
となし、カバー体の内部には低温の不活性ガスを供給し
て保護カバーとしての機能を付与する一方、カバー体の
出入り口内周縁には複数のノズル孔を形成してカーテン
形成ノズルを構成し、複数のノズル孔から低温の不活性
ガスをカーテン状に噴射されるようになすのがよい。
【0013】噴流型半田付け装置にはワークを上下方向
に移動させる方式とワークの搬送コンベアを用いてワー
クを横方向に移動させる方式とがある。前者の場合、カ
バー体の上面に出入り口を形成し、ワークの半田付け部
位を上下方向に移動させるようになすのがよい。
【0014】この場合、ワークを受ける治具を設けのが
よい。この治具は噴流ノズルの近傍に固定してもよい
が、ワークを上下方向に移動させることを考慮すると、
ワークを受けた状態で治具を上下方向に移動させるよう
にするのが好ましい。この場合、ガスカーテンによって
カバー体の出入り口は遮蔽されているので、大きな出入
り口を形成することもできるので、出入り口を治具の上
下移動と干渉しないような大きさに形成できる。また、
保護ガス噴射ノズルは治具に設けるようにしてもよい。
この場合、治具をカバー体と同様に内外の二重構造に構
成し、複数のノズル孔を形成して保護ノズルを構成する
こともできる。
【0015】また、治具を上下に移動させる場合、半田
付け中には高温の不活性ガスを、溶融半田の付着直後に
は低温の不活性ガスを切り換えて保護ガス噴射ノズルか
ら噴射させるようにすると、半田付け中には高温の不活
性ガスによって溶融半田の温度低下をより確実に抑制で
きる一方、溶融半田の付着直後には低温の不活性ガスに
よってワークの非半田付け部位に対する熱影響を阻止し
て変形やフラックス上がりを防止できるばかりでなく、
付着した溶融半田をより迅速に凝固させることができて
好ましい。
【0016】他方、搬送コンベアを用いる場合、カバー
体の一側面には入口、他側面に出口を入口と対向して形
成し、入口及び出口の周縁にはカーテン形成ノズルを設
ける一方、入口及び出口を通ってワークの搬送コンベア
を配置するのがよい。
【0017】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、半田付けの作
業区間をカバー体で覆い、溶融半田の噴流先端側に向け
て高温の不活性ガスを吹き付けて溶融半田の温度低下を
抑制するとともに、作業空間を不活性ガス雰囲気とする
一方、カバー体のワーク出入り口に不活性ガスのカーテ
ンを形成し、空気の巻き込みを阻止するとともに、高温
の不活性ガスを作業空間内に閉じ込めるようにしたの
で、噴流ノズルから噴流される溶融半田の酸化及び温度
低下を防止でき、しかもワークの半田付け部位を無酸化
状態で溶融半田の噴流先端側に接触させることができ、
通常の半田を用いる場合は勿論のこと、酸素の影響を受
けやすい無鉛半田を用いる場合にも優れた半田付け品質
を保証できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係
る噴流型半田付け装置の好ましい実施形態を示す。図に
おいて、半田槽10内に高温の溶融半田11が貯留さ
れ、半田槽10の上面には噴流ノズル12が一体的に形
成され、又半田槽10内には回転羽根(図示せず)が設
けられており、半田槽10内の溶融半田11は回転羽根
の回転によって加圧され、噴流ノズル12の上端に盛り
上がった状態に噴流されるようになっている。この噴流
ノズル12はワークWに応じた高さ及び形状に形成する
のがよい。
【0019】また、半田槽10上には半田付けの作業空
間13を覆うカバー体14が取付けられている。このカ
バー体14はステンレス製の内外の二重構造をなし、カ
バー体14の内部には常温の窒素ガスが供給されて火傷
に対する保護カバーの機能が付与されている。なお、カ
バー体14には他の金属材料や合成樹脂材料を用いても
よい。
【0020】カバー体14の中央にはワークWの出入り
口15が形成され、出入り口15の内周縁全周には複数
のノズル孔16・・・が直線状に形成されて常温の窒素
ガスがカーテン状に噴出されるようになっており、こう
して出入り口15の周縁にはガスカーテン17を形成す
るカーテン形成ノズルが構成されている。
【0021】カバー体14で区画される作業空間13内
には高温ガス噴射ノズル18が設けられ、該高温ガス噴
射ノズル18には溶融半田11の温度低下を抑制しうる
高温の窒素ガスが供給され、噴流ノズル12からの溶融
半田11の噴流先端側に向けて噴射されるとともに、作
業空間13内に高温の窒素ガス雰囲気が形成されるよう
になっている。
【0022】また、噴流型半田付け装置にはワークWを
受ける治具19が設けられ、治具19は図示しないガイ
ド機構及び駆動機構によって噴流ノズル12に対して上
下移動するようになっている。この治具19には保護ガ
ス噴射ノズル20が支持され、該保護ガス噴射ノズル2
0は半田付け中には高温の窒素ガスが、半田付け完了直
後には低温の窒素ガスが切り換えて供給されるようにな
っており、こうして少なくとも半田付け完了直後にワー
クの非半田付け部位に向けて非半田付け部位の熱変形を
防止しうる低温の不活性ガスが噴射されるようになって
いる。
【0023】なお、治具19の上面に沿って窒素ガスを
噴射する保護ガス噴射ノズルを更に設け、半田付け中に
ワークWの半田付け部位には高温の窒素ガスを吹き付け
つつ、ワークWの非半田付け部位には低温の窒素ガスを
噴射するようにすることもできる。一般に電子部品は熱
に弱い部品であり、低温の窒素ガスを吹き付けることに
よって付着した溶融半田11が迅速に凝固するので、半
田付け時間及びフィレット形成時間を短くでき、これに
より熱に起因する不良を少なくできる。また、溶融半田
11が迅速に凝固すると、電子部品の移動中の振動によ
るフィレット形成不良を少なくすることもできる。
【0024】例えば、偏向コイル(ワーク)Wのコイル
端末を端子に半田付けする場合、図1に示されるよう
に、コイル端末を端子に巻きつけた後、偏向コイルWを
治具19上に搭載する。
【0025】他方、半田付け装置については半田槽10
内の半田を加熱して溶融させ、溶融半田11を噴流ノズ
ル12から盛り上がった状態に噴流させるとともに、高
温ガス噴射ノズル18から噴流ノズル12の先端側に向
けて高温の窒素ガスを噴射させ、又出入り口15の内周
縁のノズル孔16・・・から常温の窒素ガスをカーテン
状に噴射させてガスカーテン17を形成する。
【0026】こうして準備が済み、治具19を降下させ
ると、偏向コイルWの半田付け部位はガスカーテン17
を通過して作業空間13内に入り、噴流ノズル12の溶
融半田11の盛り上がり部分と接触すると同時に、コイ
ル端末の絶縁被覆が高温の溶融半田11に接触して熱剥
離されて予備半田付けされる。
【0027】その際、噴流ノズル12の溶融半田11の
盛り上がり部分は高温の窒素ガスによって温度低下を防
止され、又作業空間13内か高温の窒素ガス雰囲気とな
っているので、酸化膜が形成されることはなく、溶融半
田11は濡れ性よく偏向コイルWの半田付け部位に接触
して付着することとなる。
【0028】また、偏向コイルWの半田付け部位が作業
区間13内に入ると、保護ガス噴射ノズル20から高温
の窒素ガスが偏向コイルWの他の部位に向けて噴射さ
れ、雰囲気の温度低下が抑制されている。
【0029】溶融半田11が偏向コイルWの半田付け部
位に付着すると、治具19が上昇されるとともに、高温
の窒素ガスから低温の窒素ガスに切り換えられて保護ガ
ス噴射ノズル20から噴射され、偏向コイルWの周囲の
雰囲気が低温となるので、半田付け部位に付着した溶融
半田11はすぐに凝固を開始する。また、常温の窒素ガ
スによって偏向コイルWの他の部位の変形やフラックス
上がりが防止されることとなる。即ち、溶融半田の接触
時、フラックスが液状化し、溶融半田とともに毛細管現
象によって電子部品の脚を伝って基板の孔を上昇して飛
散することがあるが、上方より低温ガスを吹き付ける
と、例えば液状化したフラックスが上昇してもフラック
スの飛散をやわらげることができる。
【0030】治具19が完全に上昇すると、半田付けの
済んだ偏向コイルWを取り出し、次の偏向コイルWを治
具19にセットし、上記と同様の作業を行えばよい。ま
た、余った溶融半田11は半田槽10内に戻るが、雰囲
気が非酸化状態にあるので、半田の酸化滓はほとんどで
きず、半田槽10内の溶融半田11を清浄に維持でき
る。
【0031】図3は本発明に係る噴流型半田付け装置の
第2の実施形態を示す。図において図1及び図2と同一
符号は同一又は相当部分を示す。本例ではカバー体14
の一側面に入口21が、他側面には出口22が入口21
と対向して形成され、入口21及び出口22を挿通して
ワーク搬送コンベア23が配置され、又入口21及び出
口22の内周縁には複数のノズル孔16・・・が直線状
に形成され、ガスカーテン17、17が形成されるよう
になっている。また、噴流ノズル12の位置から出口2
2の間には保護ガス噴射ノズル20が設けられ、溶融半
田11の付着した電子部品24に対し、上方から低温
(常温を含む)の窒素ガスを吹き付けて電子部品24の
熱の影響を回避できるようになっている。
【0032】例えば、印刷配線板W上に電子部品24・
・・を搭載した後、搬送コンベア23上に印刷配線板W
を搭載し、噴流ノズル12に向けて搬送すると、印刷配
線板Wは入口21側のガスカーテン17を通過し、高温
窒素ガス雰囲気の作業空間13内に入り、高温の窒素ガ
スが吹き付けられた溶融半田11の盛り上がりと接触し
て印刷配線板Wの半田付け部位には溶融半田11が付着
する。搬送コンベア23が更に印刷配線板Wを搬送する
と、溶融半田11の付着した印刷配線板Wの半田付け部
位が溶融半田11の盛り上がり部分から離れ、出口22
のガスカーテン17を通過して外部に出ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る噴流型半田付け装置の好ましい
実施形態における半田付け前の状態を示す図である。
【図2】 上記実施形態における半田付け中の状態を示
す図である。
【図3】 本発明に係る噴流型半田付け装置の第2の実
施形態を示す図である。
【符号の説明】
10 半田槽 11 溶融半田 12 噴流ノズル 13 作業空間 14 カバー体 15 出入り口 16 ノズル孔 17 ガスカーテン 18 高温ガス噴射ノズル 19 治具 20 保護ガス噴射ノズル 21 入口 22 出口 23 搬送コンベア 24 電子部品 W1 偏向コイル(ワーク) W2 印刷配線板(ワーク)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温の溶融半田を貯留する半田槽に噴流
    ノズルを設け、溶融半田を噴流ノズルから噴流させ、ワ
    ークの半田付け部位に付着させて半田付けを行うように
    した噴流型半田付け装置において、 半田付けの作業空間を覆うとともに、上記噴流ノズルか
    らの溶融半田の噴流先端側に向けてワークの半田付け部
    位を移動させるための出入り口が形成されたカバー体
    と、 上記溶融半田の温度低下を抑制しうる高温の不活性ガス
    を上記噴流ノズルからの溶融半田の噴流先端側に向けて
    噴射し、上記カバー体によって区画された作業空間内を
    高温の不活性ガス雰囲気とする高温ガス噴射ノズルと、 上記カバー体の出入り口に設けられ、不活性ガス又は不
    活性ガスを主とするガスをカーテン状に噴射し、ワーク
    の半田付け部位が上記出入り口を通過する際における空
    気の巻き込みを阻止するとともに、上記作業空間内に高
    温の不活性ガスを閉じ込めるカーテン形成ノズルとを備
    えたことを特徴とする噴流型半田付け装置。
  2. 【請求項2】 上記カバー体によって区画された作業空
    間には少なくとも溶融半田の付着直後にワークの非半田
    付け部位に向けて非半田付け部位の熱変形を防止しうる
    低温の不活性ガスを噴射する保護ガス噴射ノズルが設け
    られている請求項1記載の噴流型半田付け装置。
  3. 【請求項3】 上記カバー体が内外の二重構造をなし、
    該カバー体の内部には低温の不活性ガスが供給されて火
    傷に対する保護カバーとしての機能が付与されている一
    方、上記カバー体の出入り口内周縁には複数のノズル孔
    が形成されて上記カーテン形成ノズルが構成され、上記
    複数のノズル孔から低温の不活性ガスがカーテン状に噴
    射されるようになした請求項1記載の噴流型半田付け装
    置。
  4. 【請求項4】 上記カバー体の上面には上記出入り口が
    形成され、ワークの半田付け部位が上下方向に移動され
    るようになした請求項1ないし3のいずれかに記載の噴
    流型半田付け装置。
  5. 【請求項5】 上記ワークを受ける治具が設けられ、該
    治具には上記保護ガス噴射ノズルが設けられている請求
    項4記載の噴流型半田付け装置。
  6. 【請求項6】 上記治具がワークを受けた状態で上下方
    向に移動されるようになした請求項5記載の噴流型半田
    付け装置。
  7. 【請求項7】 上記保護ガス噴射ノズルは半田付け中に
    は高温の不活性ガスが、溶融半田の付着直後には低温の
    不活性ガスが切り換えて噴射されるようになした請求項
    5又は6記載の噴流型半田付け装置。
  8. 【請求項8】 上記カバー体の一側面には入口、他側面
    に出口が上記入口と対向して形成され、該入口及び出口
    の周縁に上記カーテン形成ノズルが設けられている一
    方、上記入口及び出口を通ってワークの搬送コンベアが
    配置されている請求項1ないし3のいずれかに記載の噴
    流型半田付け装置。
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Cited By (5)

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