JP2000051085A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JP2000051085A JP2000051085A JP10223160A JP22316098A JP2000051085A JP 2000051085 A JP2000051085 A JP 2000051085A JP 10223160 A JP10223160 A JP 10223160A JP 22316098 A JP22316098 A JP 22316098A JP 2000051085 A JP2000051085 A JP 2000051085A
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- Japan
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- cooking device
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- cooking
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 調理食材を加熱調理するに際し、所望の調理
時点で、調理器本体から蓋体が自動的に開放するように
した蓋付きの加熱調理器を提供する。 【構成】 調理器本体に対して開閉自在な蓋体と、蓋体
の開閉を可能とする枢結手段と、蓋体を開放方向に付勢
する付勢手段と、付勢手段に抗して蓋体を調理器本体に
施蓋状態で固着する固着手段とを備え、前記固着手段
が、所定温度以上に加熱されたとき蓋体の固着状態を解
除する自動解除手段を備えた構成である。
時点で、調理器本体から蓋体が自動的に開放するように
した蓋付きの加熱調理器を提供する。 【構成】 調理器本体に対して開閉自在な蓋体と、蓋体
の開閉を可能とする枢結手段と、蓋体を開放方向に付勢
する付勢手段と、付勢手段に抗して蓋体を調理器本体に
施蓋状態で固着する固着手段とを備え、前記固着手段
が、所定温度以上に加熱されたとき蓋体の固着状態を解
除する自動解除手段を備えた構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋付きの加熱調理
器に関する。
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、旅館等の宴会場におい
て、小型コンロ等の加熱装置を用いた子鍋料理等が供さ
れている。
て、小型コンロ等の加熱装置を用いた子鍋料理等が供さ
れている。
【0003】子鍋料理の場合、調理食材を収容した鍋本
体と、該鍋本体を施蓋した蓋体により加熱調理器を構成
しており、鍋本体を加熱装置に載置することにより加熱
調理される。
体と、該鍋本体を施蓋した蓋体により加熱調理器を構成
しており、鍋本体を加熱装置に載置することにより加熱
調理される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、調理完了
後、蓋体を取外して料理を食するに際し、蓋体が加熱さ
れているため、取外し作業が煩雑であり、しかも、危険
である。一方、煮炊き後に鍋本体が冷めると、蓋体が吸
着してしまい、蓋体の取外し作業が極めて困難になる。
後、蓋体を取外して料理を食するに際し、蓋体が加熱さ
れているため、取外し作業が煩雑であり、しかも、危険
である。一方、煮炊き後に鍋本体が冷めると、蓋体が吸
着してしまい、蓋体の取外し作業が極めて困難になる。
【0005】このような問題は、鍋料理のみならず、鉄
板焼き、陶板焼き等においても、蓋付きの加熱調理器を
使用する限り、同様である。
板焼き、陶板焼き等においても、蓋付きの加熱調理器を
使用する限り、同様である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決した蓋付きの加熱調理器を提供するものであり、その
手段として構成したところは、加熱装置により加熱され
る調理器本体と、該調理器本体を施蓋する蓋体とから成
る構成において、前記蓋体を調理器本体に対して開閉自
在に枢結する枢結手段と、蓋体を開放方向に付勢する付
勢手段と、前記付勢手段に抗して蓋体を調理器本体に対
して施蓋状態に固着する固着具とを備え、前記固着具
が、所定温度以上に加熱されたとき蓋体の固着状態を解
除する自動解除手段を備えて成る点にある。
決した蓋付きの加熱調理器を提供するものであり、その
手段として構成したところは、加熱装置により加熱され
る調理器本体と、該調理器本体を施蓋する蓋体とから成
る構成において、前記蓋体を調理器本体に対して開閉自
在に枢結する枢結手段と、蓋体を開放方向に付勢する付
勢手段と、前記付勢手段に抗して蓋体を調理器本体に対
して施蓋状態に固着する固着具とを備え、前記固着具
が、所定温度以上に加熱されたとき蓋体の固着状態を解
除する自動解除手段を備えて成る点にある。
【0007】蓋体と調理器本体の相互に設けた永久磁石
と磁性体とにより固着具を構成した実施形態において、
前記磁性体を所定温度以上で非磁性化するフェライトに
より形成することにより、自動解除手段を構成すること
ができる。或いは、前記磁性体を所定温度以上で永久磁
石から後退するバイメタルにより形成することにより、
自動解除手段を構成することができる。
と磁性体とにより固着具を構成した実施形態において、
前記磁性体を所定温度以上で非磁性化するフェライトに
より形成することにより、自動解除手段を構成すること
ができる。或いは、前記磁性体を所定温度以上で永久磁
石から後退するバイメタルにより形成することにより、
自動解除手段を構成することができる。
【0008】蓋体と調理器本体の相互に設けられた一対
の連結片と、両連結片を係止固定する固定片とにより固
着具を構成した実施形態においては、固定片を所定温度
以上で溶融する溶融材により形成することにより、自動
解除手段を構成することができる。
の連結片と、両連結片を係止固定する固定片とにより固
着具を構成した実施形態においては、固定片を所定温度
以上で溶融する溶融材により形成することにより、自動
解除手段を構成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好ま
しい実施形態を詳述する。
しい実施形態を詳述する。
【0010】図1に示すように、加熱調理器1は、調理
器本体2と、該調理器本体2を施蓋する蓋体3とから成
る。蓋体3は、調理器本体2に対して蝶番その他の枢結
手段4を介して開閉自在に枢結されている。尚、図例で
は、ほぼ矩形の加熱調理器1を示しているが、長方形そ
の他の多角形に構成しても良く、或いは、円形又は楕円
形等の丸形に構成しても良い。また、図例では、調理器
本体2を比較的浅底状に形成しているが、鍋状の深底状
に形成しても良い。更に、調理器本体2を平らなプレー
トにより形成し、該プレートの上面の一部分だけを被う
ような倒立碗状の蓋体を枢結した構成としても良い。因
みに、調理器本体2及び蓋体3は、金属製、陶磁器製、
その他、加熱調理を可能とするものであれば良く、その
材質は任意に選択可能である。
器本体2と、該調理器本体2を施蓋する蓋体3とから成
る。蓋体3は、調理器本体2に対して蝶番その他の枢結
手段4を介して開閉自在に枢結されている。尚、図例で
は、ほぼ矩形の加熱調理器1を示しているが、長方形そ
の他の多角形に構成しても良く、或いは、円形又は楕円
形等の丸形に構成しても良い。また、図例では、調理器
本体2を比較的浅底状に形成しているが、鍋状の深底状
に形成しても良い。更に、調理器本体2を平らなプレー
トにより形成し、該プレートの上面の一部分だけを被う
ような倒立碗状の蓋体を枢結した構成としても良い。因
みに、調理器本体2及び蓋体3は、金属製、陶磁器製、
その他、加熱調理を可能とするものであれば良く、その
材質は任意に選択可能である。
【0011】蓋体3は、調理器本体1に対して、常時、
付勢手段5を介して開放方向に付勢されている。図例の
場合、蝶番式の枢結手段4の枢軸に設けたツル巻バネに
より付勢手段5を構成し、バネの両端部をそれぞれ調理
器本体2と蓋体3に弾接せしめているが、これに限定さ
れるものではなく、要するに蓋体3を開放方向に弾発な
いし付勢するものであれば良い。
付勢手段5を介して開放方向に付勢されている。図例の
場合、蝶番式の枢結手段4の枢軸に設けたツル巻バネに
より付勢手段5を構成し、バネの両端部をそれぞれ調理
器本体2と蓋体3に弾接せしめているが、これに限定さ
れるものではなく、要するに蓋体3を開放方向に弾発な
いし付勢するものであれば良い。
【0012】蓋体3は枢結手段4を介して回動自在であ
り、前記付勢手段5に抗して回動せしめ調理器本体1に
重ね合わせると、調理器本体1は蓋体3により施蓋され
る。この施蓋状態を維持するため、蓋体3と調理器本体
2を相互に固着する固着具6が設けられているが、該固
着具6は、所定温度以上に加熱されたとき固着状態を解
除する自動解除手段を備えている。
り、前記付勢手段5に抗して回動せしめ調理器本体1に
重ね合わせると、調理器本体1は蓋体3により施蓋され
る。この施蓋状態を維持するため、蓋体3と調理器本体
2を相互に固着する固着具6が設けられているが、該固
着具6は、所定温度以上に加熱されたとき固着状態を解
除する自動解除手段を備えている。
【0013】即ち、調理器本体2に調理食材を収容した
状態で蓋体3を閉じると、蓋体3は固着具6により施蓋
位置で固着される。そこで、調理器本体2をコンロその
他の加熱装置に載置して加熱すると、内部の調理食材が
加熱調理中は、蓋体3の施蓋状態が維持される。然しな
がら、調理食材を所望の状態まで加熱調理し、加熱調理
器1が所定温度に達すると、該温度に感応して固着具6
が自動的に解除され、付勢手段5により蓋体3を開放せ
しめる。
状態で蓋体3を閉じると、蓋体3は固着具6により施蓋
位置で固着される。そこで、調理器本体2をコンロその
他の加熱装置に載置して加熱すると、内部の調理食材が
加熱調理中は、蓋体3の施蓋状態が維持される。然しな
がら、調理食材を所望の状態まで加熱調理し、加熱調理
器1が所定温度に達すると、該温度に感応して固着具6
が自動的に解除され、付勢手段5により蓋体3を開放せ
しめる。
【0014】固着具6の自動解除手段は、温度感応型で
あれば良く、種々の構成を採用できるが、例えば、次の
ような実施形態が好ましい。
あれば良く、種々の構成を採用できるが、例えば、次の
ような実施形態が好ましい。
【0015】(固着具の第1実施形態)図1及び図2
(A)に示す第1実施形態において、固着具6は、蓋体
3と調理器本体2の相互に設けられた永久磁石7と磁性
体8とから成り、磁性体8が所定温度以上で非磁性化す
るフェライトにより形成されている。このようなフェラ
イトは、Fe2 O3 を主成分とするフェリ磁性酸化物で
あれば良く、Mn−Znフェライトや、Ni−Znフェ
ライトのような複合フェライト、或いは、スピネル型フ
ェライト(MFe2 O4 )や、ガーネット型フェライト
(Y3 Fe5 O12)等の中から、非磁性化する温度点が
所望のものを選択すれば良い。
(A)に示す第1実施形態において、固着具6は、蓋体
3と調理器本体2の相互に設けられた永久磁石7と磁性
体8とから成り、磁性体8が所定温度以上で非磁性化す
るフェライトにより形成されている。このようなフェラ
イトは、Fe2 O3 を主成分とするフェリ磁性酸化物で
あれば良く、Mn−Znフェライトや、Ni−Znフェ
ライトのような複合フェライト、或いは、スピネル型フ
ェライト(MFe2 O4 )や、ガーネット型フェライト
(Y3 Fe5 O12)等の中から、非磁性化する温度点が
所望のものを選択すれば良い。
【0016】従って、第1実施形態によれば、室温にお
いて蓋体3を調理器本体1に施蓋せしめると、永久磁石
7が磁性体8に接触して磁着し、固着具6により施蓋状
態を維持できるので、この状態で加熱調理器1をコンロ
等の加熱装置により加熱し、内部の調理食材を加熱調理
する。調理器本体1が加熱され、昇温中、フェライトが
磁性が失うまでは蓋体3の固着状態を維持するが、調理
器本体1からの熱伝導により磁性体8が所定温度以上に
加熱されると、フェライトが非磁性化し、永久磁石7の
磁着を解除し、蓋体3を付勢手段5により自動的に開放
せしめる。
いて蓋体3を調理器本体1に施蓋せしめると、永久磁石
7が磁性体8に接触して磁着し、固着具6により施蓋状
態を維持できるので、この状態で加熱調理器1をコンロ
等の加熱装置により加熱し、内部の調理食材を加熱調理
する。調理器本体1が加熱され、昇温中、フェライトが
磁性が失うまでは蓋体3の固着状態を維持するが、調理
器本体1からの熱伝導により磁性体8が所定温度以上に
加熱されると、フェライトが非磁性化し、永久磁石7の
磁着を解除し、蓋体3を付勢手段5により自動的に開放
せしめる。
【0017】前述のようにフェライトの種類を選択する
ことにより、非磁性化に至る温度点の選択が可能であ
り、例えば、加熱調理器1の内部における調理食材の加
熱調理が完全に完了した時点で非磁性化するように設定
しても良く、或いは、調理食材の加熱調理が完了する前
(調理半ば状態)の時点で非磁性化するように設定して
も良い。
ことにより、非磁性化に至る温度点の選択が可能であ
り、例えば、加熱調理器1の内部における調理食材の加
熱調理が完全に完了した時点で非磁性化するように設定
しても良く、或いは、調理食材の加熱調理が完了する前
(調理半ば状態)の時点で非磁性化するように設定して
も良い。
【0018】(固着具の第2実施形態)図2(B)に示
す第2実施形態において、固着具6は、蓋体3と調理器
本体2の相互に設けられた一対の連結片9、10と、両
連結片9、10を係止固定する固定片11とから成り、
固定片11が所定温度以上で溶融する溶融材により形成
されている。図例の場合、一方の連結片9を他方の連結
片10に挿脱自在に嵌入した状態で、両連結片9、10
に跨がり連通される連通孔に固定片11を挿通せしめる
構成とされている。固定片11は、所定温度以上で溶融
する合金、樹脂、その他の材質から成り、材質の選択に
より融点を設定できる。
す第2実施形態において、固着具6は、蓋体3と調理器
本体2の相互に設けられた一対の連結片9、10と、両
連結片9、10を係止固定する固定片11とから成り、
固定片11が所定温度以上で溶融する溶融材により形成
されている。図例の場合、一方の連結片9を他方の連結
片10に挿脱自在に嵌入した状態で、両連結片9、10
に跨がり連通される連通孔に固定片11を挿通せしめる
構成とされている。固定片11は、所定温度以上で溶融
する合金、樹脂、その他の材質から成り、材質の選択に
より融点を設定できる。
【0019】従って、第2実施形態によれば、室温にお
いて蓋体3を調理器本体1に施蓋せしめると、一対の連
結片9、10が相互に嵌合して連通孔を連通せしめるの
で、該連通孔に固定片11を挿通することにより、蓋体
3の施蓋状態を維持できる。そこで、加熱調理器1をコ
ンロ等の加熱装置により加熱し、内部の調理食材を加熱
調理する。調理器本体1が加熱され、昇温中、固定片1
1の融点に至るまでは蓋体3の固着状態を維持するが、
調理器本体1からの熱伝導により固定片11が所定温度
以上に加熱されると、固定片11が溶融して連結片9、
10の係止固定状態を解除し、蓋体3を付勢手段5によ
り自動的に開放せしめる。
いて蓋体3を調理器本体1に施蓋せしめると、一対の連
結片9、10が相互に嵌合して連通孔を連通せしめるの
で、該連通孔に固定片11を挿通することにより、蓋体
3の施蓋状態を維持できる。そこで、加熱調理器1をコ
ンロ等の加熱装置により加熱し、内部の調理食材を加熱
調理する。調理器本体1が加熱され、昇温中、固定片1
1の融点に至るまでは蓋体3の固着状態を維持するが、
調理器本体1からの熱伝導により固定片11が所定温度
以上に加熱されると、固定片11が溶融して連結片9、
10の係止固定状態を解除し、蓋体3を付勢手段5によ
り自動的に開放せしめる。
【0020】前述のように固定片11の融点を選択する
ことにより、固着具6が自動解除を行うための温度点の
設定が可能であり、例えば、加熱調理器1の内部におけ
る調理食材の加熱調理が完全に完了した時点で溶融する
ように設定しても良く、或いは、調理食材の加熱調理が
完了する前(調理半ば状態)の時点で溶融するように設
定しても良い。
ことにより、固着具6が自動解除を行うための温度点の
設定が可能であり、例えば、加熱調理器1の内部におけ
る調理食材の加熱調理が完全に完了した時点で溶融する
ように設定しても良く、或いは、調理食材の加熱調理が
完了する前(調理半ば状態)の時点で溶融するように設
定しても良い。
【0021】(固着具の第3実施形態)図2(C)に示
す第3実施形態において、固着具6は、蓋体3と調理器
本体2の相互に設けられた永久磁石12と磁性体13と
から成り、磁性体13が所定温度以上で後退するバイメ
タルにより形成されている。即ち、バイメタルにより形
成された磁性体13は、常時、永久磁石12に向けて臨
んでいるが、所定温度に達すると、永久磁石12から離
反するように凹部14の内部に後退する。尚、バイメタ
ルが後退する温度点は、目的に応じて選択できる。
す第3実施形態において、固着具6は、蓋体3と調理器
本体2の相互に設けられた永久磁石12と磁性体13と
から成り、磁性体13が所定温度以上で後退するバイメ
タルにより形成されている。即ち、バイメタルにより形
成された磁性体13は、常時、永久磁石12に向けて臨
んでいるが、所定温度に達すると、永久磁石12から離
反するように凹部14の内部に後退する。尚、バイメタ
ルが後退する温度点は、目的に応じて選択できる。
【0022】従って、第2実施形態によれば、室温にお
いて蓋体3を調理器本体1に施蓋せしめると、永久磁石
12が磁性体13に接触して磁着し、固着具6により施
蓋状態を維持できるので、この状態で加熱調理器1をコ
ンロ等の加熱装置により加熱し、内部の調理食材を加熱
調理する。調理器本体1が加熱され、昇温中、バイメタ
ルが作動するまでは蓋体3の固着状態を維持するが、調
理器本体1からの熱伝導により磁性体13が所定温度以
上に加熱されると、バイメタルが作動して磁性体13が
凹部14の内部に向けて後退し、永久磁石12から引き
離されて磁着を解除し、蓋体3を付勢手段5により自動
的に開放せしめる。
いて蓋体3を調理器本体1に施蓋せしめると、永久磁石
12が磁性体13に接触して磁着し、固着具6により施
蓋状態を維持できるので、この状態で加熱調理器1をコ
ンロ等の加熱装置により加熱し、内部の調理食材を加熱
調理する。調理器本体1が加熱され、昇温中、バイメタ
ルが作動するまでは蓋体3の固着状態を維持するが、調
理器本体1からの熱伝導により磁性体13が所定温度以
上に加熱されると、バイメタルが作動して磁性体13が
凹部14の内部に向けて後退し、永久磁石12から引き
離されて磁着を解除し、蓋体3を付勢手段5により自動
的に開放せしめる。
【0023】前述のようにバイメタルが作動する温度点
を選択することが可能であり、例えば、加熱調理器1の
内部における調理食材の加熱調理が完全に完了した時点
で後退するように設定しても良く、或いは、調理食材の
加熱調理が完了する前(調理半ば状態)の時点で後退す
るように設定しても良い。
を選択することが可能であり、例えば、加熱調理器1の
内部における調理食材の加熱調理が完全に完了した時点
で後退するように設定しても良く、或いは、調理食材の
加熱調理が完了する前(調理半ば状態)の時点で後退す
るように設定しても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、加熱調理器1を加熱装
置により加熱することにより調理食材を加熱調理するに
際し、所望の調理時点で、調理器本体2から蓋体3が自
動的に開放されるという効果がある。
置により加熱することにより調理食材を加熱調理するに
際し、所望の調理時点で、調理器本体2から蓋体3が自
動的に開放されるという効果がある。
【図1】本発明の1実施形態に係る加熱調理器を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】自動解除手段を備えた固着具の実施形態を示し
ており、(A)は第1実施形態を示す断面図、(B)は
第2実施形態を示す断面図、(C)は第3実施形態を占
める断面図である。
ており、(A)は第1実施形態を示す断面図、(B)は
第2実施形態を示す断面図、(C)は第3実施形態を占
める断面図である。
1 加熱調理器 2 調理器本体 3 蓋体 4 枢結手段 5 付勢手段 6 固着具 7 永久磁石 8 磁性体(フェライト) 9、10 連結片 11 固着片(溶融材) 12 永久磁石 13 磁性体(バイメタル) 14 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 恵美 豊中市上新田4−4−38エンドレス千里 102 (72)発明者 本江 富弘 大阪市淀川区東三国3−10−17 ノルデン ハイムA−1112 (72)発明者 中西 五男 大阪市淀川区新高1−8−10 Fターム(参考) 4B055 AA01 AA13 AA26 BA03 BA37 CA21 CA61 CA67 CA71 CA81 CA82 CB03 CB27 CC33 CC36 CC38 CD05 FA01 FA09 FA14 FB04 FB18 FB23 FC06 FD10
Claims (4)
- 【請求項1】 加熱装置により加熱される調理器本体
と、該調理器本体を施蓋する蓋体とから成る構成におい
て、 前記蓋体を調理器本体に対して開閉自在に枢結する枢結
手段と、蓋体を開放方向に付勢する付勢手段と、前記付
勢手段に抗して蓋体を調理器本体に対して施蓋状態に固
着する固着具とを備え、 前記固着具が、所定温度以上に加熱されたとき蓋体の固
着状態を解除する自動解除手段を備えて成ることを特徴
とする加熱調理器。 - 【請求項2】 固着具が、蓋体と調理器本体の相互に設
けられた永久磁石と磁性体とから成り、前記磁性体が所
定温度以上で非磁性化するフェライトから成ることを特
徴とする請求項1に記載の加熱調理器。 - 【請求項3】 固着具が、蓋体と調理器本体の相互に設
けられた永久磁石と磁性体とから成り、前記磁性体が所
定温度以上で永久磁石から後退するバイメタルから成る
ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。 - 【請求項4】 固着具が、蓋体と調理器本体の相互に設
けられた一対の連結片と、両連結片を係止固定する固定
片とから成り、固定片が所定温度以上で溶融する溶融材
から成ることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10223160A JP2000051085A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10223160A JP2000051085A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000051085A true JP2000051085A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16793744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10223160A Pending JP2000051085A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000051085A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021508534A (ja) * | 2017-12-27 | 2021-03-11 | 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co., Ltd. | 調理器具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5472168A (en) * | 1977-11-18 | 1979-06-09 | Tiger Vacuum Bottle Ind | Electric cooking implement |
-
1998
- 1998-08-06 JP JP10223160A patent/JP2000051085A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5472168A (en) * | 1977-11-18 | 1979-06-09 | Tiger Vacuum Bottle Ind | Electric cooking implement |
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JP2021508534A (ja) * | 2017-12-27 | 2021-03-11 | 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co., Ltd. | 調理器具 |
JP7027550B2 (ja) | 2017-12-27 | 2022-03-01 | 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司 | 調理器具 |
US11653788B2 (en) | 2017-12-27 | 2023-05-23 | Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co., Ltd. | Cooking appliance |
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