JP2000048136A - 別個のidコ―ドを有する1組のタグの多重リ―ド方法およびシステム - Google Patents

別個のidコ―ドを有する1組のタグの多重リ―ド方法およびシステム

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JP2000048136A JP11109874A JP10987499A JP2000048136A JP 2000048136 A JP2000048136 A JP 2000048136A JP 11109874 A JP11109874 A JP 11109874A JP 10987499 A JP10987499 A JP 10987499A JP 2000048136 A JP2000048136 A JP 2000048136A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索ツリーの走査時間を短縮することであ
る。 【解決手段】 ポーリング装置とタグとの間で信号を送
受信することによるバイナリタグコードの識別からな
り、全てのコードが同じサイズNを有し、ポーリング装
置によるこれらのコードの識別を、ビットごとに連続し
て、 【数1】 個の枝を有するバイナリ検索ツリーを走査することによ
り行い、各枝をNビットの内の1つの値0または1を表
し、かつ、ノードを介して相補的な値1または0の枝に
接続し、検索ツリーの各枝を、タグの組の読取りシーケ
ンス中に1回だけ読み取られ、ポーリング装置が既に識
別された枝を再走査しない方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各々がIDコー
ドを有しかつポーリング装置によって送信された電磁場
に配置された一組の静的または動的なタグに対する多重
リード(読取り)方法に関する。一般に、この発明は、
その数が予め知られていないポーリングシステムと応答
システム(タグ)との間の全ての処理に適用する。特
に、この発明は、バッジを付けた人を認識する分野また
はタグを付けた物体、例えば、空港における手荷物、店
舗における商品または生産ラインにおける他の生産物の
計数および制御の分野に適用される。
【0002】
【従来の技術】現在、専門家であれば、タグを付した物
体のための数多くのシステムおよび方法を知っている。
それらの多くは、多数のタグを読むこと、いわゆる「多
重リード」に適用する。
【0003】現在知られている多重タグリード方法は、
3つの主な分類カテゴリー、すなわち、空間関連分類、
周波数依存分類および時間依存分類に従ってグループ化
され得る。
【0004】空間関連分類に基づく方法は、ポーリング
装置によって処理された容積を変更することによりタグ
を分離するためのものである。これは、ポーリング装置
によって発せられた電磁場を、異なる送信パワーレベル
および/または複数の送信器を用いて変更することによ
り行われる。
【0005】第2の分類カテゴリーは、周波数に依存し
てタグを分類するものである。この場合において、各タ
グは、そのコードまたは他によって占有されないその帯
域のいずれかに依存した、または、任意の予め定められ
た基準に依存した所定の周波数で送信する。
【0006】第3の分類カテゴリー、すなわち、時間依
存分類は、公知の方法において最も頻繁に使用されるも
のである。それは、ポーリング装置とタグとの間の交換
を時間的に分散させることにあり、したがって、特定の
プロトコルを必要とする。これは、装備されるべきハー
ドウェア手段が最も少なくて済む形式の方法である。こ
の形式のリード方法のために、2つの主なアプローチが
識別され得る: − 質問機がマスタである「同期式」と呼ばれる方法、
および − タグがポーリング装置の電磁場内に入るとすぐに送
信を開始する非同期式の方法である。
【0007】公知の方法のいくつかは、タグによって同
時に送信されたメッセージの衝突が検出されたときに、
各タグに固有の無作為の遅れの後に、タグコードの再送
信を提供する。
【0008】また、タグの応答のための特定のタイムス
ライスを残すことからなる方法もある。各タイムスライ
スは、各タグのIDコードによって、ただ一つに決定さ
れる。しかしながら、これらの方法は、ポーリング装置
と一組のタグとの間の処理時間を最適化するものではな
い。さらに、全てのタグを読みとるための方法により必
要とされる時間は、存在するタグの数が偶然であること
に加えて、無作為な数の振り出しに基づいており、決定
論的ではないことを意味している。
【0009】時間依存分類の方法の中には、仏国特許出
願公開第2677135号公報に開示された方法があ
る。この特許出願は、同期式のバイナリツリー時間アプ
ローチを開示している。
【0010】さらに詳細には、この特許出願は、ポーリ
ング装置のポーリング場の中に存在するタグに、いかに
して連続的にそれらのIDコードの各ビットを、このコ
ードが完全に識別されるまで供給させるかについて開示
している。この目的のために、タグは、ポーリング装置
からの制御信号に応答する。現在識別されているコード
がそれ自身のものと異なることをタグが検出するときに
は、タグは一時的に固定、すなわち、サイレントにさ
れ、それによって、ただ1つの固定されていないタグの
みが残されるまで他のタグに対して識別サイクルが続け
られる。このタグのコードは、その後、識別される。識
別サイクルの終了時に、質問機からの単一の指令の際
に、識別されたタグが永久的に固定されかつ他のタグが
一時的な固定状態を終了される。したがって、識別方法
は、他のタグを識別するために再初期化される。これら
の動作は、必要により、全てのタグが逐一識別されるま
で、複数回繰り返される。
【0011】各コードを連続して識別するこの方法は、
その各枝がIDコードビットの2つの採り得る値の1つ
を表しているバイナリ検索ツリーを用いた走査と同様で
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この方法によれば、検
索ツリーは、各コードを識別するために、ルートから完
全に走査される。したがって、バイナリ検索ツリーの同
じ枝が複数回走査されることがある。この方法によれ
ば、タグのポーリング時間は、結果的に、タグの各々に
ついてツリーのルートからバイナリツリーの検索が行わ
れた場合よりもむしろ長い。このことはN×nの読取時
間を与える。ここで、Nは、IDコード長、nは存在す
るタグの数である。したがって、この方法は、タグの数
が多ければ多いほどより長くなるものである。
【0013】さらに、この特許出願に開示されている方
法は、一度だけ読み取られ得る一組の静的なタグに適用
されるのみである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、上述
した方法の欠点を改善することにある。この目的のため
に、この発明は、一組の静的または動的なタグのための
多重リード方法であって、ポーリング手続中に、各ID
コードのためのバイナリ検索ツリーのルートまで戻るこ
とを必要とせず、これらのタグを識別するために必要な
時間をかなり削減することができる方法を提供してい
る。また、この発明は、この方法を実行するためのシス
テムをも提供している。
【0015】さらに詳細には、この発明は、各々が別々
のバイナリIDコードを有しかつポーリング装置の電磁
場内に配置される一組のタグを読み取るための方法に関
し、ポーリング装置とタグとの間で信号を送受信するこ
とによってバイナリタグコードを識別することからなっ
ている。この方法は、全てが同じサイズNを有するコー
ドによって特徴づけられ、これらのコードの識別が、
【数2】 個の、各々がNビットの0または1の値を表しかつノー
ドを介して相補的な値1または0の枝に接続された枝を
有するバイナリ検索ツリーを走査することにより、連続
的にビットごとに行われる。検索ツリーの各枝は、タグ
セット読取りシーケンス中において一回だけ読み取られ
る。
【0016】したがって、この発明による方法は、時間
T(N,n)<N×n(nは2Nより大きいがnは小さ
い。)の期間内に行われ得るという利点を有している。
とり得る全てのタグが存在する場合には、2N−1個の
異なる最大数のコード、したがって、最初の要求に対し
てα×2(2N−1)回の基本的な処理が存在する。こ
こで、αは基本処理時間の比率を表す定数であり、この
発明によれば(かつ仏国特許出願公開第2672135
号公報によれば)2より小さい。
【0017】ポーリング装置は、検索ツリーの各ノード
を記憶し、各タグは、そのコード識別シーケンス中に走
査された最新のノードを記憶する。
【0018】この発明の一態様によれば、この方法は、
バイナリ検索ツリーを、最初に横方向(widthwise)に走
査することにある。この発明の他の態様によれば、この
方法は、バイナリ検索ツリーを、最初に縦方向(depthwi
se)に走査することにある。
【0019】また、この発明は、ポーリング装置を用い
て、一組の動的なタグを読み取るためのシステムにも関
連しており、タグおよびポーリング装置は、それぞれ、
信号送信/受信手段のみならず、記憶手段を具備し、前
記ポーリング装置が、 − 該ポーリング装置の電磁場内に存在するタグの数を
計数するタグカウンタと、 − ビット位置カウンタと、 − 読み取られまたは現在読み取られているコードのリ
ストのための記憶レジスタと、 − このコードリストをポインティング(pointing)する
ためのポインタとを具備し、かつ、各タグが、 − シーケンス番号カウンタと、 − シーケンス番号デカウンタと、 − タグカウンタと、 − ビット位置カウンタと、 − 第1の読取ラッチとを具備することを特徴としてい
る。 より有利には、このポーリング装置およびタグは、各
々、タグデカウンタを具備している。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、4つのタグE1,E2,
E3,E4に対するバイナリ検索ツリーの一例を表して
いる。図2は、タグの構造を概略的に表している。図3
は、ポーリング装置の構造を概略的に表している。図4
は、タグポーリングの一般的なブロック図を表してい
る。図5は、識別セグメントから抽出されたノードを読
み取るための基本的なタイムチャートを表している。図
6および図7は、この発明の第1の実施形態において、
タグに対するコード読取り段階およびコード認証段階の
各ブロック図を表している。図8および図9は、この発
明の第1の実施形態において、ポーリング装置のための
コード読取り段階およびコード認証段階の各ブロック図
を表している。図10は、この発明の第1の実施形態に
おいて、4つのタグのコードを読み取るためのタイムチ
ャートの一例を表している。図11は、この発明の第2
の実施形態において、タグのためのコード読取り段階の
ブロック図を表している。図12は、この発明の第2の
実施形態において、4つのタグのコードを読み取るため
のタイムチャートの一例を表している。図13は、第2
の実施形態において、ポーリング装置のためのコード読
取りおよび認証を含むブロック図の一例を表している。
【0021】この発明は、ポーリング装置の電磁場内に
存在する全てのタグのコードを、全てのコードに対する
読取り時間を最小化することにより識別するための方法
に関する。
【0022】この方法は、バイナリ検索ツリーを、各々
がIDコードビットのとり得る値(0または1)を表す
枝ごとに走査することにある。言い換えれば、バイナリ
検索ツリーは、コードを構成するN個のビットに対する
全てのとり得るコードの包括的な記述から構築されてい
る。
【0023】ツリーの走査は、該ツリーの各枝がただ1
回だけ走査され、かつ、新たなコードが発見された最後
のノードから始まるツリーを走査することにより読み取
られるように行われる。したがって、ポーリング装置
は、既に識別された枝を再走査しない。
【0024】この発明の方法は、全て同じサイズ、すな
わち、同じ数のビットを含むIDコードを有する一組の
タグに適用される。この方法によれば、IDコードは、
バイナリツリーの枝が走査されるときに、ビットごとに
連続して読み取られる。
【0025】この方法は、コードが決定されたときに、
他のコードの決定のための走査は、2つの枝が走査され
なければならず、かつ、タグおよびポーリング装置内に
記憶された第2のノードから再開されること、すなわ
ち、従来技術における場合にそうであったようにルート
からではなく、枝のノードから始まることに基づいてい
る。
【0026】この目的のために、この発明の方法は、主
として、既に走査された全てのノードの記憶であって、
そのために、現在の読取りシーケンス中に両方の枝が走
査されなければならないことをタグの応答が示したノー
ドの記憶を含んでいる。この記憶は、ツリーノードに対
してポーリング装置及び関連するノード、すなわち、そ
のコード読取りシーケンス中に走査された最後のノード
に対してタグによって同時に行われる。
【0027】さらに、この発明によれば、ポーリング装
置は、各識別ステップにおいてタグにより送信された情
報であって、一方では、タグがそれらの送信に同期する
ことを可能にし、他方ではバイナリツリー走査並びにそ
れらのコードに応じたそれらの送信を管理することを可
能にする情報を再送信する。有利なことに、このこと
は、電磁場内に存在する他のタグのコードについて発見
することをも許容し、この電磁場内に存在するタグの数
について発見することをも許容する。
【0028】したがって、この発明の方法は、一組の静
的なタグに対して電磁場内に存在する一組のタグを読み
取ることを許容するのみならず、一組の動的なタグの場
合に、入退場する全てのタグを識別することをも許容す
る。言い換えると、この方法は、識別シーケンスが開始
されたときに、電磁場内に入場するタグを検出しかつ識
別することを許容する。この目的のために、多重読取り
サイクル中にポーリング装置の電磁場内に入場するタグ
は、次のサイクルまでサイレントに維持される。同時
に、この方法は、多重読取りサイクル中にポーリング装
置の電磁場から退場するタグが計数されないようにする
ことを許容する。この場合に、ポーリング装置は「エラ
ー」を検出する。
【0029】図1は、4つのタグのIDコードを決定す
ることが試みられる例としてのバイナリー検索ツリーを
示している。この例に対して、タグコードはそれぞれ4
ビット(N=4)を有しかつ以下の通りである。 − タグ1(E1)はコード0010を有する。 − タグ2(E2)はコード0110を有する。 − タグ3(E3)はコード1010を有する。 − タグ4(E4)はコード0101を有する。
【0030】この図1において、最上位ビットはB3と
呼ばれ、それに続くビットはB2,B1であり、最下位
ビットはB0と呼ばれる。この図1において明らかなよ
うに、検索ツリーは最上位ビット、すなわち、B3から
始まって、その後、最下位ビット、すなわち、B0まで
コードを分解することにより構築される。
【0031】この図1において、検索ツリーの全てのと
り得る枝は、破線で表され、IDコード検索中に現実に
走査された枝は実線で表されている。各枝に割り当てら
れた値0,1は、該枝により表されるビットの値を示し
ている。
【0032】したがって、図において最も左に位置する
実線における走査は、タグE1のコードを回収すること
を許容し、すぐ右に位置するものは、タグE4のコー
ド、次はタグE2のコード、最後はタグE3のコードを
回収することを許容している。
【0033】簡単にいえば、これらの4つのタグのコー
ドを決定するために行われる走査は、以下の通りであ
る。まず第1に、タグの内の少なくとも1つが値0に設
定された最上位ビットB3を有するかどうかがチェック
され、3つのタグ(タグE1,E4,E2)がそれらの
ビットB3が0であるということを応答する。したがっ
て、これら3つのタグのコードは0から始まる。
【0034】したがって、この方法は、枝から枝に続
き、かつ他のコードの読取りシーケンスが行われるごと
に最後の枝のノードに戻る。上述したこの発明の方法
は、タグ/リーダ(またはポーリング装置)システムに
よって実行される。
【0035】図2には、タグの構造が概略的に表されて
いる。各タグは、電子式送信手段(14)並びに、バイ
ナリ情報をポーリング手段に通信すること、または、こ
のポーリング手段からバイナリ情報を受信することを可
能にする電子式変調手段(1)および復調手段(2)を
有している。さらに、各タグは、電子式省力手段(4)
並びに電子式クロック抽出手段(3)を具備していても
よい。
【0036】これらの手段1,2,3,4,14は既知
であって、仏国特許出願公開第2677135号公報に
開示されており、この出願においてこれ以上詳細に説明
するまでもないことである。
【0037】さらに、各タグは、ポーリング装置から受
信されたメッセージに依存してとられるべき一連の動作
を順番に並べることを可能にする電子手段(5)並びに
一時的または永久的な情報の記憶手段を具備している。
この情報記憶手段(13)は、2つの領域、すなわち、
IDコードを記憶するためにホワイトプロテクトされか
つ反転された一記憶領域(13a)と可変情報のための
一バックアップ領域(13b)とに配列されている。
【0038】種々のモジュールが、「シーケンサ」と呼
ばれる順序制御手段に接続されている。これらのモジュ
ールの内の1つは、符号6により示され、読取りシーケ
ンス中に存在するタグの総数を計数することを許容する
機能を有するタグカウンタCEである。現在の検索シー
ケンス(または識別シーケンス)中に、それは、存在す
るタグと同じ回数だけビット位置に滞在することが許容
される。その値は、各タグのみならずポーリング装置に
対しても同じように変化する。
【0039】シーケンサ5に接続された他のモジュール
は、符号8で示されるビット位置カウンタCRBであ
る。このカウンタは、そのタグについて現在読み取られ
ているビットの重みまたは位置がどれであるかを、タグ
に対して示す。このカウンタは、ビット位置読取りサイ
クルの始まりごとにインクリメントする。
【0040】また、このシーケンサには、タグのコード
が完全に決定されたときに該タグをロックするための、
符号9で示される第1の読取りラッチBPLが接続され
ている。このラッチBPLは、0に初期化され、その
後、それが属するタグの正確なIDコードの読取りの終
了時に1に設定される。これにより、なおも質問機の電
磁場内に存在するが、既に読み取られたタグが、多重の
リード要求にそれ以上応答せず、本願の出願人によりこ
の出願と同日に出願された、「別々のIDコードを有す
る一組の動的なタグの読取り方法およびシステム」と題
された特許出願に記載された方法によるそのシーケンス
番号を用いて存在認証要求に応答することを可能として
いる。
【0041】符号10で示されるシーケンス番号カウン
タCNOも、シーケンサ5に接続されている。このカウ
ンタCNOは、新たな高次コードが出現するたびに、す
なわち、少なくとも1つのタグの応答がバイナリツリー
のノードの2つの接続枝の各々に供給される(コード1
1の受信、以下に説明)たびに、インクリメントする。
これは、タグがまだビット数に対して丸められてポーリ
ングされておらず、またはビットセットを0に示すこと
により応答したばかりであるとの条件の場合である。こ
のシーケンス番号カウンタCNOは、シーケンスの開始
において0に初期化される。
【0042】上述したように、番号づけ方法は、シーケ
ンス番号を増加させることによって減少する重みのID
コードを分類することを許容する。符号11により参照
されるシーケンス番号レジスタRNOも、シーケンサ5
に接続されている。このシーケンス番号レジスタRNO
は、読取りシーケンス中に計算されたようなタグのシー
ケンス番号をメモリ内に保存することを許容する。この
シーケンス番号は、この方法の残りの間、特に認証シー
ケンス中に、タグとポーリング装置との間のより迅速な
処理を可能にしている。このカウンタCNOは、タグが
初期化されたとき、またはポーリング装置からのコード
リードエラーの場合に0に設定される。
【0043】シーケンス番号デカウンタDNOまたは、
符号12として参照される幅シーケンスデカウンタも、
このシーケンサ5に接続されている。デカウンタ12
は、ビット位置検索シーケンス中に、識別されるタグの
数と同じ回数だけデクリメントされる。デカウンタ12
は、シーケンス番号カウンタの値で、新たなビット位置
の走査シーケンス(またはリードサイクル)の開始ごと
に決定される。その値が1に到達するときに、タグは、
そのIDコードの現在のビット位置の重みを送信する順
番であるということを理解する。デカウンタDNOは、
ビット位置走査サイクルの終了まで0に維持される。
【0044】また、シーケンサには、IDコード用に予
約された、ライトプロテクトされた記憶領域13aと可
変情報バックアップ領域13a内に準備された記憶手段
も接続されている。
【0045】この発明の第1の実施形態において、以下
に説明されるように、タグも、符号7で示されるタグデ
カウンタDCEを具備している。デクリメントすること
によって、このデカウンタDCEは、このシーケンスが
どのコードを読んでいるのかを見つけだすことを許容す
る。デカウンタが0値に到達するときには、このこと
は、ビット位置が完全に走査されたことを意味してい
る。したがって、ビット位置カウンタ8をインクリメン
トすることによって次のビット位置に進むことができ
る。このタグデカウンタ7は、ビット位置に関するシー
ケンスの開始時に、タグカウンタ6の値で初期化され
る。
【0046】デカウンタDNOと全く同様のこのデカウ
ンタDCEは、シーケンサ5からデクリメント指示DE
Cと記憶指示STRとを受け取る。反対に、カウンタC
E,CRB,CNOは、0リセット指示RAZとインク
リメント指示INCとを受け取る。レジスタRNOに関
しては、記憶指示STRと0リセット指示RAZとを受
け取り、ラッチBPLは、0リセット指示Rと1リセッ
ト指示Sとを受け取る。各モジュール6,12はその現
在の値をシーケンサ5に戻す。
【0047】図3には、この発明によって使用されるポ
ーリング装置の構造が概略的に示されている。このポー
リング装置は、符号15により表される電磁発信手段並
びに、一組のタグとバイナリ情報を通信しまたはタグか
らのバイナリ情報を受信することを可能にする電子変調
手段16および電子復調手段17を具備している。
【0048】さらに、このポーリング装置は、タグから
受け取ったメッセージに依存してとられる一連の動作の
順序制御を行うことを可能にする電子手段18(シーケ
ンサと呼ばれる)を具備している。さらに、ポーリング
装置は、一時的または永久的な情報記憶手段22をも具
備している。
【0049】図3において明らかなように、シーケンサ
18は、複数のモジュールと情報を交換する。これらの
モジュールの中には、類似するタグモジュール(図2)
のものと同様の機能を有するタグカウンタCE19およ
びビット位置カウンタCRB21が存在する。したがっ
て、この図3を参照して、これ以上詳細に説明しないこ
とにする。
【0050】タグと同様に、ポーリング装置も、以下に
説明されることになるこの発明の第1の実施形態におい
てのみ使用されるタグデカウンタDCE20を具備して
いる。
【0051】情報記憶手段22は、主として、現在読み
取られておりまたは既に読み取られたコードを有するリ
ストLCODを具備している。さらに詳細には、この現
在読み取られておりまたは既に読み取られたコードのリ
ストは、ポーリング装置が、現在読み取られておりまた
は既に読み取られたコードを分類し配列する記憶領域で
ある。この配列は動的であり、その限りにおいて、タグ
は任意の時刻において質問機の電磁場に出入りしてもよ
い。したがって、このリストから要素(すなわちコー
ド)を挿入または削除することが可能である。符号23
で示されるリストポインタPCODは、このリストにお
いて最新に処理された要素を指し示すことができる。
【0052】上述したタグ/リーダシステムは、最小限
のバイナリツリー走査時間で多数のタグを読み取るため
の方法を実行する。図4は、この方法の主なステップを
示している。
【0053】大まかに言えば、この方法は、符号Aによ
り参照される第1の初期化ステップと、それに続く、シ
ーケンス番号の割り当てを行う識別ステップBとを具備
しており、テストPの結果が否定的であれば、このシス
テムは、少なくとも1つのタグが到着するまでステップ
Pに戻る。この方法は、その後、リストの最新の番号を
照合し、起こりうるタグの出発を考慮に入れてシーケン
ス番号を管理するためのステップC、その後、装置の電
磁場内の少なくとも1つの新たなタグの存在をチェック
することからなるテストDに進行する。
【0054】この存在テストDが真であれば、その後、
方法は、シーケンス番号の割り当てを行う識別段階E、
その後、リストが空であるかどうかをチェックするテス
トFに進行する。
【0055】リストが空の場合には、この方法は、ステ
ップBの開始位置に続き、そこで、新たなタグを待つス
タンバイ状態に入る。反対に空でない場合には、タグ内
の情報を更新するステップGが実行される。
【0056】ビットの観点からのこの方法の基本的なプ
ロトコルは、検索ツリーノードレベルにある。ビットレ
ベルにおける情報の交換は、図4に示されたシーケンス
から始まって説明される。このシーケンスは、4つのク
ロックサイクルT1,T2,T3,T4において実行さ
れ得る。 − T1は、現在走査されているビットが1であるタグ
により信号が発信されるサイクルであり、 − T2は、現在走査されているビットが0であるタグ
により信号が発信されるサイクルであり、 − T3,T4は、サイクルT1,T2中に受信された
バイナリダブレットを示すコード、すなわち、コード0
0,コード01、コード10,コード11を、ポ ーリング装置が再送信するサイクルである。
【0057】作動中のタグは、開始コードが、最新に走
査されたノードに対応しているタグであることを特筆し
ておく。一方では、このことは各作動中のタグのIDコ
ードビットを読み取ることを許容し、他方では、読取り
を計時することを許容し、かつ、現在走査されているノ
ードの両方の枝のとり得る存在に関する同じ情報を全て
のタグに送信することをも許容する。したがって、ポー
リング装置および全てのタグは、同じ情報を有し、した
がって、潜在的に同じ計算を実行することができる。
【0058】したがって、図5は、基本周期を表すサイ
クルT1,T2,T3,T4でノードを読み取るための
基本的なタイムチャートを示しており、このタイムチャ
ートの各線は、異なる信号を表しており、第1の線は、
ポーリングコード信号を表し、第2の線は、1に設定さ
れたビットを有する1つまたは複数のタグからの信号を
表し、第3の線は、0に設定されたビットを有する1つ
または複数のタグからの信号を表している。
【0059】この図に示された例において「コードx,
y」と呼ばれるポーリングコードは、スロットT1,T
2中に受信された情報に対応する少なくとも2つのビッ
トを含んでいる。言い換えれば、 ・ コードxy= T1中のxおよび ・ T2中のy ・ T1中に、1に設定されたビットが存在する場合に
はx=1、さもなければ0、 ・ T2中に、0に設定されたビットが存在する場合に
はy=1、さもなければ0である。 これにより、4つのとり得るコード、コード00,コー
ド10,コード01,コード11が生成される。
【0060】この発明によれば、バイナリツリーの走査
が2つの異なるモード、すなわち、最初に横方向に走査
するモード、または最初に縦方向に走査するモードによ
って行われ得る。
【0061】第1の実施形態によれば、全てのとり得る
コードの包括的な記載からなるバイナリ検索ツリーは、
最初に横方向に走査される。したがって、コードは、同
時に、コードごとに、1つの所定のビット位置に対して
下降する順序で読み取られる。また、それらは、最下位
ビットが発見されるまでビットごとに読み取られる。
【0062】この実施形態にしたがってこの発明を説明
するステップは、検索シーケンス内に2つの枝分かれし
たループを具備している。第1のループは、ビット位置
に基づいて索引づけられ、第2のループは、所定の時刻
において列挙されたタグの数に基づいて索引づけされて
いる。もちろん、この数は、リードシーケンスの開始時
には既知ではなく、ツリー検索走査が進行するにしたが
って、少なくとも2つのタグが1つのバイナリ接続部、
すなわちノードに存在するたびに変化する。
【0063】この実施形態は、図2,3に示されたシス
テムによって実行され、該実施形態においては、リーダ
およびタグがそれぞれタグカウンタDCEを具備してい
る。この実施形態の基本原理は、計時しかつ前のコード
が読み取られたときに受け取ったメッセージを全てのタ
グに再送信するポーリング装置にある。したがって、存
在するタグのグループの送信を知らされた各タグは、現
在の情況を分析する手段を有し、送信が想定されるとき
を見つけることができ、他のタグを計数することもでき
る。
【0064】したがって、各タグは、特定のアプリケー
ションに対して必要であると判明した場合には、存在す
る全てのコードを読み取るための全ての情報を有してい
る。この場合には、タグは、ポーリング装置と同じアル
ゴリズムを適用する。
【0065】検索シーケンスは、ポーリング装置によっ
て送られたシーケンスメッセージの開始によって開始さ
れ、シーケンスメッセージの終わりによって終了する。
本質的に2つの段階を有している。存在するコードを走
査する(または読み取る)ための第1の段階および、そ
の後の、受信されたコードを認証するための第2の段階
である。
【0066】この方法によれば、コード識別段階は、既
に識別されたコード部分(最上位ビット)にしたがっ
て、ノードからノードへバイナリ検索ツリーを走査する
ことによって実行される。現在識別されているコードの
既に識別された部分に続く第1のビットは、次のノード
において読み取られる。バイナリノードに対応する各ス
テップにおいて、そのコードがルートからこのノードに
続く樹枝状のもので始まるタグが応答できるように、2
つのタイムスロットが予約されている。このタグは、そ
れに続くビットが1に設定されている場合には第1のス
ロット中に、または、それに続くビットが0に設定され
ている場合には第2のスロット中に応答する。
【0067】ポーリング装置は、読み取られたビットを
示す、2ビットコード、すなわち、1に設定されたビッ
トがないが、1ビットが0に設定されていることに対し
て、コード01を戻すことにより、シーケンスを計数す
る。
【0068】したがって、このビット位置に異なるコー
ドを有する2つのタグは、2つのスロットの内の1つの
範囲で各々応答することができる。その後、少なくとも
1つの新たなタグの存在が検出される。
【0069】現在読み取られているコードの既に読み取
られた部分は、複数のコードの開始部分に対応している
ことを特筆しておく。IDコードビットの数に対応する
固定されたインデックスに戻ること、並びに、そのとき
までに検出されたタグの数の増加するインデックスに戻
ることにより、存在する全てのタグが読み取られ得る。
【0070】読取り段階の終了時において、ポーリング
装置は、一組のタグのそれぞれのIDコードの正確な読
みを確認しまたは無効にすることによってそれらのタグ
を走査する。これは、コード認証段階であり、各タグに
割り当てられたシーケンス番号を使用することに基づい
ており、これらのシーケンス番号並びにこれらの番号の
割り当て方法の役割は、既に言及した「別々のIDコー
ドを有する一組の動的なタグを読み取るための方法およ
びシステム」と題された特許出願に開示されている。
【0071】初めて正確に読み取られかつそのシーケン
ス番号が正確であるということを考慮して、タグは、返
事を戻す。その最初の読み取られたビットは、その後、
確認される。反対に、不正確なコードが読み取られた場
合には、ポーリング装置は、エラーメッセージを送り、
タグは他の最初の読取りの待機に戻る。
【0072】タグが、読取りシーケンス中にポーリング
装置の電磁場内に入った場合には、それが応答可能とな
る前に、次のシーケンスメッセージの開始を待たなけれ
ばならない。それは、ポーリング装置と他のタグとの間
の現在のダイアログを妨害することも、それによって妨
害されることもない。
【0073】識別シーケンス中に、タグが質問機の電磁
場内から出る場合には、次のビットの読取りは、存在す
る他のタグが同じ開始コードを有している場合を除い
て、1または0に設定された次のビットの応答を何ら戻
さない。第1の場合には、質問機は、現在のビット位置
における対応する走査シーケンスの間に未だ読み取られ
ていない各タグのシーケンス番号カウンタのデクリメン
トを開始する、コード00のようなメッセージを送る。
各タグのタグカウンタも、ポーリング装置のタグカウン
タと同様にデクリメントされ、ポーリング装置はその
後、そのリストからそのコードを消去する。
【0074】この検索シーケンスは、図6,7,8,9
を参照して、以下により詳細に説明される。特に、図
6,8は、存在するコードを識別するための段階のブロ
ック図を示しており、図7,9は、受信したコードを確
認するための段階のブロック図を示している。
【0075】識別段階中に、ポーリング装置は、8個の
異なるコードを使用しかつ送信する。それらは以下の通
りである。 − シーケンス開始コード:このコードは全てのタグを
初期化することを許容する。 − コード00,コード10,コード01,コード1
1:これらのコードはタグに検索ツリー走査の進展を知
らせることを許容する。 − コードOK:このコードは、そのコード読取りがち
ょうど終了したタグに、該コードが有効であることを教
示する。 − コードKO:このコードは、エラーの場合に、コー
ドの読取りを無効にし、かつ、タグをその後の読取りサ
イクルのためにスタンバイ状態に戻すために供給され
る。 − シーケンス終了コード:このコードは、次のサイク
ルまで、種々のカウンタ、デカウンタおよびラッチのス
テータスを固定する。
【0076】タグにより見られるように、第1の実施形
態によるこの読取り段階のブロック図が図6に示されて
いる。
【0077】この方法は、第1の初期化ステップ30
と、その次の、第1の読取りラッチBPL、シーケンス
番号カウンタCNO、タグカウンタCE、シーケンス番
号デカウンタDNO、タグデカウンタDCE、シーケン
ス番号レジスタRNOおよびビット位置カウンタCRB
を0に設定するためのステップ31とを具備している。
これらの初期化が行われたときには、この方法は、これ
がシーケンスの開始かどうかをチェックすることからな
るテスト32に進行し、これがシーケンス開始である場
合には、シーケンス番号カウンタCNOが1に設定さ
れ、シーケンス番号デカウンタDNOが1に設定され、
タグカウンタCEが1に設定され、ビット位置カウンタ
CRBが1に設定される(ブロック49)。
【0078】次に、この方法は、シーケンス番号デカウ
ンタDNOが1かどうかをチェックすることからなるテ
スト45に進行する。もし、1である場合には、テスト
46が、コードビットが1かどうかをチェックする。1
である場合には、ステップ47においてタグは「1」を
送信し、テスト32の始まりに戻り、1ではない場合に
は、タグは「0」を送信して、方法はテスト32の始ま
りに進行する。
【0079】また、テスト45において、DNOが1に
等しくないとの結果がでた場合には、方法はテスト32
の始まりに進行する。
【0080】シーケンスの開始ではない場合には(テス
ト32)、質問機によって送られたコードがコード00
であるかどうかをチェックすることからなるテスト33
に進行する。コード00である場合には、テスト34に
おいて、ビット位置カウンタCRBが、現在ビット(N
BBIT)の数に等しいかどうかがチェックされ、等し
い場合には、ブロック35において、第1の読取りラッ
チBPLが1に設定され、シーケンス番号レジスタRN
Oがシーケンス番号カウンタCNOの値に設定され、関
連するタグが、その後シーケンスの終了までロックされ
る(ブロック36)。等しくない場合には、その後、方
法は、シーケンス番号デカウンタDNOが1より大きい
かどうかをチェックすることからなるテスト37に進行
し、大きい場合には、シーケンス番号カウンタCNOが
1だけデクリメントされ、その後、テスト32の始まり
に戻り、大きくない場合には、方法は、テスト32の始
まりに直接戻る。
【0081】テスト33において、コード00ではない
ことが判明した場合には、その後、テスト39がコード
10またはコード01であるかどうかをチェックするた
めに実行される。コード10またはコード01である場
合には、シーケンス番号デカウンタDNOが0より大き
いかどうかがチェックされ(ステップ40)、大きい場
合にはデカウンタDNOが1だけデクリメントされ(ブ
ロック41)、次に方法はブロック42に進行し、DN
Oが0より大きくない場合には、方法は、タグデカウン
タDCEが1だけデクリメントされるステップ42に直
接進行する。
【0082】テスト43は、このタグデカウンタDCE
が0に等しいかどうかをチェックすることにあり、等し
い場合には、タグデカウンタDCEがタグカウンタCE
の値に設定され、ビット位置カウンタCRBが1だけイ
ンクリメントされ、かつ、シーケンス番号デカウンタが
シーケンス番号カウンタCNOの値に設定される(ブロ
ック44)。
【0083】ステップ44の後、および、テスト43に
対する答えが否定的である場合には、方法は前述したテ
スト45に進行する。
【0084】テスト39において、コード01もコード
10も発見されない場合には、コード11であるかどう
かがチェックされる(テスト50)。コード11ではな
い場合には、方法はテスト32の始まり位置に戻る。コ
ード11である場合には、方法は、タグが「0」を送信
したかどうかをチェックすることからなるテスト51に
進行する。送信した場合には、ステップ52において、
シーケンス番号カウンタが1だけインクリメントされ
る。ステップ52の後、および、「0」がテスト51中
に全く送信されなかった場合には、方法は、ビット位置
カウンタCRBが1に等しいかどうかをチェックするこ
とからなるテスト53に進行する。等しい場合には、タ
グカウンタCE、タグデカウンタDCEおよびシーケン
ス番号カウンタCRBが2に設定され、シーケンス番号
デカウンタDNOがシーケンス番号カウンタCNOと同
じ値に設定される(ブロック54)。方法は、その後、
既に説明されたテスト45に進行する。
【0085】テスト53において、CRBが1ではない
ことが判明した場合には、タグカウンタCEが1だけイ
ンクリメントされ、タグデカウンタDCEが1だけデク
リメントされ(ブロック55)、方法はその後、既に説
明したテスト43に進行する。
【0086】図7には、タグにより示されるように、第
1の実施形態に係るコード認証段階のブロック図が概略
的に示されている。このコード認証段階のために、方法
は、図6に説明されたコード読取りブロック36の終了
において開始する。
【0087】コード読取りの終了が検出されると、すな
わち、タグがロックされたときには、シーケンス番号デ
カウンタDNOがシーケンス番号レジスタRNOの値に
設定される(ブロック60)。
【0088】その後、質問機がコードOKを送信したか
どうかをチェックすることからなるテスト61が行われ
る。送信された場合には、テスト62において、シーケ
ンス番号デカウンタDNOが0かどうかがチェックさ
れ、0の場合には、方法はテスト61の始まりに進行
し、0でない場合には、シーケンス番号デカウンタDN
Oが、ブロック63において1だけデクリメントされ、
その後、テスト64において、シーケンス番号デカウン
タDNOの新たな値が0であるかどうかがチェックされ
る。0である場合には、タグは、ブロック65において
「1」を送信し、第1の読取りラッチBPLが1に設定
され、0でない場合には、方法はテスト61の始まりに
進行する。
【0089】テスト61の答えが否定的である場合に
は、質問器がコードKOを送信したかどうかをチェック
することからなるテスト66が行われる。コードKOで
ある場合には、その後、シーケンス番号デカウンタDN
Oが0であるかどうかがチェックされ(テスト67)、
0である場合には、方法はテスト62の始まりに続き、
0でない場合には、シーケンス番号デカウンタDNOが
1だけデクリメントされ(ブロック68)、その後、テ
スト69が、シーケンス番号デカウンタの新たな値が0
かどうかをチェックする。0である場合には、タグが
「0」を送信し、第1の読取りラッチBPLが0に設定
され(ブロック70)、方法はテスト61の始まりに続
く。0でない場合には、方法は、直接テスト61に続
く。
【0090】コードOKまたはコードKOが全く読み取
られない場合には、シーケンスの終了であるかどうかを
チェックすることからなるテスト71が行われ、終了で
ある場合には、コード認証段階が終了したと判断され
(ブロック72)、終了でない場合には、方法はテスト
61の始まりへ続く。
【0091】図8は、コード読取り段階のためにポーリ
ング装置によって実行されるこの発明の方法のブロック
図を示している。この方法は、ポーリング装置初期化ス
テップ80によって開始する。方法は、タグカウンタC
Eを0に設定し、ビット位置カウンタCRBを1に設定
し、シーケンスメッセージの開始を送るためのステップ
81に進行する。
【0092】LCODはNBBITにおけるコードリス
トであり、LCOD(NCE,CRB)は、タグ#NC
Eのコードのビット#CRBに対応し、ステップ84に
おいてNCE=1、CRB=1であり、LCOD(NC
E)はタグ#NCEのコードに対応している。
【0093】テスト82は、コード00が受信されたか
どうかをチェックする。受信された場合には、方法は、
ステップ81の始まりに続く。受信されない場合には、
方法は、コード10かどうかをチェックするテスト83
に進行し、コード10である場合には、タグカウンタC
Eが1に設定され、第1コードの1ビットが1に設定さ
れる(ブロック84)。[(LCOD(C1,CR
B),CRB=1、CRBはタグ#NCE(タグの最新
の番号)のコードのビット番号である)]。方法は、そ
の後、コード10送信ステップ85に進行し、その後以
下に説明されるステップ91に進行する。
【0094】テスト83において、コード10ではない
場合には、ポーリング装置は、テスト86において、コ
ード01かどうかをチェックする。コード01である場
合には、タグカウンタCEが1に設定され、第1コード
のビット1が、ステップ87において、0に設定され、
その後、コード01がステップ88において送信され、
方法は、その後、ステップ91に進行する。テスト86
において、受信されたコードがコード01ではない場合
には、0に設定されたビットを有する少なくとも1つの
タグと1に設定されたビットを有する少なくとも1つの
タグ(コード11)が存在することを意味している。し
たがって、リストは第1ビットに対して1に設定された
タグおよび第1ビットに対して0に設定されたタグで初
期化されかつタグカウンタCEが2に設定される。コー
ド11はその後、ステップ90において送信される。
【0095】コードxyは、テスト82,83,86の
場合には、メッセージ送信85,88,90中と同じ物
理的意味を有していないが、同じ機能的な意味を有して
いる。実際には、テスト82,83,86のコードxy
は、図5において説明された基本読取りサイクルの期間
T1,T2中にタグにより送信された情報の合成であ
り、以下のステータスに対応している。x=0が1に設
定されたビットを有するタグの不在を示し、x=1が1
に設定されたビットを有するタグの存在を示し、y=0
が0に設定されたビットを有するタグの不在を示し、y
=1が0に設定されたビットの存在を示している。
【0096】他方では、送信85,88,90のコード
xyは、現在走査されているタグのビット値にしたがっ
て質問機により送られたメッセージに対応している。そ
の後、ビット位置カウンタCRBをインクリメントし、
現在のタグ番号を1に設定するステップ91へ進行す
る。それぞれテスト82,83,86と同じテスト9
2,95,98は、コード00,コード10,コード0
1であるかどうかをチェックすることからなる。テスト
92が真である場合には、ステップ93は、リストLC
ODから最新のタグ#NCEのコードを消去し、タグカ
ウンタCEをデクリメントすることからなる。コード0
0の送信は、ステップ94において実行される。
【0097】テスト92が真ではない場合には、テスト
95が実行される。このテストに対する答えが肯定的、
すなわち、「1」に設定された最新ビットを有する少な
くとも1つのタグが存在する場合には、「0」に設定さ
れたビットを有するものはなく、タグ#NCEの最新ビ
ット(CRB)はリストLCODにおいて1に設定され
(ブロック96)、その後、コード10メッセージがブ
ロック97において送信される。
【0098】テストに対する答えが否定的である場合に
は、方法はコード01であるかどうか、すなわち「0」
に設定された最新ビットを有する少なくとも1つのタグ
が存在しかつ「1」に設定されたこのビットを有するタ
グが存在しないかどうかをチェックすることからなるテ
スト98に進行し、該当する場合には、タグ#NCEの
最新ビット(CRB)は、ステップ99において、コー
ドリストLCODにおいて「0」に設定され、その後コ
ード01の送信がステップ100において実行される。
【0099】テスト98に対する答えが否定的である場
合、すなわち、「1」に設定されたビットCRBを有す
る少なくとも1つのタグと「0」に設定されたこのビッ
トを有する少なくとも1つのタグが同時に存在する場合
には、タグカウンタCEがインクリメントされ、タグN
CEの最新ビットが、リストLCODにおいて1に設定
され、NCEがインクリメントされ、かつ、コードの始
まりが先行するタグコード(NCE−1)で繰り返され
ていたときには、タグNCEの最新ビットCRBがリス
トLCODにおいて0に設定される。次に、コード11
がステップ102において送信される。
【0100】ステップ94,97,100,102の各
々の出口において、この方法は、NCE認証テスト10
3に進行する。NCEがCEに等しくない場合には、N
CEは、ステップ105において1だけインクリメント
され、その後、方法は、テスト92に続く。このNCE
がタグカウンタCEに等しい場合には、新たなテスト1
04がビット位置カウンタCRBがIDコードビットN
BBITの数に等しいかどうかをチェックするために実
行され、等しい場合には、読取りシーケンスが終了され
(ブロック106)、等しくない場合には、方法はステ
ップ91に続く。
【0101】図9には、コード認証段階のブロック図
が、ポーリング装置に対して表されている。このコード
認証方法は、「送信開始」というコード認証の開始を知
らせるステップ110から開始する。
【0102】続いて、コード00かどうかをチェックす
ることからなるテスト111が行われ、コード00では
ない場合には、エラーによるシーケンスメッセージの終
了がステップ112において送信される。実際にコード
00である場合には、ステップ113において、NCE
が1に設定される。
【0103】その後、テスト114は、ちょうど読み取
られたコードが正しいかどうかをチェックすることから
なる。正しい場合には、、コード「OK」が送信される
(ステップ115)。テスト116は、その後、コード
10かどうかをチェックするために実行される。いずれ
の場合であっても、方法は、以下に説明されることにな
るステップ119に進行する。
【0104】テスト114に対する答えが否定的である
場合には、メッセージ「コードKO」がステップ117
において送信され、コードLCOD(NCE)が、リス
トから削除され、タグカウンタCEがデクリメントされ
る。その後、テスト118がコード01かどうかをチェ
ックし、このテストの出力がいずれの場合でも、方法は
テスト119に進行する。テスト119は、NCEがタ
グカウンタCEに等しいかどうかをチェックすることか
らなる。等しい場合には、シーケンスメッセージの終了
が送信され(ステップ120)、シーケンスは、ステッ
プ121において終了したものと考えられる。テスト1
19が否定的な答えを生じた場合には、NCEは、ステ
ップ112において1だけインクリメントされ、この方
法はテスト114の始まりに続く。
【0105】図10には、図1に与えられた例に対応す
る4つのタグE1,E2,E3,E4のコードを検索す
るためのタイムチャートが示されている。このタイムチ
ャートは、多重読取りシーケンス中に交換された情報を
説明し、かつ、このシーケンス中の別々のレジスタおよ
びカウンタの値を示している。
【0106】図10の部分Aには、方法の第1の実施形
態にしたがって、すなわち、ツリーが最初に横方向に走
査されたときに、各タグの最上位ビットが最初に検出さ
れ、その後、第2の上位ビット等が検出され、それによ
って、タグコードが読取りシーケンスの終わりに全て決
定されることが明らかである。
【0107】図10の部分Bには、これら4個のタグE
1,E2,E3,E4の各々に対するシーケンス番号カ
ウンタCNOの値、シーケンス番号デカウンタDNOの
値、第1の読取りラッチBPLの値、およびシーケンス
番号レジスタRNOの値、並びに、タグカウンタCEの
値、タグデカウンタDCEの値およびビット位置カウン
タCRBの値が示されている。
【0108】この発明の方法の第2の実施形態は、最初
にバイナリツリーの読取りを縦方向に行うことにある。
この実施形態において、全てのとり得るコードの包括的
な記載により構成されるバイナリ検索ツリーは、縦方向
に走査される。コードは、最下位ビットが発見されるま
で、ビットごとに読み取られる。次に、それらは連続し
て、コードごとに、例えば降べきの順に読み取られる。
【0109】この方法は、主として検索シーケンスにお
いて枝分かれした以下の2つのループから構成されてい
る。所定の時刻において列挙されたタグの数に基づいて
索引付けされたループと、ビット位置に基づいて索引付
けされた第2のループである。
【0110】もちろん、存在するタグの数は、読取りシ
ーケンスの開始時点では未知であり、検索ツリーが走査
されるに従って、樹枝状のノードの各枝において少なく
とも1つのタグが検出されるごとに変更される。
【0111】この実施形態において、タグの構造は、上
記実施形態において説明されたように、タグがタグデカ
ウンタを具備していない点を除いて、全体的に同一であ
る。また、この第2の実施形態におけるポーリング装置
の構造に関しては、前記装置がタグデカウンタDCEを
有していない点を除いて既に説明されたポーリング装置
と同様である。
【0112】この発明の方法の2つの実施形態の間のタ
グおよびポーリング装置に関する相違が無視しうるもの
であると仮定して、それらの構造を再度説明することは
しない。
【0113】この明細書中で以下に提供されることにな
る図および例は、コードが降べきの順に読み取られるこ
とを意味する、走査されるべき第1の枝の選択が1に設
定されたビットに対応するもののものであるということ
を前もって推定していることを特筆しておく。しかしな
がら、昇べきの順にコードを読み取ることによる異なる
アプローチが想定されてもよく、両アプローチは実質的
には同一の読取り時間につながる。
【0114】図11において、タグがコードを読み取る
段階のブロック図が、この発明の第2の実施形態として
示されている。この発明の第1の実施形態とちょうど同
じように、検索シーケンスは、質問機によって送られる
「シーケンスの開始」メッセージによって開始され、
「シーケンスの終了」メッセージによって終了する。
【0115】第1の実施形態に係る方法と類似するよう
に、この検索シーケンスは、2つの側面、すなわち、存
在するコードの走査(または読取り)、および受信した
コードの認証の側面を具備している。図13は、この発
明の第2の実施形態に従う、すなわち、最初に横方向に
読み取る場合におけるポーリング装置のためのコード識
別および認証段階のブロック図を示している。
【0116】この方法は、ポーリング装置初期化段階1
60において開始する。方法は、タグカウンタCEを0
に設定し、ビット位置カウンタCRBを1に設定し、シ
ーケンス開始メッセージを送るステップ161に進行す
る。
【0117】続いて、テスト162は、コード00が受
信されたかどうかをチェックする。受信された場合に
は、方法は、ステップ161の開始位置に続く。受信さ
れない場合には、方法は、コード10であるかどうかを
チェックするテスト163に進行し、コード10である
場合には、タグカウンタCEが1に設定され(ブロック
164)、第1のタグコードのビット1が1に設定、す
なわち、LCOD(1,1)=1とされる。この方法
は、その後、「コード10」を送信するステップ165
に進行し、その後、最新タグ番号NCEを1に設定する
ステップ171に進行する。
【0118】テスト163において、コード10が含ま
れていない場合には、ポーリング装置は、テスト166
の間に、コード01かどうかをチェックする。コード0
1の場合には、タグカウンタCEが1に設定され、第1
コードのビット1が0に設定され(ステップ167)、
その後、コード01がステップ168において送信さ
れ、この方法は、既に前で述べたステップ171に進行
する。
【0119】テスト166において、受信されたコード
が「コード01」でない場合には、このことは、0に設
定されたビットを有する少なくとも1つのタグおよび1
に設定されたビットを有する少なくとも1つのタグが存
在すること(コード11)を意味し、リストは、その
後、第1ビットに対して1に設定されたタグで初期化さ
れ、第1ビットに対して0に設定されたタグで初期化さ
れる。方法は、「コード11」を送信することにより進
行し(ステップ170)、その後、ステップ171によ
って、最新タグ番号NCEをインクリメントする。
【0120】その後のステップ172は、タグ#NCE
のビット位置カウンタCRB(NCE)を1だけインク
リメントすることからなる。テスト162,163,1
66とそれぞれ同じテスト173,176,179は、
コード00,コード10またはコード01であるかどう
かをチェックすることからなる。テスト173が真であ
る場合には、最新タグ#NCEのコードをリストLCO
Dから削除し、タグカウンタCEを1だけデクリメント
することからなるステップ174に進行する。コード0
0が、次に送信される(ステップ175)。
【0121】テスト173が真ではない場合には、テス
ト176が実行される。テスト176の答えが肯定的で
ある場合、すなわち、1に設定された最新ビットを有す
る少なくとも1つのタグが存在しかつ「0」に設定され
たこのビットが全く存在しない場合には、タグNCEの
最新ビットCRBが、リストLCODにおいて1に設定
され(ブロック177)、メッセージ「コード10」が
送信される(ブロック178)。
【0122】テスト176に対するの答えが否定的であ
る場合には、方法は、「0」に設定された最新ビットを
有する少なくとも1つのタグが存在しかつ「1」に設定
されたこのビットが全く存在しないかどうかをチェック
することからなるテスト179に進行し、該当する場合
には、NCEの最新ビットCRBが、ステップ180に
おいて、コードリストLCOD内で「0」に設定され、
その後「コード01」がステップ181において送信さ
れる。
【0123】テスト179に対する答えが否定的である
場合、すなわち、「1」に設定された最新ビットCRB
を有する少なくとも1つのビットと、「0」に設定され
たこの最新ビットを有する少なくとも1つのビットとが
同時に存在する場合には、タグカウンタCEは、インク
リメントされ(ブロック182)、タグNCEの最新ビ
ットCRBが、リストLCODにおいて1に設定され、
コードの開始が前のタグのコードと重複しているときに
は、タグNCE+1の最新ビットCRBが、リストLC
ODにおいて「0」に設定される。その後、「コード1
1」がステップ183において送信される。
【0124】各ステップ175,178,181,18
3の後に、この方法は、タグNCEのビット位置カウン
タCRBを1だけインクリメントするステップ184に
進行し、その後、タグNCEのビット位置カウンタCR
BがIDコードNBBITのビット数より少ないかどう
かをチェックすることからなるテスト185に進行す
る。少ない場合には、方法は、ステップ173の開始位
置に続く。大きい場合には、タグ番号NCEがタグカウ
ンタCEに等しいかどうかをチェックするテスト186
に進行する。
【0125】このテストが真である場合には、シーケン
ス終了コードを送信することにより終了される。このテ
ストが真でない場合には、受信したコードが「OK」で
あるかどうかをチェックするテスト187が行われる
(コードは、例えば、そのチェックサムが正しくかつそ
のパリティビットが正しい場合にはOKである。)。O
Kである場合には、「コードOK」が送信される(ブロ
ック189)。OKでない場合には、「コードKO」が
送信され(ブロック188)、タグNCEがリストLC
ODから引き出され、タグカウンタCEが、タグ番号N
CEと同様に1だけデクリメントされる。
【0126】方法は、その後、NCEをインクリメント
することにより進行する。方法は、その後、ステップ1
72に続く。
【0127】図11において、この発明の第2の実施形
態に従う(すなわち、最初に縦方向に検索する)識別段
階のブロック図がタグレベルで表されている。この第2
の実施形態に従うIDコード読取り段階は、タグ初期化
ステップ130で開始し、その後、第1の読取りラッチ
BPL、シーケンス番号カウンタCNO、シーケンス番
号レジスタRNO、シーケンス番号デカウンタDNOお
よびビット位置カウンタCRBを0に設定する(ステッ
プ131)。
【0128】方法は、これがシーケンスの開始であるか
どうかをチェックすることからなるテスト132に進行
し、開始である場合には、シーケンス番号カウンタCN
O、およびシーケンス番号デカウンタDNOを1に設定
する(ステップ133)。方法は、以下に説明されるス
テップ147に進行する。
【0129】テスト132に対する答えが否定的である
場合には、受信されたコードがコード00であるかどう
かをチェックするために、テスト134が実行される。
コード00である場合には、シーケンス番号カウンタC
NOおよびシーケンス番号デカウンタDNOは、ステッ
プ135において各々1だけデクリメントされ、その
後、方法はステップ147に進行する。コード00でな
い場合には、受信したコードがコード10またはコード
01であるかどうかをチェックするためにテスト136
が実行される。テスト10である場合には、テスト13
7がシーケンス番号デカウンタDNOが1であるかどう
かをチェックし、1である場合には、ビット位置カウン
タCRBがNBBITより小さいかどうかをチェックす
るために、新たなテスト138が実行される。テスト1
37またはテスト138に対する答えが否定的な場合に
は、方法は、テスト132の開始位置に続く。テスト1
38に対する答えが肯定的である場合には、方法は、ス
テップ147に進行する。
【0130】テスト136に対する答えが否定的である
場合には、テスト139は、受け取ったコードがコード
11であるか同化をチェックする。コード11である場
合には、テスト140は「1」が前に送信されたかどう
か、または、シーケンス番号デカウンタDNOが1より
大きいかどうかをチェックする。該当する場合には、シ
ーケンス番号カウンタCNOおよびシーケンス番号デカ
ウンタDNOが1だけインクリメントされ、方法は、テ
スト137の開始位置に続く。テスト140に対する答
えが否定的である場合には、方法は、直接、テスト13
7に続く。
【0131】テスト139の結果が否定的である場合に
は、テスト142は、メッセージコードOKが受信され
たかどうかをチェックする。受信されていない場合に
は、方法はテスト132に続く。さもなければ、シーケ
ンス番号デカウンタDNOが1より大きいかどうかをチ
ェックするためにテスト143が実行され、大きい場合
にはDNOが1だけデクリメントされ(ステップ14
4)、方法はステップ147に進行し、小さい場合に
は、第1の読取りラッチBPLが1に設定され、シーケ
ンス番号レジスタRNOがシーケンス番号カウンタの値
に設定され(ステップ145)、その後タグがロックさ
れる(ステップ146)。
【0132】DNOデクリメントステップ144の後
に、テスト138、ステップ135,ステップ133の
終了時と全く同様に、方法は、シーケンス番号デカウン
タDNOが1かどうかをチェックすることからなるテス
ト147に進行する。1である場合には、ビット位置カ
ウンタCRBが1だけインクリメントされ(ステップ1
48)、テスト149は、(最新ビット位置カウンタに
対する)コードが1かどうかをチェックする。1である
場合には、ステップ151において「1」が送信され、
その後、テスト132に戻る。1でない場合には、0が
送信され、その後、テスト132の開始位置に戻る。
【0133】図12は、第2の実施形態に従う、すなわ
ち、最初に横方向に読み取る、図1に表された例対する
検索シーケンスのタイムチャートを示している。部分A
において、タグ1,2,3,4の各々の応答は、読取り
段階が進行するに従って明らかになる。この読取り方法
は、バイナリツリーの縦方向を最初に読み取ることにあ
るので、各タグの最上位ビットが、まず第1に決定さ
れ、その後各コードが次々と決定される。したがって、
この実施形態においては、最初に決定されることになる
のはタグ3のコードであり、その後タグ2のコード、そ
の後タグ4のコード、そして最後にタグ1のコードが決
定される。
【0134】部分Bには、各タグE1,E2,E3,E
4のシーケンス番号カウンタCNOおよびシーケンス番
号デカウンタDNOの値、ビット位置カウンタCRBの
値、並びに、第1の読取りラッチBPLの値が示されて
いる。また、ポーリング装置に対するタグカウンタCE
の値、並びに、ビット位置カウンタCRBの値も示され
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 4つのタグE1,E2,E3,E4に対す
るバイナリ検索ツリーの一例を示す図である。
【図2】 タグの構造を概略的に表す図である。
【図3】 ポーリング装置の構造を概略的に表す図で
ある。
【図4】 タグポーリングの一般的なブロック図を表
す図である。
【図5】 識別セグメントから抽出されたノードを読
み取るための基本的なタイムチャートを示す図である。
【図6】 この発明の第1の実施形態において、タグ
に対するコード読取り段階のフローチャートを示す図で
ある。
【図7】 図6の実施形態における、タグに対するコ
ード認証段階のフローチャートを示す図である。
【図8】 この発明の第1の実施形態において、ポー
リング装置に対するコード読取り段階のフローチャート
を示す図である。
【図9】 図8の実施形態における、ポーリング装置
に対するコード認証段階のフローチャートを示す図であ
る。
【図10】 この発明の第1の実施形態において、4
つのタグのコードを読み取るためのタイムチャートの一
例を表す図である。
【図11】 この発明の第2の実施形態において、タ
グのためのコード読取り段階のフローチャートを示す図
である。
【図12】 この発明の第2の実施形態において、4
つのタグのコードを読み取るためのタイムチャートの一
例を示す図である。
【図13】 第2の実施形態において、ポーリング装
置のためのコード読取りおよび認証を含むフローチャー
トを示す図である。
【符号の説明】 1 電子変調手段(信号送信/受信手段) 2 電子復調手段(信号送信/受信手段) 5,18 シーケンサ(電子式順序制御手段) 6 タグカウンタ 7,20 タグデカウンタ 8 ビット位置カウンタ 9 第1の読取りラッチ 10 シーケンス番号カウンタ 11 シーケンス番号レジスタ 12 シーケンス番号デカウンタ 13 記憶手段 14 電子送信手段(信号送信/受信手段) 15 電磁送信手段(信号送信/受信手段) 16 電子変調手段(信号送信/受信手段) 17 電子復調手段(信号送信/受信手段) 19 タグカウンタ 21 ビット位置カウンタ 22 情報記憶手段(記憶手段、記憶レジスタ) 23 ポインタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が別個のバイナリIDコードを有
    し、ポーリング装置の電磁場内に配置される一組のタグ
    のためのリード方法であって、 前記ポーリング装置とタグとの間で信号を送受信するこ
    とによるバイナリタグコードの識別からなり、 全てのコードが同じサイズNを有し、ポーリング装置に
    よるこれらのコードの識別が、ビットごとに連続して、 【数1】 個の枝を有するバイナリ検索ツリーを走査することによ
    り行われ、 各枝がNビットの内の1つの値0または1を表し、か
    つ、各枝がノードを介して相補的な値1または0の枝に
    接続され、 検索ツリーの各枝が、タグの組の読取りシーケンス中に
    1回だけ読み取られ、ポーリング装置が既に識別された
    枝を再走査しないことを特徴とするリード方法。
  2. 【請求項2】 前記ポーリング装置が、走査されるべ
    き前記ツリーの2つの枝の交差位置に配置され、接続ノ
    ードと呼ばれる各ノードを記憶することを特徴とする請
    求項1記載のリード方法。
  3. 【請求項3】 前記各タグが、そのコードを識別する
    シーケンス中に走査された最後の接続ノードを記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載のリード方法。
  4. 【請求項4】 前記バイナリツリーを最初に横方向に
    走査することにあることを特徴とする請求項1記載のリ
    ード方法。
  5. 【請求項5】 前記バイナリツリーを最初に縦方向に
    走査することにあることを特徴とする請求項1記載のリ
    ード方法。
  6. 【請求項6】 ポーリング装置によって一組の動的な
    タグを読み取るためのシステムであって、 前記タグおよび前記ポーリング装置が、それぞれ、信号
    送信/受信手段(1,2,14,15,16,17)、
    並びに、電子式順序制御手段(5,18)および記憶手
    段(13,22)を具備し、 前記ポーリング装置が、 − ポーリング装置の電磁場内に存在するタグの数を計
    数するためのタグカウンタ(19)と、 − ビット位置カウンタ(21)と、 − 読み取られまたは現在読み取っているコードのリス
    トのための記憶レジスタ(22)と、 − このコードリストをポインティングするためのポイ
    ンタ(23)とを具備し、 前記各タグが、 − シーケンス番号カウンタ(10)と、 − シーケンス番号デカウンタ(12)と、 − シーケンス番号レジスタ(11)と、 − タグカウンタ(6)と、 − ビット位置カウンタ(8)と、 − 第1の読取りラッチ(9)とを具備することを特徴
    とするシステム。
  7. 【請求項7】 前記ポーリング装置および前記タグ
    が、現在読み取られているコードを決定するためにタグ
    デカウンタ(7,20)をそれぞれ具備することを特徴
    とする請求項6記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記各タグのカウンタが、存在する全
    てのタグを計数することができることを特徴とする請求
    項6記載のシステム。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つのタグが、 ポーリング装置の送信を通して他のタグのコードを、こ
    のタグが識別することを可能とするために、 − ビット位置カウンタと、 − 読み取られまたは現在読み取っているコードのリス
    トのための記憶レジスタと、 − このコードリストをポインティングするためのポイ
    ンタとをさらに具備することを特徴とする請求項6記載
    のシステム。
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