JP2000030008A - 区別用idコ―ドの付いたタグの動的セットを読み取る方法及びシステム - Google Patents

区別用idコ―ドの付いたタグの動的セットを読み取る方法及びシステム

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JP2000030008A JP11109872A JP10987299A JP2000030008A JP 2000030008 A JP2000030008 A JP 2000030008A JP 11109872 A JP11109872 A JP 11109872A JP 10987299 A JP10987299 A JP 10987299A JP 2000030008 A JP2000030008 A JP 2000030008A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDコードを持ちポーリング装置によって送
信される電磁場に無作為に入ったり出たりすることがで
きるタグを読み取る方法とシステムを提供する。 【解決手段】 本発明は、ポーリング装置による電磁界
に表れる動的セットのタグを読む方法とシステムに関す
るものであり、その中では、電磁界に表れるタグの表を
周期的に更新し、既に認識されているタグの存在を確か
めるための時間を最適化するが、これらの処理は、上記
のタグの各々にその2進表記の大きさがIDコードのそ
れに比べて非常に小さい順序番号を割り当てて、これに
よって表で表されるタグの「呼び出し」を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一組のタグを読み
取る方法に関し、各タグはIDコードを持ちポーリング
装置によって送信される電磁場に無作為に入ったり出た
りすることができるものである。また、この方法を実施
するシステムに関する。本発明は、バッジを付けた人間
を認識する場に適用したり、空港での荷物や商店の商品
や製造ラインの製品などのタグを付けたものを制御ある
いは計数したりする場に適用される。
【0002】
【従来の技術】現在、専門家は、タグの付いたものを認
識するための方法やシステムを数多く知っている。それ
らの多くは多重のタグを読むのに適用される。これらの
方法の中には、タグによって同時に送信されたメッセー
ジが衝突した時に、各タグに特有の様々な時間を置いた
後に、タグコードの再送信が行われるものがある。ま
た、タグの応答に特別のタイムスライスを要す方法もあ
る。各タイムスライスは、各タグのIDコードによって
個々に決定される。しかし、これらの方法では、ポーリ
ングシステムとタグの組との間の処理時間は最適化され
ない。さらに、この方法で全てのタグを読むのに必要な
時間は、決定的では無いと示唆するような現在のタグの
数の危険性に加えて、様々な数の図に基づいている。
【0003】他の方法として、一度だけ読まれるタグの
静的セットにのみ適応するものがフランス特許FR−A
−2 677 135号に記載されている。この特許出
願には、ポーリングシステムがいかにこのシステムのポ
ーリング場にタグを作り、続いてIDコードが完全に認
識されるまで各ビットを与えるかが説明されている。こ
の目的のために、タグはポーリング機器からの制御信号
に応答するが、この時、タグは、現在認識されているコ
ードがそれ自身と異なり、また、残りのロックされない
タグが一つのみになるまで、他のタグについて認識サイ
クルが続く様に一時的にロックアップし(即ち“無音”
になる)、その後にこのタグのコードが認識される。認
識サイクルの終わりに、ポーリング機器からの単一の命
令によって、認識されたタグは永久にロックアップし、
他のタグはその一時的なロックを終了する。他のタグを
認識するために認識方法は再初期化される。これらの動
作は、全てのタグを個々に認識するのに必要なだけ何回
も繰り返される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一度だけ読む
ことができるタグの静的セットに対して、この技術は用
いることができる。従って、この技術はタグの動的なセ
ット、すなわち、ポーリングシステムの電磁場に無作為
に出入りするタグに対しては用いることはできない。
【0005】さらに、タグの数が多いために、この方法
によるタグのポーリング時間は、ますます長くなる。従
って、この方法は時間がかなり長く、一旦、タグの数が
多くなると、既に認識されているタグが、ポーリング機
器によって永久にロックされるのを取り消すべく送信さ
れる電磁場を、一時的に移動させることにより新しい読
み取りサイクルを再開することが望まれる。
【0006】先述した技術の欠点を改善するのが、まさ
に本発明の目的である。この目的のために、ポーリング
機器の電磁場に存在するタグの動的セットを読み取る方
法とシステムが与えられ、ここでは、各タグに2進数の
大きさがIDコードのそれより非常に小さい様な順序番
号を各タグに割り当てることによって、既に認識されて
いるタグの存在をチェックする時間が最小化される。
【0007】
【課題を解決するための手段】さらに詳細には、本発明
は、タグの動的セットを読む方法に関するもので、各タ
グは他と異なるIDコードを持ち、ポーリング機器の電
磁場の中に置かれ、ポーリング機器とタグとの間で信号
を送受信することによりコードを次々と読むことによっ
てタグを認識する。この方法の特徴は、認識された各タ
グがロックされている間と、ポーリング機器の場で使用
可能な全てのタグの一覧表を作ることを可能にするため
に、認識された各タグに順序番号が割り当てられている
間とに、第1の読み取りサイクルが実行され、その後
に、続く読み取りサイクルの間、場にまだ存在するこれ
らのタグの順序番号からチェックして、既に一覧表に載
ったタグを再活性化してこの一覧表を更新し、そして場
を離れたものを外し、場に入ったものを加える。
【0008】有利なことに、タグの一覧表を更新すると
き、タグの順序番号は、いつタグが場から出たり場に入
ったりするかに依存して変更され、それで一覧表の順序
番号は連続的となる。
【0009】本発明によれば、タグ自身とポーリング機
器とによって平行して各タグの順序番号が決定されるの
は、タグを認識した時にタグと上記ポーリング機器の間
で交換される情報からである。
【0010】この場合には、順序番号はポーリング機器
と各タグとにおいて、自動的に初期化され得る。本発明
は、ポーリング機器を介して、タグの動的セットを読み
取るシステムに関し、上記の方法を実施したもので、そ
こではタグとポーリング機器の各々は信号送受信手段と
IDコード蓄積メモリを備える。ポーリング機器による
この読み取りシステムの特徴として以下のものを備えて
いる: − 蓄積メモリ指し示すポインタ − 存在するタグの数を計数するカウンタ − 現在のタグの数を蓄えるレジスタ また、各タグによる特徴として以下のものを備えてい
る: − 第1のIDコードの状態を読み取るラッチ − 一時的にロックするラッチと、周期的にロックする
ラッチ − 順序番号を蓄積するレジスタ − 順序番号のカウンタ − 順序番号のディカウンタ(decounter)
【0011】図1は、本発明の方法の一般的なステップ
を図示したものである。図2は、ポーリング機器の動作
ステップを図示したものである。図3は、タグの一覧表
を初期化するステップを図示したものである。図4は、
タグの一覧表を更新するステップを図示したものであ
る。図5は、タグの動作ステップを図示したものであ
る。図6は、一覧表に最初に4個のタグが含まれる例に
おける、タグの一覧表をチェックするためのタイムチャ
ートを図示したものである。図7は、本発明のタグ読み
取りシステムを図示したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による方法では、必ずポー
リング機器(以降、単に質問機と呼ぶ)の電磁場に存在
する動的セットの無線タグの一覧表を作り、この電磁場
にタグが存在するかをチェックする時間を最小化する
が、これはこの電磁場の中のタグの非同期の到着および
離脱を非常に速やかに考慮に入れるためである。さらに
詳細には、タグの存在をチェックするための時間の最小
化は、各タグに順序番号を与えることで実現され、これ
により、タグのIDコードを全て再読み取る必要が無
く、電磁場の中のタグが存在するかしないかをチェック
することが可能となる。注意しておきたいのは、質問機
の場に同時に表れる可能性のあるタグの実質的な最大数
(質問機の物理的・電磁気的制約による)を考慮する
と、各タグに割り当てられる順序番号のビット長はID
コード長より非常に短いものであり、例えば8ビット長
の順序番号で同時に255のタグを扱えると考えられ、
各タグは64あるいは128ビットのIDコードを持
つ。
【0013】本発明の方法によれば、タグの一覧表を永
久に最新のものに保ち、それを可能な限り短い再生時間
で行う。図1において、本発明の方法による一般的なフ
ローチャートが示されている。最初に、この方法には、
ポーリング機器の初期化が備えられている。この初期化
段階10は、すなわち認識機の電磁場に存在する少なく
とも一つのタグをチェックすることにある。もし、存在
するポーリングがあれば、質問機は、単一のタグが到着
したという仮定に基づいて単一の読み取りを試みる。も
し、コードの読み取りが正しくなければ、いくつかのタ
グが場に入ったとされ、その後に初期化サイクル20が
走る。
【0014】その初期化サイクルは、登録番号96 1
5434の特許出願の中に精確に記されており、これは
出願人の名義で提出された。初期化10の後、本方法
は、質問機の場の中に存在する全てのタグを認識するた
めの読み取りサイクルを含み、この読み取りサイクル
は、図1において参照番号20を持つ。本方法は、それ
から、一連の更新サイクルを含み、30として参照さ
れ、これは一覧表のタグが質問機の場を離れたか、ある
いは逆に、新しいタグが質問機の場に入ったかのチェッ
クにある。
【0015】10で質問機が初期化された時、タグ認識
段階20(あるいは読み取りサイクル)が実行される
が、後者はまず各タグのコードを読み取ることにある。
このタグ認識段階は、フランス特許FR−A−2 67
7 135号に記述されている方法を概ね取っている。
実際、この認識段階20は、各タグのIDコードを構成
する各ビットを読むことにある。ビット読み取りによる
このビットは、図1においてブロック21として表され
ている。テスト22は、タグが完全に認識されたかどう
かチェックすることにあり、もしタグが認識されなけれ
ば1ビット毎の読み取り21が継続する、すなわち、も
しタグコードが決定すれば、この認識されたタグは順序
番号Iが割り当てられ(ブロック23)、この順序番号
Iが一覧表に記録される(ブロック24)。
【0016】この順序番号は、1からNまで変化し、こ
こでNはタグの総数である。テスト25は、質問機の場
の中の存在する全てのタグが認識されたかどうかをチェ
ックすることにあり、好ましくないが最初に認識段階2
0が、すなわち、読み取りブロック21が再開される。
逆に、もし全てのタグが認識されれば、一覧表を更新す
るべく第1のサイクル30が開始され、全て同一の複数
の更新サイクルが続き、周期的に実行される。
【0017】図1に見られるように、タグ認識サイクル
(また、一覧表初期化サイクルと呼ばれる)の最後に
は、質問機が存在するタグの最初の一覧表が作られる。
この時に、タグの周期的ロックビット(一時的なロック
ビットと対照的に)が活性化される。実は、この周期的
ロックビットは、フランス特許FR−A−2 6771
35号のいわゆる“永久”ロックビットに対応するが、
本発明の中で、このロックは永久的では無く、各更新サ
イクル30にあたるところで周期的であり、このビット
はタグが再度ポーリングされ得るように再活性化され
る。
【0018】最初の更新サイクル30は、存在するタグ
Iの制御を行う最初のステップ31を含む。もしこのタ
グIが質問機の場の中になければ、場を離れたと推論さ
れ、従って、このタグは一覧表から削除され(ステップ
32)、一覧表の中のタグの全ての順序番号は更新され
る(ステップ33)。テスト34は、全ての順序番号が
実際にチェックされたかをチェックすることにある。も
し、タグIが質問機の場の存在することが検出されれ
ば、本方法は直接にテスト34に進む。
【0019】もし、順序番号の中にチェックされないも
のがあれば、本方法は、次の順序番号I+1(ステップ
35)に進み、テスト31から再開する。一覧表の全て
の順序番号が実際にチェックされれば、テスト36aに
進むが、そこでは、質問機の場の中の新しいタグの存在
の可能性をチェックする。もし、認識機が電磁場の中に
一つあるいはいくつかの新しいタグの存在を検出すれ
ば、それらの新しいタグに対して、コード認識手順37
が実行され、このコード認識手順37は、ブロック2
1,22のそれと同じステップを含む。質問機はそれか
ら新しい各タグに順序番号を割り当て(ステップ3
8)、それを一覧表に記録する(ステップ39)。その
後、新しい更新サイクルが実行される。もし、テスト3
6aの間に、質問機が場の中に新しいタグを検出しなけ
れば、最初の更新サイクルは終了し、テスト31に戻っ
て新しい更新サイクルが開始される。
【0020】この更新段階30は、次の2つの主なステ
ップに分けることができる。− 認識サイクル20の間
に一覧表に載るタグの存在をチェックするステップ(ス
テップ31から35を含む)であり、この間、離脱する
可能性のあるタグが管理される。このタグの存在のチェ
ックは、順序番号を用いて、質問機の場の中で一覧表に
既に載っているタグの存在を、可能な限り速くチェック
する。“認識開始”のメッセージは、各タグの周期的ロ
ックビット(後述される)のロックを解く。このビット
は、タグが存在すると応答した時に、再びロックされ
る。一つあるいはいくつかのタグが離れた場合は、順序
番号は再構成される。
【0021】− 2番目のステップは、ブロック36a
から39を含み、その間、質問機の場の中の到着する可
能性のある新しいタグがチェックされる。これらの新し
いタグはそれから一覧表に加えられる。このステップ
は、既述の一覧表再初期化段階20と概ね同じものであ
るが、但し順序番号が現在の一覧表のものに続くという
点が異なる。
【0022】このようにして質問機は、永久に存在する
タグのセットの一覧表を保つ。この一覧表は、タグの到
着した時間順と、IDコードの重み付けに基づいた多重
読み取りアルゴリズムによって作られる順序関係とによ
って順番に並べられる。もし、ステップ39(テスト3
6b)の後で、この一覧表が空であれば、システムはタ
グ待ち状態に戻り、段階20の始めから続ける。逆に、
もし一覧表が空で無ければ、システムは更新サイクル3
0を続ける。
【0023】既述してきた方法は、全体的にタグ読み取
りシステムで実行されるが、このシステムは一方でポー
リング機器を、他方でタグを備えている。システムは図
7で示される。参照符号Iの、あるいはさらに簡単に
“質問機”と呼ばれるポーリング機器は、少なくとも次
の要素を備えている。 − 順序付け手段SI − IDコード蓄積メモリMI − 蓄積メモリを示すポインタPI − 存在するタグの数のカウンタCI − 現在のタグの数を蓄えるレジスタRI
【0024】各タグE1,E2,E3,E4は、以下の手段
を備える。 − 順序付け手段SE − IDコード蓄積メモリME − 第1のIDコード読み取り状態ラッチB1 − 2個のロックラッチ ・コード認識段階のための一時的ロックラッチB2 ・存在するタグ検証のための周期的ロックラッチB3 − 順序番号のための蓄積レジスタRE − 順序番号のカウンタCE − 順序番号のディカウンタ(decounter)D
E
【0025】図を単純化する観点から、タグE2を構成
する手段だけを表現してあり、タグE1,E3,E4はE2
と同じである。図から分かる様に、各タグは自動的に順
序番号を計算することを可能にする順序番号カウンタC
Eを備えており、このカウンタは計数サイクルの間、質
問機Iによって認識される他のタグを検出し計数するこ
とにより、順序番号を増分する。サイクルの最初に存在
するタグのみが、考慮される。このカウンタ計数サイク
ルの最初に、すなわち図1のサイクル20に、0に初期
化される。タグが次のコマンドを受け取る度に増分がな
される。
【0026】− 一覧表検証段階の間、状態に係わらず
“進め(GO AHEAD)”(“reading
1”に対応する)を計数する、すなわち、タグが既に一
覧表に収められているか、まだ収められていないか、最
初の読み取り段階か、更新読み取りかに係わらず計数が
行われる。 − タグが一覧表にまだ収められていない場合の、“単
一読み取り(SINGLE READ)”(“正確なコ
ード読み取り(CODE READ CORRECTL
Y)”が続く) − タグが一覧表にまだ収められていない場合に、“多
重読み取り手順の最初”と、メッセージ“正確なコード
読み取り”(付録参照)を受け取った時。
【0027】タグが、既に一覧表に収められたかがチェ
ックされるか、読み取られた最初であると認識されるか
するまでは、計数は実行される。後に、計数は、次の更
新サイクルまで凍結される。最初の読み取りの終わり
に、あるいは検証の間に、カウンタCEの内容は順序レ
ジスタREの中に蓄えられる。1サイクルの間、順序番
号蓄積レジスタREはタグの順序番号の値を蓄える。そ
れはタグのパワーアップ時間に0に初期化され、それか
ら最初のIDコードの読み取りの後、現在の順序番号に
応じて初期化される。この順序番号は、質問機によっ
て、存在を検証する度に更新される。
【0028】順序番号ディカウンタDE:一覧表検証コ
マンドの最初に対応する手順の始めにおいて、このディ
カウンタには、レジスタの中に含まれる順序番号の値が
ロードされる。それはすぐに減分される。“進め(GO
AHEAD)”が受信される計数の度に、すなわち、
質問機が“読み取り0(reading 0)”か“読
み取り1(reading 1)”を再送信する度に、
このディカウンタの内容は減分される。その値が0にな
った時、タグは、存在信号を“ビットは1である”とい
う信号の形式で送る。次に、タグは、計数レジスタの内
容を退避させ、次のサイクルまでロックアップする。
【0029】本発明の読み取りシステムは、一方では質
問機を、他方ではタグ備えるので、容易に理解されるこ
とは、本発明の方法は二つの処理段階に分けられ、一つ
はタグによって実現され、もう一つは質問機によって実
現される。質問機の観点からすると、二つのサイクルも
また現在参照されるタグ一覧表の状態によって区別さ
れ、定義される。
【0030】− 一覧表が空の時。初期化サイクル(図
1の参照符号10に対応)。 − 一覧表が空で無い時。更新サイクル(図1の参照符
号30に対応)。
【0031】タグの観点からして、さらに、タグの状態
によって定義される二つのサイクルを区別することが可
能である。 − もし、タグが読み取られなければ、最初の読み取り
サイクル(図1の参照番号20から37に対応)。 − もし、タグが既に読み取られていれば、順序番号更
新サイクル(図1の参照符号30に対応)。
【0032】もし、先述された二つのサイクルの内の一
つの開始に対応するメッセージを受け取れば、タグは、
計数サイクルにのみ関与することができ(すなわち、タ
グが計数されている間の手順)、これは存在する全ての
タグが計数され得る様に行われる。もし、タグがこのメ
ッセージを受け取らなければ、次のサイクルの始まりを
待つ。
【0033】以上見てきたように、質問機とタグはそれ
ぞれ2つのモードに存在しうる。これらのモードの組み
合わせによっては、いくつかの場合を作り出しうる。 a)一覧表は空であり、タグは読み込まれるのが最初で
ある場合。もしこのタグが質問機の場の中で唯一つであ
れば、IDコードを送ることで単一読み取りプロンプト
に応答し、順序番号レジスタを1に初期化する。もし、
いくつかのタグが存在し、それゆえ、まだ読み込まれて
いなければ、多重読み取り手順が始まる。この場合に
は、各タグはタグの数を正確に計数し、自ら読み込まれ
るまでの間、読み取る。この数は、その順序番号であ
り、コードが正確に読まれたという確認を受け取った時
に内部のレジスタに蓄えられる。タグの内部のカウンタ
は、もし必要ならタグ上で現在使用可能なタグの総数の
情報を得るために、計数を続けることができる。
【0034】b)一覧表が空でなく、タグは読み込まれ
るのが最初である場合。各新しいタグは、一覧表検証段
階で、いまだ存在しているタグの数を計数する。これ
は、質問機によって返された情報を評価し、既に読み込
んだタグがあるか否かを示すことによって行われる。こ
こから始まって、上記のa)の内の一つに似た仕組みで
進む。もし、このタグが唯一のものであれば、順序番号
を、既に読み取られたタグの計数プラス1に初期化す
る。もし、いくつかのタグが着いたばかりであれば、正
確に自らを読むまで、コードが正確に読まれたメッセー
ジが届く度に、タグの計数を増分することにより計数手
順を継続する。
【0035】c)一覧表が空でなく、タグは既に読み込
まれている場合。タグは、一覧表検証コマンドに応答せ
ず、送信する順番である時に、存在信号“1”を送信す
る。内部ディカウンタの値が“0”になる時に、これを
行うタイミングが決定される。一覧表検証段階の最初に
順序番号の値で初期化され、存在するか否かを既にチェ
ック済みのタグを減分する。
【0036】図2において、質問機の一般的な動作が説
明される。質問機の動作は、初期化10、そして電磁場
にタグがあるかという存在テスト40にある。もし、タ
グが検出されなければ、この方法では内部をループす
る、すなわち、処理は、タグが電磁場に到着するまで存
在テストの始めを繰り返す。逆に、もし質問機が電磁場
の中に少なくとも一つのタグの存在が検出すれば、本方
法は一覧表の初期化50、そして一覧表の更新60、最
後に一覧表の状況をチェックするテスト70(すなわち
空かどうかのテスト)を実行する。
【0037】もし、一覧表が空であれば、処理は存在テ
スト40の最初に戻る。もし、一覧表が空でなければ、
処理は一覧表更新ステップ60の最初に戻る。図3と図
4において、一覧表初期化50と一覧表更新60のそれ
ぞれが、さらに詳細に説明される。このようにして、図
3は、一覧表の初期化の間の質問機の動作を示す。一覧
表初期化段階は、質問機の電磁場の中にいくつかのタグ
があるという可能性と、もしかしたら計数サイクルメッ
セージの開始を受け取ったかということを考慮する。
【0038】図3には、計数サイクル51の開始と、タ
グの単一読み取り52がある、すなわち質問機はポーリ
ング場に一つだけタグがあると推測し、53において、
質問機は、先に読まれたコードが不正確か否かをチェッ
クする。もし、コードが不正確であれば、処理は先の特
許FR−A−2 677135号に記述されているタイ
プである、多重読み取りステップ54に進む。このステ
ップ54は、コードが正確に読まれていれば、1だけ増
分されるタグの数に対する多重読み取りアルゴリズムの
手順を実行する。
【0039】ステップ55において、質問機は、タグの
存在テストを実行する、すなわち、未読のタグがあるか
をチェックする。これは望ましいが、処理は、多重読み
取りステップ54の始めへと続く。そうでないと、計数
サイクル(参照番号56)が終了したと見なされる。不
正確なコードテスト(ブロック53)がNOである場合
は、本方法は計数サイクルであるステップ56の終了の
最初へと直接進む。
【0040】図4において、質問機が一覧表を更新する
流れ図が、さらに詳細に説明される。この一覧表更新段
階60は、殆ど同時に質問機の場に到着するタグがいく
つかある可能性を考慮する。この段階では、計数サイク
ル段階61の最初の開始があり、次に、ポーリング場に
既に存在しないタグが離脱する可能性により、既に一覧
表に載っているタグの存在を検証する指示を質問機が発
するステップ62がある。質問機の動作には、存在テス
トステップ63が含まれる。この存在テストは、質問機
の場に新しいタグがあるかというチェックを含む。これ
は望ましいが、その後、本方法は次の単一読み取りステ
ップ64に進む。
【0041】これは望ましくないが、計数サイクルステ
ップ68の終了の始めに進む。実際、ステップ64,6
5,66,67はそれぞれ図3のステップ52,53,
54,55に対応する。従って、本方法ではこれらのス
テップ64から67に関して再度説明はしない。
【0042】図5において、タグの一般的な動作が説明
される。タグが質問機の電磁場に入って自己出力を得る
と、リセットされて最初の読み取りビットは0に設定さ
れる。それから、質問機から来る活性化のコマンドを待
つ。このコマンドは、自分のIDコードを送る場合にお
ける単一読み取り要求か、多重読み取りプロトコルの最
初のいずれかであろう。タグは、もしかして計数サイク
ルメッセージの開始を受けたとすると、他の質問機から
の全ての要求に応答しない。上述の二つのモードの内の
一つによって読まれた場合、すなわち、単一あるいは多
重の読み取りの場合、タグはコードの全ての読み取り要
求か、順序番号の検証に対して、サイクルの残りをロッ
クアップする(周期的ロックビットは1に設定され、最
初の読み取りビットは1に設定される)。
【0043】タグが、存在テストに応答するとき、ま
た、質問機が認めた時に、一覧表更新サイクルの残り
と、全ての読み取りあるいはIDコード検証に対してロ
ックアップをする。そのサイクルロックビットは1に設
定される。それは、各サイクルの最初に0にリセットさ
れる。
【0044】ポーリング場に入ってくるタグは、非常に
良好にコマンドを受信するが、質問機によって受信はさ
れない。実際、質問機によって放射されてできる電磁場
は強くなることが可能であり、一方、質問機により受信
されるタグの距離によって相互結合はいまだ非常に微弱
である。混乱を避ける意味で、質問機は受信された旨を
知らせるために、確認信号をタグに送る。
【0045】より細かく述べると、タグの動作はタグ初
期化ステップ80と、続いて最初の読み取りステップ8
1を含む。テスト82は、今、更新サイクルの最初であ
るかのチェックを行う。もし、実際、更新サイクルの最
初であれば、処理は一覧表更新読み取りへ進む。そうで
ないときは、処理はテスト82へと続く。一覧表更新読
み取り83の後、処理はテスト82の最初に続く。
【0046】先に、図4で見た様に、一覧表更新手順の
最初において、質問機は“一覧表検証”の指示を送る
が、これは既に一覧表に載っているタグの存在をチェッ
クする目的がある。従って、既に読み取られたタグのみ
が含まれる、すなわち、最初の読み取りビットは1に設
定される。このようにして、質問機が“一覧表検証の開
始”コマンドを送出する時(付録参照)、先の読み取り
サイクルの間に既に読み取られた全てのタグは、計数に
関係するために、タグのサイクルロックビットを0に設
定する。さらに、既に読み取られた全てのタグは、1だ
け減分された順序番号レジスタの値を、それらの順序番
号ディカウンタへと転送する。さらに、全てのタグは、
順序番号カウンタを0にリセットし、質問機は自身のI
Dコードポインタを一覧表の最初に置き、最大のループ
指標は質問機により計数される、存在するタグの数であ
るレジスタの内容によって初期化され、質問機のタグ数
のカウンタは0にリセットされる。
【0047】そして、ループ指標Iに続くサイクルは、
N回実行される(Nは先の計数サイクルの間に読み取ら
れたタグの数)。そして、順序番号Iのタグは、もし存
在すれば、そして、もし順序番号ディカウンタが0に達
すれば、1を送信し、もし存在しなければ、何も送信さ
れないが、これは、質問機に0を送信することに対応す
る。タグのグループから受信した情報によって、質問機
は“読み取り0”か“読み取り1”メッセージを再送信
する。
【0048】質問機の側では、もし0を受信すれば、す
なわち、もし全く何も受信しなければ、質問機は一覧表
からタグIを取り除き、逆に、もし質問機が1を受信す
れば、タグカウンタを1だけ増分する。タグの側では、
もし現在まだ応答していなければ、そしてもし質問機が
“読み取り1”メッセージ(付録参照)を送信すれば、
タグは順序番号ディカウンタを1だけ増分する。逆に、
質問機が何か送信すれば順序番号カウンタを減分する。
さらに、タグは、順序番号レジスタの中の順序番号カウ
ンタの現在の値を退避し、もし順序番号カウンタの値が
0であればサイクルロックビットを1に設定する。
【0049】記述してきたステップはN回実行され、す
なわち、電磁場に存在すると一覧表に既にあるタグの数
だけ実行される。次に、質問機は、“一覧表検証の終
了”コマンド(付録参照)を送信し、タグの数を更新す
る。“一覧表検証の終了”コマンドによって、計数サイ
クルの開始の後に場に入ってきたタグがこのサイクルに
関与するために、計数サイクルの最初に既に存在するタ
グのグループは隔離されるが、順序番号カウンタは正し
くないであろう。
【0050】図6において、一覧表検証機能のタイムチ
ャートが図示される。この図の(a)において、認識さ
れ既に一覧表に載っている4個のタグが存在する場合の
タイムチャートが例示される。質問機は、これらの4個
のタグの存在をチェックする。この目的のために、質問
機は最初にサイクル開始指示DCを送信し、そして、
“一覧表検証の開始”指示DVLを送信する。
【0051】− タグ1は、“1”で応答し、質問機
は、“読み取り1”L1(付録参照)を送信する。 − タグ2は、“1”を送り、質問機は、再び“読み取
り1”を送信する。 − タグ3は、応答せず、質問機は、“読み取り0”L
0(付録参照)を送信する。 − タグ4は、また“1”を送り、質問機は“読み取り
1”を送信する。
【0052】その後、質問機は、“一覧表検証の終了”
メッセージを送信し、そして“サイクルの修了”を送信
する。図6の(b)において、質問機の状態と同様に、
各4個のタグの状態が示される。さらに詳細には、各タ
グに対して、各タグの計数サイクルロックビット(BI
C)の状態と、先の順序番号蓄積レジスタ(RNO)の
状態と、現在の順序番号カウンタ(CNO)の状態と、
先の順序番号ディカウンタ(DNO)とが記される。質
問機の存在するタグ数のカウンタ(CNE)もまた記さ
れる。
【0053】図6の(b)において、タグ3に関して状
態は与えられず、一覧表検証の開始の前に、後者は質問
機の電磁場を離れている。上述した本発明の方法は、例
えば96 15434号の番号で登録される特許出願に
記述されているものや、あるいは出願人によって“タグ
とリーダの間の通信の同期を持ったタグの動的セットの
多重読み取り方法とシステム(multiple re
ad method and system for
a dynamic set of tags wit
h synchronization of comm
unication between tags an
dreader)”の名称で現在フランスで特許出願さ
れている中で記述されている全ての書き込み方法と関連
する。
【0054】また、本発明の方法において、樹状横断多
重読み取り方法、例えば出願人によって現在出願されて
いる“別個のIDコードを持ったタグのセットの多重読
み取り方法とシステム(multiple read
method and system for a s
et of tags bearing distin
ct ID codes)”の名称のフランス特許出願
に記述されているものを使用することが可能である。
【0055】付録 一回の読み取りおよび/または更新サイクルの間に送信
される主要なメッセージは以下の様なものである。 コード読み取りは正確である:このメッセージは、コー
ドを送ったタグに後者が質問機によって正確に受信され
たと伝える。それによって、機能的境界問題を管理する
ことができ、また、まだ読み込まれていない、あるいは
チェックされていない他のタグに順序番号カウンタの増
分処理を管理させることが可能である。
【0056】コード読み取りは不正確である:このメッ
セージは、不良送信時に質問機によってタグへ送られ
る。順序番号のカウンタと同様にロックラッチの正確な
管理ができる。
【0057】読み取り0:このメッセージは、2つの特
別のコマンド(多重読み取りプロトコルと検証プロトコ
ル)の実行中にタグによって送られた最後のビットが0
である時に、質問機によって返される。 読み取り1:この2つの特別のコマンド(多重読み取り
プロトコルと一覧表検証プロトコル)の実行中にタグに
よって送られた最後のビットが0である時に、質問機に
よって返される。
【0058】計数の開始:このコマンドは、タグが順序
番号自動管理カウンタを初期化し、その後、これらのカ
ウンタを増分するためのあるメッセージを受信すること
を可能にする。 計数の終了:このコマンドは、計数サイクルを終了す
る。順序番号は、次の計数サイクルまで凍結される。
【0059】単一読み取り:このコマンドは、タグを活
性化して、その返しとして、完全なロックコードを質問
機に送信する。この送信は、読み取りサイクルのロック
ビットが活性でないという条件時に、すなわち、現在の
サイクルの間にもしタグが読まれもチェックもされなけ
れば発生する。もし、いくつかのタグに対してこれが当
てはまれば、同時に送信がなされ、質問機はチェックに
よって、例えば、周期的な誤り検出計算情報CRCの様
な“コード読み取り不良”を見つけるであろう。このよ
うにして、これらに従って応答して多重読み取りを実行
する。もし電磁場に唯一のタグしか存在しなければ、こ
の単一読み取りによって、時間を稼ぐ。
【0060】存在するタグ:このコマンドは、計数サイ
クルビットがまだ活性でないタグによって考慮される。
この場合、タグはその存在を示すように、ビットを1に
設定して返す。質問機は、計数サイクル中のいつでも、
いまだ見つけられていないタグが場の中に存在するかを
知ることができる。
【0061】一覧表検証の開始:このコマンドは、既に
今までに一度は読み込まれ、今でも質問機の場の中に存
在しているタグを促して、それらの順序番号の呼びかけ
に対して存在しているという応答をさせる。このコマン
ドは、現在の順序番号に対応するタグが応えないか、1
を送信することにより応えた時には、“読み取り0”あ
るいは“読み取り1”のメッセージを再送信して順序番
号を走査する。これらのメッセージは、未だ応答してい
ない各タグの内部にあるカウンタで現在検証されている
順序番号を都合の良い時に自動的に増分する。タグが応
答した時に、計数サイクルビットをロックし、自分の順
序番号となる現在の順序番号を記憶する。
【0062】一覧表の終了:全ての順序番号のカウンタ
とレジスタは凍結される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法の一般的なステップを図示した
ものである。
【図2】 ポーリング機器の動作ステップを図示したも
のである。
【図3】 タグの一覧表を初期化するステップを図示し
たものである。
【図4】 タグの一覧表を更新するステップを図示した
ものである。
【図5】 タグの動作ステップを図示したものである。
【図6】 一覧表に最初に4個のタグが含まれる例にお
ける、タグの一覧表をチェックするためのタイムチャー
トを図示したものである。
【図7】 本発明のタグ読み取りシステムを図示したも
のである。
【符号の説明】
10…初期化段階 20…初期化サイクル 30…更新サイクル I…ポーリング機器 E1,E2,E3,E4…タグ SI、SE…順序付け手段 MI、ME…IDコード蓄積メモリ PI…蓄積メモリを示すポインタ CI…存在するタグの数のカウンタ RI…現在のタグの数を蓄えるレジスタ B1…第1のIDコード読み取り状態ラッチ B2…コード認識段階のための一時的ロックラッチ B3…存在するタグ検証のための周期的ロックラッチ RE…順序番号のための蓄積レジスタ CE…順序番号のカウンタ DE…順序番号のディカウンタ(decounter)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が区別できるIDコードを持ち、ポ
    ーリング機器の電磁場の中に位置するタグの動的セット
    を読み取る方法において、 ポーリング機器とタグとの間で信号を送信及び受信する
    ことによってコードを連続的に読み取ってタグの認識を
    行うことから成り、 ポーリング機器の電磁場に存在する全てのタグの一覧表
    を作り出し、しかる後に、既に一覧表に載っているタグ
    を再活性化し、またこれらのタグからまだ電磁場の中に
    存在するか離れたかを確かめ、かつ場の中に入ったタグ
    を加えることによって、続く読み取りサイクルの間に、
    この一覧表の更新(30)を実行することを許可するた
    めに、その間に認識された各タグがロックされており、
    またその間に認識された各タグに順序番号が割り当てら
    れるところの第1の読み取りサイクル(20)を実行す
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 上記のタグの一覧表を更新するときに、
    上記一覧表の順序番号が連続的であるように、いつタグ
    が場から出たり、場の中に入ってきたりするかに応じて
    タグの順序番号が更新されることを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 タグが認識されたときに、タグとポーリ
    ング機器によって交換される情報から、タグ自身とポー
    リング機器によって同時に各タグの順序番号が決定され
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記順序番号は、ポーリング機器および
    各タグにおいて自動的に初期化されることを特徴とする
    請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 ポーリング機器を経由してタグの動的セ
    ットを読み取るシステムにおいて、 タグ(E1,E2,E3,E4)とポーリング機器
    (I)の各々は、信号の送信と受信の手段と、順序づけ
    手段(SE,SI)と、IDコード蓄積メモリとを備え、 ポーリング機器は、蓄積メモリを示すポインタ(PI
    と、存在するタグの数を計数するカウンタ(CI)と、
    現在のタグの数のための蓄積レジスタ(RI)を備え、 各タグは、第1のIDコード読み取り状態ラッチ
    (B1)と、一時的ロックラッチ(B2)と周期的ロック
    ラッチ(B3)と、その順序番号のための蓄積レジスタ
    (RE)と、順序番号カウンタ(CE)と、順序番号ディ
    カウンタ(DE)とを備えることを特徴とするシステ
    ム。
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