JP2000050491A - コンデンサ容量点検回路 - Google Patents
コンデンサ容量点検回路Info
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- JP2000050491A JP2000050491A JP10213712A JP21371298A JP2000050491A JP 2000050491 A JP2000050491 A JP 2000050491A JP 10213712 A JP10213712 A JP 10213712A JP 21371298 A JP21371298 A JP 21371298A JP 2000050491 A JP2000050491 A JP 2000050491A
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- capacitance
- turned
- switch
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
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- Protection Of Static Devices (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コンデンサが充電された状態でコンデンサの容
量低下を、コンデンサを強制放電した時の規定電圧から
電圧までに要する時間によって判定することで、コンデ
ンサの健全性点検の省力化とコンデンサ装置の信頼性を
向上させることにある。 【解決手段】コンデンサの充放電スイッチと充電電圧検
出器及びTタイマー,継電器からなる制御回路で構成す
る。 【効果】コンデンサの健全性点検の省力化とコンデンサ
装置の信頼性を向上できる。
量低下を、コンデンサを強制放電した時の規定電圧から
電圧までに要する時間によって判定することで、コンデ
ンサの健全性点検の省力化とコンデンサ装置の信頼性を
向上させることにある。 【解決手段】コンデンサの充放電スイッチと充電電圧検
出器及びTタイマー,継電器からなる制御回路で構成す
る。 【効果】コンデンサの健全性点検の省力化とコンデンサ
装置の信頼性を向上できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常時充電された状
態で使用されるコンデンサの容量を、充電されて運転状
態にある時に強制放電と言う方法で点検することで、コ
ンデンサの定期的な健全性点検を行い、信頼性を向上さ
せることにある。
態で使用されるコンデンサの容量を、充電されて運転状
態にある時に強制放電と言う方法で点検することで、コ
ンデンサの定期的な健全性点検を行い、信頼性を向上さ
せることにある。
【0002】
【従来の技術】従来のコンデンサの容量低下検出装置
は、特開平6−165523 号に記載されている様に放電によ
る減衰する時間を測定し、予め設定されている時間と比
較して放電時間がこの時間より早ければコンデンサ容量
低下と判定している。
は、特開平6−165523 号に記載されている様に放電によ
る減衰する時間を測定し、予め設定されている時間と比
較して放電時間がこの時間より早ければコンデンサ容量
低下と判定している。
【0003】しかしながら、この従来方式では容量低下
検出を行うコンデンサを含む装置が停止状態でなければ
使用できず、運転状態でのくり返し検出ができないと言
う問題がある。
検出を行うコンデンサを含む装置が停止状態でなければ
使用できず、運転状態でのくり返し検出ができないと言
う問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
デンサ容量の点検を、充電されて運転状態にある時に実
施できるようにすることで、コンデンサの健全性点検に
要する時間と費用を低減することにある。
デンサ容量の点検を、充電されて運転状態にある時に実
施できるようにすることで、コンデンサの健全性点検に
要する時間と費用を低減することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1は、運転に支障
の生じない電圧の範囲内でコンデンサの容量低下検出を
行うため、放電時間を測定するのではなく、コンデンサ
の容量が正常であれば、運転に支障が生ずる電圧まで低
下することがない時間だけ放電させ、その時間の放電で
予め設定した電圧以下に低下したことを検出した場合
は、コンデンサ容量低下と判定するようにしたものであ
る。
の生じない電圧の範囲内でコンデンサの容量低下検出を
行うため、放電時間を測定するのではなく、コンデンサ
の容量が正常であれば、運転に支障が生ずる電圧まで低
下することがない時間だけ放電させ、その時間の放電で
予め設定した電圧以下に低下したことを検出した場合
は、コンデンサ容量低下と判定するようにしたものであ
る。
【0006】請求項2は、コンデンサ容量低下検出を行
う時のみ、充電電圧を一度昇圧させる様にしたものであ
る。
う時のみ、充電電圧を一度昇圧させる様にしたものであ
る。
【0007】請求項3は、コンデンサ容量低下検出回路
とタイマーを組合せることで、定期的にくり返し検出が
できる様にしたものである。
とタイマーを組合せることで、定期的にくり返し検出が
できる様にしたものである。
【0008】また、請求項4〜6は、本発明を使用した
遮断器とその遮断器を使用したキュービクルである。
遮断器とその遮断器を使用したキュービクルである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面によっ
て説明する。
て説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例によるコンデン
サ引外し装置の回路図である。
サ引外し装置の回路図である。
【0011】コンデンサ1は、直流電源11と88L継
電器の接点50を介して接続されており、直流電源11
と接点50がONしている状態では、常に充電されてい
る。88D継電器の接点51は抵抗52と直列に接続さ
れ、コンデンサ1に接続し、接点51がONするとコン
デンサ1を強制放電させる。10は、接点12がONし
てコンデンサ1から放電される電流で動作する負荷で、
接点12は制御装置13で駆動される。
電器の接点50を介して接続されており、直流電源11
と接点50がONしている状態では、常に充電されてい
る。88D継電器の接点51は抵抗52と直列に接続さ
れ、コンデンサ1に接続し、接点51がONするとコン
デンサ1を強制放電させる。10は、接点12がONし
てコンデンサ1から放電される電流で動作する負荷で、
接点12は制御装置13で駆動される。
【0012】コンデンサ容量判定回路は、84電圧検出
器,88X継電器,Tタイマー及び判定結果が不良の場
合の信号出力用30X継電器から構成されている。
器,88X継電器,Tタイマー及び判定結果が不良の場
合の信号出力用30X継電器から構成されている。
【0013】外部から、図示されていないコンデンサ容
量点検信号を受けるとスイッチ4がONし、点検が開始
される。
量点検信号を受けるとスイッチ4がONし、点検が開始
される。
【0014】まず、88X継電器が動作して、88L継
電器が開放され充電回路がOFFし、次いで88D継電
器がONして強制放電が開始する。
電器が開放され充電回路がOFFし、次いで88D継電
器がONして強制放電が開始する。
【0015】コンデンサ1の充電電圧が、H値まで低下
すると接点57が動作してTタイマーがカウントを開始
する。Tタイマーは、コンデンサ1の容量が正常であれ
ば充電電圧がL値まで低下せず、且つ、コンデンサ1の
容量が、許容値以下に低下すれば、必ず充電電圧がL値
に達するように、抵抗52との放電時定数から予め設定
しておく。
すると接点57が動作してTタイマーがカウントを開始
する。Tタイマーは、コンデンサ1の容量が正常であれ
ば充電電圧がL値まで低下せず、且つ、コンデンサ1の
容量が、許容値以下に低下すれば、必ず充電電圧がL値
に達するように、抵抗52との放電時定数から予め設定
しておく。
【0016】更に、強制放電が進みコンデンサ1の充電
電圧が、L値まで低下すると接点58がONするが、コ
ンデンサ1の容量が正常であれば、接点58がONする
前にTタイマーがカウントアップして88X継電器が開
放され、コンデンサ1の強制放電が中止されて充電状態
になる。しかし、コンデンサ1の容量が低下していれ
ば、Tタイマーがカウントアップする前に接点58がO
Nするので、30X継電器が動作して外部にコンデンサ
容量低下の警報を発信する。
電圧が、L値まで低下すると接点58がONするが、コ
ンデンサ1の容量が正常であれば、接点58がONする
前にTタイマーがカウントアップして88X継電器が開
放され、コンデンサ1の強制放電が中止されて充電状態
になる。しかし、コンデンサ1の容量が低下していれ
ば、Tタイマーがカウントアップする前に接点58がO
Nするので、30X継電器が動作して外部にコンデンサ
容量低下の警報を発信する。
【0017】また図示されていないコンデンサ点検信号
回路にタイマーを組込むことで、このタイマーのくり返
し動作で定期的なコンデンサ容量低下検出を行う。
回路にタイマーを組込むことで、このタイマーのくり返
し動作で定期的なコンデンサ容量低下検出を行う。
【0018】
【発明の効果】以上、説明した様に本発明は、コンデン
サ容量を運転状態で且つ外部からの指令で点検できるた
め、コンデンサの健全性点検の省力化とコンデンサ装置
の信頼性を大幅に向上させることができる。
サ容量を運転状態で且つ外部からの指令で点検できるた
め、コンデンサの健全性点検の省力化とコンデンサ装置
の信頼性を大幅に向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例によるコンデンサ容量点検回
路。
路。
1…コンデンサ、10…負荷、11…直流電源、50,
51…接点、52…抵抗。
51…接点、52…抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 亨 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 大内 茂俊 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 山田 耕也 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 門脇 孝志 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内
Claims (6)
- 【請求項1】コンデンサとこのコンデンサを充電するた
めの充電回路と充電回路の開閉スイッチを有し、コンデ
ンサの充電電圧を検出するための電圧検出器とこのコン
デンサに並列に接続された抵抗と放電スイッチからなる
放電回路と、前記開閉スイッチを切にし放電スイッチを
入りにした時に放電時間を検知して、コンデンサ容量低
下を検出できる回路を有するコンデンサ装置において、
コンデンサ容量低下を検出するための放電を、コンデン
サ装置の運転に支障の生じない電圧まで停止することを
特徴とするコンデンサ装置。 - 【請求項2】請求項1記載のコンデンサ装置において、
コンデンサ容量低下検出を行う時に、コンデンサの充電
電圧を常用充電圧より高い予め設定した電圧まで昇圧
し、その後充電回路の開閉スイッチを切にし放電スイッ
チを入りにして常用電圧までの放電時間を検知すること
を特徴とするコンデンサ装置。 - 【請求項3】請求項1または、請求項2記載のコンデン
サ装置において、コンデンサ容量低下を検出できる回路
を予め設定した時間周期でくり返し動作させる様にした
ことを特徴とするコンデンサ装置。 - 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
のコンデンサ装置を開閉器用コンデンサ引外し装置に使
用したことを特徴とする開閉器用コンデンサ引外し装
置。 - 【請求項5】請求項4記載のコンデンサ引外し装置を使
用したことを特徴とする遮断器。 - 【請求項6】請求項4記載の遮断器を使用したことを特
徴とするキュービクル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10213712A JP2000050491A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | コンデンサ容量点検回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10213712A JP2000050491A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | コンデンサ容量点検回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000050491A true JP2000050491A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16643747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10213712A Pending JP2000050491A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | コンデンサ容量点検回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000050491A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011174797A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電力用コンデンサの監視装置 |
JP2013068495A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Mitsubishi Electric Corp | コンデンサ容量測定装置及びコンデンサ容量測定装置を備えた電力用機器 |
JP2016161358A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 富士通テン株式会社 | 劣化検出装置および劣化検出方法 |
WO2022264689A1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-22 | 富士電機機器制御株式会社 | 継電器及び電磁開閉器 |
-
1998
- 1998-07-29 JP JP10213712A patent/JP2000050491A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011174797A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電力用コンデンサの監視装置 |
JP2013068495A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Mitsubishi Electric Corp | コンデンサ容量測定装置及びコンデンサ容量測定装置を備えた電力用機器 |
JP2016161358A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 富士通テン株式会社 | 劣化検出装置および劣化検出方法 |
WO2022264689A1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-22 | 富士電機機器制御株式会社 | 継電器及び電磁開閉器 |
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