JP2000048361A - 光ディスク装置の記録方法、光駆動方法及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置の記録方法、光駆動方法及び光ディスク装置

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JP2000048361A
JP2000048361A JP11222538A JP22253899A JP2000048361A JP 2000048361 A JP2000048361 A JP 2000048361A JP 11222538 A JP11222538 A JP 11222538A JP 22253899 A JP22253899 A JP 22253899A JP 2000048361 A JP2000048361 A JP 2000048361A
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衛 東海林
Yoshiyuki Miyahashi
佳之 宮端
Takashi Ishida
隆 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクに、データを繰り返し記録する際
に記録領域の始端・終端が劣化してもデータを破壊しな
いようにする。 【解決手段】 データを記録する記録領域を有する光デ
ィスクに記録再生を行う光ディスク装置の光駆動方法に
おいて、必要なデータの始端及び/又は終端部に付加す
る疑似データの記録中に、一時的にレーザ光の照射パワ
ーを消去パワーよりも低くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的に記録再生
を行う光ディスク装置の記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク装置は大容量のデータ
を記録再生する手段として盛んに開発が行われている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
光ディスク装置の記録再生方法の一例について説明す
る。
【0004】図3は従来の光ディスク装置の記録再生系
のブロック図である。図3において39は光ディスクで
ある。310はレーザ駆動回路である。32は光学ヘッ
ドである。34は再生回路である。36はPLL(Ph
ase Locked Loop)回路である。
【0005】記録時には記録データ信号31がレーザ駆
動回路310に入力され、出力信号311が光学ヘッド
32に入力される。図4に1つのセクタに記録するとき
の記録データのフォーマットを示す。記録データを大き
く分けると、同期引き込みパターン41とデータ部43
になる。同期引き込みパターン41はPLL回路36で
同期引き込みを行う際に必要な単一周期のパターンであ
る。
【0006】再生時には光学ヘッド32の出力信号33
が再生回路34に入力され、信号35が出力される。信
号35はPLL回路36に入力され、同期引き込みパタ
ーン41が検出されて、データ部43が再生データ信号
38として出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】相変化光ディスクに記
録する場合、記録領域では、結晶状態からアモルファス
状態へ相変化させるために必要な記録パワーと、アモル
ファス状態から結晶状態へ相変化させるために必要な消
去パワーの2値(データの1、0情報に対応する)でレ
ーザを変調させて記録を行い、記録領域以外は再生パワ
ーでレーザを照射する。
【0008】通常記録パワーおよび消去パワーは再生パ
ワーに比べて非常に大きく、一般に記録パワーは10m
Wから20mW、消去パワーは記録パワーの半分程度、
再生パワーは1mWから2mW程度である。
【0009】従って、従来例のような構成では、100
万回もしくは1000万回以上繰り返し記録を行ったと
き光ディスク39において最も急激に熱条件の変わる同
期引き込みパターン41の始端、データ部43の終端か
ら記録膜構成物質の移動による劣化が始まり、移動した
部分は記録膜の膜厚が変わってデータの記録・再生がで
きないという課題があった。
【0010】本発明は、従来の繰り返し記録におけるこ
のような課題を考慮し、繰り返し記録を行っても必要な
データが壊れないような光ディスク装置の記録方法、光
駆動方法及び光ディスク装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はデータを記録す
る記録領域を有する光ディスクに記録再生を行う光ディ
スク装置の記録方法において、必要なデータの始端及び
/又は終端部に、疑似データを付加して記録する光ディ
スク装置の記録方法である。
【0012】また本発明は、データを記録する記録領域
を有する光ディスクに記録再生を行う光ディスク装置の
光駆動方法において、必要なデータの始端及び/又は終
端部に付加する疑似データの記録中に、一時的にレーザ
光の照射パワーを消去パワーよりも低くする光ディスク
装置の光駆動方法である。
【0013】また本発明は、データを記録する記録領域
を有する光ディスクに記録再生を行う光ディスク装置に
おいて、必要なデータの始端及び/又は終端部に付加す
る疑似データの記録中に、一時的にレーザ光の照射パワ
ーを消去パワーよりも低くする照射パワー変更手段を備
えた光ディスク装置である。
【0014】
【作用】本発明は、データを繰り返し記録する場合、記
録領域の始端・終端から記録膜構成物質の移動による劣
化が始まっても、劣化する部分には、疑似データを記録
しているので、必要なデータは壊れない。
【0015】また本発明は、疑似データの記録中に一時
的にレーザ光の照射パワーを消去パワーよりも小さいパ
ワーにすることで、熱条件の大きく変わる領域を作り、
その領域をもって記録領域の始端・終端から内側へ進む
記録膜構成物質の移動による劣化を低減する。この様子
を図8に示す。
【0016】図8は光ディスクの1つのセクタを示す。
図8において、領域811、812は疑似データの記録
中に、レーザ光の照射パワーを消去パワーよりも小さい
パワーにした領域であり、記録を行うごとに異なる位置
にできる。再生専用領域81、83を含め、斜線の部分
は消去パワーよりも小さいパワーでレーザを照射する領
域である。
【0017】記録領域82の外側の再生専用領域81、
83は記録時にも再生パワーで照射されるので、記録膜
構成物質は融解することがなく、記録領域82で繰り返
し記録を行ったとき記録領域82の始端・終端の最端部
の記録膜構成物質は、記録領域82の内側に移動しやす
い(84、810)。
【0018】しかしながら領域811、812にある記
録膜構成物質は消去パワー以下のパワーで照射されてい
るので移動しにくく、領域811、812が記録領域8
2の始端・終端部に近いときには、これらの領域が壁と
なって記録領域82の始端・終端部分の内側への移動を
低減する。
【0019】なお、領域811、812の場所は記録ご
とに異なるので、領域811、812の両端からの記録
膜構成物質の移動による劣化はほとんどない。
【0020】
【実施例】以下本発明の第1の実施例について図面を参
照しながら説明する。
【0021】図1は本発明の光ディスク装置の記録再生
系のブロック図である。図1において19は光ディスク
である。110はレーザ駆動回路である。12は光学ヘ
ッドである。14は再生回路である。16はPLL回路
である。
【0022】記録時には記録データ信号11がレーザ駆
動回路110に入力され、出力信号111が光学ヘッド
12に入力される。図2に1つのセクタに記録するとき
の記録データのフォーマットを示す。記録データを大き
く分けると、疑似データ21、25と同期引き込みパタ
ーン22とデータ部24になる。
【0023】疑似データ21、25は情報として再生す
る必要のないデータである。疑似データの量は、使用す
る光ディスクの仕様条件での繰り返し記録による始端・
終端の劣化量(例えば、ランダムデータの100万回記
録により、記録領域の始端から内側に向かって20μ
m、記録領域の終端から内側に向かって30μmにかけ
て再生振幅が規定の値よりも小さくなった等のデータ)
を考慮し、劣化量よりも多くする。
【0024】同期引き込みパターン22はPLL回路1
6により同期引き込みを行う際に必要な単一周期のパタ
ーンである。
【0025】再生時には光学ヘッド12の出力信号13
が再生回路14に入力され、信号15が出力される。信
号15はPLL回路16に入力され、同期引き込みパタ
ーン22が検出され、データ部24が再生データ信号1
8として出力される。
【0026】以上のように、本実施例の記録方法によれ
ば繰り返し記録を行っても、仕様条件下においては、記
録領域の始端の劣化が同期引き込みパターン22に届か
ず、かつ記録領域の終端の劣化がデータ部24に届かな
いので、データを正しく記録再生することができる。
【0027】なお、疑似データ21を同期引き込みパタ
ーンとすれば、同期引き込みの時間マージンが増大する
のでより効果がある。
【0028】なお、本実施例では記録データの始端・終
端に疑似データがあるが、光ディスクの構造、記録膜構
成物質や記録条件によっては始端にだけ、もしくは終端
にだけあっても良い。
【0029】なお、図10のように、記録データ信号1
1を記録ごとにセクタ単位でランダムに遅延させる記録
開始時刻制御回路101を備えれば、記録時に最も熱条
件の変わる疑似データ21の始端部および疑似データ2
5の終端部の位置が記録ごとにランダムに変わるので記
録膜の劣化をより低減することができる。
【0030】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。
【0031】図5は本発明の光ディスク装置の記録再生
系のブロック図である。図5において519は光ディス
クである。51は記録ゲート発生回路である。52は断
熱パルス発生回路である。53は記録信号発生回路であ
る。57はアンド回路である。59はレーザ駆動回路で
ある。511は光学ヘッドである。513は再生回路で
ある。516はPLL回路である。
【0032】図7に本実施例の光ディスクの記録再生系
の各信号を説明するためのタイミングチャートを示す。
【0033】記録時には記録ゲート信号54が記録ゲー
ト発生回路51から出力される。記録ゲート信号54の
立ち上がりが記録開始時刻を決定し、立ち下がりが記録
終了時刻を決定する。
【0034】記録ゲート信号54は断熱パルス発生回路
52の出力である信号55とともにアンド回路57に入
力され信号58が出力される。断熱パルス発生回路52
は、後述するように、記録領域の始端・終端部の疑似デ
ータの記録中に、レーザ光の照射パワーを再生パワー7
5とする時刻および時間を決めるためのパルスを発生す
る回路であり、パルスの開始時刻は、記録ごとに疑似デ
ータの区間内でランダムに変わる。
【0035】信号58は記録信号発生回路53の出力で
ある信号56とともにレーザ駆動回路59に入力され
る。
【0036】図6にレーザ駆動回路59および光学ヘッ
ド511のブロック図を示す。図6において、光学ヘッ
ド511に設けられた64はレーザ、65は受光素子で
ある。又、レーザ駆動回路59の、61は再生パワー7
5でレーザ64を発光させるための電流源、62は消去
パワー74でレーザ64を発光させるための電流源であ
る。このときレーザ64は電流源61、62を流れる2
つの電流の合成により消去パワー74で発光する。63
はレーザ64を記録パワー73で発光させるための電流
源である。このときレーザ64は電流源61、62、6
3を流れる3つの電流の合成により記録パワー73で発
光する。
【0037】又、67は電流源62を制御するスイッチ
であり、このスイッチ67は記録ゲート信号58が立ち
上がるとオンされる。68は電流源63を制御するスイ
ッチであり、このスイッチ68は記録信号69が立ち上
がるとオンされる。
【0038】レーザ駆動回路59の出力信号510は光
学ヘッド511に入力される。
【0039】図7の71に1つのセクタに記録するとき
の記録データのフォーマットを示す。記録データを大き
く分けると、疑似データ76、710と同期引き込みパ
ターン77とデータ部79になる。
【0040】疑似データ76、710は情報として再生
する必要のないデータである。疑似データの量は、使用
する光ディスクの仕様条件での繰り返し記録による始端
・終端の劣化量(例えば、ランダムデータの100万回
記録により、記録領域の始端から内側に向かって20μ
m、記録領域の終端から内側に向かって30μmにかけ
て再生振幅が規定の値よりも小さくなった等のデータ)
を考慮し、劣化量よりも多くする。
【0041】同期引き込みパターン77はPLL回路5
16により同期引き込みを行う際に必要な単一周期のパ
ターンである。
【0042】光変調波形72は記録時に光スポットがト
ラックを通過するときの領域ごとのレーザ光の照射パワ
ーを示したものである。断熱パルス発生回路52の出力
である信号55のLの区間に対応する区間はレーザ64
は再生パワー75で発光する。
【0043】再生時には光学ヘッド511の出力信号5
12が再生回路513に入力され、信号514が出力さ
れる。信号514はPLL回路516に入力され、同期
引き込みパターン77が検出され、データ部79が再生
データ信号518として出力される。
【0044】以上のように、本実施例の記録方法によれ
ば繰り返し記録を行っても、記録領域の始端の劣化が同
期引き込みパターン77に届かず、かつ記録領域の終端
の劣化がデータ部79に届かないので、データを正しく
記録・再生することができる。
【0045】さらに本実施例の記録方法によれば、疑似
データの記録中に、一時的にレーザ光の照射パワーを再
生パワーにすることで熱条件の大きく変わる領域を作
り、その領域をもって記録領域の始端・終端から内側へ
進む記録膜構成物質の移動を低減することにより、第1
の実施例の記録方法に比べて、疑似データを少なく、デ
ータ部を多くすることができる。
【0046】なお本実施例では、疑似データの記録中に
一時的にレーザ光の照射パワーを再生パワーにしている
が、再生パワーに限らず記録膜構成物質の移動を低減す
るような小さいパワーであれば任意のパワーでも同じ効
果が得られる。
【0047】なお本実施例では、記録領域の始端・終端
でそれぞれ1ヶ所づつ、一時的にレーザ光の照射パワー
を再生パワーにしているが、光ディスクの構造、記録膜
構成物質や記録条件によっては始端だけ、もしくは終端
だけでも良く、またサーボがはずれない限りにおいて複
数個あっても良い。
【0048】なお、本実施例では記録領域の始端・終端
における、レーザ光の照射パワーを再生パワーにする時
間はいつも同じであるが、この時間を記録ごとにランダ
ムにしても同様の効果が得られる。
【0049】なお、疑似データ76を同期引き込みパタ
ーンとすれば、同期引き込みの時間マージンが増大する
のでより効果がある。
【0050】なお、図11のように、信号56と信号5
8を記録ごとにセクタ単位で同じ時間だけランダムに遅
延させる記録開始時刻制御回路101を備えれば、記録
時に最も熱条件の変わる疑似データ76の始端部および
疑似データ710の終端部の位置が記録ごとにランダム
に変わるので記録膜の劣化をより低減することができ
る。
【0051】以下本発明の第3の実施例について図面を
参照しながら説明する。
【0052】第3の実施例が第2の実施例と異なるの
は、第2の実施例における断熱パルス発生回路52の出
力する信号55を図9の信号90のようにするところで
ある。信号90は、疑似データの記録中に一時的にレー
ザ光の照射パワーを再生パワーにするための断熱区間
が、複数個あり、それらが近接するような信号である。
【0053】本実施例のように、疑似データ76の領域
では左の断熱区間を長く、近接する右の断熱区間を短く
し、疑似データ710の領域では右の断熱区間を長く、
近接する左の断熱区間を短くすれば、領域96の左側の
記録膜構成物質は第2の実施例と同様に右側に移動しに
くいが、領域96の右側の記録膜構成物質は、領域96
の右端が多少融解しているので右側はもちろんのこと、
左側にも移動できる。従って、第2の実施例と同様に疑
似データ76の左端から右側に向かって始まる記録膜構
成物質の移動を低減することができるのに加え、領域9
6の右端から右側に向かう移動を、さらに記録回数が増
えた場合でも抑えることができる。
【0054】同様に領域97によって、疑似データ71
0の右端から左側に向かって始まる記録膜構成物質の移
動をより低減することができ、領域97の左端から左側
に向かう移動も抑えることができる。
【0055】以上のように本実施例は繰り返し記録回数
がさらに増えたときには第2の実施例よりも有効であ
る。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明は、記録データの始
端・終端部に疑似データを記録することにより、繰り返
し記録を行って記録データの始端・終端から劣化が始ま
っても必要なデータは壊れない。
【0057】また本発明は、疑似データの記録中に一時
的にレーザ光の照射パワーを消去パワーよりも小さいパ
ワーにすることで熱条件の大きく変わる領域を作り、そ
の領域をもって記録データの始端・終端から始まる劣化
を低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光ディスクの記
録再生系のブロック図
【図2】同実施例における記録フォーマットを示す図
【図3】従来の光ディスクの記録再生系のブロック図
【図4】従来の光ディスク装置における記録フォーマッ
トを示す図
【図5】本発明の第2の実施例における光ディスクの記
録再生系のブロック図
【図6】同実施例におけるレーザ駆動回路と光学ヘッド
のブロック図
【図7】同実施例の記録再生系の各信号のタイミングチ
ャート
【図8】同実施例における記録フォーマットを示す図
【図9】本発明の第3の実施例における記録再生系のタ
イミングチャート
【図10】本発明の第1の実施例における光ディスクの
記録再生系のブロック図
【図11】本発明の第2の実施例における光ディスクの
記録再生系のブロック図
【符号の説明】
12 光学ヘッド 14 再生回路 16 PLL回路 21、25 疑似データ 22 同期引き込みパターン 24 データ部 51 記録ゲート発生回路 52 断熱パルス発生回路 59 レーザ駆動回路 101 記録開始時刻制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大原 俊次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記録する記録領域を有する光ディ
    スクに記録再生を行う光ディスク装置の光駆動方法にお
    いて、必要なデータの始端及び/又は終端部に付加する
    疑似データの記録中に、一時的にレーザ光の照射パワー
    を消去パワーよりも低くすることを特徴とする光ディス
    ク装置の光駆動方法。
  2. 【請求項2】レーザ光の照射パワーを消去パワーよりも
    低くする時刻が、記録ごとに異なることを特徴とする請
    求項1記載の光ディスク装置の光駆動方法。
  3. 【請求項3】レーザ光の照射パワーを消去パワーよりも
    低くする時間が、記録ごとに異なることを特徴とする請
    求項1、2記載の光ディスク装置の光駆動方法。
  4. 【請求項4】データを記録する記録領域を有する光ディ
    スクに記録再生を行う光ディスク装置において、必要な
    データの始端及び/又は終端部に付加する疑似データの
    記録中に、一時的にレーザ光の照射パワーを消去パワー
    よりも低くする照射パワー変更手段を備えたことを特徴
    とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】照射パワー変更手段は、各セクタの記録開
    始・終了位置を決定する記録ゲート発生回路と、記録中
    にレーザ光の照射パワーを消去パワーよりも低くする時
    刻および時間を決定する断熱パルス発生回路と、前記記
    録ゲート発生回路の出力信号と、前記断熱パルス発生回
    路の出力信号との論理積をとるアンド回路と、記録信号
    発生回路と、前記アンド回路の出力信号と前記記録信号
    発生回路の出力信号に基づき、前記照射パワーを制御す
    るレーザ駆動回路とを備えたことを特徴とする請求項4
    記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】疑似データの記録開始時刻が、記録ごとに
    異なることを特徴とする請求項1から3記載の光ディス
    ク装置の光駆動方法。
  7. 【請求項7】疑似データの記録開始時刻を記録ごとに変
    更する記録開始時刻制御手段を備えたことを特徴とする
    請求項4又は5記載の光ディスク装置。
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