JP2000051574A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2000051574A
JP2000051574A JP10239823A JP23982398A JP2000051574A JP 2000051574 A JP2000051574 A JP 2000051574A JP 10239823 A JP10239823 A JP 10239823A JP 23982398 A JP23982398 A JP 23982398A JP 2000051574 A JP2000051574 A JP 2000051574A
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JP
Japan
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lid
lid lock
lever
unit
detection switch
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Application number
JP10239823A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Takeda
▲吉▼秋 武田
Tamotsu Shikamori
保 鹿森
Yoshihiro Suzuki
好博 鈴木
Shinichi Nakazato
真一 中里
Takeo Honma
武男 本間
Tomiyoshi Sato
富義 佐藤
Hiroyuki Oshima
博之 大嶋
Kenji Furukawa
賢治 古川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】蓋ロックユニットの小形化を図って、高さの低
いトップカバーに配置できるようにした。これに加え、
蓋ロック検出スイッチに脱水異常検出スイッチをも兼ね
させ、さらに、脱水異常検出スイッチを作動させる脱水
異常検出レバーが脱水中の衣類飛び出しにも作動できる
ようにした。 【解決手段】蓋ロックユニットのユニット枠体内に、横
並びに蓋ロックソレノイドおよび蓋ロック検出スイッチ
を備え、上蓋でユニット枠体を被い、蓋ロックレバーと
脱水異常検出レバーをユニット枠体の外側に揺動自在に
支持し、脱水異常検出レバーの一方の支持点に縦長穴の
軸受孔を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機に関し、特
に洗濯機の蓋が洗濯行程または脱水行程では開けること
ができないようにロックしておくロック機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のロック機構は、蓋ロックユニット
全体をユニット枠体に納め、蓋ロックレバーのロック爪
をユニット枠体から突き出す構成にしていた。このた
め、ユニット枠体が大きくなって洗濯機に蓋ロックユニ
ットを取り付けにくいと言う問題があった。
【0003】最近、特に洗濯機の丈を低く抑えて使い易
さを求める傾向が強く、蓋ロックユニット全体を備える
トップカバーの高さをできるだけ低く抑えようとする
と、蓋ロックユニットを全体的に小さくしなければなら
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みて、蓋ロックユニットの小形化を図って、高さ
の低いトップカバーに配置できるようにしたものであ
る。
【0005】これに加え、蓋ロック検出スイッチに脱水
異常検出スイッチをも兼ねあわせ、しかも脱水異常検出
スイッチを作動させる脱水異常検出レバーが脱水中の衣
類飛び出しにも応答できるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗濯機の外枠
と、この外枠の上部に備わるトップカバーと、このトッ
プカバーに備わる開閉自在なる蓋と、トップカバーに備
わる蓋ロックユニットと、この蓋ロックユニットに備え
られ、かつ前記蓋に係合・離脱する蓋ロックレバーとを
有するものであって、蓋ロックユニットのユニット枠体
内に、横並びに蓋ロックソレノイドおよび蓋ロック検出
スイッチを備え、蓋ロックソレノイドに出入り移動する
プランジャーを備え、前記蓋ロックレバーをユニット枠
体の下側に設けた支持足の支持軸に揺動自在に支持し、
脱水異常検知レバーを支持軸の軸受孔に揺動自在に支持
し、この軸受孔は縦方向に長い縦長穴にし、蓋ロックレ
バーが前記蓋に係合して蓋を閉じておく蓋ロックの状態
では前記プランジャーの突き出しで蓋ロックレバーを蓋
ロックの状態に保持するとともに前記蓋ロック検出スイ
ッチを(オン)にし、脱水行程中に、脱水異常検知レバ
ーが作動することにより、蓋ロック検出スイッチを(オ
フ)にし、脱水中に飛び出した衣類が脱水異常検知レバ
ーに横からあたることにより、脱水異常検知レバーの一
方の支持点が縦長穴の軸受孔を滑って横に倒れかかると
蓋ロック検出スイッチを(オフ)にすることを特徴とす
るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施形態を示す全自動
洗濯機の縦断面図である。図2はこの全自動洗濯機の平
面図である。図1,図2に示すとおり、外枠1の内部に
は外槽2が吊り棒3,防振機構4をもって吊り下げられ
ている。外槽2の内部には洗濯兼脱水槽5が回転自在に
備わっている。洗濯兼脱水槽5の内底部には反転回転自
在なる撹拌翼6が備わっている。
【0009】外槽2の下面には、回転切り換え機構7,
モータ8が備わっている。切り換え機構7のプーリ9と
モータ8のプーリ10にはベルト11が掛けられてい
る。モータ8の回転は切り換え機構7により、撹拌翼6
に伝達されたり、あるいは撹拌翼6と洗濯兼脱水槽5に
伝達される。
【0010】外枠1の上部には、トップカバー12が備
わる。トップカバー12の下側には給水弁13が備えら
れ、水道が給水弁13に接続される。この給水弁13を
介して水道水が洗濯兼脱水槽5に注がれるのである。
【0011】外槽2の底部に排水路が接続され、排水路
に排水弁14が備わっている。トップカバー12の前側
内部に蓋ロックユニット15が備わっている。この蓋ロ
ックユニット15はトップカバー12に備わる二枚折り
の蓋16をロックするものである。蓋16のところに点
線で示しているのが衣類の投入口17で、この投入口1
7を塞ぐのが蓋16である。
【0012】蓋16は衣類の出し入れ以外は閉じた状態
に置かれる。脱水運転中は、もちろん洗濯運転中,給排
中も蓋16は閉じられ、しかも蓋ロックユニット15で
ロックがかけられ、蓋16を開くことができないように
なっている。
【0013】トップカバー12の前側上面には操作パネ
ル18が備わっている。この操作パネル18には各種入
力スイッチが備わっているのである。
【0014】図3は、この全自動洗濯機の大まかな全体
回路である。
【0015】図3に示すようにマイコンを含む運転制御
回路20にFLS回路21(駆動回路),電源回路2
2,スタートスイッチ23,蓋ロック解除スイッチ2
4,蓋ロック検出スイッチ25が接続されている。FL
S回路21と交流電源の間にモータ8,排水弁14,給
水弁13,蓋ロックソレノイド26が接続されている。
【0016】次に本発明の主要部である蓋ロックユニッ
ト15の実施形態を図4から図27までを参照しながら
説明する。
【0017】図4,図5,図6に示すように蓋ロックユ
ニット15は、トップカバー12の前側内部に備わる。
図4は蓋16が閉じられていない状態を、図5,図6は
蓋16が閉じられている状態を示している。
【0018】蓋ロックユニット15は、ユニット枠体3
0を有する。このユニット枠体30は、合成樹脂で形成
されている。ガラス繊維入りのポリプロピレンを用いて
いるので丈夫である。
【0019】ユニット枠体30は、前述した蓋ロックソ
レノイド26,蓋ロック検出スイッチ25が備わってい
る。蓋ロックソレノイド26には、ヨーク31とプラン
ジャー32が備わっている。
【0020】ユニット枠体30には、蓋ロックレバー4
0が回動自在に取り付けられている。
【0021】蓋ロックレバー40は、ロックレバー主体
41とストッパー42と蓋押上げ部材43を有する。
【0022】ロックレバー主体41,ストッパー42
は、ガラス繊維入りポリプロピレンの合成樹脂で形成さ
れているので丈夫である。蓋押上げ部材43はジュラコ
ン(商品名)の合成樹脂で形成されているので丈夫であ
る。
【0023】ロックレバー主体41は、図17に示すよ
うにユニット枠体30の下部に設けた支持足44,45
の支持軸46,47に回動自在に支持される。またスト
ッパー41も支持軸46,47に回動自在に支持され
る。
【0024】ロックレバー主体41は、図22,図2
3,図24に示すように、二本の柱部48,49、取付
足50,51、取付足50,51に形成した軸受穴5
2,53、ロック爪54,囲いガイド55,天板56を
有する。
【0025】ストッパー42は、図25,図26に示す
ように、柱部57,取付足58,59、取付足58,5
9に形成した軸受穴60,61、ストッパー片62,ば
ね止め片63,ガイド片64を有する。
【0026】ガイド片64は、ばね受け座65,ばね止
めピン66,案内横杆67を有する。
【0027】ロックレバー主体41は、ストッパー42
と組合される。
【0028】ロックレバー主体41の両柱部48,49
の間にストッパー42の柱部57が、囲いガイド55内
にガイド片64が、取付足50,51の間に取付足5
8,59が納まるようにして組合される。こうすること
で、ロックレバー主体41の軸受穴52,53とストッ
パー42の軸受穴60,61が揃うのである。またばね
止め片63の上端面が天板56の下面にほぼ接触するよ
うになる。
【0029】ロックレバー主体41とストッパー42が
組合されたところにさらに、蓋押上げ部材42が組合さ
れる。蓋押上げ部材43は、囲いガイド55内に嵌め込
んで組合される。囲いガイド55により、周囲よりガイ
ドされて蓋押上げ部材43は囲いガイド55内を上下に
スライドする。また蓋押上げ部材43は、内側端が案内
横杆67で受けとめられる。囲いガイド55,案内横杆
67を合せて、四面で蓋押上げ部材43は、スライド自
在に支持されるのである。
【0030】蓋押上げ部材43の内部には、図4,図
5,図6に示すように天上面から下方に突き出すばね受
け突起70が形成されている。ばね受け突起70に、前
記ばね止めピン66がスライド自在に深く挿入される。
【0031】挿入孔71が形成されている。
【0032】挿入孔71にばね止めピン66が挿入され
た状態で蓋押上げ部材43は、上下にスライドする。蓋
押上げ部材43の上下スライドの案内は、囲いガイド5
5,案内横杆67および挿入孔71とばね止めピン66
により行われるのである。
【0033】またばね受け突起70の周囲につる巻き状
の押上げばね72が嵌められ、かつ押上げばね72の上
端は蓋押上げ部材43の天上面に、押上げばね72の下
端は前記ばね受け座65をそれぞればね力で押している
ので、蓋押上げ部材43には、常に上向きの力が付勢さ
れているのである。
【0034】蓋押上げ部材43は、下端外周に抜け止め
つば73が形成されている。押上げばね72で押し上げ
られた蓋押上げ部材43は、抜け止めつば73が囲いガ
イド55の下端に当接して止められるので、蓋押上げ部
材43が囲いガイド55の上方に脱落することはない。
また蓋押上げ部材43を押上げばね72に抗して押し下
げたときには、ばね受け突起70の下端がばね受け座6
5に突き当って止められるので、蓋押上げ部材43が囲
いガイド55の下方に脱落することはないのである。
【0035】上記のようにロックレバー主体41,スト
ッパー42および蓋押上げ部材43が組合されて蓋ロッ
クレバー40が構成されるのである。
【0036】この蓋ロックレバー40は、ユニット枠体
30の支持軸46,47に軸受穴52,53および6
0,61を嵌合させて回動自在に支持されているのであ
る。ユニット枠体30について、さらに詳しく説明す
る。図4から図18までに示すように、ユニット枠体3
0は、大部分が壁80で囲まれている。ユニット枠体3
0の底板81には、立上り仕切壁82,83,84,8
5が一体に形成されている。立上り仕切壁82,83は
直角につながっている。立上り仕切壁84,85も直角
につながっている。立上り仕切壁83,立上り仕切壁8
4および壁80で前記蓋ロックソレノイド26をユニッ
ト枠体30に受け止めている。立上り仕切壁85は、蓋
ロックソレノイド26のプランジャー32のガイドにし
ている。
【0037】蓋ロック検出スイッチ25は蓋ロックソレ
ノイド26に隣接するようにしてユニット枠体30内に
納まっている。
【0038】蓋ロック検出スイッチ25は、二枚の可動
接点を有する。上側可動接片板90と下側可動接片板9
1は、支持台92に根元側が固定支持されている。上下
可動接片板90,91は、燐青銅板で形成され、間隔を
とって対向するように設けられ、先端側に接点93,9
4が備わっている。支持台92は絶縁材で形成され、上
下可動接片板90,91の間に介在する間隔保持板95
を有する。
【0039】支持台92が、支持凹部96,立上り仕切
壁82,壁80で保持されることで、蓋ロック検出スイ
ッチ25はユニット枠体30内に取り付けられるのであ
る。この蓋ロック検出スイッチ25は、洗濯機の蓋16
が開いているときには、接点93,94は開いている。
蓋16が閉じられると、接点93,94が閉じられる。
また閉じられている接点93,94は、後述する安全レ
バーが洗濯機の異常動作で作動したときに、開かれる。
詳しくは後述する。
【0040】このようにユニット枠体30には、蓋ロッ
クソレノイド26と蓋ロック検出スイッチ25が隣合せ
て横並びに収納されるのである。
【0041】蓋ロックソレノイド26と蓋ロック検出ス
イッチ25が納ったユニット枠体30は、上蓋100で
カバーされるのである。図13から図21を参照して上
蓋100および上蓋100とユニット枠体30との関係
について説明する。
【0042】図19は上蓋100を裏返して内側から見
た平面図である。図20は図19をP矢印の方から見た
P矢視図である。図21はユニット枠体30と上蓋10
0を組合せる前の向合せ状態での断面図である。図示さ
れているとおり、上蓋100は天板101の周囲を囲う
丈の低い下向壁102が形成されている。対向する個所
には係止壁103,104が下向壁102よりも下方に
延在するように形成されている。係止壁103,104
の下端内側には係止爪105,106が形成されてい
る。係止壁103,104が設けられていない個所に係
止片107が下向壁102から下方に延在するように形
成されている。係止片107の下端外側には係止爪10
8が形成されている。
【0043】ユニット枠体30と上蓋100を図21に
示すように向い合せた状態で、上蓋100をユニット枠
体30に押し込むことにより上蓋100はユニット枠体
30に取り付けられる。
【0044】上蓋100が押し込まれる際に、係止壁1
03,104の先端側が外側に広がるように曲がるの
で、押し込み易いのである。それは上蓋100,係止壁
103,104が合成樹脂(ガラス繊維入りポリプロピ
レン)で形成されているので撓み易いからである。また
係止爪105,106の先端が傾斜になっているので、
係止壁103,104を押し込む際に傾斜がついている
分、かじりが少なく、押し込み易いのである。
【0045】奥まで押し込まれると、係止爪105,1
06がユニット枠体30の壁80の下段部109,11
0に係合する。この係止爪105,106と下段部10
9の係合により、ユニット枠体30に取り付けられた上
蓋100は容易に外れないのである。
【0046】また上蓋100がユニット枠体30に取り
付けられると、ユニット枠体30の壁80に形成してい
る小溝111に、上蓋100の下向壁102に形成して
いる小突条112が嵌合する。小溝111と小突条11
2の嵌合で、ユニット枠体30の壁80と下向壁102
とは単に突き合さるだけでなく、互いに結合されて丈夫
になる。また水分もユニット枠体30内に入りづらくな
る。蓋ロック検出スイッチ25,蓋ロックソレノイド2
6の絶縁不良ないし動作不良が生じなくなるのである。
【0047】さらに上蓋100のユニット枠体30への
取り付けで、前記係止片107の係止爪108もユニッ
ト枠体30に係合する。すなわち、ユニット枠体30に
形成している差し込み孔113に係止片107が差し込
まれ、下方に設けられている下段部114に係止爪10
8が係合するので、上蓋100はユニット枠体30か
ら、さらに外れづらくなるのである。係止爪108の先
端が傾斜になっているので、差し込み孔113に係止片
107を差し込むときに、かじりが少なく、係止壁10
3,104と同様にそれだけ上蓋100をユニット枠体
30に取り付けるときの作業性がよいのである。
【0048】図15は、図14の15/I−15/II断
面図である。図16は、図14の16/I−16/II断
面図である。図14,図15に示されているように、枠
体30の底板81に、前記蓋ロック検出スイッチ25の
下側可動接片板91を操作する蓋ロック検出操作片12
0が形成されている。この蓋ロック検出操作片120
は、ユニット枠体30の底板81と一体に形成されてい
る。蓋ロック検出操作片120は、底板81とつながる
つけ根のところを除いて周囲に切り離しのための切り溝
が形成されている。この蓋ロック検出操作片120は、
前記つけ根のところの支点として上下に動く。つけ根の
ところだけがえぐられて薄肉になっているので動き易く
なっている。
【0049】蓋ロック検出操作片120の先端には、上
凸部121と下凸部122が形成されている。上凸部1
21が前記下側可動接片板91に当接する。下凸部12
2は後述する蓋ロック検出外部操作板に当接する。
【0050】また図14,図16に示されているよう
に、ユニット枠体30の底板81には、蓋ロック検出ス
イッチ25の上側可動接片板90を操作する。脱水異常
検出操作片123が形成されている。この脱水異常検出
操作片123は、ユニット枠体30の底板81と一体に
形成されている。脱水異常検出操作片123は、底板8
1とつながるつけ根のところを除いて周囲に切り離しの
ための切り溝が形成されている。この脱水異常検出操作
片123は、前記つけ根を支点として俯仰するように上
下に動く。脱水異常検出操作片123の先端上側には上
向凸部124が、中間の下側には下向凸部125が形成
されている。上向凸部124は前記上側可動接片板90
に当接する。下向凸部125は後述する脱水異常検出レ
バーの外部操作部に当接する。
【0051】図4から図10に示すように、前述した蓋
ロックレバー40は、さらに、蓋ロック検出外部操作板
130を有する。この蓋ロック検出外部操作板130
は、蓋ロックレバー40を構成するロックレバー主体4
1あるいはストッパー42と一体に形成してもよいが、
本実施形態では別体に形成されている。
【0052】蓋ロック検出外部操作板130は、蓋ロッ
クレバー40内に組込まれ、蓋ロックレバー40の回動
と一緒に揺動する。
【0053】この蓋ロック検出外部操作板130は、ロ
ックレバー主体41と同じ合成樹脂で形成されている
が、薄い金属板(鋼板,ステンレス鋼板等)で形成して
もよい。
【0054】蓋ロック検出外部操作板130は、蓋ロッ
クレバー40に取り付けるつけ根近傍に湾曲部131を
有し、その先はまっすぐ延びている。蓋ロック検出外部
操作板130の先端側には、上面に押圧凸部132が形
成されている。この押圧凸部132は前記蓋ロック検出
操作片20の下凸部122と対向する位置に設けられて
いる。
【0055】蓋ロックレバー40が揺動することによ
り、押圧凸部,下凸部122を介して蓋ロック検出操作
片120が動かされ、さらに下側可動接片板91が押し
上げるように動かされるのである。
【0056】図4から図10に示すように、脱水異常検
出レバー140は、蓋ロックレバー40と同様にユニッ
ト枠体30の支持足44,45に揺動自在に支持されて
いる。
【0057】脱水異常検出レバー140は、肩部141
と、肩部141から下方に延在する腕部142を有す
る。肩部141の先端左右には突起軸143,144が
形成されている。この突起軸143,144は、図17
に示す前記支持軸46,47の内側に形成している軸受
孔145,146に回動自在に支持される。
【0058】軸受孔146は通常の円形穴であるが、軸
受孔145は、図15,図16に示すように、上方に延
びる楕円のような縦長の穴になっている。前記支持軸4
6のほぼ上半分は開口になっているのである。
【0059】このために、突起軸145の方は縦長の軸
受孔145の範囲に上下に移動できる。つまり、円形穴
である軸受孔146に嵌った突起軸144を支点として
突起軸145が軸受孔145内を上下に移動できるの
で、脱水異常検出レバー140は図10に示す大きく傾
くように動けるのである。
【0060】もちろん、突起軸145が軸受孔145の
下側に位置したままで脱水異常検出レバー140が図6
に示すように動けるものである。
【0061】脱水異常検出レバー140は、腕部142
の上部に立上がる外部操作部147を有する。この外部
操作部147の上端は前記脱水異常検出操作片123の
下向凸部125に対向するように配置されている。
【0062】脱水異常時に、脱水異常検出レバー140
が作動し、外部操作部147で下向凸部125が押さ
れ、脱水異常検出操作片123が動かされる。
【0063】脱水異常検出レバー140の外部操作部1
47には、図7から図10に示すように係止突起150
が形成されている。この係止突起150は、図18に示
すように、ユニット枠体30の下面に形成した受け止フ
ック151に係止される。さらに脱水異常検出レバー1
40にはつるまき状の押し戻しばね152が備わってい
る。この押し戻しばね152は、脱水異常検出レバー1
40の腕部142の上部に設けたばね受け上向突起15
3とユニット枠体20の底板81の下面に形成したばね
受け下向突起154の間に取り付けられる。
【0064】この押し戻しばね152により、脱水異常
検出レバー140は、図4から図6に示す状態にあっ
て、軸受孔145,146を中心として時計方向に回わ
る力を受けるが、前記したように係止突起150が受け
止めフック151に係止されているために、図4,図5
に示す位置より右方向に行かないのである。脱水異常に
ならなければ、脱水異常検出レバー140は図4,図5
の状態に位置するのである。
【0065】蓋ロックソレノイド26について、さらに
詳しく説明する。
【0066】図11,図12,図27に示すように、蓋
ロックソレノイド26のプランジャー32にストッパー
受片160が備わっている。プランジャー32は、鋼板
等の強磁性体で形成されているのに対し、ストッパー受
片160はプラスチック(ジュラコン)で形成されてい
る。
【0067】ストッパー受片160は、底板部161
と、底板部161より高い台部162を有する。底板部
161の下面には長手方向に走るガイド溝163が形成
されている。このガイド溝163に摺動自在に嵌合する
ガイドレールが図示はされていないが前記ユニット枠体
30の底板81に設けられるのである。
【0068】前記台部162にはばね受け凹部164が
形成されている。このばね受け凹部164は矩形状をな
している。台部162の上面には連結凸部165が形成
されている。この連結凸部165は台部162の上方に
立上がるように形成され、半円柱形状をなしている。ば
ね受け凹部164の縁部に立上がるように設けられた連
結凸部165は、平坦部がばね受け凹部164の縁部と
面一になるように形成されている。
【0069】前記プランジャー32の先端側に連結孔1
66が形成されている。この連結孔166は円形状をな
している。連結孔166の内径は、前記連結凸部165
の外径と同じか、大き目にしている。プランジャー32
は、前記台部162に重ねられ、かつ連結孔166に連
結凸部165が嵌ってストッパー受片160と連結され
る。
【0070】プランジャー32とストッパー受片160
の連結は、遊びがある。円形の連結孔166と半円形の
連結凸部165と連結であるので、半径分が遊びになっ
ている。
【0071】プランジャー32の引き出しばね167
は、一端が連結孔166からばね受け凹部164に挿入
されて係止される。他端は図11,図12,図14に示
すように、ユニット枠体30の立上り仕切壁84に形成
したばね受け溝168に係止される。
【0072】この引き出しばね167のばね力で、プラ
ンジャー32は、蓋ロックソレノイド26から引き出さ
れるのである。蓋ロックソレノイド26に通電される
と、プランジャー32は引き出しばね167のばね力に
抗して蓋ロックソレノイド26の奥側に引き込まれるの
である。
【0073】プランジャー32が引き込まれた状態にあ
っては、図4,図7,図12に示すように、蓋ロックレ
バー40のストッパー片62の行く手を阻むストッパー
受片160が後退しているので、ストッパー片62は立
上り仕切壁85に当接するまで来るのである。
【0074】逆にプランジャー32が引き込まれない状
態にあっては、図6,図8,図1に示すように、蓋ロッ
クレバー40のストッパー片62がストッパー受片16
0の側面に突き当って止められるのである。
【0075】上記のように、ストッパー片62がストッ
パー受片160の側面に突き当っている状態にあって、
蓋ロックソレノイド26に通電されないのにプランジャ
ー32が引き込んでしまう誤動作を防止するために、プ
ランジャー32の先端にストッパー受片160を備えた
のである。なお、誤動作防止について、後で詳しく述べ
る。誤動作が生じなければ、あるいはプランジャー32
が引き込んでしまう誤動作を他の解決手段で解決できれ
ば、プランジャー32でストッパー片62を直接受ける
ようにしてもよい。
【0076】蓋ロックレバー40は、復帰ばね170が
備わっている。復帰ばね170は、図4,図5に示すよ
うに、前記上蓋100のばね止めフック171と前記ス
トッパー42のばね止め片63に形成したばね止め溝1
72に掛けられている。上蓋100は、復帰ばね170
が落し込まれるように凹を形成している。復帰ばね17
0は、蓋ロックレバー40が洗濯機の蓋16をロックす
るように逆うように付勢されている。
【0077】図4,図5,図25に示すようにストッパ
ー42のばね止め片63とストッパー片62との間に溝
173が形成されている。蓋ロックレバー40が回動す
る際に、上蓋100の平板101が溝173を出入りす
る状態になる。蓋ロックユニット15は上記のような構
造を有するのである。この蓋ロックユニット15は、蓋
ロックレバー40が洗濯機の蓋16に対向し、脱水異常
検出レバー140の腕部142が外槽2の上側外周に隙
間を介して対向するように配置される。ユニット枠体3
0の両端に設けたねじ通し孔174,175にねじを通
して前記トップカバー12に蓋ロックユニット15は締
付け固定される。
【0078】図4,図5,図6に示すように、蓋ロック
ユニット15をも被うトップカバー上カバー176には
蓋ロックレバー40のロック爪54が揺動する際に出入
りする切り欠き177が形成されている。また洗濯機の
蓋16にはロック爪54と対向する手前側端部に爪受部
178が形成されている。この爪受部178は、奥側に
壁179が、底側に底板部180を有する凹になってい
る。
【0079】図4は、洗濯機の蓋16が蓋ロックレバー
40でロックされていない状態を示している。蓋16が
蓋ロックレバー40の蓋押上げ部材43で押上げられて
蓋16を開けることができるような状態になっている。
爪受部178に手を掛けて容易に蓋16を開くことがで
きる。爪受部178は取っ手を兼ねているのである。
【0080】図5は、洗濯機の蓋16が蓋ロックレバー
40でロックされている状態を示している。蓋ロックレ
バー40のロック爪54が蓋16の爪受部178を引っ
掛けて引き込み、蓋16を閉じているのである。爪受部
178(取っ手)がトップカバー上カバー176の内側
にかくれてしまうので、蓋16を開くことができなくな
るのである。
【0081】以上が本発明の実施形態を主として構成の
面から説明したものである。
【0082】次に本発明の実施形態を主として動作の面
から説明する。
【0083】図4に示す状態にあっては、洗濯機の蓋1
6が蓋ロックレバー40でロックされていないので、取
っ手を兼ねた爪受部178に手を掛けて蓋16は開けら
れる。洗濯物,洗剤等を投入口17より入れた後に、蓋
16を閉じて、蓋16を下に押す。
【0084】蓋ロックレバー40の蓋押上げ部材43
は、蓋16の爪受部178の底板部180で押されて下
がる。押上げばね72は、蓋ロックレバー40の復帰ば
ね170より弱いので、蓋ロックレバー40が回転する
前に、押上げばね72に抗して蓋押し上げ部材43が降
下する。蓋押し上げ部材43の降下後に、支持軸46,
47を支点として蓋ロックレバーが復帰ばね170に抗
して反時計方向に回動する。この回動にともなって、ロ
ック爪54が蓋16の爪受部178に入り込み、図5に
示す状態になる。
【0085】前記ストッパー42は、蓋ロックレバー4
0と一緒に回動するので、ストッパー片62は蓋ロック
ソレノイド26のプランジャー32およびストッパー受
片160のところから立ち退くようになる。プランジャ
ー32は、引き出しばね167の力で蓋ロックソレノイ
ド26から引き出される。蓋16の押し下げを止めて蓋
ロックレバー40が復帰ばね170の力で時計方向に回
転しようとしても、既にストッパー片62の前にはスト
ッパー受片160が存在し、ストッパー片62の先端が
ストッパー受片160の台部162の側面に突き当る。
このため蓋ロックレバー40は、それ以上時計方向に回
転できなく、図5に示す蓋16のロック状態が保持され
るのである。
【0086】この蓋ロック状態にあっては、蓋ロックレ
バー40と一緒に回転する蓋ロック検出外部操作板13
0により、蓋ロック検出スイッチ25が閉成作動する。
【0087】すなわち、蓋ロック検出外部操作板130
の押圧凸部132が蓋ロック検出操作片120の下凸部
122を下から押し、蓋ロック検出操作片120の上凸
部121が蓋ロック検出スイッチ25の下側可動接片板
91を下から押すことにより、下側可動接片板91は上
側に撓んで下側可動接片板91の接点94が上側可動接
片板90の接点93に接触して蓋ロック検出スイッチ2
5はONする。
【0088】このように洗濯機の蓋16が閉じられ、図
3に示す蓋ロック検出スイッチ25が閉じられることに
より、洗濯機は運転できる状態になる。
【0089】ここで、スタートスイッチ23をONする
と、給水弁13が開かれて給水される。給水が済むと、
モータ8に通電されて洗濯行程が実行され、その後排水
弁14が開かれて排水が済むと脱水行程が実行される。
引き続き、すすぎ行程が実行され、最終脱水行程が実行
された後に洗濯が終了するのである。
【0090】洗濯終了後も蓋16は、蓋ロックレバー4
0でロックされている。ここで、蓋ロック解除スイッチ
24をONすると、蓋ロックユニット15の蓋ロックソ
レノイド26に通電され、プランジャー32が蓋ロック
ソレノイド26側に、引き出しばね167に抗して移動
する。ストッパー片62の先端を受け止めていたストッ
パー片160も一緒に移動して立ち退いてしまうので、
復帰ばね170に引っ張られて蓋ロックレバー40は時
計方向に回転する。蓋ロックレバー40のロック爪54
が蓋16の爪受部178から外れ、蓋16は、蓋押し上
げ部材43の押上げばね72で押し上げられて図4に示
す元の状態に戻る。
【0091】上記の洗濯運転中の脱水行程で、洗濯兼脱
水槽5のアンバランス回転により外槽2が異常振動を起
すと、蓋ロック検出スイッチ25がOFFし、運転制御
回路20の指示でモータ8の回転を止めて運転終了にし
たり、脱水運転を途中で飛ばして次の運転に移行させた
りする。つまり、蓋ロック検出スイッチ25は、異常脱
水検出スイッチの機能も併せてもっているのである。
【0092】すなわち、外槽2が異常振動して外槽2が
脱水異常検出レバー140の腕部142を外方に押す
と、脱水異常検出レバー140は押し戻しばね152に
抗して傾くので、図6に示す状態になる。外槽2が腕部
142から離れると、押し戻しばね152の力で脱水異
常検出レバー140は戻されるので図5に示す状態に戻
る。
【0093】図6に示す脱水異常にあっては、脱水異常
検出レバー140の外部操作部147が脱水異常検出操
作片123の下向凸部125を下から押し、脱水異常検
出操作片123の上向凸部124が蓋ロック検出スイッ
チ25の上可動接片板90を下から押すので、上可動接
片板90は上に撓み、上可動接片板90の接点93が下
側可動接片板91の接点94から離れて蓋ロック検出ス
イッチ25はOFFするのである。
【0094】また脱水行程において、図10に示すよう
に、洗濯兼脱水槽5から洗濯物190が飛び出すと、飛び
出た洗濯物190が外槽2の上外周を回るうちに脱水異
常検出レバー140の腕部142を横からたたくことに
なる。異常検出レバー140が横に傾くと、脱水異常検
出レバー140の外部操作部147が脱水異常操作片1
23の下向凸部125を下から押し、脱水異常検出操作
片123の上向凸部124が蓋ロック検出スイッチ25
の上可動接片板90を下から押すので、上可動接片板9
0は上に撓み、上可動接片板90の接点93が下側可動
接片板91の接点94から離れて蓋ロック検出スイッチ
25はOFFする。これによりモータ8の回転は止めら
れるのである。
【0095】前に、蓋ロックソレノイド26に関し、誤
動作防止のためにプランジャー32の先にストッパー受
片160を設けたことについて触れたが、さらに詳しく
述べる。
【0096】脱水行程中に、洗濯兼脱水槽5のアンバラ
ンス等により外枠1が強く揺れることがある。そして異
常脱水検出レバー140が作動しないのにもかかわら
ず、蓋ロック検出スイッチ25がOFFする誤動作にな
る。
【0097】これは、ストッパー片62を直接受けてい
たプランジャー32が外枠の強い揺れで動いて引っ込む
ことによるものであることがわかった。すなわち、プラ
ンジャー32が出入りする方向に強い揺れを受けると、
鋼材性のプランジャー32は自重による慣性で動くから
である。
【0098】引き出しばね167のばね力を大きくする
と、プランジャー32の動きを止めることはできるが、
それにともなって蓋ロックソレノイド26を大きくしな
ければならない不具合がある。
【0099】そこで、プランジャー32の先にストッパ
ー片62を受け止める重さの軽いストッパー受片160
を備えるとともに遊び代をもって連結することにより、
外枠1が強く揺れても、誤動作することがなくなった。
強い揺れを受けても、連結部分の遊び代の範囲でプラン
ジャー32は動くが、ストッパー片62を受け止めてい
るストッパー受片160を引くことはできない。もちろ
ん、ストッパー受片160は軽いので、それ自体の慣性
力は極めて少ないものである。
【0100】次に上に述べた本発明の実施形態より特徴
的事項について列挙する。
【0101】(1).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上部
に備わるトップカバー12と、このトップカバー12に
備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備わ
る蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット15
に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロック
レバー40とを有するものであって、蓋ロックユニット
15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレノ
イド26および蓋ロック検出スイッチ25を備えるとと
もに上蓋100等でユニット枠体30を被い、前記蓋ロ
ックレバー40をユニット枠体30の外側に揺動自在に
支持したことを特徴とするものである。
【0102】これにより、電気部品である蓋ロックソレ
ノイド26と蓋ロック検出スイッチ25は、蓋ロックレ
バー40とは分けてユニット枠体30に納めたので、防
水性が高まり安全性が向上した。
【0103】また蓋ロックソレノイド26と蓋ロック検
出スイッチ25をユニット枠体30内に横並びに配置し
たので丈が低く、全体としてコンパクトになるので、蓋
ロックユニット15はトップカバー12の狭いスペース
内に納める上で好都合である。
【0104】(2).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上部
に備わるトップカバー12と、このトップカバー12に
備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備わ
る蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット15
に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロック
レバー40とを有するものであって、蓋ロックユニット
15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレノ
イド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋ロ
ックソレノイド26に出入り移動するプランジャー32
を備え、ユニット枠体30の外側に揺動自在に支持され
る前記蓋ロックレバー40を前記蓋ロックソレノイド2
6側寄りに配置し、蓋ロックレバー40が前記蓋16に
係合して蓋16を閉じておく蓋ロックの状態では前記プ
ランジャー32の突き出しで蓋ロックレバー40を蓋ロ
ックの状態に保持することを特徴とするものである。
【0105】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0106】またユニット枠体30の外側に揺動自在に
支持される蓋ロックレバー40を前記蓋ロックソレノイ
ド26側寄りに配置したので、蓋ロックレバー40を蓋
ロック検出スイッチ25にするものに比べ、プランジャ
ー32と蓋ロックレバーとのロック関係の機構が簡単で
かつコンパクトにまとまるのである。
【0107】(3).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上部
に備わるトップカバー12と、このトップカバー12に
備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備わ
る蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット15
に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロック
レバー40とを有するものであって、蓋ロックユニット
15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレノ
イド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋ロ
ックソレノイド26に出入り移動するプランジャー32
を備え、前記蓋ロックレバー40をユニット枠体30の
外側に揺動自在に支持し、この蓋ロックレバー40に
は、前記蓋ロック検出スイッチ25を作動させる蓋ロッ
ク検出外部操作板130を設け、蓋ロックレバー40が
前記蓋16に係合して蓋16を閉じておく蓋ロックの状
態では前記プランジャー32の突き出しで蓋ロックレバ
ー40を蓋ロックの状態に保持するとともに前記蓋ロッ
ク検出スイッチ25を蓋ロック検出外部操作板130で
作動させることを特徴とするものである。
【0108】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0109】また蓋ロック検出スイッチ25を開閉作動
させる蓋ロック検出外部操作板130は、蓋ロックレバー
40と一緒に揺動回転するので、蓋ロック検出スイッチ
25の開閉作動は誤りなく確実に行われる。
【0110】(4).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上部
に備わるトップカバー12と、このトップカバー12に
備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備わ
る蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット15
に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロック
レバー40とを有するものであって、蓋ロックユニット
15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレノ
イド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋ロ
ックソレノイド26に出入り移動するプランジャー32
を備え、このプランジャー32を突き出す方向に付勢す
る引き出しばねを備え、前記ユニット枠体30の外側に
揺動自在に支持し、蓋ロックレバー40には、前記プラ
ンジャー32が突き出て来るのを阻んだり、逆にプラン
ジャー32にて行く手が阻まれたりするストッパー片を
設け、蓋ロックレバー40が前記蓋16に係合して蓋1
6を閉じておく蓋ロックの状態では前記プランジャー3
2が突き出てストッパー片62の行く手を阻んで蓋ロッ
クレバー40を蓋ロックの状態に保持し、蓋16を開く
ことができる蓋ロックでない状態では引き出しばねによ
り突き出ようとする前記プランジャー32をストッパー
片62で阻むことを特徴とするものである。
【0111】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0112】また蓋ロックレバー40が前記蓋16に係
合して蓋16を閉じておく蓋ロックの状態では前記プラ
ンジャー32が突き出てストッパー片62の行く手を阻
んで蓋ロックレバー40を蓋ロックの状態に保持し、蓋
16を開くことができる蓋ロックでない状態では引き出
しばねにより突き出ようとする前記プランジャー32を
ストッパー片62で阻むようにしたので、簡単な構成に
より、蓋16のロックおよび蓋16を開くことができる
二つの状態を確実に保持でき、切り替わる際の動作不良
も生じないのである。
【0113】(5).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上部
に備わるトップカバー12と、このトップカバー12に
備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備わ
る蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット15
に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロック
レバー40とを有するものであって、蓋ロックユニット
15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレノ
イド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋ロ
ックソレノイド26に出入り移動するプランジャー32
を備え、このプランジャー32を突き出す方向に付勢す
る引き出しばねを備え、プランジャー32の先端側にス
トッパー受片160を備え、ストッパー受片160に連
結凸部165を設け、プランジャー32の先端側に連結
凸部165が嵌まる連結孔166を設け、この連結孔1
66は連結凸部165が遊び程度に動けるように大きく
形成し、前記ユニット枠体30の外側に揺動自在に支持
し、蓋ロックレバー40には、ストッパー受片160が
突き出て来るのを阻んだり、逆にストッパー受片160
にて行く手が阻まれたりするストッパー片を設け、蓋ロ
ックレバー40が前記蓋16に係合して蓋16を閉じて
おく蓋ロックの状態では前記ストッパー受片160が突
き出てストッパー片62の行く手を阻んで蓋ロックの状
態を保持し、蓋16を開くことができる蓋ロックでない
状態では引き出しばねにより突き出ようとする前記スト
ッパー受片160をストッパー片62で阻むことを特徴
とするものである。
【0114】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0115】また蓋ロックレバー40が前記蓋16に係
合して蓋16を閉じておく蓋ロックの状態では前記スト
ッパー受片160が突き出てストッパー片62の行く手
を阻んで蓋ロックの状態を保持し、蓋16を開くことが
できる蓋ロックでない状態では引き出しばねにより突き
出ようとする前記ストッパー受片160をストッパー片
62で阻むようにしたので、簡単な構成により、蓋16
のロックおよび蓋16を開くことができる二つの状態を
確実に保持でき、切り替わる際の動作不良も生じないの
である。
【0116】さらに、ストッパー受片160に連結凸部
165を設け、プランジャー32の先端側に連結凸部1
65が嵌まる連結孔166を設け、この連結孔166は
連結凸部165が遊び程度に動けるように大きく形成し
たので、振動等の衝撃にプランジャー32が出入方向に
多少動いてもプランジャー32の動きは、連結部の遊び
で吸収され、ストッパー受片160がプランジャーの動
きにつれて動くことがない。このため、蓋ロック状態が
衝撃等で解除してしまう誤動作が生じないのである。
【0117】また連結部に遊びがあるので、プランジャ
ー32が少し引かれた後にストッパー受片160が引か
れ始める。プランジャー32を引いて少し勢いがついて
から、ストッパー片62の突き当てで重くなっているス
トッパー受片160を引くことになるので、ストッパー
片62を引くと同時にストッパー受片160を引くもの
と違って楽に引けるので、蓋ロックソレノイド26に流
れる初期電流を低く抑えることができる。
【0118】なお、連結凸部165をプランジャー32
に、連結孔166をストッパー受片160に設けるよう
にしてもよい。
【0119】(6).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上部
に備わるトップカバー12と、このトップカバー12に
備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備わ
る蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット15
に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロック
レバー40とを有するものであって、蓋ロックユニット
15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレノ
イド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋ロ
ックソレノイド26に出入り移動するプランジャー32
を備え、このプランジャー32を突き出す方向に付勢す
る引き出しばねを備え、プランジャー32の先端側にス
トッパー受片160を備え、ストッパー受片160に連
結凸部165を設け、プランジャー32の先端側に連結
凸部165が嵌まる連結孔166を設け、この連結孔1
66は連結凸部165が遊び程度に動けるように大きく
形成し、前記引き出しばねの一端を連結孔166に係止
し、前記ユニット枠体30の外側に揺動自在に支持し、
蓋ロックレバー40には、ストッパー受片160が突き
出て来るのを阻んだり、逆にストッパー受片160にて
行く手が阻まれたりするストッパー片を設け、蓋ロック
レバー40が前記蓋16に係合して蓋16を閉じておく
蓋ロックの状態では前記ストッパー受片160が突き出て
ストッパー片62の行く手を阻んで蓋ロックの状態を保
持し、蓋16を開くことができる蓋ロックでない状態で
は引き出しばねにより突き出ようとする前記ストッパー
受片160をストッパー片62で阻むことを特徴とする
ものである。
【0120】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0121】また蓋ロックレバー40が前記蓋16に係
合して蓋16を閉じておく蓋ロックの状態では前記スト
ッパー受片160が突き出てストッパー片62の行く手
を阻んで蓋ロックの状態を保持し、蓋16を開くことが
できる蓋ロックでない状態では引き出しばねにより突き
出ようとする前記ストッパー受片160をストッパー片
62で阻むようにしたので、簡単な構成により、蓋16
のロックおよび蓋16を開くことができる二つの状態を
確実に保持でき、切り替わる際の動作不良も生じないの
である。
【0122】さらに、ストッパー受片160に連結凸部
165を設け、プランジャー32の先端側に連結凸部1
65が嵌まる連結孔166を設け、この連結孔166は
連結凸部165が遊び程度に動けるように大きく形成し
たので、振動等の衝撃にプランジャー32が出入方向に
多少動いてもプランジャー32の動きは、連結部の遊び
で吸収され、ストッパー受片160がプランジャーの動
きにつれて動くことがない。このため、蓋ロック状態が
衝撃等で解除してしまう誤動作が生じないのである。
【0123】また連結部に遊びがあるので、プランジャ
ー32が少し引かれた後にストッパー受片160が引か
れ始める。プランジャー32を引いて少し勢いがついて
から、ストッパー片62の突き当てで重くなっているス
トッパー受片160を引くことになるので、ストッパー
片62を引くと同時にストッパー受片160を引くもの
と違って楽に引けるので、蓋ロックソレノイド26に流
れる初期電流を低く抑えることができる。
【0124】さらにまたストッパー受片160に連結凸
部165を設け、プランジャー32の先端側に連結凸部
165が嵌まる連結孔166を設け、プランジャー32
を前記引き出しばねの一端を連結孔166に係止したの
で、連結孔16と引き出しばねを係止するところを別に
設けなくても済むので、構造がそれだけ簡単になるので
ある。
【0125】(7).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上部
に備わるトップカバー12と、このトップカバー12に
備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備わ
る蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット15
に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロック
レバー40とを有するものであって、蓋ロックユニット
15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレノ
イド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋ロ
ックソレノイド26に出入り移動するプランジャー32
を備え、前記蓋ロックレバー40をユニット枠体30の
外側に揺動自在に支持し、脱水異常検知レバーをユニッ
ト枠体30の外側に揺動自在に支持し、蓋ロックレバー
40が前記蓋16に係合して蓋16を閉じておく蓋ロッ
クの状態では前記プランジャー32の突き出しで蓋ロッ
クレバー40を蓋ロックの状態に保持するとともに前記
蓋ロック検出スイッチ25が(オン)にし、脱水行程中
に、脱水異常検知レバーが作動することにより、蓋ロッ
ク検出スイッチ25を(オフ)にすることを特徴とするも
のである。
【0126】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0127】また脱水異常検知レバーを備え、脱水異常
に脱水異常検知レバーで蓋ロック検出スイッチ25を操
作するようにしたので、蓋ロック検出スイッチ25は脱
水異常検知スイッチをも兼ねるので、簡単な構成で複数
のスイッチ機能を持つことができる。
【0128】なお、蓋ロック検出スイッチ25は、蓋1
6を開くことができる状態では(オン)、蓋ロックの状
態では(オフ)、脱水異常では(オン)になるような使
い方でも同じである。
【0129】(8).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上部
に備わるトップカバー12と、このトップカバー12に
備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備わ
る蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット15
に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロック
レバー40とを有するものであって、蓋ロックユニット
15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレノ
イド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋ロ
ックソレノイド26に出入り移動するプランジャー32
を備え、前記蓋ロックレバー40をユニット枠体30の
下側に設けた支持足44,45に揺動自在に支持し、脱
水異常検知レバーを前記支持足44,45に揺動自在に
支持し、蓋ロックレバー40が前記蓋16に係合して蓋
16を閉じておく蓋ロックの状態では前記プランジャー
32の突き出しで蓋ロックレバー40を蓋ロックの状態
に保持するとともに前記蓋ロック検出スイッチ25を
(オン)にし、脱水行程中に、脱水異常検知レバーが作
動することにより、蓋ロック検出スイッチ25を(オ
フ)にすることを特徴とするものである。
【0130】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0131】また脱水異常検知レバーを備え、脱水異常
に脱水異常検知レバーで蓋ロック検出スイッチ25を操
作するようにしたので、蓋ロック検出スイッチ25は脱
水異常検知スイッチをも兼ねるので、簡単な構成で複数
のスイッチ機能を持つことができる。
【0132】さらに前記蓋ロックレバー40と、脱水異
常検知レバーを同じ支持足44,45に一緒に揺動自在
に支持したので、支持部の構成が簡単で、組立性が向上
した。
【0133】(9).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上部
に備わるトップカバー12と、このトップカバー12に
備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備わ
る蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット15
に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロック
レバー40とを有するものであって、蓋ロックユニット
15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレノ
イド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋ロ
ックソレノイド26に出入り移動するプランジャー32
を備え、前記蓋ロックレバー40をユニット枠体30の
外側に揺動自在に支持し、蓋ロックレバー40に蓋ロッ
ク検出外部操作板130を設け、前記ユニット枠体には
一体に形成され、かつユニット枠体とつながるところを
支点として上下に揺動する蓋ロック検出操作片120を
設け、この蓋ロック検出操作片120は、前記蓋ロック検
出外部操作板130と蓋ロック検出スイッチ25との間
に介在されるように配置し、蓋ロックレバー40が前記
蓋16に係合して蓋16を閉じておく蓋ロックの状態で
は前記プランジャー32の突き出しで蓋ロックレバー4
0を蓋ロックの状態に保持するとともに蓋ロック検出操
作片120を介して蓋ロック検出外部操作板130によ
り、前記蓋ロック検出スイッチ25を(オン)するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0134】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0135】また蓋ロック検出操作片120はユニット
枠体30と一体に形成したので、別部品を用いるものに
比べ、部品数が少なく構成が簡単である。
【0136】なお、蓋ロック検出操作片120を介在さ
せずに、蓋ロック検出外部操作板130で、直に蓋ロッ
ク検出スイッチ25を操作することが可能である。部品
数が増えない良さはあるが、蓋ロック検出外部操作板1
30が出入りする穴をユニット枠体30に設けねばなら
ない。水,ごみ等が入り易くなるので、安全性,誤動作
の問題があるので、蓋ロック検出操作片120を介在さ
せることが無難である。
【0137】また蓋ロックの状態で前記蓋ロック検出ス
イッチ25を(オン)しているが、(オフ)になるよう
な使い方でも良い。
【0138】(10).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上
部に備わるトップカバー12と、このトップカバー12
に備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備
わる蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット1
5に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロッ
クレバー40とを有するものであって、蓋ロックユニッ
ト15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレ
ノイド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋
ロックソレノイド26に出入り移動するプランジャー3
2を備え、前記蓋ロックレバー40をユニット枠体30
の下側に設けた支持足44,45の支持軸46,47に
揺動自在に支持し、脱水異常検知レバー140を支持軸
46,47の軸受孔145,146に揺動自在に支持
し、この軸受孔145は縦方向に長い縦長穴にし、蓋ロ
ックレバー40が前記蓋16に係合して蓋16を閉じて
おく蓋ロックの状態では前記プランジャー32の突き出
しで蓋ロックレバー40を蓋ロックの状態に保持すると
ともに前記蓋ロック検出スイッチ25を(オン)にし、
脱水行程中に、脱水異常検知レバーが作動することによ
り、蓋ロック検出スイッチ25を(オフ)にし、脱水中
に飛び出した衣類が脱水異常検知レバー140に横から
あたることにより、脱水異常検知レバー140の一方の
支持点が縦長穴の軸受孔145を滑って横に倒れかかる
と蓋ロック検出スイッチ25を(オフ)にすることを特
徴とするものである。
【0139】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0140】また脱水異常検知レバーを備え、脱水異常
に脱水異常検知レバーで蓋ロック検出スイッチ25を操
作するようにしたので、蓋ロック検出スイッチ25は脱
水異常検知スイッチをも兼ねるので、簡単な構成で複数
のスイッチ機能を持つことができる。
【0141】さらに前記蓋ロックレバー40と、脱水異
常検知レバーを同じ支持足44,45に一緒に揺動自在
に支持したので、支持部の構成が簡単で、組立性が向上
した。
【0142】また脱水中に飛び出した衣類が脱水異常検
知レバー140に横からあたることにより、脱水異常検
知レバー140の一方の支持点が縦長穴の軸受孔145
を滑って横に倒れかかると蓋ロック検出スイッチ25を
(オフ)にするようにしたので、衣類の飛び出し検知ス
イッチをも兼ねているのである。
【0143】(11).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上
部に備わるトップカバー12と、このトップカバー12
に備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備
わる蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット1
5に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロッ
クレバー40とを有するものであって、蓋ロックユニッ
ト15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレ
ノイド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋
ロックソレノイド26に出入り移動するプランジャー3
2を備え、このプランジャー32を突き出す方向に付勢
する引き出しばね167を備え、ユニット枠体30に上
蓋を被せ、前記蓋ロックレバー40をユニット枠体30
の外側に揺動自在に支持し、蓋ロックレバー40にスト
ッパー42を設け、蓋ロックレバー40を蓋ロックの解
除方向に付勢する復帰ばね170を備え、この復帰ばね
170は、前記上蓋の上側に形成した凹に入るように配
置し、蓋ロックレバー40が前記蓋16に係合して蓋1
6を閉じておく蓋ロックの状態では前記プランジャー3
2が突き出てストッパー片62の行く手を阻んで蓋ロッ
クレバー40を蓋ロックの状態に保持し、蓋16を開く
ことができる蓋ロックでない状態では引き出しばね16
7により突き出ようとする前記プランジャー32をスト
ッパー片62で阻むことを特徴とするものである。
【0144】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0145】また蓋ロックレバー40が前記蓋16に係
合して蓋16を閉じておく蓋ロックの状態では前記プラ
ンジャー32が突き出てストッパー片62の行く手を阻
んで蓋ロックレバー40を蓋ロックの状態に保持し、蓋
16を開くことができる蓋ロックでない状態では引き出
しばねにより突き出ようとする前記プランジャー32を
ストッパー片62で阻むようにしたので、簡単な構成に
より、蓋16のロックおよび蓋16を開くことができる
二つの状態を確実に保持でき、切り替わる際の動作不良
も生じないのである。
【0146】さらに復帰ばね170を上蓋100の上に
形成した凹に入るように配置したので、復帰ばね170
が上蓋100の上にあまり突き出ないので、コンパクト
になる。
【0147】(12).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上
部に備わるトップカバー12と、このトップカバー12
に備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備
わる蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット1
5に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロッ
クレバー40とを有するものであって、蓋ロックユニッ
ト15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレ
ノイド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋
ロックソレノイド26に出入り移動するプランジャー3
2を備え、このプランジャー32を突き出す方向に付勢
する引き出しばね167を備え、ユニット枠体30に上
蓋100を被せ、前記蓋ロックレバー40をユニット枠
体30の外側に揺動自在に支持し、蓋ロックレバー40
にストッパー42を設け、蓋ロックレバー40を蓋ロッ
クの解除方向に付勢する復帰ばね170を備え、ストッ
パー42には、前記プランジャー32が突き出て来るの
を阻んだり、逆にプランジャー32にて行く手が阻まれ
たりするストッパー片62を設け、このストッパー片6
2の上隣に縦並びに配置されるばね止め片63をストッ
パー42に設け、ばね止め片63に一端が掛けられた前
記復帰ばね170をばね止め片63の先端から真っ直な
方向に沿うように配置して他端を前記上蓋100のばね
止めフックに掛け、蓋ロックレバー40が前記蓋16に
係合して蓋16を閉じておく蓋ロックの状態では前記プ
ランジャー32が突き出てストッパー片62の行く手を
阻んで蓋ロックレバー40を蓋ロックの状態に保持し、
蓋16を開くことができる蓋ロックでない状態では引き
出しばね167により突き出ようとする前記プランジャ
ー32をストッパー片62で阻むことを特徴とするもの
である。
【0148】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0149】また蓋ロックレバー40が前記蓋16に係
合して蓋16を閉じておく蓋ロックの状態では前記プラ
ンジャー32が突き出てストッパー片62の行く手を阻
んで蓋ロックレバー40を蓋ロックの状態に保持し、蓋
16を開くことができる蓋ロックでない状態では引き出
しばねにより突き出ようとする前記プランジャー32を
ストッパー片62で阻むようにしたので、簡単な構成に
より、蓋16のロックおよび蓋16を開くことができる
二つの状態を確実に保持でき、切り替わる際の動作不良
も生じないのである。
【0150】さらにばね止め片63に一端が掛けられた
前記復帰ばね170をばね止め片63の先端から真っ直
な方向に沿うように配置したので、復帰ばね17の力が
蓋ロックレバー40に真っ直に作用するので、ばね力が
有効に働くとともに蓋ロックレバー40を捩じ曲げるよ
うな力がかからないのである。
【0151】(13).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上
部に備わるトップカバー12と、このトップカバー12
に備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備
わる蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット1
5に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロッ
クレバー40とを有するものであって、蓋ロックユニッ
ト15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレ
ノイド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋
ロックソレノイド26に出入り移動するプランジャー3
2を備え、このプランジャー32を突き出す方向に付勢
する引き出しばねを備え、前記蓋ロックレバー40をユ
ニット枠体30の外側に揺動自在に支持し、前記蓋ロッ
クレバー40はロック爪54を有するとともに蓋押上げ
部材43を備え、蓋押上げ部材43は蓋ロックレバー4
0に上下にスライド自在に支持されるとともに押上げば
ね72により上方に付勢され、蓋ロックレバー40にス
トッパー片62を設け、蓋ロックレバー40を蓋ロック
の解除方向に付勢する復帰ばね170を備え、蓋ロック
レバー40が前記蓋16に係合して蓋16を閉じておく
蓋ロックの状態では前記プランジャー32が突き出てス
トッパー片62の行く手を阻んで蓋ロックレバー40を
蓋ロックの状態に保持し、蓋16を開くことができる蓋
ロックでない状態では引き出しばね167により突き出
ようとする前記プランジャー32をストッパー片62で
阻むようにし、さらに蓋16がロックされていない状態
では、蓋押上げ部材43で蓋16を押し上げることを特
徴とするものである。
【0152】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0153】また蓋ロックレバー40が前記蓋16に係
合して蓋16を閉じておく蓋ロックの状態では前記スト
ッパー受片160が突き出てストッパー片62の行く手
を阻んで蓋ロックの状態を保持し、蓋16を開くことが
できる蓋ロックでない状態では引き出しばねにより突き
出ようとする前記ストッパー受片160をストッパー片
62で阻むようにしたので、簡単な構成により、蓋16
のロックおよび蓋16を開くことができる二つの状態を
確実に保持でき、切り替わる際の動作不良も生じないの
である。
【0154】さらに、蓋16がロックされていない状態
では、蓋押上げ部材43で蓋16を押し上げるようにし
ているので、蓋16に手が掛けやすく、容易に蓋16を
開くことができるのである。
【0155】(14).洗濯機の外枠1と、この外枠1の上
部に備わるトップカバー12と、このトップカバー12
に備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備
わる蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット1
5に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロッ
クレバー40とを有するものであって、蓋ロックユニッ
ト15のユニット枠体30内に、横並びに蓋ロックソレ
ノイド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋
ロックソレノイド26に出入り移動するプランジャー3
2を備え、このプランジャー32を突き出す方向に付勢
する引き出しばねを備え、前記蓋ロックレバー40をユ
ニット枠体30の外側に揺動自在に支持し、前記蓋ロッ
クレバー40はロック爪54を有するとともに蓋押上げ
部材43を備え、蓋押上げ部材43は蓋ロックレバー4
0に上下にスライド自在に支持されるとともに押し上げ
ばね72により上方に付勢され、蓋ロックレバー40に
ストッパー片62を設け、蓋ロックレバー40を蓋ロッ
クの解除方向に付勢する復帰ばね170を備え、蓋16
の手前側端部に爪受部178を設け、この爪受部178
は、奥側に壁179が、底側に底板部180を有する凹
にし、蓋ロックレバー40のロック爪54が前記蓋16
の爪受部178に係合して蓋16を閉じておく蓋ロック
の状態では前記プランジャー32が突き出てストッパー
片62の行く手を阻んで蓋ロックレバー40を蓋ロック
の状態に保持し、蓋16を開くことができる蓋ロックで
ない状態では引き出しばね167により突き出ようとす
る前記プランジャー32をストッパー片62で阻むよう
にし、さらに蓋16がロックされていない状態では、蓋
押上げ部材43で爪受部178の底板部180を下から
押し上げることを特徴とするものである。
【0156】これにより、蓋ロックソレノイド26と蓋
ロック検出スイッチ25をユニット枠体30内に横並び
に配置したので丈が低く、全体としてコンパクトになる
ので、蓋ロックユニット15はトップカバー12の狭い
スペース内に納める上で好都合である。
【0157】また蓋ロックレバー40のロック爪54が
前記蓋16の爪受部178に係合して蓋16を閉じてお
く蓋ロックの状態では前記ストッパー受片160が突き
出てストッパー片62の行く手を阻んで蓋ロックの状態
を保持し、蓋16を開くことができる蓋ロックでない状
態では引き出しばねにより突き出ようとする前記ストッ
パー受片160をストッパー片62で阻むようにしたの
で、簡単な構成により、蓋16のロックおよび蓋16を
開くことができる二つの状態を確実に保持でき、切り替
わる際の動作不良も生じないのである。
【0158】さらに、蓋16がロックされていない状態
では、蓋押上げ部材43で爪受部178の底板部180
を下から押し上げるようにしているので、爪受部178
に手が掛けやすく、容易に蓋16を開くことができるの
である。
【0159】(15).洗濯機の外枠1と、この外枠1内に
置かれる外槽2と、この外槽2内に置かれる洗濯兼脱水
槽5と、外槽2の下側に備わるモータ8と、外枠1の上
部に備わるトップカバー12と、このトップカバー12
に備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備
わる蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット1
5に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロッ
クレバー40とを有するものであって、洗濯兼脱水槽5
の脱水行程回転は、上から見て時計方向に規定し、蓋ロ
ックユニット15には前側右位置に配置し、蓋ロックユ
ニット15のユニット枠体30内に、蓋ロックソレノイ
ド26および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋ロッ
クソレノイド26に出入り移動するプランジャー32を
備え、前記蓋ロックレバー40をユニット枠体30の外
側に揺動自在に支持し、脱水異常検知レバー140をユ
ニット枠体30の外側に揺動自在に支持し、蓋ロックレ
バー40が前記蓋16に係合して蓋16を閉じておく蓋
ロックの状態では前記プランジャー32の突き出しで蓋
ロックレバー40を蓋ロックの状態に保持するとともに
前記蓋ロック検出スイッチ25を(オン)にし、脱水行
程中に、脱水異常検知レバーが作動することにより、蓋
ロック検出スイッチ25を(オフ)することを特徴とす
るものである。
【0160】これにより、脱水異常検知レバーを備え、
脱水異常に脱水異常検知レバーで蓋ロック検出スイッチ
25を操作するようにしたので、蓋ロック検出スイッチ
25は脱水異常検知スイッチをも兼ねるので、簡単な構
成で複数のスイッチ機能を持つことができる。
【0161】また通常、蓋16の開・閉を右手でする場
合が多く、蓋16がロック状態であるのにもかかわら
ず、誤って蓋16で開けようとした場合、右手を掛けた
ところに蓋ロックユニット15があるため、左側に蓋ロ
ックユニット15が配置するものと違い、蓋16がねじ
れて変形するようなことは生じないのである。
【0162】(16).洗濯機の外枠1と、この外枠1内に
置かれる外槽2と、この外槽2内に置かれる洗濯兼脱水
槽5と、外槽2の下側に備わるモータ8と、外枠1の上
部に備わるトップカバー12と、このトップカバー12
に備わる開閉自在なる蓋16と、トップカバー12に備
わる蓋ロックユニット15と、この蓋ロックユニット1
5に備えられ、かつ前記蓋16に係合・離脱する蓋ロッ
クレバー40とを有するものであって、蓋ロックユニッ
ト15のユニット枠体30内に、蓋ロックソレノイド2
6および蓋ロック検出スイッチ25を備え、蓋ロックソ
レノイド26に出入り移動するプランジャー32を備
え、前記蓋ロックレバー40をユニット枠体30の下側
に設けた支持足に揺動自在に支持し、蓋ロックレバー4
0が前記蓋16に係合して蓋16を閉じておく蓋ロック
の状態では前記プランジャー32が突き出てストッパー
片62の行く手を阻んで蓋ロックレバー40を蓋ロック
の状態に保持し、蓋16を開くことができる蓋ロックで
ない状態では引き出しばね167により突き出ようとす
る前記プランジャー32をストッパー片62で阻み、ユ
ニット枠体30に上蓋100を被せ、ユニット枠体30
の対向側辺に蓋ロックユニット15をトップカバー12
に取り付ける止めねじのねじ通し孔174,175を設
け、前記蓋ロックレバー40の揺動自在なる支持軸線が
前記ねじ通し孔174,175を設けないユニット枠体
30の側辺に沿うように設け、前記上蓋100をユニッ
ト枠体30に止める上蓋100の係止壁103,104
および係止爪105,106は、ねじ通し孔174,1
75を設けないユニット枠体30の側辺に対面側に形成
することを特徴とするものである。
【0163】これにより、蓋ロックレバー40のロック
爪54が前記蓋16の爪受部178に係合して蓋16を
閉じておく蓋ロックの状態では前記ストッパー受片16
0が突き出てストッパー片62の行く手を阻んで蓋ロッ
クの状態を保持し、蓋16を開くことができる蓋ロック
でない状態では引き出しばねにより突き出ようとする前
記ストッパー受片160をストッパー片62で阻むよう
にしたので、簡単な構成により、蓋16のロックおよび
蓋16を開くことができる二つの状態を確実に保持で
き、切り替わる際の動作不良も生じないのである。
【0164】また蓋ロックの状態では、ユニット枠体3
0を係止壁103,104および係止爪105,106
がある方から見ると、上向き湾曲するように変形する。
これは、蓋ロックレバー40で、蓋16を引き寄せる力
にこうして反るものである。この変形で、係止壁10
3,104および係止爪105,106を設けない側辺
側は上蓋100とユニット枠体30の合わせ部が開く。
この開いてしまう合わせ部を避けて係止壁103,10
4および係止爪105,106を設けたので、係止爪1
05,106による係合が外れないのである。
【0165】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明は、洗濯機の
外枠と、この外枠の上部に備わるトップカバーと、この
トップカバーに備わる開閉自在なる蓋と、トップカバー
に備わる蓋ロックユニットと、この蓋ロックユニットに
備えられ、かつ前記蓋に係合・離脱する蓋ロックレバー
とを有するものであって、蓋ロックユニットのユニット
枠体内に、横並びに蓋ロックソレノイドおよび蓋ロック
検出スイッチを備え、蓋ロックソレノイドに出入り移動
するプランジャーを備え、前記蓋ロックレバーをユニッ
ト枠体の下側に設けた支持足の支持軸に揺動自在に支持
し、脱水異常検知レバーを支持軸の軸受孔に揺動自在に
支持し、この軸受孔は縦方向に長い縦長穴にし、蓋ロッ
クレバーが前記蓋に係合して蓋を閉じておく蓋ロックの
状態では前記プランジャーの突き出しで蓋ロックレバー
を蓋ロックの状態に保持するとともに前記蓋ロック検出
スイッチを(オン)にし、脱水行程中に、脱水異常検知
レバーが作動することにより、蓋ロック検出スイッチを
(オフ)にし、脱水中に飛び出した衣類が脱水異常検知
レバーに横からあたることにより、脱水異常検知レバー
の一方の支持点が縦長穴の軸受孔を滑って横に倒れかか
ると蓋ロック検出スイッチを(オフ)にすることを特徴
とする洗濯機にある。
【0166】これにより、蓋ロックソレノイドと蓋ロッ
ク検出スイッチをユニット枠体内に横並びに配置したの
で丈が低く、全体としてコンパクトになるので、蓋ロッ
クユニットはトップカバーの狭いスペース内に納める上
で好都合である。
【0167】また脱水異常検知レバーを備え、脱水異常
に脱水異常検知レバーで蓋ロック検出スイッチを操作す
るようにしたので、蓋ロック検出スイッチは脱水異常検
知スイッチをも兼ねるので、簡単な構成で複数のスイッ
チ機能を持つことができる。さらに前記蓋ロックレバー
と、脱水異常検知レバーを同じ支持足に一緒に揺動自在
に支持したので、支持部の構成が簡単で、組立性が向上
した。
【0168】また脱水中に飛び出した衣類が脱水異常検
知レバーに横からあたることにより、脱水異常検知レバ
ーの一方の支持点が縦長穴の軸受孔を滑って横に倒れか
かると蓋ロック検出スイッチを(オフ)にするようにし
たので、衣類の飛び出し検知スイッチをも兼ねているの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全自動洗濯機の縦断
面図である。
【図2】図1に示した全自動洗濯機を上から見た平面図
である。
【図3】図1に示した全自動洗濯機の電気回路図であ
る。
【図4】図1に示した全自動洗濯機で、蓋ロックユニッ
トが蓋をロックしていない状態を示す図である。
【図5】図1に示した全自動洗濯機で、蓋ロックユニッ
トが蓋をロックしている状態を示す図である。
【図6】図1に示した全自動洗濯機で、蓋ロックユニッ
トが蓋をロックしている状態にあって、脱水異常検出レ
バーが作動した状態を示す図である。
【図7】図4,図5,図6に示した蓋ロックユニットの
単体図で、蓋をロックしていない状態に相当する図であ
る。
【図8】図7と同様な蓋ロックユニットの単体図で、蓋
をロックしている状態に相当する図である。
【図9】図8を横から見て、蓋ロック検出スイッチを断
面して示した図である。
【図10】図9に示す図にあって、飛び出した洗濯物が
脱水異常検出レバーに横からあたって脱水異常検出レバ
ーを作動させた状態を示した図である。
【図11】上記図に示した蓋ロックユニットの単体図
で、上蓋を外して上から覗いた蓋をロックしている状態
に相当する図である。
【図12】図11と同様な蓋ロックユニットの単体図
で、上蓋を外して上から覗いた蓋をロックしていない状
態に相当する図である。
【図13】上蓋したもとでの図12に相当する図であ
る。
【図14】上記図に示した蓋ロックユニットに係るユニ
ット枠体の単品図で、ユニット枠体の上から見た平面図
である。
【図15】図14の15/I−15/II断面図である。
【図16】図14の16/I−16/II断面図である。
【図17】図14をP矢印方向から見た図である。
【図18】図14をQ矢印方向から見た図である。
【図19】上記図に示した蓋ロックユニットに係る上蓋
の単品図で、上蓋を内側から見た平面図である。
【図20】図19をP矢印方向から見た図である。
【図21】上記図に示した蓋ロックユニットに係るユニ
ット枠体と上蓋を示すもので、ユニット枠体に上蓋を取
り付ける前の状態を示す図である。
【図22】上記図に示した蓋ロックユニットに係るロッ
クレバー主体の単品図である。
【図23】図22をP矢印方向から見た図である。
【図24】図22をQ矢印方向から見た図である。
【図25】上記図に示した蓋ロックユニットに係るスト
ッパーの単品図である。
【図26】図25をP矢印方向から見た図である。
【図27】上記図に示した蓋ロックユニットに係るプラ
ンジャーとストッパー受片を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1…外枠、12…トップカバー、15…蓋ロックユニッ
ト、16…蓋、25…蓋ロック検出スイッチ、26…蓋
ロックソレノイド、30…ユニット枠体、40…蓋ロッ
クレバー、100…上蓋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 好博 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 中里 真一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 本間 武男 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 佐藤 富義 茨城県日立市神峰町四丁目11番12号 株式 会社亀屋工業所内 (72)発明者 大嶋 博之 茨城県日立市神峰町四丁目11番12号 株式 会社亀屋工業所内 (72)発明者 古川 賢治 茨城県日立市神峰町四丁目11番12号 株式 会社亀屋工業所内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA06 BA15 BB18 DA05 DA09 KA39 KB18

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機の外枠と、この外枠の上部に備わる
    トップカバーと、このトップカバーに備わる開閉自在な
    る蓋と、トップカバーに備わる蓋ロックユニットと、こ
    の蓋ロックユニットに備えられ、かつ前記蓋に係合・離
    脱する蓋ロックレバーとを有するものであって、蓋ロッ
    クユニットのユニット枠体内に、横並びに蓋ロックソレ
    ノイドおよび蓋ロック検出スイッチを備え、蓋ロックソ
    レノイドに出入り移動するプランジャーを備え、前記蓋
    ロックレバーをユニット枠体の下側に設けた支持足の支
    持軸に揺動自在に支持し、脱水異常検知レバーを支持軸
    の軸受孔に揺動自在に支持し、この軸受孔は縦方向に長
    い縦長穴にし、蓋ロックレバーが前記蓋に係合して蓋を
    閉じておく蓋ロックの状態では前記プランジャーの突き
    出しで蓋ロックレバーを蓋ロックの状態に保持するとと
    もに前記蓋ロック検出スイッチを(オン)にし、脱水行
    程中に、脱水異常検知レバーが作動することにより、蓋
    ロック検出スイッチを(オフ)にし、脱水中に飛び出し
    た衣類が脱水異常検知レバーに横からあたることによ
    り、脱水異常検知レバーの一方の支持点が縦長穴の軸受
    孔を滑って横に倒れかかると蓋ロック検出スイッチを
    (オフ)にすることを特徴とする洗濯機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016202275A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

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JP2016202275A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

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