JP2000049493A - 素子の搬送装置 - Google Patents

素子の搬送装置

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JP2000049493A
JP2000049493A JP10211659A JP21165998A JP2000049493A JP 2000049493 A JP2000049493 A JP 2000049493A JP 10211659 A JP10211659 A JP 10211659A JP 21165998 A JP21165998 A JP 21165998A JP 2000049493 A JP2000049493 A JP 2000049493A
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Japan
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belt
pulley
mounter
knock lever
drive cylinder
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JP10211659A
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Inventor
Tadashi Kinoshita
正 木下
Masashi Doune
誠志 堂畝
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送装置側に駆動源を設けることなく、マウ
ンタ側の駆動源によって駆動させる。 【解決手段】 搬送装置10をマウンタ14に装着した
とき、マウンタ側のドライブシリンダ12によってノッ
クレバー22が駆動されるようにし、このノックレバー
22の揺動を大プーリ24、小プーリ26に巻回される
ベルト16による素子20の搬送運動に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子回路基板
に、IC、抵抗等の電子部品チップと称される素子をマ
ウンタにより搭載する際に、素子を、マウンタによって
吸着され得る位置に1個ずつ搬送するための素子の搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の素子の搬送装置は、マウ
ンタに着脱自在であって、素子をマウンタのピックポジ
ション(吸着位置)へ搬送するための駆動源が設けられ
ていて、例えば振動式の場合は、駆動源によって形成さ
れるバイブレーションにより素子を搬送し、又ベルト式
の場合は、駆動源(モータ)によりベルトを回転して素
子を搬送するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような搬送装置
は、ピックポジションに供給する素子を変更する毎にマ
ウンタ本体から取り外し、且つ新しい素子を供給するた
めの搬送装置を取り付けるが、上記のように駆動源を内
蔵する搬送装置は、マウンタ本体への着脱の都度電源に
電力供給線を抜き差しする必要があり、煩雑であると共
に、内蔵するモータ及びその制御手段が必要となり、製
造コストが高いという問題点がある。
【0004】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、素子を搬送するための駆動源が内
蔵されず、マウンタへの着脱時に電力供給線の抜き差し
等が不要であり、又モータを不要とした素子の搬送装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、請求項1の
ように、ドライブシリンダを備えるマウンタに着脱自在
に装着され、プーリに巻回されたベルトにより、マウン
タの素子吸着位置まで素子を順次搬送する素子の搬送装
置において、前記マウンタへの装着状態で、前記ドライ
ブシリンダにより揺動され得るノックレバーと、このノ
ックレバーの揺動を前記プーリの一定角度の回転運動に
変換する変換機構と、を設け、前記ドライブシリンダ
を、素子の搬送駆動源としたことを特徴とする素子の搬
送装置により、上記目的を達成するものである。
【0006】前記素子の搬送装置において、前記プーリ
は、共に素子送り方向にのみ回転するワンウェイクラッ
チを備えた大プーリ及びこれより直径の小さい小プーリ
を含んで構成され、前記変換機構は、前記ノックレバー
の往動を、大プーリの素子送り方向への回転として変換
し、且つ、復動を小プーリの素子送り方向への回転とし
て変換するようにされ、前記大プーリ及び変換機構は、
前記ノックレバーの1回の往動に対応して前記ベルト
に、素子1個分弱の送りを与えるようにされ、前記小プ
ーリ及び変換機構は、前記ノックレバーの1回の復動に
対応して前記ベルトに、素子1個分の送り量と前記大プ
ーリによる送り量との差に略等しい送りを与えるように
してもよい。
【0007】又、前記素子の搬送装置において、前記吸
着位置の近傍に、前記ノックレバーの復動時にベルトに
より送られる素子に当接して、これを吸着位置に位置決
めするストッパを設けるようにしてもよい。
【0008】又、前記ストッパを、素子送り方向に往復
移動可能とし、且つ、前記ノックレバーの復動時に、素
子に当接した状態で、素子が吸着位置に到達するまで素
子と共に移動し、停止するようにしてもよい。
【0009】更に、前記素子の搬送装置において、前記
ベルトは、水平方向に離間して配置された平行な2本の
線状ベルトから構成してもよい。
【0010】又、前記素子の搬送装置において、前記素
子吸着位置における前記ベルトの下側に、このベルト
を、前記プーリによって形成される前記ベルト通過面よ
りも高く持ち上げるベルト持上げ部材を設けるようにし
てもよい。
【0011】この発明においては、素子をマウンタにお
ける吸着位置に搬送するための搬送駆動源を、マウンタ
側に設けられているドライブシリンダとしているので、
搬送装置をマウンタに着脱する際に、電源線の抜き差し
等が不要であり、又、モータ及びその制御装置が不要で
あるので、製造コストを低減させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1及び図2に示されるように、この実施
の形態の例に係る素子の搬送装置10は、ドライブシリ
ンダ12を備えるマウンタ14(全体図示省略)に着脱
自在であり、ベルト16により、素子吸着位置Pまで素
子20を順次搬送するものであり、前記マウンタ14へ
の装着状態で、前記ドライブシリンダ12により揺動さ
れ得るノックレバー22と、このノックレバー22の揺
動を、前記ベルト16が巻回される大プーリ24及び小
プーリ26の一定角度の回転運動に変換する変換機構2
8とを設け、前記ドライブシリンダ12を、素子20の
搬送駆動源としたものである。
【0014】なお、通常、ドライブシリンダは、搬送装
置における素子の出口を開閉するシャッターや、素子を
間欠的に送るためのラチェット機構の制御のために用い
られる。
【0015】前記大プーリ24及び小プーリ26は、共
に素子送り方向にのみ回転するワンウェイクラッチ24
A、26Aを備え、前者が大径プーリ、後者がこれより
直径の小さい小径プーリとされている。
【0016】前記変換機構28は、前記ノックレバー2
2の図1において時計方向の往動を、大プーリ24の素
子送り方向への回転として変換し、且つ、反時計方向の
復動を小プーリ26の素子送り方向への回転として変換
するようにされている。
【0017】前記大プーリ24及び変換機構28は、前
記ノックレバー22の1回の往動に対応して、前記ベル
ト16に、素子1個分弱の送りを与えるようにされ、前
記小径プーリ26及び変換機構28は、前記ノックレバ
ー22の1回の復動に対応して、前記ベルト16に、素
子1個分送り量から大プーリ24による送り量を差し引
いた送りを与えるようにされている。
【0018】具体的には、ノックレバー22の往動時に
大プーリ24によってベルト16を介して、素子20を
その1個分の長さ弱だけ急速に送り、ノックレバー22
の復動時に小プーリ26によって、ベルト16をわずか
に動かして、素子20を最終的に素子吸着位置Pにゆっ
くりと位置決めするようにされている。図1の符号14
Aはマウンタ14側の吸着ノズルを示す。この吸着ノズ
ル14Aは、素子吸着位置Pにある素子20を吸着する
ようにされている。
【0019】前記素子吸着位置Pの近傍には、ベルト1
6によって送られる素子20が素子吸着位置Pに位置決
め停止されるように、ストッパ30が配置されている。
【0020】このストッパ30は、図3に示されるよう
に、前記ノックレバー22によってリンク機構32を介
してベルト16に沿って往復駆動されるようになってい
る(詳細後述)。
【0021】前記ノックレバー22は、略L字形状であ
って、その角部において揺動中心軸22Aにより鉛直面
内で揺動自在に支持されている。
【0022】このノックレバー22のL字の一方の端部
には、搬送装置10がマウンタ14に装着されたとき、
前記ドライブシリンダ12の上方位置となり、このドラ
イブシリンダ12が上方に突出したとき押上げられる被
動ローラ23が取り付けられていて、ノックレバー22
は、被動ローラ23がドライブシリンダ12によって押
し上げられたとき、前記揺動中心軸22Aを中心とし
て、図1において時計方向に揺動するようにされてい
る。又、ドライブシリンダ12が下降したときは、リタ
ーンスプリング34によって図1において反時計方向に
戻るようにされている。
【0023】前記ノックレバー22の、被動ローラ23
と反対側の辺の中間位置には、略水平方向に長い駆動リ
ンク36の一端がピン36Aによって揺動自在に連結さ
れている。
【0024】前記駆動リンク36は変換機構28の一部
を構成し、大プーリ24にノックレバー22の揺動を伝
達するようにされ、その他端は、図2に示されるよう
に、被動リンク38の先端に取り付けられたピン36B
に長孔36Cを介して揺動自在に連結されている。
【0025】この被動リンク38は、ワンウェイクラッ
チ24Aを介して前記大プーリ24に連結され、反時計
方向の揺動のみを大プーリ24に伝達するようにされて
いる。
【0026】ここで、前記被動リンク38には、図2に
示されるように、大プーリ24の半径方向の複数箇所に
ピン孔38Aが設けられ、駆動リンク36側の長孔36
Cを挿通した状態で、ピン36Bを複数のピン孔38A
のいずれかに嵌合させることによって、駆動リンク36
の移動量に対して大プーリ24の回転角度を調整できる
ようにされている。又、長孔36Cとピン36Bとの位
置関係によって、大プーリ24の回動開始タイミングを
調節する。
【0027】前記変換機構28は、前記駆動リンク36
及び被動リンク38と、小プーリ26側の駆動リンク4
0及び被動リンク42と共に構成されている。
【0028】前記駆動リンク40の一端は、前記ノック
レバー22における、前記駆動リンク36よりも更に先
端側に、ピン40Aによって揺動自在に連結されてい
る。又、駆動リンク40の他端は、ピン40Bにより、
前記被動リンク42の先端に揺動自在に連結されてい
る。この被動リンク42は、ワンウェイクラッチ26A
を介して小プーリ26に連結されている。
【0029】前述の如く、ワンウェイクラッチ26A
は、ノックレバー22の、図1において反時計方向に揺
動する復動時にのみ、小プーリ26を駆動するようにさ
れている。
【0030】図1の符号44はアイドラプーリであり、
このアイドラプーリ44の上端と前記大プーリ24の上
端との間で、前記ベルト16が水平状態となるように張
渡されている。
【0031】前記ベルト16は、図4に示されるよう
に、平行に配置された断面が円形の2本の線状ベルト1
6A、16Aから構成されている。従って、前記大プー
リ24、小プーリ26、及び、アイドラプーリ44は線
状ベルト16Aが巻回できるように略半円形の2本の溝
が円周上に形成されている。
【0032】前記アイドラプーリ44の上流側に隣接し
た、前記素子吸着位置Pにおけるベルト16の下方に
は、ベルト16を、前記大プーリ24及びアイドラプー
リ44によって形成される水平なベルト通過面よりも高
くベルト16を持上げるベルト持上げ部材46が配置さ
れている(図1、図5参照)。
【0033】図4に示されるように、前記ベルト16
は、前記ベルト持上げ部材46と前記大プーリ24との
間では、フレーム48上に、凹円弧状に平行に形成され
た一対のガイド溝48A、48Bに沿って摺動するよう
にされている。
【0034】前記ベルト持上げ部材46の上面にも、前
記ベルト16が水平に案内されるように、前記ガイド溝
48A、48Bに連続する、同様のガイド溝46A、4
6Bが形成されている。
【0035】図4の符号50A、50Bはガイド溝48
A、48Bの両側に配置され、ベルト16上の素子20
が側方に落下しないようにするためのガイドプレート、
52はガイドプレート50A、50Bの上端を、ベルト
16上方を覆うようにして取り付けられた搬送カバーを
それぞれ示す。
【0036】又、図1の符号54は搬送装置のフレーム
48に揺動自在に取り付けられ、素子の搬送装置10を
マウンタ14に装着するときに、マウンタ14側の係止
部材11に係合して搬送装置10をマウンタ14に固定
するためのロックレバーを示す。
【0037】前記フレーム48の前端及び前部下側の位
置には、位置決めピン56A、56Bが取り付けられ、
搬送装置10をマウンタ14に装着する時の位置決めと
なるようにされている。
【0038】又、図2の符号58はロック解除レバーを
示す。このロック解除レバー58は、リンク60を介し
て前記ロックレバー54をロック解除方向に駆動できる
ようにされている。
【0039】前記リンク機構32は、図3に示されるよ
うに、前記ストッパ30と一体の水平摺動部材60と、
前記ノックレバー22の揺動運動を水平方向に変換して
伝達する駆動リンク62と、揺動リンク64とから構成
されている。
【0040】前記揺動リンク64は、略上下方向に配置
され、中間位置を揺動中心軸64Aにより前記フレーム
48に揺動自在に支持されている。
【0041】この揺動リンク64の図において下端はピ
ン64Bを介して、前記駆動リンク62の中間部分に揺
動自在に連結されている。又、駆動リンク62の一端
は、ピン62Aを介して、前記ノックレバー22の、前
記ピン36Aと揺動中心軸22Aとの中間位置に揺動自
在に連結されている。
【0042】前記揺動リンク64の前記揺動中心軸64
Aとピン64Bとの間の位置には、前記水平摺動部材6
0から長さ調節自在に延在された一端部が、ピン64C
により揺動自在に係合されている。
【0043】この水平摺動部材60は、水平方向に一対
の長孔60A、60Bを有し、フレーム48側に水平に
配置された一対の摺動ピン31A、31Bに摺動自在に
支持されることによって、ノックレバー22及びこれと
連動する揺動リンク64の揺動によって水平方向に往復
摺動できるようにされている。
【0044】次に、上記素子の搬送装置10の作用につ
いて説明する。
【0045】搬送装置10をマウンタ14に装着した状
態で、前記ガイド溝48A、48B上のベルト16上に
素子20を連続して供給できるようにし(構成は図示省
略)、前記マウンタ14におけるドライブシリンダ12
を上昇させると、ノックレバー22が図6に示されるよ
うに時計方向に揺動される。ドライブシリンダ12は、
例えば図7に示されるように上下動させるものとする。
【0046】前記揺動によりノックレバー22に連動す
る変換機構28における駆動リンク36が、図1に示さ
れる状態から右方向に駆動され、これにより、図2にお
いて二点鎖線で示されるように、被動リンク38が大プ
ーリ24を反時計方向に所定角度揺動させる。
【0047】この大プーリ24の揺動により、ベルト1
6は素子20を所定量、素子吸着位置P方向に搬送す
る。この搬送量は、素子20の1個分の長さよりも少な
めにしているので、ベルト16上に載置された複数の素
子のうちの先頭の素子20は、図3に示されるように、
ストッパ30の先端に当接する位置にまで搬送される。
【0048】ここで、前記ストッパ30は、ノックレバ
ー22の時計方向の往動時にリンク機構32を介してベ
ルト16の送り方向と反対方向に水平に移動されてい
る。
【0049】なお、ノックレバー22が時計方向に揺動
する時、駆動リンク40により被動リンク42が時計方
向に揺動されるが、この揺動はワンウェイクラッチ26
Aによってキャンセルされるので、小プーリ26が回動
されることはない。
【0050】次に、ドライブシリンダ12が下降する
と、ノックレバー22はリターンスプリング34によっ
て図6の位置から図1に示される位置にまで反時計方向
に揺動される。
【0051】このとき、大プーリ24に設けられた被動
リンク38も、駆動リンク36が図3において左行する
ことにより、反時計方向に揺動されるが、この揺動はワ
ンウェイクラッチ24Aによってキャンセルされるの
で、大プーリ24がベルト16を引き戻す方向に回動さ
れることはない。
【0052】一方、ノックレバー22が反時計方向に戻
る時、小プーリ26は、駆動リンク40及び被動リンク
42を介して反時計方向に回動される。これにより、ベ
ルト16は素子送り方向に駆動される。
【0053】このときのベルト16による素子20の搬
送量は、素子20の1個分の長さから前記大プーリ24
による搬送長さを差し引いた距離よりもわずかに大きい
程度とする。これにより、ベルト16はゆっくりと素子
20を搬送する。
【0054】同時に、ノックレバー22に、リンク機構
32を介して連動されるストッパ30も、先頭の素子2
0と接触した状態のまま、図1、図3の左方向に移動さ
れ、素子20が素子吸着位置Pに到達した時点でストッ
パ30が停止される。
【0055】これによって素子20は素子吸着位置Pに
位置決めされ、マウンタ14の吸着ノズル14Aによる
吸着が可能となる。
【0056】ここで、上記素子吸着位置Pの下方には、
前記のようにベルト持上げ部材46が配置されていて、
ベルト16をアイドラプーリ44と大プーリ24の上端
を結ぶ水平面よりも上方位置に支持している。
【0057】通常、プーリに巻回されるベルト16を、
プーリを間欠的に回動させることによって送りをかける
と、ベルトが波状に振動して、ベルトに載置されている
素子が跳ね上がって外部に落下したりすることがある
が、この搬送装置10においては、アイドラプーリ44
の手前の素子吸着位置Pの下方で、ベルト16がベルト
持上げ部材46によってアイドラプーリ44の上端より
も高く持ち上げられているので、ベルト16の間欠的な
駆動によって波状の振動が発生することがない。
【0058】更に、上記波状の振動は、ベルト16の剛
性が高い場合により発生し易いが、この搬送装置10に
おいては、ベルト16が2本の線状ベルト16Aから構
成されているので、剛性が小さく、プーリによる間欠的
駆動によっても振動が発生することは少ない。
【0059】なお、上記実施の形態の例において、スト
ッパ30は、リンク機構32によって、先頭の素子20
と共に移動するようにされているが、本発明はこれに限
定されるものでなく、ストッパ30は、素子吸着位置P
に素子20を停止させる位置に固定してあってもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、搬
送装置をマウンタ側のドライブシリンダによって駆動可
能とし、これにより、搬送装置側でのモータ等の駆動源
を省略できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る素子の搬送装置の前半部を示す側
面図
【図2】同後半部を示す側面図
【図3】同搬送装置におけるストッパの連動機構を示す
側面図
【図4】図1のIV−IV線に沿う拡大断面図
【図5】同搬送装置における素子吸着位置近傍でのベル
ト案内構造を示す略示側面図
【図6】同搬送装置における前半部のノックレバー往動
時の状態を示す側面図
【図7】マウンタ側のドライブシリンダの運動を示す線
【符号の説明】
10…素子の搬送装置 12…ドライブシリンダ 14…マウンタ 16…ベルト 16A…線状ベルト 20…素子 22…ノックレバー 22A…揺動中心軸 24…大プーリ 26…小プーリ 24A、26A…ワンウェイクラッチ 28…変換機構 30…ストッパ 32…リンク機構 36…駆動リンク 38…被動リンク 44…アイドラプーリ 46…ベルト持上げ部材 P…素子の吸着位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドライブシリンダを備えるマウンタに着脱
    自在に装着され、プーリに巻回されたベルトにより、マ
    ウンタの素子吸着位置まで素子を順次搬送する素子の搬
    送装置において、 前記マウンタへの装着状態で、前記ドライブシリンダに
    より揺動され得るノックレバーと、このノックレバーの
    揺動を前記プーリの一定角度の回転運動に変換する変換
    機構と、を設け、前記ドライブシリンダを、素子の搬送
    駆動源としたことを特徴とする素子の搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記プーリは、共に素
    子送り方向にのみ回転するワンウェイクラッチを備えた
    大プーリ及びこれより直径の小さい小プーリを含んで構
    成され、前記変換機構は、前記ノックレバーの往動を、
    大プーリの素子送り方向への回転として変換し、且つ、
    復動を小プーリの素子送り方向への回転として変換する
    ようにされ、前記大プーリ及び変換機構は、前記ノック
    レバーの1回の往動に対応して、前記ベルトに素子1個
    分弱の送りを与えるようにされ、前記小プーリ及び変換
    機構は、前記ノックレバーの1回の復動に対応して前記
    ベルトに、素子1個分の送り量と前記大プーリによる送
    り量との差に略等しい送りを与えるようにされたことを
    特徴とする素子の搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記吸着位置の近傍
    に、前記ノックレバーの復動時にベルトにより送られる
    素子に当接して、これを吸着位置に位置決めするストッ
    パを設けたことを特徴とする素子の搬送装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記ストッパは、素子
    送り方向に往復移動可能とされ、且つ、前記ノックレバ
    ーの復動時に、素子に当接した状態で、素子が吸着位置
    に到達するまで素子と共に移動し、停止するようにされ
    たことを特徴とする素子の搬送装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記
    ベルトは、水平方向に離間して配置された平行な2本の
    線状ベルトから形成されたことを特徴とする素子の搬送
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記
    素子吸着位置における前記ベルトの下側に、このベルト
    を、前記プーリによって形成される前記ベルト通過面よ
    りも高く持ち上げるベルト持上げ部材を設けたことを特
    徴とする素子の搬送装置。
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