JP2000048883A - ２極電気コネクタ - Google Patents
２極電気コネクタInfo
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/405—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
- H01R13/41—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting by frictional grip in grommet, panel or base
-
- H—ELECTRICITY
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2103/00—Two poles
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数が少なく、しかも、前後方向の長さ
を短縮できる構造の２極電気コネクタを提供すること。 【解決手段】 絶縁ハウジング２と、この絶縁ハウジン
グ２の前後方向に沿って並列して設けられた二つの導電
端子３とで構成された２極電気コネクタ１において、各
導線端子３に、絶縁ハウジング２の底面と略面一で、絶
縁ハウジング２の左右の側面２ｃから外方に延びるフィ
ッティングネイル１６が連続して設けてあり、このフィ
ッティングネイル１６の半田付けによって導電端子３と
外部回路の接続と、絶縁ハウジング２の固定が同時にで
きるようにしてある。
を短縮できる構造の２極電気コネクタを提供すること。 【解決手段】 絶縁ハウジング２と、この絶縁ハウジン
グ２の前後方向に沿って並列して設けられた二つの導電
端子３とで構成された２極電気コネクタ１において、各
導線端子３に、絶縁ハウジング２の底面と略面一で、絶
縁ハウジング２の左右の側面２ｃから外方に延びるフィ
ッティングネイル１６が連続して設けてあり、このフィ
ッティングネイル１６の半田付けによって導電端子３と
外部回路の接続と、絶縁ハウジング２の固定が同時にで
きるようにしてある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、二つの導電端子
を並列して設けた２極電気コネクタに関する。
を並列して設けた２極電気コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、２極電気コネクタは、絶縁ハウジ
ングに二つの導電端子を前後方向に沿って並列して設け
た構成とされている。導電端子は、前端側をコンタクト
片とすると共に、後端側をソルダテイルとし、ソルダテ
イルは絶縁ハウジングの底面と略面一として後方に延び
るようにしている。このソルダテイルをプリント回路基
板等の導電部分へ半田付けすることによって、２極電気
コネクタがプリント回路基板等へ実装され、コンタクト
片側に接続する電子部品や回路とプリント回路基板等の
回路とが電気的に接続できるようにされている。
ングに二つの導電端子を前後方向に沿って並列して設け
た構成とされている。導電端子は、前端側をコンタクト
片とすると共に、後端側をソルダテイルとし、ソルダテ
イルは絶縁ハウジングの底面と略面一として後方に延び
るようにしている。このソルダテイルをプリント回路基
板等の導電部分へ半田付けすることによって、２極電気
コネクタがプリント回路基板等へ実装され、コンタクト
片側に接続する電子部品や回路とプリント回路基板等の
回路とが電気的に接続できるようにされている。
【０００３】プリント回路基板等と２極電気コネクタの
機械的に結合される部分をソルダテイルの半田付け部分
のみとすると、コンタクト片に対する電子部品や回路の
接続や切り離しの際の外力がソルダテイルの半田付け部
分に集中して、ソルダテイルの剥離等を起こし易いこと
から、このような負荷を軽減する為に、絶縁ハウジング
の左右両側にフィッティングネイルを別途設けて、この
フィッティングネイルもプリント回路基板等へ半田付け
するようにしたものも提案されている。
機械的に結合される部分をソルダテイルの半田付け部分
のみとすると、コンタクト片に対する電子部品や回路の
接続や切り離しの際の外力がソルダテイルの半田付け部
分に集中して、ソルダテイルの剥離等を起こし易いこと
から、このような負荷を軽減する為に、絶縁ハウジング
の左右両側にフィッティングネイルを別途設けて、この
フィッティングネイルもプリント回路基板等へ半田付け
するようにしたものも提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記フィッティングネ
イルを設けた２極電気コネクタは、ソルダテイルの半田
付け部分の機械的負荷を軽減する上で有効なものであっ
たが、部品点数が、絶縁ハウジング、２個の導電端子、
２個のフィッティングネイルの少なくとも５点となるの
で、製造の為の工数、コストが増大する問題点があっ
た。
イルを設けた２極電気コネクタは、ソルダテイルの半田
付け部分の機械的負荷を軽減する上で有効なものであっ
たが、部品点数が、絶縁ハウジング、２個の導電端子、
２個のフィッティングネイルの少なくとも５点となるの
で、製造の為の工数、コストが増大する問題点があっ
た。
【０００５】また、このことに加えて、小型高密度化が
追求されている今日においては、ソルダテイルを絶縁ハ
ウジングの後方外側に延長して設けたこの種の２極電気
コネクタも例外ではなく、前後方向の長さを短縮して小
型高密度化に寄与できる構造が要請されるに至ってい
る。
追求されている今日においては、ソルダテイルを絶縁ハ
ウジングの後方外側に延長して設けたこの種の２極電気
コネクタも例外ではなく、前後方向の長さを短縮して小
型高密度化に寄与できる構造が要請されるに至ってい
る。
【０００６】この発明は斯かる問題点に鑑みてなされた
もので、部品点数が少なく、しかも、前後方向の長さを
短縮できる構造の２極電気コネクタを提供することを目
的としている。
もので、部品点数が少なく、しかも、前後方向の長さを
短縮できる構造の２極電気コネクタを提供することを目
的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れたこの発明は、導電端子にフィッティングネイルを一
体的に設け、フィッティングネイルの半田付けによって
導電端子の電気的接続と絶縁ハウジングの機械的結合が
できるようにしたものである。
れたこの発明は、導電端子にフィッティングネイルを一
体的に設け、フィッティングネイルの半田付けによって
導電端子の電気的接続と絶縁ハウジングの機械的結合が
できるようにしたものである。
【０００８】即ちこの発明は、絶縁ハウジングと、この
絶縁ハウジングの前後方向に沿って並列して設けられた
二つの導電端子とで構成された２極電気コネクタにおい
て、各導線端子に、絶縁ハウジングの底面と略面一で、
絶縁ハウジングの左右の側面から外方に延びるフィッテ
ィングネイルが一体的に設けてあり、このフィッティン
グネイルの半田付けによって導電端子と外部回路の接続
と、絶縁ハウジングの固定が同時にできるようにしてあ
ることを特徴とする２極電気コネクタである。
絶縁ハウジングの前後方向に沿って並列して設けられた
二つの導電端子とで構成された２極電気コネクタにおい
て、各導線端子に、絶縁ハウジングの底面と略面一で、
絶縁ハウジングの左右の側面から外方に延びるフィッテ
ィングネイルが一体的に設けてあり、このフィッティン
グネイルの半田付けによって導電端子と外部回路の接続
と、絶縁ハウジングの固定が同時にできるようにしてあ
ることを特徴とする２極電気コネクタである。
【０００９】この発明の２極電気コネクタによれば、例
えば、プリント回路基板上に、フィッティングネイルと
対応する位置に、プリント回路基板内の回路と導通させ
た導電部分（パッド）を設け、この導電部分にフィッテ
ィングネイルを半田付けすることによって、導電端子と
プリント回路基板内の回路の電気的接続と、絶縁ハウジ
ングとプリント回路基板の機械的結合を同時に行うこと
ができる。
えば、プリント回路基板上に、フィッティングネイルと
対応する位置に、プリント回路基板内の回路と導通させ
た導電部分（パッド）を設け、この導電部分にフィッテ
ィングネイルを半田付けすることによって、導電端子と
プリント回路基板内の回路の電気的接続と、絶縁ハウジ
ングとプリント回路基板の機械的結合を同時に行うこと
ができる。
【００１０】この２極電気コネクタは、絶縁ハウジング
と２個の導電端子の３点の部品で構成することができ
る。また、絶縁ハウジングの後方にはソルダテイルが延
びる構造ではないので、その分だけ前後方向の長さを短
縮することができる。
と２個の導電端子の３点の部品で構成することができ
る。また、絶縁ハウジングの後方にはソルダテイルが延
びる構造ではないので、その分だけ前後方向の長さを短
縮することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
の図を参照して説明する。図１は、図２乃至図５で外観
を表した実施形態の２極電気コネクタ１の横断面図であ
る。
の図を参照して説明する。図１は、図２乃至図５で外観
を表した実施形態の２極電気コネクタ１の横断面図であ
る。
【００１２】この２極電気コネクタ１は、絶縁性のプラ
スチックスを成形した絶縁ハウジング２と、金属板を打
ち抜いて成形した２個の導電端子３とで構成されてい
る。絶縁ハウジング２には、前後方向（図２において上
下の方向）で２列の端子受入空洞４が形成されており、
後端面２ａ側から各端子受入空洞４に導電端子３が挿入
係止されている。絶縁ハウジング２の前端面２ｂには各
端子受入空洞４に合わせてソケット開口５が形成されて
いる。
スチックスを成形した絶縁ハウジング２と、金属板を打
ち抜いて成形した２個の導電端子３とで構成されてい
る。絶縁ハウジング２には、前後方向（図２において上
下の方向）で２列の端子受入空洞４が形成されており、
後端面２ａ側から各端子受入空洞４に導電端子３が挿入
係止されている。絶縁ハウジング２の前端面２ｂには各
端子受入空洞４に合わせてソケット開口５が形成されて
いる。
【００１３】導電端子３は、図６乃至図９に示したよう
に、キャリア６の一側に互いに対称の関係とした一対の
導電端子３が連続的に打ち抜き成形されるもので、一つ
の絶縁ハウジング２に対して、互いに対称の関係の一対
の導電端子３を挿入係止したものである。図６における
鎖線６ａは、導電端子３とキャリア６の切り離し位置で
ある。
に、キャリア６の一側に互いに対称の関係とした一対の
導電端子３が連続的に打ち抜き成形されるもので、一つ
の絶縁ハウジング２に対して、互いに対称の関係の一対
の導電端子３を挿入係止したものである。図６における
鎖線６ａは、導電端子３とキャリア６の切り離し位置で
ある。
【００１４】各導電端子３の構造は、コンタクト片７を
備えたコンタクト部分８と、絶縁ハウジング２の左右何
れかの側面２ｃに添接して係合できるようにした添接係
合片９が横方向連結片１０を介して連続された構造とし
ている。コンタクト部分８は、端子受入空洞４の内壁に
係止するための鋸歯状の係止縁１１を両側に形成した基
板部１２の前端から略Ｕ字状とした湾曲部１３を介して
コンタクト片７を片持ち状に延ばした構成で、端子受入
空洞４に挿入可能としてある。基板部１２と前記横方向
連結片１０が同一平面内にある。基板部１２の後端側は
ストッパ片１４が略直角に立ち上げてある。
備えたコンタクト部分８と、絶縁ハウジング２の左右何
れかの側面２ｃに添接して係合できるようにした添接係
合片９が横方向連結片１０を介して連続された構造とし
ている。コンタクト部分８は、端子受入空洞４の内壁に
係止するための鋸歯状の係止縁１１を両側に形成した基
板部１２の前端から略Ｕ字状とした湾曲部１３を介して
コンタクト片７を片持ち状に延ばした構成で、端子受入
空洞４に挿入可能としてある。基板部１２と前記横方向
連結片１０が同一平面内にある。基板部１２の後端側は
ストッパ片１４が略直角に立ち上げてある。
【００１５】一方、前記添接係合片９は横方向連結片１
０と略直角の面内で延びているもので、前記コンタクト
部分８よりも長くされて絶縁ハウジング２の前後方向の
長さに略等しくしてある。絶縁ハウジング２の前端寄り
両側には、この添接係合片９を受け入れる為の係合孔１
５が設けられ、コンタクト部分８を端子受入空洞４に挿
入すると、添接係合片９の先端部が係合孔１５に進入し
て係合するようにしてある。
０と略直角の面内で延びているもので、前記コンタクト
部分８よりも長くされて絶縁ハウジング２の前後方向の
長さに略等しくしてある。絶縁ハウジング２の前端寄り
両側には、この添接係合片９を受け入れる為の係合孔１
５が設けられ、コンタクト部分８を端子受入空洞４に挿
入すると、添接係合片９の先端部が係合孔１５に進入し
て係合するようにしてある。
【００１６】添接係合片９の中間部下側縁には、フィッ
ティングネイル１６が略直角で外向きに連続させてあ
る。従って、このフィッティングネイル１６までがコン
タクト部分８、横方向連結片１０及び添接係合片９と一
体となって導電端子３を構成している。前記コンタクト
部分８とこのフィッティングネイル１６がコネクタのピ
ッチ方向で隣接するようにしてある。
ティングネイル１６が略直角で外向きに連続させてあ
る。従って、このフィッティングネイル１６までがコン
タクト部分８、横方向連結片１０及び添接係合片９と一
体となって導電端子３を構成している。前記コンタクト
部分８とこのフィッティングネイル１６がコネクタのピ
ッチ方向で隣接するようにしてある。
【００１７】前記コンタクト部分８と添接係合片９の位
置関係は、コンタクト部分８を絶縁ハウジング２の端子
受入空洞４に挿入した時、添接係合片９が絶縁ハウジン
グ２の側面２ｃに沿って延びて添接状態にできるように
してある。更に、フィッティングネイル１６は、絶縁ハ
ウジング２の底面２ｄと略面一となる位置関係とされて
いる。
置関係は、コンタクト部分８を絶縁ハウジング２の端子
受入空洞４に挿入した時、添接係合片９が絶縁ハウジン
グ２の側面２ｃに沿って延びて添接状態にできるように
してある。更に、フィッティングネイル１６は、絶縁ハ
ウジング２の底面２ｄと略面一となる位置関係とされて
いる。
【００１８】また、コンタクト部分８を絶縁ハウジング
２の端子受入空洞４に挿入すると、コンタクト片７は端
子受入空洞４の内壁（上壁）面と対向して、内壁面と共
同してソケット構造を構成できるようにしてある。
２の端子受入空洞４に挿入すると、コンタクト片７は端
子受入空洞４の内壁（上壁）面と対向して、内壁面と共
同してソケット構造を構成できるようにしてある。
【００１９】以上のように構成された実施形態の２極電
気コネクタ１は、例えばプリント回路基板（図示せず）
上に、前記フィッティングネイル１６に合致するよう
に、プリント回路基板内の回路と導通する導電部分を設
けて、この導電部分に二つのフィッティングネイル１６
を半田付けすることによって、プリント回路基板への実
装ができる。フィッティングネイル１６と導電部分の半
田付けによって、導電端子３とプリント回路基板内の回
路の電気的接続と、絶縁ハウジング２とプリント回路基
板の機械的結合とを同時に完了することができる。
気コネクタ１は、例えばプリント回路基板（図示せず）
上に、前記フィッティングネイル１６に合致するよう
に、プリント回路基板内の回路と導通する導電部分を設
けて、この導電部分に二つのフィッティングネイル１６
を半田付けすることによって、プリント回路基板への実
装ができる。フィッティングネイル１６と導電部分の半
田付けによって、導電端子３とプリント回路基板内の回
路の電気的接続と、絶縁ハウジング２とプリント回路基
板の機械的結合とを同時に完了することができる。
【００２０】絶縁ハウジング２の後端面２ａの外側、即
ち、後方にはソルダテイルは存在しない。この為、２極
電気コネクタ１としての前後方向の長さをそれだけ短縮
して小型化を図ることができる。従って、プリント回路
基板上での占有面積を小さくすることができ、部品の高
密度実装に寄与することができる。
ち、後方にはソルダテイルは存在しない。この為、２極
電気コネクタ１としての前後方向の長さをそれだけ短縮
して小型化を図ることができる。従って、プリント回路
基板上での占有面積を小さくすることができ、部品の高
密度実装に寄与することができる。
【００２１】フィッティングネイル１６は、通常のソル
ダテイルに比べて大きいものであるので、機械的強度も
大きい。この為、プリント回路基板との半田付け強度も
大きくすることができ、剥離が起こりにくくすることが
できる。特に、実施形態の如く、フィッティングネイル
１６が添接係合片９に略直角に連続させた構成は、機械
的強度の増強が大きく、剥離強度を高くすることがで
き、かつ、絶縁ハウジング２との一体性も高くすること
ができる。また、フィッティングネイル１６とコンタク
ト部分８をコネクタのピッチ方向（図３及び図４中の矢
印方向）で隣接した配置とすると、コンタクト部分８に
加えられる外力がてこ作用のもとにフィッティングネイ
ル１６に伝達されないようにできるので、剥離強度の強
化に好適である。
ダテイルに比べて大きいものであるので、機械的強度も
大きい。この為、プリント回路基板との半田付け強度も
大きくすることができ、剥離が起こりにくくすることが
できる。特に、実施形態の如く、フィッティングネイル
１６が添接係合片９に略直角に連続させた構成は、機械
的強度の増強が大きく、剥離強度を高くすることがで
き、かつ、絶縁ハウジング２との一体性も高くすること
ができる。また、フィッティングネイル１６とコンタク
ト部分８をコネクタのピッチ方向（図３及び図４中の矢
印方向）で隣接した配置とすると、コンタクト部分８に
加えられる外力がてこ作用のもとにフィッティングネイ
ル１６に伝達されないようにできるので、剥離強度の強
化に好適である。
【００２２】更に、フィッティングネイル１６の機械的
強度が通常のソルダテイルに比べて大きいことは、プリ
ント回路基板等への実装前の取り扱い性も良くすること
ができる。通常のソルダテイルの場合、取り扱い時に変
形を起こし易かったので、取り扱いに細心の注意が必要
であったが、この点、フィッティングネイル１６の場合
は、機械的強度が大きいので変形が起きにくいのであ
る。
強度が通常のソルダテイルに比べて大きいことは、プリ
ント回路基板等への実装前の取り扱い性も良くすること
ができる。通常のソルダテイルの場合、取り扱い時に変
形を起こし易かったので、取り扱いに細心の注意が必要
であったが、この点、フィッティングネイル１６の場合
は、機械的強度が大きいので変形が起きにくいのであ
る。
【００２３】
【発明の効果】以上に説明の通り、この発明によれば、
絶縁ハウジングと２個の導電端子で２極電気コネクタを
構成したので、部品点数を少なくして、製造の工数、コ
ストを低減することができる。また、ソルダテイルを絶
縁ハウジングの後方に延長して設けていないので、前後
方向の長さを短縮して小型化を図ることができ、高密度
実装に寄与することができる。更に、フィッティングネ
イルをプリント回路基板等に半田付けするので、ソルダ
テイルの半田付けに比べて剥離強度が高く、機械的結合
力の高い実装が可能である。しかも、フィッティングネ
イルは、ソルダテイルの如く変形し易いものではないの
で、取り扱い易い２極電気コネクタとすることができ
る。
絶縁ハウジングと２個の導電端子で２極電気コネクタを
構成したので、部品点数を少なくして、製造の工数、コ
ストを低減することができる。また、ソルダテイルを絶
縁ハウジングの後方に延長して設けていないので、前後
方向の長さを短縮して小型化を図ることができ、高密度
実装に寄与することができる。更に、フィッティングネ
イルをプリント回路基板等に半田付けするので、ソルダ
テイルの半田付けに比べて剥離強度が高く、機械的結合
力の高い実装が可能である。しかも、フィッティングネ
イルは、ソルダテイルの如く変形し易いものではないの
で、取り扱い易い２極電気コネクタとすることができ
る。
【００２４】請求項２の発明によれば、フィッティング
ネイルを添接係合片の下縁に略直角に連続させたので、
フィッティングネイル自体の強度を向上させて半田付け
部分の剥離強度を高めると共に、添接係合片を介して絶
縁ハウジングとの一体性も向上することができる。
ネイルを添接係合片の下縁に略直角に連続させたので、
フィッティングネイル自体の強度を向上させて半田付け
部分の剥離強度を高めると共に、添接係合片を介して絶
縁ハウジングとの一体性も向上することができる。
【００２５】請求項３の発明によれば、コンタクト部分
とフィッティングネイルが絶縁ハウジングの前後方向で
略同一の位置に配置されるので、コンタクト部分に外力
が加えられた際に、フィッティングネイルにてこ作用に
よる応力が伝達されないようにでき、半田付けの剥離防
止を確実にすることができる。
とフィッティングネイルが絶縁ハウジングの前後方向で
略同一の位置に配置されるので、コンタクト部分に外力
が加えられた際に、フィッティングネイルにてこ作用に
よる応力が伝達されないようにでき、半田付けの剥離防
止を確実にすることができる。
【図１】この発明の実施形態の２極電気コネクタの横断
面図である。
面図である。
【図２】同じく実施形態の平面図である。
【図３】同じく実施形態の正面図である。
【図４】同じく実施形態の背面図である。
【図５】同じく実施形態の側面図である。
【図６】実施形態で用いた導電端子の平面図である。
【図７】同じく導電端子の正面図である。
【図８】同じく実施形態の導電端子の側面図である。
【図９】同じく実施形態の導電端子のコンタクト部分の
側面図である。
側面図である。
１ ２極電気コネクタ ２ 絶縁ハウジング ２ａ 絶縁ハウジングの後端面 ２ｂ 絶縁ハウジングの前端面 ２ｃ 絶縁ハウジングの側面 ２ｄ 絶縁ハウジングの底面 ３ 導電端子 ７ コンタクト片 ８ コンタクト部分 ９ 添接係合片 １０ 横方向連結片 １６ フィッティングネイル
Claims (3)
- 【請求項１】 絶縁ハウジング２と、この絶縁ハウジ
ング２の前後方向に沿って並列して設けられた二つの導
電端子３とで構成された２極電気コネクタ１において、 各導電端子３に、絶縁ハウジング２の底面２ｄと略面一
で、絶縁ハウジング２の左右の側面２ｃから外方に延び
るフィッティングネイル１６が一体的に設けてあり、こ
のフィッティングネイル１６の半田付けによって導電端
子３と外部回路の接続と、絶縁ハウジング２の固定が同
時にできるようにしてあることを特徴とする２極電気コ
ネクタ。 - 【請求項２】 導電端子３は、コンタクト片７が設け
られたコンタクト部分８と、絶縁ハウジング２の側面２
ｃに添接して係合する添接係合片９が横方向連結片１０
を介して連続した打ち抜き成形部品とされて、添接係合
片９の下縁に略直角にフィッティングネイル１６が連続
して設けてある請求項１に記載の２極電気コネクタ。 - 【請求項３】 フィッティングネイル１６は、導電端
子３のコンタクト部分８とコネクタのピッチ方向で隣接
する位置に配置されている請求項１または２に記載の２
極電気コネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10225476A JP2000048883A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | ２極電気コネクタ |
| EP99114373A EP0975056A3 (en) | 1998-07-24 | 1999-07-22 | Electrical connector terminal and electrical connector with same |
| TW88212341U TW423736U (en) | 1998-07-24 | 1999-07-22 | Electrical connector terminal and electrical connector with same |
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Family Applications (1)
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