JP2000047745A - 制御信号発生装置 - Google Patents

制御信号発生装置

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JP2000047745A
JP2000047745A JP10212840A JP21284098A JP2000047745A JP 2000047745 A JP2000047745 A JP 2000047745A JP 10212840 A JP10212840 A JP 10212840A JP 21284098 A JP21284098 A JP 21284098A JP 2000047745 A JP2000047745 A JP 2000047745A
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Japan
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mounting member
control signal
gripping operation
operation member
rotation
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JP10212840A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Mototani
真芳 本谷
Hideji Hori
秀司 堀
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置スペースの増大および操作性の低下を招
くことなく新たな制御対象機器に対応することのできる
制御信号発生装置を提供することを解決課題とする。 【解決手段】 本発明では、操作レバー(40)の先端
部に装着される取付部材(110)と、この取付部材
(110)に対して前記操作レバー(40)の延在方向
に沿った軸心回りに回転可能に配設し、前記取付部材
(110)との間に収容室(124)を構成する把持操
作部材(120)と、前記収容室124の内部に収容さ
せ、前記把持操作部材(120)と前記取付部材(11
0)との相対回転角に応じた制御信号を出力する第3ポ
テンショメータ(140)とを備えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は操作量に応じて制御
信号を発生するようにした制御信号発生装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルにおいては運転席に制御信
号発生装置が設けられており、この制御信号発生装置の
操作レバーを適宜操作することによって所望の作業を行
うようにしている。
【0003】この種の制御信号発生装置としてはたとえ
ば特開平7−161507号公報に示されたものがあ
る。
【0004】この特開平7−161507号では上端部
に操作レバーを傾動可能に支持する装置本体と、操作レ
バーの傾動量に応じて上下方向に移動する作動ロッド
と、この作動ロッドの移動に伴って作動するポテンショ
メータとを備えて制御信号発生装置を構成している。
【0005】この従来技術では装置本体に対して操作レ
バーを傾動させた場合に操作レバーの傾動量に応じて作
動ロッドが変位し、該作動ロッドの変位量に応じてポテ
ンショメータから制御信号が出力されることになる。
【0006】したがってこのポテンショメータからの制
御信号に基づいて上述した油圧ショベルの各種油圧機器
を制御するようにすれば、操作レバーを適宜傾動操作す
ることによって当該油圧ショベルに所望の作業を行わせ
ることが可能となる。
【0007】ここで特開平7−161507号ではその
操作の正確性を考慮した場合、操作レバーの傾動方向が
最大でも互いに直交した2方向であることが好ましい。
すなわち操作レバーの傾動という操作をその傾動方向で
のみ区別する装置においては当該傾動方向が3以上あっ
た場合、これを正確に操作することが困難となる。
【0008】したがって特開平7−161507号公報
では1つの制御信号発生装置に設けられるポテンショメ
ータの数が操作レバーの傾動方向に対応した数になり、
これによって制御可能な対象機器も2つに制限される。
【0009】このため上述した油圧ショベルにおいて新
たな制御対象機器となる油圧シリンダアクチュエータを
設けた場合にはこの新たな油圧シリンダアクチュエータ
に対応した制御信号発生装置を増設しなければならな
い。
【0010】この結果設置スペースの点で不利となる。
また操作すべき操作レバーの数も増加することになるた
め操作性の点でも不利となる。
【0011】一方、制御信号発生装置の従来技術として
は特公平3−44326号公報に示されたものもある。
【0012】この特公平3−44326号では操作レバ
ーを下方に向けて延長し、その延長下端部に操作レバー
の軸心回りの回転角に応じた制御信号を出力する第3の
ポテンショメータを設けるようにしている。
【0013】この特公平3−44326号では操作レバ
ーを互いに直交した2方向に傾動させることで2つのポ
テンショメータが作動する。また操作レバーを軸心回り
に回転させることで第3のポテンショメータが作動す
る。
【0014】したがって操作の正確性を損なうことなく
同一の操作レバーの操作によって新たな制御対象機器に
対応することが可能になる。この結果、先の特開平7−
161507号公報に比べて設置スペースの問題や操作
性の問題を改善することができるようになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特公平3
−44326号では上述したように操作レバーを下方に
向けて延長する必要があるためこの延長した操作レバー
を収容するための装置本体も長く構成しなければならな
い。
【0016】しかも操作レバーの傾動操作の際に第3の
ポテンショメータが装置本体の内部において大きく移動
することになるためこの第3のポテンショメータの移動
域を装置本体の内部に確保する必要がある。
【0017】したがって特公平3−44326号を適用
する場合には既存のものよりも大きな設置スペースが必
要になる。
【0018】本発明は設置スペースの増大および操作性
の低下を招くことなく、新たな制御対象機器に対応する
ことのできる制御信号発生装置を提供することを解決課
題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段および作用効果】請求項1
に記載の発明では、操作レバー(40)の先端部に装着
される取付部材(110)と、この取付部材(110)
に対して前記操作レバー(40)の延在方向に沿った軸
心回りに回転可能に配設し、前記取付部材(110)と
の間に収容室(124)を構成する把持操作部材(12
0)と、前記収容室(124)の内部に収容させ、前記
把持操作部材(120)と前記取付部材(110)との
相対回転角に応じた制御信号を出力する電気信号発生手
段(140)とを備えるようにしている。
【0020】この請求項1に記載の発明によれば、操作
レバーに装着した取付部材に対して把持操作部材を回転
させることで制御信号を出力することができる。
【0021】したがって設置スペースの増大や操作性の
低下を招くことなく、新たな制御対象機器に対応するこ
とが可能となる。
【0022】しかも既存の制御信号発生装置に対しても
操作レバーの先端部に装着するだけでよい。したがって
設置作業が極めて容易となる。また既存の制御信号発生
装置の有効利用を図ることができる。
【0023】さらに把持操作部材と取付部材との間に構
成した収容室に電気信号発生手段を内蔵させるようにし
ているため、塵埃等の外乱による影響を防止することが
できる。また外観品質上においても有利となる。
【0024】請求項2に記載の発明では、装置本体
(1)に配設した操作レバー(40)を傾動させること
により、この操作レバー(40)の傾動量に対応した制
御信号を発生するようにした制御信号発生装置におい
て、前記操作レバー(40)の先端部に装着される取付
部材(110)と、この取付部材(110)に対して前
記操作レバー(40)の延在方向に沿った軸心回りに回
転可能に配設し、前記取付部材(110)との間に収容
室(124)を構成する把持操作部材(120)と、前
記収容室(124)の内部に収容させ、前記把持操作部
材(120)と前記取付部材(110)との相対回転角
に応じた制御信号を出力する電気信号発生手段(14
0)とを備えるようにしている。
【0025】この請求項2に記載の発明によれば、操作
レバーに装着した取付部材に対して把持操作部材を回転
させることで制御信号を出力することができる。
【0026】したがって設置スペースの増大や操作性の
低下を招くことなく、制御対象機器を増やすことが可能
となる。
【0027】請求項3に記載の発明では、上述した請求
項1または請求項2に記載の発明において、前記取付部
材(110)が、前記操作レバー(40)に着脱可能に
配設される基底部(110b)と、この基底部(110
b)の先端面から突出し、先端部に前記電気信号発生手
段(140)の駆動部(142)が連結される摺動軸部
(110c)とを有する一方、前記把持操作部材(12
0)が、中心部に前記取付部材(110)の摺動軸部
(110c)を回転可能に嵌挿させる貫通孔(121
a)を有し、かつ前記電気信号発生手段(140)の本
体(141)を保持する台座体(121,190)と、
前記台座体(121,190)との相対回転を規制した
状態で、該台座体(121,190)および前記電気信
号発生手段(140)の外周部を囲む外装体(123)
とを具備するようにしている。
【0028】この請求項3に記載の発明によれば、電気
信号発生手段の駆動部を取付部材に連結する一方、該電
気信号発生手段の本体を把持操作部材に保持させるよう
にしている。
【0029】したがってこれら取付部材および把持操作
部材および電気信号発生手段をユニット化することがで
き、その取扱性の向上を図ることができる。
【0030】請求項4に記載の発明では、請求項1また
は請求項2または請求項3に記載の発明において、前記
把持操作部材(120)と前記取付部材(110)との
間に、互いの相対回転角を規定する回転角規定手段を設
けるようにしている。
【0031】この請求項4に記載の発明によれば、把持
操作部材と取付部材との間において電気信号発生手段の
回転角度を規定するようにしている。
【0032】したがってこれら把持操作部材および取付
部材を必要以上に回転させた場合においても当該電気信
号発生手段への影響を低減することができ、その信頼性
を向上させることが可能となる。
【0033】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明において、前記台座体(121,190)およ
び前記外装体(123)を前記把持操作部材(120)
の回転軸心に沿って相対的に移動可能に配設し、かつ前
記回転角規定手段が、前記取付部材(110)に設けた
突起(114)と、前記取付部材(110)と前記把持
操作部材(120)との相対回転に伴う前記突起(11
4)の移動域を収容する態様で前記外装体(123)に
設け、かつ両端部において前記突起(114)に当接す
ることにより、該突起(114)を介して前記取付部材
(110)に対する前記把持操作部材(120)の回転
を阻止する規定用長孔(123d)と、前記規定用長孔
(123d)の中央部に形成し、前記取付部材(11
0)および前記把持操作部材(120)が互いに回転中
立位置にある場合に前記突起(114)を収容する凹部
(123e)と、前記外装体(123)と前記台座体
(121,190)との間に作用し、前記取付部材(1
10)および前記把持操作部材(120)が互いに回転
中立位置にある場合に前記突起(114)を前記凹部
(123e)に圧接させた状態に保持する圧接バネ(1
50)とを備えるようにしている。
【0034】この請求項5に記載の発明によれば、圧接
バネの弾性力に抗して突起を凹部から逸脱させない限り
電気信号発生手段を作動させることができないため、そ
の誤作動を防止することができる。
【0035】請求項6に記載の発明では、上述した請求
項1または請求項2または請求項3または請求項4また
は請求項5に記載の発明において、前記取付部材(11
0)と前記把持操作部材(120)との間に作用し、こ
れら取付部材(110)および把持操作部材(120)
を互いに回転中立位置に保持させる回転復帰バネ(13
0,180)を設けるようにしている。
【0036】この請求項6に記載の発明によれば、回転
復帰バネの作用により通常状態において取付部材と把持
操作部材とが回転中立位置に保持されることになる。
【0037】したがって都度オペレータが中立位置を確
認する必要がなくなる等、その操作性を向上させること
が可能となる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態を示す図面に
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0039】図1は本発明に係る制御信号発生装置の一
実施形態を示す。
【0040】この制御信号発生装置は後述する操作レバ
ー40の先端部に操作ノブ100を備えている。
【0041】操作ノブ100はネジ孔110aを有した
取付部材110と、該取付部材110に対して上記ネジ
孔110aの軸心回りに回転可能に配設した把持操作部
材120とを備えてユニット化したものである。
【0042】この操作ノブ100は上記取付部材110
のネジ孔110aを介して操作レバー40の操作軸部4
1に着脱可能に取り付けられる。取付部材110は基底
部110bおよび摺動軸部110cを一体に成形したも
のである。
【0043】把持操作部材120は取付部材110の摺
動軸部110c外周に台座体121を備えている。
【0044】台座体121は取付部材110の基底部1
10bと同一の外径を有する。台座体121は軸心上に
取付部材110の摺動軸部110cを回転可能に嵌挿さ
せる摺動孔(貫通孔)121aを有している。
【0045】上記取付部材110の基底部110bは基
端面に上述したネジ孔110aを有している。基底部1
10bは操作レバー40の操作軸部41よりも太径であ
る。基底部110bはその先端面110b1 に係止ピン
111を備えている。基底部110bの先端面110b
1 は後述する台座体121との接触面を構成する。
【0046】摺動軸部110cは先端部外周面にネジ溝
110dを有している。またその軸心上に上記ネジ孔1
10aに連通する連通孔110eを有している。
【0047】上述した台座体121はバネ収容溝121
bの内部に係止ピン111を収容した状態で上記摺動孔
121aの内部に摺動軸部110cを嵌挿させ、上記取
付部材110に対して回転可能である。さらに台座体1
21は摺動軸部110cのネジ溝110dに連結ナット
112を連結させることにより取付部材110に対して
軸心方向へは移動しない。
【0048】この台座体121にはその先端部にハット
ブラケット122を保持させている。ハットブラケット
122は上述した連結ナット112よりも十分な高さを
有している。ハットブラケット122はその先端部に装
着孔122aを有する。
【0049】図2は図1における II−II 線断面を示
す。
【0050】図2に示すように上記ハットブラケット1
22には一対のフランジ部122bにそれぞれ弧状の取
付孔122cが形成されている。
【0051】このハットブラケット122は上記装着孔
122aの軸心を取付部材110における摺動軸部11
0cの軸心に合致させた状態で各取付孔122cを介し
て台座体121に取付ネジ170でネジ止めされてい
る。
【0052】図4は図1における IV−IV 線断面図を示
す。
【0053】この図4からも明らかなように台座体12
1の基端面には上記係止ピン111の位置に対応する部
位に弧状のバネ収容溝121bを形成している。バネ収
容溝121bの両端面121b1 と上記係止ピン111
との間にはそれぞれ回転復帰バネ130を介在させてい
る。
【0054】回転復帰バネ130は互いに同一のバネ定
数を有したコイル状である。回転復帰バネ130は各バ
ネ収容溝121bの端面121b1 を介して台座体12
1を互いに逆方向に押圧する。これら回転復帰バネ13
0は常態において係止ピン111からバネ収容溝121
bの各端面121b1 までの周長が互いに同一となるよ
うに取付部材110に対して当該台座体121を回転中
立位置に保持する。
【0055】一方、上記把持操作部材120は、図1に
示すように外装体123を備えている。外装体123に
は筒状部123aと外皮部123bとを設けている。
【0056】筒状部123aは上記台座体121の外径
と同一内径の円筒状である。筒状体123aは台座体1
21よりも十分な長さを有している。
【0057】外皮部123bは樹脂によって成形したも
のである。外皮部123bは筒状部123aの外周面を
覆う。さらに外皮部123bは筒状部123aの先端域
を塞ぐように該筒状部123aの外周部に接着されてい
る。
【0058】この外装体123は上記筒状部123aの
基端部に取付部材110および台座体121を配置した
状態でこれら取付部材110に対して回転可能、かつ軸
心方向に沿って移動可能に設けられている。
【0059】またこの外装体123は台座体121の先
端域に円柱状の収容室124を構成する。この収容室1
24の内部には第3ポテンショメータ(電気信号発生手
段)140および圧接バネ150を収容している。
【0060】第3ポテンショメータ140は本体ケース
141の一端面に回転軸142を有する。第3ポテンシ
ョメータ140は回転軸142の回転位置に応じた制御
信号を出力するものである。
【0061】この第3ポテンショメータ140は上述し
たハットブラケット122の装着孔122aを介してそ
の回転軸142を連結ナット112に対向させている。
さらに第3ポテンショメータ140は回転軸142の軸
心が取付部材110における摺動軸部110cの軸心に
合致した状態で本体ケース141を介してハットブラケ
ット122に保持されている。
【0062】図5は図1に示した制御信号発生装置にお
いてポテンショメータの回転軸と取付部材の摺動軸部と
の連結態様を示す。
【0063】第3ポテンショメータ140の回転軸14
2には一対の平面142aを形成している。連結ナット
112の先端面には一対の対向壁112aを形成してい
る。そしてこれら回転軸142の平面142aと連結ナ
ット112の対向壁112aとの間にはリテーナ113
を介在させている。
【0064】リテーナ113は、波形を成す一対の保持
部113aと、これら保持部113aの両端部間を連結
する一対の摺接部113bとを有している。リテーナ1
13は摺接部113bを介して連結ナット112の対向
壁112a間に挟み付けられている。また保持部113
aを介して回転軸142の平面142aを挟み付けてい
る。
【0065】このリテーナ113は第3ポテンショメー
タ140の回転軸142と連結ナット112とを連結す
る。また取付部材110の摺動軸部110cに対する台
座体121の相対回転軸心と、第3ポテンショメータ1
40における回転軸142の軸心とのずれを吸収する。
【0066】圧接バネ150は、図1に示すように第3
ポテンショメータ140の本体ケース141に設けた固
定バネ座151と、外皮部123bの内部上壁に設けた
可動バネ座152との間に設けられている。この圧接バ
ネ150は第3ポテンショメータ140に対して外装体
123を常時先端側(図1中において上方側)に向けて
押圧している。
【0067】なお図には明示していないが上記第3ポテ
ンショメータ140のリード線は、連結ナット112に
形成した挿入孔112bを介して取付部材110の連通
孔110eを通過する。さらに操作レバー40に形成し
たリード線挿通孔44を介してバルブ制御部60に導出
される。したがって第3ポテンショメータ140のリー
ド線は外部から視認されることがない。
【0068】図6は図1に示した制御信号発生装置の回
転角規定手段を示す。
【0069】また上記外装体123には、図6に示すよ
うに筒状部123aの下端部に縦溝123cと横溝(規
定用長孔)123dとを形成している。
【0070】縦溝123cは筒状部123aの軸心方向
に沿って形成した長孔である。縦溝123cの内部には
回転規制ボルト125の頭部を収容させている。
【0071】横溝123dは筒状部123aの軸心に直
交する方向に沿って形成した長孔である。横溝123d
は所望となる第3ポテンショメータ140の回転角に対
応した長さを有する。この横溝123dにはその中央部
基端縁に半円状の凹部123eを形成している。この横
溝123dにはその内部に回転角規定ボルト(突起)1
14の頭部を収容させている。
【0072】図7は図6における VII−VII 線断面を示
す。
【0073】回転規制ボルト125は把持操作部材12
0の台座体121の外周面に取り付けている。回転規制
ボルト125は縦溝123cの側壁に当接することによ
って上記筒状部123aの台座体121に対する回転を
規制する。一方、回転規制ボルト125は縦溝123c
の長さの範囲内において台座体121に対する筒状部1
23aの軸心方向の移動を許容する。
【0074】回転角規定ボルト114は取付部材110
の基底部110bの外周面に取り付けている。回転角規
定ボルト114は上記圧接バネ150の押し付け力によ
ってその頭部が常時横溝123dの下縁に押し付けられ
る。回転角規定ボルト114は回転復帰バネ130の作
用によって把持操作部材120の台座体121と取付部
材110とが互いに回転中立位置に保持された場合にそ
の頭部が凹部123eに押し付けられる。
【0075】なおこれら縦溝123cおよび横溝123
dは外皮部123bによって覆われている。したがって
縦溝123cおよび横溝123dが外部から視認される
ことはない。
【0076】図8は図1に示した制御信号発生装置の断
面側面を示す。
【0077】図8に示すようにこの制御信号発生装置で
は本体ブロック10と取付プレート20とを備えて装置
本体1を構成している。
【0078】取付プレート20は本体ブロック10の上
面に取り付けたものある。取付プレート20にはその上
端中央部に設けた叉状ブラケット22に第1支持軸23
を介して傾動駒部材24を配設している。さらにこの傾
動駒部材24に第2支持軸25を介して操作レバー40
を配設している。
【0079】第2支持軸25は取付プレート20の上面
に対して平行かつ紙面に対して直角である。この第2支
持軸25は傾動駒部材24に対して操作レバー40をそ
の軸心回りに回転可能に支持している。つまり操作レバ
ー40は第2支持軸25の軸心回りに回転することによ
り図8において左右方向に傾動可能である。
【0080】第1支持軸23は取付プレート20の上面
に対して平行かつ上記第2支持軸25に対して直角であ
る。この第1支持軸23は叉状ブラケット22に対して
傾動駒部材24をその軸心回りに回転可能に支持してい
る。つまり操作レバー40は傾動駒部材24と共に第1
支持軸23の軸心回りに回転することにより図1におい
て紙面に直交する方向に傾動可能である。
【0081】したがって上記操作レバー40は装置本体
1に対して互いに直角となる2方向に傾動することがで
きる。
【0082】操作レバー40には操作軸部41にカムデ
ィスクプレート42を取り付けている。カムディスクプ
レート42は操作軸部41の軸心に直交する方向に沿っ
ている。
【0083】本体ブロック10の下面にはその下端中央
部に一対のポテンショメータ(制御信号発生手段)50
(図8においてはそのうちの一方を示す)を設けてい
る。
【0084】一対のポテンショメータ50はそれぞれの
回転軸51が操作レバー40の第2支持軸25と平行と
なるようにブラケット31を介して配置している。ポテ
ンショメータ50はそれぞれ回転軸51を中心として回
動する駆動アーム52を備えている。
【0085】ポテンショメータ50はそれぞれ本体ケー
ス53に対して駆動アーム52が回転すると、駆動アー
ム52の回転位置に応じた制御信号を出力する。
【0086】また装置本体1には叉状ブラケット22の
周囲に位置する部位に二対の作動ロッド70(図8にお
いてはそのうちの一対を示す)を設けている。
【0087】作動ロッド70は当接ロッド部70aと第
1ロッド部70bと第2ロッド部70cと第3ロッド部
70dと連係ロッド部70fとを有する。作動ロッド7
0は当接ロッド部70aから連係ロッド部70fに向け
て順次細径となる。作動ロッド70の各連係ロッド部7
0fにはそれぞれの基端部にボールジョイント70eを
設けている。
【0088】これら作動ロッド70は各当接ロッド部7
0aの先端部をそれぞれカムディスクプレート42に対
向させた状態で装置本体1の挿通孔11,21に鉛直方
向に沿って移動可能に配設されている。
【0089】これら二対の作動ロッド70は上述した各
支持軸23,25の軸心延長上に位置するものが互いに
対となっている。各一対の作動ロッド70はそれぞれの
一方がボールジョイント70eを介してポテンショメー
タ50の駆動アーム52に接続されている。
【0090】取付プレート20は挿通孔21を有してい
る。この挿通孔21は作動ロッド70の当接ロッド部7
0aを通せる内径である。
【0091】本体ブロック10の挿通孔11はロッド挿
通部11aとバネ収容部11bとを有している。
【0092】ロッド挿通部11aは作動ロッド70の当
接ロッド部70aを通せる内径である。ロッド挿通孔1
1aは本体ブロック10の下端部に形成している。
【0093】バネ収容部11bは取付プレート20の挿
通孔21よりもさらに太径である。バネ収容部11bの
内部にはピストンキャップ80とフィーリングバネ81
と追従バネ82とを収容させている。
【0094】ピストンキャップ80は上壁を有する円筒
形状である。上壁の嵌挿孔80aに作動ロッド70の第
1ロッド部70bが貫通している。
【0095】このピストンキャップ80はバネ収容部1
1bよりも全長が短い。したがってピストンキャップ8
0はバネ収容部11bにおいて鉛直方向に移動すること
が可能である。
【0096】フィーリングバネ81は作動ロッド70の
外周であって、ピストンキャップ80の上壁内面とバネ
収容部11bの底面との間に設けられている。フィーリ
ングバネ81はピストンキャップ80の上壁を常時取付
プレート20の下面に押し付けている。
【0097】追従バネ82はフィーリングバネ81の内
周であって、作動ロッド70の第1ロッド部70bの基
端面とバネ収容部11bの底面との間に設けられてい
る。追従バネ82は第1ロッド部70bを介して作動ロ
ッド70を常時上方に押し付けている。
【0098】以下、図8を参照しながら操作レバー40
を第2支持軸25の軸心回りに傾動させる際の動作につ
いて説明する。
【0099】操作レバー40に外力が作用していない場
合ピストンキャップ80の上壁が取付プレート20の下
面に当接している。このとき作動ロッド70には追従バ
ネ82の押し付け力のみが作用している。
【0100】したがって作動ロッド70の各当接ロッド
部70aが操作レバー70のカムディスクプレート42
に押し付けられる。この結果操作レバー40は追従バネ
82からの押し付け力の釣り合いによって操作軸部41
の軸心が鉛直方向に沿った傾動中立位置に保持される。
【0101】上述した傾動中立位置からたとえば操作レ
バー40を右側に向けて順次傾動させていくと、カムデ
ィスクプレート42を介して右側の作動ロッド70が操
作レバー40の傾動量に応じて順次下動する。
【0102】作動ロッド70が下動すると、その下動量
に応じてポテンショメータ50が駆動アーム52を介し
て時計回りに回転する。駆動アーム52が時計回りに回
転すると、ポテンショメータ50から操作レバー40の
傾動量に応じた制御信号が出力されることになる。
【0103】この間、左側の作動ロッド70は追従バネ
82の押し付け力により操作レバー40の傾動量に応じ
て上動する。つまり、左側の作動ロッド70は当接ロッ
ド部70aが常に操作レバー40のカムディスクプレー
ト42に当接した状態に保持されている。
【0104】また傾動中立位置から操作レバー40を左
側に向けて順次傾動させていくと、カムディスクプレー
ト42を介して左側の作動ロッド70が操作レバー40
の傾動量に応じて順次下動する。
【0105】このとき右側の作動ロッド70は追従バネ
82の押し付け力により操作レバー40の傾動量に応じ
て上動する。つまり、右側の作動ロッド70は当接ロッ
ド部70aが常に操作レバー40のカムディスクプレー
ト42に当接した状態に保持されている。
【0106】このため右側の作動ロッド70の上動量に
応じてポテンショメータ50が駆動アーム52を介して
反時計回りに回転する。駆動アーム52が反時計回りに
回転すると、ポテンショメータ50から操作レバー40
の傾動量に応じた制御信号が出力されることになる。
【0107】なお操作レバー40を第1支持軸23の軸
心回りに傾動させる際の動作は上述した動作と同様であ
る。
【0108】次に図1を参照しながら操作レバー40に
取り付けた操作ノブ100を回転操作させる際の動作に
ついて説明する。
【0109】まず把持操作部材120の台座体121と
取付部材110とが回転中立位置にある場合には圧接バ
ネ150の押し付け力によって回転角規定ボルト114
の頭部が横溝123dの凹部123e内に押し付けられ
た状態に保持される。
【0110】この回転中立位置にある場合には回転角規
定ボルト114の頭部と凹部123eの内壁とが当接す
ることによって取付部材110に対する把持操作部材1
20の回転が阻止される。
【0111】したがって上述した操作レバー40の傾動
操作の際に把持操作部材120が取付部材110に対し
て回転することはない。
【0112】一方、圧接バネ150の押し付け力に抗し
て操作ノブ100を押し下げると、回転角規定ボルト1
14の頭部が凹部123eから外れて横溝123d内に
移動する。
【0113】この状態においては横溝123dの範囲内
において把持操作部材120の外装体123を取付部材
110に対して回転させることが可能となる。したがっ
て外装体123に回転力を与えれば回転復帰バネ130
の押し付け力に抗して外装体123を同方向に回転させ
ることができる。
【0114】外装体123を回転させると、該外装体1
23の回転力が回転規制ボルト125を介して台座体1
21に伝達される。さらに台座体121の回転がハット
ブラケット122を介して第3ポテンショメータ140
の本体ケース141に伝達される。
【0115】この結果、把持操作部材120の回転によ
って第3ポテンショメータ140の本体ケース141が
取付部材110に対して回転することになる。
【0116】ここで第3ポテンショメータ140は回転
軸142がリテーナ113と連結ナット112とを介し
て取付部材110の摺動軸部110cに連結されてい
る。
【0117】したがって上述した操作を行った場合、第
3ポテンショメータ140の本体ケース141と回転軸
142との間に回転差が生じる。この結果、取付部材1
10に対する外装体123の相対回転角に応じた制御信
号が第3ポテンショメータ140から出力されることに
なる。
【0118】外装体123の回転操作の間、該外装体1
23を必要以上に回転させると、取付部材110に設け
た回転角規定ボルト114の頭部が横溝123dの端壁
に当接する。これにより外装体123の回転が阻止され
る。このため第3ポテンショメータ140に対して必要
以上の外力が加わるおそれがない。したがって第3ポテ
ンショメータ140の信頼性や耐久性が向上する。
【0119】一方、上述した状態から外装体123に加
えていた外力を除去すると、回転復帰バネ130の作用
によって把持操作部材120が取付部材110に対して
逆方向に回転する。その後把持操作部材120は回転中
立位置で停止する。さらに圧接バネ150の作用によっ
て回転角規定ボルト114の頭部が横溝123dの凹部
123e内に押し付けられた状態に復帰する。
【0120】したがってオペレータは把持操作部材12
0と取付部材110とが回転中立位置にあるか否かを確
認する必要がない。これにより上記制御信号発生装置で
はその操作性が向上する。
【0121】図9は図1に示した制御信号発生装置を適
用して3種類の油圧シリンダアクチュエータの制御する
ための回路を示す。より具体的には油圧ショベルの作業
機に設けたブームシリンダC1 およびアームシリンダC
2 およびバケットシリンダC3 をそれぞれ運転席におい
て個別に操作するための制御信号発生装置を例示してい
る。
【0122】図9中の符号60はバルブ制御部である。
このバルブ制御部60はシリンダC1 ,C2 ,C3 のそ
れぞれに設けた流量制御弁V1 ,V2 ,V3 を制御する
ものである。このバルブ制御部60には装置本体1に設
けた一対のポテンショメータ50、並びに操作ノブ10
0に設けた第3ポテンショメータ140からそれぞれ制
御信号が与えられる。
【0123】操作レバー40が傾動中立位置および回転
中立位置にある場合、バルブ制御部60は装置本体1に
設けた一対のポテンショメータ50から出力されるそれ
ぞれの制御信号、並びに操作ノブ100に設けた第3ポ
テンショメータ140から出力される制御信号に基づい
てたとえば流量制御弁V1 ,V2 ,V3 中立位置に維持
する。この結果各シリンダC1 ,C2 ,C3 がいずれも
停止した状態に保持される。
【0124】上述した状態から操作レバー40を第1支
持軸23の軸心回りに傾動させると、装置本体1に設け
た一方のポテンショメータ50から該操作レバー40の
傾動量に応じた制御信号がバルブ制御部60に出力され
る。
【0125】この結果バルブ制御部60はたとえばブー
ムシリンダC1 の流量制御弁V1 を適宜駆動し、操作レ
バー40の傾動量に応じた速度で当該ブームシリンダC
1 を動作させる。
【0126】一方、操作レバー40を第2支持軸25の
軸心回りに傾動させると、装置本体1に設けた他方のポ
テンショメータ50から該操作レバー40の傾動量に応
じた制御信号がバルブ制御部60に出力される。
【0127】この結果バルブ制御部60はたとえばアー
ムシリンダC2 の流量制御弁V2 を適宜駆動し、操作レ
バー40の傾動量に応じた速度で当該アームシリンダC
2 を動作させる。
【0128】このように上記制御信号発生装置では操作
レバー40の傾動方向および傾動量に応じて該当するシ
リンダC1 ,C2 を動作させることが可能となる。
【0129】さらに操作ノブ100の外装体123を操
作レバー40の軸心回りに回転させると、操作ノブ10
0に設けた第3ポテンショメータ140から外装体12
3の回転角に応じた制御信号がバルブ制御部60に出力
される。
【0130】この結果バルブ制御部60はたとえばバケ
ットシリンダC3 の流量制御弁V2を適宜駆動し、外装
体123の回転角に応じた速度で当該バケットシリンダ
C3を動作させる。
【0131】以上説明したように、上記制御信号発生装
置によれば操作レバー40に装着した取付部材110に
対して把持操作部材120を回転させることで新たな制
御信号を出力することができる。
【0132】したがって設置スペースの増大や操作性の
低下を招くことなく3種類の油圧シリンダアクチュエー
タC1 ,C2 ,C3 を制御することが可能となる。
【0133】しかも既存の操作レバー40に対してもそ
の先端部にユニット化された操作ノブ100を装着する
だけで上述した効果を期待することができる。したがっ
て設置作業が極めて容易となる。また既存の制御信号発
生装置の有効利用を図ることができる。
【0134】さらに第3ポテンショメータ140を把持
操作部材120と取付部材110との間に構成した収容
室124に内蔵させている。このため塵埃等の外乱によ
る影響を防止することができる。また外観品質上におい
ても有利となる。
【0135】なお油圧ショベルの油圧シリンダアクチュ
エータC1 ,C2 ,C3 に設けた流量制御弁V1 ,V2
,V3 を制御するための制御信号発生装置に限らな
い。その他の機器を制御するものにももちろん適用する
ことができる。
【0136】また操作レバー40は必ずしも直交する一
対の支持軸23,25回りに傾動させる必要はない。唯
一の支持軸回りに傾動可能な操作レバーに対しても適用
可能である。
【0137】さらに装置本体1からは必ずしも電気信号
を発生させる必要はない。たとえばポテンショメータ5
0に代えて作動ロッド70の下端部と本体ブロック10
との間に油圧信号発生弁を設けてもよい。つまり操作レ
バー40の傾動量に応じた油圧信号を発生させるように
してもよい。
【0138】なお第3ポテンショメータ140は本体1
41を取付部材110に連結し、かつ回転軸142を把
持操作部材120に連結させてもよい。また第3ポテン
ショメータ140は本体141および回転軸142を把
持操作部材120および取付部材110に対してそれぞ
れ直接連結するようにしても構わない。
【0139】さらに圧接バネ150は第3ポテンショメ
ータ140と外装体123との間に介在させる必要はな
い。回転中立位置において取付部材110に設けた突起
(回転角規定ボルト114の頭部)を規定用長孔(横溝
123d)の凹部123eに押し付けることができる位
置であれば、たとえば外装体123と台座体121との
間に直接圧接バネ150を介在させてもよい。
【0140】またさらに回転復帰バネ130は必ずしも
コイルバネである必要はない。たとえば以下に示すよう
にその他の形態のバネを適用することも可能である。
【0141】図10はこの回転復帰バネの変形例を示
す。図11は図10における XI−XI線断面で、(a)
は回転中立位置を示し、(b)は取付部材に対して把持
操作部材の台座体を反時計回りに回転させた状態を示
し、(c)は取付部材に対して把持操作部材の台座体を
時計回りに回転させた状態を示す。
【0142】この変形例では台座体190の基端面に環
状のバネ収容溝190aを設けている。このバネ収容溝
190aには係止ピン111および渦巻きバネ180を
収容させている。またバネ収容溝190aの外方側内壁
には係合用突起190bを設けている。渦巻きバネ18
0はその両端部が係合用突起190bと共に係止ピン1
11に係合されている。
【0143】この変形例によれば取付部材110に対し
て台座体190を回転させた場合、係止ピン111と係
合用突起190bとの作用によって渦巻きバネ180が
弾性変形することになる。
【0144】したがって台座体190を回転させていた
外力を除去すると、渦巻きバネ180の弾性復元力によ
り、図11(a)に示すように台座体190と取付部材
110とが回転中立位置に復帰されることになる。
【0145】なおこの図10および図11において上述
した構成以外の構成は先の実施形態と同一である。した
がって同一の構成に同一の符号を付してそれぞれの詳細
説明を省略している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御信号発生装置の一実施形態を
示した要部断面図である。
【図2】図1における II−II 線断面図である。
【図3】図1における III−III 線断面図である。
【図4】図1における IV−IV 線断面図である。
【図5】図1に示した制御信号発生装置においてポテン
ショメータの回転軸と取付部材の摺動軸部との連結態様
を示す分解斜視図である。
【図6】図1に示した制御信号発生装置の回転角規定手
段を示す側面図である。
【図7】図6における VII−VII 線断面図である。
【図8】図1に示した制御信号発生装置の断面側面図で
ある。
【図9】図1に示した制御信号発生装置を適用した油圧
シリンダアクチュエータの制御回路図である。
【図10】図1に示した制御信号発生装置における回転
復帰バネの変形例を示した要部断面側面図である。
【図11】図10における XI−XI 線断面図であり、
(a)は回転中立位置を示し、(b)は取付部材に対し
て把持操作部材の台座体を反時計回りに回転させた状態
を示し、(c)は取付部材に対して把持操作部材の台座
体を時計回りに回転させた状態を示したものである。
【符号の説明】
1…装置本体、40…操作レバー、50…ポテンショメ
ータ、110…取付部材、110b…基底部、110c
…摺動軸部、114…回転角規定ボルト、120…把持
操作部材、121,190…台座体、121a…摺動
孔、123…外装体、123d…横溝、123e…凹
部、124…収容室、130,180…回転復帰バネ、
140…第3ポテンショメータ、141…第3ポテンシ
ョメータの本体ケース、142…第3ポテンショメータ
の回転軸、150…圧接バネ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月5日(1998.8.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバー(40)の先端部に装着され
    る取付部材(110)と、 この取付部材(110)に対して前記操作レバー(4
    0)の延在方向に沿った軸心回りに回転可能に配設し、
    前記取付部材(110)との間に収容室(124)を構
    成する把持操作部材(120)と、 前記収容室(124)の内部に収容させ、前記把持操作
    部材(120)と前記取付部材(110)との相対回転
    角に応じた制御信号を出力する電気信号発生手段(14
    0)とを備えることを特徴とする制御信号発生装置。
  2. 【請求項2】 装置本体(1)に配設した操作レバー
    (40)を傾動させることにより、この操作レバー(4
    0)の傾動量に対応した制御信号を発生するようにした
    制御信号発生装置において、 前記操作レバー(40)の先端部に装着される取付部材
    (110)と、 この取付部材(110)に対して前記操作レバー(4
    0)の延在方向に沿った軸心回りに回転可能に配設し、
    前記取付部材(110)との間に収容室(124)を構
    成する把持操作部材(120)と、 前記収容室(124)の内部に収容させ、前記把持操作
    部材(120)と前記取付部材(110)との相対回転
    角に応じた制御信号を出力する電気信号発生手段(14
    0)とを備えることを特徴とする制御信号発生装置。
  3. 【請求項3】 前記取付部材(110)が、 前記操作レバー(40)に着脱可能に配設される基底部
    (110b)と、 この基底部(110b)の先端面から突出し、先端部に
    前記電気信号発生手段(140)の駆動部(142)が
    連結される摺動軸部(110c)とを有する一方、前記
    把持操作部材(120)が、 中心部に前記取付部材(110)の摺動軸部(110
    c)を回転可能に嵌挿させる貫通孔(121a)を有
    し、かつ前記電気信号発生手段(140)の本体(14
    1)を保持する台座体(121,190)と、 前記台座体(121,190)との相対回転を規制した
    状態で、該台座体(121,190)および前記電気信
    号発生手段(140)の外周部を囲む外装体(123)
    とを具備することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の制御信号発生装置。
  4. 【請求項4】 前記把持操作部材(120)と前記取付
    部材(110)との間に、互いの相対回転角を規定する
    回転角規定手段を設けたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2または請求項3記載の制御信号発生装置。
  5. 【請求項5】 前記台座体(121,190)および前
    記外装体(123)を前記把持操作部材(120)の回
    転軸心に沿って相対的に移動可能に配設し、かつ前記回
    転角規定手段が、 前記取付部材(110)に設けた突起(114)と、 前記取付部材(110)と前記把持操作部材(120)
    との相対回転に伴う前記突起(114)の移動域を収容
    する態様で前記外装体(123)に設け、かつ両端部に
    おいて前記突起(114)に当接することにより、該突
    起(114)を介して前記取付部材(110)に対する
    前記把持操作部材(120)の回転を阻止する規定用長
    孔(123d)と、 前記規定用長孔(123d)の中央部に形成し、前記取
    付部材(110)および前記把持操作部材(120)が
    互いに回転中立位置にある場合に前記突起(114)を
    収容する凹部(123e)と、 前記外装体(123)と前記台座体(121,190)
    との間に作用し、前記取付部材(110)および前記把
    持操作部材(120)が互いに回転中立位置にある場合
    に前記突起(114)を前記凹部(123e)に圧接さ
    せた状態に保持する圧接バネ(150)とを備えること
    を特徴とする請求項4記載の制御信号発生装置。
  6. 【請求項6】 前記取付部材(110)と前記把持操作
    部材(120)との間に作用し、これら取付部材(11
    0)および把持操作部材(120)を互いに回転中立位
    置に保持させる回転復帰バネ(130,180)を設け
    たことを特徴とする請求項1または請求項2または請求
    項3または請求項4または請求項5記載の制御信号発生
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015021335A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 株式会社クボタ ドーザレバー
US9541943B2 (en) 2013-07-22 2017-01-10 Kubota Corporation Operation lever and grip
CN113498369A (zh) * 2020-02-03 2021-10-12 元田技研株式会社 载荷处理装置的操作部单元

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