JP2000050503A - 電圧線切換スイッチ - Google Patents

電圧線切換スイッチ

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JP2000050503A
JP2000050503A JP10216109A JP21610998A JP2000050503A JP 2000050503 A JP2000050503 A JP 2000050503A JP 10216109 A JP10216109 A JP 10216109A JP 21610998 A JP21610998 A JP 21610998A JP 2000050503 A JP2000050503 A JP 2000050503A
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JP
Japan
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line
switch
voltage
voltage line
branch circuit
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JP10216109A
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English (en)
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Takao Ikegawa
孝男 池川
Naoki Sato
直樹 佐藤
Atsushi Takagi
淳 高木
Hidetoshi Nishimura
英俊 西村
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/50Arrangements for eliminating or reducing asymmetry in polyphase networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中性線に対して各極で消費する電力に不均衡
が生じた場合に、各極の電力を均衡させるのに好適な電
圧線切換スイッチを提供する。 【解決手段】 中性線2と電圧線4,6とを有する幹線
8と、中性線2に接続して幹線8から分岐する複数の分
岐回路C1 〜Cn との間に設け、各分岐回路C1〜Cn
が接続する電圧線を、電圧線4,6のいずれかに切り換
えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、中性線と複数の
電圧線とを有する配電線と、中性線に接続して配電線か
ら分岐する分岐回路との間に設けるスイッチに係り、特
に、単相3線式の配電線に適用するスイッチに関する。
さらに詳しくは、中性線に対して各極で消費する電力に
不均衡が生じた場合に、各極の電力を均衡させるのに好
適な電圧線切換スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅用の分電盤には、幹線の導通/非導
通状態を切り換える主しゃ断器と、幹線から分岐する分
岐回路の導通/非導通状態を切り換える複数の分岐回路
用しゃ断器とが設けられている。そして、主しゃ断器お
よび分岐回路用しゃ断器はいずれも、幹線または分岐回
路に規定値(例えば、30[A])以上の電流が流れた
ときは、幹線または分岐回路を非導通状態とするように
なっている。
【0003】なお、こうした住宅用の分電盤には、一般
に、単相3線式の引き込みが行われている。ここで、単
相3線式とは、電源の単相変圧器の中性点から接地され
た中性線を引き出し、両外線の電圧線とともに3線で負
荷に電力を供給する方式をいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな単相3線式の配電方式にあっては、クーラー等のよ
うに大電力を消費する電気機器を分岐回路に接続するこ
とにより、中性線に対して一方の極と他方の極とで消費
する電力に不均衡が生じた場合には、総電力が規定値内
であっても、主しゃ断器により、幹線が非導通状態とさ
れてしまうという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の問題
を解決することを課題としており、中性線に対して各極
で消費する電力に不均衡が生じた場合に、各極の電力を
均衡させるのに好適な電圧線切換スイッチを提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の電圧線切換スイッチ
は、中性線と複数の電圧線とを有する配電線と、前記中
性線に接続して前記配電線から分岐する分岐回路との間
に設けるスイッチであって、前記分岐回路が接続する前
記電圧線を、前記複数の電圧線のいずれかに選択的に切
り換えるようになっている。
【0007】このような構成であれば、本発明に係る電
圧線切換スイッチを所定の状態としたときは、これに対
応する分岐回路がいずれかの電圧線に接続される。ま
た、この状態で、本発明に係る電圧線切換スイッチを別
の状態としたときは、これに対応する分岐回路が別の電
圧線に接続される。
【0008】例えば、本発明に係る電圧線切換スイッチ
を単相3線式の配電線に設けた場合、スイッチは2つの
状態をとり、スイッチを一方の状態としたときは、その
分岐回路が一方の電圧線に接続され、スイッチを他方の
状態としたときは、その分岐回路が他方の電圧線に接続
される。すなわち、分岐回路は、スイッチを一方の状態
としたときは、中性線と一方の電圧線とから電力を分岐
するようになり、スイッチを他方の状態としたときは、
中性線と他方の電圧線とから電力を分岐するようにな
る。
【0009】この請求項1記載の発明において、「分岐
回路」とは、配電線から分岐された電路であって、その
分岐点から負荷までの電路のことをいう。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る電圧線
切換スイッチの実施の形態を示す図である。
【0011】この実施の形態は、本発明に係る電圧線切
換スイッチを、単相3線式の配電線に設けた場合につい
て適用したものである。まず、構成の概略を説明する
と、図1中、分電盤10は、1本の中性線2と2本の電
圧線4,6とを有する単相3線式の幹線8と、中性線2
に接続して幹線8から分岐する分岐回路C1 〜Cn と、
幹線8の導通/非導通状態を切り換える主しゃ断器BM
と、分岐回路C1 〜Cn の導通/非導通状態を切り換え
る複数の分岐回路用しゃ断器B1 〜Bn とで構成されて
いる。なお、単相3線式であるため、中性線2と電圧線
4との間、および中性線2と電圧線6との間は、いずれ
も例えば100[V]である。したがって、分岐回路C
1 〜Cn には、100[V]の電圧が供給される。
【0012】主しゃ断器BM には、幹線8の導通/非導
通状態を切り換えるしゃ断スイッチSM が設けられてお
り、これは、電圧線4,6のいずれかに規定値(例え
ば、30[A])以上の電流が流れたときはオフ状態と
なって幹線8を非導通状態とするようになっており、オ
フ状態となったときは、手動操作でオン状態に戻すこと
により、幹線8を再び導通状態とすることができる。
【0013】次に、各分岐回路用しゃ断器B1 〜Bn
構成について図面を参照しながら説明する。図2は、電
圧線切換スイッチP1 の回路構成を示す回路図である。
なお、各分岐回路用しゃ断器B1 〜Bn は、いずれも同
一に構成されているため、ここでは、分岐回路用しゃ断
器B1 の構成についてのみ説明し、他のものについては
説明を省略する。
【0014】分岐回路用しゃ断器B1 には、分岐回路C
1 の導通/非導通状態を切り換えるしゃ断スイッチS1
と、分岐回路C1 が接続する電圧線を電圧線4,6のい
ずれかに切り換える電圧線切換スイッチP1 とが設けら
れている。しゃ断スイッチS 1 は、分岐回路C1 に規定
値(例えば、30[A])以上の電流が流れたときはオ
フ状態となって分岐回路C1 を非導通状態とするように
なっており、オフ状態となったときは、手動操作でオン
状態に戻すことにより、分岐回路C1 を再び導通状態と
することができる。
【0015】電圧線切換スイッチP1 は、図2に示すよ
うに、2つの状態をとり、一方の状態としたときは、分
岐回路C1 を電圧線4に接続し、他方の状態としたとき
は、分岐回路C1 を電圧線6に接続するようになってい
る。すなわち、分岐回路C1は、電圧線切換スイッチP
1 を一方の状態としたときは、中性線2と電圧線4とか
ら電力を分岐するようになり、電圧線切換スイッチP1
を他方の状態としたときは、中性線2と電圧線6とから
電力を分岐するようになる。
【0016】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
なお、発明の理解を容易にするため、3個の分岐回路用
しゃ断器B1 〜B3 を用いた場合について説明する。い
ま、電圧線切換スイッチP1 〜P3 をいずれも一方の状
態とすることにより、各分岐回路C1 〜C3 を中性線2
と電圧線4との間に接続するとともに、例えば、各分岐
回路C1 〜C3 にそれぞれ500[W]、1500
[W]、2000[W]の負荷を有する電気機器を接続
するものとする。
【0017】この状態で、各電気機器を一斉に使用する
と、電圧線6には電流が流れないが、電圧線4には40
[A]の電流が流れる。したがって、電圧線6に流れる
電流が主しゃ断器BM の規定値(30[A])を越える
ことになるので、主しゃ断器BM により、幹線8が非導
通状態とされる。
【0018】そこで、各電気機器の使用を中止し、電圧
線切換スイッチP1 ,P2 を他方の状態とすることによ
り、分岐回路C1 ,C2 の接続を、中性線2と電圧線6
との間に切り換える。そして、しゃ断スイッチSM を手
動操作でオン状態に戻すことにより、幹線8を再び導通
状態にするものとする。
【0019】この状態で、各電気機器を一斉に使用する
と、電圧線4,6にはいずれも20[A]の電流が流れ
る。したがって、電圧線4,6に流れる電流がいずれも
主しゃ断器BM の規定値(30[A])を越えないの
で、主しゃ断器BM により、幹線8が非導通状態とされ
ることはない。
【0020】このようにして、各電圧線切換スイッチP
1 〜Pn を、中性線2と電圧線4,6とを有する幹線8
と、中性線2に接続して幹線8から分岐する複数の分岐
回路C1 〜Cn との間に設け、各電圧線切換スイッチP
1 〜Pn は、各分岐回路C1〜Cn が接続する電圧線
を、電圧線4,6のいずれかに切り換えるようにしたか
ら、中性線2に対して一方の極と他方の極とで消費する
電力に不均衡が生じた場合には、スイッチを切り換える
だけで各極の電力を比較的容易に均衡させることができ
る。
【0021】なお、上記実施の形態においては、各電圧
線切換スイッチP1 〜Pn を、各分岐回路用しゃ断器B
1 〜Bn に設けたが、これに限らず、各分岐回路用しゃ
断器B1 〜Bn とは別に設けてもよい。
【0022】また、上記実施の形態においては、各電圧
線切換スイッチP1 〜Pn を手動で操作することによ
り、各極の電力を均衡させるようにしたが、これに限ら
ず、例えば、各分岐回路C1 〜Cn への電流を検出する
電流検出器と、電流検出器の検出値に基づいて各極の電
力が均衡するように各電圧線切換スイッチP1 〜Pn
制御する制御装置とを設け、自動的に各極の電力を均衡
させるようにしてもよい。
【0023】このような構成であれば、各分岐回路C1
〜Cn に接続した電気機器の使用の有無に応じて、各分
岐回路C1 〜Cn の接続が適宜に切り換えられるので、
各極の電力を常時均衡した状態に保つことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電圧
線切換スイッチによれば、中性線に対して各極で消費す
る電力に不均衡が生じた場合には、スイッチを切り換え
るだけで各極の電力を比較的容易に均衡させることがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電圧線切換スイッチの実施の形態
を示す図である。
【図2】電圧線切換スイッチP1 の回路構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
2 中性線 4,6 電圧線 8 幹線 C1 〜Cn 分岐回路 10 分電盤 BM 主しゃ断器 B1 〜Bn 分岐回路用しゃ断器 SM ,S1 〜Sn しゃ断スイッチ P1 〜Pn 電圧線切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 淳 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 西村 英俊 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 Fターム(参考) 5G066 GA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中性線と複数の電圧線とを有する配電線
    と、前記中性線に接続して前記配電線から分岐する分岐
    回路との間に設けるスイッチであって、 前記分岐回路が接続する前記電圧線を、前記複数の電圧
    線のいずれかに選択的に切り換えるようになっているこ
    とを特徴とする電圧線切換スイッチ。
JP10216109A 1998-07-30 1998-07-30 電圧線切換スイッチ Pending JP2000050503A (ja)

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