JP2000045098A - 電析槽、および電析装置 - Google Patents
電析槽、および電析装置Info
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Abstract
繋がる配管系や、電析槽内に配置された配管系に酸化物
が堆積するのを防止して、浴中に粉や膜片等が発生する
のを抑制でき、ムラの発生しない一様な酸化膜を均一に
作成できる電析槽、および電析装置を提供する。 【解決手段】 電析浴1001中で基板1002と電極
1003,1004,1005,1006とに通電し
て、基板1002上に酸化物を作成する電析槽1000
であって、電析槽1000に繋がる配管系および電析槽
1000内に配置された配管系の全て、またはこれらの
一部が、誘電体により形成されている。
Description
の長尺基板上に電析法(電解めっき法及び電解析出法)
により酸化物膜を作成する電析槽および電析装置に係
り、特に導電性の高い電析浴を用いて長尺基板上に均一
に酸化亜鉛膜を作成する電析槽および電析装置に関す
る。
真空プロセスに代わり、水溶液の電気化学的反応を利用
して基板上に酸化物膜を作成する技術(以下、「電析
法」という。)が注目されている。
のような利点がある。
と異なり、膜作成が極めて簡便なことである。高価な真
空ポンプを必要とせず、プラズマを使用するための電源
や電極周りの設計に気をつかうこともない。
いことである。これはスパッタリング装置では、ターゲ
ットの作製に人手と装置を要し、費用がかかる上に、タ
ーゲットの利用効率も2割程度以下だからである。した
がって、装置のスループットが上がったり、膜厚の大き
い場合には、ターゲット交換の作業がかなりのウエイト
を占めるようになるからである。
法に対しても、装置やランニング・コストの点で優位に
立つ。
あり、真空法で作るのと遜色ない導電特性・光学特性を
示し、ゾルゲル法や有機物を用いたコーティング法、さ
らにはスプレー・パイロリシス法などに比べて優位に立
つ。
のことが成り立つ上、廃液を簡単に処理することがで
き、環境に及ぼす影響も小さく、環境汚染を防止するた
めのコストも低い。
って成膜を行ってみると、次のような不都合な点が見出
された。
析浴に繋がる配管系(配管および継ぎ手類)や、電析槽
内に配置された配管系に酸化物膜が堆積し、そこからの
膜剥れにより浴中に粉、膜片等が発生し、循環系統に目
詰まりが生じるなどの悪影響があった。
ードが、その位置によって大きく異なる作成速度を呈
し、成膜面にもやもやとしたムラが発生し易かった。こ
のもやもやとしたムラは、例えば太陽電池を形成するた
めに、CVD法によりアモルファス・シリコンを主体と
する半導体起電力層、さらにITO等の透明導電膜層を
形成しても消失せず、特性の斑として残ってしまうとい
う問題があった。
であり、また電流を大きくして成膜速度を高くしようと
すればするほど顕著であった。これでは、上述したラン
ニング・コストが低いという利点を充分に発揮できない
ことになる。
し、電析槽に繋がる配管系や、電析槽内に配置された配
管系に酸化物膜が堆積するのを防止して、浴中に粉や膜
片等が発生するのを抑制することができ、また基板上に
もやもやとしたムラの発生しない一様な酸化膜を均一に
作成することができる安価な電析槽、および電析装置を
提供することを目的とする。
に、本発明の電析槽は、電析浴中で基板と電極とに通電
して、基板上に酸化物を作成する電析槽において、この
槽に繋がる配管系および槽内に配置された配管系の全
て、またはこれらの一部が誘電体により形成されている
ものである。
置された配管系が、槽と電気的に絶縁されていることが
好ましい。
ことが好ましい。
ックを採用することが好ましい。
り、より好ましくは、ロール間で長尺基板を掛け渡して
搬送するロール・ツー・ロール装置に備えられているこ
とである。
電極とに通電して、基板上に酸化物を作成する電析槽に
おいて、この槽に繋がる配管系および槽内に配置された
配管系の全て、またはこれらの一部の内外面が、誘電体
によりコーティングされているものである。
に配置された配管系が、槽と電気的に絶縁されているこ
とが好ましい。
ッ素樹脂を採用することが好ましい。
て、繊維強化プラスチックを採用することが好ましい。
り、より好ましくは、ロール間で長尺基板を掛け渡して
搬送するロール・ツー・ロール装置に備えられているこ
とである。
板と電極とに通電して基板上に酸化物を作成する電析槽
と、電析槽を通過した基板を水洗する水洗手段と、水洗
手段を通過した基板を乾燥する乾燥手段とを備えている
電析装置において、電析槽に繋がる配管系および電析槽
内に配置された配管系の全て、またはこれらの一部が誘
電体により形成されているものである。
配置された配管系が、電析槽と電気的に絶縁されている
ことが好ましい。
ことが好ましい。
ックを採用することが好ましい。
り、より好ましくは、ロール間で長尺基板を掛け渡して
搬送するロール・ツー・ロール装置に備えられているこ
とである。
と電極とに通電して基板上に酸化物を作成する電析槽
と、電析槽を通過した基板を水洗する水洗手段と、水洗
手段を通過した基板を乾燥する乾燥手段とを備えている
電析装置において、電析槽に繋がる配管系および電析槽
内に配置された配管系の全て、またはこれらの一部の内
外面が、誘電体によりコーティングされているものであ
る。
内に配置された配管系が、電析槽と電気的に絶縁されて
いることが好ましい。
ッ素樹脂を採用することが好ましい。
て、繊維強化プラスチックを採用することが好ましい。
り、より好ましくは、ロール間で長尺基板を掛け渡して
搬送するロール・ツー・ロール装置に備えられているこ
とである。
もに、本発明の作用を説明する。すなわち、本発明者等
は、浴中に発生する粉・膜片や、もやもやとしたムラに
ついて、以下のような実験により検討を行った。
図であり、電析槽2009に繋がる全ての配管系および
電析槽2009内に配置された全ての配管系は、通常ス
テンレス鋼(SUS)によって形成されているが、これ
に替える材質としてFRPを採用したところ、粉・膜片
による循環系統の目詰まりや、アノード2017の位置
による成膜速度の差異は殆ど発生せず、高い成膜速度で
一様な膜を作成できることが分かった。
系および電析槽内に配置された全ての配管系として、ス
テンレス鋼管の内外面にテフロンコーティングを施した
ものを用いた。このコーティングを施した配管を用いて
電析を行ったところ、FRP製の配管系を用いた場合と
同様に、粉、膜片による循環系統の目詰まりや、アノー
ド2017の位置による成膜速度の差異はほとんど発生
せず、高い成膜速度で一様な膜を作成できることが分か
った。
繋がる配管系3011,3012,3013、および電
析槽3000内に設置された配管系3014,301
5,3016,3017の材質として、耐熱塩化ビニル
を用いた。この耐熱塩化ビニルの配管系を一部用いて電
析を行ったところ、FRP製の配管系を用いた場合と同
様に、粉.膜片による循環系の目詰まりや、アノードの
位置による成膜速度の差異はほとんど発生せず、高い成
膜速度で一様な膜を作成できることが分かった。
な実施の形態を説明するが、本発明は本実施形態に限定
されるものではない。
装置の一例を示す概略図であり、電析法により酸化亜鉛
膜を作成するだけの機能に単純化したものである。
れたステンレス帯板等の長尺基板であり、ロール基板、
ウエブ、フープ材、コイル、テープ、リール材などと呼
ばれている。すなわち、長尺基板は、細長い長方形をし
た帯状の薄板であり、長手方向に巻き上げてロール形状
に保持できるものをいい、連続的に成膜を行い得るた
め、稼働率やランニングコストを低減することができる
など、工業的に極めて有利なものである。長尺基板20
01は、ボビンにコイル状に巻かれた円筒状の基板とし
て、本装置へと搬送されてくる。
り出しローラー2002に配置し、その表面保護のため
に巻き入れられた合紙を合紙巻き上げローラー2003
で巻き出しつつ、繰り出された基板を基板巻き上げロー
ラー2062へと搬送し、巻き取っている。
において、張力検出ローラー2005、給電ローラー2
006を経て電析槽2009に入る。電析槽2009の
内部では、基板2001が支持ローラー2013,20
14により位置出しされ、電析法により酸化物膜が作成
される。
01は、水洗槽2030内に導入されて水洗される。水
洗槽2030内での位置出しは、支持ローラー203
1,2036によって行われる。水洗槽2030を通過
した基板2001は、温風乾燥炉2051内に導入され
て乾燥される。
1は、支持ローラー2057を経て、蛇行修正ローラー
2059により横ずれが補正され、成膜表面を保護すべ
く、合紙繰り出しローラー2060から繰り出された新
しい合紙を巻き込んで、基板巻き上げローラー2062
に巻き上げられて、必要に応じて次工程へと搬送され
る。
1の動的な巻き張力を検知して、基板繰り出しローラー
2002の軸にリンクされた不図示のパウダークラッチ
等のブレーキ手段にフィードバックをかけ、張力を一定
に保持するものである。これにより、基板2001の搬
送経路が支持ローラー間で所定の値になるように設計さ
れている。
なっているため、張力が弱いと、支持ローラーから基板
2001が外れたり、電析槽2009や水洗槽2030
の出入ロで基板2001が垂れ下がって成膜面を擦って
傷付くなどの、不具合が発生する。
傷を受けたり、汚れたりしないなどの利点があり、とり
わけ太陽電池の反射膜などのように、ミクロンサイズの
凹凸を薄膜上に形成しなければならない用途には好まし
い。
ド側の電位を印加するためのもので、なるべく電析浴に
近いところに設置され、電源2008の負極側に接続さ
れている。
すると共に、基板2001の経路を定め、それに対して
アノード2017を設置して、このアノード2017に
給電バー2015を介して電源2008から正極の電位
を印加する。これにより、電析浴中で基板を負、アノー
ド2017を正とする電気化学的な電解析出プロセスが
進行する。
水蒸気の発生がかなり多くなるので、蒸気排出ダクト2
010,2011,2012から水蒸気を逃がしてや
る。
攪拌エアー導入管2019からエアーを導入して、電析
槽2009内のエアー吹き出し管2018からエアーを
バブリングする。
は、電析循環槽2025を設け、この中にヒーター20
24を設置して浴を加温し、かかる浴液を浴循環ポンプ
2023から電析浴液供給管2020を通して電析槽に
供給する。電析槽2009から溢れた浴液や、一部積極
的に帰還させる浴液は、不図示の帰還路を経て、電析循
環槽2025に戻して再び加温する。
2021とバルブ2022とで、電析循環槽2025か
ら電析槽2009への浴供給量を制御することができ
る。すなわち、供給量を増やす場合は、バルブ2021
をより開放とし、バルブ2022をより閉成とするので
あり、また供給量を減らす場合は逆の操作を行う。電析
浴2016の保持水位は、この供給量と不図示の帰還量
を調整しておこなう。
27とフィルターとからなるフィルター循環系が備えら
れており、電析循環槽2025中の粒子を除去できる構
成となっている。電析循環槽2025と電析槽2009
と間での浴液の供給・帰還が充分に多い場合には、この
ように電析循環槽2025にのみフィルターを設置した
形で、充分な粒子除去効果を得ることができる。
排出ダクト2026が設置されており、水蒸気が排出さ
れる構造となっている。特に、電析循環槽2025には
ヒーター2024が設置されていて加温源となっている
ため、水蒸気の発生が著しく、発生した水蒸気が不用意
に放出されたり結露したりするのが好ましくない場合
は、極めて効果的である。
一気に既設の廃液系に流して処理装置を傷めることを防
ぐために設置されたもので、一旦電析槽2009の電析
浴2016を保持すると共に、電析槽2009を空にし
て作業の能率を図るためのものである。
1は、続いて水洗槽2030に入って水洗される。水洗
槽2009内では、基板2001は支持ローラー203
1と支持ローラー2066で位置決めされ、第一水洗槽
2032、第二水洗槽2033、第三水洗槽2034を
順に通過する。
と水循環ポンプ2044〜2046が配され、2つのバ
ルブ、すなわちバルブ2038とバルブ2041、若し
くはバルブ2039とバルブ2042、またはバルブ2
040とバルブ2043とで水洗槽2009への水供給
量が決まり、供給管2035、若しくは供給管203
6、または供給管2037を介して、水洗槽2032〜
20344へ洗浄水が供給される。
析槽2009での制御と同様である。また、電析槽20
09と同様に、オーバーフローを集めたり一部を積極的
に戻す不図示の帰還水を、それぞれの水洗循環槽204
7〜2049に戻すことも可能である。
ムでは、基板搬送方向の上流側の水洗槽から下側の水洗
槽、すなわち第一水洗槽2032から第三水洗槽203
4へ向けて、洗浄水の純度が高くなっている。これは、
基板2001が搬送されプロセスが終わりに近づくに従
って、基板2001の清浄度が上がっていくことを意味
している。
49に最初に補給し、次に第三水洗循環槽2049で溢
れた洗浄水を第二水洗循環槽2048に補給し、さらに
第二水洗循環槽2048で溢れた洗浄水を第一水洗循環
槽2047に補給することにより、水の使用量を大幅に
節約して達成することができる。
030の一部に設けられたエアーナイフ2035により
水切りされ、続いて温風乾燥炉2051へ搬送される。
ここでは、水を充分に乾燥させるだけの温度の対流空気
で乾燥をおこなう。対流空気は、熱風発生炉2055で
発生した熱風を、フィルター2054を通してゴミを除
去し、温風吹き出し管2052から吹き出して供給す
る。
り回収して、外気導入管2056からの外気と混合して
熱風発生炉に送られる。
は、支持ローラー2066と支持ローラー2057とに
よって位置出しされる。
1の幅方向のずれを補正して基板巻き上げローラー20
62に巻き込むものであり、不図示のセンサーによって
ずれ量を検知し、蛇行修正ローラーを不図示のアームを
支点として回転することによって制御する。通常、セン
サーの検知するずれ量も、蛇行修正ローラー2059の
作動量も極めて小さく、1mmを超えないようにしてい
る。
表面保護のために、合紙繰り出しローラー2060から
新しい合紙を供給する。
は同時に働いて、基板2001を搬送張力の掛かったま
ま静止させるものである。これは、基板2001の交換
時や装置のメンテナンス時に、作業性を向上させる。
基板2001上に均一な酸化物膜を連続的に作成する装
置であり、基板2001上に酸化物膜を作成する電析槽
2009と、電析槽2009を通過した基板2001を
水洗する水洗槽2030等の水洗手段と、水洗手段を通
過した基板2001を強制乾燥する温風乾燥炉2051
等の乾燥手段とを備えており、特に電析槽に繋がる配管
系(配管および継ぎ手類)および電析槽内に設置された
配管系の構成を改良したものである。以下に、各構成要
素について詳細に説明する。
の材料は、膜作成面で電気的な導通がとれ、電析浴20
16によって侵食されないものであれば使用することが
でき、ステンレス鋼(SUS)、Al、Cu、Fe、C
rなどの金属、およびこれらの合金が用いられる。ま
た、金属コーティングを施したPETフィルムなども利
用可能である。
行うには、ステンレス鋼が比較的安価で防食性に優れて
いるので、長尺基板として適している。
良い。1μm以上の粗面の場合には、例え濡れ性の良い
膜が作成されても、電析槽2009と水洗槽2030と
の間で乾燥ムラが発生しやすく、本発明が有効である。
が成膜されていてもよく、電析の目的に応じて選択され
る。
の金属に比べて比電気抵抗が大きいため、特に基板の厚
みが0.1mm程度以下であると、後述の電析浴201
6を介したアノード2017と基板2001との抵抗よ
りも大きくなることが多い。
るアノード電位の制御が難しかったり、基板2001と
アノード2017との間で流れるべき電流が、他の部
分、例えば電析槽自体や配管から逃げてしまい、その制
御が難しかったりする。アノード電位の制御の難しさ
は、既述したようなムラという不具合として帰結するこ
とが多く、本発明はかかる場合に有効である。
物膜としては、c軸に配向した酸化亜鉛多結晶膜、c軸
の傾いた酸化亜鉛多結晶膜などが挙げられる。
においては、ステンレス鋼(SUS)、Fe、Al、C
u、Cr、真ちゅうなどが耐熱性・加工性に優れている
点で利用することができ、耐食性を考慮するとステンレ
ス鋼が好ましい。ステンレス鋼は、フェライト系、マル
テンサイト系、オーステナイト系のいずれも適用可能で
ある。
とし、槽壁間を断熱材で補完することができる。断熱材
としては、温度と簡便性を考慮して、空気、油脂、ガラ
スウール、ウレタン樹脂などが挙げられる。
電析浴2016は、良く知られた金属めっき用の浴の
他、酸化亜鉛成膜用の硝酸亜鉛(6水和物として入手す
る)を主としたものが適用可能である。膜の一様性を高
めるために、スクロースやデキストリンなどの糖類を添
加することもできる。
度は、1mS/cm以上のものが好ましく、とりわけ1
0mS/cm以上であると効果が顕著に現れる。これ
は、電析浴2016の電導度が大きくなると、アノード
2017から基板2001に流れる電流経路以外に、ア
ノード2017から電析槽2009に流れる電流経路
や、配管を始めとする部材に流れる電流経路が形成され
るからである。
01に流れる電流経路以外の電流が大きくなること自体
は単に電流を損するだけであるが(といっても本来の電
流経路の数倍以上になることもあるから、決して好まし
いとはいえないが)、殆どの実際の系においては、アノ
ード2017から基板2001に流れる電流経路以外の
電流は流れ先の電位が安定しないことが多く、アノード
2017から基板2001に流れる電流のふらつきは大
変に大きなものとなるからである。
01の電位と等電位とすることは、このふらつきによる
アノード2017から基板2001に流れる電流、すな
わち酸化物を作膜する本来の電流を定常化できること
が、本発明者等の実験において確認されている。
おける一様な酸化物の成膜の本質は、アノード2017
から基板2001へ流れる電流経路以外の電流を定常化
させるか、或いは減少させて、アノード2017から基
板2001に流れる電流を安定化、もしくは効率化する
ことにある。
有効な光の波長程度の凹凸をもった酸化亜鉛を成膜する
には、硝酸亜鉛の濃度を0.1mol/l以上とするこ
とが好ましい。c軸に配向した酸化亜鉛膜を得るには、
基板にもよるが、一般的には0.05mol/l以下と
することが好ましい。
ロースにあっては3g/l以上、デキストリンにあって
は0.001g/l以上とすることが好ましい。これら
の場合、浴の温度は、60℃以上とするのが金属の析出
がないので好ましい。とりわけ、80℃以上であると、
膜の一様性が向上するので好ましい。したがって、この
温度では電導度が著しく上るため、本発明の効果がいっ
そう顕著になる。
に適用可能な配管系としては、金属においては、ステン
レス鋼(SUS)、Fe、Cu、Cr、真ちゅうなどが
耐熱性・加工性に優れている点で利用することができ、
防食性の点からはステンレス鋼が好ましい。ステンレス
鋼は、フェライト系、マルテンサイト系、オーステナイ
ト系のいずれも適用可能である。
を配管系として成形したもの、金属製の配管の内外面に
コーティングをしたものの他、後述の繊維強化プラスチ
ックで構成されたものを挙げることができる。
成されたもの、若しくは誘電体でコーティングされた金
属製の配管系、或いはこれらと金属製の配管系とを組み
合わせたものを用いることができる。
る誘電体〉上記の配管系に用いられる誘電体の材料とし
ては、AAS(アクリロニトリル・アクリレート・スチ
レン)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチ
レン)、ACS(アクリロニトリル・塩化ポリエチレン
・スチレン)、AES(アクリロニトリル・エチレン・
スチレン)、AS(アクリロニトリル・スチレン)など
のスチレン系樹脂が適用可能である。
イド)、EVA(エチレン・ビニル・アセテート)、P
VC(ポリ塩化ビニル)、VP(プロピオン酸ビニ
ル)、PVB(ポリビニルブチラール)、PVF(ポリ
ビニルフォルマール)などのビニル系樹脂、PTFE
(ポリ四フッ化エチレン)、FEP(フッ化エチレン・
ポリプロピレン)、PFA(四フッ化エチレン・パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル)、ETFE(四フッ化
エチレン・エチレン)、CTFE(ポリクロロトリフル
オロエチレン)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、
ECTFE(三フッ化塩化エチレン・エチレン)、PV
F(ポリフッ化ビニル)などのフッ素樹脂、ポリアセタ
ール樹脂、ナイロンをはじめとするポリアミド樹脂、ポ
リアミドイミド樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリイミド
樹脂が適用可能である。
ン)、LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)、HD
PE(高密度ポリエチレン)、UHMWPE(超高分子
量ポリエチレン)などのポリエチレン樹脂、PET(ポ
リエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテ
レフタレート)、ポリカーボネイトなどのポリエステル
樹脂、ポリスチレン、ポリパラメチルスチレンなどのス
チロール樹脂、ポリプロピレンなどのプロピレン樹脂、
PMMA(ポリメチルメタクリレート)などのアクリル
樹脂、BPA(ビスフェノールA)などのエポキシ樹
脂、DAP(ジアリルフタレート)などのアリル樹脂、
ベークライトなどのフェノール樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、フルフリルアルコール・ポリマー、フルフリル
アルコール・フルフラール・コポリマー、フルフラール
・フェノール・コポリマー、フルフラール・ケトン・コ
ポリマーなどのフラン樹脂、ウレタン樹脂、尿素樹脂、
ケトン樹脂が適用可能である。
複合材料とすることもできる。樹脂の中で、特に浴の使
用温度が高く、耐食性を高めたいときにはフッ素樹脂を
使用することが好ましい。
電体の形状は、円筒の型を用いて上記の樹脂を成型加工
したもの、繊維状にして織ったものなどを適用すること
ができ、それらの組み合わせとすることもできる。
おける配管系に適用可能な繊維強化プラスチック(FR
P)としては、強化繊維としてガラス繊維を用いたもの
(GRP)、炭素繊維を用いたもの(CRP)、ボロン
繊維を用いたもの(BRP)などが挙げられる。
テル樹脂をはじめ、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ビニ
ルエステル樹脂、フェノール樹脂、ジアリルフタレート
樹脂、を好適である。
プラスチックのみを用いる場合、強化繊維に金属コーテ
ィングなど行って導電率を上げることは好ましくない。
比抵抗は、100Ωcm以上の値を示すのが好ましい。
は、図2に示すような水洗槽2030に収容した水中に
基板2001を通過させる方式のほか、水洗用のシャワ
ーを用いることができる。
では、充分に水溶性の溶質を除去した後に、図2に示し
たようなエアーナイフによる水切りが極めて効果的であ
り、後続の加熱乾燥は温風で十分である。後工程で真空
装置を用いる場合には、吸着水を除去するために、赤外
線ヒーターなども利用可能である。
送手段では、基板の上下振動が発生して、段状のムラが
槽間で発生しないように、基板の幅1cmあたり0.5
kg以上の張力をかけるのが好ましい。
る基板の水平搬送を示したが、槽間に折り曲げローラー
を用いた基板の斜め搬送も適用することができる。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
実施例を示す概略図である。
ス鋼(SUS)により形成されており、二重構造を呈し
ており、内部にグラスウールからなる断熱材が内装さ
れ、断熱保温性が良好に形成されている。
S430)によって形成され、この基板1002は電析
槽1000の両側壁に形成されたスリットを通して搬送
される。
壁は二重壁となっていて、その中に収容された電析浴1
001のオーバーフロー1007及び1008が二重壁
の間に流れ落ちるようになっている。流れ落ちた浴液
は、不図示の帰還路を経て電析循環槽1025に戻り、
浴循環ポンプ1024から電析液供給管1023を通し
て再び電析槽1000に供給される。循環量を考慮し
て、オーバーフロー点から浴面までの高さは35mmと
した。
アー導入管1002からエアーを導入して、電析槽10
00内のエアー吹き出し管1021からエアーをバブリ
ングしている。
び電析槽1000内に配置されている全ての配管系は、
耐熱塩化ビニルで形成されており、電析槽とは電気的に
絶縁されている。
酸亜鉛であり、70℃に保持される。硝酸亜鉛は、亜鉛
のイオンもしくは錯イオンを浴中に存在せしめるととも
に、硝酸イオンを浴中に存在せしめ、これらの相互作用
で電気化学的に基板表面に酸化亜鉛を作膜する。さらに
電析浴1001は、酸化亜鉛膜の一様性を高めるため
に、デキストリンを0.7g/l含有させている。電析
浴1001の電導度は、65mS/cmであった。
3、アノードB1004、アノードC1005、および
アノードD1006が配されている。これらのアノード
には、長尺基板1002との間で電位が掛けられ、電気
化学的反応が進行することになる。酸化亜鉛を成膜する
ためには、アノード側の電位を長尺基板側の電位よりも
高く維持する必要がある。
1〜1014に接続されており、独立の電流を流すこと
ができるようになっている。電流のりターンは、長尺基
板に接して従動する給電ローラー1010から共用リタ
ーンとして実現されている。
02へ流す電析電流密度は、各アノードにおいて0.2
mA/cm2から150mA/cm2の範囲で設定できる
ようになっている。
成膜にて検討したところ、粉・膜片による循環系統の目
詰まりや、アノードの位置による成膜速度の差異はほと
んど発生せず、この範囲の電流密度で1〜200Å/s
ecの電流にほぼ比例した成膜速度が得られ、本実施例
では約60mA/cm2の電流密度を用いた。静止成膜
で得られた成膜速度は、80Å/secであった。
に対向する面で100×200mmであり、厚さは20
mmとした。また、各アノードには、純度4Nの亜鉛を
用いた。このとき、各電源の電流設定値は12Aであ
り、電源電圧は2.5〜3.5Vを指示した。
リターン経路ともども共通接地とした。このように構成
したのは、長尺基板1002を支えるすべてのローラー
を絶縁して装置を構成すると高価なものとなるためであ
る。絶縁して構成した場合、水滴やその他の接触物によ
る短絡にも備えなければならない。
1000に繋がる配管系および電析槽1000内に配置
されている全ての配管系としてステンレス鋼製のものを
採用して、成膜を行った。これらの配管系はステンレス
鋼製であるため、電析槽を通して接地されてしまう。2
00Å/secの成膜速度を得るためには、300mA
/cm2の電流密度が必要であった。
電流は60Aであり、電源の容量限界にせまるものであ
った。そればかりか、電析槽1000に繋がる配管系
や、電析槽1000内に配置された配管系に酸化膜が堆
積し、そこからの膜剥れにより粉・膜片等が発生し、循
環系統の目詰まりを起こすなどの悪影響を及ぼした。
て影響を受け易く、アノードと基板との間を10mmに
設定すると、酸化膜に大幅に斑模様が発生し、太陽電池
を形成したときに、特性に大きなばらつきが発現した。
また、相対的な距離の違いを少なくするために、アノー
ドと基板との間を50mmと大きく設定すると、酸化膜
の成膜速度は一桁以上小さくなり、本装置の要求仕様を
まったく満足しない値となった。
を上記実施例のように設けた場合には、前述のように、
電源から12Aの電流を供給すればよく、またアノード
と基板との間の距離は10mmと25mmとに変化させ
ても殆ど影響がなく、その結果、酸化亜鉛膜は成膜領域
で干渉環が一つに入るなど、一様であった。
送速度350mm/secにて、基板上に厚さ1μm程
度の凹凸を有する一様な酸化亜鉛膜を1μmの厚みで連
続的に作成することができた。
電析槽1000に繋がる配管系と電析槽1000内に設
置されている全ての配管系として、FRP製のものを用
いた。
組み込み成膜を行ったところ、粉・膜片による循環系統
の目詰まりや、アノードの位置による成膜速度の差異は
ほとんど発生せず、しかも電源からそれぞれ10Aの電
流供給で60Å/secの成膜速度が得られ、長尺基板
2001の搬送速度300mm/secにて、実施例1
と同様に、基板上に厚さ1μm程度の凹凸を有する一様
な酸化亜鉛膜を1μmの厚みで連続的に作成することが
できた。
ステンレス鋼管等の内外面にテフロンコーティングを施
した配管系を用いた。
組み込み成膜を行ったところ、粉・膜片による循環系統
の目詰まりや、アノードの位置による成膜速度の差異は
ほとんど発生せず、しかも電源からそれぞれ15Aの電
流供給で70Å/sの成膜速度が得られ、長尺基板20
01の搬送速度200mm/secにて、実施例2と同
様に、基板上に厚さ1μm程度の凹凸を有する一様な酸
化亜鉛膜を1μmの厚みで連続的に作成することができ
た。
等の金属材料を用いることができるため、機械的・化学
的な経年変化に対して極めて丈夫なものとすることがで
きる。
すように構成し、図中のエアー吹き出し管3011、攪
拌エアー導入管B3015、および電析浴液供給管30
16をステンレス鋼製とし、エアー吹き出し管継ぎ手3
012、攪拌エアー導入管A3013、攪拌エアー導入
管継ぎ手3014、および電析浴液供給管3017は耐
熱塩化ビニル製とした。なお、図3中、3000は電析
槽、3001は電析浴、3021は浴循環ポンプ、30
22は電析循環槽である。
析装置に組み込み成膜を行ったところ、粉・膜片による
循環系統の目詰まりや、アノードの位置による成膜速度
の差異はほとんど発生せず、しかも電源からそれぞれ1
7Aの電流供給で72Å/secの成膜速度が得られ、
長尺基板2001の搬送速度200mm/secにて、
実施例2と同様に、基板上に厚さ1μm程度の凹凸を有
する一様な酸化亜鉛膜を1μmの厚みで連続的に作成す
ることができた。
鋼等の金属材料を用いることができるため、機械的・化
学的な経年変化に対して極めて丈夫なものとすることが
できる。
基板上に酸化膜を作成するに際し、電析槽に繋がる配管
系や、電析槽内に配置された配管系に酸化物膜が堆積す
るのを防止して、浴中に粉や膜片等が発生するのを抑制
することができ、また基板上にもやもやとしたムラの発
生しない一様な酸化膜を均一に作成することができる電
析槽、および電析装置を安価に提供することができるも
のである。
る。
ある。
概略図である。
支持ローラー 2015 給電バー 2016 電析浴 2017 アノード 2018 エアー吹き出し管 2019 攪拌エアー導入管 2020 電析浴液供給管 2021、2022、2038〜2043 バルブ 2023 浴循環ポンプ 2024 ヒー夕ー 2025 電析循環槽 2026 蒸気排出ダクト 2027 循環ポンプ 2029 電析予備槽 2030 水洗槽 2032 第一水洗槽 2033 第二水洗槽 2034 第三水洗槽 2035〜2037 供給管 2044〜2046 水循環ポンプ 2047〜2049 水洗循環槽 2051 温風乾燥炉 2052 温風吹き出し管 2053 温風回収管 2054 フィルター 2055 熱風発生炉 2056 外気導入管 2059 蛇行修正ローラー 2060 合紙繰り出しローラー 3000 電析槽 3001 電析浴 3011 エアー吹き出し管 3012 エアー吹き出し管継ぎ手 3013,3015 攪拌エアー導入管 3014 攪拌エアー導入管継ぎ手 3016 電析浴液供給管 3017 電析浴液供給管継ぎ手 3021 浴循環ポンプ 3022 電析循環槽
Claims (24)
- 【請求項1】 電析浴中で基板と電極とに通電して、基
板上に酸化物を作成する電析槽において、 該槽に繋がる配管系および槽内に配置された配管系の全
て、またはこれらの一部が誘電体により形成されている
ことを特徴とする電析槽。 - 【請求項2】 該槽内に配置された配管系が、槽と電気
的に絶縁されていることを特徴とする請求項1に記載の
電析槽。 - 【請求項3】 誘電体が、フッ素樹脂であることを特徴
とする請求項1または2に記載の電析槽。 - 【請求項4】 誘電体が、繊維強化プラスチックである
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電析槽。 - 【請求項5】 基板が長尺基板であることを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載の電析槽。 - 【請求項6】 ロール間で長尺基板を掛け渡して搬送す
るロール・ツー・ロール装置に備えられていることを特
徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電析槽。 - 【請求項7】 電析浴中で基板と電極とに通電して、基
板上に酸化物を作成する電析槽において、該槽に繋がる
配管系および槽内に配置された配管系の全て、またはこ
れらの一部の内外面が、誘電体によりコーティングされ
ていることを特徴とする電析槽。 - 【請求項8】 該槽内に配置された配管系が、槽と電気
的に絶縁されていることを特徴とする請求項7に記載の
電析槽。 - 【請求項9】 コーティングされた誘電体が、フッ素樹
脂であることを特徴とする請求項7または8に記載の電
析槽。 - 【請求項10】 コーティングされた誘電体が、繊維強
化プラスチックであることを特徴とする請求項7または
8に記載の電析槽。 - 【請求項11】 基板が長尺基板であることを特徴とす
る請求項7〜10のいずれかに記載の電析槽。 - 【請求項12】 ロール間で長尺基板を掛け渡して搬送
するロール・ツー・ロール装置に備えられていることを
特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載の電析槽。 - 【請求項13】 電析浴中で基板と電極とに通電して基
板上に酸化物を作成する電析槽と、電析槽を通過した基
板を水洗する水洗手段と、水洗手段を通過した基板を乾
燥する乾燥手段とを備えている電析装置において、 電析槽に繋がる配管系および電析槽内に配置された配管
系の全て、またはこれらの一部が誘電体により形成され
ていることを特徴とする電析装置。 - 【請求項14】 電析槽内に配置された配管系が、電析
槽と電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項1
3に記載の電析装置。 - 【請求項15】 誘電体が、フッ素樹脂であることを特
徴とする請求項13または14に記載の電析装置。 - 【請求項16】 誘電体が、繊維強化プラスチックであ
ることを特徴とする請求項13または14に記載の電析
装置。 - 【請求項17】 基板が長尺基板であることを特徴とす
る請求項13〜16のいずれかに記載の電析装置。 - 【請求項18】 ロール間で長尺基板を掛け渡して搬送
するロール・ツー・ロール装置に備えられていることを
特徴とする請求項13〜17のいずれかに記載の電析装
置。 - 【請求項19】 電析浴中で基板と電極とに通電して基
板上に酸化物を作成する電析槽と、電析槽を通過した基
板を水洗する水洗手段と、水洗手段を通過した基板を乾
燥する乾燥手段とを備えている電析装置において、 電析槽に繋がる配管系および電析槽内に配置された配管
系の全て、またはこれらの一部の内外面が、誘電体によ
りコーティングされていることを特徴とする電析装置。 - 【請求項20】 電析槽内に配置された配管系が、電析
槽と電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項1
9に記載の電析装置。 - 【請求項21】 コーティングされた誘電体が、フッ素
樹脂であることを特徴とする請求項19または20に記
載の電析装置。 - 【請求項22】 コーティングされた誘電体が、繊維強
化プラスチックであることを特徴とする請求項19また
は20に記載の電析装置。 - 【請求項23】 基板が長尺基板であることを特徴とす
る請求項19〜22のいずれかに記載の電析装置。 - 【請求項24】 ロール間で長尺基板を掛け渡して搬送
するロール・ツー・ロール装置に備えられていることを
特徴とする請求項19〜23のいずれかに記載の電析装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21360798A JP3450715B2 (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 電析槽、および電析装置 |
US09/251,300 US20020011419A1 (en) | 1998-02-17 | 1999-02-17 | Electrodeposition tank, electrodeposition apparatus, and electrodeposition method |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP21360798A JP3450715B2 (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 電析槽、および電析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000045098A true JP2000045098A (ja) | 2000-02-15 |
JP3450715B2 JP3450715B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=16641991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21360798A Expired - Lifetime JP3450715B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-07-29 | 電析槽、および電析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3450715B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003530702A (ja) * | 2000-04-06 | 2003-10-14 | アクゾ ノーベル ナムローゼ フェンノートシャップ | 光起電性箔を作る方法 |
JP2013019050A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-31 | Fujifilm Corp | 陽極酸化装置、連続陽極酸化装置および製膜方法 |
-
1998
- 1998-07-29 JP JP21360798A patent/JP3450715B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003530702A (ja) * | 2000-04-06 | 2003-10-14 | アクゾ ノーベル ナムローゼ フェンノートシャップ | 光起電性箔を作る方法 |
JP2013019050A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-31 | Fujifilm Corp | 陽極酸化装置、連続陽極酸化装置および製膜方法 |
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---|---|
JP3450715B2 (ja) | 2003-09-29 |
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